JP3626133B2 - カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メラに係り、特に、カメラの小型化に寄与する技術を採用したメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラには、機能を削除したり、低下させたりすることなく、小型化を図るという技術上のトレンドがある。
【0003】
このような小型化への対策として、例えば、特開昭58−100840号公報によれば、カメラのファインダの対物レンズとオートフォーカス(AF)用のレンズを共用することにより、カメラボディ前面のレンズの数を減らすという手法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開昭58−100840号公報による手法では、AF用の測距用光は鋭いスポット形状で被写体に投射する必要があり、これを満足させつつ、ファインダの色収差等の問題を解決することは非常に困難なものとなっている。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、小型のカメラの中に、高性能の受光素子を無理なくレイアウトすると共に、カメラ前部の窓の数を削減してレイアウトの自由度を増大させることにより、小形化に適し、かつデザイン的にも優れたメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題を解決するために、
透明モールドパッケージ内に赤外光域と可視光域とを含む波長帯に感度を持つ2つの受光素子を配置し、上記透明モールドパッケージの上面であって上記2つの受光素子のいずれか一方の入射光領域に可視光カットフィルタを配置した受光センサと、
上記2つの受光素子の出力の差に基づいて露出動作を制御する演算制御回路と、
を具備したことを特徴とするカメラが提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の概容について説明する。
【0011】
図10に示すように、通常、カメラ本体200には、撮影レンズ202の他、ストロボ204、ファインダ対物レンズ206、オートフォーカス(AF)用の窓208,210、露出を決めるための測光用の窓212、リモートコントロール(以下、リモコンと記す)信号光受光用の窓214が配置されている。
【0012】
本発明は、上記リモコン信号光受光用の窓214を、測光用の窓212またはファインダ対物レンズ206,ストロボ204,オートフォーカス(AF)用の窓208,210などと共通にして、カメラ前面のスペースを確保しようとするものである。
【0013】
しかし、一般に、赤外光を利用したリモコン用センサに太陽光や人工照明の可視光が混入すると、S/Nが劣化してリモコンの特性が劣化し、リモコン送信機による作動可能な距離が短くなったり、作動しなくなるといった不具合が生じてしまう。
【0014】
そこで、本発明は、リモコンセンサにはフィルタやその他の光学手段により可視光が入らないようにして、リモコン性能を確保すると共に、カメラのその他の機能に負担をかけることなく、小型化を達成するものである。
【0015】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0016】
図1の(a)は、本発明に係る第1の実施の形態のカメラの構成を示す図である。
【0017】
図1の(a)において、リモコン送信機10から発せられた赤外光は、受光素子12の前方に設けられた電界制御複屈折セル(以下、ECBセルと記す)を積層してなる波長可変フィルタ14を通過し、上記受光素子12に入射する。
【0018】
赤外光を受光した受光素子12は、電流信号を集積回路(以下、ICと記す)16に出力する。
【0019】
このIC16は上記電流信号を増幅し、さらに電圧信号に変換して、この電圧信号をワンチップマイクロコンピュータなどからなる演算制御回路(以下、CPUと記す)18に出力する。
【0020】
なお、IC16は、リモコン使用時においては波形成形機能を用いて上記電流信号をH(High)/L(Low)のディジタル信号に変換して、このディジタル信号をCPU18に出力し、測光時においては受光素子12に入射している光の光量に応じたアナログ電圧をCPU18に出力する。
