JP3628647B2 - 水虫用皮膚薬用淡竹竹酢混合液作製方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水虫による強い痒みに対する苦痛及び周囲の人に対する罹患による迷惑な悪臭を阻止する、殺菌、抗菌、消臭作用をもつ、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明者は、「水虫」とはこれまでは何の係りもなく過ごしてきたが、突如或る日、足の指周りが甚だしく痒くなり、日を追うに従い、痒さは両足にまで拡がり夜も眠れぬ程になってしまった。そこで、医薬、売薬はもとより、人伝にて酢がよいと聞けば酢を塗り、大黄がよいと聞けばこすり潰して貼り付けるなどした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、それは単なる一時しのぎであり、半ば諦めざるを得なかった。
かかる試行錯誤の上、本発明者は、皮膚対処液、特に水虫に効く皮膚対処液を発明することになった。また、その試行錯誤の中で、水虫に対して効くばかりでなく、一般に美容、しわとり、しみとり、疥癬、虫刺され、陰金田虫などにも効く皮膚対処液及び成人病に効くドリンク剤をにも併せて有効とする発明をすることになったのである。
【0004】
尚、本発明を行った後に、公開特許公報を調べてみると、竹酢液を用いたもので人体に対して直接用いるものとしては、竹の顕著な成長力を利用した竹酢又は竹酢エキスによる新規な育毛剤(特開2000−159639)、竹炭粉と竹酢液とを配合させた歯磨組成物(特開2000−143471)、木酢液と竹酢液を有効成分とする抗炎症、抗アレルギー作用を目的とした化粧料(特開平11−60465号)、健康ドリンク剤又は抗菌剤としての食品添加物、更に殺菌剤として農薬としても使用できる竹酢精製液の製造方法及びその使用方法(特開平5−95769号)などがあったが、水虫に対応したものは見られなかった。
【0005】
ここで、本発明の解決すべき主要な目的は以下の通りである。
【0006】
本発明の第1の目的は、特に、水虫に効く淡竹竹酢混合液作製方法を提供することにある。
【0007】
本発明の第2の目的は、いわゆる化学品を用いることなく、自然界に存在する植物を用いて、漢方的処方により副作用や身体を害することなく、しかも環境に優しい、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法を提供することにある。
【0008】
本発明の第3の目的は、水虫等に対し消臭作用があり周囲に迷惑をかけない、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、明細書、図面、特に特許請求の範囲における各請求項の記載から自ずと明らかとなろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明方法は、上記課題を解決するに当たり、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液を作製するに当たり、淡竹から淡竹竹酢液を、孟宗竹から孟宗竹竹酢液を、それぞれ採取して当該淡竹竹酢液と当該孟宗竹竹酢液とを1:1乃至3の体積割合で混合させた後に、大蒜を破砕して混入して掻き混ぜ、常温、遮光下で2ヶ月以上静置した後に、上中下分離した三液層の中間水層のみを分離抽出して第二混合液とし、当該第二混合液に、別途、一以上の薬草の乾燥物を水で煎じて抽出した抽出液を混入して掻き混ぜ、常温、遮光下で更に1ヶ月以上静置して、消臭作用液を混入して、当該消臭作用の効果が現れた段階になって、濾過する、という特徴的構成手法を講じる。
【0011】
更に、具体的詳細に述べると、当該課題の解決では、本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手法を採用することにより、上記目的を達成するように為される。
【0012】
本発明方法の第1の特徴は、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液を作製する方法であって、淡竹から淡竹竹酢液を、孟宗竹から孟宗竹竹酢液を、それぞれ採取して当該淡竹竹酢液と当該孟宗竹竹酢液とを1:1乃至3の体積割合で混合して第一混合液を作製し、当該第一混合液中にて大蒜を破砕して掻き混ぜ、常温、遮光下で2ヶ月以上静置した後に、上中下分離した三液層の中間水層のみを分離抽出して第二混合液とし、当該第二混合液に、別途、さいかち、竜胆の何れか又は双方を含んだ殺菌作用のある一以上の薬草の乾燥物を水で煎じて抽出した抽出液を混入して掻き混ぜ、常温、遮光下で更に1ヶ月以上静置して、消臭作用液を混入して、当該消臭作用の効果が現れた段階になって、濾過してなる、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法の構成採用にある。
【0013】
本発明方法の第2の特徴は、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液を作製する方法であって、淡竹から淡竹竹酢液を、孟宗竹から孟宗竹竹酢液を、それぞれ採取して当該淡竹竹酢液と当該孟宗竹竹酢液とを1:1乃至3の体積割合で混合して第一混合液を作製し、当該第一混合液中にて大蒜を破砕して掻き混ぜ、常温、遮光下で2ヶ月以上静置した後に、上中下分離した三液層の中間水層のみを分離抽出して第二混合液とし、当該第二混合液に、松油、肉桂エキス、紫蘇油、クエン酸の内一以上を混入すると共に、別途、殺菌作用のある一以上の薬草の乾燥物を水で煎じて抽出した抽出液を混入して掻き混ぜ、常温、遮光下で更に1ヶ月以上静置して、消臭作用液を混入して、当該消臭作用の効果が現れた段階になって、濾過してなる、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法の構成採用にある。
【0014】
本発明方法の第3の特徴は、上記本発明方法の第1又は第2の特徴における前記一以上の薬草が、きささげ、紫、十薬、さいかち、竜胆の何れか又は組合せであって、さいかち、竜胆の何れか又は双方を必ず含んでなる、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法の構成採用にある。
【0015】
本発明方法の第4の特徴は、上記本発明方法の第1、第2又は第3の特徴における前記消臭作用液が、柿エキスである、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法の構成採用にある。
【0016】
本発明方法の第5の特徴は、上記本発明方法の第1、第2、第3又は第4の特徴における前記淡竹竹酢液と前記孟宗竹竹酢液の混合が、前記第一混合液として、その混合比を1:1乃至3の比率とし、その内1:2の比率が最良である、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法の構成採用にある。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を方法例、その方法により作製された液例の順に説明する。
【0018】
(方法例)
本発明の一実施形態である水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法について以下説明する。
第一段階として、製造容器(例えば内部観察及び操作性を考慮して広口透明ビンが好ましい)を用いて、孟宗竹の竹酢液に淡竹の竹酢液を所定の体積割合(具体的には後述するが、孟宗竹竹酢液:淡竹竹酢液=1乃至3:1、好ましくは2:1)で混合し、第一混合液を作製する。
【0019】
第二段階として、この第一混合液に、破砕器(例えばミキサーなど)を用いて破砕した大蒜を入れてよく掻き混ぜた後、直射日光の当らない場所において数ヶ月(例えば二ヶ月、三ヶ月)常温にてそのまま密封したままで寝かせ、その後、上中下層の三液層に自然分離した中間液層の水層のみを分離抽出濾過して濾液として第二混合液を作製する一方で、別途、(1)きささげの実、莢、(2)紫の茎根、(3)十薬の全草、(4)さいかちの実、莢、(5)竜胆の根、を乾燥させ、例えば琺瑯の容器で、水を入れて一緒に混ぜて煎じて濾過して抽出液を抽出する(なお、(1)乃至(5)は個別に煎じて抽出した後に混合させてもよい。)。
【0020】
第三段階として、第二混合液に、先ず、当該抽出した抽出液を混合し、(6)松油、(7)肉桂エキス、(8)紫蘇油(エキス)、(9)クエン酸をそれぞれ混入してよく撹拌して第二段階と同様に直射日光の当らない場所にて数ヶ月(例えば約一ヶ月)常温にて寝かせ、その後、消臭作用のある液(例えば、京都府山城特産(10)柿エキスなどの渋柿エキス)を加え撹拌して、竹酢液、大蒜などに起因する臭いがなくなった段階(凡そ一、二ヶ月後)で、濾過しその濾液として、美しい薄飴色の淡竹竹酢液(特に、「水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢液」と呼ぶことにする。なお、「水虫用」を冠するが、別に水虫専用という意味ではなく、しみとり、しわとりその他の皮膚薬液として使用でき、また健康ドリンクにもなる。)を得ることができる。
【0021】
ところで、第二段階で混合させる破砕した大蒜は、単に大蒜のみを破砕器で破砕するのではなく、破砕器の器に大蒜を入れ、大蒜が隠れる程度に第一混合液を入れて行うと操作性がよくなり、しかも第一混合液になじみやすくなり、結果として第二混合液として寝かせる時間も短縮可能となる。
【0022】
また、第一混合液となる、孟宗竹、淡竹の各竹酢液については、市販の物を用いることもできるが、実際には、炭釜で実際に孟宗竹、淡竹(茎部)を炭化させて、その際に生じる煙を冷却して、不要部分(タールなど)を取り除いて得ることのできる原液、また、それを精製した精製液又はそれを蒸留した蒸留液を用いることが、本発明の主旨に合致する。
【0023】
(水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液例)
ここで、本発明の一実施形態である水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法にて作製した水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液の量的な関係について凡その一例を挙げることにする。
【0024】
先ず、第一段階での孟宗竹、淡竹の各竹酢液であるが、これは、自家製の釜(直径2.6〜2.7m)で孟宗竹、淡竹を蒸焼きして乾留して不純物を取り除いてそれぞれ作製した液物である。
【0025】
孟宗竹(例えば、直径約10cm、長さ1.2乃至1.4m)を本数で例えば、550乃至600本、30cm束で75乃至80束を用いて、孟宗竹の竹酢液(原液)として、80乃至130リットル得ることができる。
【0026】
淡竹(例えば、直径約4.5cm、長さ1.2乃至1.4m)を本数で例えば、2800乃至3000本、30cm束で75乃至80束を用いて、淡竹の竹酢液(原液)として、80乃至130リットル得ることができる。
【0027】
上述の第一混合液としては、例えば、孟宗竹の竹酢液(原液)1.2リットルと淡竹の竹酢液(原液)0.6リットルを用いる。そして、例えば、大蒜180グラムをこの第一混合液中にて破砕して掻き混ぜて混合し、常温、遮光下で2ヶ月以上静置した後に、上中下分離した三液層の中間水層のみを分離抽出する上述の手法で第二混合液を作製する。
【0028】
前述の抽出液としては、例えば、(1)きささげ10グラム、(2)紫根6グラム、(3)十薬30グラム、(4)さいかち3グラム、(5)竜胆2グラムを、琺瑯の容器に入れ、それぞれ6倍の量の水を加えて、一緒に混ぜて煎じて濾過して作製する(なお、(1)乃至(5)を個別に煎じて抽出した後に混合させる場合には、(1)と(3)はその元の量が他に比べて多いので、10倍の量の水を加えて煎じて体積が約1/10となるまで煎じることになる。)。
【0029】
第三段階で加える量としては、この作製した量の抽出液と、例えば、更に(6)松油8グラム、(7)肉桂エキス3グラム、(8)紫蘇油(エキス)1グラム、(9)クエン酸20グラム、(10)渋柿エキス20グラムである。
【0030】
ところで、この段階で得られた水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液で混入されている各種の主な成分及び主な薬効を示すと、表1及び2のようになる。
【0031】
【表1】
Figure 0003628647
【0032】
【表2】
Figure 0003628647
【0033】
この水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液は、表1に示した様な主要な成分により、表2に示した効能を、別個独立に作用させるのではなく、淡竹竹酢液、孟宗竹竹酢液、大蒜、(1)きささげ、(2)紫根、(3)十薬、(4)さいかち、(5)竜胆、(6)松油、(7)肉桂、(8)紫蘇油(エキス)、(9)クエン酸、(10)渋柿エキスの各成分効能と相俟って重畳的相乗的に作用させることで、皮膚薬液として、例えば水虫菌などに対して効果覿面であり、また同時に、健康ドリンクとしても、身体に対して効果覿面である。
【0034】
(美肌液としての淡竹竹酢混合液の作製方法)
前述した方法で作製した水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液に、あまどころ、はとむぎ(場合には、はとむぎの代わりに梔子を用いて)を煎じ詰めて得た抽出液を(必要に応じて柚子液をも)加えて、より良質な美肌液となる。特に、顔に対しては化粧水としての美顔水となる。
【0035】
(美肌液としての淡竹竹酢混合液)
