JP3630955B2 - 粉体の付着力測定方法、粉体の付着力測定装置及びトナー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、トナー等の粉体の付着力を測定する粉体の付着力測定方法及び粉体の付着力測定装置、また適切な付着力を有するトナーに係り、特に、粒径が小さくて荷電されたトナー等の粉体における付着力を簡単かつ適切に測定できるようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、粉体の付着力を測定する方法としては、粉体物性測定法(朝倉書店,早川宗八郎編 1969年)に示されるスプリングバランス法や振り子法、電子写真学会ジョイントシンポジウム論文集(竹内学 静電気学会 1995年)に示される衝撃法や遠心法、また電界を作用させてトナーを飛翔させるトナー飛翔法等が知られていた。
【0003】
ここで、上記のスプリングバランス法や振り子法においては、トナーのような小さな粒径の粉体の付着力を測定することが困難であり、また衝撃法や遠心法においては、その測定手順や操作が複雑であり、粉体の付着力を調べるのに長い時間を要すると共に、測定される付着力の変動幅が大きく、安定した付着力の測定が行なえないという問題があった。
【0004】
また、トナー飛翔法においては、電界を作用させてトナーの付着力を測定するため、絶縁性トナーのような高付着力のトナーにおいては、高電界を作用させる必要があり、この場合に気中放電が生じてしまい、このようなトナーの付着力を測定することができないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、トナー等の粉体の付着力を測定する場合における上記のような様々な問題を解決することを課題とするものであり、特に、粒径が小さくて荷電されたトナー等の粉体の付着力が簡単な方法で安定して適切に測定できるようにすると共に、感光体に対して適切な付着力を有し、適切な転写が行なえるトナーを提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明における粉体の付着力測定方法においては、上記のような課題を解決するため、荷電されて被付着体に付着された粉体に振動を加え、この振動によって被付着体から飛翔した粉体を電界の作用により捕集し、上記の振動によって粉体に加わる力と、電界によって粉体に作用する力と、捕集された粉体の質量とから粉体の付着力を測定するようにしたのである。
【0009】
また、この発明における粉体の付着力測定装置においては、上記のような課題を解決するため、荷電された粉体が付着された被付着体と;この被付着体を振動させて付着された粉体に振動を加える振動手段と;上記の被付着体から飛翔した粉体を捕集する捕集体と;上記の被付着体と捕集体との間に上記の粉体を捕集体に引きつける電界を作用させる電界手段と;上記の振動手段によって粉体に加わる力と、上記の電界発生手段により粉体に作用する力と、捕集体に捕集された粉体の質量とに基づいて粉体の付着力を算出する付着力算出手段とを設けるようにしたのである。
【0010】
ここで、この発明における粉体の付着力測定方法や粉体の付着力測定装置のように、荷電された粉体が付着された被付着体を振動手段により振動させて、荷電された粉体に振動を与えると共に、この被付着体と飛翔した粉体を捕集する捕集体との間に電界手段により粉体を捕集体に引きつける電界を作用させ、振動によって粉体に加わる力と、電界手段によって粉体に作用する力と、捕集体に捕集された粉体の質量とに基づいて付着力算出手段により粉体の付着力を算出すると、粒径が小さくて荷電されたトナー等の粉体における付着力が、簡単な装置によって適切に安定して測定できるようになる。
【0011】
また、上記のように荷電された粉体の付着力を付着力算出手段によって算出するにあたり、被付着体に付着された粉体の総電荷量に対して捕集体に捕集された粉体の電荷量が50%に達した時点における粉体の付着力を平均付着力として算出すると、粒径が小さくて荷電されたトナー等の粉体における平均的な付着力が適切に安定して測定できるようになる。
【0012】
また、このようにして測定した平均付着力が1.0×10−8N以下になったトナーを用いた場合、感光体に付着されたこのトナーが普通紙等の記録媒体に効率良く転写されるようになる。
【0013】
【実施例】
以下、この発明の実施例に係る粉体の付着力測定方法及び粉体の付着力測定装置を添付図面に基づいて具体的に説明すると共に、この発明の条件を満たすトナーを用いた場合に転写効率が向上されることを明らかにする。
【0014】
ここで、この実施例においては、図1に示すように、被付着体10として、厚みが0.5mmのSUS製の電極板11の表面に、ブチラール樹脂とチタニルフタロシアニンとが1:1の割合で含有されて膜厚が約0.2μmになった電荷発生層12と、ポリカーボネート樹脂とヒドラゾン系化合物とが1:1の割合で含有されて膜厚が約20μmになった電荷輸送層13とが形成されたものを用いる一方、粉体1としてはトナーtを用いるようにした。
【0015】
そして、この被付着体10の表面に帯電されたトナーtを供給し、トナーtが重ならないようにして、被付着体10の表面に一層のトナーtを付着させた。なお、このように被付着体10の表面に一層のトナーtを付着させるにあたっては、例えば、この被付着体10の表面を帯電装置(図示せず)により僅かに帯電させ、この被付着体10の表面に帯電されたトナーtを現像ローラ(図示せず)から供給し、被付着体10の表面に一層のトナーtを付着させるようにすることができる。
【0016】
ここで、このようにして被付着体10の表面に付着されたトナーtの付着力を求めるにあたっては、図2に示すように、上記の被付着体10の裏面に、この被付着体10を振動させる振動手段20として、ピエゾ素子21を取り付け、このピエゾ素子21に交流電源22から交流電圧を印加させてピエゾ素子21を振動させるようにした。
【0017】
一方、この被付着体10の表面と所要間隔を介するようにして被付着体10から飛翔したトナーtを捕集する捕集体30として捕集電極30を設けると共に、被付着体10とこの捕集電極30との間に電界を作用させる電界手段40として直流電源40を設けるようにした。
【0018】
そして、この直流電源40から被付着体10と捕集電極30との間に直流電圧を印加させて、上記のように帯電されたトナーtを捕集電極30に引きつける電界を作用させると共に、上記のピエゾ素子21に交流電源22から交流電圧を印加させて、このピエゾ素子21により被付着体10を上下に振動させて、被付着体10の表面に付着されたトナーtを振動させ、被付着体10の表面から飛翔したトナーtを捕集電極30により捕集するようにした。
【0019】
そして、被付着体10の振動によってトナーtに加わる力F1と、被付着体10と捕集電極30との間の電界によってトナーtを捕集電極30に引きつける方向に作用する力F2と、捕集電極30に捕集されたトナーtの質量mとに基づいて、付着力算出手段50であるコンピュータ50によってトナーtの付着力を算出するようにした。
【0020】
ここで、被付着体10の振動によってトナーtに加わる力F1を求めるにあたっては、上記の被付着体10と対向するようにして高精度変位センサー51をセットし、この高精度変位センサー51によって測定された被付着体10の振幅A及び振動周波数fとをコンピュータ50に与え、このコンピュータ50によりトナーtに加わる振動加速度αを求めると共に、この振動加速度αとトナーtの質量mとから、下記の式1により上記のF1を求めた。
【0021】
【数1】
F1=mα=mA(2πf)2 …(1)
【0022】
また、被付着体10と捕集電極30との間に作用する電界によってトナーtを捕集電極30に引きつける力F2を求めるにあたっては、被付着体10と捕集電極30との間に直流電源40から印加させる直流電圧のデータをコンピュータ50に与え、この直流電圧及び被付着体10と捕集電極30との間の距離とから被付着体10と捕集電極30との間に作用する電界強度Eを算出すると共に、この電界強度Eとトナーtの平均帯電量qとから、下記の式2により上記のF2を求めた。
【0023】
【数2】
F2=qE…(2)
【0024】
そして、コンピュータ50において、上記のF1とF2とトナーtの質量mと重力加速度gとから、下記の式3によりトナーtの付着力Faを求めた。
【0025】
【数3】
Fa=F1+F2−mg=mA(2πf)2 +qE−mg…(3)
【0026】
ここで、上記のように求めたトナーtの付着力Faより(F1+F2−mg)の値が大きくなると、トナーtが被付着体10から飛翔して捕集電極30に捕集されるようになる。
【0027】
そして、上記の被付着体10に付着させたトナーtの総電荷量Q0 に対して捕集電極30に捕集されたトナーtの電荷量Q1 の比率と、上記のようにして求めたトナーtの付着力Faとの関係を図3に示した。
【0028】
また、被付着体10に付着されたトナーtの総電荷量Q0 に対して捕集電極30に捕集されたトナーtの電荷量Q1 の比率が50%に達した時点における上記の付着力の値を平均付着力として求めた。
【0029】
次に、トナーtとして、下記のようにして得たトナーt1〜t9を用い、上記のようにしてこれらの各トナーt1〜t9における平均付着力を求めるようにした。
【0030】
(トナーt1)
