JP3620669B2 - テレビジヨン信号受信装置及びテレビジヨン信号受信方法、予測係数作成装置及び予測係数作成方法 - Google Patents

テレビジヨン信号受信装置及びテレビジヨン信号受信方法、予測係数作成装置及び予測係数作成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
発明の属する技術分野
従来の技術
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の実施の形態
(1)全体構成(図1)
(2)動き検出回路の構成(図2及び図3)
(3)復号化回路の構成(図4)
(4)ズーム処理回路の構成(図5〜図7)
(5)予測係数作成回路の構成(図8及び図9)
(6)実施例の動作及び効果
(7)他の実施例(図10)
発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビジヨン信号受信装置及びテレビジヨン信号受信方法に関し、例えばテレビジヨン受像機に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】
従来、テレビジヨン受像機は、テレビ局から送信されるテレビジヨン放送信号を受信し、これに基づく画像を画面上に表示するようになされている。
すなわちテレビジヨン受像機は、テレビ局から送信されるテレビジヨン放送信号をアンテナ及びチユーナで受信及び選局し、当該テレビジヨン放送信号に所定の信号処理を施した後、これに基づく画像及び音声を出力する。
このようにしてユーザはテレビ局から送信されるテレビジヨン放送信号による番組等を視聴し得る。
【0004】
ところで、このようなテレビジヨン受像機は与えられる画像をそのまま表示するだけの受動的な機能しか備えておらず、画像を見ている際に『今の場面を繰り返し見たい』というユーザの要求を満足させることができなかつた。
このような要求を実現する方法として、VTR(Video Tape Recorder )やビデオデイスク等の記録媒体に記録した画像を再生してモニタ上に表示させるという方法があるが、所望の場面の再生画像を繰り返して視聴する場合、記録媒体の巻き戻し操作を繰り返す必要があり、操作が煩雑になるという問題がある。
【0005】
これを回避するために、内部にメモリ等でなる記憶部を設けてテレビジヨン放送信号を記憶し、当該記憶したテレビジヨン放送信号を再生することにより、見直したい場面を視聴し得るテレビジヨン受像機が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる構成のように内部に記憶部を設けたテレビジヨン受像機においては、テレビジヨン放送信号をそのままの状態で記憶した場合、記憶できる情報量が小さく、静止画像しか表示できず、ユーザの要求を十分に満たすことができない。
【0007】
このような問題を解決するために、特開平6−78229 号公報に開示されているようなテレビジヨン信号受信装置が提案されている。これは入力されるテレビジヨン放送信号を圧縮して記憶することにより記憶できる情報量を増加させ、動画像をリプレイできるようにしたものである。
ところが、この種のテレビジヨン信号受信装置は、長時間の画像信号を記憶するために圧縮効率を高めると画像情報の劣化が大きくなつて表示画像の画質が低下し、また画質を高めるために圧縮効率を低くすると長時間の記憶ができないという問題があつた。
【0008】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、入力画像信号に基づく画像の所望の場面のリプレイ画像を良好な画質で繰り返し表示でき、かつ長時間表示することができるテレビジヨン信号受信装置及びテレビジヨン信号受信方法、予測係数作成装置及び予測係数作成方法、並びに画像信号変換装置及び画像信号変換方法を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために本発明においては、リプレイ画像を表示する際に、入力画像信号の圧縮及び復号に伴い低下する当該リプレイ画像の画質をクラス分類適応処理を用いて復元するようにした。
また本発明においては、リプレイ画像内の動き領域を拡大表示する際に、拡大リプレイ画像にクラス分類適応処理による画素補間を行うようにした。
【0010】
入力画像信号の圧縮及び復号の際に低下するリプレイ画像の画質は、クラス分類適応処理を用いた復元手段により向上させて復元することができる。さらにこれにより圧縮符号化手段において高圧縮率の圧縮手法を使用でき、入力画像信号の情報量を従来に比して大幅に圧縮し得る。かくして長時間の入力画像信号を記憶することができる。
またリプレイ画像の動き領域を拡大したことにより不足する画素は、クラス分類適応処理により得られる最適な画素値を用いて補間することができ、これにより拡大リプレイ画像の解像度を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
【0012】
(1)全体構成
図1において、1は全体としてテレビジヨン信号受信装置を示し、受信したテレビジヨン放送信号を圧縮符号化して所定の時間毎に更新しながら一時記憶し、リプレイモードが選択された際に、記憶したテレビジヨン放送信号を読み出すことによつてモニタ上にリプレイ画像又は拡大リプレイ画像を当該リプレイモードが解除されるまで繰り返し表示するようになされている。
【0013】
テレビジヨン信号受信装置1は、アンテナ2で受信したテレビジヨン信号S1をチユーナ3に供給する。チユーナ3は、テレビジヨン信号S1を復調及びY/C分離処理することによつて画像信号S2を形成し、これを経路RT1及びRT2にそれぞれ送出する。ここで経路RT1は通常のテレビジヨン放送信号を送出するための経路であり、経路RT2はリプレイ画像又は拡大リプレイ画像を形成して送出するための経路である。
経路RT1に送出された画像信号S2は、スイツチ4に与えられる。また、経路RT2に送出された画像信号S2を入力したアナログ/デイジタル変換器(A/D)5は、当該画像信号S2を量子化してデイジタル信号でなる画像信号S3に変換し、これを間引き回路6及び動き検出回路7に送出する。
【0014】
間引き回路6は、画像信号S3に例えばMUSE(Multiple Sub−Nyquist Sampling Encode)方式によるような時空間方向への画素間引き処理を施すことによつて、画像信号S3の情報量を1/4に圧縮した間引き画像信号S4を形成して階調圧縮回路8に送出する。
階調圧縮回路8は、間引き画像信号S4に例えばADRC(Adaptive Dynamic Range Coding )符号化によるような階調方向への圧縮処理を施すことにより、当該間引き画像信号S4の各画素の階調方向の情報量を1/4に圧縮する。
かくして画像信号S3を時空間方向及び階調方向にそれぞれ圧縮したことにより、当該画像信号S3を元の情報量の1/16に圧縮した圧縮画像データS5を形成し、当該圧縮画像データS5を記憶装置9に供給する。
【0015】
また動き検出回路7は後述する構成により、画像信号S3に基づく画像内の動き領域を検出し、当該動き領域を表す動き領域データS6を形成して記憶装置9に供給する。
記憶装置9は、ハードデイスク、MO(Magneto−optical )デイスク、MD(Mini Disc )又は大容量半導体メモリ等で構成されており、圧縮画像データS5及び動き領域データS6を、所定の時間毎に更新しながら記憶する。
【0016】
