JP3623541B2 - 分岐器 - Google Patents

分岐器 Download PDF

Info

Publication number
JP3623541B2
JP3623541B2 JP33901194A JP33901194A JP3623541B2 JP 3623541 B2 JP3623541 B2 JP 3623541B2 JP 33901194 A JP33901194 A JP 33901194A JP 33901194 A JP33901194 A JP 33901194A JP 3623541 B2 JP3623541 B2 JP 3623541B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
branch
unit
terminals
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33901194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08186463A (ja
Inventor
寛至 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
Priority to JP33901194A priority Critical patent/JP3623541B2/ja
Publication of JPH08186463A publication Critical patent/JPH08186463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3623541B2 publication Critical patent/JP3623541B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は分岐器、殊にCATV用として好適な分岐器に関する。
【0002】
【従来の技術】
CATVのケーブルは、電柱を利用して空中に架設されるばかりでなく、地中にケーブルが埋設される場合がある。
又加入数により分岐(分配)数も一定ではない。
よって、空中に架設するタイプの分岐器は、図5のaに例示する如く、入出力端子である第1の端子Aと第2の端子Bとを互いに対向する面に設け、又ケーブルを地中に埋設するタイプの分岐器は、図5のbに示す如く、入出力端子である第1の端子Aと第3の端子Cとを同一面に設け、夫々分岐数の異なる多品種の製品を製造していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
現在のケーブル網では、架設から埋設、或はその逆の埋設から架設に変更されることが予想されるが、その際、既設の分岐器を利用しようとすると、結線方向が変わって端子接続部の位置が適合しなくなるので、それがケーブル接続の障害となる。
又ケーブルの接続をやり直す場合には、分岐数の変更を伴なう場合が多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、架設タイプを埋設タイプに、或いはその逆に変更可能とした分岐器であって、その構成は、一側面に第1及び第2の各端子接続部を、他の面に第3の端子接続部を夫々設けたカバー本体内に、前記第1、第2,第3の各端子接続部に対応した端子相互間に電流通過を許容する電流通過回路を有したマザーボードと、分岐回路を有する分岐ユニットと、分配回路を有するタッププレートとが収容された分岐器であって、前記マザーボードに、前記分岐ユニットに設けられている入出力端子を第1と第2の端子接続部に接続する取り付け態様と第1と第3の端子接続部に接続する両態様にて、それぞれ分岐ユニットの入出力端子の配置パターンと合致する位置に、前記入出力端子に対して高周波信号を伝送可能に接続された中継端子を設けることによって、前記分岐ユニットを前記マザーボードに対して2種類の取り付け態様を選択可能ならしめて組み付け、前記タッププレートの接続端子を前記分岐ユニットの分岐端子に対して高周波信号を伝送可能に接続したことにある。
尚ここで高周波信号とは、テレビ信号やコントロール信号、連絡用の電話的送信信号を含む。
【0005】
前記分岐回路は、その中央を支点とし、マザーボードへそのマザーボード面に沿って回動可能に支持したり、その分岐ユニットの分岐端子を、前記回動中心位置に設けることができる。
【0006】
【作用】
分岐回路の取り付け態様を変更するだけで、入出力端子の位置を選択でき、又分岐端子数、分岐量を変更する場合は、ユニットごと交換すれば良い。
而も分岐回路を、その中央を支点とし、マザーボードへそのマザーボード面に沿って回動可能に支持すると共に、分岐ユニットの分岐端子を、前記回転中心位置に設ければ、操作性が良好となる。
【0007】
【実施例】
本発明に係る分岐器の実施例を図面に基づいて説明する。
1は一面が開放されたカバー本体であり、そのカバー本体1には、片側に第1及び第2の端子A,Bとの接続部としてのケーブル挿入孔2,3が、他側には第3の端子Cとの接続部としてのケーブル挿入孔4が夫々設けられ、内部には、マザーボード5、分岐ユニット6が収容されており、開放面はタッププレート7が一体に組み付けられた蓋体8で閉塞される。
前記マザーボード5はカバー本体1に固定され、図2に示す如くコイル9,9,9を介在させた電流通過回路5aを備えていて、端子A.B,C相互間の電流通過を許容している。
又コンデンサ10,10,10を介在させた中継回路5b,5b,5bにより、中継端子11,12が前記第1の端子Aと、13,14が夫々前記第2及び第3の端子B,Cと夫々高周波信号を伝送可能に接続されていている。
そして前記第1,第2,第3の各端子接続部は、各ケーブル挿入孔2,3,4から挿入させた同軸ケーブルの芯線をマザーボードにねじ止めするようになっている。
【0008】
分岐ユニット6には分岐回路6aが内蔵され、入力端子15と出力端子16とを備えている。
そして前記マザーボード5に対し、その中央を支点として回動可能に組み付けられており、前記中継端子11,13の組と12,14の組とは、夫々分岐ユニット6の入力端子15と出力端子16に対応したものとなっている。
又回動支点には分岐端子17が設けられ、ねじ6b,6bによりマザーボード5に止着される。
【0009】
タッププレート7は、ねじ7b,7b・・によって蓋体8に固着されていて、分配回路7aと複数の分配端子18,18・・とを有し、前記分岐端子17との接続端子19を備えている。
そして蓋体8には、前記分配端子18,18・・の数に応じたコネクタ座20,20・・が設けられている。
タッププレート7の分岐ユニット側は、ねじ7c,7cにて止着されたカバー21で覆われ、分配端子18,18・・は、蓋体8のコネクタ座20,20・・と接続されている(図3)。
【0010】
このように形成された分岐器は、分岐ユニット6の入力端子15とマザーボード5の中継端子11とが接続されると共に、出力端子16が中継端子13に接続されると、第1の端子Aを入力端子、第2の端子Bを出力端子とした架設タイプとして機能する。(図4のa)。
ここで分岐数を増加しようとすれば、蓋体8を外してタッププレート7と分岐ユニット6とを取り外し、所望の分岐数に対応した蓋体とタッププレート、及び分岐量に適応した分岐ユニットに交換する。
又埋設タイプに変更する場合は、前記分岐ユニット6を90度回転させれば、分岐ユニット6の入力端子15とマザーボード5の中継端子12とが接続されると共に、出力端子16が中継端子14に接続され、第1の端子Aが入力端子、第3の端子Cが出力端子に変更される(図4のb)。
更に90度回転させれば、第1の端子Aを出力端子、第2の端子Bを入力端子に変更でき、そこから更に90度回転させれば、第1の端子Aを出力端子、第3の端子Cを入力端子にも変更できるのである。
【0011】
このように、変更作業は、着脱及び回動させるだけであるから操作性に優れ、又、電流通過回路5aと分岐回路6aと分配回路7aとを、マザーボード5と分岐ユニット6とタッププレート7とに夫々ユニット化し、且つ前記マザーボード5をカバー本体1に固着して各端子相互間を電流通過可能に接続したことによって、交換作業中でも電流の通過が遮断されることがなく、チェック機能が維持されるし、変更は各ユニット単体の交換で済み、分岐数の変更と端子の変更とも同時に行なえる。
【0012】
尚、第1,第2,第3の各端子接続部は、実施例に示される如く、ケーブル挿入孔から挿入させた同軸ケーブルの芯線をマザーボードにねじ止めする構造に限定されず、コネクタを利用して接続するようにしても差し支えない。
そして各端子接続部の配置は、カバー本体の同一面と対向面とを選択するばかりでなく、隣接する側面相互間において選択可能とすることもでき、分岐数も増加させるばかりでなく減少させる場合もあって、タッププレートの分岐数はいくつでもかまわないし、分配端子に電流通過タイプを設定するなど、適宜変更できる。
又実施例は、分岐ユニットを回動させて接続される中継端子を選択するものであるが、分岐ユニットをずらせたり移動させて組み付け位置を変えることにより、中継端子を選択するようにもできる。
その場合各中継端子は、分岐ユニットの取り付け態様に対応する位置に設けられる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、入出力端子の位置を変更でき、同時に分岐端子数の増加や、伝送方向の変更も行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分岐器の実施例を示す分解説明図である。
【図2】分岐器の回路説明図である。
【図3】分岐器の内部構造を示す説明図である。
【図4】端子の位置変更操作例を示す説明図である。
【図5】a,bは従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・カバー本体、2,3,4・・ケーブル挿通孔、3b・・ねじ、5・・マザーボード、5a・・電流通過回路、6・・分岐ユニット、6a・・分岐回路、6b・・ねじ、7・・タッププレート、7a・・分配回路7b、7c・・ねじ、8・・蓋体、9・・コイル、10・・コンデンサ、11,12,13,14・・中継端子、15・・入力触端子、16・・出力端子、17・・分岐端子、18・・分配端子、19・・接続端子、20・・コネクタ座、21・・カバー、A・・第1の端子、B・・第2の端子、C・・第3の端子。

