JP3621825B2 - 粉体供給装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、石炭ガス化炉や加圧流動床ボイラ等において微粉炭などの粉体を供給するのに用いる粉体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉体の石炭を供給する従来の石炭供給装置を図4に示す。21は石炭供給ホッパであり、石炭供給ホッパ21内の粉体の石炭は、下方のロータリフィーダ22へ送られる。ロータリフィーダ22内は隔壁22aによって分割されて複数のロータます26が形成されていて、ロータリシャフト23が回転することによって、ロータます26内に供給された粉体の石炭をロータリフィーダ22の下部配管27内へ払出す。
【0003】
また、粉体の石炭を払出したロータリフィーダ22のロータます26内に下部配管27内の空気が入って石炭供給ホッパ21側へ持込まれるのを防止するために、石炭供給ホッパ21に粉体の減容量に見合う量のイナートガスが弁28によって補充されるようになっている。
【0004】
しかし、ロータリフィーダ22のシール性が高いために、ロータます26内の空気を下部配管27へ押し出して、ロータます26内をイナートガスに置換するためには、イナートガスの圧力を高くする必要があるが、ホッパ21内の圧力を高くすると、ロータリフィーダ22のシャフト23に過大な荷重が作用してロータリフィーダ22が過負荷となるため、ホッパ21内のイナートガス圧力は制限されることになる。
このように、石炭供給ホッパ21内に空気が侵入してホッパ21内の酸素濃度が上昇するとイナートガス効果が低減され石炭供給ホッパ21内で粉体の酸化・昇温が発生する。
【0005】
この問題を解決するため、石炭供給ホッパにイナートガスを充填するのをやめ、ロータリフィーダの粉体の払出し後の空ますが上方向に回転してゆく側にイナートガス投入口及び空気排出口を有し、そのイナートガス投入口から投入されたイナートガスで空ます内の空気を前記空気排出口から排除しその空ます内をイナートガスに置換するように構成したロータリフィーダによる粉体供給装置が考えられた。
【0006】
このように構成された粉体供給装置においては、粉体を払出した空のロータます内にイナートガスが投入されてその空ます内から空気が排気されるので確実にイナートガスに置換され、石炭供給ホッパへの空気の侵入を防ぐことができる。
【0007】
しかしながら、このように空ます内をイナートガスで置換するように構成した粉炭供給装置では、ます内に残留していた粉体が空気排出口内に侵入し、残留堆積していることがあったので、空気の排気が狙いどおりに行われずに、石炭供給ホッパ内の酸素濃度が上昇し、粉体の酸化・昇温が発生する恐れがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、例えば従来の石炭・石灰石供給ホッパにおいては、回転するロータリフィーダの空ますに石炭が入る際に排除される空気流入により、ホッパの内部温度が上昇し石炭の酸化昇温が発生する事態が生ずる恐れがあった。
【0009】
これを防止するため、前記したようにロータリフィーダにイナートガス投入口および空気排出口を設けて空のロータますの空気をイナートガスに置換し、供給ホッパの温度上昇を防止しているが、この場合でも、ロータリフィーダから飛散した石炭が空気排出口に残留堆積するとうい事態が生じ、上述と同じように、空気が石炭供給ホッパ側へ流入して内部温度が上昇し石炭の酸化、昇温が発生する恐れがあった。
【0010】
本発明は、粉体を払出したあとの空ますが上方向に回転してゆく側にイナートガス投入口及び空気排出口を有し、同イナートガス投入口から投入されたイナートガスで空ます内の空気をその空気排出口から排除し、同空ます内をイナートガスに置換するように構成したロータリフィーダによる粉体供給装置において、空気排出口内に粉体が残留堆積するのを防止可能に構成したロータリフィーダによる粉体供給装置を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するため、前記イナートガス投入口から投入されるイナートガスの流量を定期的に所定時間に亘って増加させるよう構成した粉体供給装置を提供する。
【0012】
この本発明の粉体供給装置における前記イナートガス流量の増加は5〜10秒に亘って通常流量の1.5倍程度とすることができる。
また、前記イナートガスの流量増加は、1〜2回/日とすることができる。
