JP3614513B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は電荷検出装置に関し、特に固体撮像装置における転送電荷の検出手段として使用される電荷検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来の固体撮像装置における転送電荷の検出手段の構成を示す等価回路図であり、この電荷検出手段はフローティングディフュージョン50からなる電荷蓄積部100aと2段のソースホロワーからなる電圧増幅回路100bとで構成されている。電圧増幅回路100bにおいて、51a〜51dはMOSFETであり、これらは2段のソースホロワーを構成している。また、52は抵抗、53は電源電圧(VDD)端子、54は負荷トランジスタ51c,51dのゲートに電圧(VLG)を印加するための電圧(VLG)印加用端子、55は電圧増幅回路100bによる増幅電圧(Vo)が出力される出力端子である。以上の構成からなる電荷検出手段は一般にフローティングディフュージョンアンプと呼ばれている。
【0003】
かかるフローティングディフュージョンアンプに於いて電荷検出は以下のようにして行われる。電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョン50はセンス容量Cを持っており、これに信号電荷Qが蓄積されると、V=Q/Cの関係から電圧Vに変動が生じる。この電圧Vの変動は、電圧増幅回路100bによりインピーダンス変換され、電圧増幅回路100bから増幅電圧(Vo)として出力される。
【0004】
図10は前記図9に示す電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョンから電圧増幅回路の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。図において、6はN型不純物拡散層で、2つのゲート10により挟まれた領域が電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョン6aを構成している。5はフローティングディフュージョン6aと初段MOSFET20のゲート2をつなぐアルミニウム配線(以下、Al配線と称す。)、7はAL配線5とフローティングディフュージョン6aとのコンタクトである。3は初段MOSFET20のソース、4は初段MOSFET20のドレイン、8はAL配線5とMOSFET20のゲート2とのコンタクトである。図11は図10の図XI−XI’線における断面図であり、図において、図10と同一符号は同一または相当する部分を示し、30は例えばシリコンからなる半導体基板、11はPウエル、12は例えばアクリル酸エステル系樹脂からなる誘電体膜、13は例えばSiO,SiO+Siからなるゲート絶縁膜、14は例えばSiOからなるフィールド酸化膜である。前記において、MOSFET20のゲート2及びフローティングディフュージョン6の領域を規定しているゲート10は例えばポリシリコンにより形成されている。また、図中に明記していないが、高濃度のN型不純物拡散層6の2つのゲート10で規定された領域(2つのゲート10で挟まれた領域)の外側領域は、図示しない電荷転送用MOSFETのドレインそのものまたは当該ドレインにつながる高濃度の不純物拡散層を構成している。
【0005】
前記において、誘電体膜12は、各画素部ごとにカラーフィルタをウエハプロセスにより直接形成してなる固体撮像装置の場合、カラーフィルタがムラを生ずることなく形成されるよう,装置表面に当該装置表面の凹凸を無くするために設けられる、表面平坦化膜に相当し、各画素部ごとにカラーフィルターを樹脂接着剤層を介して固着してなる固体撮像装置の場合、この樹脂接着剤層に相当する。同様に、各画素部ごとにマイクロレンズをウエハプロセスにより直接形成してなる固体撮像装置の場合、誘電体膜12はマイクロレンズがムラが生ずることなく形成されるよう,装置表面に当該表面の凹凸を無くするために設けられる表面平坦化膜に相当し、各画素部ごとにマイクロレンズを樹脂接着剤層を介して固着してなる固体撮像装置の場合、誘電体膜12はこの樹脂接着剤層に相当する。また、装置全体をガラスまたは透明プラスチック等の保護部材を用いて外部から保護してなる装置の場合、誘電体膜12はこれらガラスまたは透明プラスチックの接着(封止)に使用される透明樹脂層に相当する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の固体撮像装置においては、前記のような画素部にカラーフィルタ,マイクロレンズ等を配設する場合だけでなく、装置の高機能化または高性能化にともない、ある種の目的で装置表面に誘電体膜が設けられることが多くなってきている。