Claims (2)

  1. 一側面に第1及び第2の各端子接続部を、他の面に第3の端子接続部を夫々設けたカバー本体内に、前記第1、第2,第3の各端子接続部に対応した端子相互間に電流通過を許容する電流通過回路を有したマザーボードと、分岐回路を有する分岐ユニットと、分配回路を有するタッププレートとが収容された分岐器であって、前記マザーボードに、前記分岐ユニットに設けられている入出力端子を第1と第2の端子接続部に接続する取り付け態様と第1と第3の端子接続部に接続する両態様にて、それぞれ分岐ユニットの入出力端子の配置パターンと合致する位置に、前記入出力端子に対して高周波信号を伝送可能に接続された中継端子を設けることによって、前記分岐ユニットを前記マザーボードに対して2種類の取り付け態様を選択可能ならしめて組み付け、前記タッププレートの接続端子を前記分岐ユニットの分岐端子に対して高周波信号を伝送可能に接続して成る分岐器。
  2. 前記分岐ユニットの分岐端子を、回動中心位置に設けた請求項1に記載の分岐器。
JP33901194A 1994-12-29 1994-12-29 分岐器 Expired - Fee Related JP3623541B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33901194A JP3623541B2 (ja) 1994-12-29 1994-12-29 分岐器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33901194A JP3623541B2 (ja) 1994-12-29 1994-12-29 分岐器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08186463A JPH08186463A (ja) 1996-07-16
JP3623541B2 true JP3623541B2 (ja) 2005-02-23

Family

ID=18323432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33901194A Expired - Fee Related JP3623541B2 (ja) 1994-12-29 1994-12-29 分岐器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3623541B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3700869B2 (ja) * 1995-09-30 2005-09-28 マスプロ電工株式会社 分岐器
JP3677099B2 (ja) * 1995-09-30 2005-07-27 マスプロ電工株式会社 分岐器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08186463A (ja) 1996-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004527935A (ja) 多回路信号変換器
JP3076960B2 (ja) 分岐器
JP3623541B2 (ja) 分岐器
US6994562B2 (en) Apparatus for multiplex communication
CA1295407C (en) Wiring apparatus of a function embedded type
CA1233551A (en) Switch assembly and circuit
JP3976122B2 (ja) 多重通信用ジョイントコネクタ
JP3677097B2 (ja) 分岐器
WO1997049181A1 (fr) Dispositif de branchement
AU711308B2 (en) Top exit coupler
US5990759A (en) Directional coupler rotatable around a fulcrum
WO1999007040A1 (en) Coaxial connector
KR100305844B1 (ko) 전자제어모듈용pcb조립체
JP3700869B2 (ja) 分岐器
JP3607451B2 (ja) 分岐器
JP3664323B2 (ja) 高周波信号処理装置
JPH08186462A (ja) 分岐器
JP7350224B2 (ja) 3口用大角穴フラッシプレート用テレビ端子装置
JPH0531337U (ja) 車載用電子装置
US6911603B2 (en) Distribution frame for film conductors
JPH06334409A (ja) 合成分配器の取付構造
JP3747753B2 (ja) 切換分配器
JPH0227615Y2 (ja)
JP2002008794A (ja) Catv用分岐・分配器
JP3503001B2 (ja) ブースター

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees