JP3624345B2 - ポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツおよび自在継ぎ手装置 - Google Patents

ポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツおよび自在継ぎ手装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱可塑性ポリエステルエラストマー等のポリエステル系エラストマー樹脂からなるジョイントブーツおよびこれを用いた自在継ぎ手装置に関する。詳しくは、自動車の等速ジョイントなどに用いられるジャバラ状のジョイントブーツおよびこれを用いた自在継ぎ手装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車や産業機械の駆動シャフトのジョイントには、封入されているグリースを保持するため、あるいは塵などを防ぐためにジョイントブーツと呼ばれる筒状の弾性体膜が装着される。
【0003】
このようなジョイントブーツは、例えば、図6に示すように、両端部に口径差のある筒状のジャバラ構造であり、このジョイントブーツの大口径端円筒部5と小口径端円筒部6に、自在継ぎ手ケース3とシャフト2とが挿入されそれぞれ締め付けクランプ4により固着されている。自在継ぎ手ケース3内において上記シャフト2と別のシャフトとが回転駆動力を伝達可能な自在継ぎ手により接続されている。大口径端円筒部5及び小口径端円筒部6の内周には、断面が山形のシール用突条91が形成されており、このシール用突条91がクランプ4によって締め付けられて押さえ込まれることにより、封入されているグリースの漏れが防止されている。
【0004】
従来、このようなジョイントブーツは、クロロプレンゴム材料などのゴム材料を射出成形することにより製造されていた。しかし、自動車用途においては、近年、部品の保証期間が長期化しており、このような汎用合成ゴム材料では耐オゾン性や耐摩耗性についての要求を十分に満足させることができなかった。
【0005】
そこで、これらの要求を満足できる材料として熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂が用いられるようになってきている。
【0006】
熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂は、一般に、高融点結晶性の芳香族ポリエステル単位からなるハードセグメントと、ポリテトラメチレングリコールといった低融点の脂肪族ポリエーテル単位からなるソフトセグメントとがエステル結合されてなり、ハードセグメント同士の凝集によって物理的に架橋が行われるものである。
【0007】
熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂等のポリエステル系エラストマー樹脂は、その構造に由来する優れた耐久性と耐摩擦性を有する。
【0008】
しかし、このようなポリエステル系エラストマー樹脂の性能を引き出すためには、樹脂の物性にぴったり適合した形状とする必要がある。ところが、ポリエステル系エラストマー樹脂と汎用合成ゴムとでは、根本的に物性が異なるために、長年使用され試験されて来た汎用合成ゴム製のジョイントブーツについて経験的に得られている形状はあまり参考にならない。
【0009】
特に、ジャバラの耐屈曲疲労性と、シール部における密着性、シール性の確保が問題となる。
【0010】
シール部における密着性及びシール性を確保するためには、例えば図7又は図8のような断面形状に形成されていた(それぞれ特開平2−221766及び特公平5−73952)。図示の例では、断面略半円状のシール用突条91の背面に、幅aが狭く深さbの大きい切り込み状の条溝92が形成されていた。この切り込み状の条溝92は、シール部が締めけクランプ4からのある大きさの押圧力によって締め付けられた際に、シール用突条91とシャフト等との密着性を高めるものである。図9のものにあっては、密着性をさらに高める目的で、背面に条溝92を備えたシール用突条91が、2本、略W字形断面をなすように設けられている。すなわち、シール用突条91が二重に設けられている。現在市販されているジョイントブーツにおいては、図9のようなシール部形状が主流となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ポリエステル系エラストマー樹脂製ジョイントブーツのジャバラの形状が最適でない場合には、広角変形が加わった際に応力が集中する部位が生じやすく、繰り返し屈曲に対する必要な耐疲労性が得られなかった。
【0012】
また、ポリエステル系エラストマー樹脂製ジョイントブーツにおいては、自在継ぎ手部が大角度に傾いたとき、この傾きに追随してジャバラが折り曲げられる際の折り曲げトルクが大きくなる傾向にある。この折り曲げトルクは、シール部をブーツ内側から剥がす向きの力として作用する。そのため、ジャバラの形状について折り曲げトルクの発生を最大限抑制する形状とするとともに、シール部における密着性を充分に高めなければ、シール性を損ないグリース漏れを起こすおそれがある。
【0013】
一方、充分なシール性を確保するためには、締め付けクランプによる締め付け力を大きくするとともに、シール用突条が締め付けられて押さえ込まれる寸法、すなわちシール用突条の山が締め付け力により高さを減じる寸法(以降、ツメシロと呼ぶ)を充分大きくとる必要がある。そのため、用いる締め付けクランプの板厚を大きく取り強度を充分に大きく取らなければならずそれだけ部品コストが上昇する。また、締め付けクランプによりジョイントブーツを自在継ぎ手部に組み付ける際の作業工程負担が大きくなる。
【0014】
上記問題点に鑑み、(1)加わる応力を充分に分散させることができ、繰り返し屈曲による疲労に対する充分な耐久性が得られるとともに、(2)シール部締め付けのための部品コスト及び工程負担の増大なしにシール部の充分な信頼性を確保することのできる、樹脂ブーツが求められている。
【0015】
本発明は、上記(2)の課題を解消し得た樹脂ブーツを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、自在継ぎ手の一方のシャフトに固定された自在継ぎ手収納ケースに接続するための大口径端短円筒部と、自在継ぎ手の他方のシャフトに接続するための小口径端短円筒部と、大口径端から小口径端へと径が順次小さくなっているジャバラとからなるポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、大口径端短円筒部及び小口径端短円筒部において、その外周面側に、クランプがはまる凹陥部が形成され、その内周面側にシール用突条が形成され、このシール用突条のジョイントブーツ軸方向における幅の中央部の外周面側に条溝が形成され、この条溝は、開口における幅寸法が深さ寸法に比べて同一か又はより大きく、前記条溝内の略中央に断面略逆くさび形の突起が周方向に形成された、ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツである。
【0017】
上記構成により、シール性を高めるべくシール用突条の幅を大きくとった場合にも、シール用突条の全面とシャフト等の外面とがほぼ均等な力で密着するようにすることができる。
【0018】
請求項2の発明においては、請求項1に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、前記突起は断面三角形である、ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツである。
【0019】
請求項3の発明においては、請求項2に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、前記シール用突状は、断面が角を丸めた台形状をなし、前記条溝は断面略半円形であり、これにより、前記突起の両側に断面逆三角形の空間を有する、ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツである。
【0020】
請求項4の発明は、請求項3に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、前記のシール用突条の高さは前記シール用突条に隣接する部位におけるジョイントブーツの膜厚の1〜2倍であり、前記条溝92の深さは該膜厚の1〜1.5倍である、ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツである。
【0021】
請求項5の発明は、請求項3に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、前記シール用突条の高さ及び前記深さ寸法が、前記シール用突条に隣接する部位のジョイントブーツの膜厚より大きい、ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツである。
【0022】
上記構成により、シール部のツメシロを大きくとることができるため、シール部の密着性とシールの信頼性をさらに高めることができる。
【0023】
請求項6の発明は、請求項4に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、前記のシール用突条の高さは前記シール用突条に隣接する部位におけるジョイントブーツの膜厚の約2倍であり、前記条溝92の深さは該膜厚の約1.5倍であり、前記条溝の底面からシール用突条の外面までの距離は、最短で、該膜厚と同程度である、ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツである。
【0024】