しかるに、装置表面に誘電体膜を設けると、図11中に示すように、その電荷検出部において誘電体膜12と、電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョン6aと電圧増幅回部100bの初段MOSFET20のゲート2をつなぐAL配線5との間に寄生容量C’が生じ、電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョン6aのセンス容量が、等価的に寄生容量C’が加わったもの、すなわち、C+C’になってしまい、その結果、電荷蓄積部から得られる電圧(V)が、V=Q/(C+C’)となって、電荷蓄積部における電荷を電圧に変換する効率、すなわち、電荷検出手段における電荷検出効率が低下してしまうという問題点があった。
【0007】
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたものであり、装置の表面に誘電体膜が形成されていても、電荷蓄積部での電荷を電圧に変換する効率が低下せず、高検出効率でもって電荷を検出することのできる電荷検出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る固体撮像装置は、半導体基板の第1領域に形成され,検出されるべき電荷を蓄積し、それ自体が有するセンス容量により前記蓄積された電荷の電荷量に対応した電圧変動を生ずる電荷蓄積部と、前記半導体基板の第2領域に形成された少なくとも1つのMOSFET(metal-oxide semiconductor field effect transistor )からなり,前記電荷蓄積部における電圧変動を増幅して外部に出力する電圧増幅回路部と、前記半導体基板の第1および第2の領域に跨がって形成され、前記電圧増幅回路部の初段MOSFETのゲートと前記電荷蓄積部とを電気的に接続する配線部と、前記電荷蓄積部,電圧増幅回路部,及び配線部を被覆するよう形成された誘電体膜とを備えた固体撮像装置であって、前記検出されるべき電荷は電荷転送手段を転送されてきたものであり、前記誘電体膜中には、前記配線部および前記初段MOSFETを被覆し、前記初段MOSFETを除く前記電圧増幅回路および前記電荷転送手段を被覆しないように形成された導電体膜が、その一部が前記初段MOSFETのソースに接続されるように設けられ、前記配線部は、前記初段MOSFETのゲートにつながるゲート配線が前記電荷蓄積部にまで伸長し、前記導電体膜と同層の導電体膜を介して前記電荷蓄積部に電気的に接続されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】
前記した本発明の電荷検出装置の構成によれば、半導体基板の第1領域に形成され,検出されるべき電荷を蓄積し、それ自体が有するセンス容量により前記蓄積された電荷の電荷量に対応した電圧変動を生ずる電荷蓄積部と、前記半導体基板の第2領域に形成された少なくとも1つのMOSFETからなり,前記電荷蓄積部における電圧変動を増幅して外部に出力する電圧増幅回路部と、前記半導体基板の第1および第2の領域に跨がって形成され、前記電圧増幅回路部の初段MOSFETのゲートと前記電荷蓄積部とを電気的に接続する配線部と、前記電荷蓄積部,電圧増幅回路部,及び配線部を被覆するよう形成された誘電体膜とを備えてなる電荷検出装置であって、前記誘電体膜中に前記電荷蓄積部,前記配線部及び前記電圧増幅回路部の初段MOSFETを覆い、かつ、その一部が前記初段MOSFETのソースに接続された導電体膜が形成されていることにより、前記導電体膜には前記初段MOSFETのソース電位にMOSFETのゲインを乗じた形で電位変化が起こり、前記電荷蓄積部の電位変化と殆ど等しい電位変化が生ずることとなる。従って、前記導電体膜と前記配線部間には殆ど電位差が生じず、これらの間に寄生容量が殆ど発生しないので、従来のような電荷蓄積部におけるセンス容量の増加が抑制されることとなり、電荷検出装置の検出効率の低下を防止することができる。
【0011】
また、前記構成の好ましい例として、前記配線部が前記初段MOSFETのゲートにつながるゲート配線であると、前記配線部を前記初段MOSFETのゲートの形成時に同時に形成することができるので、製造工程を簡略化でき、製造効率を向上できる。また、装置を小型にできる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1による固体撮像装置の電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョンから電圧増幅回路部の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。図において、図10と同一符号は同一または相当する部分を示し、1は電圧増幅回路部の初段MOSFET20,フローティングディフュージョン6a,及び初段MOSFET20のゲート2とフローティングディフュージョン6aとを電気的に接続するAl配線5を覆うアルミニウム膜(以下、Al膜と称す。)である。図2は、図1のII−II′線における断面図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当する部分を示している。ここで、Al膜1の一部はコンタクト9により初段MOSFET20のソース3に接続されている。
【0013】
以下、動作について説明する。
Al配線5の信号をVとすると、電圧増幅回路部の初段MOSFET20およびAl配線5を覆うAl膜1における信号は電圧増幅回路部の初段MOSFET20のゲインをaとすると、aVで表わすことが出来る。従って、Al配線5とAl膜線1との間の電圧差(V’)はV’=V−aV=V(1−a)となる。この電圧増幅回路部の初段MOSFET20のゲインはa<1であるが、通常1に近い値となるので、Al配線5とAl膜線1との間の電圧差(V’)は、V’〜0となる。このことは、装置表面が誘電体膜12で被覆されている場合も有効であり、すなわち、Al膜1がAl配線5を覆っていることにより、Al配線5に作用する寄生容量の増加が抑制される。
【0014】
具体例として、画素部の受光領域にカラーフィルターが樹脂接着剤層を介して接着された固体撮像装置の電荷検出手段をかかる本実施例の電荷検出手段の構成からなるもの、すなわち、樹脂接着剤層中にAl膜1を設けたものとしたところ、従来構成の電荷検出手段を有するものに比して、50%の検出効率アップが確認された。
(実施例2)
図3は本発明の実施例2による固体撮像装置の電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョンから電圧増幅回路部の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。図において、図1と同一符号は同一または相当する部分を示し、1’はAl膜、2’はゲート配線、5’Al配線、7’はAL配線5’とフローティングディフュージョン6aとのコンタクトである。図4は、図3のIV−IV′線における断面図であり、図において、図3と同一符号は同一または相当する部分を示している。ここで、ゲート配線2’は初段MOSFET20のゲート2につながり、その一端がAL配線5’に接続されるようAl配線5’まで引き伸ばされて形成されている。すなわち、前記実施例1のAl配線5に相当する初段MOSFET20のゲート2とフローティングディフュージョン6aとを電気的に接続するための配線として機能している。Al膜1’は初段MOSFET202と、ゲート配線2’のAl配線5’との接続部を除く他の部分とを覆っている。
【0015】
このような本実施例装置においても、前記実施例1の装置と同様、Al膜1’がゲート配線2’に作用する寄生容量が抑制されることとなり、電荷の検出効率を大きく向上できるという効果を得ることができる。ただし、本実施例では前記実施例1に比較して、Al膜によって覆われる,初段MOSFET20のゲート2とフローティングディフュージョン6aとを電気的に接続する配線(ゲート配線2’)の領域が狭い。従って、配線に作用する寄生容量を抑制する効果の程度は実施例1よりの若干劣る。しかしながら、実施例1ではAl配線5と電圧増幅回路部を覆うAl膜1とを個別の工程で形成しなければならず、Al層の形成及びAl層のパターニングを行う工程を2回行う必要があるのに対し、本実施例ではAl層の形成及びAl層のパターニングを行う工程はAl膜1’を形成する際の1回のみであり、ゲート配線2’は初段MOSFET20のゲート2と同一工程で形成できるので、前記実施例1に比して製造工程を簡略化できる利点がある。
(実施例3)
図5は本発明の実施例3による固体撮像装置の電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングゲートから電圧増幅回路部の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。図において、図1と同一符号は同一または相当する部分を示し、15は例えばポリシリコンからなるフローティングゲートである。図6は、図5のVI−VI′線における断面図であり、図において、図5と同一符号は同一または相当する部分を示している。
【0016】
すなわち、本実施例装置は電荷蓄積部としてフローティングゲート15を用いたもので、これ以外の構成は実施例1の装置と同様にされたものである。
このような本実施例装置でも、実施例1の装置と同様に、Al配線5に作用する寄生容量が抑制されることとなり、電荷の検出効率を大きく向上させることができる。
(実施例4)
図7は本発明の実施例4による固体撮像装置の電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングゲートから電圧増幅回路部の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。図において、図1と同一符号は同一または相当する部分を示し、22はゲート配線、22aはフローティングゲートである。図8は、図7のVIII−VIII′線における断面図であり、図において、図7と同一符号は同一または相当する部分を示している。ここで、ゲート配線22は初段MOSFET20のゲート2につながり、その一端が基板上の電荷蓄積部を形成すべき領域まで引き延ばされ、当該一端が当該領域にて電荷蓄積部としてのフローティングゲート22aになっている。
【0017】
このような本実施例装置では、前記実施例2と同じように、電荷蓄積部(フローティングゲート22a)と初段MOSFET20のゲート2間の配線であるゲート配線22に作用する寄生容量が抑制されることとなり、電荷の検出効率を大きく向上させることができる。また、前記実施例2と同様に、Al層の形成及びAl層のパターニングはAl膜1を形成する工程の1回のみであり、ゲート配線22は初段MOSFET20のゲート2と同一の工程で形成できるので、製造工程を簡略化できる利点がある。
【0018】
なお、前記の実施例においては、電荷蓄積部と初段MOSFETのゲート間の配線として、アルミニウムまたはポリシリコンを用いたが、本発明においては、前記配線としてタングステン,モリブデン等のアルミニウム以外の他の金属材料を用いてもよく、また、前記の各種の導電材料のうちの複数種を用い、積層構造に形成した配線を用いてもよい。
【0019】
また、前記の実施例においては、電圧増幅回路部の初段MOSFETと、当該初段MOSFETのゲートと電荷蓄積部とを電気的に接続するAl配線とを覆う導電体膜としてアルミニウムを用いたが、本発明においては、前記導電体膜としてタングステン,モリブデン,ポリシリコン等の他の導電材料を用いてもよい。
【0020】
また、前記の実施例は、固体撮像装置の電荷検出手段について説明したものであるが、本発明は、固体撮像装置以外の半導体装置において、検出すべき電荷を電荷蓄積部にて蓄積し、当該電荷蓄積部のセンス容量により生ずる蓄積された電荷量に応じた電圧をMOSFETからなる電圧増幅回路にて増幅して出力する電荷検出手段にも適用することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる電荷検出装置によれば、半導体基板の第1領域に形成され,検出されるべき電荷を蓄積し、それ自体が有するセンス容量により前記蓄積された電荷の電荷量に対応した電圧変動を生ずる電荷蓄積部と、前記半導体基板の第2領域に形成された少なくとも1つのMOSFETからなり,前記電荷蓄積部における電圧変動を増幅して外部に出力する電圧増幅回路部と、前記半導体基板の第1および第2の領域に跨がって形成され、前記電圧増幅回路部の初段MOSFETのゲートと前記電荷蓄積部とを電気的に接続する配線部と、前記電荷蓄積部,電圧増幅回路部,及び配線部を被覆するよう形成された誘電体膜とを備えてなる電荷検出装置であって、前記誘電体膜中に、前記電荷蓄積部,前記配線部及び前記電圧増幅回路部の初段MOSFETを覆い、かつ、その一部が前記初段MOSFETのソースに接続された導電体膜が形成されてなることにより、前記導電体膜に前記電荷蓄積部の電位変化と殆ど等しい電位変化が生じ、前記配線部と前記誘電体膜間に寄生容量が生じなくなり、その結果、電荷蓄積部におけるセンス容量の増加が抑制された,高い検出効率でもって電荷の検出を行うことができる電荷検出装置を得ることができる。特に、画素部にカラーフィルタまたはマイクロレンズを配設してなる固体撮像装置の電荷検出手段として用いる場合、カラーフィルタまたはマイクロレンズの配設に伴う電荷検出効率の劣化を抑制できるので、その実用的効果は大きい。また、ガラスや透明プラスチック等の保護部材により装置の表面保護がなされている装置の電荷検出手段として用いる場合、保護部材の配設にともなう電荷検出効率の劣化を抑制できるので、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による固体撮像装置の電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョンから電圧増幅回路部の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。
【図2】図1のII−II′線における断面図である。
【図3】本発明の実施例2による固体撮像装置の電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョンから電圧増幅回路部の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。
【図4】図3のIV−IV′線における断面図である。
【図5】本発明の実施例3による固体撮像装置の電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングゲートから電圧増幅回路部の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。
【図6】図5のVI−VI′線における断面図である。
【図7】本発明の実施例4による固体撮像装置の電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングゲートから電圧増幅回路部の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII′線における断面図である。
【図9】従来の固体撮像装置の電荷検出手段の構成を示す等価回路図である。
【図10】従来の固体撮像装置の電荷検出手段における電荷蓄積部としてのフローティングディフュージョンから電圧増幅回路部の初段MOSFETまでの構成を示した平面図である。
【図11】図10の図XI−XI’線における断面図である。
【符号の説明】
1,1’ Al膜
2 初段MOSFETのゲート
2’,22 ゲート配線
3 初段MOSFETのソース
4 初段MOSFETのドレイン
5,5’ Al配線
6 高濃度のN型不純物拡散層
6a フローティングディフュージョン
7,7’8,9 コンタクト
10 フローティングディフュージョンを規定するゲート
11 Pウェル
12 誘電体膜
13 ゲート絶縁膜
14 フィールド絶縁膜
15,22a フローティングゲート
20 初段MOSFET
30 半導体基板
50 フローティングディフュージョン
51a〜51d MOSFET
52 抵抗
53 電源電圧端子
54 電圧(VLG)印加用端子
55 増幅電圧(Vo)出力端子
100a 電荷蓄積部
100b 電圧増幅回路部

Claims (1)

  1. 半導体基板の第1領域に形成され,検出されるべき電荷を蓄積し、それ自体が有するセンス容量により前記蓄積された電荷の電荷量に対応した電圧変動を生ずる電荷蓄積部と、前記半導体基板の第2領域に形成された少なくとも1つのMOSFET(metal-oxide semiconductor field effect transistor )からなり,前記電荷蓄積部における電圧変動を増幅して外部に出力する電圧増幅回路部と、前記半導体基板の第1および第2の領域に跨がって形成され、前記電圧増幅回路部の初段MOSFETのゲートと前記電荷蓄積部とを電気的に接続する配線部と、前記電荷蓄積部,電圧増幅回路部,及び配線部を被覆するよう形成された誘電体膜とを備えた固体撮像装置であって、
    前記検出されるべき電荷は電荷転送手段を転送されてきたものであり、
    前記誘電体膜中には、前記配線部および前記初段MOSFETを被覆し、前記初段MOSFETを除く前記電圧増幅回路および前記電荷転送手段を被覆しないように形成された導電体膜が、その一部が前記初段MOSFETのソースに接続されるように設けられ、
    前記配線部は、前記初段MOSFETのゲートにつながるゲート配線が前記電荷蓄積部にまで伸長し、前記導電体膜と同層の導電体膜を介して前記電荷蓄積部に電気的に接続されていることを特徴とする固体撮像装置。
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