本発明一実施形態である水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法により作製された美肌液としての淡竹竹酢混合液は、前述のその方法により作製された液物である。ここで、一例として美肌液を例として量的な関係について凡そ説明しておくと、前述の水虫用淡竹竹酢混合液での量的関係により作製された、例えば水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液1.8リットルに、はとむぎ6グラム、あまどころ6グラムで前述の作製方法により作製された液物である。
【0036】
なお、煎じる際には、同程度の重さの水で煎じて、加えた重さ分だけ煮詰めることになる。なお、煎じる際には、それぞれ別個独立に煎じてもよいが、はとむぎと、あまどころとを一緒にしてもよい。
【0037】
ところで、この段階まで行うことで得られた美肌液としての淡竹竹酢混合液で混入されている各種の主な成分及び主な薬効を示すと、表3のようになる。なお、表1、2で既に示したものについては省略してある。
【0038】
【表3】
Figure 0003628647
【0039】
特に、はとむぎ、あまどころを加えることにより、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢液のところで説明した重畳作用、相乗作用を更にもたらし、特に肌にとって有益な薬効をもたらすことになる。
以上、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法について説明したが、ここで、実際の効能について言及する。
【0040】
(水虫への効能)
前述の、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液を、水で約3倍に(お肌の弱い人にとっては効果が強い場合もあるので、約5、6倍に)薄め、一般に市販されている風呂用深靴に半分入れてそれに足を挿入し、足首まで浸かる程度で、一日一回十五分ほど浸す。
【0041】
すると、驚くほど足裏の厚い皮膚が剥がれ落ちる(この点何等心配は不要である)。その後、使った液は布などで濾してから、適切な容器(ビンなど)に戻して、液が少なくなったらそれに注ぎ足すようにする(繰り返し使用しても効用に特段の差異はないことは確認済みである。)。これを毎日繰り返して約二十日続けることで、その後の十日は液を塗り付けるだけでよい。
【0042】
この手順を、実際には夏の八月下旬から行い、その後、三月末に念の為予防として、約一週間液を塗ることを行ったが、その後約半年以上たつも何事もなく過ごしている。漢方処方による体質改善の如く、その効能持続は驚くべきものがある。
【0043】
この水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液は、特色として、(i)一回塗ったり、浸しただけ痒みがおさまり、嫌なにおいもなくなる。(ii)水虫の影響で足の小指が変形したり、水虫の巣が爪の間に溜り持ち上がって爪の色も黒くなり変形して見苦しいものとなっていたにも関わらず、この水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液に浸したり、塗ったりすることにより、元通りに治った。後遺症も残さず完全治癒をもたらす。
【0044】
また、木酢液、孟宗竹の竹酢液のそれぞれと、本発明の水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液との効用などを比較すると、表4のようになる。この表4の様に、この表の上から下に向うに従い、色は薄くなり、匂いも少なくなり、効き目は極めてよくなる。
【0045】
【表4】
Figure 0003628647
【0046】
(その他の効能)
水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液を毎日塗っていたら、某外科医によると、膝頭の「かいせん」は全快し、腹部の「なまず」も殆どとれたと、喜んでいる。
また、水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液を浸していたら、足が白く、柔らかく、色艶まででてきた。更に、顔、手、手首等のしみは段段と消えて行くではないか。本発明者にとって、老いてもこの喜ばしきことがひとしおであり、何よりも驚いたことに、肌が引き締り、たるみも少しずつとれてしわも伸びてゆくではないか。
【0047】
このような極めて優れた効能を奏する水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液を使用するに際して心得ておかねばならぬことは、水虫、しみ、そばかすといったものは、一朝一夕によくなるというものではなく、気長に毎日続けることが肝要であるという点である。即ち、しみ、そばかす、なまずは、人目でよくなったことが判るものの、水虫は見極めが難しい。足の裏全体が柔らかくなり黄色がかったくすみがとれて綺麗な薄桃色に変わり足裏の感触も平常になるまでの辛抱である。
