JP3622235B2 - 多重化データの復号装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数の符号化されたデータが時系列的に多重化されたデータを復号する復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、データ圧縮(高能率符号化)技術は、放送、通信、情報機器等の多くのメディアで利用されている。特にAV機器の分野では、MPEG(MovingPictures Expert Group)を利用して、一枚のCD(Compact Disk)に最大74分のディジタル化した音声と動画を記録できる「ビデオCD」が規格化され、普及しつつある。
【0003】
図14は従来のビデオCDのデータフォーマットを示す図である。ビデオCDのデータは、一つのパックの中に一つのパケットを含む構成になっている。1パックは1セクタ中の2324バイトで構成されている。映像データのフォーマットと音声データのフォーマットは基本的には同じであるが、音声データの場合、データ部として2279バイト、ゼロを記録する余剰の20バイトを付加して映像データと同じ2324バイトを1パックとしている。なお、個々のヘッダについてはその説明を省略する。
【0004】
ディスク上では映像と音声のデータを時系列多重記録しており、平均すると6対1の割合で配置されている。
【0005】
ビデオCDでは、VHSに代表されるVTRとは異なり、映像と音声データが時系列に並ぶため、これらの同期を行なうための時間情報(タイムスタンプ)が必要になる。例えばMPEGではこれを3つの時間情報で制御を行なう。まず、パックヘッダ内にあり、装置の基準クロックであるSCR(System Clock Reference)、次にパケットヘッダ内にあり、SCRの基準に従って、映像と音声データのデコードの開始時刻を提示するDTS(Decoding Time Stamp)、そして同じくパケットヘッダ内にあり、デコード結果を提示するPTS(resentetion Time Stamp)がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図15は従来の符号化多重データのデコーダ構成を示す図であり、記録媒体である光ディスク1から出力される符号化多重のデータは、デマルチプレクサ部4にて映像と音声の符号化データに分離され、それぞれ映像デコーダ部7、音声デコーダ部11に入力される。と同時に、必要に応じて時間情報であるSCR、DTS、PTSを多重データから分離し、それらの情報を用いて、映像遅延部18と音声遅延部19からの出力信号の出力時刻をタイムスタンプ制御部20にて決定する。
【0007】
このように、映像と音声データの同期ずれは、タイムスタンプの精度で決まることになり、高い精度で同期を行なうことが可能であるが、タイムスタンプを挿入したり、分離、検出する装置等が必要になり、構成が複雑で装置が高価になるといった問題点があった。
【0008】
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、タイムスタンプが不用で、かつ、簡単な構成で映像と音声の同期制御を行なう多重化データの復号化装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る多重化データの復号装置は、複数のピクチャからなる映像データが複数のパックに分割され、前記映像データに対応した複数のフレームからなる音声データが1つのパックに収納され、これらを1つの単位として時系列多重化された符号化多重データを復号し、映像信号と音声信号を出力する多重化データの復号装置であって、
前記符号化多重データを一時的に蓄える多重化データバッファ手段と、前記多重化データバッファ手段の出力を制御する多重化データ出力制御手段と、前記符号化多重信号から符号化映像信号と符号化音声信号及びそれらの符号化レートを分離する信号分離手段と、前記符号化映像信号を一時的に蓄える映像バッファ手段と、前記符号化映像信号を復号する映像復号手段と、前記映像バッファ手段から前記映像復号手段への符号化映像信号出力を制御する符号化映像信号出力制御手段と、前記符号化音声信号を一時的に蓄える音声バッファ手段と、前記符号化音声信号を復号する音声復号手段と前記音声バッファ手段から前記音声復号手段への符号化映像信号出力を制御する符号化音声信号出力制御手段と、前記映像バッファ手段の蓄積量と前記音声バッファ手段の蓄積量に基づいて前記多重化データ出力制御手段と符号化映像信号出力制御手段と符号化音声信号出力制御手段を制御するバッファ制御手段とを備え、
前記バッファ制御手段が、前記音声バッファ手段の蓄積量に対して設定された上限値、下限値及びその中間値を基準として、前記音声バッファ手段に蓄積された符号化音声信号の蓄積量を監視し、前記蓄積された符号化音声信号の蓄積量が前記上限値以上になった場合に、符号化映像信号が欠落したと判断してその蓄積量が前記中間値になるまで前記多重化データと符号化映像信号の出力を停止し、また、その蓄積量が前記下限値以下になった場合に、符号化音声信号が欠落したと判断してその蓄積量が前記中間値になるまで前記多重化データを出力し、符号化音声信号の出力停止することにより、その蓄積量が前記中間値になるように前記多重化データ出力制御手段と符号化映像信号出力制御手段と符号化音声信号出力制御手段を制御するようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項2に係る多重化データの復号装置は、請求項1に記載の多重化データの復号装置において、前記符号化音声信号の蓄積量の上限値、下限値及びその中間値を、前記符号化映像信号の符号化レートに従って設定することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項3に係る多重化データの復号装置は、請求項1に記載の多重化データの復号装置において、前記符号化映像信号の蓄積量の所定値を、前記符号化映像信号の符号化レートに従って設定することを特徴とする。
【0013】
【作用】
本発明の請求項1に係る多重化データの復号装置においては、前記音声バッファ手段の蓄積量に対して設定された上限値、下限値及びその中間値を基準として、前記蓄積された符号化音声信号の蓄積量が前記上限値以上になった場合に、符号化映像信号が欠落したと判断し、また、その蓄積量が前記下限値以下になった場合に、符号化音声信号が欠落したと判断して、その蓄積量が前記中間値になるように前記多重化データ出力制御手段と符号化映像信号出力制御手段と符号化音声信号出力制御手段を制御するようにしたので、符号化映像データ、あるいは符号化音声データの欠落によって生じる不平衡状態を正常な状態に戻して、映像信号と音声信号の同期のずれを少なくすることができる。
【0014】
また、本発明の請求項2に係る多重化データの復号装置は、請求項1に記載の多重化データの復号装置において、前記符号化音声信号の蓄積量の上限値、下限値及びその中間値を、前記符号化映像信号の符号化レートに従って設定するようにしたので、音声バッファの蓄積量の上下の裕度をほぼ同じに保てるようになり、大幅な符号化信号の欠落によって生じる不平衡状態を正常な状態に戻して、映像信号と音声信号の同期のずれを少なくすることができる。
【0015】
また、本発明の請求項3に係る多重化データの復号装置は、請求項1に記載の多重化データの復号装置において、前記符号化映像信号の蓄積量の所定値を、前記符号化映像信号の符号化レートに従って設定するようにしたので、前記符号化音声信号の蓄積量の上限値、下限値及びその中間値が一定のままでも音声バッファの蓄積量の上下の裕度をほぼ同じに保てるようになり、大幅な符号化信号の欠落によって生じる不平衡状態を正常な状態に戻して、映像信号と音声信号の同期のずれを少なくすることができる。
【0017】
【実施例】
実施例1.
図1は本発明の一実施例による多重化データの復号装置の構成を示すブロック図である。図において、1は符号化映像データと音声データが時系列多重化されて記録されている光ディスク、2は光ディスクからのデータを蓄えるバッファ部、3はバッファ部2の出力信号を制御するバッファ切換部、4は光ディスクに記録されている符号化多重データから符号化映像データと符号化音声データとを分離して出力するデマルチプレクサ部、5は符号化映像データを蓄える映像バッファ部、6は映像バッファ5の出力信号を制御する映像切換部、7は符号化映像データを復号する映像デコーダ部、8は復号された映像データをアナログ信号に変換する映像D/A部、9は符号化音声データを蓄える音声バッファ部、10は音声バッファ9の出力信号を制御する音声切換部、11は符号化音声データを復号する音声デコーダ部、12は復号された音声データをアナログ信号に変換する音声D/A部、13は音声バッファ部9の蓄積量を監視するマイクロコンピュータである。
【0018】
図2は符号化の過程を示す図であり、この図を用いてアナログ信号である映像信号と音声信号を符号化多重データに変換する方法について説明する。
【0019】
