JP3626922B2 - 魚用乾燥固形餌及びその製造方法 - Google Patents
魚用乾燥固形餌及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3626922B2 JP3626922B2 JP2001209245A JP2001209245A JP3626922B2 JP 3626922 B2 JP3626922 B2 JP 3626922B2 JP 2001209245 A JP2001209245 A JP 2001209245A JP 2001209245 A JP2001209245 A JP 2001209245A JP 3626922 B2 JP3626922 B2 JP 3626922B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- solid bait
- dry
- mixed
- dry solid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
- Y02A40/818—Alternative feeds for fish, e.g. in aquacultures
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、養殖魚用の撒き餌や、レジャーにおける魚釣り(主に磯釣りや舟釣等の海釣り)に際し、魚を誘き寄せるための集魚用として使用する魚用乾燥固形餌及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
魚釣りに際しては、魚が居そうなポイントを捜し、そこで集魚剤としての寄せ餌を撤いて魚を集め、そこに餌付釣糸を投じて釣りを行なうのが一般的になっている。
この寄せ餌として従来市販されているものの多くは、寄せ餌そのものではなく、寄せ餌を作るための原料である。
即ち、従来では、乾燥粉体や濃縮液体の形態で販売されている集魚剤を購入し、この集魚剤に現地で解凍生餌(沖アミ等)、麦、パン粉、海水等を配合して練り合わせ、この練り物を寄せ餌として杓により海に投入し、集魚用として用いている。
【0003】
また、従来、一定形状に成形された状態で市販されている寄せ餌として、乾燥させた寄せ餌及び砂に発泡材を混合して圧縮固形化させると共に、外周を水溶性樹脂膜でコーティングし、発泡材の作用で内部の餌を拡散させると同時に発泡音によって集魚効果を高めるようにしたもの等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように、市販の集魚剤に解凍生餌や麦、パン粉、海水等を配合して練り合わせるようにしたものでは、以下のような問題があった。
これらの材料を現地で配合しながら寄せ餌を作るという作業を余儀なくされるため、作業が面倒である。
狙う魚種により寄せ餌の投入ポイントを海の深い場所と浅い場所、即ち、底層と表層とに区別することが要求されるが、これも各人の技量による出来不出来に大きく左右され、人によっては集魚ロスが多々生じてしまう。
現地配合によって作られる寄せ餌は、練り物形状のため、これを杓で投入する際に空中でバラケが生じ、狙うポイントヘの未到達等が生じるなど、ロスが多く発生する。
現地で作った練り物による寄せ餌は、多量の海水を含むため保存性がない。このため、持ち帰りせずに現地で廃棄処分される傾向が強く、これでは不経済であるし、特に、環境保全の面からは大きな問題点である。
【0005】
また、一定形状に成形された寄せ餌についても、以下のような問題があった。
餌を拡散させるために使用している発泡材は、アルカリ性塩と強酸の未反応化学配合物であるため、海中投入後の海洋汚染が間題となる。
内部の寄せ餌に強酸性あるいはアルカリ性の発泡配合材が付着するため、魚が捕食しないし、まして人が食せるものではない。
海中投入後、化学反応による発泡は反応熱を生じると共に、不自然な泡は魚種によっては警戒感を与え、集魚効果を損ねる結果になる。
一般的工業製品の発泡材は空気中での吸水性や酸化性等が著しく、水溶性樹脂膜でのコーテングによる包装化は非常に難しく、製品を安定状態に保管するには高価な水溶性樹脂を使用しなければならない上に、製品包装にコストをかける必要がある。
また、水溶性樹脂や紙等で包むと、水中で糊状のゲルで覆う状態になり、内部への水浸透が阻まれ溶解し難いし、発泡力を以てしてもゲル付着状態は免れない。
海中投入後、直ちに沈降していくため、集魚棚が海底に固定され、この底層での集魚効果しか得られず、表層での集魚効果はほとんど得られない。
【0006】
