JP3614049B2 - Karaoke device, external device of karaoke device, and karaoke system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラオケ曲を演奏し、歌唱、ダンスゲームの両方を実行することのできるカラオケシステムおよび該カラオケシステムに用いられるカラオケ装置、カラオケ装置の外部装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なカラオケ装置は、カラオケ曲を自動演奏するとともに、モニタに歌詞を表示して歌唱をガイドする機能を備えている。そして近年、マイクから入力される歌唱音声の音高や音量を分析し、これを採点するゲーム機能を備えたものも実用化されている。
【0003】
一方、モニタの画面下から音楽に乗って現れる4方向矢印(←↑↓→)のパターンに合わせて同方向のフットパネルをタイミング良く踏んで特定を競うダンスゲームがアーケードゲームとして人気を集めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
カラオケ装置もダンスゲーム機も曲データを記憶し、これを自動演奏する点では共通しているが、元々は別々の装置であるため、曲データを共有したりゲームと歌唱を一緒にしたりすることができなかった。
【0005】
この発明は、カラオケ曲の歌唱とともにダンスゲームをスムーズに実行できるカラオケシステムおよびカラオケ装置、カラオケ装置の外部装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明であるカラオケ装置は、楽音発生手段と、インタフェースと、制御手段とを備え、カラオケデータの処理を行うカラオケ装置であって、
カラオケデータは、楽曲データとパターンデータとを含み、楽音発生手段は、楽曲データの演奏を可能とし、インタフェースは、外部装置と各種データの通信を可能とし、制御手段は、第1、第2処理を行い、第1処理は、利用者から指定されたカラオケデータのパターンデータをインタフェースを介して外部装置に送信し、第2処理は、インタフェースからのスタート信号の受信を契機として、指定されたカラオケデータ中の楽曲データを楽音発生手段に演奏させるとともに、楽曲データの演奏進行に同期した曲進行情報をインタフェースを介して外部装置に送信することを特徴とする。
また、請求項4の発明であるカラオケ装置は、楽音発生手段と、インタフェースと、制御手段とを備え、カラオケデータの処理を行うカラオケ装置であって、
カラオケデータは、楽曲データと属性データとを含み、楽音発生手段は、楽曲データの演奏を可能とし、インタフェースは、外部装置と各種データの通信を可能とし、制御手段は、第1、第2処理を行い、第1処理は、利用者から指定されたカラオケデータの属性データをインタフェースを介して外部装置に送信し、第2処理は、インタフェースからのスタート信号の受信を契機として、指定されたカラオケデータ中の楽曲データを楽音発生手段に演奏させるとともに、楽曲データの演奏進行に同期した曲進行情報をインタフェースを介して外部装置に送信することを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明であるカラオケ装置の外部装置は、入力手段と、第2制御手段と、第2インタフェースと、映像生成手段と、記憶手段とを備えるカラオケ装置の外部装置であって、
入力手段は、スタート指示を可能とし、第2インタフェースは、カラオケ装置と各種データの通信を可能とし、映像生成手段は、受信する曲進行情報のタイミングでパターンデータを読み出して映像信号を作成し、第2制御手段は、第3、第4処理を行い、第3処理は、第2インタフェースが受信したパターンデータを記憶手段に記憶させ、第4処理は、入力手段のスタート指示を契機として、第2インタフェースを介してスタート信号をカラオケ装置に送信するとともに、第3処理にて記憶させたパターンデータおよび受信する曲進行情報に基づいて映像信号を作成させることを特徴とする。
また、請求項5の発明であるカラオケ装置の外部装置は、入力手段と、第2制御手段と、第2インタフェースと、記憶手段と、映像生成手段とを備えるカラオケ装置の外部装置であって、
入力手段は、スタート指示を可能とし、第2インタフェースは、カラオケ装置と各種データの通信を可能とし、記憶手段は、属性データに対応する複数のパターンデータを記憶し、映像生成手段は、受信する曲進行情報のタイミングでパターンデータを読み出して映像信号を作成し、第2制御手段は、第3、第4処理を行い、第3処理は、第2インタフェースが受信した属性データを記憶手段に記憶させ、第4処理は、入力手段のスタート指示を契機として、第2インタフェースを介してスタート信号をカラオケ装置に送信するとともに、第3処理にて記憶させた属性データに対応するパターンデータおよび受信する曲進行情報に基づいて映像信号を作成させることを特徴とする。
カラオケ装置の外部装置。
【0008】
請求項3の発明であるカラオケシステムは、請求項1に記載のカラオケ装置と請求項2に記載のカラオケ装置の外部装置を接続したことを特徴とする。
また、請求項6の発明であるカラオケシステムは、請求項4に記載のカラオケ装置と請求項5に記載のカラオケ装置の外部装置を接続したことを特徴とする。
【0009】
請求項7の発明は、請求項3、6の発明において、曲進行情報は、曲の拍を示す情報であり、パターンデータは、ダンスのステップを示すデータであることを特徴とする。
【0010】
この発明では、カラオケ装置は、楽曲データに基づいて楽音を発生するいわゆるカラオケ曲の演奏を実行し、たとえばこの楽曲データの歌詞を表示する歌詞テロップを内部映像として生成する。利用者は、この演奏音と映像表示でカラオケ曲の歌唱を楽しむことができる。また、カラオケ装置は、外部装置に対して曲進行情報を出力し、外部装置は、この曲進行情報に同期した外部映像を生成する。この外部映像はカラオケ装置に送信され、カラオケ装置は、前記内部映像または外部映像を選択的または合成してモニタに出力する(映像選択手段)。第2の映像である外部映像を生成する装置を外部装置としたことで、従来よりあるカラオケ装置の構成に曲進行情報出力手段と映像選択手段を設けるのみで新たな映像を表示出力する機能を実現することができる。外部装置が、たとえばダンスゲーム装置であった場合には、ステップなど身振りのタイミングを示す身振り指示映像が外部映像として生成される。映像選択手段の映像選択のルールはどのようなものでもよいが、例えば利用者の選択入力によって選択する方式、外部映像が入力された場合には優先的に外部映像を選択する方式などを採用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図面を参照してこの発明のカラオケシステムについて説明する。図1は同カラオケシステムの外観図である。同図に示すようにこのカラオケシステムは、カラオケ装置とダンスゲーム装置からなっている。図2は同カラオケシステムを構成するカラオケ装置のブロック図である。図3は同カラオケシステムを構成するダンスゲーム装置のブロック図である。このダンスゲーム装置がこの発明のカラオケ装置の外部装置に対応する。
【0012】
このカラオケシステムでは、カラオケ装置の演奏する曲に合わせて利用者が歌唱することができるとともに、カラオケ装置の演奏する曲に合わせて利用者がダンスゲームをすることができる。ここで、ダンスゲームとは、モニタ画面の下から音楽にあわせてスクロールするステップ指示映像(4方向矢印(←↓↑→)のパターン)に合わせて同方向のフットパネルをタイミング良く踏んで得点を競うゲームである。このステップ指示映像がこの発明の外部映像に対応する。
【0013】
カラオケ装置は、本体装置1、コントロールアンプ2、DVDチェンジャ3、スピーカ5(図2参照)、モニタ6などを備えている。なお、本願請求項1の発明において、モニタ6は必須ではない。
【0014】
また、ダンスゲーム装置は、ゲームコントロールユニット4、ダンスのステップを検出するステップボード9、ゲーム操作パネル11、ビルコインボックス12、照明装置13などを備えている。
【0015】
利用者が演奏する曲を選曲したとき、それが通常のカラオケ曲(一般曲)であれば、カラオケ装置は、モニタ6に歌詞を表示しながら通常どおりのカラオケ演奏を実行する。一方、ダンスゲーム用の曲(専用曲)が選曲された場合は、利用者がゲーム操作パネル11のスタートボタン11aをオンしたとき曲の演奏をスタートさせ、この演奏と並行してモニタ6にステップ指示映像を表示する(図5参照)。利用者はこのステップ指示映像に合わせてステップし、ステップボード9のフットパネル9a〜9dを踏む。各フットパネル9a〜9dにはスイッチ90(図3参照)が設けられており、このスイッチ90のオンタイミングに基づいて利用者のステップの正確さを採点し、曲の演奏中または曲の終了後にその得点を表示する。また、カラオケ歌唱用の一般曲であっても上記スタートボタン11aを押すことによってダンスゲーム用の曲として演奏することも可能である。
【0016】
図2において、カラオケ本体装置1のCPU20が、このカラオケシステム全体の動作を制御する。このCPU20には、ROM21、RAM22、ハードディスク27、通信制御部26、リモコン受信部23、操作部24、表示部25、この発明の内部映像生成手段であるグラフィック回路28、この発明の映像選択手段である映像ミキサ29、この発明の楽音発生手段である楽音発生部30、および、音声再生部31が接続されているとともに、インタフェース35、36が接続されている。インタフェース35には、前記コントロールアンプ2およびDVDチェンジャ3が接続されている。インタフェース36には、前記ゲームコントロールユニット4が接続されている。
【0017】
ROM21には、このカラオケ装置を起動するためのプログラムなどが記憶されている。カラオケ曲(一般曲、専用曲を含めて以下このように呼ぶ。)を演奏するための楽曲データはDVDドライブ3にセットされているDVD3aおよびハードディスク27に記憶されている。また、ハードディスク27には、上記楽曲データのほか、システムプログラム、カラオケ演奏プログラム、通信プログラムなどの各種プログラム、文字パターンデータなどが記憶されている。システムプログラムは、この装置の基本動作を制御するプログラムであり、カラオケ装置の起動時にRAM22に読み込まれる。カラオケ演奏プログラムは、楽曲データに基づいてカラオケ演奏部30や音声再生部31を駆動してカラオケ演奏音を発生するためのプログラムである。通信プログラムは、配信センタから前記楽曲データやこの発明の身振りデータであるステップデータをダウンロードするためのプログラムである。文字パターンデータは、コード情報として与えられる歌詞、曲名などのテキスト情報を文字パターンに展開するためのデータである。
【0018】
RAM22には、上記プログラムを読み込むエリアのほか、現在演奏中の楽曲データや次に演奏する楽曲データを読み出す実行データ記憶エリア、後述の各種フラグ、レジスタなどが設定される。
【0019】
楽音発生部30は音源LSIなどを備え、前記楽曲データに基づいてカラオケ曲演奏の楽音を発生する。また、音声再生部31は、TwinVQなどの圧縮方式で記録された音声信号を再生する回路である。この音声再生部31は、カラオケ曲のバックコーラスを再生するほか、音多モードに応じて、予め録音されているプロの歌唱を再生する。すなわち、歌唱者が初心者で専門の歌手の歌唱を聴きたい場合や、利用者がダンスゲームをして歌唱をできない場合などに、このプロの歌唱を再生する。
【0020】
楽曲データは、楽音発生部30に楽音を発生させるための楽音トラックのほか、上記予め録音されたプロの歌唱音声のTwinVQデータで構成される音声トラックを有している。CPU20は、カラオケ曲の演奏時、音多モードに応じて、楽音トラックの読み出しと同期してこの音声トラックのデータを音声再生部31に入力する。
【0021】
音多モードは、音多切換スイッチ50(同図(B)参照)の操作により、音多オフ、音多オン、ダンスゲーム時音多オンの3つのモードに順次設定される。設定されたモードは、RAM22に設定される音多モードレジスタに記憶される。音多モードのデフォルトは、歌詞オフであり、カラオケ曲が選曲されるごとに、音多モードは音多オフに再設定される。なお、前記音多切換スイッチ50は、リモコン8、操作部24、ゲーム操作パネル11のいずれかまたはその他どこに設けてもよく、CPU20にその操作信号を通知できればよい。
【0022】
楽音発生部30が発生した演奏音および指示に応じて音声再生部31が再生した歌唱音声は、コントロールアンプ2に入力される。コントロールアンプ2には、歌唱者が歌唱音声を入力するためのマイク7が接続されている。コントロールアンプ2は、マイク7から入力されたまたは音声再生部31が再生した歌唱音声および前記カラオケ演奏の楽音をミキシングしてスピーカ5に出力する。
【0023】
また、コントロールアンプ2は、マイク7から入力された歌唱音声を分析・変換するための回路部であるハモリユニットを備えており、マイク7から入力された歌唱音声の周波数や音量を分析して、MIDIデータに変換したり、マイク7から入力された歌唱音声を他の所定周波数の音声に変換してハーモニー音声を生成することができる。ハーモニー音声を生成した場合には、これを前記楽音、歌唱音声とミキシングしてスピーカ5に出力する。
【0024】
また、歌唱音声から周波数や音量を抽出して作成されたMIDIデータは、CPU20に入力される。CPU20は、このMIDIデータをリファレンス(楽曲データの楽音トラックに含まれているガイドメロディトラックなど)と比較することによって歌唱者の歌唱を採点する。さらにCPU20は、このMIDIデータにより発声回数、発声音量、単位時間当たりの発声頻度、音高、音高のジャンプ間隔などに基づいて、歌唱者がこの歌唱によってどの程度カロリーを消費したかを算出する。
【0025】
通信制御部26は、通信回路を介して配信センタ19と交信し、楽曲データやステップデータなどをダウンロードするためのコントローラである。通信制御部16は、DMA回路を内蔵しており、ダウンロードされた楽曲データなどを直接ハードディスク27に書き込む。
【0026】
リモコン受信部23はリモコン8から送られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。リモコン8は、曲番号を入力してカラオケ曲を予約するためのテンキーなど複数のキースイッチを備えている。利用者がキースイッチを操作すると、リモコン8は操作されたキースイッチに対応する赤外線コードの信号を送信する。リモコン受信部23はこの赤外線コード信号を受信してデータに復元し、CPU20に入力する。CPU20はこのデータに基づいてカラオケ曲の予約などの処理を実行する。操作部24は、カラオケ本体装置1のフロントパネルに設けられており、上記リモコン8と同様のキースイッチを備えている。表示部25も上記操作部24と同様カラオケ装置本体のフロントパネルに設けられており、現在演奏中の曲番号や予約曲数などを表示するLEDマトリクス表示器を含んでいる。
【0027】
グラフィック回路28は、歌詞テロップの映像信号を発生し、映像ミキサ29に入力する。楽曲データは、楽音を発生する楽音トラックに加えて、楽音の発生に同期して歌詞を表示するための歌詞トラックを含んでいる。CPU20は、カラオケ曲の演奏時に、楽音トラックのデータを楽音発生部30に入力するのと同期して歌詞トラックのデータを読み出し、このデータに対応するフォントデータをハードディスク27から読み出して歌詞を文字パターンに展開する。この展開は、グラフィック回路28のVRAM上で行われる。グラフィック回路28は、この文字パターンを映像信号(NTSCコンポジット信号)化して映像ミキサ29に出力する。
【0028】
映像ミキサ29は、グラフィック回路28から文字テロップを入力するための内部入力端子のほか、2つの外部映像入力端子29a,29bを備えている。外部映像入力端子29aには、前記DVDドライブ3が接続され、外部映像入力端子29bには前記ゲームコントロールユニット4が接続されている。
【0029】
通常のカラオケ演奏時には、グラフィック回路28から歌詞テロップの映像信号を入力するとともに、外部入力端子29aからDVDドライブ3が再生する背景映像を入力し、背景映像上に歌詞テロップをスーパーインポーズ合成してモニタ6に入力する。DVDドライブ3が再生するDVD3aの背景映像は、カラオケ曲のジャンルや季節などに対応し、カラオケ曲の雰囲気にあった風景などの映像であり、カラオケ歌唱の雰囲気を盛り上げる機能を有している。
【0030】
また、ダンスゲーム実行時には、外部入力端子29bからゲームコントロールユニット4の発生する映像を入力してモニタ6に出力する。このとき歌詞表示モード(後述)に応じて、グラフィック回路28から入力される歌詞テロップを上記映像にスーパーインポーズ合成する。ゲームコントロールユニット4が出力する映像信号は、図5に示すように、ゲーム用の背景映像上にステップ指示映像がスーパーインポーズ合成されたものである。ゲーム用の背景映像は、CG(コンピュータグラフィック)のキャラクタがダンスをしているというような映像であり、ゲームを盛り上げる機能を有するとともに、ステップ指示映像が見やすい配色になっている。ゲームコントロールユニット4から入力される上記の映像信号に歌詞テロップをスーパーインポーズ合成すると、歌詞テロップが最前景に表示され、ステップ指示映像が見づらくなる可能性があるため、ユーザが歌詞表示モードを選択してこれを消去できるようになっている。
【0031】
歌詞表示モードは、歌詞表示切換スイッチ51(同図(B)参照)の操作により、歌詞オン、歌詞オフ、ダンスゲーム時歌詞オフの3つのモードに順次設定される。設定されたモードは、RAM22に設定される歌詞表示モードレジスタに記憶される。歌詞表示モードのデフォルトは、歌詞オンであり、カラオケ曲が選曲されるごとに、歌詞表示モードは歌詞オンに再設定される。なお、前記歌詞表示切換スイッチ51は、リモコン8、操作部24、ゲーム操作パネル11のいずれかまたはその他どこに設けてもよく、CPU20にその操作信号を通知できればよい。CPU20は、歌詞表示切換スイッチ51の操作信号に応じて映像ミキサ29の切り換えを制御する。
【0032】
インタフェース36は、ゲームコントロールユニット4のインタフェース43に接続され、ゲームコントロールユニット4に対して種々のデータを送信するとともに、ゲームコントロールユニット4から種々のデータを受信するインタフェースである。ゲームコントロールユニット4に対して送信されるデータは、ダンスゲームを実行するためのステップデータまたは属性情報、カラオケ曲の各拍毎に生成されるビートマーク情報、曲の区間を示す演奏マークなどである。また、ゲームコントロールユニット4から受信するデータは、スタート信号やダンスゲームの得点、カロリー消費量などである。前記ビートマークがこの発明の曲進行情報に対応し、インタフェース36がこの発明の曲進行情報出力手段に対応する。
【0033】
図3において、ステップ指示映像は、ステップデータに基づいてCPU40が生成する。また、ゲーム用の背景映像は、CD−ROMドライブ42にセットされているCD−ROM42aに記憶されているムービーデータを再生したものである。すなわち、CD−ROMドライブ42がこの発明の身振り用背景映像発生手段に対応する。
【0034】
ここで、ステップデータとは、曲の進行(特に曲のリズム)にあわせて4方向の矢印(←↓↑→)が描かれているフットパネル9a〜9dのどれを踏むかを示すデータであり、専用曲にはその曲に1対1で対応するステップデータがカラオケ本体装置1のハードディスク27またはDVD3に記憶されている。また、一般曲のステップデータを生成するための素材となる8ステップ程度のパターンデータが、ゲームコントロールユニット4のCD−ROM42aに複数記憶されている。
【0035】
ゲームコントロールユニット4は、前記CPU40を備え、このCPU40には、メモリ41、CD−ROMドライブ42、インタフェース43、グラフィックコントローラ44、インタフェース45、46を備えている。
【0036】
メモリ41には、ダンスゲームを実行するとき、演奏中のカラオケ曲に対応するステップデータが書き込まれる。専用曲が選曲されると、ステップデータはカラオケ本体装置1から送信される。また、一般曲でゲームを行うとき、カラオケ本体装置1から送信されてくるのは、その曲のジャンル、拍子、テンポなどの属性情報であるため、CPU40はこの属性情報に基づいてステップデータを生成する。
【0037】
CD−ROMドライブ42にセットされているCD−ROM42aには、8ステップ程度のパターンデータが多数記憶されており、CPU40は、属性情報に基づいてこのパターンデータから適当なものを選択・組み合わせすることによってステップデータをリアルタイムに生成する。
【0038】
インタフェース43はカラオケ本体装置1と通信するためのインタフェースであり、カラオケ本体装置1から専用曲のステップデータ、一般曲の属性情報を受信するほか、1拍毎に発生するビートマーク、曲の切れ目(サビ、コーラス、間奏など)を示す演奏マークを受信する。また、このインタフェース43を介して、ゲームコントロールユニット4からカラオケ本体装置1に向けて、スタートボタン11aのオン信号であるスタート信号やダンスゲームの採点結果(得点)、ゲームによるカロリー消費量などの情報が送信される。インタフェース43がこの発明の受信手段に対応する。
【0039】
グラフィックコントローラ44は、CPU40から入力されるステップ指示映像を映像信号に変換し、この映像をCD−ROMドライブ42から入力されるゲーム用の背景映像にスーパーインポーズ合成してカラオケ本体装置1(映像ミキサ29の外部映像入力端子29b)に出力する。CPU40およびグラフィックコントローラ44がこの発明の外部映像生成手段に対応する。
【0040】
インタフェース45には前記ゲーム操作パネル11およびステップボード9が接続されている。ステップボード9は、前後左右の矢印が付された4枚のフットパネル9a〜9dの内部に設けられた4個のスイッチ90(90a〜90d)、および、該矢印が付されたフットパネル9a〜9dとこれらに囲まれたホームポジションのフットパネル9eの内部に設けられた5つの圧力センサ91(91a〜91e)を備えている。スイッチ90のオン・オフ状態および圧力センサ91の検出値はインタフェース45を介してCPU40に伝達される。
【0041】
また、ゲーム操作パネル11には、スタートボタン11a、難易度選択ボタン11bが設けられている。難易度選択ボタン11bは、ステップ指示映像として表示されるステップデータの難易度を選択するためのボタンスイッチであり、A、B、Cの3種類が設けられている。Aボタン、Bボタン、Cボタンは、それぞれA(高難易)、B(中難易)、C(低難易)の難易度に対応している。なお、ゲームモード設定時のデフォルトはC(低難易)である。スタートボタン11a,難易度選択ボタン11bのオン操作はインタフェース45を介してCPU40に伝達される。スタートボタン11aがオンされると、CPU40はスタート信号をカラオケ本体装置1のCPU20に送信する。また、難易度選択ボタン11bが操作されると、メモリ41に記憶している3種類のステップデータからその操作された難易度選択ボタンに対応するものを選択する。
【0042】
インタフェース46には、前記コインボックス12および照明装置13が接続されている。コインボックス12は、CPU40に対して投入されたコインの枚数の情報であるクレジット情報を送信する。ダンスゲームを課金サービスとする場合、CPU40はこのクレジット情報に基づいてダンスゲームを実行するか否かを決定する。また、照明装置13は、ダンスゲームの実行時にCPU40の制御によって点滅制御される。CPU40は、カラオケ本体装置1から入力される拍タイミングの情報であるビートマークに基づいて、照明装置13の点滅制御を行う。
【0043】
利用者によるリモコン8の操作によって専用曲が選曲されると、カラオケ本体装置1のCPU20は、ハードディスク27またはDVD3aからRAM22へ楽曲データを読み込むとともに、この楽曲データに対応して記憶されているステップデータをインタフェース36を介してゲームコントロールユニット4に送信する。
【0044】
ゲームコントロールユニット4のCPU40は、カラオケ本体装置1から(インタフェース43を介して)ステップデータが入力されると、これをメモリ41に書き込み、利用者によるスタートボタン11a、難易度選択ボタン11bの操作があるまで待機する。難易度選択ボタン11bが操作されると、操作されたボタンに対応する難易度のステップデータを選択する。また、スタートボタン11aが操作されると、スタートボタン11aがオンされた旨を示すスタート信号をインタフェース43→インタフェース36を介してCPU20に通知する。
【0045】
CPU20は、このスタート信号の入力をトリガとしてカラオケ曲(専用曲)の演奏をスタートし、曲の拍タイミングに同期したビートマークをインタフェース36→インタフェース43を介してCPU40に入力する。
【0046】
CPU40は、このビートマークに同期して、ステップ指示映像を生成し、グラフィックコントローラ44に入力する。なお、CD−ROMドライブ42は、カラオケ曲のスタート(最初のビートマークの入力など)をトリガとしてゲーム用の背景映像の再生をスタートする。グラフィックコントローラ44は、CD−ROMドライブ42から入力される背景映像にCPU40から入力されグラフィックコントローラ44のVRAM上に展開したステップ指示映像をスーパーインポーズ合成してカラオケ本体装置1(映像ミキサ29)の外部映像入力端子29bに向けて出力する。この映像信号はNTSCコンポジット信号でよい。
【0047】
また、CPU40は、ステップデータに基づいてステップ指示映像を生成するとともに、ステップボード9のスイッチ90a〜90dから入力されるオン信号をステップデータと比較し、ステップ指示映像で指示したフットパネルを、その指示タイミングに正確に踏んでいるかを判断し、その正確さに応じた得点を算出する。この得点は、ゲームの進行中にリアルタイムに算出され、メモリ41に蓄積記憶される。また、このスイッチ90のオン信号の回数、単位時間当たりのオン頻度、および、ステップする毎に各フットパネル(ホームポジションを含む)に加えられる圧力に基づいて、このゲームによるカロリー消費量を算出する。このカロリー消費量は、ゲームの進行中にリアルタイムに算出され、メモリ41に蓄積記憶される。曲の演奏すなわちゲームが終了すると、CPU40は、上記得点およびカロリー消費量を集計し、カラオケ本体装置1に向けて送信する。カラオケ本体装置は、この得点とカロリー消費量をモニタ6に表示する。
【0048】
なお、カラオケ曲の演奏に合わせてダンスゲームが実行されているとき、利用者(ダンスゲームをしている者と別人でもよい)が、このカラオケ曲を歌唱することもでき、また、実際の歌唱に代えて楽曲データ中の音声トラックに基づいてプロの歌唱音声を再生するようにしてもよい。音多モード(プロの歌唱音声を再生するか否か)は、音多切換スイッチ50の操作によって切り換えることができる。音多モードがオフの場合には、マイク7が有効になり、マイク7から入力された歌唱が採点され、歌唱によるカロリー消費量が算出される。
【0049】
カロリー消費量の表示は、直接的に「○○Cal消費しました」と表示してもよく、また「5分間ジョギングしたのと同じカロリーを消費しました」と他の運動に置き換えて表示してもよい。また、歌唱のカロリー消費量とダンスゲームのカロリー消費量を加算して合計の消費量を表示してもよい。
【0050】
一方、利用者によって一般曲が選曲されると、カラオケ本体装置1のCPU20は、ハードディスク27またはDVD3aからRAM22へ楽曲データを読み込み、自動的にカラオケ曲の演奏をスタートする。このとき、DVDドライブ3がカラオケ曲用の背景映像を再生し、外部映像入力端子29aから映像ミキサ29にこの映像信号を入力する。映像ミキサ29はこの背景映像にグラフィック回路28から入力された歌詞テロップをスーパーインポーズ合成してモニタ6に出力する。利用者がカラオケ演奏に合わせて歌唱すれば、マイク7からその歌唱音声が入力されてスピーカ5から出力されるとともに、この歌唱が採点され、歌唱によるカロリー消費量が算出される。歌唱終了後、この採点結果(得点)とカロリー消費量がモニタ6に表示される。
【0051】
上記のように一般曲の演奏がスタートして30秒以内に、ゲーム操作パネル11のスタートボタン11aが操作されると、ゲームコントロールユニット4のCPU40からカラオケ本体装置1のCPU20にスタート信号が通知される。
【0052】
CPU20は、一般曲の演奏がスタートして30秒以内にスタート信号が通知されると、カラオケ曲の演奏を中止し、ステップ指示映像を表示しながらカラオケ曲を演奏するゲームモードでこのカラオケ曲の演奏を再スタートする。このとき、映像はゲームコントロールユニット4から入力されるものに切り換える。
【0053】
一般曲には、対応するステップデータが記憶されていないため、CPU20は、このカラオケ曲の属性情報をゲームコントロールユニット4のCPU40に対して送信する。CPU40は、受信した属性情報をメモリ41に記憶するとともに、この属性情報に基づいてCD−ROM42aのステップパターンデータを選択・組み合わせすることによってリアルタイムにステップデータを生成する。CPU20から間奏、サビなど曲の区間を示す演奏マークが入力された場合には、その区間に合うようなステップパターンを選択する。また、利用者が難易度選択ボタン11bを操作すると、その指定された難易度のステップデータを生成するようにしてもよい。
【0054】
なお、ステップデータを自動生成する場合であっても、同じ曲に対しては毎回(難易度ごとに)同じステップデータが生成されるようにする。これは、利用者が練習によって上達できるようにするためである。
【0055】
なお、ダンスゲームを実行しているとき、または、ダンスゲームを実行していて且つ音多オンのとき、すなわちプロ歌手の歌唱を再生しているときには、カラオケ曲のイコライジングや各パートのバランスを変更するようにしてもよい。すなわち、カラオケ歌唱時には歌唱が引き立つように全体のバランスをフラットにしてボリュームを控えめにするが、ダンスゲーム時(歌唱しないとき)には、全体のボリュームを上げて、リズムパート(ベースパートを含む)の音量を大きくし、イコライジングも低音・高音が強調されたヘビーなものにすることでゲームを盛り上げることができる。このためには、楽曲データにパートバランス,イコライジングのパラメータを歌唱用とダンスゲーム用で別々に持つか、または、楽曲データには歌唱用のパラメータを記憶しておき、別にパラメータ変更アルゴリズムを持っていて、ダンスゲーム時にはこのパラメータ変更アルゴリズムに基づいてパートバランスやイコライジングを変更するようにすればよい。パラメータ変更アルゴリズムとしては「リズムパート(MIDI第10チャンネル)は、現在のボリューム×1.2」などである。
【0056】
図4は上記ハードディスクおよびDVDに記憶されている楽曲データの構成を示す図である。楽曲データは、曲のジャンル、拍子、テンポなどの属性情報が書き込まれたヘッダのほか、楽音発生部30に楽音を発生させるためのデータが書き込まれた楽音トラック、演奏に同期して歌詞テロップを表示するためのデータが書き込まれた歌詞トラック、前奏、1番、間奏、サビ、2番、後奏などの曲の区間を示す演奏マークが書き込まれた制御トラックを備えている。楽音トラックは複数トラックで構成されており、複数の演奏パートのトラックのほか、歌唱採点のリファレンスとなるガイドメロディトラックなどが含まれている。
【0057】
さらに、楽曲データには、プロの歌手がこのカラオケ曲を歌唱した歌唱音声データをTwinVQ方式で圧縮した音声トラックが付属している。この音声トラックは、楽曲データと一体に記憶してもよく、楽曲データの記憶エリアと別の音声トラックの記憶エリアを設け、それぞれを対応づけるようにしてもよい。
【0058】
さらに、楽曲データのうち専用曲には、1対1で対応するステップデータが付属している。ステップデータとは、上述したように、曲の進行にあわせてフットパネル9a〜9d(←↓↑→)のどれを踏むかを示す時系列のデータである。各専用曲について、ステップデータは、A(高難易)、B(中難易)、C(低難易)の3種類が記憶されている。このステップデータは、楽曲データの一部として一体に記憶してもよく、楽曲データの記憶エリアと別のステップデータの記憶エリアを設け、各楽曲データと各ステップデータを対応づけるテーブルを設けるようにしてもよい。
なお、専用曲であるか一般曲であるかは、楽曲データのヘッダに書き込んでおいてもよく、対応するステップデータが存在するか否かで判断するようにしてもよい。
【0059】
図5は、ダンスゲームが実行されるゲームモード時のモニタ6の表示例を示す図であり、モニタ6の左側部分の映像の時間変化を表すせのである。モニタ6の左側にステップ指示映像が表示されている。ステップ指示映像は、曲のリズムに合ったステップのパターンが上方にスクロールする動画像である矢印群61と、モニタ6の上端に表示される静止画像であり、上方にスクロールしてきた矢印がこれと一致したときステップタイミングであることを示すタイミングマーク60とを合成した画像からなっている。矢印群61は、同図(A)〜(D)に示すように曲のテンポに合わせて下から上にスクロールし、上端のタイミングマーク60と重なり合ったとき、そのタイミングマークが明るく変化し、スクロールしてきた矢印は消滅する。
【0060】
CPU40は、カラオケ本体装置1から演奏中のカラオケ曲の拍タイミングと同期したビートマークを受信し、そのビートマークのタイミングにタイミングマーク60と矢印群61中の所定の矢印が重なるように矢印群61を描画するとともに、そのスクロールを制御する。
【0061】
図6〜図11のフローチャートを参照して同カラオケシステムの動作を説明する。
図6は演奏スタート時の動作を示すフローチャートである。利用者がリモコン8から曲番号を入力すると、その曲番号が予約曲リストに登録される。CPU20は、予約曲リストの先頭に登録されている曲番号を読み出し(s1)、この曲番号で指定される楽曲データをハードディスク27またはDVD3aから読み出す(s2)。そして、この曲が専用曲であるか一般曲であるかを判断する(s3)。専用曲であれば、対応するステップデータを読み出して(楽曲データと一体になっている場合には、楽曲データの読出時に一緒に読み出されている)、これをゲームコントロールユニット4に送信する(s4)。こののち、楽音発生部30のイニシャライズなどの演奏の準備を実行し(s5)、ゲームコントロールユニット4からスタート信号が送られてくるまで待機する(s6)。ゲームコントロールユニット4は、スタートボタン11aがオンされたとき、スタート信号をカラオケ本体装置1に向けて送信する。スタート信号を受信すると(s6)、CPU20は、曲の演奏をスタートする(s7)。
【0062】
一方、リクエストされた曲が一般曲であった場合には(s3)、演奏の準備を実行したのち(s10)、即座に演奏をスタートする(s11)。そして、30秒以内にゲームコントロールユニット4からスタート信号が入力された場合には(s12,s13)、現在の演奏を停止し(s14)、ステップデータを生成するための曲の属性情報をゲームコントロールユニット4に対して送信する(s15)。こののち、演奏を再スタートする(s16)。
【0063】
スタートボタンがオンされないまま30秒が経過した場合には(s12)、ゲームコントロールユニット4からのスタート信号の入力を禁止してそのまま演奏を継続する。なお、ダンスゲームに用いることが著作権契約等で禁止されている曲(禁止曲)は、楽曲データのヘッダにその旨が書き込まれており、禁止曲が演奏されているときは、30秒以内にスタートボタンがオンされた場合であってもゲームモードには移行しない。また、s16の演奏の再スタートは、ゲームコントロールユニット4のセットアップが完了するように2秒程度待ってスタートする。
【0064】
図7はカラオケ曲の演奏中の動作を示すフローチャートである。同図(A)において、音多モードがオンのモードであるか否かを判断する(s20)。オンのモードであれば、すなわち音多オンであるか、または、ゲーム時オンであり且つダンスゲーム実行中であれば音声トラックを曲の演奏に同期して読み出し、音声再生部31に入力することによってこれを再生する(s21)。
【0065】
次にテンポクロックをカウントし、そのテンポクロックのタイミングのイベントデータを各トラックから読み出す(s22)。読み出したデータが楽音トラックのデータの場合には(s23)、このデータを楽音発生部30に出力する(s26)。読み出したデータが歌詞トラックのデータの場合には(s24)、歌詞表示モードのオン・オフを判断し(s27)、歌詞表示モードがオンの場合のみこの歌詞データをパターン展開してグラフィック回路に出力する(s28)。足し表示モードが歌詞オフまたはダンスゲーム時オフで現在ダンスゲームが実行されているときには歌詞を表示しないため、歌詞データをパターン展開しない。なお、歌詞データの文字パターン展開は常時実行しておき、映像ミキサ29の切り換えで表示しないようにしてもよい。
また、読み出されたデータが演奏マークの場合には(s25)、このマークをゲームコントロールユニット4に送信する(s29)。
【0066】
同図(B)はビートマーク出力動作を示すフローチャートである。テンポクロックと現在演奏中の曲のテンポ情報に基づいてビート(拍)タイミングを検出する(s31)。そして拍子データ(3拍子、4拍子等)に基づいて強拍のビートマークまたは弱拍のビートマークを作成する(s32)。このビートマークをゲームコントロールユニット4に送信する(s33)。
【0067】
図8(A)は、カラオケ曲演奏中の採点動作を示すフローチャートである。まず、コントロールアンプ2から歌唱の音量・音高情報を入力する(s40)。この情報はマイク7から入力された歌唱から音量・音高を抽出し、これをMIDIデータに変換したものである。この情報とガイドメロディデータなどのリファレンスデータとを比較して一致度を判定し、これに基づいて歌唱を採点する(s41)。そして、この歌唱の音量、音高、間隔、音高のジャンプ幅などの要素に基づいてこの歌唱によるカロリー消費量を計算する(s42)。算出された得点(採点結果)とカロリー消費量を蓄積記憶する(s43)。以上の動作を曲が終了するまで繰り返し実行する(s44)。
【0068】
そして曲が終了すると(s44)、歌唱の得点を集計し(s45)、歌唱によって消費したカロリー量を集計する(s46)。次にダンスゲームを実行している場合にはゲームコントロールユニット4からダンスゲームの得点およびダンスゲームによるカロリー消費量を受信する(s47、s48)。そしてこれら得点およびカロリー消費量を順次表示するとともに(s49)、これをログに保存する(s50)。なお、ログはカラオケ曲の演奏履歴ファイルであり、ハードディスク27に設定される。ログの記録項目は、演奏時刻、曲番号、歌唱得点、歌唱カロリー消費量、ダンスゲーム得点、ダンスゲームカロリー消費量、ダンスゲーム選択難易度などである。
【0069】
図8(B)は利用者の操作によるモード切換動作を示すフローチャートである。ユーザが音多切換スイッチ50を操作すると(s51)、RAM22に設定されている音多モードフラグの内容をオフ→オン→ダンスゲーム時オンの順に順次切り換える(s52)。また、ユーザが歌詞表示切換スイッチ51を操作すると(s53)、RAM22に設定されている歌詞表示モードフラグの内容をオン→オフ→ダンスゲーム時オフの順に順次切り換える(s54)。上述したように、音多モードのデフォルトはオフであり、歌詞表示モードのデフォルトはオンである。カラオケ装置の電源がオンされたときなど状態がリセットされるときには、これらのモードはデフォルトにセットされる。
【0070】
図9〜図11はゲームコントロールユニットの動作を示すフローチャートである。図9はカラオケ装置で専用曲が演奏されるときの動作を示すフローチャートである。専用曲が演奏されるとき、カラオケ装置本体からその曲専用のステップデータが送られてくるのでこれを受信し(s60)、これをメモリ41に書き込む(s61)。ステップデータはA(高難易)、B(中難易)、C(低難易)の3種類が送られてくる。そしてユーザが難易度選択スイッチ11bまたはスタートスイッチ11aを操作するまで待機する(s62、s64)。難易度選択スイッチ11bが操作されると、メモリ41に記憶しているステップデータからその難易度に対応するものを選択する(s63)。なお、難易度のデフォルトはC(低難易)である。そして、スタートスイッチ11aがオンされると(s64)、カラオケ本体装置1に対してスタート信号を送信する(s65)。
【0071】
図10は、カラオケ装置で一般曲が演奏されるときの動作を示すフローチャートである。一般曲の場合、カラオケ本体装置1は、このゲームコントロールユニット4のからの指示を待たないで自動的に演奏をスタートする。このときスタートスイッチ11aがオンされると(s70)、カラオケ本体装置1に対してスタート信号を送信する(s71)。カラオケ曲の演奏がスタートして30秒以内であれば、カラオケ本体装置1は、このスタート信号に応答してカラオケ演奏を停止し、ダンスゲームとして演奏をやり直す。このためカラオケ本体装置1は、ステップデータを生成するための支援情報である属性情報をこの装置に送信してくる。この属性情報を受信して(s72)、メモリ41に記憶する(s73)。そして、この属性情報に基づいてCD−ROM42aからパターンデータを選択して組み合わせることによってステップデータを生成する(s74)。このリアルタイムのステップパターンデータの生成を曲が終了するまで継続する(s77)。そして、曲の途中で曲がサビにはいったか間奏になったかなどの情報である演奏マークを受信すると(s75)、その演奏マークに合わせて生成するステップデータの内容を変更する(s76)。
【0072】
図11(A)は、ゲームコントロールユニット4の映像生成動作を示すフローチャートである。入力されるビートマークに同期し、ステップパターンに基づいて下から上にスクロールする矢印の映像であるステップ指示映像を生成する(s80)。そして、CD−ROMドライブ42がダンスゲーム用の背景映像を再生する(s81)。グラフィックコントローラ44がこれらをスーパーインポーズ合成して(s82)、カラオケ本体装置1(映像ミキサ29)の外部映像入力端子29bに出力する(s83)。この動作は、ゲームが進行している間、すなわち曲が演奏されている間、繰り返し実行される繰り返す毎にs80で生成される矢印の映像は上に移動している。
【0073】
同図(B)は、ゲームの採点動作を示すフローチャートである。まずステップボード9のフットスイッチ90a〜90dのオン・オフを検出する(s85)。このオン・オフ状態と現在のビートタイミング、ステップデータとの一致度を判定し、ゲームの得点を算出する(s86)。次に、圧力センサ91a〜91eの検出値を読み取り(s87)、これに基づいてこのゲームによるカロリー消費量を算出する(s88)。算出された得点とカロリー消費量をメモリ41に蓄積記憶する(s89)。以上の動作をゲーム(曲)が終了するまで繰り返し実行する(s90)。
【0074】
そしてゲームが終了すると(s90)、得点およびカロリー消費量を集計してカラオケ本体装置に送信する(s91)。
【0075】
なお、ゲーム実行中にテンポが変わるとステップ指示映像が曲に合わなくなるため、ゲームの実行中はカラオケ曲のテンポコントロール機能を禁止する。
【0076】
この実施形態では、カラオケ装置の外部装置としてダンスゲーム装置(ゲームコントロールユニット4)を接続しているが、この発明の外部装置はこれに限定されることはない。たとえば、ステップボード9に代えてギターコントローラを接続するギターゲーム、ドラムコントローラを接続するドラムゲーム、キーボードコントローラを接続するキーボードゲームなどのゲーム装置を接続することができ、また、ゲーム装置に限らず、専ら演奏タイミングに同期した映像を作成する外部映像装置などを外部装置とすることができる。
【0077】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、カラオケ曲の演奏と内部映像で従来のカラオケ装置と同じようにカラオケ曲の歌唱を楽しむことができるうえ、外部装置を接続し、この外部装置から曲の演奏と同期した外部映像を入力することにより、歌唱以外のたとえばダンスゲームなどを楽しむことができる。このダンスゲームなどの映像を生成する装置を外部装置として外付けにしたことにより、現在普及しているカラオケ装置にインタフェース機能を付加するのみで、この外部装置を接続することができ、カラオケ装置で新たな機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケシステムの構成図
【図2】同カラオケシステムのカラオケ装置のブロック図
【図3】同カラオケシステムのゲームコントロールユニットのブロック図
【図4】カラオケ装置に記憶されている楽曲データの構成を示す図
【図5】ダンスゲーム時のモニタの表示例を示す図
【図6】カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図7】カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図8】カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図9】ゲームコントロールユニットの動作を示すフローチャート
【図10】ゲームコントロールユニットの動作を示すフローチャート
【図11】ゲームコントロールユニットの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…カラオケ本体装置、2…コントロールアンプ、3…DVDチェンジャ、3a…DVD、4…ゲームコントロールユニット、5…スピーカ、6…モニタ、7…マイク、8…リモコン、
9…ステップボード、9a,9b,9c,9d…フットパネル、11…ゲーム操作パネル、11a…スタートボタン、11b…難易度選択ボタン、12…コインボックス、13…照明装置、
19…配信センタ、20…CPU、21…ROM、22…RAM、23…リモコン受信部、24…操作部、25…表示部、26…通信制御部、27…ハードディスク、28…グラフィック回路、29…映像ミキサ、29a,29b…外部映像入力端子、30…楽音発生部、31…音声再生部、35,36…インタフェース、
40…CPU、41…メモリ、42…CD−ROMドライブ、42a…CD−ROM、43…インタフェース、44…グラフィックコントローラ、45,46…インタフェース、50…音多切換スイッチ、51…歌詞表示切換スイッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a karaoke system capable of playing karaoke songs and executing both singing and dancing games, a karaoke apparatus used in the karaoke system, and an external device of the karaoke apparatus.
[0002]
[Prior art]
A general karaoke apparatus has a function of automatically performing a karaoke song and guiding a song by displaying lyrics on a monitor. In recent years, those equipped with a game function for analyzing the pitch and volume of a singing voice input from a microphone and scoring them have been put into practical use.
[0003]
On the other hand, a dance game that competes for a specific step by stepping on the foot panel in the same direction according to the pattern of four-directional arrows (← ↑ ↓ →) appearing on music from the bottom of the monitor screen is gaining popularity as an arcade game .
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Karaoke devices and dance game machines are common in that they store song data and automatically play them, but they are originally separate devices, so you can share song data and share games and singing together. I could not.
[0005]
An object of the present invention is to provide a karaoke system, a karaoke apparatus, and an external apparatus of the karaoke apparatus that can smoothly execute a dance game together with singing a karaoke song.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A karaoke apparatus according to
The karaoke data includes music data and pattern data, the musical sound generating means enables performance of the music data, the interface enables communication of various data with the external device, and the control means performs the first and second processing. The first process transmits the karaoke data pattern data specified by the user to the external device via the interface, and the second process receives the start signal from the interface as a trigger. The music data in the data is played by the musical tone generating means, and music progress information synchronized with the performance progress of the music data is transmitted to the external device via the interface.
The karaoke apparatus according to the invention of
The karaoke data includes music data and attribute data, the musical sound generating means can play music data, the interface can communicate various data with an external device, and the control means can perform first and second processing. The first process transmits the attribute data of the karaoke data designated by the user to the external device via the interface, and the second process is triggered by the reception of the start signal from the interface. The music data in the data is played by the musical tone generating means, and music progress information synchronized with the performance progress of the music data is transmitted to the external device via the interface.
[0007]
The external device of the karaoke apparatus according to the invention of claim 2 is an external device of the karaoke apparatus comprising input means, second control means, second interface, video generation means, and storage means,
The input means enables a start instruction, the second interface enables communication of various data with the karaoke device, and the video generation means reads the pattern data at the timing of the received song progress information and creates a video signal, The second control means performs third and fourth processes, the third process stores the pattern data received by the second interface in the storage means, and the fourth process is triggered by the start instruction of the input means. A start signal is transmitted to the karaoke apparatus via the two interfaces, and a video signal is generated based on the pattern data stored in the third process and the received song progress information.
Further, the external device of the karaoke apparatus according to the invention of
The input means can give a start instruction, the second interface can communicate various data with the karaoke apparatus, the storage means stores a plurality of pattern data corresponding to the attribute data, and the video generation means receives The pattern data is read out at the timing of the music progression information to create a video signal, the second control means performs third and fourth processing, and the third processing stores the attribute data received by the second interface in the storage means. In the fourth process, a start signal is transmitted to the karaoke device via the second interface in response to a start instruction from the input means, and pattern data corresponding to the attribute data stored in the third process is received. A video signal is created based on the music progress information.
External device for karaoke equipment.
[0008]
A karaoke system according to a third aspect of the present invention is characterized in that the karaoke apparatus according to the first aspect is connected to an external device of the karaoke apparatus according to the second aspect.
A karaoke system according to a sixth aspect of the invention is characterized in that the karaoke device according to the fourth aspect is connected to an external device of the karaoke device according to the fifth aspect.
[0009]
A seventh aspect of the invention is characterized in that, in the third and sixth aspects of the invention, the music progression information is information indicating the beat of the music, and the pattern data is data indicating a dance step.
[0010]
In the present invention, the karaoke apparatus performs a so-called karaoke song performance that generates a musical sound based on the song data, and generates, for example, a lyrics telop that displays the lyrics of the song data as an internal video. The user can enjoy singing karaoke songs with this performance sound and video display. Also, the karaoke device outputs song progression information to the external device, and the external device generates an external video synchronized with the song progression information. This external video is transmitted to the karaoke device, and the karaoke device selectively or synthesizes the internal video or the external video and outputs it to the monitor (video selection means). Since the device for generating the external video as the second video is an external device, a function for displaying and outputting a new video simply by providing a song progress information output means and a video selection means in the configuration of a conventional karaoke apparatus. Can be realized. If the external device is, for example, a dance game device, a gesture instruction video indicating the timing of gestures such as steps is generated as an external video. Any video selection rule may be used by the video selection means. For example, a method of selecting by a user's selection input or a method of preferentially selecting an external video when an external video is input is adopted. be able to.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The karaoke system of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an external view of the karaoke system. As shown in the figure, this karaoke system includes a karaoke device and a dance game device. FIG. 2 is a block diagram of a karaoke apparatus constituting the karaoke system. FIG. 3 is a block diagram of a dance game device constituting the karaoke system. This dance game device corresponds to an external device of the karaoke device of the present invention.
[0012]
In this karaoke system, the user can sing along with the music played by the karaoke device, and the user can play a dance game according to the music played by the karaoke device. Here, the dance game refers to the step instruction video that scrolls along with the music from the bottom of the monitor screen (4-directional arrow (← ↓ ↑ →) pattern) and step on the foot panel in the same direction in a timely manner to score points. It is a game to compete. This step instruction image corresponds to the external image of the present invention.
[0013]
The karaoke device includes a
[0014]
Further, the dance game apparatus includes a
[0015]
When the user selects a song to be played, if the song is a normal karaoke song (general song), the karaoke apparatus performs a normal karaoke performance while displaying lyrics on the
[0016]
In FIG. 2, the
[0017]
The
[0018]
In addition to an area for reading the above program, the
[0019]
The musical
[0020]
The music data has an audio track composed of the pre-recorded professional singing voice TwinVQ data, in addition to the musical tone track for causing the
[0021]
The tone-high mode is sequentially set to three modes of tone-off, tone-on, and dance game tone-on by operating the tone switch 50 (see FIG. 5B). The set mode is stored in a tone-rich mode register set in the
[0022]
The performance sound generated by the musical
[0023]
The control amplifier 2 includes a hammer unit that is a circuit unit for analyzing and converting the singing voice input from the microphone 7, and analyzes the frequency and volume of the singing voice input from the microphone 7. A harmony voice can be generated by converting it into MIDI data or by converting a singing voice inputted from the microphone 7 into a voice of another predetermined frequency. When the harmony voice is generated, it is mixed with the musical sound and the singing voice and outputted to the
[0024]
The MIDI data created by extracting the frequency and volume from the singing voice is input to the
[0025]
The communication control unit 26 is a controller that communicates with the
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
During normal karaoke performance, the video signal of the lyrics telop is input from the
[0030]
When a dance game is executed, an image generated by the
[0031]
The lyrics display mode is sequentially set to three modes of lyrics on, lyrics off, and lyrics off at the time of a dance game by operating the lyrics display changeover switch 51 (see FIG. 5B). The set mode is stored in the lyrics display mode register set in the
[0032]
The
[0033]
In FIG. 3, the
[0034]
Here, the step data is data indicating which of the foot panels 9a to 9d on which arrows in four directions (← ↓ ↑ →) are drawn in accordance with the progress of the music (particularly the rhythm of the music). In the dedicated music, step data corresponding to the music on a one-to-one basis is stored in the
[0035]
The
[0036]
When the dance game is executed, step data corresponding to the karaoke song being played is written in the
[0037]
The CD-
[0038]
The
[0039]
The
[0040]
The game operation panel 11 and the step board 9 are connected to the
[0041]
The game operation panel 11 is provided with a start button 11a and a difficulty level selection button 11b. The difficulty level selection button 11b is a button switch for selecting the difficulty level of the step data displayed as the step instruction video, and three types A, B, and C are provided. The A button, the B button, and the C button correspond to the difficulty levels of A (high difficulty), B (medium difficulty), and C (low difficulty), respectively. The default when setting the game mode is C (low difficulty). The on operation of the start button 11 a and the difficulty level selection button 11 b is transmitted to the
[0042]
The
[0043]
When a dedicated song is selected by the user operating the
[0044]
When the step data is input from the karaoke main unit 1 (via the interface 43), the
[0045]
The
[0046]
The
[0047]
Further, the
[0048]
In addition, when a dance game is executed in accordance with the performance of a karaoke song, a user (may be different from the person who is playing the dance game) can sing this karaoke song, or an actual song Instead of this, professional singing voice may be reproduced based on the audio track in the music data. Tone mode (whether or not to play professional singing voice) can be switched by operating the tone-to-
[0049]
The calorie consumption may be displayed directly as “XX Cal consumed” or “5 minutes The “You have consumed the same calories as you jogged.” Further, the total consumption may be displayed by adding the calorie consumption of the singing and the calorie consumption of the dance game.
[0050]
On the other hand, when a general song is selected by the user, the
[0051]
As described above, when the start button 11a of the game operation panel 11 is operated within 30 seconds after the start of the performance of the general song, a start signal is notified from the
[0052]
When the start signal is notified within 30 seconds after the start of the performance of the general song, the
[0053]
Since the corresponding step data is not stored in the general music, the
[0054]
Even when step data is automatically generated, the same step data is generated every time (for each difficulty level) for the same song. This is to allow users to improve through practice.
[0055]
When you are running a dance game, or when you are running a dance game and tone is on, that is, when you are playing a professional singer, change the equalization of karaoke songs and the balance of each part You may make it do. In other words, during karaoke singing, the overall balance is flattened to make the singing stand out and the volume is conservative, but during a dance game (when not singing), the overall volume is increased and the rhythm part (including the base part) The volume can be increased and the equalization can be made heavy by emphasizing the low and high sounds. For this purpose, the song data has part balance and equalizing parameters separately for singing and dance games, or the song data is stored with singing parameters and has a separate parameter change algorithm. In a dance game, the part balance and equalizing may be changed based on this parameter changing algorithm. The parameter changing algorithm is “rhythm part (MIDI 10th channel) is current volume × 1.2” or the like.
[0056]
FIG. 4 is a diagram showing the composition of music data stored in the hard disk and DVD. The song data includes a header in which attribute information such as the genre, time signature, and tempo of the song is written, a tone track in which data for generating a tone in the
[0057]
Furthermore, the music data is accompanied by an audio track obtained by compressing the singing voice data of a professional singer singing this karaoke song by the TwinVQ method. This audio track may be stored integrally with the music data, or a music data storage area and a separate audio track storage area may be provided and associated with each other.
[0058]
Further, step data corresponding to one-to-one is attached to the dedicated music in the music data. As described above, the step data is time-series data indicating which of the foot panels 9a to 9d (← ↓ ↑ →) is stepped on as the music progresses. For each dedicated song, three types of step data, A (high difficulty), B (medium difficulty), and C (low difficulty) are stored. This step data may be stored integrally as part of the music data, and a music data storage area and a separate step data storage area are provided, and a table for associating each music data with each step data is provided. May be.
Whether the song is a dedicated song or a general song may be written in the header of the song data, and may be determined by whether or not corresponding step data exists.
[0059]
FIG. 5 is a diagram showing a display example of the
[0060]
The
[0061]
The operation of the karaoke system will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
FIG. 6 is a flowchart showing the operation at the start of performance. When the user inputs a song number from the
[0062]
On the other hand, if the requested music is a general music (s3), after preparation for performance is executed (s10), the performance is immediately started (s11). If a start signal is input from the
[0063]
When 30 seconds have passed without the start button being turned on (s12), the start signal input from the
[0064]
FIG. 7 is a flowchart showing an operation during performance of a karaoke song. In FIG. 10A, it is determined whether or not the tone-rich mode is an on mode (s20). If the mode is on, that is, if the tone is on, or if the game is on and the dance game is running, the audio track is read in synchronization with the performance of the song and input to the
[0065]
Next, the tempo clock is counted, and event data at the timing of the tempo clock is read from each track (s22). When the read data is data of a musical tone track (s23), this data is output to the musical tone generator 30 (s26). If the read data is lyric track data (s24), it is determined whether the lyric display mode is on or off (s27). Only when the lyric display mode is on, this lyric data is developed and output to the graphic circuit. (S28). When the additional display mode is set to the lyrics off or the dance game off and the dance game is currently being executed, the lyrics are not displayed, so the lyrics data is not developed in a pattern. It should be noted that the character pattern expansion of the lyrics data is always executed and may not be displayed by switching the
If the read data is a performance mark (s25), the mark is transmitted to the game control unit 4 (s29).
[0066]
FIG. 5B is a flowchart showing the beat mark output operation. Beat timing is detected based on the tempo clock and the tempo information of the currently playing song (s31). Then, a strong beat mark or a weak beat mark is created based on the time data (3 time, 4 time, etc.) (s32). This beat mark is transmitted to the game control unit 4 (s33).
[0067]
FIG. 8A is a flowchart showing a scoring operation during performance of a karaoke song. First, singing volume / pitch information is input from the control amplifier 2 (s40). This information is obtained by extracting the volume and pitch from the song input from the microphone 7 and converting it into MIDI data. The degree of coincidence is determined by comparing this information with reference data such as guide melody data, and singing is scored based on this (s41). And the calorie consumption by this song is calculated based on factors such as the volume, pitch, interval and pitch jump width of this song (s42). The calculated score (scoring result) and calorie consumption are accumulated and stored (s43). The above operation is repeated until the music ends (s44).
[0068]
When the song ends (s44), the score of the song is totaled (s45), and the calorie amount consumed by the song is totaled (s46). Next, when the dance game is executed, the score of the dance game and the calorie consumption by the dance game are received from the game control unit 4 (s47, s48). These scores and calorie consumption are sequentially displayed (s49) and stored in a log (s50). The log is a performance history file of karaoke songs and is set in the
[0069]
FIG. 8B is a flowchart showing the mode switching operation by the user's operation. When the user operates the tone switch 50 (s51), the contents of the tone mode flag set in the
[0070]
9 to 11 are flowcharts showing the operation of the game control unit. FIG. 9 is a flowchart showing an operation when a dedicated song is played by the karaoke apparatus. When a dedicated song is played, step data dedicated to the song is sent from the karaoke apparatus main body, so that it is received (s60) and written into the memory 41 (s61). Three types of step data, A (high difficulty), B (medium difficulty), and C (low difficulty) are sent. And it waits until a user operates the difficulty level selection switch 11b or the start switch 11a (s62, s64). When the difficulty level selection switch 11b is operated, the step data stored in the
[0071]
FIG. 10 is a flowchart showing an operation when a general song is played by the karaoke apparatus. In the case of a general song, the karaoke
[0072]
FIG. 11A is a flowchart showing the video generation operation of the
[0073]
FIG. 5B is a flowchart showing the scoring operation of the game. First, on / off of the foot switches 90a to 90d of the step board 9 is detected (s85). The degree of coincidence between the on / off state and the current beat timing and step data is determined, and the score of the game is calculated (s86). Next, the detection values of the pressure sensors 91a to 91e are read (s87), and based on this, the calorie consumption by this game is calculated (s88). The calculated score and calorie consumption are accumulated and stored in the memory 41 (s89). The above operation is repeated until the game (song) ends (s90).
[0074]
When the game is over (s90), the score and calorie consumption are totaled and transmitted to the karaoke main unit (s91).
[0075]
Note that if the tempo changes during the game, the step instruction video will not match the song, so the karaoke song tempo control function is prohibited during the game.
[0076]
In this embodiment, a dance game device (game control unit 4) is connected as an external device of the karaoke device, but the external device of the present invention is not limited to this. For example, a game device such as a guitar game in which a guitar controller is connected instead of the step board 9, a drum game in which a drum controller is connected, or a keyboard game in which a keyboard controller is connected can be connected. An external video device or the like that creates a video exclusively synchronized with the performance timing can be used as the external device.
[0077]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to enjoy singing karaoke songs in the same way as a conventional karaoke device by playing karaoke songs and internal images, and by connecting an external device and playing music from this external device. For example, a dance game other than singing can be enjoyed by inputting an external video synchronized with. By externally attaching a device for generating images such as this dance game as an external device, this external device can be connected only by adding an interface function to the currently popular karaoke device. New functions can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a karaoke system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of the karaoke apparatus of the karaoke system.
FIG. 3 is a block diagram of a game control unit of the karaoke system.
FIG. 4 is a diagram showing the composition of music data stored in a karaoke device
FIG. 5 is a diagram showing a display example of a monitor during a dance game
FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the karaoke apparatus.
FIG. 7 is a flowchart showing the operation of the karaoke apparatus.
FIG. 8 is a flowchart showing the operation of the karaoke apparatus.
FIG. 9 is a flowchart showing the operation of the game control unit.
FIG. 10 is a flowchart showing the operation of the game control unit.
FIG. 11 is a flowchart showing the operation of the game control unit.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
9 ... Step board, 9a, 9b, 9c, 9d ... Foot panel, 11 ... Game operation panel, 11a ... Start button, 11b ... Difficulty level selection button, 12 ... Coin box, 13 ... Lighting device,
DESCRIPTION OF
40 ... CPU, 41 ... memory, 42 ... CD-ROM drive, 42a ... CD-ROM, 43 ... interface, 44 ... graphic controller, 45,46 ... interface, 50 ... tone switch, 51 ... lyric display switch
Claims (7)
カラオケデータは、楽曲データと、パターンデータとを含み、
楽音発生手段は、楽曲データの演奏を可能とし、
インタフェースは、外部装置と各種データの通信を可能とし、
制御手段は、第1、第2処理を行い、
第1処理は、利用者から指定されたカラオケデータのパターンデータをインタフェースを介して外部装置に送信し、
第2処理は、インタフェースからのスタート信号の受信を契機として、指定されたカラオケデータ中の楽曲データを楽音発生手段に演奏させるとともに、楽曲データの演奏進行に同期した曲進行情報をインタフェースを介して外部装置に送信する
カラオケ装置。A karaoke apparatus comprising a musical sound generating means, an interface, and a control means for processing karaoke data,
Karaoke data includes music data and pattern data,
The musical sound generating means enables music data to be played,
The interface enables communication of various data with external devices,
The control means performs the first and second processes,
In the first process, pattern data of karaoke data designated by the user is transmitted to the external device via the interface,
In the second process, triggered by reception of a start signal from the interface, the music data in the designated karaoke data is played by the musical sound generating means, and the music progress information synchronized with the performance progress of the music data is transmitted via the interface. Karaoke device to send to external device.
入力手段は、スタート指示を可能とし、
第2インタフェースは、カラオケ装置と各種データの通信を可能とし、
映像生成手段は、受信する曲進行情報のタイミングでパターンデータを読み出して映像信号を作成し、
第2制御手段は、第3、第4処理を行い、
第3処理は、第2インタフェースが受信したパターンデータを記憶手段に記憶させ、
第4処理は、入力手段のスタート指示を契機として、第2インタフェースを介してスタート信号をカラオケ装置に送信するとともに、第3処理にて記憶させたパターンデータおよび受信する曲進行情報に基づいて映像信号を作成させる
カラオケ装置の外部装置。An external device of a karaoke apparatus comprising an input means, a second control means, a second interface, a video generation means, and a storage means,
The input means enables a start instruction,
The second interface enables communication of various data with the karaoke device,
The video generation means reads the pattern data at the timing of the received song progress information and creates a video signal,
The second control means performs the third and fourth processes,
The third process stores the pattern data received by the second interface in the storage means,
In the fourth process, a start signal is transmitted to the karaoke device via the second interface in response to a start instruction from the input means, and the video is based on the pattern data stored in the third process and the received song progress information. An external device of a karaoke device that creates a signal.
カラオケデータは、楽曲データと、属性データとを含み、
楽音発生手段は、楽曲データの演奏を可能とし、
インタフェースは、外部装置と各種データの通信を可能とし、
制御手段は、第1、第2処理を行い、
第1処理は、利用者から指定されたカラオケデータの属性データをインタフェースを介して外部装置に送信し、
第2処理は、インタフェースからのスタート信号の受信を契機として、指定されたカラオケデータ中の楽曲データを楽音発生手段に演奏させるとともに、楽曲データの演奏進行に同期した曲進行情報をインタフェースを介して外部装置に送信する
カラオケ装置。A karaoke apparatus comprising a musical sound generating means, an interface, and a control means for processing karaoke data,
Karaoke data includes music data and attribute data,
The musical sound generating means enables music data to be played,
The interface enables communication of various data with external devices,
The control means performs the first and second processes,
In the first process, attribute data of karaoke data designated by the user is transmitted to the external device via the interface,
In the second process, triggered by reception of a start signal from the interface, the music data in the designated karaoke data is played by the musical sound generating means, and the music progress information synchronized with the performance progress of the music data is transmitted via the interface. Karaoke device to send to external device.
入力手段は、スタート指示を可能とし、
第2インタフェースは、カラオケ装置と各種データの通信を可能とし、
記憶手段は、属性データに対応する複数のパターンデータを記憶し、
映像生成手段は、受信する曲進行情報のタイミングでパターンデータを読み出して映像信号を作成し、
第2制御手段は、第3、第4処理を行い、
第3処理は、第2インタフェースが受信した属性データを記憶手段に記憶させ、
第4処理は、入力手段のスタート指示を契機として、第2インタフェースを介してスタート信号をカラオケ装置に送信するとともに、第3処理にて記憶させた属性データに対応するパターンデータおよび受信する曲進行情報に基づいて映像信号を作成させる
カラオケ装置の外部装置。An external device of a karaoke device comprising an input means, a second control means, a second interface, a storage means, and a video generation means,
The input means enables a start instruction,
The second interface enables communication of various data with the karaoke device,
The storage means stores a plurality of pattern data corresponding to the attribute data,
The video generation means reads the pattern data at the timing of the received song progress information and creates a video signal,
The second control means performs the third and fourth processes,
The third process stores the attribute data received by the second interface in the storage means,
In the fourth process, a start signal is transmitted to the karaoke device via the second interface in response to a start instruction from the input means, and the pattern data corresponding to the attribute data stored in the third process and the received music progression An external device of a karaoke device that creates a video signal based on information.
パターンデータは、ダンスのステップを示すデータである
請求項3、6に記載のカラオケシステム。The song progress information is information indicating the beat of the song,
7. The karaoke system according to claim 3, wherein the pattern data is data indicating a dance step.
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