【0013】
以上のように構成された本発明の粉体供給装置ではロータリフィーダにおける空のロータますに投入するイナートガスの流量を定期的に増加させることによって、空気排出口に残留堆積していた石炭を断続的に除去することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を、図1〜図3によって説明する。全体構成を示す図3において、石炭供給ホッパ12へは図示しない燃料供給管が接続されていて、燃料である粉体の石炭が供給されている。この石炭供給ホッパ12の下部にはロータリフィーダの上部配管5及びロータリフィーダの下部配管6が接続され、前記上部配管5と下部配管6の間にロータリフィーダ1が設けられている。
【0015】
下部配管6の下部は燃料供給管13に備えられた搬送器11に接続されていて、燃料供給管13は図示しないボイラ等に接続されている。
一方、ロータリフィーダ1内は、図4に示される従来のロータリフィーダと同様、図1に示すように、ロータリフィーダの中心のロータシャフト7まわりに複数のロータます4が分割して形成されている。
【0016】
また、ロータリフィーダ1の側部には、粉体の石炭を払出した後の同一のロータます4に向って開口するように配置されたイナートガス投入口2に接続されたイナートガス投入管8及び空気排出口3に接続された空気排出管9が接続され、空気排出管9の他端側はロータリフィーダの下部配管6に接続されている。
【0017】
前記イナートガス投入管8と空気排出管9とは、ロータシャフト7の軸方向に離れた位置においてロータます4に面して接続するよう配置され、ロータます4内の空気とイナートガスの置換を容易に行うことができるようになっている。
【0018】
また、イナートガス投入管8には図示しない制御弁が備えられていて、この制御弁を調節することで、イナートガスの投入量を調節することが可能となっている。
また、前記ロータリフィーダ1はロータシャフト7に支持された駆動装置Mで一定回転を行うように構成されている。
【0019】
以上のように構成された本実施形態の粉体供給装置では、イナートガス投入管8から投入されるイナートガスの雰囲気下の石炭供給ホッパ12内にある粉体の石炭10は、ロータリフィーダ1により搬送器11に定量供給され、搬送空気によりボイラ等へ投入される。
【0020】
ロータリフィーダ1は、上部より粉体の石炭10をロータます4内に受入れ、下部で粉体の石炭10を払出すと共に粉体を払出したロータます4内に空気が置換される。空気に置換されたロータます4がイナートガス投入口2を通過する際にはロータます4内にイナートガスが投入されると共に、ロータます4内に入っていた空気は空気排出口3より空気排出管9を通ってロータリフィーダの下部配管6へ排気される。
【0021】
このようにしてロータます4内に投入されたイナートガスは、ロータます4が上部へ移動して粉体の石炭が供給される際に供給される粉体の石炭と置換され、ロータリフィーダ1の上部配管5、ひいては石炭供給ホッパ12内に充満することになる。
【0022】
一方、イナートガス投入管8からロータます4へのイナートガスの投入量は置換すべき体積(ます4の容量)の1〜2倍以上とすることが望ましいが、流量を多くするとイナートガスの使用量が多量となり、費用がかさむのでなるべく1〜2倍程度が望ましい。
【0023】
また、イナートガスの投入量の調整は図3に示すように、定期的に流量を増加させる。これによって、ロータます4内の圧力を高め、空気排出管9へ流れる空気及びイナートガスを多くして、堆積及び残留している石炭の粉体をロータリフィーダの下部配管6側へ押し出す。
【0024】
これらの流量増加時間(t)は5〜10秒で良く、また流量も通常時の流量の1.5倍程度で空気排出管9内に残留した粉体は充分に除去される。更にイナートガス投入量の定期的な増加間隔は、イナートガスの圧力及びロータリフィーダとの回転数にもよるが、半日に1回又は1日に1回の間隔で充分である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の粉体供給装置においては、ロータリフィーダにおける空のロータますに投入するイナートガスの流量を定期的に所定時間、増加させることにより、空気排出口に残留、堆積する石炭を断続的に除去することができる。
【0026】
