JP3612305B2 - 情報提供システムおよびその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
この発明は、テレビやラジオ等の情報発信媒体を通して発信された発信情報に基づいて、視聴者が情報提供を受けたり、視聴者が意見を伝えたりすることが容易にできるようにした情報提供システムおよび情報収集システムに関する。また、このように情報提供を受けたり、意見を伝えたりした視聴者に対して、何らかのインセンティブを与えることができるようした情報提供システムおよび情報収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術および課題】
従来、テレビやラジオ等の各種メディアは、視聴者に対して一方的に情報を発信していた。
【0003】
しかし、近年においては、家庭へのインターネットの普及に伴い、テレビ局では番組専用のホームページを設けており、当該ホームページ上において、番組内容の紹介や番組内では放送しきれなかった詳細な内容の紹介を行っている。このようなホームページ上において、電子掲示板や電子メールにより視聴者から番組に関する意見等を募集し、それを番組製作にフィードバックするといったことも行われている。
【0004】
さらに、世論調査やアンケート調査のために視聴者に意見を求める番組も増えてきている。すなわち、ある事象に関する討論会を番組内で行い、その討論を視聴した視聴者から様々な意見を集め、さらにその意見を番組内で発表し討論会を盛り上げるのである。
【0005】
視聴者からの意見を募集する手段として、電子掲示板や電子メールの他に、ハガキ、電話またはファクシミリ等が比較的利用されている。
【0006】
しかし、上記のような方法においては、各種メディアは番組の中でホームページアドレス、電子メールアドレス、宛先、電話番号、ファクシミリ番号等を放送しなければならず、一方、視聴者はそれらをメモ等のように何らかの形で記憶しなければならなかった。この場合において、上記のようなホームページアドレス、電子メールアドレス、宛先、電話番号、ファクシミリ番号は、比較的長い文字列で表記されているため、視聴者にとって間違えることなく暗記したりメモとして記録するのは大変煩わしい作業であった。
【0007】
また、メモの書き間違いにより、近似する電話番号への間違い電話や、近似するメールアドレスへの間違いメール等が発生するといった問題もあった。
【0008】
さらに、視聴者によっては、メモを取り電話をかける手間に値する見返りがない限り、自分の意見を伝えることを拒むといった場合も十分に考えられる。
【0009】
一方、意見を募集する方の各種メディアにおいては、投書、電話、ファクシミリ、電子メール等で集められた意見を同一の媒体上にまとめる作業が必要であり、この作業にはかなりの負担を要することが考えられる。
【0010】
この発明は、このような問題点を解決するものであって、視聴者は、複雑な文字列を使用しなくても各種メディアから情報提供を受けたり、各種メディアに対して意見を伝えたりすることが容易にできる情報提供システムおよび情報収集システムを提供することを目的とする。
【0011】
また、情報提供を受けたり意見を伝えたりした視聴者に対して何らかのインセンティブを与えることのできる情報提供システムを提供することを目的とする。
【0012】
さらに、情報提供を受けたり意見を伝えることによってインセンティブを与えられた視聴者に関する情報を、一元管理することのできる情報提供システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
(1)(2)(6)この発明にかかる情報提供システムは、
情報提供サーバ装置と、当該情報提供サーバ装置に通信可能に設けられた複数の端末装置とを備えた情報提供システムであって、
前記情報提供サーバ装置は、
ユーザが訪れるべき端末装置の順を示す情報と、各ユーザがたどりついた端末装置を示すポインタ情報と、各端末装置に対応付けられた情報IDとを記述した管理テーブルおよび、各端末装置に対応付けられた次の端末装置の設置場所に関する提供情報を記録した提供情報データベースを記録しており、
前記端末装置は、
ユーザによる情報IDの入力を受けて、当該情報IDを情報提供サーバ装置に送信する手段と、
情報提供サーバ装置から受信した次の端末装置の設置場所に関する提供情報および次に入力すべき情報IDを出力する手段とを備え、
前記情報提供サーバ装置は、
端末装置からの情報IDを受けて、前記管理テーブルに記録された当該ユーザのポインタ情報に基づいて、当該ユーザが訪れるべき端末装置を特定し、当該端末装置に対応して記録された情報IDが、端末装置からの情報IDと合致するか否かを判断する手段と、
前記情報IDが合致すると判断した場合に、前記管理テーブルおよび前記提供情報データベースに基づいて、当該ユーザが次に訪れるべき端末装置を特定し、当該端末装置に対応して記録された情報IDおよび設置場所に関する提供情報を取得して端末装置に送信する手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0014】
したがって、ユーザは、情報発信媒体に付された情報IDに基づいて、所望の提供情報を簡単に取得することができる。また、情報提供サーバ装置は、当該提供情報に興味を持つユーザに対して、提供情報を効率よく見せることができる。
【0015】
(3)(4)(7)この発明にかかる情報提供システムは、
情報提供サーバ装置と、当該情報提供サーバ装置に通信可能に設けられた端末装置とを備えた情報提供システムであって、
前記情報提供サーバ装置は、
ユーザが訪れるべき場所の順を示す情報と、各ユーザがたどりついた場所を示すポインタ情報と、各場所に対応付けられた情報IDとを記述した管理テーブルおよび、各場所に対応付けられた次に訪れるべき場所に関する提供情報を記録した提供情報データベースを記録しており、
前記端末装置は、
ユーザによる情報IDの入力を受けて、当該情報IDを情報提供サーバ装置に送信する手段と、
情報提供サーバ装置から受信した次に訪れるべき場所に関する提供情報および次に入力すべき情報IDを出力する手段とを備え、
前記情報提供サーバ装置は、
端末装置からの情報IDを受けて、前記管理テーブルに記録された当該ユーザのポインタ情報に基づいて、当該ユーザが訪れるべき場所を特定し、当該場所に対応して記録された情報IDが、端末装置からの情報IDと合致するか否かを判断する手段と、
前記情報IDが合致すると判断した場合に、前記管理テーブルおよび前記提供情報データベースに基づいて、当該ユーザが次に訪れるべき場所を特定し、当該場所に対応して記録された情報IDおよび場所に関する提供情報を取得して端末装置に送信する手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0016】
したがって、ユーザは、情報発信媒体に付された情報IDをユーザ端末装置に入力するだけで、所望の提供情報を情報提供サーバ装置から簡単に取得することができる。また、情報提供サーバ装置は、当該提供情報に興味を持つユーザに対して、提供情報を効率よく見せることができる。
【0017】
(3)この発明にかかる情報提供サーバ装置は、情報IDを付した情報発信媒体を用いて情報提供を行う情報提供システムを構成するための情報提供サーバ装置であって、ユーザの有するユーザ端末装置と通信可能に設けられており、ユーザが前記情報発信媒体から取得した情報IDをユーザ端末装置から受信し、前記情報発信媒体の情報IDと提供情報とを対応づけて記録しており、ユーザ端末装置から受信した情報IDに基づいて当該提供情報をユーザ端末装置に送信し、提供情報の送信後さらに、ユーザからポイントの登録指示を受けた場合には、当該ユーザに所定のポイントを付与して記録する処理を行うことを特徴としている。
【0018】
したがって、情報提供サーバ装置は、情報発信媒体に付された情報IDにより提供情報を要求するユーザに対して、提供情報を効率よく見せることができる。
【0019】
(4)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、情報発信媒体は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、電光掲示板、印刷物、商品ラベル、商品パッケージ、スクラッチカードまたはインターネットのウェブページによって情報を発信することを特徴としている。
【0020】
したがって、情報発信媒体により多様な視聴者に対して情報を発信することができ、情報提供サーバ装置は、多様な視聴者からアクセスを受けることができる。また、複数のメディアから同じ情報IDを発信した場合、当該情報IDに対する視聴者からのアクセス情報を一元管理することができる。
【0021】
(5)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、ユーザ端末装置は、インターネットに接続可能な端末装置であって、情報提供サーバ装置にアクセスする際には情報発信媒体によらない共通のURLを使用することを特徴としている。
【0022】
したがって、ユーザ端末装置に記憶した所定のURLを使用して情報提供サーバ装置にアクセスすることができる。すなわち、ユーザは、各種メディア毎に別々に発信されるURLを使用しなくてもよい。また、情報提供サーバ装置は、ユーザからのアクセス情報を一元的に管理することができる。
【0023】
(6)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、ユーザ端末装置は、電話、ファクシミリ、携帯電話またはコンピュータ装置であることを特徴としている。
【0024】
したがって、ユーザである視聴者は、身近にある装置を利用して情報提供サーバ装置に簡単にアクセスすることができる。また、携帯電話を利用することにより、場所を選ばず情報提供サーバ装置にアクセスすることができる。
【0025】
(7)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、情報提供サーバ装置は、ユーザ端末装置からの送信を受けて所定の処理を行うことを特徴としている。
【0026】
したがって、情報提供サーバ装置は、ユーザ端末装置の入力に応じた所定の処理を行うことができ、多様な形態でユーザに情報提供を行うことができる。
【0027】
(8)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、情報提供サーバ装置が行う所定の処理は、ユーザに選択または入力させる処理であることを特徴としている。
【0028】
したがって、情報提供サーバ装置は、情報IDに基づいて、ユーザが入力した選択データまたは入力データを確実に収集することができる。また、収集したデータを一元管理することができる。
【0029】
(9)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、情報提供サーバ装置が行う所定の処理は、広告に関する詳細情報をユーザに視聴させる処理であることを特徴としている。
【0030】
したがって、広告に興味をもつユーザに対して、当該広告の詳細情報を見せることができるので広告効率がよい。
【0031】
(10)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、情報提供サーバ装置が行う所定の処理は、ユーザにゲームをさせる処理であることを特徴としている。
【0032】
したがって、情報提供システムに娯楽性を持たせることができ、ユーザの情報提供サーバ装置へのアクセスを増やすことができる。
【0033】
(8)(9)この発明にかかる情報提供システムは、
ポイントIDが隠蔽して記された情報発信媒体と、ユーザ端末装置と、当該ユーザ端末装置と通信可能に設けられた情報提供サーバ装置を用いて、ポイントIDに対応付けられた所定ポイントをユーザに付与するための情報提供システムであって、
前記情報提供サーバ装置は、ポイントID、前記ポイントIDに対応するポイント数および前記ポイントIDが有効であるか無効であるかを示す使用済みサインを記録した提供情報データベースを記録しており、
前記ユーザ端末装置は、
ユーザによる、前記情報発信媒体において隠蔽が解除されたポイントIDの入力を受けて、当該ポイントIDを情報提供サーバ装置に送信する手段と、
情報提供サーバ装置から受信した提供情報を出力する手段とを備え、
前記情報提供サーバ装置は、
端末装置からのポイントIDを受けて、前記情報提供データベースに記録された当該ポイントIDに対応する使用済みサインに基づいて前記ポイントIDが有効であるか否かを判断する手段と、
前記ポイントIDが有効であると判断した場合に、前記情報提供データベースに記録された当該ポイントIDに対応するポイント数を取得し、前記取得したポイント数をユーザIDに対応付けて記録する手段と、
前記取得したポイント数を提供情報として端末装置に送信する手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0034】
したがって、ポイントIDに基づいてユーザにポイントを付与することができるので、ユーザにとっての娯楽性の高めることができる。これにより、ユーザの情報提供サーバ装置へのアクセス数を向上させることができる。
【0035】
(12)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置においては、情報発信媒体は、前記ポイントIDが隠蔽されて印刷されたスクラッチカードであることを特徴としている。
【0036】
したがって、ポイントIDに基づいてユーザにポイントを付与することができるので、ユーザにとっての娯楽性を高めることができる。これにより、ユーザの情報提供サーバ装置へのアクセス数を向上させることができる。また、ポイントIDが隠蔽されて印刷されているので、第三者の不正を防止することができる。
【0037】
(13)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、提供情報は、ユーザが次に入力すべき情報IDおよび当該情報IDを入力すべき他のユーザ端末装置を示す情報であることを特徴としている。
【0038】
したがって、ユーザに複数のユーザ端末装置を使用させることができる。
【0039】
(14)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、
情報提供サーバ装置は、
各設置場所の端末装置について、ユーザが訪れるべき順を端末IDにて示す情報と、各ユーザがたどりついた端末装置を端末IDにて示すポインタ情報と、各端末装置に対応付けられた情報IDとを記述した管理テーブルおよび、各端末装置に対応付けられた次の端末装置の設置場所に関する提供情報を記録した提供情報データベースを記録しており、
端末装置は、
ユーザによる情報IDの入力を受けて、当該情報IDおよび自己の端末IDを情報提供サーバ装置に送信する手段と、
情報提供サーバ装置から受信した次の端末装置の設置場所に関する提供情報および次に入力すべき情報IDを出力する手段とを備え、
前記情報提供サーバ装置は、
前記端末装置からの情報IDおよび端末IDを受けて、前記管理テーブルに記録された当該ユーザのポインタ情報に基づいて、当該ユーザが訪れるべき端末装置を特定して、送られてきた端末IDが正しいかどうかをチェックし、当該端末装置に対応して記録された情報IDが、端末装置からの情報IDと合致するか否かを判断する手段と、
前記端末IDおよび前記情報IDが正しいと判断した場合に、前記管理テーブルおよび前記提供情報データベースに基づいて、当該ユーザが次に訪れるべき端末装置を特定し、当該端末装置に対応して記録された情報IDおよび設置場所に関する提供情報を取得して前記端末装置に送信する手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0040】
したがって、ユーザ自身にユーザ端末装置を所持させることなく、複数のユーザ端末装置を探索するクイズラリーを行わせることができる。例えば、一人のユーザを移動させながら複数のユーザ端末装置から情報提供サーバ装置にアクセスさせることができる。これにより、移動することに伴う娯楽性を持たせつつ情報提供システムを利用させることができる。
【0041】
(5)この発明にかかる情報提供システムは、
情報提供サーバ装置は、提供情報データベースに、情報IDに対応付けたポイント数を記録しており、
端末装置は、ユーザIDを送信する手段をさらに備え、
前記情報提供サーバ装置は、端末装置からのユーザIDを受けて、前記提供情報データベースに基づいて前記情報IDに対応したポイント数を取得し、当該取得したポイント数を前記ユーザIDに対応付けて記録する手段をさらに備えたことを特徴としている。
【0042】
したがって、ユーザにポイントや現金等のインセンティブを目的として情報提供サーバ装置にアクセスさせることができ、アクセス数を増加させることができる。
【0043】
(16)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、ユーザ端末装置は、ユーザからの入力を受けて、プログラムに従ったローカル処理を行い、情報提供サーバ装置に送信すべきデータを作成することを特徴としている。
【0044】
したがって、ユーザ端末装置は、情報提供にかかる処理を迅速に行うことができる。例えば、サーバ装置にアクセスすることなく表示すべき画面を生成することができるので処理が速い。また、ユーザ端末装置は、ユーザに対して多様な形態での処理またはコンテンツを提供することができる。
【0045】
(17)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、ローカル処理を行うプログラムは、ユーザ端末装置が情報提供サーバ装置からダウンロードしたプログラムであることを特徴としている。
【0046】
したがって、ユーザは、必要なプログラムのみを選択してユーザ端末装置に保存しておくことができる。また、情報提供サーバ装置においては、ユーザ端末装置でローカル処理を行うプログラムを容易に更新することができ効率がよい。
【0047】
(18)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、ローカル処理を行うプログラムは、ユーザの認証情報を含んでおり、情報提供サーバ装置にアクセスした際に当該認証情報を送信することを特徴としている。
【0048】
したがって、ユーザは、ユーザIDやパスワード等の認証情報を入力することなく認証機能を持った情報提供サーバ装置にアクセスすることができる。
【0049】
(19)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、ローカル処理を行うプログラムは、ユーザが入力した情報IDに基づいて入力画面を生成して表示することを特徴としている。
【0050】
したがって、1つのプログラムで複数の入力画面を生成することができ効率がよい。
【0051】
(20)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、入力画面は、ユーザが入力した情報IDに基づいて決定された個数の選択項目を表示することを特徴としている。
【0052】
したがって、1つのプログラムで複数の入力画面を生成することができ効率がよい。
【0053】
(21)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、ユーザ端末装置は、プログラムとともに、複数の入力画面を表示するためのデータをダウンロードすることを特徴としている。
【0054】
したがって、入力画面の生成を行うことなく複数の入力画面を生成することができる。
【0055】
(22)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、入力画面を表示するためのデータは、予め情報IDに対応づけて記録されていることを特徴としている。
【0056】
したがって、情報提供サーバ装置は、ユーザ端末装置から受けた情報IDに対応する入力画面を即時に送信することができる。
【0057】
(23)この発明にかかる情報提供方法、情報提供システムまたは情報提供サーバ装置において、ローカル処理を行うプログラムは、ユーザのポイント情報をユーザ端末装置内で管理することを特徴としている。
【0058】
したがって、ユーザ端末装置が通信可能でない状況であっても、ユーザは情報提供システムにおける当該ユーザのポイント情報を確認することができる。
【0059】
(10)(11)この発明にかかる情報提供システムは、
情報収集サーバ装置と、当該情報収集サーバ装置に通信可能に設けられた複数の端末装置とを備えた情報収集システムであって、
前記端末装置は、
ユーザから、情報IDおよび、募集内容に対する情報であって複数の選択肢の中から1の選択肢を選択して得られる情報の入力を受け付ける手段と、
前記情報IDおよび前記募集内容に対する情報を情報収集サーバ装置に送信する手段を備え、
前記情報収集サーバ装置は、
端末装置からの情報IDおよび募集内容に対する情報を受けて、情報IDおよび募集内容に対する情報を記録する手段と、
複数のユーザ端末装置から受け付けた募集内容に対する情報に基づいて、情報IDごとに、募集内容に対する情報として選択された各選択肢の個数を算出し、
当該個数に応じてユーザに付与するためのポイント数を決定する手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0060】
したがって、ユーザは、情報発信媒体に付された情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報を、簡単に情報収集サーバ装置に送信することができる。また、情報収集サーバ装置は、情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報を効率的に収集することができる。例えば、ユーザから収集した情報をデータベース等で一元管理しやすい。これにより、即時に情報の分析を行うことができる。
【0061】
(25)この発明にかかる情報収集システムは、情報IDを付した情報発信媒体を用いて情報収集を行う情報収集システムであって、ユーザの有するユーザ端末装置と、前記ユーザ端末装置と通信可能に設けられた情報収集サーバ装置とを備えており、ユーザ端末装置は、ユーザが前記情報発信媒体から取得した情報IDおよび当該情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報の入力を受けて、当該情報IDおよび当該情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報を情報収集サーバ装置に送信し、情報収集サーバ装置は、前記情報発信媒体の情報IDと、当該情報IDに関連づけられた募集内容とを対応づけて記録しており、さらにユーザ端末装置から受信した情報IDおよび当該情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報を対応づけて記録することを特徴としている。
【0062】
したがって、ユーザは、情報発信媒体に付された情報IDおよび当該情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報をユーザ端末装置に入力するだけで、これらの情報を容易に情報収集サーバ装置に送信することができる。また、情報収集サーバ装置は、情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報を効率的に収集することができる。例えば、ユーザから収集した情報をデータベース等で一元管理しやすい。これにより、即時に情報の分析を行うことができる。
【0063】
(26)この発明にかかる情報収集サーバ装置は、情報IDを付した情報発信媒体を用いて情報収集を行う情報収集システムを構成するための情報収集サーバ装置であって、ユーザの有するユーザ端末装置と通信可能に設けられており、ユーザが前記情報発信媒体から取得した情報IDおよび当該情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報をユーザ端末装置から受信し、前記情報発信媒体の情報IDと、当該情報IDに関連づけられた募集内容とを対応づけて記録しており、さらにユーザ端末装置から受信した情報IDおよび当該情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報を対応づけて記録することを特徴としている。
【0064】
したがって、情報収集サーバ装置は、情報発信媒体に付された情報IDおよび当該情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報をユーザ端末装置から効率的に収集することができる。例えば、ユーザから収集した情報をデータベース等で一元管理しておくことにより、即時にユーザの情報を分析することができる。
【0065】
(27)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、情報発信媒体は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、電光掲示板、印刷物、商品ラベル、商品パッケージ、スクラッチカードまたはインターネットのウェブページによって情報を発信することを特徴としている。
【0066】
したがって、情報発信媒体により多様な視聴者に対して情報を発信することができ、情報収集サーバ装置は、多様な視聴者からアクセスを受けることができる。また、複数のメディアから同じ情報IDを発信した場合、当該情報IDに対する視聴者からのアクセス情報を一元管理することができる。
【0067】
(28)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、ユーザ端末装置は、インターネットに接続可能な端末装置であって、情報収集サーバ装置にアクセスする際には情報発信媒体によらない共通のURLを使用することを特徴としている。
【0068】
したがって、ユーザ端末装置に記憶した所定のURLを使用して情報収集サーバ装置にアクセスすることができる。すなわち、ユーザは、各種メディア毎に別々に発信されるURLを使用しなくてもよい。また、情報収集サーバ装置は、ユーザからのアクセス情報を一元的に管理することができる。
【0069】
(29)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、ユーザ端末装置は、電話、ファクシミリ、携帯電話またはコンピュータ装置であることを特徴としている。
【0070】
したがって、ユーザである視聴者は、身近にある装置を利用して情報収集サーバ装置にアクセスすることができる。また、携帯電話を利用することにより、場所を選ばず情報収集サーバ装置にアクセスすることができる。
【0071】
(30)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、情報収集サーバ装置は、ユーザ端末装置から受信した情報IDおよび当該情報IDに関連づけられた募集内容に対する情報に応じて、ユーザにインセンティブを与えることを特徴としている。
【0072】
したがって、ユーザにポイントや現金等のインセンティブを目的として情報収集サーバ装置にアクセスさせることができ、アクセス数を増加させることができる。
【0073】
(31)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、ユーザ端末装置は、ユーザからの入力を受けて、プログラムに従ったローカル処理を行い、情報収集サーバ装置に送信すべきデータを作成することを特徴としている。
【0074】
したがって、ユーザ端末装置は、情報収集にかかる処理を迅速に行うことができる。例えば、サーバ装置にアクセスすることなく表示すべき画面を生成することができるので処理が速い。また、ユーザ端末装置は、ユーザに対して多様な形態での処理またはコンテンツを提供することができる。
【0075】
(32)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、ローカル処理を行うプログラムは、ユーザ端末装置が情報収集サーバ装置からダウンロードしたプログラムであることを特徴としている。
【0076】
したがって、ユーザは、必要なプログラムのみを選択してユーザ端末装置に保存しておくことができる。また、情報収集サーバ装置においては、ユーザ端末装置でローカル処理を行うプログラムを容易に更新することができ効率がよい。
【0077】
(33)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、ローカル処理を行うプログラムは、ユーザの認証情報を含んでおり、情報収集サーバ装置にアクセスした際に当該認証情報を送信することを特徴としている。
【0078】
したがって、ユーザは、ユーザIDやパスワード等の認証情報を入力することなく認証機能を持った情報収集サーバ装置にアクセスすることができる。
【0079】
(34)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、ローカル処理を行うプログラムは、ユーザが入力した情報IDに基づいて入力画面を生成して表示することを特徴としている。
【0080】
したがって、1つのプログラムで複数の入力画面を生成することができ効率がよい。例えば、ユーザ端末装置は、ユーザが入力した情報IDに応じた処理を実行してコンテンツを提供することができる。
【0081】
(35)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、入力画面は、ユーザが入力した情報IDに基づいて決定された個数の選択項目を表示することを特徴としている。
【0082】
したがって、1つのプログラムで複数の入力画面を生成することができ効率がよい。
【0083】
(36)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、ユーザ端末装置は、プログラムとともに、複数の入力画面を表示するためのデータをダウンロードすることを特徴としている。
【0084】
したがって、入力画面の生成を行うことなく複数の入力画面を生成することができる。
【0085】
(37)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、入力画面を表示するためのデータは、予め情報IDに対応づけて記録されていることを特徴としている。
【0086】
したがって、情報収集サーバ装置は、ユーザ端末装置から受けた情報IDに対応する入力画面を即時に送信することができる。
【0087】
(38)この発明にかかる情報収集方法、情報収集システムまたは情報収集サーバ装置において、ローカル処理を行うプログラムは、ユーザのポイント情報をユーザ端末装置内で管理することを特徴としている。
【0088】
したがって、ユーザ端末装置が通信可能でない状況であっても、ユーザは情報収集システムにおける当該ユーザのポイント情報を確認することができる。
【0089】
この発明において、「情報ID」とは、発信情報を特定するためにユーザに通知され、発信情報単位に発行されるユニークな識別符号である。
【0090】
「情報発信媒体」とは、ユーザが接することのできる情報またはその情報を発信するものを意味する。例えば、テレビ放送、ラジオ放送、新聞、雑誌、電光掲示板、印刷物、商品ラベル、商品パッケージ、スクラッチカードまたはインターネットのウェブページ等がこれに該当する。
【0091】
「情報IDとポイントIDを伴って情報提供サーバ装置にアクセス」するとは、情報IDとポイントIDを同時に送信する行為を行う場合、および、情報IDを送信する行為をした後に、さらにポイントIDを送信する行為を行う場合を含むものとする。
【0092】
【発明の実施の形態】
1.第1の実施形態
1−1.全体構成および処理概要
以下、本発明における一実施形態について、図面を参照して説明する。図1に、情報提供システムの全体構成を示す。この図において、情報提供サーバ装置10とユーザ端末装置である携帯電話14はインターネット1を介して接続可能である。
【0093】
また、情報発信媒体12であるテレビは、携帯電話14とは直接には接続されておらず、ユーザ2を介して情報の伝達を行うことができるものである。
【0094】
さらに、放送局11は、情報提供サーバ装置10と直接的または間接的に情報の伝達を行うことができる。この場合において、直接的とは、例えば情報提供サーバ装置10が、放送局11内における放送システムのサーバ装置等と電気通信回線を通じて接続可能であることをいい、間接的とは、例えば情報提供サーバ装置10の出力を受けた担当者が、放送局の担当者に情報伝達することをいう。なお、この場合において、フレキシブルディスク(FD)等の記録媒体によって必要なデータの情報伝達を行ってもよい。
【0095】
ここで、情報提供サーバ装置10は、システム運営業者等のコンピュータ装置によって実現され、データベース機能部10Aおよびウェブサーバ機能部10Bを備えている。また、携帯電話14は、ユーザ2の所有するインターネットに接続可能な携帯電話であって、ウェブブラウザ機能部14Aを備えている。
【0096】
なお、図1において、携帯電話14、放送局11および情報発信媒体12は1つしか示されていないが、実際には複数の装置が存在する。
【0097】
以下、本実施形態における処理の概要について説明する。まず、放送局11から送信されたテレビ放送を情報発信媒体12であるテレビにおいて表示し、ユーザ2はこのテレビ放送を視聴する。
【0098】
例えば、当該テレビ放送において、ある商品の広告が放送された場合、同時にその広告に関する情報IDも放送される。ユーザ2が、前記商品に関する情報を得たい場合には、所定のURLを携帯電話14に入力して情報提供サーバ装置10にアクセスし、前記情報IDを入力して送信する。
【0099】
アクセスを受けた情報提供サーバ装置10は、当該情報IDに対応づけて記録している商品広告を提供情報として携帯電話14に送信する。したがって、ユーザ2は、携帯電話14に所望の商品の詳細情報を表示させることができる。
【0100】
その後、情報提供サーバ装置10は、ユーザ2がユーザ登録を行っている会員である場合には、インセンティブとして一定のポイントをユーザ2に与える処理を行う。また、ポイントを加算されたユーザ2は、一定量のポイントを蓄積した場合に、当該ポイントを所望の景品と交換したり、キャッシュバックを受けたりできる。
【0101】
なお、本明細書においては、上記のような情報提供(収集)システムを用いて行うサービスを「メディアマイレージ(商標)サービス」と称することとする。
【0102】
1−2.ハードウェア構成
図2に、情報提供サーバ装置10のハードウェア構成図を示す。このサーバ装置は、CPU20、メモリ21、ディスプレイ22、ハードディスク23(記憶装置)、キーボード/マウス24、通信回路25を備えている。
【0103】
なお、通信回路25は、他のコンピュータ装置との接続を行うための回路であって、インターネットに接続可能である。ハードディスク23には、情報提供を行うためのプログラム、データベース機能部10Aを実現するためのプログラム、ウェブサーバ機能部10Bを実現するためのプログラム等が記録されている。
【0104】
図3に、ユーザ端末装置である携帯電話14のハードウェア構成図を示す。この装置は、CPU30、メモリ31、ディスプレイ32、入力キー33、通信回路34を備えている。
【0105】
なお、通信回路34は、他のコンピュータ装置との接続を行うための回路であって、インターネットに接続可能である。メモリ31には、ウェブブラウザ機能部14Aを実現するためのプログラム等が記録されている。
【0106】
1−3.会員登録
図4は、本実施形態において、ユーザ2が情報提供システムに会員登録を行う場合のフローチャートである。なお、図5は、この場合に、携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0107】
まず、ユーザ2は、携帯電話14に所定のURLを入力して(図4、ステップS408)情報提供サーバ装置10にアクセスする(ステップS401)。
【0108】
携帯電話14からのアクセスを受けて、情報提供サーバ装置10は、図5に示すような、当該情報提供システムのトップメニュー画面51を携帯電話14に送信する(ステップS411)。
【0109】
次に、ユーザ2が、携帯電話14で「会員登録」51Aボタンを押下すると(ステップS402)、情報提供サーバ装置10は、会員登録画面52を送信する(ステップS412)。なお、前記会員登録画面52には、名前、住所、メールアドレス、性別、誕生日等の情報を入力するための入力欄が表示される。
【0110】
ユーザ2が、前記会員登録画面52において会員登録情報を入力し、「確認」ボタン52Aを押下して情報提供サーバ装置10に送信すると(ステップS403)、情報提供サーバ装置10は、登録内容確認画面53を送信する(ステップS413)。なお、前記登録内容確認画面53は、前記会員登録画面52においてユーザ2が入力した会員登録情報を確認するためのものである。
【0111】
さらに、ユーザ2が、登録内容確認画面53において会員登録情報の内容を確認し「登録」ボタン53Aを押下すると(ステップS404)、情報提供サーバ装置10は、携帯電話14から受信した会員登録情報を会員情報データベース40に登録する会員登録処理を行う(ステップS414)。
【0112】
なお、図6に、会員情報データベース40の例を示す。このデータベースの項目には、ユーザ2が入力した会員登録情報に加えて、ユーザを識別するためのIDおよびパスワードが自動発行され登録される。例えば、図5におけるユーザである「携帯太郎」は、IDが「KGHTR」、パスワードが「8923」で会員情報データベース40のレコード61に登録されている。
【0113】
次に、会員登録処理を終えた情報提供サーバ装置10は、登録終了画面54を携帯電話14に送信する(ステップS415)。なお、前記登録終了画面54には、後述する会員登録確認メール55への参照を促す内容が表示される。
【0114】
また、情報提供サーバ装置10は、会員登録確認メール55を作成し、会員情報データベース40に登録されたユーザのメールアドレスへ送信を行う(ステップS416)。なお、本実施形態においては、前記メールアドレスは、会員登録を行っている携帯電話14の電子メールアドレスであることが望ましい。
【0115】
次に、ユーザ2は、携帯電話14の電子メール機能を利用して、情報提供サーバ装置10から送信された会員登録確認メール55を受信する(ステップS405)。なお、前記会員登録確認メール55には、情報提供サーバ装置10において自動発行されたIDおよびパスワードのほか、ユーザの登録情報等が表示される。ここで、前記IDおよびパスワードは、ユーザが情報提供システムにおいてサービスを受ける場合に使用するものであるため、メールを保護保存することが望ましく、その旨を会員登録確認メール55内に明示している。
【0116】
また、前記会員登録確認メール55の下部には、当該サービスの解約処理を行うURL(http://www.mm−service.com/cancel)が記載されている。例えば、ユーザがメールアドレスを誤入力したため、当該メールアドレスをもつ第三者にメールが配信されることも十分考えられ、この場合に当該第三者に登録をキャンセルさせるためである。
【0117】
すなわち、当該第三者が会員登録確認メール55内の前記解約処理を行うURLを入力して(ステップS409)、情報提供サーバ装置10にアクセスすると(ステップS406)、情報提供サーバ装置10は、この第三者の端末装置に、会員登録解約画面を送信する(ステップS417)。
【0118】
さらに、第三者が解約に承諾するための解約情報を入力して情報提供サーバ装置10に送信すると(ステップS407)、情報提供サーバ装置10は、会員登録情報の削除処理を行い、会員情報データベース40に記録されている当該メールアドレスに関連する会員登録情報を削除する(ステップS418)。
【0119】
会員登録を行うことにより、ユーザ2は以下に示す情報提供を受けることができる。
【0120】
1−4.情報提供サーバ装置へのアクセス
(1)広告の場合
テレビ放送において商品広告が放送されたとき、ユーザが即座に当該商品の詳細情報を知りたい場合がある。この場合、ユーザ2は、携帯電話14から情報提供サーバ装置10にアクセスし、商品広告と同時に放送された情報ID(以下、メディアマイレージ(商標)コード(MMコード)と称する)を送信して商品の詳細情報を取得することができる。
【0121】
図7は、携帯電話14と情報提供サーバ装置10において、ユーザ2が商品の詳細情報である広告情報を取得する場合のフローチャートである。なお、図8は、この場合に、情報発信媒体12であるテレビに表示される画面および携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0122】
まず、ユーザ2は、テレビにて放送される商品広告画面81(図8)を視聴する。なお、前記商品広告画面81は、通常のテレビコマーシャル画面であって、商品説明やキャッチフレーズなどとともに放送される映像である。また、前記商品広告画面81の中では、MMコードが表示されており、ユーザ2は、当該MMコードを記憶するかメモ等に記録しておく。
【0123】
そして、ユーザ2は、携帯電話14のブラウザ機能を利用して、所定のURLを入力し情報提供サーバ装置10にアクセスする(図7、ステップS701)。携帯電話14からのアクセスを受けて、情報提供サーバ装置10は、図8に示すような、当該情報提供システムのトップメニュー画面82を携帯電話14に送信する(ステップS711)。
【0124】
次に、ユーザ2が、トップメニュー画面82の「MMコード」入力欄82Aに記憶またはメモ等に記録した前記MMコードを入力して「GO」82Bボタンを押下すると(ステップS702)、情報提供サーバ装置10は、入力を受けたMMコードを検索キーにして提供情報データベース70を検索し、該当する提供情報を抽出する(ステップS712)。
【0125】
図9に、提供情報データベース70の例を示す。このデータベースの項目には、MMコード、情報タイプ、MMコードに対応する画面を表示させるための画面ファイル名、MMコードを受け付け可能かどうかを判断する受付期間、ポイントルールなどが登録されている。例えば、図8においては、MMコード「0010」を検索キーにして、提供情報データベース70のレコード91が抽出されている。
【0126】
さらに、情報提供サーバ装置10は、抽出した提供情報を、入力されたMMコードに対応する商品の詳細情報を提供情報画面83として携帯電話14に送信する(ステップS713)。なお、提供情報によっては、前記提供情報画面83の他に第2の提供情報画面84を表示させるようにしてもよい。この場合、ユーザ2は、前記提供情報画面83の「次へ」ボタン83Aを押下して、第2の提供情報画面84を表示させればよい。
【0127】
そして、ユーザ2が、図8に示す提供情報画面84において、「閉じる」ボタン84Aを押下すると(ステップS704)、情報提供サーバ装置10は、広告終了画面85を送信する(ステップS714)。
【0128】
なお、上記実施形態においては、商品の広告をユーザに見せるようにしたが、音楽CD等の試聴をできるようにシステムを構成してもよい。この場合、MP3等の音楽データをユーザ端末装置にダウンロードさせるようにすればよい。
【0129】
(2)投票の場合
バラエティ番組等のテレビ放送において、人気のある料理を決定する番組が放送されている。番組内で視聴者から好きな料理に関する投票を募集する場合、ユーザ2は、携帯電話14から情報提供サーバ装置10にアクセスし、投票の募集において放送されたMMコードを送信し、好きな料理に関する投票を行うことができる。
【0130】
図10は、携帯電話14と情報提供サーバ装置10において、ユーザ2が投票を行う場合のフローチャートである。なお、図11は、この場合に、情報発信媒体12であるテレビに表示される画面および携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0131】
まず、ユーザ2は、テレビにて放送される番組画面111(図11)を視聴する。なお、前記番組画面111は、例えば、「どっちが好き?」というタイトルのバラエティ番組であって、「みたらし団子」と「三色団子」のどちらが好みであるかを視聴者に投票させる番組である。また、前記番組画面111の中では、MMコードが表示されており、ユーザ2は、当該MMコードを記憶するかメモ等に記録しておく。
【0132】
そして、ユーザ2は、携帯電話14のブラウザ機能を利用して、所定のURLを入力し情報提供サーバ装置10にアクセスする(図10、ステップS1001)。携帯電話14からのアクセスを受けて、情報提供サーバ装置10は、図11に示すような、当該情報提供システムのトップメニュー画面112を携帯電話14に送信する(ステップS1011)。
【0133】
次に、ユーザ2が、トップメニュー画面112の「MMコード」入力欄112Aに記憶またはメモ等に記録した前記MMコードを入力し、「GO」112Bボタンを押下すると(ステップS1002)、情報提供サーバ装置10は、入力を受けたMMコードを検索キーにして提供情報データベース70を検索し、該当する提供情報を抽出する(ステップS1012)。
【0134】
例えば、図11においては、MMコード「0020」を検索キーにして、提供情報データベース70のレコード92が抽出されている。
【0135】
さらに、情報提供サーバ装置10は、抽出した提供情報を、入力されたMMコードに対応する投票説明画面113として携帯電話14に送信する(ステップS1013)。
【0136】
なお、前記投票説明画面113においては、ユーザに投票コードの入力をさせるようにしてもよい。ここで、投票コードとは、番組中で発表されるコードであって、ユーザが番組を見ていることを確認するためのものである。例えば、前記投票説明画面113においては、ユーザに5桁の投票コードを入力させるようにしている。これにより、番組を視聴している真正なユーザからの投票のみを受け付けるようにすることができる。
【0137】
ユーザ2が、前記投票説明画面113において、「投票コード」入力欄113Aに投票コードを入力して、「投票へ」ボタン113Bを押下すると(ステップS1003)、情報提供サーバ装置10は、投票画面114を送信する(ステップS1014)。
【0138】
さらに、ユーザ2が、前記投票画面114において、例えば、「みたらし団子」114Aを選択すると(ステップS1004)、情報提供サーバ装置10は、投票結果を投票結果データベース100に登録し(ステップS1015)、さらに投票終了画面115を送信する(ステップS1016)。
【0139】
なお、図12に、投票結果データベース100の例を示す。このデータベースの項目には、MMコード、MMコードに対応する投票を行った回答者であるユーザのID、回答内容、登録日付などが登録されている。例えば、IDが「KGHTR」であるユーザが「みたらし団子」を登録した場合、図12の投票結果データベース100のレコード121が登録される。
【0140】
(3)アンケートの場合
討論番組等のテレビ放送において、世論調査に基づいて討論を行う番組が放送されている。番組内で視聴者から討論の議題に対する意見を募集する場合、ユーザ2は、携帯電話14から情報提供サーバ装置10にアクセスし、意見の募集において放送されたMMコードを送信して討論の議題に対する意見を送信することができる。
【0141】
図13は、携帯電話14と情報提供サーバ装置10において、ユーザ2がアンケート回答を行う場合のフローチャートである。なお、図14は、この場合に、情報発信媒体12であるテレビに表示される画面および携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0142】
まず、ユーザ2は、テレビにて放送されるアンケート題目画面141(図14)を視聴する。なお、前記アンケート題目画面141とともに、視聴者に参加を促すアナウンスを放送してもよい。また、前記アンケート題目画面141の中では、同時にMMコードが表示されており、ユーザ2は、当該MMコードを記憶するかメモ等に記録しておく。
【0143】
そして、ユーザ2は、携帯電話14のブラウザ機能を利用して、所定のURLを入力し情報提供サーバ装置10にアクセスする(図13、ステップS1301)。携帯電話14からのアクセスを受けて、情報提供サーバ装置10は、図14に示すような、当該情報提供システムのトップメニュー画面142を携帯電話14に送信する(ステップS1311)。
【0144】
次に、ユーザ2が、トップメニュー画面142の「MMコード」入力欄142Aに記憶またはメモ等に記録した前記MMコードを入力し、「GO」142Bボタンを押下すると(ステップS1302)、情報提供サーバ装置10は、入力を受けたMMコードを検索キーにして提供情報データベース70を検索し、該当する提供情報を抽出する(ステップS1312)。
【0145】
例えば、図14においては、MMコード「0030」を検索キーにして、提供情報データベース70のレコード93が抽出されている。
【0146】
さらに、情報提供サーバ装置10は、抽出した提供情報を、入力されたMMコードに対応するアンケート回答画面143として携帯電話14に送信する(ステップS1313)。
【0147】
そして、ユーザ2が、図14に示すアンケート回答画面143において、アンケート入力欄143Aにアンケート回答を入力して、「送信」ボタン143Bを押下すると(ステップS1303)、情報提供サーバ装置10は、当該アンケート回答をアンケート回答データベース130に登録し(ステップS1314)、さらにアンケート終了画面144を送信する(ステップS1315)。
【0148】
なお、図15に、アンケート回答データベース130の例を示す。このデータベースの項目には、MMコード、MMコードに対応するアンケート回答を行った回答者であるユーザのID、回答内容、登録日付などが登録されている。例えば、IDが「KGHTR」であるユーザが「景気が・・・」という回答内容を送信した場合、図15のアンケート回答データベース130のレコード151が登録される。
【0149】
上記実施形態においては、テレビを情報発信媒体としてアンケートを募集したが、商品等を情報発信媒体としてもよい。例えば、缶コーヒの表面にMMコードを印刷してユーザに提示したり、または、当該MMコードを印刷したラベルを貼付してユーザに提示してもよい。
【0150】
この場合において、商品にはMMコードのみを提示しておき、情報提供サーバ装置にアクセスして初めてアンケート内容が表示されるようにしてもよい。これにより、アンケートの質問内容を状況に応じて変更することができる。
【0151】
(4)ゲームの場合
商品広告の方法として、商品に関する簡単なクイズに答えさせ、正解者の中から抽選で景品の当選者を決定する方法が知られている。クイズの応募者は、ゲーム感覚でクイズに答えることができ、広告主は、娯楽性を伴う商品広告を行い広告効果を高めることができる。
【0152】
例えば、テレビ放送やラジオ放送などにおいて、商品広告に関するゲームを行うことのできるMMコードを放送してゲームの参加者を募集する。この場合、参加者であるユーザ2は、携帯電話14から情報提供サーバ装置10にアクセスし、前記MMコードを送信してゲームに参加する。
【0153】
図16は、携帯電話14と情報提供サーバ装置10において、ユーザ2がゲームを行う場合のフローチャートである。なお、図17は、この場合に、情報発信媒体12であるテレビに表示される画面および携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0154】
まず、ユーザ2は、テレビにて放送される広告画面171(図17)を視聴する。なお、前記広告画面171は、例えば、「ジャンケンゲームでハワイに行こう!」というタイトルの「XXビール」の提供する広告画面である。また、前記広告画面171の中にはMMコードが表示されており、ユーザ2は、当該MMコードを記憶するかメモ等に記録しておく。
【0155】
そして、ユーザ2は、携帯電話14のブラウザ機能を利用して、所定のURLを入力し情報提供サーバ装置10にアクセスする(図16、ステップS1601)。携帯電話14からのアクセスを受けて、情報提供サーバ装置10は、図17に示すような、当該情報提供システムのトップメニュー画面172を携帯電話14に送信する(ステップS1611)。
【0156】
次に、ユーザ2が、トップメニュー画面172の「MMコード」入力欄172Aに記憶またはメモ等に記録した前記MMコードを入力し、「GO」172Bボタンを押下すると(ステップS1602)、情報提供サーバ装置10は、入力を受けたMMコードを検索キーにして提供情報データベース70を検索し該当する提供情報を抽出する(ステップS1612)。
【0157】
例えば、図17においては、MMコード「0040」を検索キーにして、提供情報データベース70のレコード94が抽出されている。
【0158】
さらに、情報提供サーバ装置10は、抽出した提供情報を、入力されたMMコードに対応するゲーム画面173として携帯電話14に送信する(ステップS1613)。
【0159】
なお、前記ゲーム画面173においては、ジャンケンゲームを行うことのできる操作ボタン(グー、チョキ、パー)が表示されており、例えば、ユーザは10秒以内にユーザにいずれかの操作ボタンを押下しなくてははならない旨が表示されている。
【0160】
ユーザ2が、前記ゲーム画面173において、「グー」ボタン173Aを押下すると(ステップS1603)、情報提供サーバ装置10のCPU20は、ユーザ2からの入力を受けてゲームの判定処理を行う(ステップS1614)。ここで、前記ゲームの判定処理は、例えば、乱数等を使用したジャンケンゲーム判定プログラムなどによって実現することができる。
【0161】
そして、情報提供サーバ装置10のCPU20が、「ユーザがジャンケンゲームに勝った」と判定した場合には、ゲーム結果画面(勝ち)174を携帯電話14に送信する(ステップS1615)。
【0162】
なお、ユーザ2が、前記ゲーム画面173において、「パー」ボタン173Bを押下した場合、情報提供サーバ装置10のCPU20は、「ユーザがジャンケンゲームに負けた」と判定し、ゲーム結果画面(負け)175を携帯電話14に送信する(ステップS1615)。
【0163】
さらに、ユーザ2が、前記ゲーム結果画面(勝ち)174またはゲーム結果画面(負け)175において、「次へ」ボタン174Aまたは「次へ」ボタン175Aを選択すると(ステップS1604)、情報提供サーバ装置10は、ゲーム終了画面176を送信する(ステップS1616)。
【0164】
なお、上記実施形態においてはジャンケンゲームとしたが、対戦ゲーム、クイズゲーム、パチンコゲームなど娯楽性を伴うゲームであってもよい。
【0165】
1−5.ポイントの登録
図18は、情報提供サーバ装置10にアクセスして情報提供を受けたユーザ2が、ポイントの登録を行う場合のフローチャートである。なお、図19は、この場合に、携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0166】
ユーザ2は、情報提供サーバ装置10にアクセスしてMMコードを送信し、広告を見たり、投票を行ったり、アンケートに回答したり、ゲームを行ったりした後に所定のポイントを取得することができる。
【0167】
前記広告終了画面85(図8)、前記投票終了画面115(図11)、前記アンケート終了画面144(図14)または前記ゲーム終了画面176(図17)において、ユーザが既に会員登録を行っている場合は、これらの画面からログインすれば、それぞれの処理に応じたポイントが付与される。
【0168】
例えば、ユーザ2が、図11の投票終了画面115において「▲1▼すでに会員の方」ボタン115Aを押下すると(ステップS1801)、情報提供サーバ装置10は、図19に示すようなログイン画面191を携帯電話14に送信する(ステップS1811)。
【0169】
ここで、ユーザ2は、会員登録の際に発行されたIDおよびパスワードをログイン画面191にて入力し、「送信」ボタン191Aを押下して情報提供サーバ装置10に送信する(ステップS1802)。
【0170】
送信を受けて、情報提供サーバ装置10は、前記IDおよびパスワードが会員情報データベース40に存在するかどうかの会員認証処理を行い(ステップS1812)、当該情報提供システムにおける会員であると判断した場合には、ポイント登録処理を行う(ステップS1813)。
【0171】
なお、当該情報提供システムの会員であると判断できない場合には、IDおよびパスワードが間違っているためアクセスを拒否する旨を明示する画面を送信すればよい。
【0172】
前記ポイント登録処理において、情報提供サーバ装置10のCPU20は、まず、提供情報データベース70(図9)からMMコードに対応して記録されているポイントルールを抽出する。なお、ポイントルールには、ユーザに対してどのようにどれだけのポイントを与えるかという情報が記録されている。
【0173】
例えば、MMコード「0020」の場合のポイントルールは、図9の情報提供データベース70のレコード92から「400」ポイントと判断できる。
【0174】
そして、情報提供サーバ装置10のCPU20は、利用実績データベース180にポイントの登録を行う(ステップS1813)。
【0175】
なお、図20に、利用実績データベース130の例を示す。このデータベースには、ID、ポイント種別、日時、MMコード、景品番号、残ポイント数等のデータが登録される。
【0176】
したがって、ユーザ2が図11に示す処理を行った場合は、MMコードが「0020」、ポイント数が「400」であるので、利用実績データベース130のレコード201に示すデータが登録される。
【0177】
ポイント登録処理を終えた情報提供サーバ装置10は、ポイント登録終了画面192を携帯電話14に送信する(ステップS1814)。
【0178】
さらに、情報提供サーバ装置10は、ポイント登録確認メール193を作成し、会員情報データベース40に登録されたユーザのメールアドレスへ送信する(ステップS1815)。
【0179】
ユーザ2は、携帯電話14の電子メール機能を利用して、情報提供サーバ装置10から送信されたポイント登録確認メール193を受信する(ステップS1803)。
【0180】
なお、前記ポイント登録確認メール193には、今回登録された登録ポイント数(「400ポイント」)に加えて、利用実績データベース130において管理されているポイント数を集計した現在のポイント数(「450ポイント」)が表示される。
【0181】
なお、図17において、ユーザがジャンケンゲームに勝ちゲーム結果画面(勝ち)174が表示されていた場合、その後にログインしたユーザに旅行の権利が与えられるように処理を行う。すなわち、当該ログインユーザの住所に旅行券などが送付される。
【0182】
一方、ユーザが会員登録を行っていない場合には、例えば、図11の投票終了画面115から「▲2▼会員登録をする」を選択させて、図5の会員登録画面52を送信し、当該ユーザの会員登録後にポイントを付与するようにすればよい。
【0183】
さらに、ユーザがポイントの登録は不要であると判断する場合には、例えば、図11の投票終了画面115から「▲3▼投票だけでいい」を選択させて処理を終了させればよい。
【0184】
なお、上記実施形態は、「投票」の場合におけるポイントの登録について説明したが、「広告」、「アンケート」または「ゲーム」の場合も同様に処理できる。
【0185】
また、「広告」、「投票」、「アンケート」または「ゲーム」のいずれの処理も行わず、ユーザがMMコードを入力後、直ちにポイント登録処理を行うアプリケーションプログラムであってもよい。例えば、MMコードを入力するだけで、ユーザが懸賞に応募できるようにしてもよい。この場合において、ユーザ情報から懸賞の応募データを作成すればよい。なお、懸賞の募集を行う別のサーバ装置に対して情報提供サーバ装置からユーザ情報を送信するようにしてもよい。
【0186】
1−6 .ポイントの使用
図21は、情報提供サーバ装置10にポイントの登録を行ったユーザ2が、ポイントの使用を行う場合のフローチャートである。なお、図22は、この場合に、携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。ユーザ2は、情報提供サーバ装置10にアクセスして取得したポイントと特定の景品とを交換することができる。
【0187】
まず、ユーザ2は、情報提供サーバ装置10にアクセスして図22に示すトップメニュー画面221を携帯電話14のディスプレイ32に表示させる。ユーザ2が、「会員ログイン」ボタン221Aを押下すると(ステップS2101)、情報提供サーバ装置10は、ログイン画面222を送信する(ステップS2111)。ここで、ユーザ2は、会員登録の際に発行されたIDおよびパスワードをログイン画面222にて入力し、「送信」ボタン222Aを押下して情報提供サーバ装置10に送信する(ステップS2102)。
【0188】
送信を受けて、情報提供サーバ装置10は、前記IDおよびパスワードが会員情報データベース40に存在するかどうかの会員認証処理を行い(ステップS2112)、当該情報提供システムにおける会員であると判断した場合には、会員メニュー画面223を送信する(ステップS2113)。なお、当該情報提供システムの会員であると判断できない場合には、IDおよびパスワードが間違っているためアクセスを拒否する旨を明示する画面を送信すればよい。
【0189】
会員メニュー画面223において、ユーザ2が「景品交換」ボタン223Aを押下すると(ステップS2103)、情報提供サーバ装置10は、景品管理データベース210から景品リスト画面224を作成して携帯電話14に送信する(ステップS2114)。なお、前記景品リスト画面224には、ユーザが交換することのできる景品の一覧が表示されている。
【0190】
図23に、景品管理データベース210の例を示す。このデータベースには、景品番号、景品名、説明、交換ポイント、残景品数等のデータが登録されている。そして、ユーザ2が、前記景品リスト画面224において所望の景品を選択して送信すると(ステップS2104)、情報提供サーバ装置10は当該選択された景品にかかる景品説明画面225を送信する(ステップS2115)。
【0191】
さらに、ユーザ2が前記景品説明画面225において、「応募」ボタン225Aを押下すると(ステップS2105)、情報提供サーバ装置10のCPU20は、利用実績データベース130に景品交換にかかるレコードを追加する(ステップS2116)。そして、同時に景品発送伝票が出力され、ユーザの自宅に当該景品が発送される。
【0192】
例えば、図22に示すようにユーザ2が「ねずみ君特大ぬいぐるみ」を選択した場合は、図20の利用実績データベース130においてレコード202が追加される。なお、同時に景品管理データベース210の「残景品数」を更新するようにしてもよい。
【0193】
次に、情報提供サーバ装置10は、景品交換終了画面226を携帯電話14に送信する(ステップS2117)。また、情報提供サーバ装置10は、景品交換確認メール227を作成し、会員情報データベース40に登録されたユーザのメールアドレスへ送信する(ステップS2118)。
【0194】
ユーザ2は、携帯電話14の電子メール機能を利用して、情報提供サーバ装置10から送信された景品交換確認メール227を受信する(ステップS2106)。なお、前記景品交換確認メール227には、今回使用されたポイント数(「300ポイント」)に加えて、利用実績データベース130において管理されているポイント数を集計した現在のポイント数(「150ポイント」)が表示される。
【0195】
このように、ポイントを取得したユーザは、各ポイントを蓄積することによって、ポイントに応じた商品やサービスの提供を受けることができる。これにより、当該情報提供システムの利用促進を図ることができる。
【0196】
1−7.まとめ
上記実施形態では、i−mode(商標)対応の携帯電話を用いてシステムを構成したが、インターネット接続機能および電子メール機能が付加されている他の携帯電話を用いてもよい。また、インターネットに接続可能でブラウザ機能および電子メール機能が実現可能な、電話やファクシミリ等の通信端末装置(例えば、L−mode(商標)、PDA等の小型パーソナルコンピュータまたはテレビゲーム装置)を用いてもよい。
【0197】
上記実施形態では、所定のURLを使用して情報提供サーバ装置にアクセスしているが、URL転送サービスを利用したり、i−mode(商標)のメニューリストに登録して、ユーザが入力の手間を省けるようにしてもよい。
【0198】
上記実施形態では、インターネットを利用して情報提供を行うようにしているが、加入電話やファクシミリを利用してもよい。なお、この場合、ユーザは、所定のURLの代わりに電話番号を使用して情報提供サーバ装置にアクセスすればよい。例えば、電話の場合、ユーザは、音声メッセージにしたがって情報IDであるアクセスコードを入力し、音声にて情報提供を受けることができる。なお、ファクシミリの場合は、電話番号に続けてアクセスコードを入力し、提供情報を取り出せるようにすればよい。
【0199】
上記実施形態では、情報提供サーバ装置10において、ユーザ管理やポイント管理などを行っているが、それぞれの機能を別のサーバで実現するように構成してもよい。
【0200】
上記実施形態では、ユーザに対するインセンティブとしてポイントを付与するようにしたが、キャッシュバックや商品券など換金性のあるものを付与するようにしてもよい。
【0201】
上記実施形態では、ポイントと特定の景品とを交換できるようにしたが、クレジット会社における利用ポイントサービス等とポイントを相互交換できるようにしてもよい。
【0202】
上記実施形態では、ポイントの登録前に会員ログインを行い、会員でなくとも当該情報提供システムを利用できるようにしたが、最初に情報提供サーバ装置10にアクセスしたときに、会員ログインを行うようにしてもよい。また、情報提供の種類によって、最初に会員ログインが必要かどうかを設定できるように構成してもよい。
【0203】
上記実施形態では、利用実績データベース130において、すべてのMMコードに対してユーザ毎のポイント管理を行うようにしているが、MMコードを発信した情報発信媒体毎に利用実績データベースを作成して、情報発信媒体毎のポイント管理を行うように構成してもよい。この場合、情報発信媒体毎に景品やポイント換金率を設定することができる。また、ポイント交換レート等を定めておき、情報発信媒体毎にポイントの相互交換を行うことも可能である。
【0204】
上記実施形態では、情報発信媒体12として、放送局から情報を受信してユーザに視聴させるテレビを使用して構成したが、ユーザに対して情報IDであるMMコードを発信できるものであれば、ラジオ、新聞、雑誌、電光掲示板、印刷物、商品ラベル、商品パッケージ、スクラッチカードまたはインターネットのウェブページ、その他の情報発信媒体を使用してもよい。なお、この場合において、ユーザは、上記情報発信媒体によらない共通のURLを所定のURLとして使用することができる。
【0205】
図24は、テレビ以外の情報発信媒体を使用する場合の例である。例えば、ラジオ放送において広告とともにMMコードを放送してもよい。また、新聞、雑誌、ポスター等の印刷物において広告とともにMMコードを表示してもよい。さらに、会員に対して発行するメールマガジン等を使用してMMコードを送信してもよい。さらに、自動販売機やビルなどに設置されている電光掲示板、商品ラベル、商品パッケージ、スクラッチカードにMMコードを表示してもよい。
【0206】
なお、より多くのユーザに情報提供したい場合や、より多くのユーザから情報を収集したい場合においては、上記のような複数の情報発信媒体を同時に用いることができる。すなわち、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ポスター、電光掲示板、商品ラベル、商品パッケージ、スクラッチカード等において、同一のMMコードを一斉にユーザに発信することができる。これにより、情報提供サーバ装置においては、当該MMコードにかかるユーザのアクセス情報を一元管理することができる。
【0207】
2.第2の実施形態
上記実施形態では、ユーザ端末装置として携帯電話を使用して構成したが、ユーザが情報IDであるMMコードを入力できるものであれば、他の装置を使用してもよい。例えば、駅やコンビニエンスストアに設置されているマルチメディア・キオスク端末(ロッピィくん(商標)等)がこれに該当する。
【0208】
図25は、マルチメディア・キオスク端末(以下、MMKと称する)を使用する場合の例である。例えば、ユーザが楽しみながら観光を行うことができるクイズラリーのような状況を考えてみる。
【0209】
まず、ユーザは、ユーザ毎に配布された指示書251にしたがって第1のMMK(マルチメディア・キオスク端末)254を探索する。この場合、指示書251が情報発信媒体であり、第1のMMK254がユーザ端末装置である。
【0210】
なお、前記指示書251には、第1のMMK254の設置場所に関する情報が情報IDとともに表記されている。すなわち、前記指示書251の内容がユーザに対する提供情報である。なお、指示書に観光情報等を同時に表示して、ユーザが観光を楽しめるようにしてもよい。
【0211】
次に、ユーザは、前記指示書251にしたがって第1のMMK254を探索する。第1のMMK254を発見したユーザは、ユーザIDおよび指示書251に表記された情報IDを第1のMMK254に入力する。入力を受けて、第1のMMK254は、前記ユーザID、前記情報IDを当該MMKIDとともに情報提供サーバ装置257に送信する(図25、▲1▼)。なお、前記ユーザIDを入力する代わりにユーザの所有するクレジットカード等を使用してもよい。
【0212】
送信を受けて、情報提供サーバ装置257は、ユーザ毎の管理テーブルを参照する。なお、前記管理テーブルには、ユーザID毎に各MMKにおいて使用するための情報IDが管理されている。また、ユーザが現在どのMMKにたどり着いたかを示すポインタも同時に管理されている。
【0213】
さらに、情報提供サーバ装置257は、ユーザID、情報ID、MMKIDおよびポインタのチェックを行う(図25、▲2▼)。なお、第1のMMK254においては、ポインタのチェックは行わない。
【0214】
そして、前記チェックが正しいと判断した場合は、情報提供サーバ装置257は、第2のMMK255の設置場所に関する情報と情報IDを第1のMMK254に送信する(図25、▲3▼)。
【0215】
送信を受けて、第1のMMK254は、第2のMMK255の設置場所に関する情報と情報IDが表記された指示書252をプリント出力する。
【0216】
同様に、ユーザは、指示書252にしたがって第2のMMK255を探索し、発見した第2のMMK255に指示書252に表記された情報IDを入力する。さらに、ユーザは、第3のMMK256の設置場所に関する情報が表記されている指示書253を取得し、第3のMMK256を探索する。
【0217】
上記を繰り返すことによって、ユーザは、MMKを探索するクイズラリーを楽しむことができる。また、クイズラリーの達成度に応じてユーザにポイントを与えるようにしてもよい。
【0218】
なお、上記MMKの代わりにユーザ端末装置として携帯電話を使用してもよい。この場合、上記MMKが情報IDを受けて認証を行う代わりに、観光地に関するクイズを出し、ユーザが正解したときのみ次の情報IDを発行すればよい。
【0219】
3.第3の実施形態
第1の実施形態においては、ユーザ端末装置である携帯電話14が情報提供サーバ装置10と接続可能な状態にあることを前提としている。すなわち、ユーザ2は、携帯電話14がインターネットに接続可能な環境にある場合にのみ、当該情報提供システムが利用可能となる。
【0220】
しかしながら、携帯電話14は無線通信を利用するため、常にインターネットに接続可能であるとは限らない。例えば、基地局のアンテナがない地下街等においては、接続不可能であることが多い。
【0221】
また、接続可能であっても、サーバ装置にアクセスする度にユーザIDやパスワードを入力するのは、ユーザにとって煩雑である。
【0222】
このような場合において、携帯電話のローカル処理を利用することにより、ユーザがインターネットを介してサーバに接続することなくMMコードによる「投票」を行うことができ、ユーザに認証情報を入力させることなくユーザからの投票情報を収集することのできる情報収集システムを以下に説明する。
【0223】
当該情報収集システムにおける全体構成(図1)および各装置のハードウェア構成(図2、3)は、基本的に第1の実施形態と同様である。図1の情報提供サーバ装置10が、前記情報収集システムを構成する情報収集サーバ装置である点が異なる。
【0224】
また、携帯電話14は、プログラム実行可能な携帯電話である。例えば、iモード(商標)のiアプリ(商標)対応型の携帯電話がこれに該当する。なお、iアプリ(商標)対応型の携帯電話では、ダウンロード型プログラムであるJava(商標)プログラムの実行が可能である。
【0225】
3−1.プログラムのダウンロード
図26は、本実施形態において、ユーザ端末装置である携帯電話14が、情報収集サーバ装置10から投票用のアプリケーションプログラムをダウンロードする場合のフローチャートである。なお、図27は、この場合に、携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0226】
第1の実施形態の図5に示した会員登録処理において、ユーザが会員登録情報を入力すると、図27に示すように、携帯電話14のディスプレイ32には登録内容確認画面271が表示される。ユーザ2が、この登録内容確認画面271において会員登録情報の内容を確認し「登録」ボタン271Aを押下すると(ステップS2601)、情報収集サーバ装置10は、携帯電話14から受信した会員登録情報を会員情報データベース40に登録する会員登録処理を行う(ステップS2611)。
【0227】
次に、会員登録処理を終えた情報収集サーバ装置10は、登録終了画面272を携帯電話14に送信する(ステップS2612)。なお、前記登録終了画面272には、投票用のアプリケーションプログラムのダウンロードを促す内容が表示される。
【0228】
ユーザ2が、前記登録終了画面272において「ダウンロード」ボタン272Aを押下すると(ステップS2602)、情報収集サーバ装置10は、ユーザ2がダウンロードするためのアプリケーションプログラムを生成する(ステップS2613)。
【0229】
なお、このアプリケーションプログラムは、ユーザ固有のものでありユーザの認証情報を含んでいる。すなわち、アプリケーションプログラム中に、会員情報データベース40から取得したユーザIDおよびパスワードを包含している。これにより、アプリケーションプログラムによって情報収集サーバ装置10にアクセスする際に、ユーザ2は、ユーザIDおよびパスワードを入力する必要がない。
【0230】
情報収集サーバ装置10がアプリケーションプログラムを生成し終えると、携帯電話14は、当該アプリケーションプログラムのダウンロードを開始する(ステップS2614)。なお、ダウンロード中は、ダウンロード画面273が携帯電話14のディスプレイ32に表示される。
【0231】
アプリケーションプログラムのダウンロードが完了すると、携帯電話14は、メモリ31内にアプリケーションプログラムを登録し(ステップS2603)、ダウンロード完了画面274をディスプレイ32に表示する(ステップS2604)。
【0232】
3−2.投票アプリケーション
図28は、第1の実施形態で示した「投票」を、アプリケーションプログラムを用いたローカル処理によって実現する場合のフローチャートの例である。なお、図29は、この場合に、情報発信媒体12であるテレビに表示される画面および携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0233】
まず、ユーザ2は、テレビにて放送される番組画面291(図29)を視聴する。なお、前記番組画面291は、例えば、「どっちが好き?」というタイトルのバラエティ番組であって、「▲1▼ギョウザ」と「▲2▼シュウマイ」のどちらが好みであるかを視聴者に投票させる番組である。また、前記番組画面291の中では、MMコードが表示されており、ユーザ2は、当該MMコードを記憶するかメモ等に記録しておく。このように、前記番組画面291においては、MMコード(情報ID)を付して、視聴者であるユーザから「投票情報」を募集している。
【0234】
ユーザ2は、携帯電話14のアプリケーションプログラムを選択するため、ソフト一覧画面292を表示させる。前記ソフト一覧画面292には、ダウンロードした「MMサービス」292Aのアプリケーションプログラムが登録されている。
【0235】
ユーザ2が、ソフト一覧画面292において、「MMサービス」292Aを選択すると、携帯電話14のメモリ31に登録されたアプリケーションプログラムがCPU30上で実行され、MMサービス画面293がディスプレイ32に表示される(ステップS2801)。
【0236】
ユーザ2が、MMサービス画面293の「MMコード」入力欄293Aに記憶またはメモ等に記録した前記MMコードを入力し、「GO」293Bボタンを押下すると(ステップS2802)、CPU30は投票画面294を生成してディスプレイ32に表示する(ステップS2803)。
【0237】
なお、投票画面294は、入力されたMMコード「2210」に基づいて決定している。例えば、MMコードの2桁目が「2」であるので、投票における選択項目を「▲1▼が好き」と「▲2▼が好き」の2種類としている。このように、MMコードと選択項目数とを関連づけて投票画面294を生成するようにアプリケーションプログラムを作成することにより、投票パターンに応じた投票画面を生成することができる。
【0238】
ユーザ2が、前記投票画面294において、例えば「▲1▼が好き」294Aを選択すると(ステップS2804)、CPU30は、投票終了画面295を生成してディスプレイ32に表示する(ステップS2805)。
【0239】
前記投票終了画面295には、「データを送信する」ボタン295Aおよび「後で送信する」ボタン295Bが表示される。これにより、ユーザ2は携帯電話14の利用環境に応じてデータの送信の要否を選択することができる。
【0240】
ユーザ2が、「データを送信する」ボタン295Aを押下した場合には、投票データ(「2210」および「▲1▼が好き」)は、ユーザIDおよびパスワードとともに情報収集サーバ装置10に送信される(ステップS2806)。このように、ユーザ端末装置である携帯電話14は、ユーザからMMコードの入力を受けて、プログラムに従ったローカル処理を行い、情報収集サーバ装置10に送信すべきデータを作成して送信している。
【0241】
なお、「後で送信する」ボタン295Bを押下した場合には、投票データがメモリ31またはアプリケーションプログラム内に保持される。この保持された投票データは、例えば、次回の投票時や通信可能時等において、自動的に情報収集サーバ装置10に送信すればよい。
【0242】
送信を受けて、情報収集サーバ装置10は、受信した前記ユーザIDおよびパスワードが会員情報データベース40に存在するかどうかの会員認証処理を行い(ステップS2811)、ユーザが当該情報収集システムにおける会員であると判断した場合には、前記投票データを投票結果データベース100(図12)に登録する(ステップS2812)。例えば、図12に示す投票結果データベース100は、前記MMコード「2210」と、当該MMコードに関連づけられた募集内容に対する情報である「▲1▼が好き」とを対応づけて記録している。
【0243】
なお、投票結果を分析する際には、MMコード(情報ID)と当該MMコードに関連づけられた募集内容に対する情報を募集情報データベースに記録しておき、具体的な募集情報を取得する。
【0244】
図31に前記募集情報データベースの例を示す。このデータベースの項目には、情報を募集したMMコード、募集内容、ユーザから取得する投票データおよび当該投票データに対応する募集内容に対する情報等が登録される。これにより、投票結果の分析の際には、「▲1▼が好き」を「ギョウザ」に読み替えることができる。
【0245】
一方、前記会員認証処理において、ユーザが当該情報収集システムの会員であると判断できない場合には、ユーザIDおよびパスワードが間違っているためアクセスを拒否する旨を表示する画面を携帯電話14に送信すればよい。しかしながら、前述したように本実施形態においては、アプリケーションプログラムの中にユーザの認証情報(ユーザIDおよびパスワード)を包含している。したがって、送信データの暗号化等との組み合わせにより、ユーザのなりすましを防ぐことができ、セキュリティに優れた情報収集システムを実現することができる。
【0246】
次に、情報収集サーバ装置10は、ユーザ2に対するポイント登録処理を行う(ステップS2813)。第1の実施形態に示したように、前記ポイント登録処理において、情報収集サーバ装置10のCPU20は、募集情報データベース280(図31)からMMコードに対応して記録されているポイントルールを抽出した後、ユーザ2に対してポイントを付与し利用実績データベース180(図20)にポイントの登録を行う(ステップS2813)。
【0247】
すなわち、MMコード(情報ID)およびこれに関連づけられた投票データ(募集内容に対する情報)に応じて、ユーザにポイント(インセンティブ)を与えている。なお、ポイントを与える際に、ユーザ全員の投票結果を反映するようにしてもよい。例えば、「ギョウザ」の投票数が「シュウマイ」の投票数を上回った場合において、「ギョウザ」に投票したユーザのポイントを2倍にするように設定してもよい。
【0248】
ポイント登録処理を終えた情報収集サーバ装置10は、ポイントの登録情報を携帯電話14に送信する(ステップS2814)。
【0249】
送信を受けて、携帯電話14のCPU30は、データ送信終了画面296を生成してディスプレイ32に表示する(ステップS2807)。なお、前記データ送信終了画面296には、今回登録された登録ポイント数(「50ポイント」)に加えて、利用実績データベース130において管理されているポイント数を集計した現在のポイント数(「600ポイント」)が表示される。
【0250】
以上のように、アプリケーションプログラムを登録しておくことにより、ユーザ2は、携帯電話14から情報収集サーバ装置10にアクセスしなくても、「投票」の操作を行うことができる。また、状況に応じて、投票データの送信の要否を決定することができる。これにより、ユーザ2は、携帯電話14から情報収集サーバ装置10へのアクセス回数を減らすことができ、通信費を抑えることができる。
【0251】
3−3.ポイント確認
第1の実施形態においては、ユーザのポイント確認を電子メールを利用して行うようにしたが、本実施形態のようにアプリケーションプログラムを利用することにより、現在ポイント情報を携帯電話14中に保持しておくことが可能である。
【0252】
図30は、この場合に、ユーザ2が、当該情報収集システムで蓄積したポイントを確認する場合のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0253】
前述したように、ユーザ2が、ソフト一覧画面301(図30)において、「MMサービス」301Aを選択すると、携帯電話14のメモリ31に登録されたアプリケーションプログラムがCPU30上で実行され、MMサービス画面302がディスプレイ32に表示される。この時、CPU30は、前記MMサービス画面302において「現在ポイント確認」ボタン302Aを表示する。
【0254】
ユーザ2が、「現在ポイント確認」ボタン302Aを押下すると、CPU30は、アプリケーションプログラムまたはメモリ31内に保持されているポイントに基づいて現在ポイント確認画面303を生成し、ディスプレイ32に表示する。
【0255】
しかしながら、携帯電話14に保持されているポイントが、常に情報収集サーバ装置10の利用実績データベース130に管理されているポイント数と一致するとは限らない。したがって、ユーザ2は、現在ポイント確認画面303内の「最新ポイント取得」ボタン303Aを押下して情報収集サーバ装置10にアクセスし、最新ポイント確認画面304に示すように最新のポイント情報を確認することができる。
【0256】
なお、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に取得したポイントを使用することができる。すなわち、ユーザ2は、情報収集サーバ装置10にアクセスして、取得したポイントと特定の景品とを交換することができる。
【0257】
3−4.まとめ
上記実施形態では、i−mode(商標)およびiアプリ(商標)対応の携帯電話を用いてシステムを構成したが、インターネット接続機能およびJava(商標)などのプログラム実行機能等があれば他の携帯電話を用いてもよい。また、同様の機能を持つ電話やファクシミリ等の通信端末装置(例えば、L−mode(商標)、PDA等の小型パーソナルコンピュータまたはテレビゲーム装置)を用いてもよい。
【0258】
上記実施形態では、情報収集サーバ装置10において、ユーザ管理やポイント管理などを行っているが、それぞれの機能を別のサーバで実現するように構成してもよい。
【0259】
上記実施形態では、ユーザに対するインセンティブとしてポイントを付与するようにしたが、キャッシュバックや商品券など換金性のあるものを付与するようにしてもよい。
【0260】
上記実施形態では、利用実績データベース130において、すべてのMMコードに対してユーザ毎のポイント管理を行うようにしているが、MMコードを発信した情報発信媒体毎に利用実績データベースを作成して、情報発信媒体毎のポイント管理を行うように構成してもよい。
【0261】
上記実施形態では、情報発信媒体12として、放送局から情報を受信してユーザに視聴させるテレビを使用して構成したが、ユーザに対して情報IDであるMMコードを発信できるものであれば、ラジオ、新聞、雑誌、電光掲示板、印刷物、商品ラベル、商品パッケージ、スクラッチカード、インターネットのウェブページ、その他の情報発信媒体を使用してもよい。なお、この場合において、ユーザは、上記情報発信媒体によらない共通のURLを所定のURLとして使用することができる。
【0262】
上記実施形態では、アプリケーションプログラムは、情報収集サーバ装置10から一部の表示データを取得して投票画面294を生成したが、情報収集サーバ装置内においてMMコード(情報ID)に対応する投票画面を予め記録しておき、携帯電話14のアプリケーションプログラムが送信したMMコードに対応する投票画面(入力画面)の全体を情報提供サーバ装置から取得するようにしてもよい。また、複数の投票画面(入力画面)が必要な場合は、同時に複数の投票画面をダウンロードによって取得すればよい。
【0263】
上記実施形態では、「投票」をアプリケーションプログラムを用いて行う場合を説明したが、第1の実施形態において示した広告、アンケート、ゲーム等をアプリケーションプログラムを用いて同様に実施してもよい。
【0264】
また、「広告」、「投票」、「アンケート」または「ゲーム」のいずれの処理も行わず、ユーザがMMコードを入力後、直ちにポイント登録処理を行うアプリケーションプログラムであってもよい。例えば、MMコードを入力するだけで、ユーザが懸賞に応募できるようにしてもよい。この場合において、ユーザ情報から懸賞の応募データを作成すればよい。なお、懸賞の募集を行う別のサーバ装置に対して情報提供サーバ装置からユーザ情報を送信するようにしてもよい。
【0265】
4.第4の実施形態
第1の実施形態においては、ユーザ端末装置である携帯電話14が情報提供サーバ装置10と接続可能な状態にあることを前提とし、ユーザが携帯電話14から情報提供サーバ装置にアクセスして利用する情報提供システムについて説明した。
【0266】
一方、第3の実施形態においては、ユーザ端末装置である携帯電話14が情報収集サーバ装置10と接続可能な状態にない場合であっても、携帯電話14でローカル処理を行い、ユーザからの投票情報を収集することのできる情報収集システムについて説明した。
【0267】
本実施形態においては、上記の実施形態を組合せて、ユーザの携帯電話14が接続可能な状態にある場合においてローカル処理を行うことにより、さらに利便性を向上させた情報提供(収集)システムについて説明する。
【0268】
当該情報提供(収集)システムにおける全体構成(図1)および各装置のハードウェア構成(図2、3)は、基本的に第1の実施形態または第3の実施形態と同様である。
【0269】
また、ユーザ端末装置である携帯電話14は、第3の実施形態と同様に、プログラム実行可能な携帯電話である。例えば、iモード(商標)のiアプリ(商標)対応型の携帯電話がこれに該当する。
【0270】
さらに、第3の実施形態と同様に、ユーザ端末装置である携帯電話14は、情報提供サーバ装置10からアプリケーションプログラムをダウンロードするものとする。なお、このアプリケーションプログラムは、ユーザ固有のものでありユーザの認証情報を含んでいる。
【0271】
4−1.アンケートアプリケーション
図33は、第1の実施形態で示した「アンケート」をアプリケーションプログラムを用いて行う場合のフローチャートの例である。なお、図32は、この場合に、情報発信媒体12であるテレビに表示される画面および携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0272】
まず、ユーザ2は、テレビにて放送されるアンケート題目画面321(図32)を視聴する。なお、前記アンケート題目画面321とともに、視聴者に参加を促すアナウンスを放送してもよい。また、前記アンケート題目画面321の中では、同時にMMコード「3030」が表示されており、ユーザ2は、当該MMコードを記憶するかメモ等に記録しておく。このように、前記アンケート題目画面321においては、MMコード(情報ID)を付して、視聴者であるユーザから「アンケート情報」を募集している。
【0273】
ユーザ2は、携帯電話14のアプリケーションプログラムを選択するため、ソフト一覧画面322を表示させる。前記ソフト一覧画面322には、ダウンロードした「MMサービス」322Aのアプリケーションプログラムが登録されている。
【0274】
ユーザ2が、ソフト一覧画面322において、「MMサービス」322Aを選択すると、携帯電話14のメモリ31に登録されたアプリケーションプログラムがCPU30上で実行され、MMサービス画面323がディスプレイ32に表示される(ステップS3301、図33)。
【0275】
ユーザ2が、MMサービス画面323の「MMコード」入力欄323Aに記憶またはメモ等に記録した前記MMコード「3030」を入力し、「GO」323Bボタンを押下すると(ステップS3202)、携帯電話14のCPU30は、情報提供サーバ装置10にMMコードを送信する(ステップS3303)。
【0276】
送信を受けて、情報提供サーバ装置10は、提供情報データベース70を検索し、アンケート画面に関する情報を抽出する(ステップS3311)。
【0277】
情報提供サーバ装置10が前記アンケート画面を携帯電話14に送信すると(ステップS3312)、CPU30はアンケート画面324をディスプレイ32に表示する(ステップS3304)。
【0278】
なお、アンケート画面324の基本画面は、入力されたMMコード「3030」に基づいて生成されており、この基本画面の中に情報提供サーバ装置10から受信したアンケート画面(324A部分)を内包して表示している。このように、アプリケーションプログラムを利用して表示画面を生成する場合において、情報提供サーバ装置10に接続して必要なデータを取得することにより、より利便性の高いアプリケーションの構築が可能となる。
【0279】
なお、第3の実施形態において示したように、アンケート画面324における選択項目数を、入力されたMMコード「3030」に基づいて決定してもよい。この場合、前記選択項目に対応する項目データのみを情報提供サーバ装置10から取得すればよい。
【0280】
ユーザ2が、前記アンケート画面324において、例えば「景気が・・・」のラジオボタンを選択した後「送信」ボタン324Bを押下すると(ステップS3305)、CPU30は、アンケート終了画面325を生成してディスプレイ32に表示する(ステップS3306)。
【0281】
前記アンケート終了画面325には、「データを送信する」ボタン325Aおよび「後で送信する」ボタン325Bが表示される。これにより、ユーザ2は携帯電話14の利用環境に応じてデータの送信の要否を選択することができる。
【0282】
ユーザ2が、「データを送信する」ボタン325Aを押下した場合には、アンケートデータ(「3030」および「景気が・・・」)は、ユーザIDおよびパスワードとともに情報提供サーバ装置10に送信される(ステップS3307)。
【0283】
このように、ユーザ端末装置である携帯電話14は、ユーザからMMコードの入力を受けて、プログラムに従ったローカル処理を行い、情報提供サーバ装置10に送信すべきデータを作成して送信している。
【0284】
なお、「後で送信する」ボタン325Bを押下した場合には、アンケートデータがメモリ31またはアプリケーションプログラム内に保持される。この保持されたアンケートデータは、例えば、次回のアンケート時や通信可能時等において、自動的に情報提供サーバ装置10に送信すればよい。
【0285】
送信を受けて、情報提供サーバ装置10は、受信した前記ユーザIDおよびパスワードが会員情報データベース40に存在するかどうかの会員認証処理を行い(ステップS3313)、ユーザが当該情報提供(収集)システムにおける会員であると判断した場合には、前記アンケートデータをアンケート回答データベース130(図15)に登録する(ステップS3314)。
【0286】
一方、前記会員認証処理において、ユーザが当該情報提供(収集)システムの会員であると判断できない場合には、ユーザIDおよびパスワードが間違っているためアクセスを拒否する旨を表示する画面を携帯電話14に送信すればよい。しかしながら、前述したように本実施形態においては、アプリケーションプログラムの中にユーザの認証情報(ユーザIDおよびパスワード)を包含している。したがって、送信データの暗号化等との組み合わせにより、ユーザのなりすましを防ぐことができ、セキュリティに優れた情報提供(収集)システムを実現することができる。
【0287】
次に、情報提供サーバ装置10は、ユーザ2に対するポイント登録処理を行う(ステップS3315)。第1の実施形態に示したように、前記ポイント登録処理において、情報提供サーバ装置10のCPU20は、提供情報データベース70(図9)からMMコードに対応して記録されているポイントルールを抽出した後、ユーザ2に対してポイントを付与し利用実績データベース180(図20)にポイントの登録を行う(ステップS3315)。すなわち、MMコード(情報ID)およびこれに関連づけられたアンケートデータ(募集内容に対する情報)に応じて、ユーザにポイント(インセンティブ)を与えている。
【0288】
ポイント登録処理を終えた情報提供サーバ装置10は、ポイントの登録情報を携帯電話14に送信する(ステップS3316)。
【0289】
送信を受けて、携帯電話14のCPU30は、データ送信終了画面326を生成してディスプレイ32に表示する(ステップS3308)。なお、前記データ送信終了画面326には、今回登録された登録ポイント数(「50ポイント」)に加えて、利用実績データベース130において管理されているポイント数を集計した現在のポイント数(「600ポイント」)が表示される。
【0290】
以上のように、携帯電話14におけるローカル処理を基本とし、必要なデータのみを情報提供サーバ装置10にアクセスして取得するようなアプリケーションを利用することにより、より利便性の高い情報提供(収集)システムを提供することができる。これにより、ユーザ2は、携帯電話14から情報提供サーバ装置10へのアクセス回数を減らすことができ、通信費を抑えることができる。
【0291】
4−2.ポイント確認
第1の実施形態においては、ユーザのポイント確認を電子メールを利用して行うようにしたが、第3の実施形態に示したように、アプリケーションプログラムを利用することにより、現在ポイント情報をユーザ端末装置である携帯電話14内において管理するようにしてもよい。
【0292】
4−3.まとめ
上記実施形態では、i−mode(商標)およびiアプリ(商標)対応の携帯電話を用いてシステムを構成したが、インターネット接続機能およびJava(商標)などのプログラム実行機能等があれば他の携帯電話を用いてもよい。また、同様の機能を持つ電話やファクシミリ等の通信端末装置(例えば、L−mode(商標)、PDA等の小型パーソナルコンピュータまたはテレビゲーム装置)を用いてもよい。
【0293】
上記実施形態では、情報収集サーバ装置10において、ユーザ管理やポイント管理などを行っているが、それぞれの機能を別のサーバで実現するように構成してもよい。
【0294】
上記実施形態では、ユーザに対するインセンティブとしてポイントを付与するようにしたが、キャッシュバックや商品券など換金性のあるものを付与するようにしてもよい。
【0295】
上記実施形態では、利用実績データベース130において、すべてのMMコードに対してユーザ毎のポイント管理を行うようにしているが、MMコードを発信した情報発信媒体毎に利用実績データベースを作成して、情報発信媒体毎のポイント管理を行うように構成してもよい。
【0296】
上記実施形態では、情報発信媒体12として、放送局から情報を受信してユーザに視聴させるテレビを使用して構成したが、ユーザに対して情報IDであるMMコードを発信できるものであれば、ラジオ、新聞、雑誌、電光掲示板、印刷物、商品ラベル、商品パッケージ、スクラッチカード、インターネットのウェブページ、その他の情報発信媒体を使用してもよい。なお、この場合において、ユーザは、上記情報発信媒体によらない共通のURLを所定のURLとして使用することができる。
【0297】
上記実施形態では、アプリケーションプログラムは、情報提供サーバ装置10から一部の表示データを取得してアンケート画面324を生成したが、情報提供サーバ装置内においてMMコード(情報ID)に対応するアンケート画面を予め記録しておき、携帯電話14のアプリケーションプログラムが送信したMMコードに対応するアンケート画面(入力画面)の全体を情報提供サーバ装置から取得するようにしてもよい。また、複数のアンケート画面(入力画面)が必要な場合は、同時に複数のアンケート画面をダウンロードによって取得すればよい。
【0298】
上記実施形態では、「アンケート」をアプリケーションプログラムを用いて行う場合を説明したが、第1の実施形態において示した広告、投票、ゲーム等をアプリケーションプログラムを用いて同様に実施してもよい。
【0299】
5.第5の実施形態
第1の実施形態においては、情報発信媒体がテレビ放送である場合について説明したが、本実施形態においては、情報発信媒体がスクラッチカードの場合について説明する。スクラッチカードとは、特殊インキで文字・絵柄等を隠蔽して加工されたカードであって、カードの隠蔽箇所が膜に覆われており、この膜をコインなどで削ることにより印刷文字等が表れるカードである。
【0300】
スクラッチカードを用いると、MMコード以外のスクラッチ番号(ポイントID)に基づいて、ユーザにポイントを付与することができる。また、ユーザにとっては、スクラッチカードを削って確認したスクラッチ番号を送信して初めてポイント数を知ることができるので娯楽性が高い。
【0301】
当該情報提供システムにおける全体構成(図1)および各装置のハードウェア構成(図2、3)は、第1の実施形態と同様である。
【0302】
5−1.フローチャート
図34は、情報発信媒体にスクラッチカードを用いて情報提供システムを構成した場合におけるフローチャートである。なお、図35は、この場合に、情報発信媒体12であるスクラッチカードおよび携帯電話14のディスプレイ32に表示される画面の例である。
【0303】
まず、ユーザ2は、店舗などによりスクラッチカード351を入手する。例えば、店舗は、ユーザ2の商品購入金額に応じてスクラッチカード351を配布すればよい。
【0304】
前記スクラッチカード351には、MMコード「5555」が印刷されている。ユーザ2は、携帯電話14のブラウザ機能を利用して、所定のURLを入力し情報提供サーバ装置10にアクセスする(図34、ステップS3401)。携帯電話14からのアクセスを受けて、情報提供サーバ装置10は、図35に示すような、当該情報提供システムのトップメニュー画面352を携帯電話14に送信する(ステップS3411)。
【0305】
次に、ユーザ2が、トップメニュー画面352の「MMコード」入力欄352Aにスクラッチカードに印刷された前記MMコードを入力し、「GO」352Bボタンを押下すると(ステップS3402)、情報提供サーバ装置10は、入力を受けたMMコードを検索キーにして提供情報データベース70を検索し、該当する提供情報を抽出する(ステップS3412)。
【0306】
さらに、情報提供サーバ装置10は、抽出した提供情報を、入力されたMMコードに対応するスクラッチ番号入力画面353として携帯電話14に送信する(ステップS3413)。
【0307】
ユーザ2が、前記スクラッチ番号入力画面353において、スクラッチカードのスクラッチ部分351Aを削って取得したスクラッチ番号(「5678−EFGH」(ポイントID))を入力して「入力へ」ボタン353Aを押下すると(ステップS3403)、情報提供サーバ装置10は、受信したスクラッチ番号のチェックを行う(ステップS3414)。
【0308】
スクラッチ番号のチェックは、図36に示すスクラッチ番号管理データベース340を参照して行われる。なお、スクラッチカードの発行前において、発行されるべきMMコードおよびスクラッチ番号が、当該スクラッチ番号管理データベース340に予め登録されているものとする。また、スクラッチ番号管理データベース340には、付与されるべきポイント数(ポイント付与情報)、スクラッチカードの有効無効を示す「使用済」サイン等が同時に登録されている。
【0309】
情報提供サーバ装置10は、該当するスクラッチ番号およびMMコードの組合せのレコードを参照して当該スクラッチ番号が「使用済」か否かをチェックする。これは、二重にポイントを付与することを防ぐためである。
【0310】
スクラッチ番号のチェックが有効であると判断した情報提供サーバ装置10は、ポイント情報画面354を携帯電話14に送信する(ステップS3415)。例えば、図36におけるスクラッチカード番号管理データベースにおいて、スクラッチ番号「5678−EFGH」のレコード361のポイント数が「100」であるので、100ポイントが付与される旨(ポイント付与情報)がポイント情報画面354に表示されている。
【0311】
さらに、ユーザ2が、前記ポイント情報画面354において、「確認」354Aを押下すると(ステップS3404)、情報提供サーバ装置10は、さらにスクラッチカード終了画面355を送信する(ステップS3416)。
【0312】
このように、ユーザ2は、情報提供サーバ装置10にスクラッチ番号を送信したときに初めて、当該スクラッチ番号に対するポイント数を知ることができるので、より娯楽性を高めた情報提供システムを実現することができる。
【0313】
5−2.ポイントの登録およびポイントの使用
第1の実施形態と同様に、ユーザ2が取得したポイントは、情報提供サーバ装置10の利用実績データベース180等において管理され、累積ポイント数に応じて景品等と交換できる。
【0314】
5−3.まとめ
上記実施形態では、第1の実施形態と同様に、携帯電話14から情報提供サーバ装置10にアクセスすることによって、スクラッチ番号を送信したが、第3の実施形態または第4の実施形態と同様に「スクラッチカード」のアプリケーションプログラムを用いて、携帯電話14のローカル機能を用いてスクラッチ番号を登録し、後で送信するようにしてもよい。
【0315】
上記実施形態では、情報IDであるMMコードとポイントIDであるスクラッチ番号を別個の画面において入力するようにしたが、同一の画面において入力するようにしてもよい。これにより、情報提供サーバ装置へのアクセス回数を減らすことができ効率がよい。
【0316】
上記実施形態では、ポイントIDであるスクラッチ番号が被膜で覆われたスクラッチカードを用いてシステムを構成したが、ポイントIDに該当する番号または文字列を被膜などで隠蔽せず、情報IDであるMMコードと併記するようにしてもよい。
【0317】
上記実施形態では、ポイントIDであるスクラッチ番号が被膜で覆われたスクラッチカードを用いてシステムを構成したが、ポイントIDに該当する番号が隠蔽できる他の情報発信媒体を用いてもよい。例えば、剥離して印刷内容を確認する圧着ハガキもしくは三角くじ、または、菓子等のおまけとして包装されたカード等がこれに該当する。また、商品パッケージの裏面にポイントIDに該当する番号等を印刷しておき、パッケージ開封後にポイントIDを確認できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における全体構成を示す図である。
【図2】この発明の一実施形態におけるサーバ装置のハードウェア構成図を示す例である。
【図3】この発明の一実施形態における携帯電話のハードウェア構成図を示す例である。
【図4】「会員登録」におけるフローチャートを示す図である。
【図5】「会員登録」における携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図6】会員情報データベースの例を示す図である。
【図7】「広告」におけるフローチャートを示す図である。
【図8】「広告」におけるテレビ画面および携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図9】提供情報データベースの例を示す図である。
【図10】「投票」におけるフローチャートを示す図である。
【図11】「投票」におけるテレビ画面および携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図12】投票結果データベースの例を示す図である。
【図13】「アンケート」におけるフローチャートを示す図である。
【図14】「アンケート」におけるテレビ画面および携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図15】アンケート回答データベースの例を示す図である。
【図16】「ゲーム」におけるフローチャートを示す図である。
【図17】「ゲーム」におけるテレビ画面および携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図18】「ポイントの登録」におけるフローチャートを示す図である。
【図19】「ポイントの登録」における携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図20】利用実績データベースの例を示す図である。
【図21】「ポイントの使用」におけるフローチャートを示す図である。
【図22】「ポイントの使用」における携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図23】景品管理データベースの例を示す図である。
【図24】テレビ以外の情報発信媒体の例を示す図である。
【図25】マルチメディア・キオスク端末(MMK)を使用する場合の例を示す図である。
【図26】「ダウンロード」におけるフローチャートを示す図である。
【図27】「ダウンロード」における携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図28】「投票アプリケーション」におけるフローチャートを示す図である。
【図29】「投票アプリケーション」におけるテレビ画面および携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図30】「ポイント確認」における携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図31】募集情報データベースの例を示す図である。
【図32】「アンケートアプリケーション」におけるテレビ画面および携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図33】「アンケートアプリケーション」におけるフローチャートを示す図である。
【図34】「スクラッチカード」におけるフローチャートを示す図である。
【図35】「スクラッチカード」における携帯電話のディスプレイ画面を示す図である。
【図36】スクラッチカード番号管理データベースの例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・インターネット
2・・・ユーザ
10・・・情報提供(収集)サーバ装置
12・・・情報発信媒体
14・・・携帯電話

Claims (5)

  1. 情報提供サーバ装置と、当該情報提供サーバ装置に対して通信可能であり、複数の設置場所に設けられた複数の端末装置とを備えた情報提供システムであって、
    前記情報提供サーバ装置は、
    各設置場所の端末装置について、ユーザが訪れるべき順を端末IDにて示す情報と、各ユーザがたどりついた端末装置を端末IDにて示すポインタ情報と、各端末装置に対応付けられた情報IDとを記述した管理テーブルおよび、各端末装置に対応付けられた次の端末装置の設置場所に関する提供情報を記録した提供情報データベースを記録しており、
    前記端末装置は、
    ユーザによる情報IDの入力を受けて、当該情報IDおよび自己の端末IDを情報提供サーバ装置に送信する手段と、
    情報提供サーバ装置から受信した次の端末装置の設置場所に関する提供情報および次に入力すべき情報IDを出力する手段とを備え、
    前記情報提供サーバ装置は、
    前記端末装置からの情報IDおよび端末IDを受けて、前記管理テーブルに記録された当該ユーザのポインタ情報に基づいて、当該ユーザが訪れるべき端末装置を特定して、送られてきた端末IDが正しいかどうかをチェックし、当該端末装置に対応して記録された情報IDが、端末装置からの情報IDと合致するか否かを判断する手段と、
    前記端末IDおよび前記情報IDが正しいと判断した場合に、前記管理テーブルおよび前記提供情報データベースに基づいて、当該ユーザが次に訪れるべき端末装置を特定し、当該端末装置に対応して記録された情報IDおよび設置場所に関する提供情報を取得して前記端末装置に送信する手段と、
    を備えたことを特徴とする情報提供システム。
  2. 複数の設置場所に設けられた複数の端末装置のそれぞれと通信可能に設けられた情報提供サーバ装置であって、
    各設置場所の端末装置について、ユーザが訪れるべき順を端末IDにて示す情報と、各ユーザがたどりついた端末装置を端末IDにて示すポインタ情報と、各端末装置に対応付けられた情報IDとを記述した管理テーブルおよび、各端末装置に対応付けられた次の端末装置の設置場所に関する提供情報を記録した提供情報データベースを記録しており、
    前記端末装置からの情報IDおよび端末IDを受けて、前記管理テーブルに記録された当該ユーザのポインタ情報に基づいて、当該ユーザが訪れるべき端末装置を特定して、送られてきた端末IDが正しいかどうかをチェックし、当該端末装置に対応して記録された情報IDが、端末装置からの情報IDと合致するか否かを判断する手段と、
    前記端末IDおよび前記情報IDが正しいと判断した場合に、前記管理テーブルおよび前記提供情報データベースに基づいて、当該ユーザが次に訪れるべき端末装置を特定し、当該端末装置に対応して記録された情報IDおよび設置場所に関する提供情報を取得して前記端末装置に送信する手段と、
    を備えたことを特徴とする情報提供サーバ装置。
  3. 請求項1の情報提供システムにおいて、
    前記情報提供サーバ装置は、前記提供情報データベースに、情報IDに対応付けたポイント数を記録しており、
    前記端末装置は、ユーザIDを送信する手段をさらに備え、
    前記情報提供サーバ装置は、端末装置からのユーザIDを受けて、前記提供情報データベースに基づいて前記情報IDに対応したポイント数を取得し、当該取得したポイント数を前記ユーザIDに対応付けて記録する手段をさらに備えたことを特徴とするもの。
  4. 請求項2の情報提供サーバ装置において、
    提供情報データベースに、情報IDに対応付けたポイント数を記録しており、
    端末装置からのユーザIDを受けて、前記提供情報データベースに基づいて前記情報IDに対応したポイント数を取得し、当該取得したポイント数を前記ユーザIDに対応付けて記 録する手段をさらに備えたことを特徴とするもの。
  5. 情報提供サーバ装置と、当該情報提供サーバ装置に対して通信可能であり、複数の設置場所に設けられた複数の端末装置とを備えた情報提供方法であって、
    前記情報提供サーバ装置は、
    各設置場所の端末装置について、ユーザが訪れるべき順を端末IDにて示す情報と、各ユーザがたどりついた端末装置を端末IDにて示すポインタ情報と、各端末装置に対応付けられた情報IDとを記述した管理テーブルおよび、各端末装置に対応付けられた次の端末装置の設置場所に関する提供情報を記録した提供情報データベースを記録しており、
    前記端末装置は、
    ユーザによる情報IDの入力を受けて、当該情報IDおよび自己の端末IDを情報提供サーバ装置に送信するステップと、
    情報提供サーバ装置から受信した次の端末装置の設置場所に関する提供情報および次に入力すべき情報IDを出力するステップとを実行し
    前記情報提供サーバ装置は、
    前記端末装置からの情報IDおよび端末IDを受けて、前記管理テーブルに記録された当該ユーザのポインタ情報に基づいて、当該ユーザが訪れるべき端末装置を特定して、送られてきた端末IDが正しいかどうかをチェックし、当該端末装置に対応して記録された情報IDが、端末装置からの情報IDと合致するか否かを判断するステップと、
    前記端末IDおよび前記情報IDが正しいと判断した場合に、前記管理テーブルおよび前記提供情報データベースに基づいて、当該ユーザが次に訪れるべき端末装置を特定し、当該端末装置に対応して記録された情報IDおよび設置場所に関する提供情報を取得して前記端末装置に送信するステップと、
    実行することを特徴とする情報提供方法。
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