JP3628394B2 - 調理玩具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は料理および食事行程を学習し且つ楽しむことができる調理玩具に係り、特におろし作業を営むことのできる調理玩具に関する物である。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベルベットファスナーによって着脱可能に連結された玩具としては、野菜・果物類、その他肉やパンなど様々な食物を模倣した物がある。それらはプラスチックなどにより前記食物を縦横又は輪切り状に複数の部分に分割して成形され、各部分をベルベットファスナーによって連結して、刃物玩具又は素手などによって切断、分離するよう構成された物であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の玩具ではベルベットファスナーは構成部品の着脱用途に用いられていた。然し、ベルベットファスナーの荒目の表面は、それを互いにこすりあわせれば物をすり下ろすときの音に似た音を発することができ、従来、このような性質に着目した玩具は存在しなかった。
【0004】
そこで本発明は、おろし面にベルベットファスナーを貼着したおろし玩具と、ベルベットファスナーによって着脱可能に連結された野菜類または果物類を模倣した料理材料玩具を組み合わせることによって、すり下ろすという行程を学習し且つ楽しむことができる玩具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る調理玩具は、おろし器を模倣した玩具であり、おろし面にベルベットファスナーの雄又は雌を貼着したおろし玩具と、刃物玩具又は手により切断又は分割し得るべくベルベットファスナーによって着脱可能に連結された料理材料玩具と、を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
図を用いて、本発明に係る調理玩具の実施例を詳細に説明する。図1に示すのは本発明に係る調理玩具におけるおろし玩具の斜視図、図2に示すのは本発明に係る調理玩具における料理材料玩具である大根玩具の斜視図、図3に示すのは分割された大根玩具の斜視図、図4に示すのは調理玩具の使用方法の説明図である。
【0007】
本発明に係る調理玩具は、おろし玩具1、および料理材料玩具である大根玩具2によって構成されている。おろし玩具1はプラスチックを材料としてブロー成形または射出成形により成形されたものであり、長方形をしたおろし板4の一方の短辺に柄3が取り付けられて構成されている。また、おろし板4のおろし面上には六枚の円形のベルベットファスナー雄5が所定の位置に配置され貼着されている。
【0008】
大根玩具2は、大根を模倣してプラスチックにより形成されたものである。この大根玩具2は略中央において輪切りにする如く分断されて構成されており、葉の生える側である元部材6と、根の生える側である先端部材7の二つの部材から成っている。
【0009】
元部材6における切断面にはベルベットファスナー雄8が貼着されており、また先端部材7における切断面にはベルベットファスナー雌9が貼着されている。従って、元部材6と先端部材7の各々の切断面をあわせることによって、ベルベットファスナー雄8とベルベットファスナー雌9が接合し、元部材6と先端部材7が連結される。また、ベルベットファスナー雄8およびベルベットファスナー雌9は大根の色と合わせて白色の物を用いており、外観上目立たないよう構成されている。
【0010】
この調理玩具を使用する際には、まず図示しない包丁玩具を大根玩具2の元部材6と先端部材7の間隙に挿入し、さらに進行させる。それに従って元部材6の切断面に貼着されたベルベットファスナー雄8と、先端部材7の切断面に貼着されたベルベットファスナー雌9が剥離し、元部材6と先端部材7が分断される。そして片手におろし玩具1の柄3を持ち、他方の手に大根玩具1の元部材6を持って、元部材6の切断面をおろし板4に押しあてて摺動させる。
【0011】
すると、おろし板4上に貼着されたベルベットファスナー雄5と、大根玩具の元部材6の切断面に貼着されたベルベットファスナー雄8が、擦れあって適度な抵抗を生むと共に音を発し、あたかも大根をおろし板でおろしているような感覚を得ることができる。
【0012】
従って、料理材料玩具を切断し、次にすり下ろすという作業を学習しまた楽しむことができる。また大根玩具2の元部材6および先端部材7を再び貼着させれば、繰り返し使用することが可能である。
【0013】
上記実施例において、おろし板4のおろし面上には円形のベルベットファスナー雄5を六枚貼着して示したが、本発明はこれに限定するものではなく、ベルベットファスナーがおろし板4上の面積をある程度以上占めるよう構成されていればよい。すなわち、円形、方形その他の形状に関わらず、ベルベットファスナーの面積の広さに従って、一枚または複数枚のベルベットファスナーをおろし面上に貼着することでよい。
【0014】
また、おろし玩具1のおろし板4にベルベットファスナー雄5を貼着し、それに対して大根玩具2の元部材6のベルベットファスナー雄8を貼着した切断面を摺動して説明した。然し、おろし玩具1にベルベットファスナー雌を貼着し、料理材料玩具のベルベットファスナー雌を貼着した切断面を摺動することでもよい。すなわち、ベルベットファスナー雄とベルベットファスナー雌の組み合わせでは接合してしまうため、ベルベットファスナー雄同士またはベルベットファスナー雌同士となるように、ベルベットファスナーを選択する。
【0015】
また、大根玩具はベルベットファスナーにより二分割可能なものとして説明したが、さらに多数の部分に分割することでもよい。また、料理材料玩具として大根を例にとって説明したが、他にもにんじん、生姜、山芋、チーズ、わさび等、すり下ろして調理されるものであれば本発明に係る調理玩具の料理材料玩具として模倣の対象とすることができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明に係る調理玩具は、ヤスリ部にベルベットファスナーを貼着したおろし玩具と、ベルベットファスナーによって着脱可能に連結された野菜類または果物類を模倣した料理材料玩具を組み合わせることによって、すり下ろすという調理行程を学習し且つ楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る調理玩具におけるおろし玩具の斜視図である。
【図2】本発明に係る調理玩具における料理材料玩具である大根玩具の斜視図である。
【図3】分割された大根玩具の斜視図である。
【図4】調理玩具の使用方法の説明図である。
【符号の説明】
1…おろし玩具
2…大根玩具
3…柄
4…おろし板
5…ベルベットファスナー雄
6…元部材
7…先端部材
8…ベルベットファスナー雄
9…ベルベットファスナー雌
Claims (1)
- おろし器を模倣した玩具であり、おろし面にベルベットファスナーの雄又は雌を貼着したおろし玩具と、
刃物玩具又は手により切断又は分割し得るべくベルベットファスナーによって着脱可能に連結された料理材料玩具と、
を有することを特徴とする調理玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24335295A JP3628394B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 調理玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24335295A JP3628394B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 調理玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0984965A JPH0984965A (ja) | 1997-03-31 |
JP3628394B2 true JP3628394B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=17102563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24335295A Expired - Lifetime JP3628394B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 調理玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3628394B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP24335295A patent/JP3628394B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0984965A (ja) | 1997-03-31 |
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