制御部10は、ユーザの操作により与えられるモード選択データS7で示される選択内容に応じた切り替え制御信号S8を記憶装置9に送出して、記憶装置9の書き込み/読み出しを切り替え制御する。
例えばユーザがリプレイ画像又は拡大リプレイ画像を表示させるモード選択をした場合、記憶装置9は当該切り替え制御信号S8により、圧縮画像データS5及び動き領域データS6の更新記憶を停止して、圧縮画像データS5を復号化回路11へ、また動き領域データS6を遅延回路12へそれぞれ繰り返して読み出して送出する。
【0017】
復号化回路11は後述する構成により、記憶装置9から読み出された圧縮画像データS5を伸長及び復号して復元画像信号S9を形成し、当該復元画像信号S9をズーム処理回路13及びスイツチ14に繰り返し送出する。
また遅延回路12は、復号化回路11が圧縮画像データS5を伸長及び復号して復元画像信号S9を形成する期間の間だけ遅延させた動き領域データS6をズーム処理回路13に送出する。
ズーム処理回路13は後述する構成により、復元画像信号S9から動き領域データS6に基づいて拡大画像信号S10を形成する。ズーム処理回路13はリプレイ画像内の動き領域を拡大した拡大リプレイ画像でなる当該拡大画像信号S10をスイツチ14に繰り返し送出する。
【0018】
スイツチ14は制御部10が送出する制御信号S8により切り替え制御されており、復号化回路11より与えられる復元画像信号S9と、ズーム処理回路13より与えられる拡大画像信号S10とを、選択的に切り替えてデイジタル/アナログ変換器(D/A)15に送出する。
すなわちユーザがリプレイ画像を表示させるモード選択をした場合、スイツチ14は通常のまま、復元画像信号S9側に接続された状態を維持する。これに対してユーザが拡大リプレイ画像を表示させるモード選択をした場合、スイツチ14は拡大画像信号S10側に接続が切り替えられる。
このようにスイツチ14は、ユーザの選択するモードに応じて制御部10より送出される制御信号S8により切り替え制御され、入力される復元画像信号S9又は拡大画像信号S10を選択的に切り替えて送出する。
【0019】
デイジタル/アナログ変換器15は、復元画像信号S9又は拡大画像信号S10をアナログ変換してスイツチ4に送出する。
スイツチ4もスイツチ14と同様に、制御部10が送出する制御信号S8により切り替え制御されており、入力される画像信号S2と、復元画像信号S9又は拡大画像信号S10とを選択的に切り替えてテレビジヨン信号処理回路16に送出する。
【0020】
すなわち通常、ユーザがテレビジョン放送信号に基づく画像を見ている場合、スイツチ4は経路RT1を介して入力される画像信号S2側に接続されている。ここでユーザがリプレイ画像又は拡大リプレイ画像を表示させるモード選択をした場合、スイツチ4は経路RT2を介して入力される復元画像信号S9又は拡大画像信号S10側に接続される。
このようにスイツチ4は、ユーザの選択するモードに応じて制御部10より送出される制御信号S8により切り替え制御され、入力される画像信号S2と、復元画像信号S9又は拡大画像信号S10とを選択的に切り替えて送出する。
【0021】
テレビジヨン信号処理回路16は、スイツチ4を介して入力される画像信号S2、復元画像信号S9又は拡大画像信号S10をモニタ17に画像表示できるように信号処理し、これをモニタ17に送出する。
モニタ17は、信号処理回路16を介して供給される画像信号S2に基づく画像、復元画像信号S9に基づくリプレイ画像又は拡大画像信号S10に基づく拡大リプレイ画像を表示する。
【0022】
このように、テレビジヨン信号受信装置1はユーザのモード切り替え操作に応じて、リプレイ画像又は当該リプレイ画像内の動き領域を拡大した拡大リプレイ画像を通常のテレビジヨン画像と切り替えて、繰り返し表示するようになされている。
【0023】
(2)動き検出回路の構成
図1との対応部分に同一符号を付して示す図2において、7は全体として動き検出回路を示し、代表点ブロツクマツチングによる手法により動きベクトルを求めるようになされている。
例えば図3に示すように、画像を12個のマクロブロツクに分割し、各ブロツク内で動きベクトルの検出を行う。
【0024】
すなわち、各マクロブロツク内で縦横に所定間隔で配置された代表点pに対して、当該代表点pの輝度等の情報を画像の各フイールド毎に更新しながら記憶する。
また1フイールド後のフイールドにおいて、代表点が移動すると予想される移動距離を含む大きさのサーチブロツクを切り出す。ここでは縦方向に31画素、横方向に31画素の大きさでブロツクを切り出している。
【0025】
こうして切り出した各サーチブロツク内において、ある時点のフイールドでの各画素の輝度等の情報と、当該時点の1つ前のフイールドの同じサーチブロツクにおける代表点pの輝度等の情報との差分の絶対値を求める。ここで1つ前のフイールドにおける各ブロツクの代表点pの輝度等の情報は、先に記憶したものを読み出して用いる。このようにして差分の絶対値を求めることにより、31×31個のテーブルが作成される。
この後、求められた差分の絶対値を各ブロツク内において足し合わせる(すなわち積分する)。積分結果はすり鉢状になるため、この中から最小値の位置を求めて、代表点pから当該最小値の位置へのベクトルを引く。このようにして各マクロブロツク単位での平均化された動きベクトルが求められる。
【0026】
次に、こうして求めた動きベクトルを隣合うブロツクで逐次比較(すなわちベクトルの距離計算)して、ある誤差eの範囲内で一致する(すなわち|ベクトルV−ベクトルVn+1 ≦e|の条件式を満たす)ベクトルを求める。さらに画像の中央付近で当該条件を満たすものをマージして、このマクロブロツク番号を動き領域番号とする。
【0027】
実際上、動き検出回路7は、上述のような動き領域検出を実現するために、図2に示すように、先ず画像信号S3をメモリ20及び切り出し回路21にそれぞれ入力する。メモリ20は、画像信号S3から抽出した代表点pの情報を画像の各フイールド毎に記憶した後、情報信号S11として差分回路22に送出する。また切り出し回路21は、情報信号S11を抽出したフイールドの1フイールド後の画像信号S3を分割してサーチブロツクを切り出し、切り出した各サーチブロツク内の情報を情報信号S12として差分回路22に送出する。
【0028】
差分回路22は、情報信号S11と情報信号S12との差分の絶対値を算出し、当該算出結果をテーブルデータS13として演算部23に供給する。
演算部23は、それぞれ各マクロブロツクのうちの1つに割り振られて対応付けされた積分回路23A〜23Lで構成され、テーブルデータS13から対応するマクロブロツクにおけるテーブルデータのみを取り出して積分演算を行い、演算結果をベクトルデータS14A〜S14Lとして検出回路24へ送出する。
【0029】
検出回路24はベクトルデータS14A〜S14Lを基にして各々のマクロブロツクの動きベクトルを求め、当該動きベクトルから上述の条件を満たすものを選び出して当該動きベクトルを有するマクロブロツクを動き領域とし、当該動き領域の領域番号を動き領域データS6として記憶装置11(図1)に送出する。このように動き検出回路7は、毎フイールド毎に画像信号S3の動き領域を検出して当該動き領域の領域番号を示す動き領域データS6を形成し、当該動き領域データS6を記憶装置9に送出するようになされている。
【0030】
(3)復号化回路の構成
図1との対応部分に同一符号を付して示す図4において、11は全体として復号化回路を示し、時空間方向及び階調方向への圧縮処理を施された圧縮画像データS5をクラス分類適応処理を用いて復号することにより、高解像度の復元画像信号S9を生成する。
【0031】
復号化回路11は、記憶装置9(図1)から読み出された圧縮画像データS5をブロツク化回路25及び復号化回路(デコード)26に入力する。
ブロツク化回路25は、圧縮画像データS5を注目画素及び注目画素周辺の複数の画素コードを1単位としてブロツク化することにより、ブロツク化信号S15を形成してクラス生成回路27に送出する。
クラス生成回路27は、ブロツク化信号S15をクラス分類し、分類されたクラスを示すインデツクスを生成する。例えばブロツク化信号S15内の画素コードよりMSB(Most Significant Bit)のみを取り出し、当該MSBの1/0を順に並べることにより当該ブロツク化信号S15をパターン分類し、こうして分類されたパターンに応じて当該ブロツク化信号S15が属するクラスを決定し、当該クラスを表すインデツクスでなるインデツクス信号S16を生成して送出する。
【0032】
一方、復号化回路26は、圧縮画像データS5にADRC復号化処理を施すことにより階調方向に伸長した画像データS17をブロツク化回路28に送出する。
ブロツク化回路28は、画像データS17から注目画素を中心とした複数の周辺画素値を取り出してブロツク化し、ブロツク化信号S18として演算部29に供給する。
【0033】
演算部29は積和演算回路29A〜29D及び係数メモリM1〜M4で構成されている。積和演算回路29A及び係数メモリM1は、階調方向に圧縮したことにより低下した解像度を復元するための予測演算を行い、また積和演算回路29B〜29D及び係数メモリM2〜M4は、間引き処理により損失された画素を補間するための予測演算を行う。
このため、係数メモリM1と係数メモリM2〜M4とには、それぞれ異なる予測係数が記憶されている。
【0034】
すなわちクラス生成回路27から与えられるインデツクス信号S16は、係数メモリM1〜M4にそれぞれ入力される。係数メモリM1〜M4はROM(Read Only Memory)でなり、当該ROMには後述する方法により予め求められた予測係数が記憶されている。係数メモリM1〜M4はインデツクス信号S16をアドレス信号として、記憶している予測係数をそれぞれ読み出して、積和演算回路29A〜29Dにそれぞれ送出する。
【0035】
積和演算回路29Aは、係数メモリM1より与えられる予測係数を用いて、ブロツク化信号S18に示される画素の階調方向の解像度を復元する予測演算を行う。また積和演算回路29B〜29Dは、ブロツク化信号S18に示される画素と係数メモリM2〜M4より与えられる予測係数とを用いて予測演算することにより、間引かれた部分の画素を復元する画素値を生成する。
こうして得られた演算結果は多重化回路30に送出される。
【0036】
多重化回路30は、演算部29での演算結果による画素値をテレビジヨン時系列方向に配列するように多重化することにより復元画像信号S9を生成し、スイツチ16及びズーム処理回路13(図1)に送出する。
かくして復号化回路11は、圧縮画像データS5をクラス分類適応処理を用いて復号する際に、間引かれた画素と間引かれなかつた画素とで異なる予測係数を用いて演算処理を施すことによつて、時空間方向に間引かれた画素を補間して解像度を高めると共に、レベル方向の分解能を向上させることにより、全体的に解像度を向上させたリプレイ画像を形成するようになされている。
【0037】
(4)ズーム処理回路の構成
図1との対応部分に同一符号を付して示す図5において、13は全体としてズーム処理回路を示し、復元画像信号S9の動き領域を拡大した拡大画像信号S10を形成するようになされている。
【0038】
ズーム処理回路13は、動き領域データS6で示される動き領域全体を含むと共にアスペクト比が4:3となる領域を、当該動き領域の大きさよりもやや大きめの範囲で設定する。このように設定した領域を拡大領域として、当該拡大領域とモニタ画面との大きさの比より拡大比を算出する。
ズーム処理回路13は、復元画像信号S9より設定された拡大領域内の画素を読み出し、算出された拡大比で拡大処理を施す。ここで、拡大処理にクラス分類適応処理を用いることにより、拡大の際に不足する画素を補間して解像度を向上させる。
かくしてフルサイズの拡大リプレイ画像を形成する。
【0039】
実際上、ズーム処理回路13は、図5に示すように、先ず動き領域データS6を領域設定回路31に入力し、また復元画像信号S9を拡大画像生成部32に入力する。
領域設定回路31は、動き領域データS6に示される動き領域のマクロブロツク番号に基づき、拡大する領域を設定する。設定された領域情報は拡大比計算回路33に与えられる。
拡大比計算回路33は、領域設定回路31で設定された領域とモニタ画面の大きさとの比から画像の拡大比を算出し、算出結果を拡大画像生成部32に与える。
【0040】
拡大画像生成部32は、拡大比計算回路33より与えられる拡大比に基づき、復元画像信号S9から読み出した拡大する領域内の画素にクラス分類適応処理を用いた拡大処理を施すことにより、図6中に破線で示すような動き領域を拡大した拡大画像信号S10を生成する。
【0041】
ここで拡大画像生成部32の構成を図7に示す。図5との対応部分に同一符号を付して示す図7において、13は全体としてズーム処理回路を示し、図中に破線で示される拡大画像生成部32に復元画像信号S9及び拡大比計算回路33で求められた拡大比を供給する。
拡大画像生成部32は、復元画像信号S9をブロツク化回路34、遅延回路35及び36にそれぞれ入力する。
【0042】
ブロツク化回路34は、復元画像信号S9を注目画素及び注目画素周辺の複数の画素コードを1単位としてブロツク化し、当該各ブロツクをブロツク化信号S19としてクラス生成回路37に送出する。
クラス生成回路37は、ブロツク化信号S19にADRC符号化処理を施すことによつて当該ブロツク化信号S19のパターン分類を行い、こうして分類されたパターンに応じて当該ブロツク化信号S19が属するクラスを決定し、当該クラスを表すインデツクスでなるインデツクス信号S20を生成して演算部38に送出する。
【0043】
また遅延回路35を介して一定時間だけ遅延された復元画像信号S9は、ブロツク化回路39に送出される。
ブロツク化回路39は画像信号S9から注目画素を中心とした複数の周辺画素値を取り出してブロツク化し、ブロツク化信号S21として演算部38に送出する。
【0044】
演算部38は複数の積和演算回路及び係数メモリで構成されており、各係数メモリには拡大処理の際に不足する画素を周辺の画素値に基づき予測演算して生成するための予測係数が、様々な拡大比毎に予め記憶されている。
各係数メモリは、インデツクス信号S20及び拡大比計算回路33から与えられる拡大比をアドレス値として予測係数を読み出し、対応する積和演算回路に当該予測係数を与える。
各積和演算回路は、与えられる予測係数とブロツク化信号S21とを演算処理することにより補間する画素値を生成して多重化回路40に供給する。
ここで上述した係数メモリは、復号化回路13の場合と同様にROM(Read Only Memory)でなり、後述する方法により予め求められた予測係数が記憶されている。
【0045】
多重化回路40は演算部38で算出された各画素値をテレビジヨン信号方向に多重化することにより補間画素データS22を生成し、合成回路41に送出する。
合成回路41は、遅延回路36を介して供給される復元画像信号S9より拡大する領域の画素を抽出し、拡大処理の際に不足する画素を多重化回路40から供給される補間画素データS22を用いて補間することにより拡大画像信号S10を生成し、スイツチ14(図1)に送出する。
このようにズーム処理回路13は、入力される復元画像信号S9及び画像内の動き領域を示す動き領域データS6に基づき、復元画像信号S9にクラス分類適応処理を用いた拡大処理により当該動き領域を拡大すると共に拡大の際に不足する画素を補間して解像度を上げた拡大画像信号S10を生成する。
【0046】
(5)予測係数作成回路の構成
図1及び図4との対応部分に同一符号を付して示す図8において、42は全体として予測係数作成回路を示し、間引き回路6(図1)による画素間引き処理の際に間引かれなかつた画素の階調方向の解像度を復元するための予測係数を作成するようになされている。因みに間引き回路6(図1)において施される圧縮符号化処理は1/4画素間引きを行つており、4画素を1単位とするブロツク内から3画素を間引いて1画素を残すようになされている。
予測係数作成回路42は、教師データとしてサンプル画像を入力し、当該サンプル画像を圧縮符号化した後に復号して復元し、当該復元した画像と元のサンプル画像との相関関係より、低下した画質を演算処理により復元するために最適な予測係数を求めるようになされている。
【0047】
予測係数作成回路42は、画像信号S3を階調圧縮回路8及びブロツク化回路43にそれぞれ入力する。
階調圧縮回路8は、画像信号S3に例えばADRC符号化処理によるような階調方向への圧縮処理を施して、得られた圧縮画像データS23をブロツク化回路25及び復号化回路(デコード)26に送出する。
一方、ブロツク化回路43は画像信号S3を注目画素及び注目画素を中心とする複数の画素を1単位としてブロツク化し、これをブロツク化信号S24として係数算出回路44に送出する。
【0048】
ブロツク化回路25は、圧縮画像データS23を注目画素及び注目画素周辺の複数の画素コードを1単位としてブロツク化することにより、ブロツク化信号S15を形成してクラス生成回路27に送出する。
クラス生成回路27は、ブロツク化信号S15をクラス分類し、分類されたクラスを示すインデツクスを生成する。例えばブロツク化信号S15内の画素コードよりMSB(Most Significant Bit)のみを取り出し、当該MSBの1/0を順に並べることにより当該ブロツク化信号S15をパターン分類し、こうして分類されたパターンに応じて当該ブロツク化信号S15が属するクラスを決定し、当該クラスを表すインデツクスでなるインデツクス信号S16を生成して係数算出回路44に送出する。
【0049】
一方、復号化回路26は、圧縮画像データS23にADRC復号化処理を施すことにより階調方向に伸長した画像データS17をブロツク化回路28に送出する。
ブロツク化回路28は、画像データS17から注目画素を中心とした複数の周辺画素値を取り出してブロツク化し、ブロツク化信号S18として係数算出回路44に供給する。
係数算出回路44は、インデツクス信号S16が示すインデツクスコード毎に、ブロツク化信号S24とブロツク化信号S18との相関関係を表す予測係数を算出する。
【0050】
ADRC符号化処理では、入力される画像信号を階調方向に圧縮する際及び復号する際の演算過程において小数部分を切捨てることでデータの丸め込みをするため、丸め込みの分、実際の画像の画素値との間で誤差が生じる。
予測係数作成回路42は、上述したようにサンプル画像と当該サンプル画像を圧縮した後に復号した画像との相関関係を求める学習作業を行うことにより、当該誤差を予測演算によつて修正し、低下した画質を復元し得る最適な予測係数を算出することができる。
このようにして得られた予測係数は、係数データS25として出力されてメモリM1(図4)に書き込まれる。
【0051】
また図1、図4及び図8との対応部分に同一符号を付して示す図9において、45は全体として予測係数作成回路を示し、間引き回路6(図1)による画素間引き処理の際に間引かれた画素の画素値を生成する予測係数を作成するようになされている。予測係数作成回路45は階調圧縮回路8の前段に間引き処理を施す間引き回路6を設けたことを除いて、予測係数作成回路42とほぼ同様に構成されている。
【0052】
予測係数作成回路45は、教師データとなる画像信号S3を間引き回路6及びブロツク化回路43に入力する。
間引き回路6は、画像信号S3に時空間方向への画素間引き処理を施すことにより、情報量を1/4に圧縮した間引き画像信号S4を階調圧縮回路8に送出する。
その後、予測係数作成回路42と同様に階調方向への圧縮処理、ブロツク化処理、復号化処理及びクラス生成処理を行い、インデツクス信号S16、ブロツク化信号S18及びS24を係数算出回路44に送出する。
【0053】
係数算出回路44は、インデツクス信号S16が示すインデツクスコード毎に、ブロツク化信号S18とブロツク化信号S24との相関関係を表す予測係数を算出する。この際、係数算出回路44は間引き回路6でなされる間引き処理が1/4間引きであるので、間引かれた3画素分の予測係数をそれぞれ算出するようになされている。
このようにして算出された各係数は、係数データS26として出力されてメモリM2〜M4(図4)にそれぞれ書き込まれる。
【0054】
(6)実施例の動作及び効果
以上の構成において、ユーザが表示画像を視聴中、繰り返して見たい場面に遭遇したとする。この際、ユーザがテレビジヨン信号受信装置1の筐体部前面の操作パネル又は遠隔操作装置(図示せず)を操作してリプレイモードを選択することにより、制御部10にモード選択信号S7が与えられる。
モード選択信号S7で示される選択内容に応じて制御部10から送出される制御信号S8は、記憶装置9の更新記憶を停止させると共に当該記憶装置9に記憶された圧縮画像データS5及び動き領域データS6を繰り返し読み出させる。
【0055】
また制御信号S8はスイツチ4及び14にも与えられ、当該スイツチ4及び14を切り替え動作させる。
モード選択データS7の示す選択内容がリプレイ画像を表示させるためのものであつた場合、制御信号S8は通常、経路RT1側に接続されているスイツチ4を経路RT2側に切り替え、通常、復元画像信号S9側に接続されているスイツチ14は切り替えない。
こうして、復号化回路11で復元された復元画像信号S9がスイツチ14、デイジタル/アナログ変換器15、スイツチ4及びテレビジヨン信号処理回路16を順次介してモニタ17に与えられ、当該モニタ17にリプレイ画像を繰り返し表示させる。
【0056】
またモード選択データS7の示す選択内容が拡大リプレイ画像を表示させるためのものであつた場合、制御信号S8は通常、経路RT1側に接続されているスイツチ4を経路RT2側に切り替えると共に、通常、復元画像信号S9側に接続されているスイツチ14を拡大画像信号S10側に切り替える。
これにより、拡大画像信号S10がスイツチ14、デイジタル/アナログ変換器15、スイツチ4及びテレビジヨン信号処理回路16を順次介してモニタ17に与えられ、当該モニタ17に動き領域を拡大した拡大リプレイ画像を繰り返し表示させる。
かくしてユーザは、モニタ17に所望の場面のリプレイ画像及び拡大リプレイ画像を表示させることができる。
【0057】
またズーム処理回路13において記憶装置9から読み出される圧縮画像データS5と動き領域データS6とを基に拡大画像信号S10が形成される。当該拡大画像信号S10は、画像内の動き領域を拡大して形成される。
通常、画像内で注目される部分は動き物体の存在する領域であるため、このように当該動き領域を拡大表示することにより、注目される部分を良好な大きさでなる画像で表示することができる。
【0058】
また記憶装置9は、リプレイモードが選択されるまでは、与えられる圧縮画像データS5及び動き領域データS6を一定時間毎に、逐次上書きして更新する。
これにより、常に一定時間内の最新の画像データを記憶することができる。
因みに当該記憶装置9に画像データを記憶することができる時間は、記憶装置9を構成する媒体容量と圧縮後のビツトレートにより決定される。例えば記憶装置9の記憶容量が2M〔bits〕であり、圧縮後の画像の情報量が1M〔bps 〕に圧縮されている場合、当該記憶装置9は2秒間の画像データを記憶することができる。
【0059】
また圧縮画像データS5は、クラス分類適応処理を用いて通常の大きさのリプレイ画像でなる復元画像信号S9及び拡大リプレイ画像でなる拡大画像信号S10に変換される。
クラス分類適応処理とは、与えられる画像信号をパターン化することによりクラス分類し、各クラス毎に予め学習により求められた予測値を用いて入力される信号に含まれていない画像データを予測演算して求めることにより、入力画像信号に比して解像度の高い出力画像信号を生成する画像信号の変換方法である。
【0060】
復号化回路11及びズーム処理回路13において用いられるクラス分類適応処理は、圧縮符号化の際に間引き処理によつて損失した画素を補間すると共に階調方向への圧縮によつて低下した分解能を上げることができ、また拡大リプレイ画像を生成する際に不足する画素を補間することにより解像度を向上させることができる。
このようにして良好な画質でなるリプレイ画像及び拡大リプレイ画像を生成することができる。
【0061】
さらにクラス分類適応処理を用いて画像データの低下した画質を復元できるようにしたことにより、複数の圧縮処理を併用するような高圧縮率の圧縮符号化手法を、画質の低下にかかわらず用いることができる。これにより、入力される画像信号の情報量を大幅に圧縮することができ、長時間の画像データを記録することができる。
【0062】
以上の構成によれば、高圧縮率の圧縮符号化手法により圧縮符号化して一時記憶した入力画像信号をリプレイモードが選択された際に繰り返し読み出して、低下した画質をクラス分類適応処理を用いて復元したリプレイ画像を生成するようにした。
かくして受信したテレビジヨン信号に基づく画像の所望の場面のリプレイ画像を良好な画質で繰り返し表示し得ると共に、長時間表示し得るテレビジヨン信号受信装置1及びテレビジヨン信号受信方法が実現できる。
【0063】
また圧縮符号化した入力画像信号と共に、画像内の動き領域を表す動き領域データを一時記憶し、拡大リプレイモードが選択された際に当該記憶を繰り返し読み出して、拡大処理の際に低下する画質をクラス分類適応処理を用いて向上させた拡大リプレイ画像を生成するようにした。
かくして受信したテレビジヨン信号に基づく画像の所望の場面の動き領域を拡大した拡大リプレイ画像を良好な画質で繰り返し表示し得るテレビジヨン信号受信装置1及びテレビジヨン信号受信方法が実現できる。
【0064】
(7)他の実施例
なお上述の実施例においては、テレビジヨン放送信号を入力画像信号として受信する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばVTRやビデオデイスク等の記録媒体を再生して得られる画像信号を入力画像信号として入力する場合においても適用し得る。この場合、当該記録媒体に画像信号がデイジタル形式で記録されているならば、アナログ/デイジタル変換器5を介さずに直接、間引き回路6でなる圧縮符号化手段及び動き検出回路7でなる動き検出手段に当該画像信号を入力することができる。
【0065】
また上述の実施例においては、入力画像信号S1に基づく通常のテレビジヨン画像と、復元画像信号S9に基づくリプレイ画像又は拡大画像信号S10に基づく拡大リプレイ画像とを選択的に切り替えて表示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図10に示すような構成により両方の画像をPinP(Picture in Picture)形式で表示するようにしてもよい。
【0066】
すなわち図1との対応部分に同一符号を付して示す図10において、60は全体としてテレビジヨン信号受信装置を示し、入力される復元画像信号S9又は拡大画像信号S10に間引き処理を施す間引き回路61、間引き処理された画像信号を記憶するメモリ62及びメモリ62から送出される画像信号をアナログ信号に変換するデイジタル/アナログ変換器(D/A)63を追加したことを除いて、図1に示すテレビジヨン信号受信装置1と同様に構成されている。
【0067】
間引き回路61は、ユーザの選択操作によりスイツチ14を介して送出される復元画像信号S9又は拡大画像信号S10を間引き処理することにより、PinP(Picture in Picture)形式の子画面内に収まるように縮小処理し、縮小画像信号S32としてメモリ62に記憶させる。
メモリ62はフレームメモリでなり、アナログ/デイジタル変換器(A/D)5から与えられる画像信号S3及び間引き回路61から供給される縮小画像信号S32をアドレス上で重ね合わせて、親画面上に子画面を付加した画面でなる画像信号S33を生成して、デイジタル/アナログ変換器(D/A)63、スイツチ4及び信号処理回路16を順次介してモニタ17に出力表示する。
【0068】
テレビジヨン信号受信装置60は、このような構成により、所望の場面のリプレイ画像又は当該画像の動き領域を拡大した拡大リプレイ画像を通常のテレビジヨン画像と同時に表示することができる。
【0069】
また上述の実施例においては、クラス生成回路27、予測係数作成回路42及び45において、ブロツク化信号内の画素コードよりMSBのみを取り出して、当該MSBの1/0を順に並べることにより当該ブロツク化信号のパターン分類を行う場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばDCT(Discreat Cosine Transform )符号化、DPCM(差分符号化)、ベクトル量子化、サブバンド符号化やウエーブレツト変換等の圧縮手法を用いて、パターン分類によるクラス分類処理を行うようにしてもよい。
【0070】
さらに上述の実施例においては、ズーム処理回路13においてクラス分類適応処理の際に用いられるインデツクスコードの生成手段として、ADRC符号化を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばDCT(Discreat Cosine Transform )符号化、DPCM(差分符号化)、ベクトル量子化、サブバンド符号化やウエーブレツト変換等の圧縮手法を用いて、パターン分類によるクラス分類処理を行うようにしてもよい。
【0071】
また上述の実施例においては、MUSE方式による時空間方向の画素間引きを行う間引き手段と、ADRC符号化による階調方向への圧縮を行う階調方向圧縮手段とを、入力画像信号を圧縮する圧縮符号化手法として用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該圧縮符号化手法に代えて他の圧縮符号化手法を用いるようにしてもよい。
【0072】
