JP3615100B2 - 被処理物への気体供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セラミック製造等の技術分野において、被処理物の乾燥、冷却、脱バインダ、酸化還元等の処理のために使用される被処理物への気体供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
セラミック製品の製造工程において、製品又は半製品等の被処理物の乾燥や脱バインダを行う場合には、図7に示すような箱型の装置を用いるのが一般的である。図7の装置は、箱1の内部の棚組2に被処理物Wをセットし、その片側の多孔板3から熱風や熱風を吹き出し、反対側の多孔板4から吸引することにより水平な気流を生成させる構造となっている。また大型の連続炉の乾燥域では、図8に示すように炉室5の内部にローラ6に載せて被処理物Wを移動させながら、両側の炉壁7の上下に設けたバーナ8から炉室5内に直接熱風を吹き込み、被処理物Wを乾燥させる構造が採用されている。
【0003】
しかしこれらの従来の装置では、被処理物Wに対する熱風の当たり方が炉室1の左右で異なる。このために、例えば図7の装置では被処理物Wの乾燥速度に左右でバラツキが生じ、片側が乾燥しているのに反対側はまだ湿った状態のままとなることがある。また図8の装置では乾燥が不充分なまま被処理物Wが高温域に入り、被処理物Wが爆裂して搬送トラブルを生じたり、炉内を汚したり、回収率の低下を招いたりすることがある。そしてこのような問題を避けるために熱風量を多くすると、今度は極めてエネルギー効率が低下することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、いたずらに気体流量を増加させることなく、被処理物の全面に均一に熱風、冷風、雰囲気ガス等の気体を作用させることができる被処理物への気体供給装置を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は前記した従来装置の問題点を検討した結果、従来装置では気体の吹き出し口から被処理物までの距離が一定でないうえ、気体の循環流中に被処理物を置いているものの、被処理物に対する気体の当たり方は場所により不均一となり、これらが乾燥速度等のバラツキの原因となっていることが明らかになった。
【0006】
本発明は上記した知見に基づいてなされたものであって、下面に複数の気体供給口を備えた気体供給室を、被処理物の移動経路の上方に設け、この気体供給室に送り込まれた気体を気体供給口から移動する被処理物の表面に吹き付ける気体供給装置において、複数の丸孔状気体供給口を先端から後端まで列状に並べた気体供給口列を、被処理物の移動方向に対して傾斜させ、かつ複数列を平行に配置するとともに、移動方向からみて気体供給口が相互に部分的に重複するよう設定するとともに、隣り合う前記気体供給口列の位置関係において、ある列の後端の気体供給口と、次に隣り合う列の先端の気体供給口とを被処理物の移動方向からみて部分的に重複する位置に配置し、被処理物の表面に気体の当たる部分と当たらない部分とが縞状に形成されないようにしたことを特徴とするものである。
気体供給室は金属製の箱とすることが好ましい。また気体供給口をセラミックで構成された複数の孔又はスリットの組み合わせから構成することが好ましい。
【0007】
また、気体供給室の内部に気体分散板を設置して均一分散を図ることが好ましく、被処理物が移動しながら処理される連続式の処理炉の場合には、気体供給口を被処理物の移動方向に対して傾斜した角度で配置し、被処理物の同一部分に気体が当たらないようにすることが好ましい。さらに気体供給室への気体供給経路に、気体供給量を変化させることなく気体温度を変化させることができる調整機構を組み込んで気体の流速変化を抑制することが好ましい。なお、被処理物の表面に吹き付けられる気体は、乾燥用の熱風、冷却用の冷風、脱バインダ用の熱風、酸化還元用の雰囲気ガスの何れかとすることができる。
【0008】
本発明の被処理物への気体供給装置によれば、被処理物の上方に設けられた気体供給室の複数の気体供給口から、被処理物の表面に気体を均一に吹き付けることができ、被処理物の表面に気体の当たる部分と当たらない部分とが縞状に形成されないので、被処理物の乾燥速度、加熱速度、冷却速度、酸化還元速度等にバラツキが発生しない。従って品質のバラツキが少なくなるうえ、気体流量を増加させることなく能率的な処理が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は本発明を連続炉の乾燥域に適用した実施形態を示す断面図であり、10は連続炉の炉体、11は被処理物Wを搬送するためのローラである。被処理物Wは例えば水分を含んだセラミック粉末成形体であり、乾燥域において乾燥させた後、後段の焼成域において高温で焼成される。
【0010】
被処理物Wの移動経路の上方に位置する炉内の天井部には、気体供給室12が設けられている。この気体供給室12は上部のダクト13を通じて送り込まれた気体を、その下面に形成された複数の気体供給口14から被処理物Wの表面に均一に吹き付けるためのものである。この実施形態では気体は乾燥用の熱風である。
【0011】
気体供給室12は好ましくは鉄、銅、アルミニウム、ステンレス等の金属板からなる箱であり、レンガ等の断熱材により覆った構造とすることもできる。気体供給室12の下面も金属板としてもよいが、炭化珪素、窒化珪素、アルミナ等の耐熱性の板により構成することが好ましい。気体供給口14はセラミックで構成された複数の孔又はスリットの組み合わせからなるものとする。
【0012】
なお、被処理物が移動しながら処理される連続式の処理炉の場合、図2(B) に示すように気体供給口14の列を被処理物Wの移動方向に平行に設けると、被処理物Wの表面に気体の当たる部分と当たらない部分とが縞状に形成され、乾燥等のバラツキを招き易い。そこで図2(C) に示すように気体供給口14の列を被処理物Wの移動方向に対して小さい角度θで傾斜させて配置し、移動方向からみて左右の気体供給口が相互に部分的に重複するよう設定するとともに、隣り合う気体供給口の列の位置関係において、ある列の後端の気体供給口と、次に隣り合う列の先端の気体供給口とを被処理物の移動方向からみて部分的に重複する位置に配置すれば、被処理物の表面に気体の当たる部分と当たらない部分とが縞状に形成されないうえ、移動方向に対して垂直方向の孔間ピッチPが図2(B) の孔間ピッチPよりも小さくなり、乾燥等のバラツキが小さくなるので好ましい。
【0013】
また、図3(A) に示すように気体供給口14をスリットとし、被処理物Wの移動方向に各スリットの端部どうしが重複するように配置すれば、被処理物Wの表面全体に気体を当てることができる。あるいは図3(B) に示すように気体供給口14をランダムに配置することによっても、被処理物Wの表面全体に気体を当てることができる。
【0014】
気体供給室12は単なる中空ボックスとしてもよいが、ダクト13の直下の部分の圧力が周縁部よりも高くなる傾向が生ずるので、内部に気体分散板15を設置することが好ましい。この例では気体分散板15はダクト13の下方に支柱16により水平に支持された平板であり、ダクト13から供給される気体を水平方向に分散させ、気体供給室12の下面に形成された全ての気体供給口14からほぼ均等に気体が噴出されるようにしてある。
【0015】
このように構成された装置は、被処理物Wをローラ11により移動させながら、気体供給室12の下面の気体供給口14から熱風を被処理物Wの表面に均一に吹き付けることにより、被処理物Wを乾燥させることができる。被処理物Wは全面が均等に加熱されるので、内部まで効率よく乾燥が移動し、従来のような残留水分による爆裂飛散を防止することができる。熱風は炉体10の下部の排出口17から排出される。
【0016】
上記した実施形態では気体供給室12から乾燥用の熱風を被処理物Wの表面に吹き付けたが、冷却用の冷風、脱バインダ用の熱風、酸化還元用の雰囲気ガス等も同様に被処理物Wの表面に吹き付けることができる。なお、気体として熱風を使用する場合には、図4に示すように熱風炉18で発生させた熱風を気体供給室12に供給することが普通である。しかし熱風の温度を調整するためにダンパー19を開閉すると、供給される熱風の流量も変化してしまい加熱効果に流量変化の影響が重なることとなる。
【0017】
そこで図4に示すように、気体供給経路に気体供給量を変化させることなく気体温度を変化させることができる調整機構を組み込んでおくことが好ましい。この調整機構は外気吸引用のダンパー20とダンパー19とを連動させたものであり、ダンパー19が開いたときにはダンパー20を閉じ、ダンパー19が閉じたときにはダンパー20を開くようにして、気体供給室12に供給される熱風のトータル流量をほぼ一定に保つ。これにより、流量変化の影響をなくすことが可能となる。
以下に本発明の実施例を示す。
【0018】
【実施例】
(実施例1−乾燥)
図1に示した装置を用いて、約20%の水分を含有する200×140×23mmのセラミック粉末成形体を180℃で乾燥した。図5に示すように、図7に示す従来装置を用いた場合には含水率を2%とするまでに約120分を要したが、本発明の装置を用いた場合には約80分で迅速に乾燥させることができた。なお、送風せずに180℃の乾燥室内に置いただけの場合には、200分をかけても含水率は4%に達しない。
【0019】
(実施例2−脱バインダ)
チップ部品の多くは湿式成形法で作られているために有機バインダ量が多く、脱バインダには細心の注意が要求される。もし脱バインダがうまく行かないと表面にクラックが現れたり、クラックが内在して品質低下を招く。このために従来は10〜50時間をかけて徐々に脱バインダを行っていた。参考例として、図7に示した装置で17時間の脱バインダを行った場合のクラック発生率を、図7に記した位置別に表1に示す。このように各段とも、熱風の下流側ではクラック発生率が高いことが分かる。これに対して図1に示した装置を用いて、脱バインダを行えばクラック発生率を全て0%とすることができた。
【0020】
【表1】
Figure 0003615100
【0021】
(実施例3−冷却雰囲気制御)
PTCR(正温度特性素子)の特性は、焼成時の冷却域での酸化の程度により大きい影響を受ける。従来は図8に示したような連続炉で冷却速度のみを制御していたが局所的に酸化の程度が一定にならず、図6の左図に示すように炉内の左右と中央部とで抵抗値のバラツキが大きかった。これに対して図1に示した本発明の装置を用いれば、温度及び酸化雰囲気が一定となり、図6の右図に示すように炉内位置における抵抗値のバラツキを小さくすることができた。
【0022】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の装置によれば気体を気体供給口から被処理物の表面に均一に吹き付けるため、特性のバラツキを小さくすることができるとともに、乾燥や脱バインダに適用すれば大幅な時間短縮が可能となり、併せてエネルギコストの削減を図ることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】気体供給口の孔配列の説明図であり、(A) は断面図、(B) と(C) は気体供給室の底面図である。
【図3】気体供給口の他の孔配列の説明図であり、(A) 、(B) ともに気体供給室の底面図である。
【図4】温度の調整機構を示す配管図である。
【図5】実施例1における含水率の変化を示すグラフである。
【図6】実施例3における抵抗値分布を示すグラフであり、左側は従来法による場合を示す。
【図7】従来の箱型乾燥機を示す断面図である。
【図8】従来の連続炉の乾燥域を示す断面図である。
【符号の説明】
W 被処理物、1 箱、2 棚組、3 多孔板、4 多孔板、5 炉室、6 ローラ、7 炉壁、8 バーナ、10 連続炉の炉体、11 ローラ、12 気体供給室、13 ダクト、14 気体供給口、15 気体分散板、16 支柱、17 排出口、18 熱風炉、19 ダンパー、20 外気吸引用のダンパー

Claims (5)

  1. 下面に複数の気体供給口を備えた気体供給室を、被処理物の移動経路の上方に設け、この気体供給室に送り込まれた気体を気体供給口から移動する被処理物の表面に吹き付ける気体供給装置において、複数の丸孔状気体供給口を先端から後端まで列状に並べた気体供給口列を、被処理物の移動方向に対して傾斜させ、かつ複数列を平行に配置するとともに、移動方向からみて気体供給口が相互に部分的に重複するよう設定するとともに、隣り合う前記気体供給口列の位置関係において、ある列の後端の気体供給口と、次に隣り合う列の先端の気体供給口とを被処理物の移動方向からみて部分的に重複する位置に配置し、被処理物の表面に気体の当たる部分と当たらない部分とが縞状に形成されないようにしたことを特徴とする被処理物への気体供給装置。
  2. 気体供給室が金属製の箱である請求項1記載の被処理物への気体供給装置。
  3. 気体供給室の内部に気体分散板を設置した請求項1記載の被処理物への気体供給装置。
  4. 気体供給室への気体供給経路に、気体供給量を変化させることなく気体温度を変化させることができる調整機構を組み込んだ請求項1〜3の何れかに記載の被処理物への気体供給装置。
  5. 被処理物の表面に吹き付けられる気体が、乾燥用の熱風、冷却用の冷風、脱バインダ用の熱風、酸化還元用の雰囲気ガスの何れかである請求項1〜4の何れかに記載の被処理物への気体供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108518925A (zh) * 2018-04-08 2018-09-11 佛山市润辉合化工有限公司 一种陶瓷生产线的干燥装置
CN109890489A (zh) * 2016-11-08 2019-06-14 日本碍子株式会社 分离膜的干燥方法及分离膜结构体的制造方法

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