請求項7の発明は、自在継ぎ手の一方のシャフトに固定された自在継ぎ手収納ケースと、自在継ぎ手の他方のシャフトと、請求項1〜のいずれか1項に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツであって、前記大口径端短円筒部が前記自在継ぎ手収納ケースに接続され、前記小口径端短円筒部が前記自在継ぎ手の他方のシャフトに接続されてなるジョイントブーツと、からなる自在継ぎ手装置において、前記自在継ぎ手収納ケースおよび前記自在継ぎ手の他方のシャフトのそれぞれ外周面には、前記の大口径端短円筒部および小口径端短円筒部にそれぞれ設けた前記のシール用突条に対応して嵌合用溝が形成され、この嵌合用溝は底面と斜めの左右両側面とを有する断面台形状をなしていることを特徴とする自在継ぎ手装置である。
【0025】
【発明の実施の形態】
<ジョイントブーツのジャバラの形状>
実施例及び比較例のジョイントブーツのジャバラの形状について、向かって右半が軸方向断面図であり、左半が側面図である図1〜2にそれぞれ示す。ジョイントブーツの大口径端円筒部5の径はいずれも約100mmである。
【0026】
ジョイントブーツの材質は、東洋紡積(株)の熱可塑性ポリエステルエラストマー、ベルプレンP46Dである。
【0027】
これら実施例及び比較例は、いずれも、下記(1)〜(6)の共通の特徴を備えている。これは、現行品が備える特徴である。
【0028】
(1)大口径端から小口径端へとジャバラの山及び谷の径が順次小さくなっている。
【0029】
(2)継ぎ手ケースに接続する大口径端円筒部5の端縁から第1谷が始まる。
【0030】
(3)ブーツ軸方向の断面において、大口径端円筒部の中点C1と小口径端円筒部の中点C2との間のブーツ軸方向における距離をLとし、大口径端円筒部の中点から第1山の稜線までのブーツ軸方向における距離をL0、第5山の稜線から小口径端円筒部の中点までのブーツ軸方向における距離をL1、第1山の稜線から第5山の稜線までのブーツ軸方向における距離をL2としたとき、L0はLの5〜15%、L1はLの12〜22%、L2はLの67〜77%である。
【0031】
(4)各谷において、大口径端側斜面についてのブーツ径方向(ジョイントブーツの半径方向)における寸法(谷面の深さ)が、小口径端側の山の稜線におけるジョイントブーツの外径の28〜40%である。
【0032】
(5)大口径端円筒部の外径が約100mmである場合に、稜線における曲率半径が約2mmである。
【0033】
(6)ジャバラの稜線近傍の肉厚が、谷底近傍の肉厚の60〜100%である。
【0034】
このような構成において、実施例においては、下記(7)〜(8)の特徴を備える。
【0035】
(7)ジャバラを構成する斜面であって大口径端円筒部及び小口径端円筒部に直接接続しないもの、即ちジャバラの両端以外のものは、ブーツ軸方向の断面形状において、ジョイントブーツの外側に向かって凸であってその曲率半径が大口径端円筒部の外径の0.3〜2倍である(以降、凸R形と呼ぶ)。
【0036】
(8)ジャバラの二つの稜線に挟まれた谷において、大口径端側の稜線から谷底までのジョイントブーツ軸方向における距離が、これら二つの稜線の間のジョイントブーツ軸方向における距離の30〜40%である(以降、のこ刃形と呼ぶ)。
【0037】
<ジョイントブーツのジャバラについてのFEM解析>
実施例及び比較例のジョイントブーツについて、有限要素法(Finite Element analysis Method)による解析(以降、FEM解析と呼ぶ。)を用いて、駆動軸と従動軸とが広角度に変形した場合における変形形状と応力の分布についてシミュレーションを行った。このFEM解析において、材質である熱可塑性ポリエステルエラストマー樹脂の物性値について、温度30℃でのヤング率を440kg/cmとした。
【0038】
FEM解析によるシミュレーションにて得られた、実施例及び比較例についての大変形時の変形における形状を図3及び4に示す。シミュレーションは、ジャバラ部の形状に基づくものであるため、変形例についても実施例と同一である。
【0039】
実施例と比較例のシミュレーション図を屈曲内側について比較した場合、実施例のものでは、ジャバラの山が比較的整然と積み重なり、ジャバラとシャフト間の押圧がより少ない。そのため、大口径端側のシール部をブーツ内側から剥がす向きに作用するトルク(図中矢印で示す)が、実施例のもので比較例のものよりも小さい。
【0040】
一方、屈曲外側について比較した場合、実施例のものでは、小口径端側へのジャバラの山の突きだしが比較的少なく、小口径端に隣接した山の折り畳みがより少ない。そのため、小口径端側のシール部をブーツ内側から剥がす向きに作用するトルク(図中矢印で示す)が、実施例のもので比較例のものよりも小さい。
【0041】
表1には、実施例及び比較例についてのFEM解析結果をまとめて示す。
【0042】
下記表において、「谷をなす2斜面」が「等幅」であるとは、当該2斜面についてのブーツ軸方向の寸法がほぼ等しいことを示す。
【0043】
「圧縮側ジャバラ同士の接触」等の欄における「1〜4谷」は、大口径端から数えて第1〜4谷を示す。「(2谷)」及び「(大径肩)」は、それぞれ、第2谷、及び、大径端円筒部の肩部において接触押圧力が最大となることを示す。
【0044】