本発明は、上記のような従来の問題を解決するためになされたもので、従来のような現地での寄せ餌作りに使用する原料ではなく、工場生産により予め一定形状に成形固化させた魚用乾燥固形餌であって、寄せ餌として有効とされる水中での煙幕効果、即ち、膨化崩壊性に優れると共に、その膨化崩壊性が狙う魚種に応じて表層又は底層で生じるように調整することができ集魚効果及び捕食性を高めることができ、また、製造コストの低減、人及び魚への無害性、化学的安定性を有し、更に釣り場の環境保全を達成できるようにした魚用乾燥固形餌及びその製造方法を提供することを課題としている。
又、本発明は、養殖場において、表層を回遊する魚や底層を回遊する魚の種類に応じて最適な給餌を行なうことができると共に、残った餌が海底に沈殿して、バクテリアの異常発生等による酸欠により養殖魚が死ぬことを防止して歩留まりを向上させることができる魚用乾燥固形餌及びその製造方法を提供することを課題としている。
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の魚用乾燥固形餌(請求項1)は、
ヌカ、乾燥おから、フスマ(小麦の皮)、パン粉のうちの少なくとも1つ以上を主原料とし、この主原料に吸水崩壊性がある崩壊剤及び滑沢剤を混合して、これを乾式粉末圧縮成形又は前記崩壊剤を膨潤溶解しない揮発性湿潤剤を添加した湿式粉末圧縮成形により、成形固化されている構成とした。
【0008】
本発明の魚用乾燥固形餌において、乾燥アミ、魚粉、サナギ粉のうちの少なくとも1つ以上を副原料として、この副原料が混合されている態様(請求項2)がある。
【0009】
又、この魚用乾燥固形餌において、主原料40重量%以上、崩壊剤20重量%以内、滑沢剤10重量%以内の割合で成形固化した態様(請求項3)がある。
【0010】
又、この魚用乾燥固形餌において、乾燥アミ、魚粉、サナギ粉のうちの少なくとも1つ以上を副原料として、この副原料が40重量%以内で混合されている態様(請求項4)がある。
【0011】
又、この魚用乾燥固形餌において、海の表層用として使用する魚用乾燥固形餌であって、嵩比重1.05以下、比表面積285mm2/g以上に成形固化されている態様(請求項5)がある。
【0012】
又、この魚用乾燥固形餌において、海の底層用として使用する魚用乾燥固形餌であって、嵩比重1.06以上、比表面積285mm2/g未満に成形固化されている態様(請求項6)がある。
【0013】
又、本発明の魚用乾燥固形餌の製造方法(請求項7)は、
ヌカ、乾燥おから、フスマ、パン粉のうちの少なくとも1つ以上を主原料とし、この主原料を攪拌乾燥させたのち吸水崩壊性がある崩壊剤及び滑沢剤を混合して粉砕混合し、次に、これを篩選別して得た粉体原料に前記崩壊剤を膨潤溶解しない揮発性湿潤剤を混合して湿式粉末圧縮成形により成形固化する構成とした。
【0014】
又、本発明の魚用乾燥固形餌の製造方法(請求項8)は、
ヌカ、乾燥おから、フスマのうちの少なくとも1つ以上を主原料とし、この主原料を攪拌乾燥させたのち吸水崩壊性がある崩壊剤及び滑沢剤を混合して粉砕混合し、次に、これを篩選別して得た粉体原料を乾式粉末圧縮成形により成形固化する構成とした。
【0015】
本発明の魚用乾燥固形餌の製造方法において、乾燥アミ、魚粉、サナギ粉のうちの少なくとも1つ以上を副原料として、この副原料を主原料に混合させるようにした態様(請求項9)がある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1は本発明にかかる魚用乾燥固形餌の製造方法の1例を示した製造工程説明図である。尚、以下の説明では魚用乾燥固形餌として固形寄せ餌を例とする。
【0017】
この製造方法では、主原料1として、ヌカ、乾燥おから、フスマ、パン粉のうちの少なくとも1つ以上を用いることができる。
即ち、ヌカ、乾燥おから、フスマ、パン粉のいずれかを単独で主原料1とすることもできるし、ヌカとパン粉、乾燥おからとパン粉、フスマとパン粉、ヌカと乾燥おから、の2種を混ぜたものを主原料1とすることもできるし、更に、ヌカと乾燥おからとパン粉の3種を混ぜたものを主原料1とすることもできる。尚、この主原料1の配合量は、40重量%以上としているが、40〜80重量%が好ましい。
【0018】
又、着臭捕食材としての副原料2としては、乾燥アミ、魚粉、サナギ粉のうちの少なくとも1つ以上を用いることができる。尚、乾燥アミには沖アミを乾燥させたものも含まれる。この場合も、乾燥アミ、魚粉、サナギ粉のいずれかを単独で副原料2とすることもできるし、2種又は3種を混ぜたものを副原料2とすることもできる。
尚、この副原料2の配合量は、40重量%以内としているが、10〜40重量%が好ましい。
【0019】
そして、攪拌乾燥工程3において、上記のようにして用意した主原料1及び副原料2を例えば、鍋型の攪拌乾燥機に投入し、直火加熱あるいは間接加熱により攪拌乾燥させたのち、次に、崩壊剤4及び滑沢剤5を添加する。
この場合の配合量は、崩壊剤4を20重量%以内、滑沢剤5を10重量%以内としている。
【0020】
前記崩壊剤4は、製造した寄せ餌を海中で崩壊させるためもので、固形食品や顆粒食品(ビスケットや粉末ジュース等)、又、製薬打錠製造に広く用いられている吸水崩壊性のある工業用崩壊剤(例えば、ゼラチン、寒天、アルギン酸ナトリウム、カゼイン、でんぷん、結晶セルロース、CMC等)を用いている。
又、前記滑沢剤5は、粉末状にした主原料及び副原料の結合剤、また、固化後の吸湿湿潤抑制剤、離型剤、光沢付与剤等としての機能を有するもので、油脂状滑沢剤(例えば、ココワバター、牛脂、ステアリン酸等)を用いている。
【0021】
次に、上記のようにして崩壊剤4及び滑沢剤5を添加したのちの主原料1及び副原料2は、粉砕混合工程6において、ボールミル等の粉砕機に投入され、ここで粉砕混合され、その後、選別工程7において、篩(60〜80メッシュ)にかけられ、粒径180〜250μの粉体原料8を得る。
【0022】
このようにして得た粉体原料8を圧縮成形により成形固化して商品としての固形寄せ餌を製造するもので、この場合、圧縮成形の仕方によって、表層用として使用する固形寄せ餌(表層用製品A)と、底層用として使用する固形寄せ餌(底層用製品B)に分けられることになる。
【0023】
表層用製品Aは、湿式粉末圧縮成形により嵩比重0.80〜1.05(好ましくは、1.0〜1.05)、比表面積285〜700mm2/g(好ましくは、350〜520mm2/g)に成形固化されるもので、先ず、粉体原料8に前記崩壊剤4が膨潤溶解しないとされる揮発性湿潤剤9としてエタノール又はメタノールを適量添加し、これを粗混合工程10で粗く混合させる。
次に、この粗混合工程10を経たのち圧縮成形工程11において押し出し機に投入し、湿式粉末圧縮成形により所定の形状に成形して、最後に乾燥工程12において室温乾燥を行い、表層用製品Aを製造する。
【0024】
一方、底層用製品Bは、乾式粉末圧縮成形により嵩比重1.06〜2.00(好ましくは、1.3〜1.5)、比表面積50〜285mm2/g(好ましくは、70〜115mm2/g)に成形固化されるもので、粉体原料8をそのまま圧縮成形工程13において金型プレス(打塊機)に投入し、乾式粉末圧縮成形により所定の形状に成形して、底層用製品Bを製造する。
【0025】
尚、成形固化された固形寄せ餌の塊形状としては、例えば、球形、円柱形のほか、キューブ形状やタブレット形状にするなど任意であるし、又、その大きさについても任意であるが、一般的にはパチンコ玉、ピンポン玉、テニス球程度にする。
【0026】
次に、本発明者において試作製造した固形寄せ餌の例を以下の表1に示す。
【0027】
【表1】
ここで、崩壊剤としては、CMC−CA(カルボキシメチルセルロースカルシウム)「商品名:ECG−505、ニチリン化学社製」を使用し、又、滑沢剤としては、ステアリン酸(試薬一級)「石津製薬社製」を使用し、又、揮発性湿潤剤としては、希エタノール80%を使用した。
また、崩壊場所及び崩壊時間は、メスシリンダ内に海水を収容し、この中に固形寄せ餌を投入して計測した擬似試験であり、実際には波動や潮動の影響を受けるため、崩壊時間は表記載値よりも短縮するものと思料される。
【0028】
このように、嵩比重及び比表面積を調整することにより、崩壊場所を表層と底層に設定させることができ、また、崩壊剤および滑沢剤の配合を調整することにより、崩壊時間を調整することができ、狙う魚種に応じて表層用と底層用とを選択使用することができる。
又、表1には記載していないが、試作製造した固形寄せ餌のPH値は、6〜7程度の中性〜弱酸性を示し、又、常温放置状態での化学的変質は認められないし、海水による膨潤崩壊後のゲル状化も全く認められなかった。
表1において、試作eについては、崩壊剤を使用していないが、これは底層用であって、崩壊時間を長く設定した場合であり、このように崩壊剤を使用しない固形寄せ餌の製造も可能である。
【0029】
以上、本発明の実施例を説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、魚釣りにおける集魚剤として用いるものを説明したが、本発明は、これを養殖用の撒き餌として使用するものも含まれる。