このために、ロータます内の空気を排出して確実にイナートガスと置換することが可能となり、粉体ホッパ側への空気の持込みを防止し、安全な運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る粉体供給装置におけるロータリフィーダ廻りのイナートガス投入口と空気排出口の配置を示す説明図。
【図2】本発明の実施の一形態に係る粉体供給装置におけるイナートガス流量の時間的変化を示す説明図。
【図3】本発明の実施の一形態に係る粉体供給装置の系統図。
【図4】従来の粉体供給装置の概念図。
【符号の説明】
1 ロータリフィーダ
2 イナートガス投入口
3 空気排出口
4 ロータます
5 ロータリフィーダの上部配管
6 ロータリフィーダの下部配管
7 ロータシャフト
8 イナートガス投入管
9 空気排出管
10 粉体(石炭)
11 搬送器
12 石炭供給ホッパ
13 燃料供給管
【発明の属する技術分野】
本発明は、石炭ガス化炉や加圧流動床ボイラ等において微粉炭などの粉体を供給するのに用いる粉体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉体の石炭を供給する従来の石炭供給装置を図4に示す。21は石炭供給ホッパであり、石炭供給ホッパ21内の粉体の石炭は、下方のロータリフィーダ22へ送られる。ロータリフィーダ22内は隔壁22aによって分割されて複数のロータます26が形成されていて、ロータリシャフト23が回転することによって、ロータます26内に供給された粉体の石炭をロータリフィーダ22の下部配管27内へ払出す。
【0003】
また、粉体の石炭を払出したロータリフィーダ22のロータます26内に下部配管27内の空気が入って石炭供給ホッパ21側へ持込まれるのを防止するために、石炭供給ホッパ21に粉体の減容量に見合う量のイナートガスが弁28によって補充されるようになっている。
【0004】
しかし、ロータリフィーダ22のシール性が高いために、ロータます26内の空気を下部配管27へ押し出して、ロータます26内をイナートガスに置換するためには、イナートガスの圧力を高くする必要があるが、ホッパ21内の圧力を高くすると、ロータリフィーダ22のシャフト23に過大な荷重が作用してロータリフィーダ22が過負荷となるため、ホッパ21内のイナートガス圧力は制限されることになる。
このように、石炭供給ホッパ21内に空気が侵入してホッパ21内の酸素濃度が上昇するとイナートガス効果が低減され石炭供給ホッパ21内で粉体の酸化・昇温が発生する。
【0005】
この問題を解決するため、石炭供給ホッパにイナートガスを充填するのをやめ、ロータリフィーダの粉体の払出し後の空ますが上方向に回転してゆく側にイナートガス投入口及び空気排出口を有し、そのイナートガス投入口から投入されたイナートガスで空ます内の空気を前記空気排出口から排除しその空ます内をイナートガスに置換するように構成したロータリフィーダによる粉体供給装置が考えられた。
【0006】
このように構成された粉体供給装置においては、粉体を払出した空のロータます内にイナートガスが投入されてその空ます内から空気が排気されるので確実にイナートガスに置換され、石炭供給ホッパへの空気の侵入を防ぐことができる。
【0007】
しかしながら、このように空ます内をイナートガスで置換するように構成した粉炭供給装置では、ます内に残留していた粉体が空気排出口内に侵入し、残留堆積していることがあったので、空気の排気が狙いどおりに行われずに、石炭供給ホッパ内の酸素濃度が上昇し、粉体の酸化・昇温が発生する恐れがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、例えば従来の石炭・石灰石供給ホッパにおいては、回転するロータリフィーダの空ますに石炭が入る際に排除される空気流入により、ホッパの内部温度が上昇し石炭の酸化昇温が発生する事態が生ずる恐れがあった。
【0009】
これを防止するため、前記したようにロータリフィーダにイナートガス投入口および空気排出口を設けて空のロータますの空気をイナートガスに置換し、供給ホッパの温度上昇を防止しているが、この場合でも、ロータリフィーダから飛散した石炭が空気排出口に残留堆積するとうい事態が生じ、上述と同じように、空気が石炭供給ホッパ側へ流入して内部温度が上昇し石炭の酸化、昇温が発生する恐れがあった。
【0010】
本発明は、粉体を払出したあとの空ますが上方向に回転してゆく側にイナートガス投入口及び空気排出口を有し、同イナートガス投入口から投入されたイナートガスで空ます内の空気をその空気排出口から排除し、同空ます内をイナートガスに置換するように構成したロータリフィーダによる粉体供給装置において、空気排出口内に粉体が残留堆積するのを防止可能に構成したロータリフィーダによる粉体供給装置を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するため、前記イナートガス投入口から投入されるイナートガスの流量を定期的に所定時間に亘って増加させるよう構成した粉体供給装置を提供する。
【0012】
この本発明の粉体供給装置における前記イナートガス流量の増加は5〜10秒に亘って通常流量の1.5倍程度とすることができる。
また、前記イナートガスの流量増加は、1〜2回/日とすることができる。
【0013】
以上のように構成された本発明の粉体供給装置ではロータリフィーダにおける空のロータますに投入するイナートガスの流量を定期的に増加させることによって、空気排出口に残留堆積していた石炭を断続的に除去することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を、図1〜図3によって説明する。全体構成を示す図3において、石炭供給ホッパ12へは図示しない燃料供給管が接続されていて、燃料である粉体の石炭が供給されている。この石炭供給ホッパ12の下部にはロータリフィーダの上部配管5及びロータリフィーダの下部配管6が接続され、前記上部配管5と下部配管6の間にロータリフィーダ1が設けられている。
【0015】
下部配管6の下部は燃料供給管13に備えられた搬送器11に接続されていて、燃料供給管13は図示しないボイラ等に接続されている。
一方、ロータリフィーダ1内は、図4に示される従来のロータリフィーダと同様、図1に示すように、ロータリフィーダの中心のロータシャフト7まわりに複数のロータます4が分割して形成されている。
【0016】
また、ロータリフィーダ1の側部には、粉体の石炭を払出した後の同一のロータます4に向って開口するように配置されたイナートガス投入口2に接続されたイナートガス投入管8及び空気排出口3に接続された空気排出管9が接続され、空気排出管9の他端側はロータリフィーダの下部配管6に接続されている。
【0017】
前記イナートガス投入管8と空気排出管9とは、ロータシャフト7の軸方向に離れた位置においてロータます4に面して接続するよう配置され、ロータます4内の空気とイナートガスの置換を容易に行うことができるようになっている。
【0018】
また、イナートガス投入管8には図示しない制御弁が備えられていて、この制御弁を調節することで、イナートガスの投入量を調節することが可能となっている。
また、前記ロータリフィーダ1はロータシャフト7に支持された駆動装置Mで一定回転を行うように構成されている。
【0019】
以上のように構成された本実施形態の粉体供給装置では、イナートガス投入管8から投入されるイナートガスの雰囲気下の石炭供給ホッパ12内にある粉体の石炭10は、ロータリフィーダ1により搬送器11に定量供給され、搬送空気によりボイラ等へ投入される。
【0020】
ロータリフィーダ1は、上部より粉体の石炭10をロータます4内に受入れ、下部で粉体の石炭10を払出すと共に粉体を払出したロータます4内に空気が置換される。空気に置換されたロータます4がイナートガス投入口2を通過する際にはロータます4内にイナートガスが投入されると共に、ロータます4内に入っていた空気は空気排出口3より空気排出管9を通ってロータリフィーダの下部配管6へ排気される。
【0021】
このようにしてロータます4内に投入されたイナートガスは、ロータます4が上部へ移動して粉体の石炭が供給される際に供給される粉体の石炭と置換され、ロータリフィーダ1の上部配管5、ひいては石炭供給ホッパ12内に充満することになる。
【0022】
一方、イナートガス投入管8からロータます4へのイナートガスの投入量は置換すべき体積(ます4の容量)の1〜2倍以上とすることが望ましいが、流量を多くするとイナートガスの使用量が多量となり、費用がかさむのでなるべく1〜2倍程度が望ましい。
【0023】
また、イナートガスの投入量の調整は図3に示すように、定期的に流量を増加させる。これによって、ロータます4内の圧力を高め、空気排出管9へ流れる空気及びイナートガスを多くして、堆積及び残留している石炭の粉体をロータリフィーダの下部配管6側へ押し出す。
【0024】