【0048】
以上説明したように、本発明の水虫用皮膚薬液淡竹竹酢混合液作製方法においては、その素材を全て自然の身体にも優しいものを用いているので、残り滓は農作物の肥料として再利用でき、その作製において使用した器具類の洗浄水は川に流しても何等環境に影響を与えることなく無害である。即ち、身体にも環境にも極めて安全なものができたのである。
【0049】
また、万が一誤って口に入れたり飲み込んだりした場合であっても、その素材に関して、安全かつ身体に有益になるように、吟味して選択したものであるので、心配ご無用である。
更には、蚤、蚊、ダニ等の害虫は自然に居なくなり、ゴキブリも淡竹竹酢混合液が完成してから見たことはない。
【0050】
以上、本発明の実施の形態である作製方法例を説明したが、本発明の目的を達し、下記する効果を奏する範囲において、適宜変更して実施可能である。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、水虫による強い痒みを解消し、また同時にしみとりその他の皮膚に対して有効に作用する液を得ることができ、成人病に良い健康ドリンクにもなるところ、自然界のものを用いることを主眼としてその組成素材を吟味し、しかもその量についても各成分作用が最も効率的に有効作用する様に調整したので、身体にとって極めて有効であり、身体を害することなく、また自然環境にとって極めて優しい製法にて作製できるといった優れた効果を有する。

Claims (5)

  1. 水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液を作製する方法であって、
    淡竹から淡竹竹酢液を、孟宗竹から孟宗竹竹酢液を、それぞれ採取して当該淡竹竹酢液と当該孟宗竹竹酢液とを1:1乃至3の体積割合で混合して第一混合液を作製し、
    当該第一混合液中にて大蒜を破砕して掻き混ぜ、常温、遮光下で2ヶ月以上静置した後に、上中下分離した三液層の中間水層のみを分離抽出して第二混合液とし、
    当該第二混合液に、別途、さいかち、竜胆の何れか又は双方を含んだ殺菌作用のある一以上の薬草の乾燥物を水で煎じて抽出した抽出液を混入して掻き混ぜ、常温、遮光下で更に1ヶ月以上静置して、
    消臭作用液を混入して、当該消臭作用の効果が現れた段階になって、濾過する、
    ことを特徴とする水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法。
  2. 水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液を作製する方法であって、
    淡竹から淡竹竹酢液を、孟宗竹から孟宗竹竹酢液を、それぞれ採取して当該淡竹竹酢液と当該孟宗竹竹酢液とを1:1乃至3の体積割合で混合して第一混合液を作製し、
    当該第一混合液中にて大蒜を破砕して掻き混ぜ、常温、遮光下で2ヶ月以上静置した後に、上中下分離した三液層の中間水層のみを分離抽出して第二混合液とし、
    当該第二混合液に、松油、肉桂エキス、紫蘇油、クエン酸の内一以上を混入すると共に、別途、殺菌作用のある一以上の薬草の乾燥物を水で煎じて抽出した抽出液を混入して掻き混ぜ、常温、遮光下で更に1ヶ月以上静置して、
    消臭作用液を混入して、当該消臭作用の効果が現れた段階になって、濾過する、
    ことを特徴とする水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法。
  3. 前記一以上の薬草は、
    きささげ、紫、十薬、さいかち、竜胆の何れか又は組合せであって、さいかち、竜胆の何れか又は双方を必ず含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法。
  4. 前記消臭作用液は、
    柿エキスである、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法。
  5. 前記淡竹竹酢液と前記孟宗竹竹酢液の混合は、
    前記第一混合液として、その混合比を1:1乃至3の比率とし、その内1:2の比率が最良である、
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の水虫用皮膚薬液用淡竹竹酢混合液作製方法。
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