また、魚釣りの際の海中への投入方法についても、杓を利用して行うほか、例えば、道糸に通したサルカンに取り付けたり、撒きカゴに収容して竿の振り込みにより遠投させるなど任意である。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の魚用乾燥固形餌及びその製造方法にあっては、工場生産により予め一定形状に成形固化させた魚用乾燥固形餌であるため、従来のような現地で寄せ餌を作るといった煩雑な手間を省くことができるし、品質が安定するため、各人の技量による出来不出来で品質が大きく左右されることもなく、又、投入方向及び投入距離の手加減も容易になるため、ロスを減少させることができる。又、製品として品質が安定しているため保存が効き、これにより、持ち帰りが可能になるため、現地で廃棄処分されるのを防止でき、経済面で有利になるし、特に、環境保全の面でも有効である。
【0031】
又、ヌカ、乾燥おから、フスマ、パン粉を主原料とし、これに崩壊剤及び滑沢剤を混合して成形固化したものであるため、原材料コストが安価になると共に製造も容易になり、製造コストの低減を図ると共に、人及び魚に害のない安全なものになる。
又、海中での膨化崩壊性に優れるため、寄せ餌として有効とされる水中での煙幕効果が高く、特に、その膨化崩壊を表層又は底層で生じるように調整することができるため、狙う魚種に応じて使い分けができる。
また、滑沢剤を使用しているため、化学的安定性を有し、また、崩壊後のゲル状化のないことから、海底に堆積して汚損を招くこともなく、釣り場の環境保全を達成することができる。
【0032】
又、本発明は、海中での膨化崩壊性に優れ、その膨化崩壊を表層又は底層で生じるように調整することができるから、養殖用の撒き餌として使用する場合、生け簀内の魚種に応じて、表層を回遊する魚には表層で膨化崩壊するものを、底層を回遊する魚には底層で膨化崩壊するものを選択して、最適な給餌を行うことができる。又、海中での膨化崩壊性に優れ、餌が海底に沈んで溜まることがないので、海底に沈んだ餌によりバクテリア等が異常発生し、養殖魚が酸欠等で死んで歩留まりが悪くなることを防止することも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる魚用乾燥固形餌の製造方法の1例を示した製造工程説明図である。
【符号の説明】
1 主原料
2 副原料
3 攪拌乾燥工程
4 崩壊剤
5 滑沢剤
6 粉砕混合工程
7 選別工程
8 粉体原料
9 揮発性湿潤剤
10 粗混合工程
11 圧縮成形工程
12 乾燥工程
13 圧縮成形工程
A 表層用製品
B 底層用製品
Claims (9)
- ヌカ、乾燥おから、フスマ、パン粉のうちの少なくとも1つ以上を主原料とし、この主原料に吸水崩壊性がある崩壊剤及び滑沢剤を混合して、これを乾式粉末圧縮成形又は前記崩壊剤を膨潤溶解しない揮発性湿潤剤を添加した湿式粉末圧縮成形により、成形固化されていることを特徴とする魚用乾燥固形餌。
- 乾燥アミ、魚粉、サナギ粉のうちの少なくとも1つ以上を副原料として、この副原料が混合されている請求項1記載の魚用乾燥固形餌。
- 主原料40重量%以上、崩壊剤20重量%以内、滑沢剤10重量%以内の割合で成形固化した請求項1記載の魚用乾燥固形餌。
- 乾燥アミ、魚粉、サナギ粉のうちの少なくとも1つ以上を副原料として、この副原料が40重量%以内で混合されている請求項2記載の魚用乾燥固形餌。
- 海の表層用として使用する魚用乾燥固形餌であって、嵩比重1.05以下、比表面積285mm2/g以上に成形固化されている請求項1〜4のいずれか1項記載の魚用乾燥固形餌。
- 海の底層用として使用する魚用乾燥固形餌であって、嵩比重1.06以上、比表面積285mm2/g未満に成形固化されている請求項1〜4のいずれか1項記載の魚用乾燥固形餌。
- ヌカ、乾燥おから、フスマ、パン粉のうちの少なくとも1つ以上を主原料とし、この主原料を攪拌乾燥させたのち吸水崩壊性がある崩壊剤及び滑沢剤を混合して粉砕混合し、次に、これを篩選別して得た粉体原料に前記崩壊剤を膨潤溶解しない揮発性湿潤剤を混合して湿式粉末圧縮成形により成形固化することを特徴とした魚用乾燥固形餌の製造方法。
- ヌカ、乾燥おから、フスマ、パン粉のうちの少なくとも1つ以上を主原料とし、この主原料を攪拌乾燥させたのち吸水崩壊性がある崩壊剤及び滑沢剤を混合して粉砕混合し、次に、これを篩選別して得た粉体原料を乾式粉末圧縮成形により成形固化することを特徴とした魚用乾燥固形餌の製造方法。
- 乾燥アミ、魚粉、サナギ粉のうちの少なくとも1つ以上を副原料として、この副原料を主原料に混合させるようにした請求項7又は8記載の魚用乾燥固形餌の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001209245A JP3626922B2 (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 魚用乾燥固形餌及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001209245A JP3626922B2 (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 魚用乾燥固形餌及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003023975A JP2003023975A (ja) | 2003-01-28 |
