JP3620190B2 - 水栓 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水栓に係り、特に浄水カートリッジを備え、イオン水吐水設備に組み込むのに好適な水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
水栓内に浄水カートリッジを備えたイオン水吐水設備における水の流れについて第4図を参照して説明する。なお、第3図はこの水栓を示す斜視図である。
【0003】
キャビネット2のシンク3の近傍に水栓1が設置されており、この水栓1にアルカリイオン水の吐水管4と酸性イオン水の吐水管5とが設けられている。
【0004】
この水栓1の側面に、水栓1の内部の開閉弁6を開閉するためのハンドル7が設けられている。水栓1内の上部に浄水カートリッジ8が設置されている。この浄水カートリッジ8は、蓋9をあけることにより交換可能である。このカートリッジ8内には活性炭や中空糸膜などの浄化処理用のエレメントが設けられている。
【0005】
開閉弁6を開けると、配管12及び水栓1内の水道水流路13を経て水道水がカートリッジ8に供給され、該カートリッジ8内のエレメントによって浄化処理される。
【0006】
この浄水は、水栓1内の浄水流路14から浄水用配管15を経て電解槽16に供給される。電解槽16で生じたアルカリイオン水は、アルカリイオン水用配管17を経て水栓1内のアルカリイオン水流路18に流入し、吐水管4から吐出される。電解槽16で生じた酸性イオン水は、酸性イオン水用の配管18を介して水栓1内の酸性イオン水流路19に流れ込み、吐水管5から吐出される。
【0007】
この浄水カートリッジ8は、第5図に示すように円筒状のケーシング8a内に浄水エレメントを収容してなるものであり、カートリッジ8の底面に水道水を受け入れる水道ノズル20と、浄水を流出させる浄水ノズル21とが突設されている。
【0008】
水栓1内には、第6図の如く、この浄水カートリッジ8を受け入れるカートリッジ収納室22が設けられている。このカートリッジ収納室22の底部に、水道ノズル20が差し込まれる水道ポート23と、浄水ノズル21が差し込まれる浄水ポート24とが設けられている。
【0009】
各ポート23,24の下側に前記水道水流路13と浄水流路24が設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記の浄水カートリッジは、第5図(a),(b)の如く、ノズル20,21の位置がメーカーによって異なる。そのため、水栓器具メーカーにあってはノズル位置が異なるカートリッジに対応してポート23,24の位置を異ならせた水栓を製造する必要があり、多品種少量生産によるコスト高が生じていた。
【0011】
本発明は、ノズル位置が異なる各種の浄水カートリッジを用いることができる水栓を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の水栓は、底面部に浄水ポート及び水道ポートが設けられたカートリッジ収納室を有し、このカートリッジ収納室内に浄水カートリッジが設置され、該浄水カートリッジの底面に浄水ノズルと水道ノズルとが設けられている水栓において、該カートリッジ収納室の底部と浄水カートリッジの底面との間に盤状のアダプタを介在させ、該アダプタに設けた浄水孔と水道孔とによって該浄水ノズルと浄水ポートとを連通させ、且つ該水道ノズルと水道ポートとを連通させたことを特徴とするものである。
【0013】
かかる本発明においては、アダプタのみをカートリッジメーカーに合わせて変えることにより、いずれのメーカーのカートリッジであっても装着することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
第1図及び第2図の(a)図はそれぞれ実施の形態に係る水栓の要部断面斜視図であり、(b)図はアダプタの斜視図である。
【0015】
第1図では浄水カートリッジとして第5図(a)に示すAタイプのカートリッジ8Aが用いられ、第2図では第5図(b)に示すBタイプのカートリッジ8Bが用いられている。
【0016】
前記の通り、Aタイプのカートリッジ8Aにあっては、浄水ノズル21がカートリッジ8Aの底面の中心に位置し、水道ノズル20が中心から外れている。Bタイプのカートリッジ8Bは、ノズル20,21のいずれも中心から外れている。
【0017】
第1図では、ノズル20,21とポート23,24の位置が合致しているため、水道孔23及び浄水孔34がいずれも盤面と垂直に延在したストレート状となったAタイプのアダプタ30が用いられている。
【0018】
第2図では、ノズル20,21とポート23,24の位置がいずれもずれているため、水道孔43及び浄水孔44がいずれもクランク状に曲がっているBタイプのアダプタ40が用いられている。
【0019】
なお、いずれのアダプタ30,40もカートリッジ収納室22に納まる大きさであり、各々の底面からは水道ポート23及び浄水ポート24に差し込まれる環状部35,36,45,46が突設され、これらの環状部にOリング50が装着されている。なお、前記ノズル20,21にもOリング50が装着されている。
【0020】
このように、アダプタとして各カートリッジメーカーに対応したものを用意しておくことにより、1機種の水栓に対しいずれのメーカーの浄水カートリッジをも装着することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、アダプタとして各カートリッジメーカーに対応したものを用意しておくことにより、1機種の水栓に対しいずれのメーカーの浄水カートリッジをも装着することが可能となる。そして、これにより水栓を少品種大量生産することが可能となり、水栓の製造コストを大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る水栓を示す断面図とアダプタの斜視図である。
【図2】実施の形態に係る水栓を示す断面図とアダプタの斜視図である。
【図3】浄水カートリッジを有する水栓の斜視図である。
【図4】浄水カートリッジを有する水栓を用いたイオン水吐水設備の系統図である。
【図5】浄水カートリッジの斜視図である。
【図6】浄水カートリッジを有する水栓の要部断面図である。
【符号の説明】
1 水栓
8,8A,8B 浄水カートリッジ
20 水道ノズル
21 浄水ノズル
22 カートリッジ収納室
23 水道ポート
24 浄水ポート
30,40 アダプタ
33,43 水道孔
34,44 浄水孔
35,36,45,46 環状部
50 Oリング
Claims (1)
- 底面部に浄水ポート及び水道ポートが設けられたカートリッジ収納室を有し、このカートリッジ収納室内に浄水カートリッジが設置され、該浄水カートリッジの底面に浄水ノズルと水道ノズルとが設けられている水栓において、
該カートリッジ収納室の底部と浄水カートリッジの底面との間に盤状のアダプタを介在させ、
該アダプタに設けた浄水孔と水道孔とによって該浄水ノズルと浄水ポートとを連通させ、且つ該水道ノズルと水道ポートとを連通させたことを特徴とする水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00077897A JP3620190B2 (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00077897A JP3620190B2 (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10195946A JPH10195946A (ja) | 1998-07-28 |
JP3620190B2 true JP3620190B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=11483170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00077897A Expired - Lifetime JP3620190B2 (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3620190B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7058191B2 (ja) * | 2018-07-10 | 2022-04-21 | 株式会社Lixil | カートリッジ用アダプタ、カートリッジユニット及びカートリッジの組み込み方法 |
JP7240287B2 (ja) * | 2019-08-09 | 2023-03-15 | 三菱ケミカル・クリンスイ株式会社 | 接続器具及び水栓装置 |
-
1997
- 1997-01-07 JP JP00077897A patent/JP3620190B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10195946A (ja) | 1998-07-28 |
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