これらの流量増加時間(t)は5〜10秒で良く、また流量も通常時の流量の1.5倍程度で空気排出管9内に残留した粉体は充分に除去される。更にイナートガス投入量の定期的な増加間隔は、イナートガスの圧力及びロータリフィーダとの回転数にもよるが、半日に1回又は1日に1回の間隔で充分である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の粉体供給装置においては、ロータリフィーダにおける空のロータますに投入するイナートガスの流量を定期的に所定時間、増加させることにより、空気排出口に残留、堆積する石炭を断続的に除去することができる。
【0026】
このために、ロータます内の空気を排出して確実にイナートガスと置換することが可能となり、粉体ホッパ側への空気の持込みを防止し、安全な運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る粉体供給装置におけるロータリフィーダ廻りのイナートガス投入口と空気排出口の配置を示す説明図。
【図2】本発明の実施の一形態に係る粉体供給装置におけるイナートガス流量の時間的変化を示す説明図。
【図3】本発明の実施の一形態に係る粉体供給装置の系統図。
【図4】従来の粉体供給装置の概念図。
【符号の説明】
1 ロータリフィーダ
2 イナートガス投入口
3 空気排出口
4 ロータます
5 ロータリフィーダの上部配管
6 ロータリフィーダの下部配管
7 ロータシャフト
8 イナートガス投入管
9 空気排出管
10 粉体(石炭)
11 搬送器
12 石炭供給ホッパ
13 燃料供給管
Claims (3)
- 粉体を払出したあとの空ますが上方向に回転してゆく側にイナートガス投入口及び空気排出口を有し、同イナートガス投入口から投入されたイナートガスで空ます内の空気を前記空気排出口から排除し、同空ます内をイナートガスに置換するように構成したロータリフィーダによる粉体供給装置であって、前記イナートガス投入口から投入されるイナートガスの流量を定期的に所定時間増加させるよう構成したことを特徴とする粉体供給装置。
- 前記イナートガス流量の増加を5〜10秒に亘って通常流量のほぼ1.5倍とすることを特徴とする請求項1記載の粉体供給装置。
- 前記イナートガスの流量増加を1〜2回/日とすることを特徴とする請求項1又は2記載の粉体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12055898A JP3621825B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 粉体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12055898A JP3621825B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 粉体供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11311408A JPH11311408A (ja) | 1999-11-09 |
JP3621825B2 true JP3621825B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=14789293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12055898A Expired - Fee Related JP3621825B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 粉体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3621825B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101239548B1 (ko) | 2009-11-30 | 2013-03-18 | 주식회사 전주페이퍼 | 바이오매스 연소시스템용 로터리 피더장치 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12055898A patent/JP3621825B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11311408A (ja) | 1999-11-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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