JP3617453B2 - マルチスタンダードdmtdsl伝送システム - Google Patents
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Description
(発明の背景)
(発明の分野)
本発明は、対より線電話回線上での高速通信を可能にする離散マルチトーン(DMT)ベースのデジタル加入者回線(DSL)伝送システムに関する。この発明は、より詳細には、いくつかの既存の規格、または近く出現する規格を使用して、使用することが可能なVDSL(Very high speed DSL)に関する。
【0002】
(関連技術の考察)
図1は、ADSL規格およびADSL−Lite(非対称DSL)規格によって伝送される信号のスペクトルを示す。ADSL規格は、256トーンのそれぞれに対して、直交振幅変調(QAM)を使用し、これらのトーンは、4.3125kHzおきの等間隔になっている。したがって、図示するとおり、最後のトーンは、1.104MHzという周波数を有する。ADSL−Lite規格は、最初の128トーンだけを使用する。
【0003】
図示するとおり、スペクトルの始めで、「普通の従来型電話サービス(plain old telephone service)」(POTS)のためにギャップが残されている。
【0004】
ADSL規格によれば、トーンのほとんどは、受信のために使用され、残りのいくつかのトーンが送信のために使用されており、このため、「非対称DSL」と呼ばれている。
【0005】
現行のVDSL規格化提案は、11.04MHzまでの周波数の使用を考案する。
【0006】
図2は、1997年9月29日〜10月3日、フランス国、Lannion、ETSI STC/TM6、973T13R0、「VDSL Alliance SDMT VDSL Draft Standard Proposal」に記載されるような、従来のVDSL時間領域二重化(TDD)システムによって送信される信号のスペクトルを図示している。このシステムは、それぞれ43kHzまたは21.5kHzおきの間隔の256トーンまたは512トーンを使用する。最後のトーンは11.04MHzという周波数を有する。すべてのトーンは、一度に同一伝送方向のために使用され、この伝送方向は、一伝送記号おきに切り替えられる。
【0007】
図3は、特許出願WO97/06619に記載される従来のVDSL「ジッパ」システムによって伝送される信号のスペクトルを図示している。これは、5.375kHz間隔の2048トーンを使用し、最後のトーンは、やはり、11.04MHzという周波数を有している。このシステムでは、送信および受信のために使用されるトーンは、近端漏話および近端漏話エコーをキャンセルするために、動的に選択される。
【0008】
図4は、電話回線10の一終端にあるDSL伝送システムを非常に概略的に示している。高速フーリエ逆変換(IFFT)回路12が、N個の複素周波数領域係数を受信し、ここでNは、システムによって使用されるトーンの数、すなわち、ADSLの場合、128または256、VDSL TDDシステムの場合、256または512、VDSLジッパ・システムの場合、2048である。IFFT回路12は、N個の係数の各セットごとに、時間領域記号を生成する。記号は、したがって、それぞれトーンに対応している異なる周波数のN個の正弦副搬送波の合計である。各副搬送波の振幅および位相は、IFFT回路によって受信される対応する周波数領域係数によって決定される。記号は、デジタル−アナログ変換器14および低域フィルタ16によって処理されて、次に、電話回線10上へと、混成回線インターフェース18を介して転送される。
【0009】
巡回プレフィックスおよび巡回サフィックスが、IFFT回路12によって19で出力される記号に追加される。巡回プレフィックスは、その間に回線の伝搬過渡状態が減衰する可能性のある保護期間を提供することによって、遠端受信側での記号間干渉を除去することを目的としている。巡回サフィックスは、近端エコーでの不連続性のサンプリングの効果をキャンセルすることを目的としている。
【0010】
回線インターフェース18は、また、回線10からの着信記号も受信する。これらの着信記号は、高速フーリエ変換(FFT)回路20に、低域フィルタ22、アナログ−デジタル変換器24を介して、また必要な場合、時間領域量子化器26を介して提供される。
【0011】
前述の巡回プレフィックスは、その役割を果すために、記号長とは独立した最小長を有する。ADSLおよびVDSL TDDなどの、比較的少ない数のトーンを使用するDSLシステムでは、伝送される記号は短く、そのため、巡回プレフィックスの最小長は、あまりにも長く、データ伝送でかなりの効率損失を引起こす。この場合、巡回プレフィックスは、必要なより短く選択されて、記号間干渉の除去でこの短い巡回プレフィックスを補足するのは、時間領域等化器26の役割となる。
【0012】
VDSLジッパ・システムなど、多数のトーンを使用するDSLシステムでは、生成される記号は十分に長く、伝送の効率にあまり影響を与えることなしに、巡回プレフィックスを必要な長さで選択することができる。こうしたシステムでは、時間領域等化器26は省略される。
【0013】
さらに、VDSL TDDシステムでは、IFFT回路およびFFT回路は、決して同時に使用されないので、その両方の機能を実行するのは単一の回路である。
【0014】
IFFFおよびFFT回路は、システムによって使用される最後のトーンの周波数の少なくとも2倍、すなわち、ADSL−Liteの場合、1.104MHz、ADSLの場合、2.208MHz、既知のVDSLシステムの場合、22.08MHzで動作する。
【0015】
ADSL規格および近く出現する規格がいろいろな意味(使用されるトーンの数、トーン間の間隔、IFFT回路およびFFT回路の動作周波数...)で異なっていることは明らかであり、これは、これらの規格を活用することができる型のモデムの数を増大させる可能性が高い。
【0016】
(発明の概要)
本発明の目的は、単一モデムが、低い複雑さで多くのDSL規格を活用できるようにする伝送システムを提供することである。
【0017】
この目的および他の目的を達するため、本発明は、いくつかの等間隔の離散トーン上でQAM変調を使用するデジタル加入者回線伝送システムを提供する。高い伝送速度で、このシステムは、4.3125kHz間隔のN=4096/pトーンを使用し、ここでpは、2の累乗(p=1、2、4、8...)である。
【0018】
本発明の一実施形態によれば、ADSL規格によって低い伝送速度で伝送を行うのに、p=1で、最初のn=128トーンまたは256トーンだけが使用される。
【0019】
本発明の一実施形態によれば、システムは、送信側で、前記トーンに対応するN個の周波数領域値入力を有する高速フーリエ逆変換回路であって、その入力のなかで最初のものだけが、n個の使用されるトーンに対応する値を受信し、残りの入力は、ゼロ化される回路と、IFFT回路によって出力される、r=N/nであるr個のサンプルごとに1つのサンプルを提供するデシメータ(decimator)と、前記デシメータと加入者回線の間に結合されたデジタル−アナログ変換器とを含む。
【0020】
本発明の一実施形態によれば、システムは、受信側で、FがIFFT回路の動作周波数である周波数F/rで加入者回線上の信号をサンプリングするアナログ−デジタル変換器と、前記アナログ−デジタル変換器によって提供された前記サンプルから、周波数Fでサンプルを生成する補間回路と、周波数Fで動作し、かつ前記補間回路からサンプルを、時間領域等化器を介して受信する高速フーリエ変換回路とを含む。すべてのN個のトーンが使用されたとき、時間領域等化器は、バイパスされる。
【0021】
本発明の一実施形態によれば、システムは、N個のトーンのなかで、最初のn個のトーンを使用する規格に適用可能であり、ここで、nは、2の累乗である。これは、送信側で、少なくとも値Nと値nのなかから選択可能ないくつかの周波数領域入力と、高い伝送速度で、N個のトーンの最後のトーンの周波数およびn個のトーンの最後のトーンにそれぞれ比例する、少なくとも2つの値Fとfnのなかから選択可能な動作周波数とを有するIFFT回路を含む。
【0022】
本発明の一実施形態によれば、システムは、受信側で、少なくとも値Nと値nのなかから選択可能ないくつかの周波数領域出力と、少なくとも値Fと値fnのなかから選択可能な動作周波数とを有するFFT回路を含む。
【0023】
本発明の一実施形態によれば、IFFT回路およびFFT回路のそれぞれは、パイプライン・モードで動作するように結合された5つの基数4のステージおよび最後の基数2または基数4のステージを含み、前記回路の周波数領域入力または周波数領域出力の所望の数が、適切な数のステージをバイパスすることにより、かつ前記最後のステージの基数を選択することにより選択される。
【0024】
本発明の前述の目的および他の目的、特徴、態様、および利点は、付随する図面を参照し、制限としてではなく例として提供している実施形態の下記の詳細な説明から明白となる。
【0025】
(詳細な説明)
図5のスペクトルによって図示されるとおり、本発明の一態様は、従来のVDSLシステムで使用される最大周波数、すなわち11.04に近づくために、ADSL−Lite伝送のスペクトルを拡張することである。トーンの数は、従来のアーキテクチャのIFFT回路およびFFT回路と適合するために、2の累乗でなければならない。図5の実施形態では、本発明は、4.3125kHz間隔の4096トーンを使用し、このため、最後のトーンは、17.664MHzという周波数を有する。2048トーンを使用することによって、最後のトーンは、8.832MHzという周波数を有することになり、このため、11.04MHzという考案された限界までのトーンを使用するシステムに対して、伝送速度が相当に低減される。
【0026】
本発明の一態様は、2048トーンまたは4096トーンを使用するそうしたシステムが、同一間隔で、128または256(ADSL−Lite、ADSL)など、より少ないトーンを使用する任意の規格を使用して、即時に使用可能であることに留意することである。
【0027】
上記の解決策を備えたADSL規格またはADSL−Lite規格によってデータを伝送するには、対応する係数をIFFT回路の第1周波数領域入力に提供することにより、かつ、残りの入力をゼロ化することによって、最初の128トーンまたは256トーンを使用するだけで十分である。受信モードでは、FFT回路は、その最初の128個の出力または256個の出力に対する所望の係数を抽出し、残りの係数は、ゼロとなっている。
【0028】
伝送システムに加えるべき唯一の変更は、有効デジタルデータ伝送の低い速度をIFFT回路およびFFT回路の固定の高い動作速度に適合するために、ゼロ埋込み回路および埋込み解除回路を提供することである。
【0029】
ただし、そうしたシステムの欠点は、それが、最高伝送速度に適合された最高周波数で動作するが、他方、有効データ伝送速度は、それよりずっと低い可能性があることである。これは、アナログ前端の不必要な余分の電力消費を引起こす。
【0030】
図6は、前述のとおり動作し、さらに、電力消費を抑えるための回路をさらに具備している伝送システムの実施形態を示している。例として、このシステムは、4096トーンを使用して動作するものとし、256トーンのみを使用するADSL規格で使用される。図示するとおり、IFFT回路12の最初の256個の入力およびFFT回路20の最初の256個の出力のみが使用される。
【0031】
IFFT回路およびFFT回路は、35.228MHz、すなわち、4096トーンの最後のトーンの周波数の2倍で動作する。IFFT回路12は、したがって、35.228MHzでサンプルを生成する。これらのサンプルは、デシメータ30に提供されて、これが、毎16番目のサンプルのみをデジタル−アナログ変換器14に提供する。したがって、デジタル−アナログ変換器14は、16倍遅く、すなわち2.208MHzで動作する。もちろん、低域フィルタ16および22のカットオフ周波数は、デジタル−アナログ変換器14の周波数に適合されている。
【0032】
アナログ−デジタル変換器24は、受信信号を16倍遅く、すなわち2.208MHzでサンプリングするように計時され、このサンプルが補間回路32に提供されて、この回路が、欠落しているサンプルを生成して、35.228MHzでFFT回路20に提供する。
【0033】
前記の例を使用すると、変換器14および24によって消費される電力が、相当に抑えられる。この電力消費は、ADSL−Lite規格がこのシステムで使用される場合、さらに抑えられることになる。
【0034】
システムがその最高伝送速度で使用されるとき、デシメータ30および補間回路32は、スイッチによって示されるとおり、バイパスされ、アナログ−デジタル変換器24は、IFFT回路およびFFT回路と同一速度、すなわちこの例では35.228MHzに計時される。
【0035】
本発明の第2実施形態の目的は、システムが低い伝送速度で使用されるときに、電力消費をさらに抑えることである。
【0036】
電力消費を抑えるため、IFFT回路およびFFT回路の動作周波数を、図6のアナログ−デジタル変換器24のクロック周波数のような、有効使用される伝送速度に適合することも役立つことになる。ただし、IFFT回路およびFFT回路の動作周波数を変更することによって、トーンの間隔もまた変更され、これは望ましくない。
【0037】
これを回避するため、本発明は、可変サイズのIFFT回路およびFFT回路を提供し、このことは、システムによって使用されるトーンの数を可変にすることと等価である。したがって、IFFT回路およびFFT回路のサイズが、ファクタkだけ縮小された場合、トーン間の間隔を維持するには、IFFT回路およびFFT回路の動作速度を低減するだけで十分である。図6の例では、トーンの数は、ファクタ16だけ削減されることになり、このため、IFFT回路およびFFT回路は、16倍遅く、すなわち2.208MHzで動作することになり、これは、アナログ−デジタル変換器24と同一の周波数である。デシメータ30および補間回路32は、不必要である。
【0038】
このシステムを使用すると、総電力消費は、システム上で使用される有効伝送速度に実質的に比例することになる。
【0039】
予想され得ることに反して、IFFT回路またはFFT回路の入力または出力の数を可変にすることは、その数が2の累乗にとどまる場合、特に単純である。
【0040】
図7は、入力の数を可変にするために本発明によって変更された、従来のパイプライン型のIFFT回路を概略的に図示している。このIFFT回路は、5つのパイプライン処理された基数4のステージ34と、それに続く基数2と基数4の間で切り替え得る最後のステージ36とを含んでいる。IFFT回路の周波数領域入力の数は、これらのステージの基数の積に等しい。最後のステージが基数2である場合、IFFT回路は、2048個の入力を有し、他方、最後のステージが基数4である場合、IFFT回路は、4096個の入力を有する。
【0041】
好ましくは、最後のステージ36は、スイッチ信号R2によって、基数4動作モードまたは基数2動作モードの間で切り替えることができる。この目的で、このステージは、完全基数4であり、基数2モードで動作するために、ステージの適切な要素がバイパスされる。
【0042】
各ステージは、複素係数をデジタル・データ伝送速度で受信し、提供する。各複素係数は、第1ステージの入力で1つのデータ・ワードに対応しており、2つのそれぞれのサイクルで処理される実部と虚部を有し、したがって、IFFT回路の動作周波数は、データ伝送速度の2倍である。この動作周波数は、クロック信号CKによって設定される。
【0043】
基数4のステージは、4つの連続する係数に対して動作し、他方、基数2のステージは、2つの連続する係数に対してのみ動作する。最後のステージ36によって提供される各係数は、複素−実変換器38によって、2つの時間領域サンプルに変換される。
【0044】
各ステージに対応する入力の数は、図7では、ステージの一番下に示され、第1値は、最後のステージ36が基数2であるときの入力の数であり、第2値は、最後のステージ36が基数4であるときの入力の数である。したがって、IFFT回路の入力の数が、この回路の最初の1つまたは複数のステージをバイパスすることにより、かつ最後のステージ36の基数を適切に選択することによって選択可能であることが、明確になっている。
【0045】
ADSL−Lite規格の場合、IFFT回路の最初の2つのステージ34が、マルチプレクサ40によってバイパスされ、最後のステージ36の基数が2に等しく選択されて、クロックCKは、1.104MHzという周波数を有する。
【0046】
ADSL規格の場合、IFFT回路の最初の2つのステージ34が、マルチプレクサ40によって、やはりバイパスされ、最後のステージ36の基数が4に等しく選択されて、クロックCKの周波数は、2.208MHzに等しく選択される。
【0047】
図5による2048トーンを有するVDSL伝送の場合、ステージのいずれもバイパスされず、最後のステージ36の基数は、2に等しく選択されて、クロックCKの周波数は、17.664MHzに等しく選択される。
【0048】
図5による4096トーンを有するVDSL伝送の場合、ステージのいずれもバイパスされず、最後のステージ36の基数は、2に等しく選択されて、クロックCKの周波数は、17.664MHzに等しく選択される。
【0049】
VDSL−TDD伝送は、22MHzではなく、17.664MHzまたは35.328MHzという最大周波数を使用するように変更されることになる。
【0050】
512トーンを有するそうした変更済みVDSL−TDD伝送の場合、第1ステージ34が、マルチプレクサ42によってバイパスされ、最後のステージ36の基数は、2に等しく選択される。
【0051】
256トーンを有するそうした変更済みVDSL−TDD伝送の場合、最初の2つのステージ34が、マルチプレクサ40によってバイパスされ、最後のステージ36の基数は、4に等しく選択される。
【0052】
最後に、4096トーンを有する図5のVDSL伝送の場合、ステージのいずれもバイパスされず、最後のステージ36の基数は、4に等しく選択され、クロックCKの周波数は、35.328MHzに等しく選択される。
【0053】
選択可能な数の出力を有するFFT回路は、図7のIFFT回路と同一の方式で構成される。違いは、第1ステージの前に実−複素変換器が置かれていることであり、この変換器が、各複素係数の実部と虚部を逆の順序で提供する。その初期の順序が、最後のステージの出力で再確立され、このステージの後に、複素−実変換器は置かれていない。
【0054】
パイプラインIFFT回路およびパイプラインFFT回路に関するさらなる情報は、例えば、Pidet,Castelin,Senn,Blanc著,IEEE Journal of Solid State Circuits,Vol.30,No3,1995年3月、「A Fast Single−Chip Implementation of 8192 Points FFT」で見ることができる。
【0055】
VDSL−TDDモデムおよびVDSL「ジッパ」モデムの場合、トーンは、モデム識別署名を伝送するために、初期フェーズで使用することが考案されている。言い換えれば、伝送モデムは、通信を確立する前に、規格に応じて可能なトーンのなかから選択された特定のトーンを搬送する信号、つまり「裸の」搬送波を送信することになる。受信モデムは、その信号内にどのトーンが存在するかを検出して、それに応じて規格を識別することになる。この目的で、受信モデムは、最初から伝送モデムに対して「同調されている」、すなわち、少なくとも伝送モデムによって使用されるトーンを使用しなければならない。VDSLジッパ・モデムの8番目ごとのトーン、または4番目ごとのトーンが、VDSL−TDDモデムによって使用されており、このため、署名として、VDSL−TDDシステムの256トーンまたは512トーンのみが使用される場合、そうした識別フェーズが可能である。
【0056】
ADSLモデムが、連続トーンを使用して署名を送信しなければならない場合、本発明によるモデムは、図5と整合性がなければならない、すなわち、4.3125kHzというトーン間隔を使用しなければならない。ただし、署名はまだ、規格化されていないので、ADSLモデムが、pが2の累乗であるp番目ごとのトーンのみを使用して署名を送信することを、考案することが可能である。この場合、本発明による可変サイズのIFFT回路およびFFT回路を有するモデムは、初期に、4.3125pkHzというトーン間隔および2048/pトーンまたは4096/pトーンを使用して、遠隔ADSLモデムの識別時に、4.3125kHzという間隔を有する128トーンまたは256トーンに切り替えることが可能である。
【0057】
図8は、前述のIFFT回路12’およびFFT回路20’を組み込んだ汎用DSLモデムのアーキテクチャを部分的かつ概略的に示している。前の図で示した要素は、同一の参照文字で指定している。IFFT回路12’の前には、マッピング器50が置かれ、これが、複素係数を発信されるデジタル・ワードに関連付ける。また、巡回プレフィックスおよび巡回サフィックスを、IFFT回路12’によって提供される記号に追加する回路19が、パルス整形を実現する。時間領域等化器26によってFFT回路20’に提供されるデータに対するウインドウ操作、つまり周波数加重平均が、52で実現される。FFT回路20’の出力は、周波数領域等化器54、無線周波数干渉キャンセラ56、マッピング器50の逆機能を実現するマッピング解除器58によって、逐次的に処理される。
【0058】
IFFT回路12’およびFFT回路20’は、図7に関連して前述したとおり、コントローラ60によって制御される。また、コントローラ60が、アナログ−デジタル変換器24のサンプリング周波数をIFFT回路およびFFT回路の動作周波数に設定する。さらに、コントローラ60は、システムによって使用されるトーンの数が、2048または4096に等しくなったとき、スイッチによって示されるとおり、時間領域等化器26および無線周波数干渉キャンセラ26をバイパスする。
【0059】
さらなる説明をしない図8のアーキテクチャの要素は、従来のものであり、ADSLまたはADSL−Liteなど、既存の規格(Standard T1.413で開示される)に対するモデム内で見ることができる。
【0060】
そうした変更、改変、または改良は、本開示の一部であるものとし、本発明の趣旨および範囲内にあるものとする。したがって、前記の説明は、例としてのみのものであり、制限することを意図しない。本発明は、頭記の請求項およびそれに相当するのもののなかで定義されるとおりにのみ、制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ADSL規格およびADSL−Lite規格によって伝送される信号のスペクトルを示す前述の図である。
【図2】従来のVDSL−TDDシステム内で送信される信号のスペクトルを示す前述の図である。
【図3】従来のVDSL「ジッパ」システム内で伝送される信号のスペクトルを示す前述の図である。
【図4】DSL伝送システムを部分的かつ概略的に示す図である。
【図5】本発明によるVDSLシステムの一実施形態で伝送される信号のスペクトルを示す図である。
【図6】ADSL規格およびADSL−Lite規格に適合可能な、本発明によるVDSLシステムの実施形態を部分的かつ概略的に示す図である。
【図7】本発明によるVDSLシステム内で使用されるIFFT回路の実施形態を概略的に示す図である。
【図8】図7によるIFFT回路およびFFT回路を組み込んだ、本発明による汎用DSLモデムのアーキテクチャを概略的に示す図である。
Claims (7)
- 4.3125kHz間隔のN=4096/pトーン、ここでpは2の累乗(p=1,2,4,8,・・・)、に対するQAM変調を使用するデジタル加入者回線伝送システムにおいて、
少なくとも2つの動作モードを有し、前記モードが、
N個すべてのトーンが有意な値を搬送するのに使用されるVDSL規格動作モード、および
前記N個のトーンのなかの、nトーンだけが、有意な値を搬送するのに使用されるADSL規格であり、
送信側に、少なくとも値Nと値nのなかから選択可能な数の周波数領域入力を有するIFFT回路(12’)を有し、
受信側に、少なくとも値Nと値nのなかから選択可能な数の周波数領域出力を有するFFT回路(20’)を有し、
IFFT回路およびFFT回路のそれぞれが、パイプライン・モードで動作するようにすべて結合されている5つの基数4のステージ(34)を含み、前記回路の周波数領域入力または周波数領域出力の所望の数は、適切な数のステージをバイパスすることにより、選択されることを特徴とするシステム。 - 4.3125kHz間隔のN=4096/pトーン、ここでpは2の累乗(p=1,2,4,8,・・・)、に対するQAM変調を使用するデジタル加入者回線伝送システムにおいて、
少なくとも2つの動作モードを有し、前記モードが、
N個すべてのトーンが有意な値を搬送するのに使用されるVDSL規格動作モード、および
前記N個のトーンのなかの、nトーンだけが、有意な値を搬送するのに使用されるADSL規格であり、
送信側に、少なくとも値Nと値nのなかから選択可能な数の周波数領域入力を有するIFFT回路(12’)を有し、
受信側に、少なくとも値Nと値nのなかから選択可能な数の周波数領域出力を有するFFT回路(20’)を有し、
IFFT回路およびFFT回路のそれぞれが、パイプライン・モードで動作するようにすべて結合されている2と4のなかから選択可能な基数を有する最後のステージ(36)を含み、前記回路の周波数領域入力または周波数領域出力の所望の数が、前記最後のステージの基数を選択することにより選択されることを特徴とするシステム。 - 前記nの値がn=128及びn=256から選択されるひとつである、請求項1又は2に記載のシステム。
- 送信側で、
前記トーンに対応するN個の周波数領域値入力を有する高速フーリエ逆変換(IFFT)回路(12)であって、前記入力のなかで、最初のものだけが前記n個の使用されるトーンに対応する値を受信し、残りの入力は、ゼロ化される回路(12)と、
前記IFFT回路によって出力される、r=N/nであるr個のサンプルごとに1つのサンプルを提供するデシメータ(30)と、
前記デシメータと加入者回線(10)の間に結合されたデジタル−アナログ変換器(14)とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。 - 受信側で、
FがIFFT回路の動作周波数である場合の周波数F/rで加入者回線上の信号をサンプリングするアナログ−デジタル変換器(24)と、
前記アナログ−デジタル変換器によって提供された前記サンプルから、周波数Fでサンプルを生成する補間回路(32)と、
周波数Fで動作し、かつ前記補間回路からサンプルを、時間領域等化器(26)を介して受信する高速フーリエ変換回路(FFT)とを含み、
N個すべてのトーンが使用されたとき、時間領域等化器がバイパスされることを特徴とする請求項4に記載のシステム。 - 前記IFFT回路(12’)は、
前記N個のトーンの最後のトーンの周波数および前記n個のトーンの最後のトーンにそれぞれ比例する、少なくとも2つの値Fとfnのなかから選択可能な動作周波数とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。 - 前記FFT回路(20’)は、
少なくとも値Fと値fnのなかから選択可能な動作周波数とを有することを特徴とする請求項6に記載のシステム。
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