【0021】
このCPU18は、内蔵のアナログ/ディジタル変換器にて測光時における上記アナログ電圧をディジタル電圧に変換して測光値の判定を行い、本カメラに装填されたフィルムの感度に応じて露出時間を決定する。
【0022】
このとき、CPU18は、上記測光値の判定に従って、ストロボ19の発光制御も行う。
【0023】
続いて、CPU18は、シャッタ回路20を介して、シャッタ22の開閉を制御する。
【0024】
こうして、撮影レンズ24から入射した光がフィルム上に導かれる。
【0025】
また、CPU18に設けられたリモコンスイッチ26は、本カメラの動作モードを、リモコン送信機10からの信号を受信する状態であるリモコンモードに設定するためのスイッチである。
【0026】
なお、上記波長可変フィルタ14は、ECBセルに印加する電圧を電圧印加回路28により変化させることによって、透過する光の波長域を変えることができる波長可変フィルタである。
【0027】
この波長可変フィルタ14では、複屈折板と平行偏光子からなるLyot−filterが複屈折率と複屈折板の厚さの関係によって、透過スペクトルのピークを制御するという性質を利用している。
【0028】
上記複屈折板を電気的に制御可能なECBセルに置き換えたものが、上記波長可変フィルタである。
【0029】
上記ECBセルは、透明電極付きのガラスでネマティック液晶をサンドイッチ構造に挟持したものである。
【0030】
図2は、上記波長可変フィルタ14の構成を示す図である。
【0031】
図2に示すように、3つのECBセルLC1 ,LC2 ,LC3 の両側またはそれらの間には、平行偏光子P1 ,P2 ,P3 ,P4 が配置され、さらに、ECBセルLC1 ,LC2 ,LC3 には電圧印加回路が接続されている。
【0032】
そして、ECBセルLC1 ,LC2 ,LC3 に各々電圧V1 ,V2 ,V3 を印加することにより、透過波長を制御する。
【0033】
すなわち、図1の(a)に示すカメラおいて、リモコンスイッチ26のオンにより、このカメラがリモコンモードに設定されると、波長可変フィルタ14は赤外光のみ透過するように制御され、太陽光をカットする。
【0034】
これにより、リモコン送信機10からのリモコン信号光である赤外光のみを透過させ、S/Nのよい上記赤外光を受光素子12に導く。
【0035】
図1の(b)は、第1の実施の形態のカメラにおける測光時の様子を示す図である。
【0036】
図1の(b)において、波長可変フィルタ14は電圧印加回路9により可視光のみを透過するように制御される。
【0037】
これにより、被写体30の明るさに基づく光が受光素子12に入射する。
【0038】
次に、第1の実施の形態のカメラの動作について説明する。
【0039】
図3は、第1の実施の形態のカメラの動作としてのCPU18の処理を示すフローチャートである。
【0040】
まず、CPU18は、リモコンスイッチ26の操作によってリモコンモードに設定されているか否かを判定する(ステップS1)。
【0041】
ここで、リモコンモードに設定されているときは、図2に示したECBセルLC1 ,LC2 ,LC3 への印加電圧V1 ,V2 ,V3 を各々V10,V20,V30とし(ステップS2)、波長可変フィルタ14を赤外光のみを透過するフィルタとする。
【0042】
つづいて、CPU18は、リモコン信号光の検出を行い、リモコン信号光が検出されたら(ステップS3)、ステップS5へ移行する。
【0043】
一方、上記ステップS1にて、リモコンモードに設定されていないときは、CPU18は、レリーズ操作が行われたか否かを判定し、レリーズ操作が行われたら(ステップS4)、ステップS5へ移行する。
【0044】
ステップS5では、ECBセルLC1 ,LC2 ,LC3 への印加電圧V1 ,V2 ,V3 を各々V11,V21,V31とし(ステップS5)、可視光の所定の波長域の光のみを透過するフィルタとする。
【0045】
これにより、受光素子12には上記所定の波長域の光のみが入射する。
【0046】
CPU18は、上記所定の波長域の光に基づいて、受光素子12、IC16を介して測光を行い、測光値BV1 を得る(ステップS6)。
【0047】
次に、ECBセルLC1 ,LC2 ,LC3 への印加電圧V1 ,V2 ,V3 を上記ステップS5での電圧と異なる電圧の各々V12,V22,V32とし(ステップS7)、可視光のうち上記ステップS5での波長域の光と異なる所定の波長域の光のみを透過するフィルタとする。
【0048】
これにより、受光素子12には上記所定の波長域の光のみが入射する。
【0049】
CPU18は、上記所定の波長域の光に基づいて、受光素子12、IC16を介して測光を行い、測光値BV2 を得る(ステップS8)。
【0050】
これは、波長可変フィルタ14が狭い帯域の波長しか透過できないことに対する対策である。
【0051】
つづいて、CPU18は、これら測光値BV1 ,BV2 の結果に基づいて、露出を決定する(ステップS9)。
【0052】
なお、波長可変フィルタ14が可視域全体の光を透過できるように構成できれば、このような複数回の測光値を求める処理は不要となる。
【0053】
次に、測距を行い測距情報を得る(ステップS10)。
【0054】
この測距情報に応じて、被写体に対してピント合せを行い、つづいて露光シーケンスを実行する(ステップS11)。
【0055】
そして、本処理を終了する。
【0056】
以上説明したように本第1の実施の形態においては、電気的に波長透過域を変化させることが可能な波長可変フィルタを用いているため、この波長可変フィルタを構成するECBセルへの印加電圧の制御により、さまざまな波長域の光を選択して測光を行うことができる。
【0057】
これによって、被写体の色までを加味した、より高精度な露出制御やストロボ制御が可能となる。
【0058】
また、測光用の受光素子とリモコン用の受光素子とを共用できるため、受光窓、受光素子、及びその他の部材を減らすことができる。
【0059】
同様に、赤外光利用の測距用の受光素子と露出測光用の受光素子とを共用することも可能である。
【0060】
さらに、赤外光利用のアクティブ方式AFの受光素子と、可視光利用のパッシブ方式AFの受光素子とを共用することも可能である。
【0061】
次に、本発明に係る第2の実施の形態のカメラについて説明する。
【0062】
上記第1の実施の形態ではフィルタの透過特性を変えるのに複雑な電気回路と最新の液晶素子を利用したが、この第2の実施の形態では、従来から知られている可視光カットフィルタと、受光素子の受光面の設計技術を利用してより単純な構成として上記第1の実施の形態と同様の効果を達成する。
【0063】
図4の(a)は、本発明に係る第2の実施の形態のカメラの構成を示す図である。
【0064】
図4の(a)において、受光レンズ40は、第1及び第2の受光素子としての機能を有する2つの受光面42a,42bを備えたセンサ42に、被写体からの光を集光して入射させる働きを持つ。
【0065】
すなわち、センサ42は、それぞれ、E字型の第1及び第2の受光素子としての機能を有する2つの受光面42a,42bをワンチップ上に組み合せたものであり、片方の受光面42a上には可視光カットフィルタとしての機能を有するフィルムが張り付けられている。
【0066】
図4の(b)は、上記センサ42を断面構造を示す模式図である。
【0067】
図4の(b)において、シリコンなどからなる受光素子チップ44には、第1及び第2の受光素子としての機能を有する受光面42a,42bが形成されている。
【0068】
上記受光素子チップ44の周囲には透明モールドパッケージ46が形成され、この透明モールドパッケージ46の側面には、第1及び第2の受光素子の出力を独立して検出するための電極としての機能を有するリードフレーム48、48が配置されている。
【0069】
さらに、受光面42aへの入射光が通過するモールドパッケージ46上面の領域には、可視光カットフィルタとしての機能を有するフィルム50が貼り付けられている。
【0070】
なお、この受光面42aはリモコン信号光の受光用である。
【0071】
このように構成されたカメラにおいては、受光レンズ40を通過した光はセンサ42へ入射する。
【0072】
このとき、センサ42の一方の受光面42aの入射光軸上にはフィルム50が設けられているため、上記光のうちの可視光成分がカットされ、受光面42aにはリモコン信号光の赤外光のみが入射する。
【0073】
また、センサ42の他方の受光面42bには、受光レンズ40を通過した光がそのまま入射する。
【0074】
すなわち、受光面42bには、赤外光と可視光が共に入射する。
【0075】
つづいて、受光面42aからは、受光した赤外光に応じた信号がリモコン処理回路52a、測光回路52bにそれぞれ出力される。
【0076】
リモコン処理回路52a、測光回路52bは、受け取った上記信号を処理して、それぞれの処理結果をCPU54に出力する。
【0077】
一方、受光面42bからは、受光した光に応じた信号が測光回路52cに出力される。
【0078】
測光回路52cは、受け取った上記信号を処理して、その処理結果をCPU54に出力する。
【0079】
また、CPU54には、リモコンモード設定用スイッチ56と、求められた測光値によりシャッタを制御するためのシャッタ回路58が接続されている。
【0080】
以上より、受光面42aの定常的な出力を測光回路52bを介してCPU54に出力すれば、被写体の赤外光の輝度を求めることができる。
【0081】
また、受光面42bからの出力を測光回路52cを介してCPU10に出力すれば、被写体の赤外光と可視光との和の輝度が求められる。
【0082】
これにより、2つの測光回路52c,52bの出力差より、被写体の可視光の光量が算出できる。
【0083】
次に、第2の実施の形態のカメラの動作について説明する。
【0084】
図5は、第2の実施の形態のカメラの動作としてのCPU54の処理を示すフローチャートである。
【0085】
まず、CPU54は、リモコンスイッチ56の操作によってリモコンモードに設定されているか否かを判定する(ステップS31)。
【0086】
ここで、リモコンモードに設定されているときには、受光面42a、リモコン処理回路52aにてリモコン信号光の検出を行い、リモコン信号光が検出されたら(ステップS33)、ステップS34へ移行する。
【0087】
一方、上記ステップS31にて、リモコンモードに設定されていないときには、CPU54は、レリーズ操作が行われたか否かを判定し、レリーズ操作が行われたら(ステップS32)、ステップS34へ移行する。
【0088】
ステップS34では、不図示の測距装置の出力に従って、被写体距離が求められる。
【0089】
つづいて、測光回路52b,52cを用いた測光を行い、それぞれの測光結果を測光値B1 ,B2 とする(ステップS35,S36)。
【0090】
次に、CPU54はB1 >α×B2 が成立するか否かを判定する(ステップS37)。
【0091】
ここで、αは撮影条件を判定するための所定の係数であり、夕日などを背景に撮影している場合などの赤外光が所定値より強い状況かどうかを判定するためのものである。
【0092】
B1 >α×B2 が成立するときには、赤外光が所定値より強いときであり、夕日などを背景に撮影していると判断することができる。
【0093】
このときには、夕景モードに設定し、夕日が白く飛んでしまわないようにアンダーの露出設定にして(ステップS40)、ステップS39へ移行する。
【0094】
このように、赤外測光と可視測光を組み合せて、より適確な露出を可能とするのが本実施の形態の1つの利点である。
【0095】
一方、上記ステップS37にて、B1 >α×B2 が成立しないときは、上記測光値B2 とB1 の差より可視光の輝度を測定し、この結果から露出を決定して(ステップS38)、ステップS39へ移行する。
【0096】
ステップS39では、以上にて求めた被写体距離に応じて不図示のピント合せ用レンズを駆動して被写体にピントを合せ、さらに、求めた測光値に応じてシャッタ回路58を介して不図示のシャッタを制御して露光を行う。
【0097】
そして、本処理を終了する。
【0098】
以上説明したように本第2の実施の形態のカメラは、図1に示した上記第1の実施の形態のカメラより、単純でかつ廉価な構成とすることができる。
【0099】
また、受光面42aからの出力は、赤外光のみによるものであるため、太陽光や人工照明などの影響を受けることなく高性能のリモコン機能を働かせることができる。
【0100】
以上に述べたように、上記の各実施の形態によれば、小型のカメラの中に、高性能のリモコン用受光素子を無理なくレイアウトできるため、デザイン的にすぐれたカメラを実現することができる。
【0101】
また、カメラ前部の窓の数を減らし、レイアウトの自由度を増すことにより、小型化及びデザイン的にすぐれたカメラを実現することができる。
【0102】
また、上記の第2の実施の形態によれば、例えば、小型のカメラの中に、高性能のリモコン用受光素子を無理なくレイアウトできるため、デザイン的にすぐれたカメラの実現に寄与する受光センサを提供することができる。
【0103】
なお、本発明の上記実施態様によれば、以下のごとき構成が得られる。
【0104】
(1) 赤外光域と可視光域とを含む波長帯に感度を持つ第1の測光回路と、
上記赤外光域の波長帯に感度を持ち、上記可視光域の波長帯に感度を持たない第2の測光回路とを具備し、
上記第1及び第2の測光回路の出力を用いて上記可視光域の波長帯の光の明るさを算出することを特徴とするカメラ。
【0105】
(2) 赤外光域と可視光域とを含む波長帯に感度を持つ第1の測光回路と、
上記赤外光域の波長帯に感度を持ち、上記可視光域の波長帯に感度を持たない第2の測光回路とを具備し、
上記第1及び第2の測光回路の出力を用いて露出制御を行うことを特徴とするカメラ。
【0106】
(3) 赤外光域と可視光域とを含む波長帯に感度を持つ第1の測光回路と、
上記赤外光域の波長帯に感度を持ち、上記可視光域の波長帯に感度を持たない第2の測光回路と、
上記第1の測光回路の出力結果及び第2の測光回路の出力結果に基づいて適性露出を行うか、アンダー露出を行うかを切り換える切換手段と、
を具備したことを特徴とするカメラ。
【0107】
(4) パッケージ内に納められ、それぞれ、赤外光域と可視光域とを含む波長帯に感度を持つ第1及び第2の受光素子と、
上記第1及び第2の受光素子のいずれか一方の上に配置された可視光カットフィルタと、
上記第1及び第2の受光素子の出力を独立して検出するための電極と、
を具備したことを特徴とする受光センサ。
【0108】
【発明の効果】
従って、以上説明したように、本発明によれば、小型のカメラの中に、高性能の受光素子を無理なくレイアウトすると共に、カメラ前部の窓の数を削減してレイアウトの自由度を増大させることにより、小形化に適し、かつデザイン的にも優れたメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(a)は、本発明による第1の実施の形態のカメラの構成を示す図であり、図1の(b)は、第1の実施の形態のカメラにおける測光時の様子を示す図である。
【図2】図2は、図1の波長可変フィルタ14の構成を示す図である。
【図3】図3は、本発明による第1の実施の形態のカメラの動作としてのCPU18の処理手順を説明するために示すフローチャートである。
【図4】図4の(a)は、本発明による第2の実施の形態のカメラの構成を示す図であり、図4の(b)は、第2の実施の形態のカメラを構成するセンサ42の断面構造を示す模式図である。
【図5】図5は、本発明による第2の実施の形態のカメラの動作としてのCPU54の処理手順を説明するために示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…リモコン送信機、
12…受光素子、
14…波長可変フィルタ、
16…集積回路(IC)、
18…演算制御回路(CPU)、
19…ストロボ、
20…シャッタ回路、
22…シャッタ、
24…撮影レンズ、
26…リモコンスイッチ、
28…電圧印加回路、
30…被写体、
40…受光レンズ、
42…センサ、
42a,42b…受光面(第1及び第2の受光素子)、
44…受光素子チップ、
46…透明モールドパッケージ、
48…リードフレーム(電極)、
50…フィルム、
52a…リモコン処理回路、
52b…測光回路、
54…演算制御回路(CPU)、
56…リモコンモード設定用スイッチ、
58…シャッタ回路。

Claims (1)

  1. 透明モールドパッケージ内に赤外光域と可視光域とを含む波長帯に感度を持つ2つの受光素子を配置し、上記透明モールドパッケージの上面であって上記2つの受光素子のいずれか一方の入射光領域に可視光カットフィルタを配置した受光センサと、
    上記2つの受光素子の出力の差に基づいて露出動作を制御する演算制御回路と、
    を具備したことを特徴とするカメラ。
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