JP3626922B2 true JP3626922B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=19044925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001209245A Expired - Fee Related JP3626922B2 (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 魚用乾燥固形餌及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3626922B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112450170B (zh) * | 2020-11-25 | 2023-12-22 | 安徽三分钟钓具有限公司 | 一种不含添加剂不返水的环保钓饵 |
-
2001
- 2001-07-10 JP JP2001209245A patent/JP3626922B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003023975A (ja) | 2003-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090308323A1 (en) | Particulate clumpling animal litter material and process for the production thereof | |
KR100753648B1 (ko) | 낚시용 집어제의 제조방법 및 이에 의해 제조된 집어제 | |
JP5823388B2 (ja) | 飼料ブロックならびに飼料ブロックを製造するための方法および装置 | |
JP3626922B2 (ja) | 魚用乾燥固形餌及びその製造方法 | |
GB1567846A (en) | Fishlure compositions | |
KR100240814B1 (ko) | 낚시밥의 제조방법 및 그로부터 제조된 낚시밥 | |
JPS61260841A (ja) | 養魚飼料の製造法 | |
US20110104325A1 (en) | Fish attractant | |
KR102575064B1 (ko) | 바다낚시용 친환경 인조미끼 및 그 제조방법 | |
JP2003333968A (ja) | へら鮒釣り用ペレット | |
JP2000201631A (ja) | 養魚用固形飼料 | |
JPH06125715A (ja) | 養魚餌料用混合飼料及び養魚用餌料 | |
JP3036920B2 (ja) | 養魚用固形飼料 | |
JPS5918027B2 (ja) | ハマチ用人工飼料及びその製造方法 | |
JPH04200375A (ja) | 新規な養魚用飼料の製造法 | |
JP3892425B2 (ja) | 釣り餌 | |
JPH0937723A (ja) | 養魚用シングルモイストペレット飼料の製造方法 | |
JP2000279080A (ja) | 釣り用撒き餌及びその製造方法 | |
JPH03290155A (ja) | 新規な養魚用餌料 | |
JPH10248497A (ja) | 巻貝類用飼料およびその製造方法 | |
JPH02163027A (ja) | 魚釣用発泡固形こませおよびその製造方法 | |
JPH0975013A (ja) | 養魚用飼料ペレットの濁り防止剤 | |
CN108142386A (zh) | 一种鲷科鱼类诱鱼球 | |
JP2006296254A (ja) | 海苔ペレット | |
JPH06125714A (ja) | 新規な養魚用餌料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071210 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101210 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111210 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |