JP3624414B2 - 航空地図表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は航空機に搭載される航空地図表示装置に関し、特に飛行地域の断面形状を表示可能とした航空地図表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の航空地図表示装置においては、図4に示すように、自機の位置を中心とする任意の範囲の飛行地域の地勢図に、その飛行地域の標高の違いに対応して表示階調が異なるように陰影が付加された陰影画像20を表示し、地形の段差を視覚的に認識できるようにしている。
【0003】
また、自機から放射される交信用の無線電波の到達範囲を示す到達範囲画像21が、陰影画像20に重畳されて表示されている。
そして、この到達範囲画像21は、例えば自機から放射状に伸ばされた矢印として表示され、10度間隔に36本の矢印が陰影画像20に重畳されて表示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような航空地図表示装置においては、地勢図に標高の違いに対応する陰影を付加した陰影画像20を表示する場合、標高の違いは2次元の平面的な表現となっており、3次元の縦方向の表現がなされていないため、パイロットが地形の段差を視覚的に的確に認識し難いという問題点があった。
また、飛行地域上空に雲などの飛行に対する障害物が存在している場合、その有無及びその位置をパイロットが視覚的に認識できないという問題点があった。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、地形の断面形状を表示することにより、パイロットが飛行地域の地形の段差を容易に認識可能とし、気象レーダから障害物画像を得て地勢図と共に表示することにより飛行地域上空の障害物の有無とその位置を容易に認識可能とする航空地図表示装置を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1においては、飛飛行中の自機の位置に応じて表示地域を決定し、飛行地域の地勢図を表示する航空地図表示装置において、
前記飛行地域の標高の違いに対応して表示階調が異なるように前記地勢図に陰影が付加された陰影画像データが記憶される陰影画像メモリと、
前記表示地域内の標高データに基づいて自機を中心に放射される無線電波と表示地域の各地点との成角を演算し、各地点が無線電波の到達範囲内であるか電波の到達範囲を示す到達範囲画像データが記憶される到達範囲画像メモリと、
この到達範囲画像メモリに無線電波の到達範囲内と判定された標高データを縦軸に、自機からの距離を横軸に配置させて凹凸を有する曲線状の地勢断面画像データが記憶される地勢断面画像メモリ、
前記陰影画像メモリと前記到達範囲画像メモリと前記地勢断面画像メモリからそれぞれの画像データを読み出して表示する表示制御部、
とを具備することを特徴とする航空地図表示装置である。
【0007】
本発明の請求項2においては、請求項1記載の航空地図表示装置において、前記表示制御部は、自機を中心に放射される無線電波の到達範囲画像データに対応するように地勢断面データを時系列に順次切り換えて表示することを特徴とする航空地図表示装置である。
【0008】
本発明の請求項3においては、請求項1記載の航空地図表示装置において、気象レーダから得られる前記飛行地域上空の障害物画像データが格納される障害物画像メモリを設け、前記陰影画像データ、前記到達範囲画像データ及び前記障害物画像データを重畳して表示するようにしたことを特徴とする航空地図表示装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は本発明の第一実施例の構成を示すブロック図である。
【0010】
図1において、1は標高データベース、2は演算部、3は一時画像メモリ、4は陰影画像描画部、5は陰影画像メモリ、6は到達範囲描画部、7は到達範囲画像メモリ、8は地勢断面描画部、9は地勢断面画像メモリ、10は表示制御部、11は表示画像メモリ、12は液晶表示部である。
【0011】
標高データベース1には飛行地域の標高値がメッシュ状に区切られて格納され、演算部2は、例えばGPSなどから得た自機の方角及び位置の情報に基づいて表示地域を決定し、この表示地域の標高値を標高データベース1より読み出し、メッシュ状に区切られた各データ間の補間演算等を行い、それぞれの標高データを液晶表示部12の各表示ドットに対応付けて一時画像メモリ3に格納する。
【0012】
陰影画像描画部4は、一時画像メモリ3に格納された表示地域内の標高データを読み出し、液晶表示部12の各表示ドットに対応付けられた各標高データに対して互いの相関関係を求め、この相関関係から各表示ドットの標高データを表示階調に換算して陰影値を決定し、図4に示した陰影画像20を描画する陰影画像データとして陰影画像メモリ5に格納する。
【0013】
到達範囲描画部6は、一時画像メモリ3に格納された表示地域内の標高データを読み出し、この標高データに基づいて自機から放射される無線電波と表示地域の各地点(各表示ドット)との成角を演算し、各地点が無線電波の到達範囲内であるか否かを判定する。
【0014】
そして、到達範囲描画部6は、到達範囲を示す画像として例えば自機を中心として10度間隔で放射される36本の矢印を到達範囲内と判定された表示ドットにより描画し、図4に示した到達範囲画像21として到達範囲画像メモリ7に格納する。
【0015】
地勢断面描画部8は、到達範囲描画部6において無線電波の到達範囲内と判定された標高データを到達範囲描画部6を介して一時画像メモリ3から読み込み、図2に示すように、矢印を構成する表示ドットに対応する標高データを縦軸に、自機からの距離を横軸に配置させて凹凸を有する曲線状の地勢断面図22を描画し、地勢断面図メモリ9に格納する。
この場合、図4に示された矢印状の到達範囲画像の数(36本)に対応する数の地勢断面図22が描画されて地勢断面図メモリ9に格納される。
【0016】
表示制御部10は、陰影画像メモリ5、到達範囲画像メモリ7及び地勢断面画像メモリ9からそれぞれの画像データを読み出し、図4に示したような陰影画像20と到達範囲画像21とが重畳された重畳画面を描画すると共に、この重畳画面と図2に示した地勢断面図22との液晶表示部12の画面上での表示の切り分けを制御し、その表示画像データを表示画像メモリ11に格納し、液晶表示部12は、表示画像メモリ11より表示画像データを読み込んでその表示を行う。
また、表示制御部10は、矢印で示される到達範囲画像21に対応するように複数の地勢断面図22を時系列に順次切り換えて表示する。
【0017】
このような航空地図表示装置によれば、陰影画像20と到達範囲画像21が重畳された重畳画面と、地勢断面図22とを同一表示画面上に表示するので、パイロットはより容易に飛行地域の地形を視覚的に認識することができる。
【0018】
また、地勢断面図22は時系列に順次切り換えて表示されるので、パイロットは自機の進行方向だけでなく、その周辺地域の断面情報を得ることができ、飛行コースを変更した場合の安全性を検討することができると共に、どこに飛行コースを変更すれば良いかを容易に検討することができる。
【0019】
図3は本発明の第二実施例の構成を示すブロック図である。
尚、以下の図面において、図1と重複する部分は同一番号を付してその説明は適宜に省略する。
図3において、13は障害物画像メモリである。
【0020】
障害物画像メモリ13には、気象レーダから得られた飛行地域の上空に存在する雲等の飛行の障害となる障害物画像データが格納されている。
そして、表示制御部10は、陰影画像メモリ5、到達範囲画像メモリ7、地勢断面図メモリ9及び障害物画像メモリ13からそれぞれの画像データを読み出し、図4に示したような陰影画像20及び到達範囲画像21、及び障害物画像(図示しない)を重畳させた重畳画面を描画する。
【0021】
この場合、障害物画像は、陰影画像20及び到達範囲画像21が認識可能なように透過されて重畳される。
そして、表示制御部10は、描画された重畳画面と図2に示した地勢断面図22との液晶表示部12の画面上での表示の切り分けを制御し、その表示画像データを表示画像メモリ11に格納し、液晶表示部12は、表示画像メモリ11より表示画像データを読み込んでその表示を行う。
【0022】
この場合、パイロットは障害物画像により対空の障害物に関する情報を得ることができると同時に、到達範囲内の矢印における地形の断面形状を示す地勢断面図22により対地の障害物に関する情報を得ることができるので、より安全な飛行が可能となる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1によれば、地勢図に陰影が付加された陰影画像と到達範囲を示す矢印による到達範囲画像が重畳された画面と、到達範囲内の矢印における断面形状を示す地勢断面図とを同一表示画面上に表示するようにしたので、パイロットがより容易に飛行地域の地形を視覚的に認識することができる航空地図表示装置を実現することができる。
【0024】
また、本発明の請求項2によれば、地勢断面図を時系列に順次切り換えて表示するようにしたので、パイロットは自機の進行方向だけでなく、その周辺地域の断面情報を得ることができ、飛行コースを変更した場合の安全性を検討することができると共に、どこに飛行コースを変更すれば良いかを容易に検討することができる。
【0025】
また、本発明の請求項3によれば、気象レーダから得た飛行地域上空の雲などの障害物画像を表示するようにしたので、パイロットは障害物画像により対空の障害物に関する情報を得ることができると同時に、到達範囲内の矢印における断面形状を示す地勢断面図により対地の障害物に関する情報を得ることができるので、より安全な飛行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による地勢断面図である。
【図3】本発明の第二実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】陰影画像と到達範囲画像とを重畳した図である。
【符号の説明】
4 陰影画像描画部
6 到達範囲描画部
8 地勢断面描画部
13 障害物画像メモリ
20 陰影画像
21 到達範囲画像
22 地勢断面図

Claims (3)

  1. 飛行中の自機の位置に応じて表示地域を決定し、飛行地域の地勢図を表示する航空地図表示装置において、
    前記飛行地域の標高の違いに対応して表示階調が異なるように前記地勢図に陰影が付加された陰影画像データが記憶される陰影画像メモリと、
    前記表示地域内の標高データに基づいて自機を中心に放射される無線電波と表示地域の各地点との成角を演算し、各地点が無線電波の到達範囲内であるか電波の到達範囲を示す到達範囲画像データが記憶される到達範囲画像メモリと、
    この到達範囲画像メモリに無線電波の到達範囲内と判定された標高データを縦軸に、自機からの距離を横軸に配置させて凹凸を有する曲線状の地勢断面画像データが記憶される地勢断面画像メモリ、
    前記陰影画像メモリと前記到達範囲画像メモリと前記地勢断面画像メモリからそれぞれの画像データを読み出して表示する表示制御部、
    とを具備することを特徴とする航空地図表示装置。
  2. 請求項1記載の航空地図表示装置において、前記表示制御部は、自機を中心に放射される無線電波の到達範囲画像データに対応するように地勢断面データを時系列に順次切り換えて表示することを特徴とする航空地図表示装置。
  3. 請求項1記載の航空地図表示装置において、気象レーダから得られる前記飛行地域上空の障害物画像データが格納される障害物画像メモリを設け、前記陰影画像データ、前記到達範囲画像データ及び前記障害物画像データを重畳して表示するようにしたことを特徴とする航空地図表示装置。
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