JP3615113B2 - 測位処理装置 - Google Patents
測位処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3615113B2 JP3615113B2 JP2000081267A JP2000081267A JP3615113B2 JP 3615113 B2 JP3615113 B2 JP 3615113B2 JP 2000081267 A JP2000081267 A JP 2000081267A JP 2000081267 A JP2000081267 A JP 2000081267A JP 3615113 B2 JP3615113 B2 JP 3615113B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning
- change rate
- correction value
- pseudo
- calculated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばGPS(Global Positioning System)を利用して航空機の着陸誘導などに資する測位処理装置に関し、特にGBASと称されるシステムにおける擬似距離補正データの算出方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、測位衛星を用いたGPSなどの測位システムが様々な分野に普及しつつある。航空管制など特に高精度な測位データを必要とする分野では、GPSのほかにGBASと呼ばれるシステムを併用することが将来考えられている。
【0003】
GBAS(Ground Based Augmentation System)とは、GPSを使用する航空機の着陸進入時における測位精度およびインテグリティの向上を目的とした機材であり、DGPS(Differential GPS)として知られるシステムの一形態である。いずれも予め正確な位置座標が判っている地上局にてGPS測位を行い、得られた測位データ(誤差を含む)と正確な座標値との差分データを移動体に通知して、移動体側のGPS受信機で得られた測位データの誤差を補正するものである。
【0004】
GBASでは、主として2つの情報が地上局から航空機に向け通知される。1つは擬似距離補正値であり、すなわち上記差分データである。この擬似距離補正値は、地上局側における演算処理遅延などの事情から例えば1秒おきに送信されるのが実情であるが、この間にも航空機は移動してしまう。よってその間の時間の隙間を埋める情報が必要である。
【0005】
そこで、2つ目の情報として擬似距離補正値変化率を通知する。これは擬似距離補正値の時間変化率であり、地上局側で算出される。この情報を航空機に通知して擬似距離補正値の時間の隙間を補完させることにより、時間的に連続した補正値を得られるようにしている。
【0006】
ところで、GPSにおいては、衛星からのGPS測位信号に含まれるコードをもとに擬似距離を算出する。従来のGBASではこの擬似距離をもとに擬似距離補正値を算出し、さらにこれを時間微分することで擬似距離補正値変化率を得ていた。
【0007】
しかしながら周知のように、コードから算出した擬似距離はマルチパスなどの影響によって多分のノイズ成分を含んでいる。当然ながら擬似距離補正値にもこのノイズ成分がそのまま反映され、精度が劣化する。また時間で微分するとノイズ成分が増大するため、擬似距離補正値変化率に至ってはさらに精度の劣化をきたすことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来のGBASでは、GPS測位信号に含まれるコードから擬似距離を算出し、これをもとにして擬似距離補正値と擬似距離補正値変化率とを算出していた。このためいずれのデータにもノイズ成分を多く含み、特に擬似距離補正値変化率の精度が低かった。したがって航空機側での測位データ補正処理の精度が悪く、航空機の安全な運用に支障をきたす虞が有るなどの不具合が有った。
【0009】
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、精度の高い補正データを得ることのできる測位処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、以下に示す手段を講じている。
【0011】
(1)複数の測位衛星から送信される周波数拡散された測位信号を捕捉する受信手段と、この受信手段から与えられる情報をもとに、個々の測位衛星ごとの擬似距離補正値変化率を算出する処理手段と、前記複数の測位衛星から送信される前記測位信号を利用して自己の位置を単独測位する機能を備えた移動体に、前記処理手段で算出した前記擬似距離補正値変化率を通知する送信手段とを具備し、
前記受信手段に、測位衛星ごとに捕捉した前記測位信号にそれぞれ逆拡散処理を施して搬送波を再生する搬送波再生手段と、再生搬送波の位相の変化をカウントし、単位時間毎のカウント値の差から擬似距離変化率φ′を算出してこれを前記処理手段に与える位相カウンタと、前記測位信号に含まれる個々の測位衛星の軌道情報と自装置の設置位置座標とをもとに、個々の測位衛星までの幾何学的距離Rを算出してこれを前記処理手段に与える距離算出手段とを備え、
前記処理手段に、前記擬似距離補正値変化率を、前記幾何学的距離Rの時間変化率R′と、前記擬似距離変化率φ′との差として算出させるようにしたものである。
【0012】
(2)特に(1)に記載の受信手段を複数備える場合に、
前記処理手段に、個々の受信手段における前記複数の測位衛星に対する前記擬似距離補正値変化率を算出させ、これらの値を測位衛星間で平均して個々の受信機ごとの誤差係数を算出させ、個々の受信手段ごとに前記擬似距離補正値変化率と前記誤差係数との差を算出させ、その値を受信手段間で平均した値を前記移動体に通知すべき擬似距離補正値変化率とさせるようにした。
【0013】
このような手段を講じることで、搬送波位相の変化がカウントされ、その単位時間ごとの差から直接に擬似距離変化率φ′が算出される。これと、既知の手法により算出される衛星との幾何学的距離Rの時間変化率R′との差から、擬似距離補正値変化率を算出することができる。
【0014】
上記擬似距離変化率を求める過程で、擬似距離そのものは必要としない。すなわち通信環境による誤差の大きいデータを用いることなく擬似距離補正値変化率を算出できるので、その精度の向上を図れることになる。また(2)のように複数の受信機を備えて平均化処理を行うことで、受信機の誤差を小さくすることができ、更なる精度の向上を図れるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る測位処理装置が使用されるシステムの例を示す図である。このシステムは、複数のGPS衛星S1〜SNから送出されるGPS測位信号を複数のGPSアンテナA1〜AMで受信し、測位処理装置Cで擬似距離補正値と擬似距離補正値変化率とを算出して、これを移動体としての航空機Pに通知するものである。
【0016】
測位処理装置Cは、それぞれGPSアンテナA1〜AMで捕捉された無線電波を受信復調する受信機X1〜XMと、受信機X1〜XMから出力されるデータをもとに擬似距離補正値および擬似距離補正値変化率を算出する処理部100と、処理部100で算出された擬似距離補正値、擬似距離補正値変化率を送信アンテナANTを介して航空機Pに送出する送信機TXとを備える。
【0017】
受信機X1〜XMは、それぞれ受信したGPS測位信号からデータRおよびφを算出してこれを処理部100に入力する。Rは測位処理装置CとGPS衛星S1〜SN間の幾何学的距離であり、GPS測位信号に含まれる衛星ごとの詳細軌道情報(エフェメリス)と、測位処理装置Cが設置される地点の位置座標(既知の情報)との比較に基づいて、既知の手法により算出される。φは測位処理装置CとGPS衛星S1〜SN間の擬似距離であり、本発明の特徴とする搬送波位相の積算処理により算出される。
【0018】
Rおよびφは、GPS衛星S1〜SNのそれぞれに対応付けて、受信機X1〜XMごとに個別に算出される量であるので、次のようにインデックスを付して示す。すなわちRn m、φn mと表記したとき、nはGPS衛星のインデックス、mは個々の受信機のインデックスである。例えば受信機X1からは、GPS衛星S1〜SNに対応してR1 1〜RN 1(N個)と、φ1 1〜φN 1(N個)とが出力される。
なお以下の説明では煩雑を避けるため、通常24個有るGPS衛星のうちN個の衛星を受信機X1〜XMで共通に観測しているとする。
【0019】
処理部100は、擬似距離補正値変化率算出手段100aを備える。擬似距離補正値変化率算出手段100aは、受信機X1〜XMから与えられるR,φをもとに擬似距離補正値および擬似距離補正値変化率を算出する。
【0020】
図2は、図1の受信機X1〜XMの構成を示すブロック図である。図2には、代表してGPSアンテナA1に接続された受信機X1の構成を示す。
図2においてGPSアンテナA1に到来したGPS測位信号は、低雑音の無線周波(RF)増幅器20で増幅されたのちミキサ30に入力されて、局部発振器40の発振周波数に応じた中間周波数信号(IF信号)にダウンコンバートされる。このIF信号は中間周波(IF)増幅器50を介して複数のベースバンド処理部11〜124にそれぞれ入力される。
【0021】
ベースバンド処理部11〜1N〜124は、共通のクロック供給部60からそれぞれ与えられる動作クロックに基づいて動作するもので、搬送波再生部2と、衛星情報抽出部3と、位相カウンタ4と、距離算出部5とを備える。搬送波再生部2は、入力されたIF信号にそれぞれ固有のPN(擬似雑音)コードを乗算してスペクトル逆拡散処理を施し、搬送波を再生する。再生された搬送波は衛星情報抽出部3と位相カウンタ4とに入力される。
【0022】
衛星情報抽出部3は、再生搬送波に含まれる信号をデータ復調し、エフェメリスなどの測位データを取得する。位相カウンタ4は、再生搬送波の位相変化の回数をカウントし、単位時間毎のカウント値とGPS測位信号の波長(無線周波数1.57GHzに相当するほぼ20cm)との乗算値を擬似距離φ(φ1 1)として出力する。距離算出部5は、衛星情報抽出部3で得られた測位データと自装置(測位処理装置C)の設置地点の位置座標とを比較して幾何学的距離R(R1 1)を算出し、これを出力する。他のベースバンド処理部12〜124についても同様に、それぞれR2 1,φ2 1〜R24 1,φ24 1を出力する。
【0023】
なお図2においては、GPS衛星の個数(24個)に応じてベースバンド処理部の数を最大の24個とし、またそのように符号を付したが、現実には同時に観測できるGPS衛星の個数は限られている。また全てのGPS衛星を観測する必要も全然ないので、ベースバンド処理部11〜1N〜124の全てが必要となる訳ではない。よって、受信機X1〜XMで共通にGPS衛星S1〜SNを観測しているとの前提を受けて、ベースバンド処理部11〜1Nまでを用いてR1 1,φ1 1〜RN 1,φN 1を以降の処理に使用するものとする。
【0024】
またベースバンド処理部11〜1N(〜124)は、それぞれ共通の動作クロックをクロック供給部60から与えられている。この動作クロックはクロック供給部60に固有のクロックドリフトΔt′を含み、GPS衛星が従うGPS基準時刻系との誤差を持つことに注意する。
【0025】
以上述べたのと同様の構成を図1の受信機X2〜XMも備え、よって処理部100には、Ri j,φi j(iは1からNまでの自然数、jは1からMまでの自然数)なるそれぞれN×M個のデータが与えられる。なお図1の受信機X1〜XMはそれぞれクロック供給部60を独立に備え、個々に異なるクロックドリフトを持つので、区別のためクロックドリフトΔt′に受信機インデックスを付してΔt′m(mは1からMまでの自然数)と表記する。
【0026】
次に、簡単な数式を用いて上記構成における動作を説明する。
まず、式(1)により、測位処理装置Cと各GPS衛星S1〜SN間の擬似距離φの時間変化率と、幾何学的な距離Rの時間変化率とを個別に計算する。
【数1】
【0027】
kは時刻インデックスであり、記号(′)は時間変化率を示す。φ′n mは「受信機Xmの衛星Snに対する擬似距離の時間変化率」であり、φ′n mの式の分子は時刻t(k−1)からt(k)までの間の擬似距離φの変化量である。本実施形態では擬似距離φを搬送波位相のカウント値から求めており、よってφ′n mの分子はカウント値の増分に相当する。R′n mは、「受信機Xmの衛星Snに対する幾何学的距離の時間変化率」であり、その算出手法は既知であるので説明を省略する。
【0028】
式(1)では、「擬似距離の変化率」と「幾何学的距離の変化率」とを算出した。次の式(2)ではこれらの量の次元が同じ(共に速度の次元を持つ)ことに注意して両者の差を取り、いわば「擬似距離の変化率の補正値」を算出する。
【数2】
【0029】
ここでは、求めた疑似距離変化率補正値を一時的なものとして取り扱い、RRC1として表記する。RRC1n mは、「受信機Xmの衛星Snに対する一時的な擬似距離変化率補正値」である。「一時的」の意味するところは、この値をもとに平均化処理を行い、後にさらに正確な値を算出するためである。
【0030】
次に、RRC1n mをGPS衛星S1〜SNで平均して、式(3)のごとく各受信機X1〜XMのクロックドリフトΔt′m(Δt′1〜Δt′M)を算出する。
【数3】
【0031】
クロックドリフトΔt′mは、RRC1n mと同じ速度の次元を持つ。
【0032】
次に、式(4)のごとくクロックドリフト分を加味した疑似距離変化率補正値を求める。
【数4】
【0033】
RRCn mは「受信機Xmの衛星Snに対する擬似距離変化率補正値」であり、これを更に受信機X1〜XM間で平均して、式(5)のごとくRRCnを算出する。
【数5】
【0034】
このRRCnが「測位処理装置Cの衛星Snに対する擬似距離変化率補正値」であり、航空機Pに擬似距離補正値と共に送出されるデータである。なお受信機を1個しか設けなかった場合、すなわちM=1の場合には平均を取る必要は無い。
【0035】
このように本実施形態では、受信機X1〜XMにそれぞれ位相カウンタ4を備え、再生したGPS測位信号の搬送波の位相変化の回数をカウントして、単位時間毎のカウント値の差を擬似距離変化率φ′として求める。また測位データと測位処理装置Cの位置座標とをもとに、距離算出部5で測位処理装置CとGPS衛星S1〜SNとの幾何学的距離Rを算出する。そして、Rの時間変化率R′と擬似距離変化率φ′との差から擬似距離変化率補正値を算出し、これを従来で言うところの擬似距離補正値変化率として移動体に通知するようにしている。
【0036】
すなわち従来では、GPS測位信号に含まれるコード情報から擬似距離φそのものを算出し、これとRとの差から擬似距離補正値を求め、さらにその時間変化率を擬似距離補正値変化率としていた。これに対して本実施形態では、単位時間毎の搬送波位相の積算から直接に擬似距離変化率φ′を求め、これとRの時間変化率R′との差から、擬似距離変化率の補正値を算出するようにしている。
【0037】
つまり従来と本実施形態とでは、全く異なる演算過程を踏む。これに応じて文中では「擬似距離補正値変化率」、「擬似距離変化率補正値」のように用語を区別したが、両者は同じ速度の次元を持つ同一のデータである。以下では「擬似距離補正値変化率」に統一する。
【0038】
そして本実施形態では、擬似距離補正値変化率を算出する過程で、GPS測位信号に含まれるコード情報を使用していない。したがって、マルチパスなどによるノイズの悪影響を抑圧した高精度の測位データを得られ、その結果、移動体側での擬似距離補正の精度を高めることができ、測位精度を向上させることが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば図1では測位処理装置Cに受信機X1〜XMを備えるようにしたが、受信機X1〜XMと測位処理装置Cとを分離して通信回線を介してデータの授受を行うようにしても良い。
また位相カウンタ4では、数値が大きくなりすぎるのを避けるため、適宜カウント値をリセットしても良い。必要なのは時間毎のカウント値の差だけであるからである。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施を行うことができる。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、精度の高い補正データを得ることのできる測位処理装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測位処理装置が使用されるシステムの実施の形態を示す図。
【図2】図1の受信機X1〜XMの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
P…航空機
S1〜Sn…GPS衛星
C…測位処理装置
4…航空機
A1〜AM…GPSアンテナ
X1〜XM…受信機
100…処理部
100a…擬似距離補正値変化率算出手段
TX…送信機
ANT…送信アンテナ
20…無線周波(RF)増幅器
30…ミキサ
40…局部発振器
50…中間周波(IF)増幅器
60…クロック供給部
11〜1N〜124…ベースバンド処理部
2…搬送波再生部
3…衛星情報抽出部
4…位相カウンタ
5…距離算出部
Claims (2)
- 複数の測位衛星から送信される周波数拡散された測位信号を捕捉する受信手段と、
この受信手段から与えられる情報をもとに、個々の測位衛星ごとの擬似距離補正値変化率を算出する処理手段と、
前記複数の測位衛星から送信される前記測位信号を利用して自己の位置を単独測位する機能を備えた移動体に、前記処理手段で算出した前記擬似距離補正値変化率を通知する送信手段とを具備し、
前記受信手段は、
測位衛星ごとに捕捉した前記測位信号にそれぞれ逆拡散処理を施して搬送波を再生する搬送波再生手段と、
再生搬送波の位相の変化をカウントし、単位時間毎のカウント値の差から擬似距離変化率φ′を算出してこれを前記処理手段に与える位相カウンタと、
前記測位信号に含まれる個々の測位衛星の軌道情報と自装置の設置位置座標とをもとに、個々の測位衛星までの幾何学的距離Rを算出してこれを前記処理手段に与える距離算出手段とを備え、
前記処理手段は、
前記擬似距離補正値変化率を、前記幾何学的距離Rの時間変化率R′と、前記擬似距離変化率φ′との差として算出することを特徴とする測位処理装置。 - 請求項1に記載の受信手段を複数備える場合に、
前記処理手段は、
個々の受信手段における前記複数の測位衛星に対する前記擬似距離補正値変化率を算出し、これらの値を測位衛星間で平均して個々の受信手段ごとの誤差係数を算出し、
個々の受信手段ごとに前記擬似距離補正値変化率と前記誤差係数との差を算出し、その値を受信手段間で平均した値を前記移動体に通知すべき擬似距離補正値変化率とすることを特徴とする請求項1に記載の測位処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000081267A JP3615113B2 (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 測位処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000081267A JP3615113B2 (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 測位処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001264411A JP2001264411A (ja) | 2001-09-26 |
JP3615113B2 true JP3615113B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=18598227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000081267A Expired - Lifetime JP3615113B2 (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 測位処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3615113B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5012347B2 (ja) * | 2007-09-12 | 2012-08-29 | 日本電気株式会社 | 軌道情報誤り検出装置、航法システム及びそれに用いる軌道情報誤り検知方法 |
US8390510B2 (en) * | 2009-09-16 | 2013-03-05 | Qualcomm Incorporated | Methods and apparatuses for affecting application of a filtering model using carrier phase |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000081267A patent/JP3615113B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001264411A (ja) | 2001-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109001763B (zh) | 一种基于低轨星座的导航增强方法及系统 | |
US8456353B2 (en) | Method and system for determining clock corrections | |
US9261579B2 (en) | Radio positioning of a mobile receiver using a virtual positioning reference | |
KR101026286B1 (ko) | 제 2 이동 장치로부터의 정보를 사용하여 제 1 이동장치의 위치를 결정하는 방법 및 장치 | |
US6564064B1 (en) | Cellular telephone using pseudolites for determining location | |
CA2066831C (en) | Vehicle tracking system employing global positioning system (gps) satellites | |
US6452541B1 (en) | Time synchronization of a satellite positioning system enabled mobile receiver and base station | |
JP3408593B2 (ja) | 衛星をベースとするナビゲーションシステムにおいて衛星の位置を予測する方法及び装置 | |
EP1901088A1 (en) | Integrated mobile-terminal navigation | |
US9019155B2 (en) | Global positioning system (GPS) and doppler augmentation (GDAUG) and space location inertial navigation geopositioning system (SPACELINGS) | |
US9715004B2 (en) | Radio positioning of a mobile receiver using a virtual positioning reference | |
CN102047137A (zh) | 从卫星系统传递精确绝对时间 | |
CN112327335B (zh) | Gnss接收机和卫星捕获跟踪方法 | |
JP2009529677A (ja) | 測量スティッチングを用いる位置測定方法 | |
EP1115008B1 (en) | A method for determining reference time error and an electronic device | |
JP3615113B2 (ja) | 測位処理装置 | |
JP2002196060A (ja) | キャリアスムージングディファレンシャル測位装置 | |
US10386495B1 (en) | Method and apparatus for detecting poor Doppler measurement results in global navigation satellite system navigation | |
US10514466B1 (en) | Method and apparatus for demodulating GNSS navigation data bits under poor clock condition | |
JP3708689B2 (ja) | Dgps受信機 | |
JP5536295B2 (ja) | 受信機を測位する方法、測位システム及び電子装置 | |
EP4099061A1 (en) | Method for generating and providing a precise positioning solution of a mobile receiver in a gnss system by a central computation unit and a software product and its dissemination | |
JP2001255364A (ja) | カーナビゲーション装置 | |
JP3505463B2 (ja) | 測位衛星標定装置及び方法 | |
CN116540268A (zh) | 一种机载定位完好性监测方法及装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040513 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041026 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041028 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3615113 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |