JP3612396B2 - 線群の補間方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は線群の補間方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、線群の補間方法に関する研究は数多くなされている。しかし、実用的なシステムで問題になっている補間条件の設定方法に関する議論はほとんどない。例えば、特願平8−201531 号明細書は主に等高線を対象にした図形の登録方法として、等高線の隣接関係を積極的に利用し、等高線のかすれ等を補間する方法を提供している。この方法では、等高線の補間にいくつかのパラメータを使用しているが、これらのパラメータは隣接等高線の間隔や、かすれの程度等という条件に依存している。このため、図面の縮尺やスキャナの精度によって図面毎に設定したり、同じ図面上でも地形によっては場所毎に設定したりする必要があった。上記従来例には、このような補間条件の設定方法に関する議論がないため、実際にはシステム開発者又は操作者が発見法的に補間条件を設定しなければならず、負担が大きいという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、線群の補間処理に用いるパラメータは操作者の手入力によって設定されていた。このパラメータは、隣接線の間隔等に依存しているため、縮尺やスキャナの精度によって隣接線の間隔が異なる場合には、その都度、パラメータを設定し直す必要があった。このような補間条件の設定方法は、操作者に線群の補間方法に関する正しい知識がない場合、誤認識の発生を増大させる原因となり、操作者に正しい知識があったとしてもその負担は大きい等、問題が多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を克服するために、本発明では補間対象となる線群を指示するために操作者によって入力された補助線上での線群の位置関係から隣接線の間隔を求め、線群の補間条件が隣接線の間隔に依存することを利用して線群の補間条件を設定する方法を考案した。
【0005】
従来の操作者の手入力による補間条件の設定方法では、操作者の負担が大きく入力工程上の大きな問題であった。本発明では操作者によって入力された補助線上での線群の位置関係から求めた隣接線の間隔から補間条件を設定しているので、操作者の負担を大幅に軽減することが可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について説明する。図1は本発明による線群の補間を行うためのシステムの説明図である。10は線群の補間を行うための中央処理装置(CPU)、20は地図・図面を光学変換して電子的な画像データに変換するためのスキャナである。30はスキャナにて画像データに変換された線画像を格納するためのファイル装置、40は線の補間を行った後のベクトル化された線画像を格納するためのファイル装置、50は線群の補間条件を指定するパラメータを格納するためのファイル装置、60は線画像や線図形を表示するための表示装置、70は操作者によって補間対象となる線群を指示するための指示装置、80は中央処理装置10での処理を行うのに必要なプログラムを格納するプログラムメモリをそれぞれ示す。またプログラムメモリ80には、隣接線の間隔を獲得するための隣接線の間隔獲得部81,獲得した隣接線の間隔に基づいて補間の条件設定を行う補間条件設定部82、及び線群の補間を行う線群の補間処理部83が格納されている。
【0007】
等高線の補間を例にして、本発明のシステム構成の中央処理装置10において行われる処理の流れを図2及び図3で説明する。図3は本発明による等高線の補間の説明図であり、図3はこれに対応する処理手順を示すフローチャートである。
【0008】
図2で、(a)はファイル装置30から読み出した等高線画像に対して細線化処理を施した図面であって、補間処理の入力となる図面である。101は補間対象となる等高線を表し、かすれや標高値等によって寸断されている部分を多数含んでいる。(b)は図(a)の中で補間対象となる等高線を操作者が指示するための対話処理の説明図である。操作者は図(a)に対して指示装置70を用い、図(b)のように隣接する複数の等高線を横切る補助線201を引き、補助線201と交差する等高線を指示する。補助線と等高線の交点B ,B ,…, B を基準点202として、本発明による等高線の補間処理を実施する。同図 (c)は補完処理の後の図面である。以上のような操作を図面全体の等高線が補間されるまで繰り返して行う。
【0009】
図3は等高線の補間処理に用いるパラメータRを設定するための処理手順を示すフローチャートである。まず、補間処理に用いるパラメータの初期値R を60のファイル装置50より読み出したデフォルト値に設定しておく(ステップ600)。補助線が入力されたならば(ステップ601)、基準点B ,B ,…,B の位置座標(x,y),(x,y),…,(x,y)を求める (ステップ602)、これより隣接する基準点間の距離の平均Iを求める(ステップ603)。
【0010】
今、n回目の補助線入力が行われ、対応する補間処理で用いるパラメータをR とする。ここでは、前回の補間処理で用いたパラメータRn−1 と隣接する基準点間の距離の平均Iから求めたパラメータf(I)との重み付け平均によって、今回の補間処理で用いるパラメータR を求める(ステップ604)。こうして求めたパラメータを用いて、等高線の補間処理を行う(ステップ605)。ここで等高線の補間処理は、例えば、前記従来例にて提案されている方法を用いて行う。
【0011】
次に、等高線の補間処理で用いるパラメータを図4で説明する。同図(a)は領域400内の等高線が途中で寸断されていた場合にその補間を行うための処理を説明する図である。前記従来例の等高線の補間処理によると、まず、寸断起点401を中心とした半径Rの円領域を設定して領域内に端点を持つ別のベクトルを探索し、このベクトルの寸断起点に近い側の端点を寸断終点403の候補とする。それから、このようにして探索した寸断終点の候補が一つであったならば、寸断起点と寸断終点の間にベクトルを発生させて補間する。ここで、探索領域である円領域の半径Rは補間処理で用いるパラメータの一つである。
【0012】
同図(b)はパラメータRを領域410内の隣接等高線の間隔Iよりも大きい値に設定した場合の例を示した図である。このような設定では隣接する等高線が寸断終点となるため、補間処理の対応関係の間違いを引き起こす原因となる。よって、パラメータRは隣接等高線の間隔Iに依存して、これよりも十分に小さい値になるように設定しなければならない。
【0013】
前記従来例では、パラメータRのように隣接等高線の間隔に依存して設定しなければならない数種類のパラメータを用いている。これらのパラメータに対しても本発明に基づくパラメータ設定方法を適用することが可能である。
【0014】
次に、等高線の補間処理で用いるパラメータの設定方法を図5で説明する。同図の式500は図3のステップ604に示したn回目の入力で用いるパラメータR の設定式を表している。ここで、Iは隣接等高線の間隔の平均であるが、図3のように基準点間の距離の平均で近似してもよい。R はn回目の入力で用いるパラメータ、Rn−1 は前回の入力で用いたパラメータである。設定式500は、前回のパラメータ値と隣接等高線の間隔に基づいて求めたパラメータ値の重み付け平均をとることを表し、aは重み付け係数である。f(I)はパラメータRの等高線間の距離に対する依存性を表し、例えば式510のように比例関係を仮定してもよい。式510で、S はパラメータRの等高線間の距離に対する比例係数である。500のような設定式を用いると、入力回数を増加してパラメータを再設定していくに従い、パラメータは図面により適応したものとなる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、図面の縮尺やスキャナの精度により線群の補間条件が異なる場合や、同一図面内の場所によって線群の補間条件が異なる場合でも、その都度、操作者が補間条件を設定し直すことなく補間処理を行うことが可能である。また、図面に対して未調整のパラメータが初期値として設定されていたとしても、2,3回の補助線入力を行うことによって正しい補間を行う割合を増加することが可能である。これより、補間条件の設定に要する操作者の負担を大幅に軽減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による線群の補間を行うためのシステムのブロック図。
【図2】本発明による等高線の補間方法の説明図。
【図3】本発明の処理手順を示すフローチャート。
【図4】等高線の補間処理で用いるパラメータの説明図。
【図5】等高線の補間処理で用いるパラメータの設定方法の説明図。
【符号の説明】
10…中央処理装置、20…スキャナ、30…ファイル装置、40…ファイル装置、50…ファイル装置、60…表示装置、70…指示装置、80…プログラムメモリ、81…隣接線の間隔獲得部、82…補間条件設定部、83…線群の補間処理部。

Claims (3)

  1. 線群の補間方法において、補間対象となる図面を画像データとして入力する入力手段、入力図面及び補間結果を表示する表示手段、入力図面上の補間対象となる線群を指示する指示手段と、上記指示線群における隣接線の間隔を獲得する隣接線の間隔獲得部、上記指示線群の補間条件を設定する補間条件設定部、上記指示線群の補間を行う線群の補間処理部からなるプログラムを格納する記憶手段とを有し、獲得した隣接線の間隔から線群の補間条件を設定することを特徴とする線群の補間方法。
  2. 請求項1において、補間対象となる線群を指示するために操作者によって入力された補助線上での線群の位置関係を求め、補助線上での位置関係から隣接線の間隔を求める線群の補間方法。
  3. 請求項1において、前回の入力で用いた補間条件と、新たに獲得した隣接線の間隔から求めた補間条件との重み付け平均を新たな補間条件として設定し、入力回数を増加することによって図面に適応した補間条件に調整していく線群の補間方法。
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