JP3615012B2 - ガスコンロ用マット - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシステムキッチンにおいて用いられているガスコンロの受皿、特に、その受皿が浅底状に形成されているガスコンロに敷設して使用され、受皿が調理中の鍋から吹きこぼれた煮汁によって汚染されるのを防止するガスコンロ用マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガスコンロの受皿が調理時に鍋から吹きこぼれた煮汁によって汚染されるのを防止するために、図5及び図6に示すように、ガスコンロの受皿の平面形状に等しい深底状に形成された矩形状マット主体12の左右前部及び中央後部に、中央部にバーナーヘッド露出用円形孔13を有する円環状突出部14及び該円環状突出部14の外周方に該突出部14と同心円状に堤防状突起15を上方に膨出させ、該突出部14及び該堤防状突起15を内外周壁とした周溝形状の深底汁受け溝16が形成されてなるガスコンロ用マットが用いられている。
【0003】
一方、近年、台所においてデザイン上又は省スペース化等の要請により、台所におけるガスコンロや流し台等の器材を規格化し一体的に据え付けることが行われている。このような一体型のガスコンロの受皿は、通常、浅底状に形成されており、上面が平坦な浅底受皿部と該浅底受皿部よりも下方に膨出させた中央部にバーナーヘッド配設孔を有する周溝形状の深底溝とを形成してなる。しかしながら、上記の如き従来のガスコンロ用マットでは、上記浅底状に形成された受皿には適用することができないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、システムキッチンで一体的に据え付け用いられるガスコンロの受皿、特に浅底状の受皿上に敷設して、調理中に鍋から吹きこぼれた煮汁によって受皿、更にはガスコンロ周辺が汚染されるのを防止するガスコンロ用マットを提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のガスコンロ用マットは、上面が平坦な浅底受皿部と、この浅底受皿部よりも下方に膨出させた中央部にバーナーヘッド配設孔を有する周溝形状の深底溝とを形成し、該深底溝の外周方に浅底受皿部の一部を上方に膨出させてなる円環状突部を設けてなるガスコンロの受皿上に敷設するガスコンロ用マットであって、上記ガスコンロの受皿上に敷設するマット主体に、上記浅底受皿部に嵌め込むようにして敷設される上面が平坦な浅底皿部と、該浅底皿部よりも下方に膨出させた中央部にバーナーヘッド露出用円形孔を有し且つ上記深底溝に嵌め込むようにして敷設される周溝形状の深底汁受け部とを形成し、更に、上記浅底皿部の一部を上方に膨出させることにより、上記深底汁受け部の外周縁部に上記円環状突部に被嵌させ且つ五徳を位置決めするための円環状突条部を形成していることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載のガスコンロ用マットは、請求項1に記載のガスコンロ用マットにおいて、深底汁受け部の外周壁の上端部を垂直に起立させた起立部に形成していることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本発明のガスコンロ用マットは、マット主体に、上面が平坦な浅底皿部と該浅底皿部よりも下方に膨出させた中央部にバーナーヘッド露出用円形孔を有する周溝形状の深底汁受け部とを形成しているので、これをガスコンロの浅底状の受皿上に敷設すると、ガスコンロ用マットの深底汁受け部が受皿の深底溝に嵌合するとともに、ガスコンロ用マットの浅底皿部が受皿の浅底受皿部に嵌合し、ガスコンロ用マットの上記深底汁受け部や浅底皿部が変形したり盲動したりすることなく、正確且つ確実にガスコンロ用マットを受皿上に敷設することができる。又、調理中に鍋から煮汁が大量に吹きこぼれて、煮汁が深底汁受け部だけでなくその周囲にまでおよんだ場合であっても、浅底皿部がその煮汁を集積し、煮汁が受皿上からこぼれ落ちてガスコンロの周囲にまでおよぶのを阻止する。
【0008】
【発明の実施の形態】
ガスコンロ用マットの一例を図1乃至図3に基づいて説明すると、1はアルミシート製のマット主体で、該マット主体1は、ガスコンロの受皿形状に合致した平面矩形状に形成されており、その外周縁は縁巻き2されてなる。
【0009】
上記マット主体1には、上面が平坦な浅底皿部3と該浅底皿部3よりも下方に膨出させた深底汁受け部4とが形成されている。該浅底皿部3は、マット主体1の外周縁に沿った内側を下方に膨出させて平面矩形状に形成されてなる。
【0010】
そして、上記深底汁受け部4は、マット主体1の左右前部及び右後部を上記浅底皿部3よりも下方に膨出させることにより形成されてなる。更に詳細には、各々の深底汁受け部4の中央部にはガスコンロのバーナーヘッドAを露出させるためのバーナーヘッド露出用円形孔5が形成されており、該円形孔5の口縁は縁巻き42されているとともに、その周縁部は断面下向きく字状に屈曲されて円環状突壁部41とされており、該円環状突壁部41の外周方には該突壁部41を内周壁とする深底環状溝部43が形成されている。該深底環状溝部43の外周壁44は、深底環状溝部43の底部外周縁から外側斜め上方に延出して形成され、その上端部を垂直に起立させ起立部45としている。
【0011】
更に、深底汁受け部4の外周縁部には、浅底皿部3の一部を上方に膨出させることにより一定幅を有する断面下向きコ字状の円環状突条部6が形成されており、この円環状突条部6を介して上記深底汁受け部4の起立部45の上端縁が上記浅底皿部3に延設している。
【0012】
一方、上述した様に、ガスコンロの受皿7は浅底状に形成されており、深さが上記ガスコンロ用マットの浅底皿部3の深さに合致しているとともに上面が平坦な浅底受皿部8と、上記ガスコンロ用マットの深底汁受け部4に対応した位置に形成されているとともに上記浅底受皿部8よりも下方に膨出させた中央部にバーナーヘッド配設孔9を有し、上記ガスコンロ用マットの深底汁受け部4の深さに合致した深さを有する周溝形状の深底溝10とを形成してなり、該深底溝10の外周方には、浅底受皿部8の一部を上方に膨出させて形成されてなるとともに、上記ガスコンロ用マットの円環状突条部6が被嵌可能な円環状突部11が形成されてなる。
【0013】
上記の如き構成のガスコンロの受皿7上に、上記ガスコンロ用マットを、深底汁受け部4を深底溝10に、浅底皿部3を浅底受皿部8に嵌め込むようにして敷設すると、図2及び図3に示すように、左右前部及び右後部に形成された深底溝4の中央部に形成された各々のバーナーヘッド露出用円形孔5、5、5が、受皿7のバーナーヘッド配設孔9、9、9に同心的に合致して、バーナーヘッドA、A、Aをそのバーナーヘッド露出用円形孔5、5、5から露出させる。このように、受皿7の深底溝10にはガスコンロ用マットの深底汁受け部4が、そして、受皿7の浅底受皿部8にはガスコンロ用マットの浅底皿部3が嵌め込まれていることから、ガスコンロ用マットの上記深底汁受け部4や浅底皿部3が変形したり盲動することなく、正確且つ確実にガスコンロ用マットを受皿7上に敷設することができる。又、各々の深底汁受け部4、4、4の周囲に形成された円環状突条部6、6、6を、受皿7の円環状突部11に被嵌させているので、ガスコンロ用マットは受皿7上を盲動することなく安定的に敷設される。そして、円環状突条部6の外周方近傍の浅底皿部3に五徳Bの脚部B1を載置し五徳Bを配置する。この際、五徳Bの脚部B1は円環状突条部6によって位置決めされているので、鍋Cの上げ下ろしによる振動や鍋Cに衝撃が加わった場合にあっても、五徳Bが不必要に盲動することがない。
【0014】
上記の様にガスコンロの受皿7上にガスコンロ用マットを敷設し、五徳Bを配置した上で、五徳B上に鍋Cを載置して調理する。調理中に煮汁が鍋Cから吹きこぼれた場合,その量が少量の場合には鍋Cの外周面を伝って深底汁受け部4に滴下するが、その量が多量である場合には、鍋Cの外周面を伝うことなく鍋Cの開口上端縁から直接落下し、深底汁受け部4の外側へ落下することとなる。かかる場合であっても、深底汁受け部4の外周方には、深底汁受け部4よりも高い位置に形成されているとともにガスコンロの受皿7に形成された浅底受皿部8に合致した浅底皿部3が形成されているので、深底汁受け部4の外側へ落下した煮汁は該浅底皿部3に集積され、受皿7から外側へ煮汁がこぼれ落ちることがない。
【0015】
なお、上記ガスコンロ用マットでは、マット主体1をガスコンロの受皿の形状に合致させて一枚で形成した場合を説明したが、図4に示すように、マット主体1を複数枚に分割して、これら複数枚のマット主体1を組み合わせることにより、ガスコンロの受皿の形状に合致させ、受皿全面を被覆可能に形成させたものであってもよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明のガスコンロ用マットは、上記の如く構成されているので、浅底状に形成され、上部が平坦な浅底受皿部8と該浅底受皿部8よりも下方に膨出して形成された深底溝10とが形成されてなるガスコンロの受皿7に用いた場合であっても、受皿7の深底溝10にはガスコンロ用マットの深底汁受け部4が嵌合するとともに、受皿7の浅底受皿部8にはガスコンロ用マットの浅底皿部3が嵌合し、ガスコンロ用マットの上記深底汁受け部4や浅底皿部3が変形したり盲動したりすることなく、正確且つ確実にガスコンロ用マットを受皿7上に敷設することができる。
【0017】
又、深底汁受け部4の外周方には浅底皿部3が形成されているので、調理中の鍋Cから煮こぼれした煮汁量が大量で、煮汁が深底汁受け部4の外側に落下した場合にあっても、該煮汁は浅底皿部3によって集積されるので、受皿7上から外側へ煮汁がこぼれ落ち、ガスコンロの周囲を汚染するといった不測の事態を防止することができる。
【0018】
最後に、深底汁受け部4の周囲に浅底皿部3の一部を上方に突出させてなる円環状突条部6を形成しておけば、調理中の鍋Cの上げ下ろしや鍋Cに衝撃が加わった場合にあっても、五徳Bが円環状突条部6によって位置決めされていることから不必要に盲動することがなく、安全に調理を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスコンロ用マットの実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のガスコンロ用マットをガスコンロの受皿上に敷設した状態を示した一部切欠断面図である。
【図3】図1のガスコンロ用マットをガスコンロの受皿上に敷設した状態を示した斜視図である。
【図4】ガスコンロ用マットの他の実施例を示す斜視図である。
【図5】従来のガスコンロ用マットを示す平面図である。
【図6】図5のガスコンロ用マットのA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 マット主体
2 縁巻き
3 浅底皿部
4 深底汁受け部
5 バーナーヘッド露出用円形孔
6 円環状突条部
7 受皿
8 浅底受皿部
9 バーナーヘッド配設孔
10 深底溝
11 円環状突部
A バーナーヘッド
B 五徳
C 鍋

Claims (2)

  1. 上面が平坦な浅底受皿部と、この浅底受皿部よりも下方に膨出させた中央部にバーナーヘッド配設孔を有する周溝形状の深底溝とを形成し、該深底溝の外周方に浅底受皿部の一部を上方に膨出させてなる円環状突部を設けてなるガスコンロの受皿上に敷設するガスコンロ用マットであって、上記ガスコンロの受皿上に敷設するマット主体に、上記浅底受皿部に嵌め込むようにして敷設される上面が平坦な浅底皿部と、該浅底皿部よりも下方に膨出させた中央部にバーナーヘッド露出用円形孔を有し且つ上記深底溝に嵌め込むようにして敷設される周溝形状の深底汁受け部とを形成し、更に、上記浅底皿部の一部を上方に膨出させることにより、上記深底汁受け部の外周縁部に上記円環状突部に被嵌させ且つ五徳を位置決めするための円環状突条部を形成していることを特徴とするガスコンロ用マット。
  2. 深底汁受け部の外周壁の上端部を垂直に起立させた起立部に形成していることを特徴とする請求項1に記載のガスコンロ用マット。
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