また、「応力振幅」とは、最大応力と最小応力との差であり、「応力振幅」等の欄における「3谷外」は、応力振幅が第3谷の外側で最大となることを示す。
【0045】
【表1】
Figure 0003624345
上記表1に示すように、ジャバラの広角変形時の応力振幅及び接触圧は、実施例のものにおいて、比較例のものより顕著に小さい。このことは、屈曲に対する耐疲労性が、実施例により顕著に向上することを意味する。
【0046】
表1の末尾には、実施例及び比較例のジャバラについて、大角度変形時の変形における折り曲げトルクをFEM解析により算出した結果を示している。広角変形時におけるジャバラの折り曲げトルクが小さくなることは、ジャバラが受ける負担が減少することであり、同時に、シール部をブーツ内側から剥がす向きに作用するトルクが減少することでもある。
【0047】
以上で示したように、谷をなす2斜面がのこ刃形をなし、かつ、これら斜面が凸R形である実施例のジャバラ形状が、耐疲労性及びシール性の観点から望ましいことが知られる。
【0048】
<ジョイントブーツのシール部の形状>
次に、実施例のジョイントブーツの大口径端円筒部及び小口径端円筒部におけるシール部の形状について、図5に示す。比較例のジョイントブーツは、上記図8のシール部形状を有している。
【0049】
実施例のジョイントブーツは、シール部に関して下記(9)〜(12)の共通の特徴を備える。
【0050】
(9)シール部において、シール用突条91が形成された部位の外周面側に位置する周方向の条溝92は、幅寸法aが深さ寸法bに比べて同一か又はより大きい。
【0051】
(10)シール用突条91は、二重に設けられず、一重である。
【0052】
(11)シール用突条91の突起の高さは、シール用突条91に隣接する部位におけるジョイントブーツの厚さの1〜2倍である。
【0053】
(12)条溝92の深さ寸法は、シール用突条91に隣接する部位におけるジョイントブーツの厚さの1〜1.5倍である。
【0054】
これに対して、比較例に係るシール部においては、条溝92の幅寸法aが深さ寸法bの3分の1以下であり、シール用突条91は、2重に設けられ、突起の高さがシール用突条91の隣接部におけるジョイントブーツの厚さの3分の2以下である。条溝92の深さ寸法は、実施例と同程度である。
【0055】
以下に、実施例のジョイントブーツにおけるそれぞれのシール部の形状について、より詳細に説明する。
【0056】
実施例のジョイントブーツのシール部は、そのブーツ軸方向に切断した断面図において、シール用突条91が半円形状をなし、この背面には、略逆くさび形の突条93を中央に有する略半円形の条溝92が形成されている。シール用突条91の突起の高さは、シール用突条91に隣接する部位におけるジョイントブーツの膜厚の約2倍であり、条溝92の深さbは、該膜厚の約1.5倍である。条溝内突条93の突起の高さは、条溝92の深さと同程度である。また、条溝92の底面からシール用突条91の外面までの距離は、最短で、該膜厚と同程度である。
【0057】
<シール部のクランプ圧力>
実施例及び比較例のジョイントブーツについて、締め付けクランプ4によりシール部を締め付けて締め付けクランプ4と該シール部の間の圧力が1kg/mmとなる場合のツメシロを算出した。その結果を表2に示す。
【0058】
ツメシロが大きいほど、ジョイントブーツのシール部とシャフト等との密着性と、この部分におけるシール性が向上する。
【0059】
下記表2に示すシール部のクランプ圧力の算出にあたっては、実施例及び比較例のジョイントブーツがシール部において具体的に以下の寸法を有するとした。単位はmmである。
【0060】
Figure 0003624345
【表2】
Figure 0003624345
上記表に示すように、シールの形状が実施例のようであると、シール部における締め付け圧力、すなわち締め付け時に締め付けクランプ4にかかる圧力を一定とする場合に、従来技術にかかる比較例に比べて、ツメシロをかなり大きくとることとなる。
【0061】
したがって、締め付けクランプの強度、及び、締め付け作業の負担を増大させることなく、シール部における密着性、及びシールの信頼性を向上させることができる。
【0062】
【発明の効果】
広角度の屈曲変形に対応するジャバラ状のジョイントブーツにおいて、締め付けバンドの締め付け力を増加させることなく充分なシール性及びその信頼性も得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のジョイントブーツについての半断面半側面図である。
【図2】比較例のジョイントブーツについての半断面半側面図である。
【図3】実施例1のジョイントブーツを大角度変形させた場合についてのFEM解析によるシミュレーション図である。
【図4】比較例のジョイントブーツについての図3と同様のシミュレーション図である。
【図5】実施例のジョイントブーツにおけるシール部の縦断面図である。
【図6】ジョイントブーツを概念的に説明するための切開側面図である。
【図7】従来のジョイントブーツにおけるシール部の縦断面図である。
【図8】従来の他のジョイントブーツ(比較例)におけるシール部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ジョイントブーツ
2 シャフト
3 継ぎ手ケース
4 締め付けバンド
5 大口径端円筒部
6 小口径端円筒部
7 ジャバラの稜線
8 ジャバラの谷線
9 シール部
91 シール用突条
92 シール用突条の背面の条溝
93 条溝内突条

Claims (7)

  1. 自在継ぎ手の一方のシャフトに固定された自在継ぎ手収納ケースに接続するための大口径端短円筒部と、自在継ぎ手の他方のシャフトに接続するための小口径端短円筒部と、大口径端から小口径端へと径が順次小さくなっているジャバラとからなるポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、
    大口径端短円筒部及び小口径端短円筒部において、その外周面側に、クランプがはまる凹陥部が形成され、
    その内周面側にシール用突条が形成され、
    このシール用突条のジョイントブーツ軸方向における幅の中央部の外周面側に条溝が形成され、
    この条溝は、開口における幅寸法が深さ寸法に比べて同一か又はより大きく、
    前記条溝内の略中央に断面略逆くさび形の突起が周方向に形成された、
    ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツ。
  2. 請求項1に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、
    前記突起は断面三角形である、
    ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツ。
  3. 請求項2に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、
    前記シール用突状は、断面が角を丸めた台形状をなし、
    前記条溝は断面略半円形であり、
    これにより、前記突起の両側に断面逆三角形の空間を有する、
    ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツ。
  4. 請求項3に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、
    前記のシール用突条の高さは前記シール用突条に隣接する部位におけるジョイントブーツの膜厚の1〜2倍であり、
    前記条溝92の深さは該膜厚の1〜1.5倍である、
    ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツ。
  5. 請求項3に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、
    前記シール用突条の高さ及び前記深さ寸法が、前記シール用突条に隣接する部位のジョイントブーツの膜厚より大きい、
    ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツ。
  6. 請求項4に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツにおいて、
    前記のシール用突条の高さは前記シール用突条に隣接する部位におけるジョイントブーツの膜厚の約2倍であり、
    前記条溝92の深さは該膜厚の約1.5倍であり、
    前記条溝の底面からシール用突条の外面までの距離は、最短で、該膜厚と同程度である、
    ことを特徴とするポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツ。
  7. 自在継ぎ手の一方のシャフトに固定された自在継ぎ手収納ケースと、
    自在継ぎ手の他方のシャフトと、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のポリエステル系樹脂製の広角度対応ジョイントブーツであって、前記大口径端短円筒部が前記自在継ぎ手収納ケースに接続され、前記小口径端短円筒部が前記自在継ぎ手の他方のシャフトに接続されてなるジョイントブーツと、
    からなる自在継ぎ手装置において、
    前記自在継ぎ手収納ケースおよび前記自在継ぎ手の他方のシャフトのそれぞれ外周面には、前記の大口径端短円筒部および小口径端短円筒部にそれぞれ設けた前記のシール用突条に対応して嵌合用溝が形成され、この嵌合用溝は底面と斜めの左右両側面とを有する断面台形状をなしていることを特徴とする自在継ぎ手装置。
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KR101268871B1 (ko) * 2008-06-27 2013-05-30 게케엔 드리펠린 인터나쇼날 게엠베하 축선 방향으로 변위되는 제 1 체결 영역을 가지는 부트 장치

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