また上述の実施例においては、予測係数を記憶した係数メモリとしてROMを用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ROMに代えてRAM(Random Access Memory)やSRAM(Static RAM)等を用いるようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、入力画像信号の圧縮及び復元にともなつて低下するリプレイ画像の画質をクラス分類適応処理を用いて復元するようにしたことにより、高圧縮率の圧縮手法を用いることができ、長時間の入力画像信号を記憶することができる。
かくして入力画像信号に基づく所望の場面のリプレイ画像を良好な画質で繰り返し表示できると共に長時間表示し得るテレビジヨン信号受信装置及びテレビジヨン信号受信方法を実現できる。
【0074】
また本発明によれば、リプレイ画像の動き領域を拡大した拡大リプレイ画像をクラス分類適応処理を用いて生成するようにしたことにより、拡大処理の際に不足する画素をクラス分類適応処理により得られる最適な画素値を用いて補間でき、解像度を向上させることができる。
かくして入力画像信号に基づく所望の場面の拡大再生画像を良好な画質で繰り返し表示できるテレビジヨン信号受信装置及びテレビジヨン信号受信方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるテレビジヨン信号受信装置を示すブロツク図である。
【図2】動き検出回路の構成を示すブロツク図である。
【図3】動き領域の検出の説明のために供する略線図である。
【図4】復号化回路の構成を示すブロツク図である。
【図5】ズーム処理回路の構成を示すブロツク図である。
【図6】設定領域の画像拡大の説明に供する略線図である。
【図7】ズーム処理回路の構成を示すブロツク図である。
【図8】予測係数作成回路の構成を示すブロツク図である。
【図9】予測係数作成回路の構成を示すブロツク図である。
【図10】PinP機能を付加したテレビジヨン信号受信装置の構成を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1、60……テレビジヨン信号受信装置、2……アンテナ、3……チユーナ、4、14……スイツチ、5……アナログ/デイジタル変換器、6、61……間引き回路、7……動き検出回路、8……階調圧縮回路、9……記憶装置、10……制御部、11、26……復号化回路、12、35、36……遅延回路、13……ズーム処理回路、15、63……デイジタル/アナログ変換器、16……テレビジヨン信号処理回路、17……モニタ、20、62……メモリ、21……切り出し回路、22……差分回路、23、29、38……演算部、23A〜23L……積分回路、24……検出回路、25、28、34、39、43……ブロツク化回路、27、37……クラス生成回路、29A〜29D……積和演算回路、30、40……多重化回路、31……領域設定回路、32……拡大画像生成部、33……拡大比計算回路、41……合成回路、42、45……予測係数作成回路、44……係数算出回路、M1〜M4……係数メモリ。

Claims (24)

  1. 受信した入力画像信号を所定の圧縮処理手法によつて圧縮処理することにより圧縮画像データを形成する圧縮処理手段と、
    上記圧縮画像データを所定の時間毎に更新しながら一時記憶する記憶手段と、
    表示モードとしてリプレイモードが選択された際に、上記記憶手段の記憶更新を停止すると共に、上記圧縮画像データを上記記憶手段より繰り返し読み出す制御手段と、
    上記記憶手段から読み出された圧縮画像データに対して第1のクラス分類適応処理を施すことにより、上記圧縮処理によつて劣化した画質を向上させた復元画像信号を形成する画像復元手段と、
    上記入力画像信号及び上記復元画像信号を入力し、選択された表示モードに応じて上記入力画像信号又は上記復元画像信号を選択的に切り替えて出力する切替え手段と、
    上記切替え手段を介して供給される上記入力画像信号に基づく画像又は上記復元画像信号に基づく画像を表示する表示手段と
    を具えることを特徴とするテレビジヨン信号受信装置。
  2. 上記圧縮処理手段は、
    上記入力画像信号に対して画素間引き処理を施す間引き手段と、
    上記入力画像信号の階調方向の情報量を圧縮する階調方向圧縮手段と
    を具えることを特徴とする請求項1に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  3. 上記復元手段は、
    上記圧縮処理手法に対応する伸長復号手法によつて、上記圧縮画像データを復号することにより復号画像データを形成する復号手段と、
    上記圧縮画像データを、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該各ブロツクが属する第1のクラスを決定する第1のクラス分類手段と、
    上記各第1のクラスに応じた予測係数が予め記憶され、上記第1のクラス分類手段による分類結果に応じたクラスの予測係数を出力する第1の係数記憶手段と、
    上記予測係数と上記復号画像データとを用いて予測演算処理を行うことにより、上記復号画像データに対して解像度の向上した上記復元画像信号を形成する第1の予測演算手段と
    を具えたことを特徴とする請求項1に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  4. 上記係数記憶手段には、
    時空間方向の損失した画素に対する補完画素生成に必要な係数であつて、学習により求められた第1の係数と、
    階調方向の上記圧縮処理によつて低下した分解能を上げるのに必要な係数であつて、学習により求められた第2の予測係数とが記憶されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  5. 上記入力画像信号の動き領域を検出する動き検出手段と、
    上記動き検出手段により検出された動き領域に基づく領域に対応する画像信号を拡大してなる拡大画像信号を形成する拡大画像形成手段と
    を具え、
    上記切替え手段は、さらに上記拡大画像信号を入力し、選択された表示モードに応じて上記入力画像信号、上記復元画像信号又は上記拡大画像信号を選択的に切り替えて出力し、
    上記表示手段は、上記切替え手段を介して供給される上記入力画像信号に基づく画像、上記復元画像信号に基づく画像又は上記拡大画像信号に基づく拡大画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  6. 上記画像信号は上記復元画像信号である
    ことを特徴とする請求項5に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  7. 上記拡大画像形成手段は、
    上記復元画像信号に基づく画像の上記動き領域に基づく領域に対応する画像信号に第2のクラス分類適応処理を施すことにより、上記拡大画像信号の空間解像度を上げる第2のクラス分類適応処理手段
    を具えることを特徴とする請求項5に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  8. 上記第2のクラス分類適応処理手段は、
    上記復元画像信号の動き領域に基づく領域と、当該領域に対応して形成される所望の拡大画像とから拡大比を求める拡大比算出手段と、
    上記復元画像信号の動き領域に基づく領域中の注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該各ブロツクが属する第2のクラスを決定する第2のクラス分類手段と、
    上記各第2のクラスに応じた予測係数が予め記憶され、上記拡大比及び上記第2のクラス分類手段による分類結果に応じた第2のクラスの予測係数を出力する第2の係数記憶手段と、
    上記予測係数と上記注目画素周辺の復元画像信号とを用いて予測演算処理を行うことにより、上記復元画像信号の動き領域に対して拡大の際に不足する画素を補間した上記拡大画像信号を形成する予測演算手段と
    を具えたことを特徴とする請求項7に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  9. 上記記憶手段は、
    固定磁気記録再生装置、光磁気記録再生装置、磁気デイスク記録再生装置又は半導体メモリでなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  10. 上記入力画像信号に基づく画像及び上記復元画像信号に基づく画像を、それぞれ親画面及び子画面のいずれかに表示するピクチヤーインピクチヤ機能
    を具えたことを特徴とする請求項1に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  11. 上記入力画像信号に基づく画像と、上記復元画像信号に基づく画像又は上記拡大画像信号に基づく画像とを、それぞれ親画面及び子画面のいずれかに表示するピクチヤーインピクチヤ機能
    を具えたことを特徴とする請求項5に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  12. 受信した入力画像信号を所定の圧縮処理手法によつて圧縮処理することにより圧縮画像データを形成する圧縮処理手段と、
    上記圧縮処理手法に対応する伸長復号手法によつて、上記圧縮画像データを復号することにより復号画像データを形成する画像復元手段と、
    上記圧縮画像データを、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該各ブロツクが属するクラスを決定するクラス分類手段と、
    上記各クラスに応じた予測係数が予め記憶され、上記クラス分類手段による分類結果に応じたクラスの予測係数を出力する係数記憶手段と、
    上記予測係数と上記復号画像データとを用いて予測演算処理を行うことにより、上記復号画像データに対して解像度の向上した上記復元画像信号を形成する予測演算手段と
    を具え、
    上記予測係数は、
    教師データを所定の圧縮処理手法によつて圧縮処理することにより圧縮画像データを形成し、
    上記圧縮処理手法に対応する伸長復号手法によつて、上記圧縮画像データを復号することにより復号画像データを形成し、
    上記圧縮画像データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第1のブロツク信号を得て、
    上記各第1のブロツクについてパターン分類を行い、当該各ブロツクが属するクラスを決定し、
    上記復号画像データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し第2のブロツク信号を得て、
    上記教師データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第3のブロツク信号を得て、
    上記決定されたクラス毎に、上記第2のブロツク信号とこれに対応する上記第3のブロツク信号とを用いた演算によつて作成される
    ことを特徴とするテレビジヨン信号受信装置。
  13. 上記予測係数は、上記圧縮処理により生じた上記第2のブロツク信号と上記これに対応する第3のブロツク信号との誤差を修正する係数である
    ことを特徴とする請求項12に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  14. 入力画像信号の動き領域を検出する動き検出手段と、
    上記動き領域に基づく領域と、当該領域に対応して形成される所望の拡大画像とから拡大比を求める拡大比算出手段と、
    上記動き領域に基づく領域の画像信号を、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該パターン分類の結果及び上記拡大比から当該各ブロツクが属するクラスを決定するクラス分類手段と、
    上記各クラスに応じた予測係数が予め記憶され、上記クラス分類手段による分類結果及び上記拡大比に応じたクラスの予測係数を出力する係数記憶手段と、
    上記予測係数と上記復号画像データとを用いて予測演算処理を行うことにより、上記復号画像データに対して解像度の向上した復元画像信号を形成する予測演算手段と
    を具え、
    上記予測係数は、
    教師データにおける第1の画像領域と、上記教師データより少ない画素数であり、互いに異なる画素数でなる複数の生徒データにおける上記第1の画像領域に対応する第2の画像領域とから拡大比を求め、
    上記第2の画像領域の画像信号を、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該パターン分類の結果及び上記拡大比から当該各ブロツクが属するクラスを決定し、
    上記決定されたクラス毎に、上記第1の画像領域の画像信号とこれに対応する上記第2の画像の画像信号とを用いた演算によつて学習され、作成される
    ことを特徴とするテレビジヨン信号受信装置。
  15. 上記予測係数は、拡大処理の際に低下する画質を向上させる係数である
    ことを特徴とする請求項14に記載のテレビジヨン信号受信装置。
  16. 受信した入力画像信号を所定の圧縮処理手法によつて圧縮処理して圧縮画像データを形成する圧縮処理ステツプと、
    上記圧縮画像データを所定の時間毎に更新しながら一時記憶する記憶ステツプと、
    表示モードとしてリプレイモードが選択された際に、上記圧縮画像データの記憶更新を停止すると共に、上記圧縮画像データを繰り返し読み出す制御ステツプと、
    上記制御ステツプで読み出した圧縮画像データに対して第1のクラス分類適応処理を施すことにより、上記圧縮処理によつて劣化した画質を向上させた復元画像信号を形成する画像復元ステツプと、
    選択された表示モードに応じて、上記入力画像信号又は上記復元画像信号を選択的に切り替えて出力する切替えステツプと、
    上記選択して切替えられた上記入力画像信号又は上記復元画像信号に基づく画像を表示する表示ステツプと
    を具えることを特徴とするテレビジヨン信号受信方法。
  17. 受信した入力画像信号を所定の圧縮処理手法によつて圧縮処理することにより圧縮画像データを形成する圧縮処理ステツプと、
    上記圧縮処理手法に対応する伸長復号手法によつて、上記圧縮画像データを復号することにより復号画像データを形成する画像復元ステツプと、
    上記圧縮画像データを、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該各ブロツクが属するクラスを決定するクラス分類ステツプと、
    上記各クラスに応じた予測係数が予め記憶され、上記クラス分類手段による分類結果に応じたクラスの予測係数を出力する係数記憶ステツプと、
    上記予測係数と上記復号画像データとを用いて予測演算処理を行うことにより、上記復号画像データに対して解像度の向上した上記復元画像信号を形成する予測演算ステツプと
    を具え、
    上記予測係数は、
    教師データを所定の圧縮処理手法によつて圧縮処理することにより圧縮画像データを形成し、
    上記圧縮処理手法に対応する伸長復号手法によつて、上記圧縮画像データを復号することにより復号画像データを形成し、
    上記圧縮画像データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第1のブロツク信号を得て、
    上記各第1のブロツクについてパターン分類を行い、当該各ブロツクが属するクラスを決定し、
    上記復号画像データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し第2のブロツク信号を得て、
    上記教師データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第3のブロツク信号を得て、
    上記決定されたクラス毎に、上記第2のブロツク信号とこれに対応する上記第3のブロツク信号とを用いた演算によつて作成される
    ことを特徴とするテレビジヨン信号受信方法。
  18. 入力画像信号の動き領域を検出する動き検出ステツプと、
    上記動き領域に基づく領域と、当該領域に対応して形成される所望の拡大画像とから拡大比を求める拡大比算出ステツプと、
    上記動き領域に基づく領域の画像信号を、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該パターン分類の結果及び上記拡大比から当該各ブロツクが属するクラスを決定するクラス分類ステツプと、
    上記各クラスに応じた予測係数が予め記憶され、上記クラス分類手段による分類結果及び上記拡大比に応じたクラスの予測係数を出力する係数記憶ステツプと、
    上記予測係数と上記復号画像データとを用いて予測演算処理を行うことにより、上記復号画像データに対して解像度の向上した復元画像信号を形成する予測演算ステツプと
    を具え、
    上記予測係数は、
    教師データにおける第1の画像領域と、上記教師データより少ない画素数であり、互いに異なる画素数でなる複数の生徒データにおける上記第1の画像領域に対応する第2の画像領域とから拡大比を求め、
    上記第2の画像領域の画像信号を、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該パターン分類の結果及び上記拡大比から当該各ブロツクが属するクラスを決定し、
    上記決定されたクラス毎に、上記第1の画像領域の画像信号とこれに対応する上記第2の画像の画像信号とを用いた演算によつて学習され、作成される
    ことを特徴とするテレビジヨン信号受信方法。
  19. 教師データを所定の圧縮処理手法によつて圧縮処理することにより圧縮画像データを形成する圧縮処理手段と、
    上記圧縮処理手法に対応する伸長復号手法によつて、上記圧縮画像データを復号することにより復号画像データを形成する復号手段と、
    上記圧縮画像データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第1のブロツク信号を得る第1ブロツク信号取得手段と、
    上記第1の各ブロツクについてパターン分類を行い、当該各ブロツクが属するクラスを決定するクラス分類手段と、
    上記復号画像データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第2のブロツク信号を得る第2ブロツク信号取得手段と、
    上記教師データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第3のブロツク信号を得る第3ブロツク信号取得手段と、
    上記決定されたクラス毎に、上記第2のブロツク信号とこれに対応する上記第3のブロツク信号とを用いた演算によつて予測係数を作成する予測係数作成手段と
    を具えることを特徴とする予測係数作成装置。
  20. 上記予測係数は、上記圧縮処理により生じた上 記第2のブロツク信号と上記これに対応する第3のブロツク信号との誤差を修正する係数である
    ことを特徴とする請求項19に記載の予測係数作成装置。
  21. 教師データにおける第1の画像領域と、上記教師データより少ない画素数であり、互いに異なる画素数でなる複数の生徒データにおける上記第1の画像領域に対応する第2の画像領域とから拡大比を求める拡大比算出手段と、
    上記第2の画像領域の画像信号を、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該パターン分類の結果及び上記拡大比から当該各ブロツクが属するクラスを決定するクラス分類手段と、
    上記決定されたクラス毎に、上記第1の画像領域の画像信号とこれに対応する上記第2の画像の画像信号とを用いた演算によつて学習し、予測係数を作成する予測係数算出手段と
    を具えることを特徴とする予測係数作成装置。
  22. 上記予測係数は、拡大処理の際に低下する画質を向上させる係数である
    ことを特徴とする請求項21に記載の予測係数作成装置。
  23. 教師データを所定の圧縮処理手法によって圧縮処理することにより圧縮画像データを形成する圧縮処理ステツプと、
    上記圧縮処理手法に対応する伸長復号手法によって、上記圧縮画像データを復号することにより復号画像データを形成する復号ステツプと、
    上記圧縮画像データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第1のブロツク信号を得る第1ブロツク信号取得ステツプと、
    上記各第1のブロツクについてパターン分類を行い、当該各ブロツクが属するクラスを決定するクラス分類ステツプと、
    上記復号画像データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第2のブロツク信号を得る第2ブロツク信号取得ステツプと、
    上記教師データに基づき、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、第3のブロツク信号を得る第3ブロツク信号取得ステツプと、
    上記決定されたクラス毎に、上記第2のブロツク信号とこれに対応する上記第3のブロツク信号とを用いた演算によつて予測係数を作成する予測係数算出ステツプと
    を具えることを特徴とする予測係数作成方法。
  24. 教師データにおける第1の画像領域と、上記教師データより少ない画素数であり、互いに異なる画素数でなる複数の生徒データにおける上記第1の画像領域に対応する第2の画像領域とから拡大比を求める拡大比算出ステツプと、
    上記第2の画像領域の画像信号を、注目画素及び当該注目画素周辺の複数の画素を単位ブロツクとしてブロツク化し、各ブロツクについてパターン分類を行い、当該パターン分類の結果及び上記拡大比から当該各ブロツクが属するクラスを決定するクラス分類ステツプと、
    上記決定されたクラス毎に、上記第1の画像領域の画像信号とこれに対応する上記第2の画像の画像信号とを用いた演算によつて学習し、予測係数を作成する予測係数算出ステツプと
    を具えることを特徴とする予測係数作成方法。
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