JP3586533B2 - 粉体供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、石炭ガス化炉、加圧流動床ボイラなどに適用される粉体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の粉体の石炭供給装置を、図3に示す。1は石炭供給ホッパであり、同石炭供給ホッパ1内の粉体の石炭は、下方のロータリフィーダ2へ送られる。ロータリフィーダ2の中心にはロータシャフト11が配置され、同ロータシャフト11に取付けられ放射状をなす複数の区画板2aによってロータリフィーダ2内を分割する複数のロータマス6が形成されていて、ロータシャフト11が回転することによって前記ロータマス6内に供給された粉体の石炭をロータリフィーダの下部配管7内へ払出す。この下部配管7内へ払出された粉体の石炭は、図示しない空気源からの空気によって空気搬送されるようになっている。
【0003】
また、粉体の石炭を払出したロータリフィーダのロータマス6内に前記下部配管7内の空気が入って石炭供給ホッパ1側へ持込まれることを防止するために、石炭供給ホッパ1に粉体の石炭の減容量に見合う量のイナートガスが弁8によって補充されるようになっている。
【0004】
なお、9はロータリフィーダ2上方の圧力を検知する圧力計、10はロータリフィーダ2の上方と下方の圧力差を検知する圧力計である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示される従来の粉体の石炭供給装置では、前記のように、ロータリフィーダ2の粉体払出後のロータマス6内に粉体と置換された下部配管7内の空気が石炭供給ホッパ側へ持込まれることを防止するために、石炭供給ホッパ1に粉体の石炭減容積に見合ったイナートガスを補充している。
【0006】
しかし、ロータリフィーダ2のシール性が高いために、ロータリフィーダ2のロータマス6内の空気を下部配管7へ押し出してロータマス6内をイナートガスに置換するためには、ロータリフィーダ2の上部に作用させるイナートガスの圧力を高くする必要がある。
【0007】
しかし乍らこの場合に、石炭供給ホッパ1の上部に作用させるガス圧力を上昇させると、圧力計10で検知されるロータリフィーダ2の上下の差圧ΔPが過大となり、ロータリフィーダ2のシャフト11に過大な荷重が作用してロータリフィーダ2が過負荷となる。従って、石炭供給ホッパ1の上部のイナートガス圧力は制限されることになり、これに伴ってロータリフィーダ2のロータマス6の内の空気が石炭供給ホッパ1内へ侵入することになる。
【0008】
このように石炭供給ホッパ1内に空気が侵入して酸素濃度が上昇すると、イナート効果が低減され石炭供給ホッパ1内で粉体の石炭の酸化、昇温が発生するという問題がある。
【0009】
本発明は、以上の問題点を解決することができる粉体供給装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、粉体ホッパより粉体が供給される複数のロータマスを備えたロータリフィーダを有し、同ロータリフィーダから払出された粉体を空気搬送する粉体供給装置において、前記ロータリフィーダの粉体払出し後の同一のマスに対する、イナートガス投入口と空気排気口を設けたことを特徴とする。
【0011】
本発明では、粉体を払出したロータマスにイナートガスが投入されると共に、この同一のマスから同時に空気が排気される。これによって、粉体を払出したロータマス内の空気は確実にイナートガスに置換され、空気の侵入を防いで粉体ホッパ側を確実にイナートガス雰囲気にして粉体の酸化・昇温等を防ぐことができる。また、ロータリフィーダの上下の差圧を大きくすることがなく、ロータリフィーダが過負荷になることを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を、図1及び図によって説明する。石炭供給ホッパ1へは図示しない燃料供給管が接続されていて、燃料である粉体の石炭が供給されている。この石炭供給ホッパ1の下部にはロータリフィーダの上部配管13及びロータリフィーダの下部配管7が接続され、前記上部配管13と下部配管7の間にロータリフィーダ2が設けられている。
【0013】
前記下部配管7の下部は燃料供給管12に備えられた搬送器3に接続されていて、燃料供給管12は図示しないボイラ等に接続されている。
【0014】
一方、ロータリフィーダ2内は、図3に示される従来のロータリフィーダと同様に、ロータリフィーダの中心の回転軸11まわりに形成された複数のロータマス6に分割されている。また、ロータリフィーダ2の側部には、粉体の石炭を払出した後の同一のロータマス6に開口するように配置されたイナートガス投入口4及び空気排気口5が接続され、空気排気口5の他端側はロータリフィーダの下部配管7に接続されている。前記イナートガス投入口4と空気排気口5とは、ロータシャフト11の軸方向に離れた位置においてロータマス6に面して接続するように配置され、ロータマス6内の空気とイナートガスの置換を容易に行なうことができるにようになっている。また、空気排気口5の一端は、ロータリフィーダの下部配管7に接続されている。
【0015】
また、前記ロータリフィーダ2はロータシャフト11にて支持され駆動装置にて一定回転を行うように構成されている。
【0016】
以上のように構成された本実施の形態では、イナートガス投入口4から投入されるイナートガスの雰囲気下の石炭供給ホッパ1内にある粉体の石炭は、ロータリフィーダ2により搬送器3に定量供給され、搬送空気によりボイラ等へ投入される。
【0017】
ロータリフィーダ2は、上部より粉体の石炭Cをロータマス6内に受入れ、下部にて粉体の石炭を払出すと共に粉体を払出したロータマス6内に空気が置換される。空気に置換されたロータマス6がイナートガス投入口4を通過する際にはロータマス6内にイナートガスが投入されると共に、空気は空気排気口5よりロータリフィーダの下部配管7へ排気される。このようにしてロータマス6内に投入されたイナートガスは、ロータマス6が上部へ移動して粉体の石炭が供給される際に供給される粉体の石炭と置換され、ロータリフィーダの上部配管13、ひいては石炭供給ホッパ1内に充満することになる。
【0018】
このようにして、本実施の形態では、粉体の石炭を払出したロータリフィーダ2のロータマス6に直接にイナートガスが投入され、かつ、同時に前記ロータマス6から空気を排気することによって、粉体の石炭を払出したロータリフィーダ2のロータマス6内の空気を確実にイナートガスに置換することができると共に、ロータリフィーダ2の上下に過大な差圧が発生することがない。従って、石炭供給ホッパ1側への空気の持込みを防ぎ、かつ、ロータリフィーダ2の過負荷を防ぐことができる。
【0019】
なお、イナートガス投入口4からのロータマス6へのイナートガスの投入量は、置換すべき体積(マス6の容量)の1〜2倍以上とすることが望ましい。
【0020】
【発明の効果】
本発明は特許請求の範囲に記載された構成を具備しているので、ロータリフィーダ粉体を払い出した空気のロータマスに直接イナートガスを投入し、かつ、同時に同ロータマス内の空気を排出して確実にイナートガスに置換することが可能である。また、ロータリフィーダに過大な差圧が発生する。従って、本発明では、ロータリフィーダの安定した運用を確保しつつ、粉体ホッパ側への空気の持込を防止し、安全な運転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の系統図である。
【図2】前記本発明の実施の一形態のイナートガス投入口と空気排気口の配置図である。
【図3】従来の粉体供給装置の概念図である。
【符号の説明】
1 石炭供給ホッパ
2 ロータリフィーダ
3 搬送器
4 イナートガス投入口
5 空気排気口
6 ロータマス
7 ロータリフィーダの下部配管
11 ロータシャフト
12 燃料供給管
13 ロータリフィーダの上部配管

Claims (1)

  1. 粉体ホッパより粉体が供給される複数のロータマスを備えたロータリフィーダを有し、同ロータリフィーダから払出された粉体を空気搬送する粉体供給装置において、前記ロータリフィーダの粉体払出後の同一のロータマスに対するイナートガス投入口と空気排気口を設けたことを特徴とする粉体供給装置。
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