JP2002008794A - Catv用分岐・分配器 - Google Patents
Catv用分岐・分配器Info
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- JP2002008794A JP2002008794A JP2000189445A JP2000189445A JP2002008794A JP 2002008794 A JP2002008794 A JP 2002008794A JP 2000189445 A JP2000189445 A JP 2000189445A JP 2000189445 A JP2000189445 A JP 2000189445A JP 2002008794 A JP2002008794 A JP 2002008794A
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
の割り当てを換えうるCATV用分岐・分配器を提供す
ること。 【解決手段】 同軸ケーブルを接続するための少なくと
も3つの本体端子を有し、これら本体端子に接続された
マザーボード100と、分岐・分配回路要素が組み込ま
れており、前記マザーボードに切換可能に接続されて前
記本体端子を入力端子IN、出力端子OUTおよび分岐
端子TAPに割り当てるユニット110とをそなえるC
ATV用分岐・分配器において、前記ユニットは、それ
ぞれ前記本体端子に対応した数のユニット端子を持った
表、裏両面を有するものであり、前記マザーボードに対
して表面側でも裏面側でも切換接続できるようにしたこ
とを特徴とするCATV用分岐・分配器。
Description
分岐・分配器に係り、とくに各端子を任意に入力端子、
出力端子および分岐端子に割り当てることができるもの
に関する。
・ネットワークでは、幹線を構成する同軸ケーブルに雄
フィッティングコネクタ(KSコネクタともいう。)を
用いて分岐器とか分配器を接続する(特開平9−980
48号公報、特開平9−115624号公報、特開平9
−116369号公報、特開平10−93372号公
報、特開平10−164728号公報参照)。
器、分配器の雌コネクタに締め込んで外側導体が接続さ
れ、一方中心導体はネジ止めもしくはバネ性の接続片に
よる弾性接続が行われる。そして、防水目的で雌雄コネ
クタの接続部分を熱収縮性チューブとか自己融着テープ
を用いて封止している。したがって、一旦接続作業を行
った後は、その封止を破らない限り接続換えはできな
い。
い、既設のヘッドエンドや幹線用増幅器によるシステム
から、光ファイバを用いた大規模システムに変更するこ
とが頻発している。この場合、幹線の分岐器、分配器の
配列が変わり、信号の流れが逆になることが屡々であ
る。
器、分配器は、入力端子、出力端子および分岐端子の配
置が固定されているので、これら機器から同軸ケーブル
を外して接続換えをする必要がある。
封止を破る作業、接続換えをする作業および再び封止す
る作業が必要であり、同軸ケーブルの一部切除による長
さ不足などが発生し、種々の問題を招来する。
で、同軸ケーブルとの接続換えを要せずに各端子の割り
当てを換えうるCATV用分岐・分配器を提供すること
を目的とする。
では、同軸ケーブルを接続するための少なくとも3つの
本体端子を有し、これら本体端子に接続されたと、分岐
・分配回路要素が組み込まれており、前記マザーボード
に切換可能に接続されて前記本体端子を入力端子、出力
端子および分岐端子に割り当てるユニットとをそなえる
CATV用分岐・分配器において、前記ユニットは、そ
れぞれ前記本体端子に対応した数のユニット端子を持っ
た表、裏両面を有するものであり、前記マザーボードに
対して表面側でも裏面側でも切換接続できるようにした
ことを特徴とするCATV用分岐・分配器、を提供する
ものである。
分解斜視図である。この図1における分岐・分配器は、
分岐・分配回路を組み込んだマザーボード100を、下
防水ケース210および上防水ケース220からなる防
水ケース内に収容し、上防水ケース220の四隅に設け
た4つの端子を用いて入、出力信号および分岐信号を取
り扱うように構成されている。
の本体端子101,102,103および104は、マ
ザーボード100に組み合わされるユニット110の向
きによってその役割を換える。つまり、本体端子101
は入力端子となることもあれば出力端子となることもあ
り、さらに分岐端子になることもある。
が組み込まれて左右、上下、表裏対称に構成されてお
り、ユニット110の4隅に1つづつ合計4つあるユニ
ット端子は、時計回りに入力端子IN、出力端子OU
T、分岐端子TAP1、分岐端子TAP2と配置されて
いる。そして、ユニット110は、表裏反転可能であ
り、反転すると反時計回りに入力端子IN、出力端子O
UT、分岐端子TAP1、分岐端子TAP2と配置され
ている。
110の端子と接続するための4つの本体端子があり、
ユニット110を90度間隔で表側4通り、裏側4通
り、合計8通りの向きで差し込むことができる。この結
果、マザーボードの4つの本体端子101,102,1
03,104は、入力端子IN、出力端子OUT、分岐
端子TAP1,TAP2の何れの役割を持つこともでき
る。
られ、電源回路を切断するための4つのジャンパ線12
0が設けられており、ユニット110による高周波回路
の接続換えに伴って電源回路を切断する必要が生じたと
きは該当するジャンパ線を切断する。
0の差込およびジャンパ線120の必要な切断が行われ
たら、下防水ケース210に上防水ケース220を組み
合わせてネジ230によって固定し、防水ケースを完成
する。
2,103,104に同軸ケーブルを接続するために、
上防水ケース220の4隅に設けられた対をなすコネク
タ接続口223に、互いに90度異なる方向から差し込
めるようにそれぞれ雌ねじ加工が施されていて、フィッ
ティングコネクタ(KSコネクタ)300がねじ込める
ように構成されている。
マザーボード100の内部回路構成およびユニット11
0の内部回路構成を示したものである。図2(a)に示
すように、マザーボード100の4つの本体端子10
1,102,103,104は、他の1つの本体端子と
直流的および高周波的に接続されている。すなわち、直
流的には隣り合わない他の1つの本体端子と高周波チョ
ークコイルL1、ジャンパ線120および低周波チョー
クコイルL2を介して接続され、高周波的にはユニット
110とその両側のコンデンサCを介して他の1つの本
体端子と接続されている。
子OUTとの間に一方向の幹線が形成され、その間に分
岐・分配回路が挿入されて分岐端子TAP1およびTA
P2に接続されている。このように、ユニット110の
時計回り方向に配された4つのユニット端子IN,OU
TおよびTAP1,TAP2は役割が固定である。
図として示したものである。このユニット110は、ほ
ぼ正方形の回路基板111の4隅に、同軸端子の外側導
体を構成する円筒状導体112aが配されて4つの端子
111を構成している。4つの端子に付された符号1−
4は、図2(a)におけるユニット110に付された符
号1−4に対応するものである。そして、回路基板11
1を上下から挟むように、下ケース113および上ケー
ス114が組み合わされ、ユニット110の外見形状
は、平面形状がほぼ正方形の6面体となっている。
には上面と同一で端子配置が上面のそれを裏返しにした
ものとなっている。
111と端子112との接合部、および端子112自体
の構造を断面図として示したものである。図4(a)に
示すように、円筒状導体112aは基板111の1隅に
取り付けられるもので、円筒の中央部に設けられた基板
差込孔に基板111の隅部が差し込まれて位置決めさ
れ、さらに基板111のアース・パターンに半田付けさ
れて電気的および機械的に接続される。
筒状をなし中央部にガイド孔が設けられた絶縁部材11
2bが挿入されてカシメ等による抜け止め処理が施され
る。そして、基板111における円筒状導体112aの
中心位置に端子112の中心導体112cが設けられ
る。
すように、ほぼ円筒状をなし、外周の中央よりも何れか
の一端に寄った位置に鍔が設けられた形状をしており、
内部にドラム状のバネ導体112dが保持されている。
中心導体112cの外周に設けられた鍔の位置は、中心
導体112cを基板111に差し込んで鍔で位置決めす
るが、その際に中心導体112cの丁度中央位置が基板
111によって支持されるような位置とする。内部のド
ラム状のバネ導体112dは、マザーボード100側の
中心導体の外周に対して円滑かつ良好に接触するよう
に、ドラム形状の中央部がくびれた形状に構成されてい
る。
が短い構成としたのは、端子112と基板111との接
続部で同軸状態ができるだけ崩れないようにするためで
ある。すなわち、仮に中心導体112cが円筒状導体1
12aの軸方向長に応じて軸方向長の長いものであると
すると、端子112の接続に用いない側の中心導体が同
軸状態を崩す形で突出して存在することになって不具合
である。
端子配置を示したものである。ユニット110は、表側
が時計回りに、入力端子IN、出力端子OUT、分岐端
子TAP1,TAP2であり、これが90度ずつ時計回
りに回転することにより端子位置が4通りにずれてい
く。A1ないしA4は、この端子位置を示している。裏
側は、これが反時計回りになり、B1ないしB4により
示されている通りである。
しB4の合計8通りの端子位置が得られる。
端子配置を示したものである。このユニットは、平面形
状がほぼ正3角形であり、各頂点に端子111が配され
るように、下ケース112および上ケース113が組み
合わされる。
置を示したものである。この場合、ユニット110は、
入力端子IN、出力端子OUTおよび分岐端子TAP1
を、表側は時計回りに、裏側は反時計回りに割り当てて
いく。これにより表側3通り、裏側3通りの合計6通り
の端子配置が行える。
ットおよび3端子型ユニットを用いたCATV用分岐・
分配器を示したが、端子数は分岐端子の数をいくつにす
るかによって決まるものであり、適宜選択することがで
きる。
・分配器の回路基板に切換接続可能なユニットを設け、
このユニットを所定角度ずつ回転させ、さらに表裏反転
させて所定角度ずつ回転させることにより分岐・分配器
の端子配置を広範囲に変更することができる。この結
果、分岐・分配器に対する同軸ケーブルの接続は変える
ことなく端子割り当てを変えることができ、信号の流れ
の変化に対応することができる。
ットの構造を示す分解斜視図。
の取付構造を示す断面図であり、図4(b)は、端子1
12の中心導体112c等の構造および基板111に対
する取付構造を示す断面図。
示す説明図。
示す説明図。
Claims (7)
- 【請求項1】同軸ケーブルを接続するための少なくとも
3つの本体端子を有し、これら本体端子に接続されたマ
ザーボードと、分岐・分配回路要素が組み込まれてお
り、前記マザーボードに切換可能に接続されて前記本体
端子を入力端子、出力端子および分岐端子に割り当てる
ユニットとをそなえるCATV用分岐・分配器におい
て、 前記ユニットは、それぞれ前記本体端子に対応した数の
ユニット端子を持った表、裏両面を有するものであり、
前記マザーボードに対して表面側でも裏面側でも切換接
続できるようにしたことを特徴とするCATV用分岐・
分配器。 - 【請求項2】請求項1記載のCATV用分岐・分配器に
おいて、 前記ユニットは、3個のユニット端子を有するCATV
用分岐・分配器。 - 【請求項3】請求項2記載のCATV用分岐・分配器に
おいて、 前記ユニットは、平面形状が略3角形であり、各頂点に
ユニット端子が配されたCATV用分岐・分配器。 - 【請求項4】請求項1記載のCATV用分岐・分配器に
おいて、 前記ユニットは、4個のユニット端子を有するCATV
用分岐・分配器。 - 【請求項5】請求項4記載のCATV用分岐・分配器に
おいて、 前記ユニットは、平面形状が略正方形であり、各頂点に
ユニット端子が配されたCATV用分岐・分配器。 - 【請求項6】請求項1記載のCATV用分岐・分配器に
おいて、 前記ユニット端子は、 前記マザーボードに取り付けられた円筒状導体と、 樹脂製で前記円筒状導体に収容、固定された絶縁部材
と、 中心部に前記マザーボードの端子の中心導体と接続する
導体を有し、前記マザーボードにおける前記円筒状導体
および前記絶縁部材の中心位置に設けられた中心導体と
をそなえるCATV用分岐・分配器。 - 【請求項7】請求項6記載のCATV用分岐・分配器に
おいて、 前記中心導体は、ほぼ円筒状をなし、外周の中央から前
記マザーボードの厚み程度外れた位置に鍔が設けられ、
この鍔により前記マザーボードに対して位置決めされる
ようにしたCATV用分岐・分配器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000189445A JP2002008794A (ja) | 2000-06-23 | 2000-06-23 | Catv用分岐・分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000189445A JP2002008794A (ja) | 2000-06-23 | 2000-06-23 | Catv用分岐・分配器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002008794A true JP2002008794A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=18689074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000189445A Pending JP2002008794A (ja) | 2000-06-23 | 2000-06-23 | Catv用分岐・分配器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002008794A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100518294C (zh) * | 2006-09-02 | 2009-07-22 | 甘国强 | 有线电视终端分支分配器与电视信号线的连接装置 |
JP2012257109A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Yagi Antenna Co Ltd | Catv伝送用増幅器 |
KR20210081585A (ko) * | 2019-12-24 | 2021-07-02 | 서승구 | 자율주행 차량용 피씨비 보호케이스 |
-
2000
- 2000-06-23 JP JP2000189445A patent/JP2002008794A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100518294C (zh) * | 2006-09-02 | 2009-07-22 | 甘国强 | 有线电视终端分支分配器与电视信号线的连接装置 |
JP2012257109A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Yagi Antenna Co Ltd | Catv伝送用増幅器 |
KR20210081585A (ko) * | 2019-12-24 | 2021-07-02 | 서승구 | 자율주행 차량용 피씨비 보호케이스 |
KR102334269B1 (ko) | 2019-12-24 | 2021-12-02 | 서승구 | 자율주행 차량용 피씨비 보호케이스 |
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