このトナーt1においては、芳香族ジオールと脂肪族ジカルボン酸から得られた線状ポリエステル樹脂を使用した平均粒径8μmのトナー粒子100重量部に対して、被表面積が110m2 /gの疎水性シリカ微粒子を0.75重量部、1次粒径が50nmのアナターゼ型酸化チタン粒子を0.75重量部、粒径が300nmのチタン酸ストロンチウム粒子を1.5重量部加えて後処理を行ない、さらに、ハイブリダイゼーションシステムNHS−3型(奈良機械製作所社製)を用い、ブレード先端の周速を80m/sにして10分間形状処理を行なった。
【0031】
(トナーt2)
このトナーt2においては、上記のトナーt1と同じトナー粒子を用い、このトナー粒子100重量部に対して、1次粒径が50nmのアナターゼ型酸化チタン粒子を0.75重量部、被表面積が225m2 /gの疎水性シリカ微粒子を0.75重量部加えて後処理を行ない、さらに、上記のハイブリダイゼーションシステムNHS−3型を用い、そのブレード先端の周速を80m/sにして5分間形状処理を行なった。
【0032】
(トナーt3)
このトナーt3においては、上記のトナーt2において、上記のハイブリダイゼーションシステムNHS−3型による形状処理を10分間に変更し、それ以外は、上記のトナーt2と同様にした。
【0033】
(トナーt4)
このトナーt4においては、上記のトナーt1と同じトナー粒子を用い、このトナー粒子100重量部に対して、1次粒径50nmのアナターゼ型酸化チタン粒子を0.6重量部、被表面積が110m2 /gの疎水性シリカ微粒子を1.2重量部加えて後処理を行なった。
【0034】
(トナーt5)
このトナーt5においては、上記のトナーt1におけるトナー粒子をそのまま用いるようにした。
【0035】
(トナーt6)
このトナーt6においては、上記のトナーt1と同じトナー粒子を用い、このトナー粒子100重量部に対して、被表面積が110m2 /gの疎水性シリカ微粒子を0.2重量部、1次粒径が250nmのアナターゼ型酸化チタン粒子を0.1重量部加えて後処理を行なった。
【0036】
(トナーt7)
このトナーt7においては、上記のトナーt1と同じトナー粒子を用い、このトナー粒子100重量部に対して、被表面積が110m2 /gの疎水性シリカ微粒子を0.4重量部、1次粒径が250nmのアナターゼ型酸化チタン粒子を0.2重量部加えて後処理を行なった。
【0037】
(トナーt8)
このトナーt8においては、上記のトナーt1と同じトナー粒子を用い、このトナー粒子100重量部に対して、被表面積が110m2 /gの疎水性シリカ微粒子を0.75重量部、1次粒径が50nmのアナターゼ型酸化チタン粒子を0.75重量部、粒径が300nmのチタン酸ストロンチウム粒子を1.5重量部加えて後処理を行ない、さらに、上記のハイブリダイゼーションシステムNHS−3型を用い、ブレード先端の周速を80m/sにして5分間形状処理を行なった。
【0038】
そして、上記の各トナーt1〜t8を所定の帯電量になるように帯電させ、このように帯電された各トナーt1〜t8をそれぞれ上記の被付着体10の表面に一層の厚みで付着させ、このように付着された各トナーt1〜t8の平均帯電量をブローオフ法により測定し、その結果を下記の表1に示すと共に、各トナーt1〜t8の平均質量m及び被付着体10の表面に付着された各トナーt1〜t8の総電荷量Q0 を測定した。
【0039】
また、各トナーt1〜t8が付着された被付着体10と捕集電極30との間隔を1mmにセットすると共に、このように被付着体10に付着された各トナーt1〜t8が捕集電極30に引き付けられるように、上記の直流電源40からこの被付着体10と捕集電極30との間に200Vの電圧を印加させると共に、被付着体10の裏面に設けられた上記のピエゾ素子21に対して、上記の交流電源22からそれぞれ周波数が45kHzの交流電圧を1回あたり100msecの時間で作用させるようにした。
【0040】
そして、上記の交流電源22からピエゾ素子21に印加させる交流電圧の振幅を順々に増加させて、ピエゾ素子21における振動を次第に大きくし、各被付着体10の振幅を0〜2μmの範囲で増加させ、上記のようにして各トナーt1〜t8における平均付着力を求め、その結果を下記の表1に示した。
【0041】
【表1】
【0042】
この結果、上記のトナーt1〜t3の平均付着力は1.0×10−8N以下になっていたのに対して、トナーt4〜t8の平均付着力は1.0×10−8Nより大きくなっていた。
【0043】
次に、図4に示すように、被付着体10として、厚みが1mmのアルミニウム製の電極板11aの表面に、前記の被付着体10と同様に、ブチラール樹脂とチタニルフタロシアニンとが1:1の割合で含有されて膜厚が約0.2μmになった電荷発生層12と、ポリカーボネート樹脂とヒドラゾン系化合物とが1:1の割合で含有されて膜厚が約20μmになった電荷輸送層13とが形成されたものを用い、この被付着体10の表面に上記のように帯電されたトナーt1〜t8をそれぞれ一層の厚みで付着させた。
【0044】
そして、導電性のウレタンゴムを用いた転写ローラ3に+1.6kVの直流電圧を印加させて、上記の被付着体10に付着された各トナーt1〜t8を普通紙を用いた記録媒体2に転写させ、下記の式4より各トナーt1〜t8の転写効率を求め、その結果を下記の表2に示した。
【0045】
【数4】
転写効率(%)=[(M2−M1)/M2]×100…(4)
【0046】
なお、上記の式4中、M1は転写されずに被付着体10に残った各トナーt1〜t8の重量、M2は被付着体10に付着された各トナーt1〜t8の全重量である。
【0047】
【表2】
【0048】
この結果から明らかなように、上記の平均付着力の値が1.0×10−8N以下になったトナーt1〜t3を用いた場合には、平均付着力の値が1.0×10−8Nより高いトナーt4〜t8を用いた場合に比べて、その転写効率が著しく向上していた。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明の請求項1に示す粉体の付着力測定方法や請求項2に示す粉体の付着力測定装置においては、荷電された粉体が付着された被付着体を振動手段により振動させて、荷電された粉体に振動を与える共に、この被付着体と飛翔した粉体を捕集する捕集体との間に電界手段により粉体を捕集体に引きつける電界を作用させ、振動によって粉体に加わる力と、電界手段によって粉体を捕集体に引きつける方向に作用する力と、捕集体に捕集された粉体の質量とに基づいて付着力算出手段により粉体の付着力を算出するようにしたため、粒径が小さくて荷電されたトナー等の粉体における付着力が、簡単な装置によって適切に安定して測定できるようになった。
【0051】
また、上記のように荷電された粉体の付着力を付着力算出手段によって算出するにあたり、被付着体に付着された粉体の総電荷量に対して捕集体に捕集された粉体の電荷量が50%に達した時点における粉体の付着力を平均付着力として算出すると、粒径が小さくて荷電されたトナー等の粉体における平均的な付着力が適切に測定できるようになった。
【0052】
そして、上記のようにして測定した平均付着力が1.0×10−8N以下のトナーを用いた場合、感光体に付着されたこのトナーが普通紙等の記録媒体に効率良く転写されるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例において、被付着体の表面に粉体(トナー)を付着させた状態を示した概略図である。
【図2】同実施例において、被付着体の表面に付着されたトナーの付着力を測定する状態を示した概略図である。
【図3】同実施例において、被付着体に付着させたトナーの総電荷量Q0 に対して捕集電極に捕集されたトナーの電荷量Q1 の比率と、被付着体の表面に付着されたトナーの付着力Faとの関係を示した図である。
【図4】同実施例において、被付着体の表面に付着されたトナーを転写紙に転写させる状態を示した図である。
【符号の説明】
1 粉体
10 被付着体
20 振動手段
30 捕集体(捕集電極)
40 電界手段(直流電源)
50 付着力算出手段(コンピュータ)
t トナー
Claims (4)
- 荷電されて被付着体に付着された粉体に振動を加え、この振動によって被付着体から飛翔した粉体を電界の作用により捕集し、上記の振動によって粉体に加わる力と、電界によって粉体に作用する力と、捕集された粉体の質量とから粉体の付着力を測定することを特徴とする粉体の付着力測定方法。
- 荷電された粉体が付着された被付着体と;この被付着体を振動させて付着された粉体に振動を加える振動手段と;上記の被付着体から飛翔した粉体を捕集する捕集体と;上記の被付着体と捕集体との間に上記の粉体を捕集体に引きつける電界を作用させる電界手段と;上記の振動手段によって粉体に加わる力と、上記の電界発生手段によって粉体に作用する力と、捕集体に捕集された粉体の質量とに基づいて粉体の付着力を算出する付着力算出手段とを有することを特徴とする粉体の付着力測定装置。
- 請求項2に記載した粉体の付着力測定装置において、被付着体に付着された粉体の総電荷量に対して捕集体に捕集された粉体の電荷量が50%に達した時点において、上記の付着力算出手段により算出された粉体の付着力を平均付着力とすることを特徴とする粉体の付着力測定装置。
- 上記の請求項3に記載した平均付着力が1.0×10 -8 N以下であることを特徴とするトナー。
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