図2のように、符号化するアナログ映像信号の先頭のピクチャを1ピクチャとし、12個のピクチャを1つの単位(GOP:Group of Pictures)として切り分ける。このピクチャとは、およそ1/30sごとの映像信号のことである。よくVTRやTVでは、フレームという言葉を使用するが、後述する音声でのフレームと区別するため、以下ピクチャを用いることとする。1GOPは時間にして約0.4sである。次に、アナログ音声信号を、映像信号の先頭ピクチャと時間的に一致した箇所から1フレームごとに分ける。1フレームとは、48kHzサンプリングで1152サンプル分のことを表わし、1フレームは時間にしておよそ24msである。
【0020】
映像信号を例えば4.5Mbpsのレートで符号化する。すなわち、1GOPは225000バイトである。なお、符号化した絵柄によっては1GOP当りの符号バイト数は多少変動するので、この225000バイトは平均の値としている。さらに1GOPである符号映像データは、32768バイトを1単位としてV1,V2,V3・・・と切り分ける。そして個々に順次パケット化を行い、余りのV7の28392バイトもこのままパケット化する。この結果、1GOP分のデータが7個のパケットで構成されることになる。その後、これらのパケットにパックヘッダを設けてパック化する。従来例と同様に1パック内に1パケットの構成になる。
【0021】
音声信号は例えば256kbpsのレートで符号化する。すなわち、1フレームは768バイトである。符号音声データは概略1GOP分に相当する時間長のフレーム数を1単位としてパケット化するが、端数についてはそのパケットには含めず、次のパケットに入れる。図2によれば、1フレームから16フレームの16個のフレームを1パケット(A1)とし、端数である17フレームから33フレームの17個のフレームを次の1パケット(A2)、34フレームから50フレームの17個のフレームを1パケット(A3)、以後同様に順次パケット化を行なう。映像データと同様に、これらのパケットにもパックヘッダを設けてパック化する。
【0022】
多重化する際には、必ず1GOP分の時間長の符号化音声データを含むパックの後に、概略、同一時刻、同一時間長に相当する1GOP分の符号化映像データを構成する数パックを並べるようにする。つまり、A1,V1,V2,V3,V4,V5,V6,V7,A2,V8・・・V14,A3,V15・・・となる。このような手順で構成された符号化多重データを図3に示す。このような構成では、先頭の1GOP分の時間長の映像(V1からV7)とオーディオデータ(A1)は同期がとれているが、2番目以降の1GOP分の時間長の映像(V8からV14)と音声データ(A3)は、最大1フレーム(約24ms)の時間差だけ音声データが遅延して多重化されている。人間の耳の検知限は20msの先行ないし、50msの遅延とされているので、最大1フレームの音声信号の遅延は問題のない範囲であり、この1GOPの単位で音声と映像の同期が取れている。
【0023】
図4にパックヘッダとパケットヘッダの構成を示す。映像、音声とも同じヘッダ構成になるが、1パックのデータ量は異なる。なお、SCRとPTSの領域がヘッダの中に設けられているが、後述する理由から省略しても良いし、あるいは意味のない値(例えばオール0)としても良い。
【0024】
図3及び図4に示した符号化多重データが光ディスク1に記録されている。図5はマイクロコンピュータ13の処理を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを用いて動作を説明する。光ディスク1から読み出された符号化多重データは、バッファ部2に一時蓄えられる。ある程度蓄えられると、マイクロコンピュータ13はバッファ切換部3を閉じ、映像切換部6と音声切換部10を開いて符号化映像データ待ちの状態になる(ステップ100)。読みだされた符号化多重データは、出力レートを制御されながらバッファ切換部3を通ってデマルチプレクサ部4に入力される。デマルチプレクサ部の内部構成を図6に、その動作を図7に示す。分離制御部14は符号化多重データaのパケットヘッダの情報を読み込み、パケットヘッダ以降のデータが符号化映像データのときのみ切り換え信号bを用いて第一の切り換え部15を閉じる。その他のデータでは第一の切換部15を開く。一方、符号化音声データのときは、そのデータのときのみ第二の切換部16を閉じ、それ以外のデータのときは、第二の切換部16を開く。この結果、出力eには符号化映像データのみの不連続なデータが出力され、後段の映像バッファ部5に入力される。出力fには符号化音声データのみの不連続なデータが出力され、後段の音声バッファ部9に入力される。映像と音声バッファは不連続な入力データを連続なデータとして後段のデコーダ部に出力するためのバッファである。
【0025】
また、dはヘッダ切り換え信号である。分離制御部14は例えば、パケットヘッダ内にあるSCRを分離したり、後述する符号化レートを分離したりするための信号を作成し、分離されたデータをgとして出力する。
【0026】
映像バッファ部5は約4MビットのRAMで構成されているとすれば、4.5Mbpsの符号化レートで約0.9s(2GOP強)分の符号化映像データを蓄えることができる。一方、音声バッファ部9は約400kビット(64フレーム分)のRAMで構成されているとすれば、256kbpsの符号化レートで約1.5s分の符号化音声データを蓄えることができる。
【0027】
ここで、映像バッファ5と音声バッファの蓄積量の変化を図8に示す。なお、符号化音声データは、16フレーム(983.04kビット)、あるい17フレーム(104.448kビット)のデータがパケットされているが、図8以降では計算の簡略化のために、1パケットに0.4s分のデータ、すなわち102.4kビットのデータをパケットしているものとする。また、映像バッファ部5の蓄積量の変化はピクチャーごとに変動するが、ここでは説明の簡略化のために、平均の変化値を用いるものとする。
【0028】
映像バッファ5、及び音声バッファ部9の入力レート(以下、システムレートという)が6.5Mbpsの場合、ステップ100の状態では、音声バッファ部9には符号化音声データが6.5Mbpsで蓄積する。すなわち、1GOP分の102.4kビットのデータがおよそ15.75msで蓄積される。その間は映像バッファ部5には符号化映像データは蓄積されない。そして、符号化映像データも6.5Mbpsで蓄積され、1GOPである1.8Mビットのデータがおよそ280msで蓄積される。その間は音声バッファ部9には符号化音声データは蓄積されない。
【0029】
マイクロコンピュータ13は常に映像バッファ5の蓄積量を監視している。ステップ101で映像バッファ部5の符号化映像データの蓄積量が、例えば50%になるまで待つものとする。映像バッファが50%に達すると、映像切換部6を閉じて符号化映像データを映像バッファ部5から出力する(ステップ102)。このとき音声バッファには2GOP分の時間長に相当する2パケット分の33フレーム(音声バッファの全容量のおよそ50%)のデータが蓄積されている。ステップ102で音声切換部10も閉じることによって、蓄積された符号化音声データを音声バッファ部9から出力する。
【0030】
厳密にいえば、映像バッファ部5から符号化映像データを出力するタイミングと、映像デコーダ部7で復号動作を行なうタイミングは異なる。ここでは説明の簡略化のために、映像切換部6を閉じるという動作だけで、映像バッファ部5から符号化映像データを出力する、あるいは映像デコーダ7において復号を行なうことの両方の意味を表わすものとする。なお、このことは音声切換部10についても同様である。
【0031】
その後、復号された映像データは、映像D/A部8にてアナログ映像信号に変換されて出力される。また、復号された音声データは、音声D/A部12にてアナログ映像信号に変換されて出力される。
【0032】
ステップ102で復号が開始されると、映像バッファ部5の蓄積量は平均2.0Mbpsで増大し、符号化映像データが入力されないときは、その蓄積量は4.5Mbpsで減少する。しかし、映像符号化レートよりシステムレートが高いために、バッファ切換部3が閉じた状態のままでは、映像バッファ部5はオーバーフローを引き起こす。オーバーフローを起こすと、映像デコーダ7で復号動作ができなくなる。これを防ぐために、ステップ103で映像バッファ部5の蓄積量が例えば75%以上になると、バッファ切換部3を開いて映像バッファ部5へのデータ入力を停止する(ステップ104)。入力を停止すると、映像バッファ部5の蓄積量は平均4.5Mbpsで減少し続け、このままではアンダーフローが生じる。ステップ105で映像バッファ部5の蓄積量が例えば50%以下になると、バッファ切換部3を閉じて映像バッファへのデータ入力を再び行なう(ステップ106)。このような一連の動作により、映像バッファ部5がオーバーフローもアンダーフローを起こすことなく、映像デコーダ部7に連続した符号化映像データを供給し、安定した復号動作を行なうことができる。
【0033】
ステップ102で復号が開始されると、音声バッファ部9の蓄積量は平均6.244Mbpsで増大する。そして、符号化音声データが入力されないときは、その蓄積量は256kbpsで減少する。音声バッファについては、映像バッファに比べて2倍程度の時間長のデータを蓄えることができる。映像バッファの蓄積量を2Mビットから3Mビットの範囲になるように制御することで、音声バッファ部9の蓄積量を100kビットから300kビットの範囲にすることができる。
【0034】
このような制御を行なうことで、音声デコーダ部11に連続した符号化音声データを供給し、安定した復号動作を行なうことができる。
【0035】
図3に示したような符号化多重データによれば、概略、同一時刻、同一時間長に相当する単位で映像と音声データを多重化し、しかも、映像と音声のそれぞれの先頭のパックに含まれるデータは必ず同一時刻になるように符号化している。このような符号化の場合、符号化映像データが映像バッファ部5から出力して、映像デコーダ部7にて復号され、そしてアナログ映像信号として映像D/A部8から出力される時間と、符号化音声データが音声バッファ部9から出力して、音声デコーダ部11にて復号され、そしてアナログ音声信号として音声D/A部11から出力される時間との差が数ms以内であれば、ステップ102にて、映像切換部6と音声切換部10をほぼ同時に閉じてそれぞれのバッファから符号化データを出力してほぼ同時に復号動作を行なっても実用上問題はない。もし、その時間差が数十msならば、その時間差だけ映像切換部6と音声切換部10とを閉じる時間をマイクロコンピュータ13にて制御すれば、先頭のパックに符号化されている映像と音声のデータは、同一時刻にそれぞれのD/Aから出力され、以後同期動作を行なわなくとも映像と音声の同期が可能である。
【0036】
また、図3に示すように、2番目以降の1GOP分の時間長の映像と音声の多重データは、最大1フレーム(約24ms)の時間差だけ音声データが遅延して多重化されている。人間の耳の検知限は20msの先行ないし、50msの遅延とされいるので、最大1フレームの音声信号の遅延は問題のない範囲であり、この1GOPの時間長の単位で音声と映像の同期が取れている。このことは、図5のフローチャートを用いて、途中からの符号化音声データから復号動作を行なっても、必要十分な映像と音声データの同期が取れることになる。
【0037】
図3に示したような概略、同一時刻、同一時間長に相当する単位で多重化したデータをそれぞれのバッファに入力して、映像バッファ部5のみを所定の範囲内になるように制御するようにしたので、音声バッファ部9をオーバーフロー、アンダーフローしないようにすることが可能である。
【0038】
実施例2.
実施例1では、映像符号化レートを4.5Mbpsで、映像バッファ部5の蓄積量の所定範囲が、それぞれ上限値3Mビット、下限値2Mビットの場合について説明した。しかし、システムレートが6.5Mbpsのままで、映像符号化レートが小さくなった場合は、音声バッファの蓄積量にアンバランスを生じる。図9に映像符号化レートが2.0Mbpsのときの映像バッファ音声バッファの蓄積量の変化を示す。この場合、符号化音声データ1GOP分は102.4kビット、符号化映像データ1GOP分は0.8Mビットになる。映像切換部6、音声切換部10を閉じた後、復号を開始して、映像バッファ部5の蓄積量が上限値である3Mビットになるまでに、音声バッファ部9には5個のパケットの符号化音声データが蓄積されてしまい、音声バッファ部9の蓄積容量を大きくできない場合は、オーバーフローを引き起こす。
【0039】
これを解消するために、マイクロコンピュータ13は映像符号化レートを監視し、得られる映像符号化レート値に従って最適な範囲である上限値と下限値を設定する。たとえば、得られる映像符号化レートが2Mbpsの場合に、映像バッファ部5の蓄積量の上限値を2.0Mビット、下限値を1.0Mビットにしたときのそれぞれのバッファの変化を図10に示す。映像切換部6、音声切換部10を閉じた後、復号を開始して、映像バッファ部5の蓄積量が上限値である2Mビットになるまでに、音声バッファ部9には4個のパケットの符号化音声データが蓄積され、5個目のパケットが入力されるまでにバッファ切換部3が開くので、音声バッファ部9はオーバーフローが生じない。
【0040】
このように、マイクロコンピュータ13にて、可変になるレート(この場合では映像符号化レート)を監視し、音声バッファ部9の蓄積量がオーバフローやアンダーフローしないように、映像符号化レート値に合わせて映像バッファ部5の上限値と下限値を設定するようにしたので、最適な映像バッファと音声バッファの制御を行なうことができる。
【0041】
実施例3.
上記実施例では、図3の符号化多重データが再生されて、映像バッファ5の制御だけで映像と音声の同期を補償する場合について説明した。しかしながら、光ディスクから映像バッファと音声バッファにデータが到達するまでに何らかの理由によりデータが欠落した場合は、厳密な意味で映像と音声の同期が補償できなくなってしまう。例えば、数バイトの欠落が符号化映像データや音声データの中で生じた場合、映像と音声との同期という点では人間の検知限以下であり、ほとんど無視できるが、パックヘッダやパケットヘッダの中で数バイト欠落した場合では、デマルチプレクサ4にて正常な分離動作が行なわれず、デマルチプレクサ4の出力データはパック単位で符号化データが欠落し、パック単位での同期ずれを生じる。
【0042】
システムレート6.5Mbps、映像符号化レート4.5Mbps、音声符号化レート256kbpsの場合、前述したように、映像バッファ部5の蓄積量が50%で復号動作を開始(ステップ102)し、その後映像バッファ部5がオーバーフローやアンダーフローしないように制御(ステップ103からステップ106)されている範囲では、音声バッファ部9の蓄積量は概ね50%を中心にして100kビットから300Kビットの範囲で変動している。1GOP分の符号化映像データが欠落した場合、1パケットの符号化音声データが余分に蓄積され、蓄積量が300Mビットを上回る。このため、音声は約0.4s分遅れて出力される。符号化音声データが1パケット欠落した場合は音声バッファ部9の蓄積量は100kビットを下回る。このため、音声は約0.4s早く出力される。
【0043】
このような大幅な同期ずれに対する対処法を、図11のフローチャートを用いて説明する。なお、図11のA点とBは、図5のA点とB点にそれぞれ接続され、図5と図11とにより1つのフローチャートが構成されている。ステップ110以降では、大幅な同期ずれを補償するために音声バッファ9の蓄積量を監視している。ステップ110で音声バッファ部9の蓄積量が例えば80%(およそ320kビット)を越えた場合、まずステップ111でバッファ切換部3の状態を記憶する。その後、ステップ112でバッファ切換部3を強制的に開いてバッファ部2から多重符号化データを出力しないようすると同時に、映像切換部6を開いて映像バッファ部5から符号化映像データの出力しないようにして映像デコーダ部7の復号動作を停止する。この状態では映像バッファ部5の蓄積量は変わらず、音声バッファ部9の蓄積量のみが音声デコーダ部11の復号動作のために減少していく。
【0044】
前述したように、映像と音声の同期が取れているときの音声バッファ部9の蓄積量はおよそ50%である。そこで、ステップ114にて減少している音声バッファ部9の蓄積量が50%になると、同期ずれが小さくなったとみなして映像切換部6を閉じて映像デコーダ7の復号動作を開始する(ステップ115)。その後、バッファ切換部3の状態をステップ111で記憶した状態に戻す(ステップ116)
【0045】
ステップ120で音声バッファ部9の蓄積量が20%(およそ80kビット)以下になった場合、まずステップ121でバッファ切換部3の状態を記憶する。その後、ステップ122でバッファ切換部3を強制的に閉じてバッファ部2から符号化多重データを出力する、と同時に音声切換部10を開いて音声バッファ部9から復号音声データを出力しないようにして音声データの復号動作を停止する(ステップ123)。この状態では、映像デコーダ部7は連続して復号動作を行い、映像バッファ部5の蓄積量は正常に変動しているが、音声バッファ部9の蓄積量は増加していく
【0046】
ステップ124にて増加している音声バッファ部9の蓄積量が50%になると、同期ずれが小さくなったとみなして音声切換部10を閉じて音声デコーダ部11の復号動作を開始する(ステップ125)。その後、バッファ切換部3の状態をステップ121で記憶した状態に戻して(ステップ126)、一連の同期合わせの動作を終了する。
【0047】
このようにすることで、符号化映像データ、あるいは符号化音声データにデータの欠落が発生して大幅な同期ずれが生じても、同期ずれを小さくすることができる。
【0048】
実施例4.
上記実施例では映像の符号化レートを4.5Mbpsとしているが、例えば、3.0Mbps、音声の符号化レートが256kbpsの場合を考える。この場合、符号化音声データ1GOP分は102.4kビット、符号化映像データ1GOP分は1.2Mビットになる。このとき、映像符号化データが映像バッファ部5の75%蓄積されたときには、音声バッファ部9の蓄積量は300kビットを上回る。以降、音声バッファ部9の蓄積量は150kビットから350kビットの範囲で変化する。このことは、同じ蓄積量を持つバッファでも、システムレート、映像符号化レート音声符号化レート、そして、パケット化されるデータ量によって、蓄積されるデータ量の割合が変わることを意味する。映像符号化レートが小さくなると、音声バッファ部9の蓄積量は増大する。符号化レートが大きくなると、音声バッファ部9の蓄積量は減少する。そして、符号化映像データと符号化音声データが欠落したときの音声バッファ蓄積量の上下の裕度に、アンバランスを生じる。
【0049】
これを解消するために、マイクロコンピュータ13にて、可変になるレート(この場合では映像符号化レート)を監視し、それぞれのレート値で音声バッファの蓄積量を最適な裕度を設定すればよい。この場合であれば、ステップ110の蓄積量の上限レベル値を例えば90%(およそ360kビット)、ステップ120の蓄積量の下限レベル値を例えば40%(およそ160kビット)とすれば、同様な裕度を確保することができる。そして、ステップ114、124で設定するレベル値を、蓄積量の上限レベル値と下限レベル値とのほぼ半分の60%程度(およそ240kビット)に設定すれば、符号化映像データ、あるいは符号化音声データが欠落しても、同期ずれを小さくすることができる。
【0050】
また次のような手法もある。上記実施例では、映像バッファの蓄積量の上限値と下限値を、それぞれ3Mビット、2Mビットとしているが、例えば、映像符号化レート3MbpsN場合は、映像バッファ部5の蓄積量の上限値を2.5Mビット、下限値を1.5Mビットに設定するものとする。このようにすると、符号化映像データを蓄積し始めて、上限値である2.5Mビットになるまでに、音声バッファ9の中に3個のパケットのデータしか蓄積されなくなる。図13に示すように、音声バッファ部9の蓄積量の裕度は上下ともほぼ同じになり、100kビットから300kビットの範囲で変化する。従って、ステップ110の蓄積量の上限レベル値は例えば80%(およそ320kビット)、ステップ120の蓄積量の下限レベル値は例えば20%(およそ80kビット)とし、ステップ114、124で設定するレベル値は蓄積量の上限レベル値と下限レベル値とのほぼ半分の50%程度(およそ200kビット)の一定にしておけばよい。
【0051】
このように、映像バッファの所定の範囲である上限値と下限値を、映像符号化レートに合わせて設定するようしたので、音声バッファの蓄積量の上限値と下限値は一定のままで、映像と音声の同期補償を簡単に行なうことができる。
【0052】
なお、図には示していないが、符号化レートの値はそれぞれのデータの先頭にヘッダという形で挿入されている場合が多いので、デマルチプレクサ部4内の切換部17にてそのレート情報を抜き出し、マイクロコンピュータ13にてその値を監視すればよい。
【0053】
また、上記実施例では記録された符号化映像データと符号化音声データの同期ずれを補償する構成について説明したが、記録されるデータはこれに限るものではない。例えば、様々な楽器からの音楽信号や、ボーカルの音声信号をミキシング記録して、同期再生しても良い。
【0054】
また、上記実施例では符号化多重データを光ディスクから読み出すよう構成した場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、ディスクアレイに記録されているものを読みだしても良いし、ケーブルテレビ等の放送から読みだしても良い。
【0055】
また上記実施例では、それぞれの蓄積量のレベルを映像符号化レートに合わせて設定する場合について説明したが、例えば音声符号化レートでもよく、これに限るものではない。
【0056】
さらに上記実施例では、符号化多重データからの分離動作をマイクロコンピュータの外部のデマルチプレクサ部で行なう場合について説明したが、同一のマイクロコンピュータ内で分離動作を行なっても良い。
【0057】
【発明の効果】
本発明の多重化データの復号装置によれば、音声バッファ手段の蓄積量に対して設定された上限値、下限値及びその中間値を基準として、音声バッファ手段に蓄積された符号化音声信号の蓄積量が前記上限値以上になった場合に、符号化映像信号が欠落したと判断し、また、その蓄積量が前記下限値以下になった場合に、符号化音声信号が欠落したと判断して、その蓄積量が前記中間値になるように前記多重化データ出力制御手段と符号化映像信号出力制御手段と符号化音声信号出力制御手段を制御するようにしたので、符号化映像データ、あるいは符号化音声データの欠落によって生じる不平衡状態を正常な状態に戻して、映像信号と音声信号の同期のずれを少なくすることが、タイムスタンプが不用で、かつ、簡単な構成により実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による多重化データの復号装置を示すブロック図である。
【図2】実施例1における符号化の過程を示す図である。
【図3】実施例1における符号化多重データの構成を示す図である。
【図4】実施例1における符号化多重データのヘッダ構成を示す図である。
【図5】実施例1におけるバッファ制御のフローチャートである。
【図6】実施例1における分離部の構成を示す図である。
【図7】実施例1における分離部の動作を示す図である。
【図8】実施例1におけるバッファの蓄積量の変化を示す図である。
【図9】実施例2におけるバッファの蓄積量の変化を示す図である。
【図10】実施例2におけるバッファの蓄積量の変化を示す図である。
【図11】実施例3における映像データと音声データの同期ずれを補償するフローチャートである。
【図12】実施例におけるバッファの蓄積量の変化を示す図である。
【図13】実施例4におけるバッファの蓄積量の変化を示す図である。
【図14】従来のビデオCDのデータフォーマットを示す図である。
【図15】従来の符号化多重データのデコーダ構成を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク、2 バッファ部、3 バッファ切換部、4 デマルチプレクサ部、5 映像バッファ部、6 映像切換部、7 映像デコーダ部、9 音声バッファ部、10 音声切換部、11 音声デコーダ部、13 マイクロコンピュ

Claims (3)

  1. 複数のピクチャからなる映像データが複数のパックに分割され、前記映像データに対応した複数のフレームからなる音声データが1つのパックに収納され、これらを1つの単位として時系列多重化された符号化多重データを復号し、映像信号と音声信号を出力する多重化データの復号装置であって、
    前記符号化多重データを一時的に蓄える多重化データバッファ手段と、前記多重化データバッファ手段の出力を制御する多重化データ出力制御手段と、前記符号化多重信号から符号化映像信号と符号化音声信号及びそれらの符号化レートを分離する信号分離手段と、前記符号化映像信号を一時的に蓄える映像バッファ手段と、前記符号化映像信号を復号する映像復号手段と、記映像バッファ手段から前記映像復号手段への符号化映像信号出力を制御する符号化映像信号出力制御手段と、前記符号化音声信号を一時的に蓄える音声バッファ手段と、前記符号化音声信号を復号する音声復号手段と前記音声バッファ手段から前記音声復号手段への符号化映像信号出力を制御する符号化音声信号出力制御手段と、前記映像バッファ手段の蓄積量と前記音声バッファ手段の蓄積量に基づいて前記多重化データ出力制御手段と符号化映像信号出力制御手段と符号化音声信号出力制御手段を制御するバッファ制御手段とを備え、
    前記バッファ制御手段が、前記映像バッファ手段の蓄積量が所定の範囲になるように前記多重化データ出力制御手段を制御すると共に、前記音声バッファ手段の蓄積量に対して設定された上限値、下限値及びその中間値を基準として、前記音声バッファ手段に蓄積された符号化音声信号の蓄積量を監視し、前記蓄積された符号化音声信号の蓄積量が前記上限値以上になった場合に、符号化映像信号が欠落したと判断してその蓄積量が前記中間値になるまで前記多重化データと符号化映像信号の出力を停止し、また、その蓄積量が前記下限値以下になった場合に、符号化音声信号が欠落したと判断してその蓄積量が前記中間値になるまで前記多重化データを出力し、符号化音声信号の出力停止することにより、その蓄積量が前記中間値になるように前記多重化データ出力制御手段と符号化映像信号出力制御手段と符号化音声信号出力制御手段を制御するようにしたことを特徴とする多重化データの復号装置。
  2. 前記符号化音声信号の蓄積量の上限値、下限値及びその中間値を、前記符号化映像信号の符号化レートに従って設定することを特徴とする請求項1に記載の多重化データの復号装置。
  3. 前記符号化映像信号の蓄積量の所定の範囲を、前記符号化映像信号の符号化レートに従って設定することを特徴とする請求項1に記載の多重化データの復号装置。
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