JP3607653B2 - 分離計数装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、分離計数装置であって、計数対象の移動体の数をその移動方向別、停止別または停止位置別等、所定の目的別に分離して計数する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の計数装置としては、基準線を通過した移動体を計数するものが知られている。例えば、特開平11−185008号公報に記載の計数装置は、撮像手段による撮像画像内に計数範囲を設定する手段であって一辺を基準辺とする長方形の計数範囲を設定する計数範囲設定手段と、前記計数範囲の外部から内部に入り内部から外部に出る移動体の数を計数する手段であって前記計数範囲の基準辺を除く三辺のうちの一辺および基準辺を通過する移動体の数のみを計数する計数手段とを備えたものである。
【0003】
これによると、移動体が計数範囲を通過してもすべてが計数されるわけではなく、基準辺を通過した移動体の数しか計数されないので、例えば店舗の出入口を通過する人数を計数するような場合に好ましく適用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記計数装置では、結局、基準辺といういわば線上での通過による計数であるから、計数対象の移動体における、移動方向別、停止・通過の別、停止位置別等の目的別に分離して計数することができない。
【0005】
すなわち、上記計数装置によっては任意の移動方向別に分離した移動体の計数までは実現されていないため、その計数された移動体がどの方向からやって来たものであるのか等の移動方向までをも知ることができなかった。
【0006】
そして、移動方向別に分離して計数できないことから、計数誤差が累積してしまう自体も起こっていた。例えば、エスカレータでの計数をするときとして、移動方向として入場方向と一旦入場し直ちにUターンする方向とを計数段階で分離できないので、入場者数は、入場方向の数から退場方向の数を引き算して測定するしかなかった。例えば計数装置自体の誤差が±2%としたとき、図14に示すように、Uターン者も含む入場方向(図14中の移動軌跡A、Bの両方)の人数が1000人であればその誤差人数は±20人であり、退場方向(図14中の移動軌跡A)の人数が900人であればその誤差人数は±18人であり、このうち入場者数(図14中の移動軌跡Bのみ)は、入場方向の人数から退場方向の人数を引き算して求めるので、得られる入場者数は、100±38人となる。これは、Uターン者も含む入場方向での計数誤差(±20人)と、退場方向での計数誤差(±18人)とが累積してしまうからである。
【0007】
また、上記計数装置による計数範囲内において移動体が通過するだけであったのか、それとも途中で立ち止まったのかを分離して計数することができない。すなわち、この計数範囲は、計数対象となる移動体を特定するための範囲にすぎず、通過と立ち止まりまでを分離して計数するような発想がなかった。停止・通過の別に分離計数できないから、もちろん停止位置別に分離して計数することも実現できない。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、計数対象の移動体における目的別に応じてこれら移動体を個別に分離計数できるような分離計数装置の実現を課題とする。具体的には、分離計数装置として、計数対象の移動体を任意の移動方向別に精度よく分離計数できるようにすること、また、通過と立ち止まりの別に分離計数できるようにすること、さらには停止位置別に分離計数できるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る分離計数装置(請求項1)は、監視領域を撮像する撮像手段によって映し出した撮像画像内の移動体を個別に分離計数する分離計数装置であって、上記撮像手段が撮像した撮像画像を少なくとも設定時には画面表示する表示手段と、上記表示画面内の撮像画像上において任意に設定可能な内部領域を配置させるとともに、この内部領域の周囲において3以上に分割配置可能な外部領域を任意に配置させる領域設定手段と、上記外部領域や上記内部領域に現われた移動体を追跡する追跡手段と、上記追跡手段による移動体の軌跡が上記領域設定手段で配置させたどれか1つの外部領域から上記内部領域を通過して他の外部領域に移動した移動体の数を、異なる外部領域間での移動方向別に分離して計数する計数手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記領域設定手段によって監視領域を映した撮像画像内に計数対象となる移動体を捉えるための内部領域を自由に配置設定でき、また、分離計数したい様々な移動体の移動方向別にあわせて上記外部領域を任意に配置設定できる。そして、上記追跡手段によってある外部領域に現われた移動体を追跡し、上記計数手段によって内部領域を通過して他の外部領域に移動した移動体の数を、その外部領域間での移動方向として移動方向別に計数される。このようにして、上記領域設定手段で設定した異なる外部領域間としての移動方向別に移動体の数を分離して計数することができる。なお、計数に際して従来例のような基準線の通過も必要としない。
【0011】
(2)また、本発明に係る分離計数装置(請求項2)は、上記分離計数装置(請求項2)において、上記表示画面内に移動体の分離計数したい移動方向を定義するための矢印を異なる外部領域間を指し示すように任意に配置させる矢印設定手段を設け、上記計数手段は、上記内部領域に現われた移動体の中から上記矢印の前後2方向で指し示す外部領域間での移動方向の移動体の数だけを計数するようにした、ことを特徴とする。
【0012】
これによると、さらに上記矢印設定手段によって分離計数したい移動方向として矢印の前後2方向で指し示す外部領域間であることを定義することができ、そして、上記計数手段によって上記矢印で定義しなかった外部領域間の移動方向は計数されず、上記矢印で定義した外部領域間の移動方向での移動体の数だけが計数される。これにより、上記矢印で定義しなかった移動体の数を除外し、上記矢印で定義した必要となる移動体の数を分離して計数することができる。なお、上記矢印は、矢印の示す方向を順方向、対比する方向を逆方向として移動体の移動方向を分離し、この矢印によって分離計数した移動体の数の内訳を、さらに順方向と逆方向とに分離して計数することもできる。また、上記矢印設定手段によって複数の矢印を設定することもできる。
【0013】
(3)また、本発明に係る分離計数装置(請求項3)は、監視領域を撮像する撮像手段によって映し出した撮像画像内の移動体を個別に分離計数する分離計数装置であって、上記撮像手段が撮像した撮像画像を少なくとも設定時には画面表示する表示手段と、上記表示画面内の撮像画像上において任意に設定可能な内部領域を配置させるとともに、この内部領域の周囲において3以上に分割配置可能な外部領域を任意に配置させる領域配置手段と、上記外部領域や上記内部領域において現われた移動体を監視する監視部と、上記監視部で監視された移動体のうち移動速度が略ゼロまたは上記内部領域内に一定時間以上留まった移動体の数を計数する立ち止まり計数部と、上記監視部で監視された移動体のうち上記立ち止まり計数部で計数されなかった移動体の数を計数する通過計数部と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
上記領域配置手段によって監視領域内の計数対象となる移動体を捉えるための内部領域が自由に配置設定できるので、監視領域に設置され移動体が関心を示すような場所や物体等を含めるようにして内部領域を配置設定することができる。そして、上記監視部によって上記内部領域に現われる移動体が監視され、その移動体の移動速度が略ゼロとなるか、または、上記内部領域内に一定時間以上留まった場合は上記立ち止まり計数部によってその数が計数される一方、移動体の移動速度が略ゼロにならなかったり上記内部領域内に一定時間未満しか留まらなかった場合は上記通過計数部によってその数が計数される。これにより、上記監視領域内において計数対象となる移動体を、通過した数と途中で立ち止まった数との二種類に分離して計数することができる。
【0015】
(4)また、本発明に係る分離計数装置(請求項4)は、監視領域を撮像する撮像手段によって映し出した撮像画像内の移動体を個別に分離計数する分離計数装置であって、上記撮像手段が撮像した撮像画像を少なくとも設定時には画面表示する表示手段と、上記表示画面内の撮像画像上において任意に設定可能な内部領域を配置させるとともに、この内部領域の周囲において3以上に分割配置可能な外部領域を任意に配置させる領域設定手段と、上記内部領域内において現われた移動体を監視する監視部と、上記監視部で監視された移動体の移動速度が略ゼロになったときの位置近傍の上記外部領域別に移動体の数を計数する場所別立ち止まり計数部と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
上記領域設定手段によって、監視領域内の計数対象となる移動体を捉えるための内部領域が自由に配置設定でき、また、上記外部領域も自由に配置設定できるので、監視領域内に設置され移動体が関心を示すような複数の場所や物体等に対応して各々の外部領域を配置設定することができる。そして、上記監視部によって内部領域に現われる移動体が監視され、その移動体の移動速度が略ゼロになると上記場所別立ち止まり計数部によってその移動体の移動速度が略ゼロになったときの位置近傍の外部領域別に移動体の数が計数される。これにより、2以上の外部領域の領域別に計数対象となる移動体を分離して計数することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による分離計数装置を示す構成図であり、図2は、この分離計数装置の構成を示すブロック図である。この分離計数装置は、図1、図2に示すように、撮像部1、計数器3、設定器2により構成される。
上記撮像部1は、小型カメラなどによって構成され、例えば人のような移動体の移動が実際に行われる監視領域を撮像し、そのビデオ出力を設定器2に与える。
【0018】
上記設定器2は、パソコンなどで構成でき、表示部4、領域設定部5、矢印設定部6、操作部7を備える。そして、この設定器2は、後述の領域設定や矢印設定の作業が終了すると上記計数器3から取外されて計数時には使用されないようにしてもよい。また、この設定器2を計数時にも取り付けておいて上記撮像部1からの撮像画像を表示部4に画面表示できるようにしておいてもよい。上記表示部4は、パソコンのCRTなどによって構成され、後述の領域設定や矢印設定の設定時において上記撮像部1によって写し撮られた監視領域の撮像画像を表示するとともに、領域設定部5で設定された内部領域および外部領域、矢印設定部6で設定された矢印などをあわせて画面表示させる。上記領域設定部5は、上記撮像画像を表示した表示部4の表示画面内に位置や大きさなどを任意に設定可能な内部領域を配置させるとともに、この内部領域の周囲において2以上の分割された外部領域を任意に配置させる。上記内部領域の位置や大きさの拡縮操作、上記外部領域の配置操作は、パソコンのマウスやキーボードなどで構成される上記操作部7によって行われる。上記矢印設定部6は、上記領域設定部5で設定された表示部4の表示画面内に移動体の分離計数したい移動方向を定義するための矢印を任意に配置させる。この矢印の選択、配置操作も、上記マウス(操作部7)でのドラッグアンドドロップ、上記キーボードでのキー操作などによって行われる。
【0019】
上記計数器3は、種々の演算手段で構成でき、追跡部8、計数部9を備える。追跡部8は、上記外部領域や上記内部領域に現われた移動体を追跡する。この移動体の追跡方法は、上記撮像部1から得られたデータを処理して上記外部領域や上記内部領域に現われた移動体を検知しながら追跡するなど既知の方法で行うことができる。上記計数部9は、上記追跡部8による移動体の軌跡が上記領域設定部5で配置させたどれか1つの外部領域から上記内部領域を通過して他の外部領域に移動した移動体の数を、異なる外部領域間での移動方向別に分離して計数する。このとき、上記内部領域を通過した移動体の中から上記矢印設定部6で配置させた矢印の前後2方向で指し示す移動方向の移動体の数だけを計数する。
【0020】
上記分離計数装置の操作手順を説明する。
まず、上記撮像部1を所望の監視領域(例えば、店舗の出入口やエスカレータの昇降口など)を写し撮れるように設置し、その監視領域の撮像画像を上記表示部に画面表示させる。
【0021】
次に、この表示画面上に領域設定を行う。まず、上記設定器2の操作部7によって例えば「領域設定」のコマンドを指令すると、表示部4の画面上に、図3に示すような種々の領域パターン(E),(T),(R),(N)を選択させる領域選択部21が表示される。これら領域パターン(E),(T),(R),(N)は、四角形状の内部領域22の周囲に配置された外部領域23が幾つかの分割タイプに分かれた分割タイプ別に構成されている。この領域パターンにおける内部領域22は、計数対象の移動体が通過する位置の領域であり、各外部領域23は、その移動体の移動方向を示すための領域である。そして、これらの領域パターン(E),(T),(R),(N)の中から監視領域の撮像画像において分離計数したいタイプを操作部7によって選択する。この際、分離計数したい移動体の移動方向ごとに外部領域23が配置されているものを選択することとなる。領域パターンを選択すると、表示部4の表示画面において撮像画像上に選択した領域パターンが重ね合わされる。
【0022】
続いて、この重合された表示画面を確認し、内部領域22が計数対象の移動体が通過する位置に配置されるように内部領域22の位置の移動や大きさの拡縮操作をマウスやキーボード(操作部7)によって調整する。また、この内部領域22の周囲に配置される2以上の外部領域23も、分離計数したい移動体の各々の移動方向と整合するように位置や大きさの拡縮操作をマウスやキーボード(操作部7)によって調整する。
【0023】
以上で、内部領域22、外部領域23のそれぞれの領域設定作業が完了する。
【0024】
次に、この表示画面上に矢印設定を行う。まず、上記設定器2の操作部7によって例えば「矢印設定」のコマンドを指令すると、表示部4の画面上に、図4に示すような種々の矢印32、・・・を選択させる矢印選択部31が表示される。これら矢印32、・・・は、直線タイプ、L型タイプ、コ型タイプの各タイプ別に構成されている。この矢印32は、移動体の分離計数したい移動方向を定義するためのものであって、矢印32の前後2方向で指し示す外部領域23間をまたぐ移動体の数だけを計数するように移動方向を指定する。そして、矢印選択部31の中から所望の矢印32を選択するとともに領域設定された表示画面上において分離計数したい移動方向と整合するように調整する。この操作は、例えば、操作部7としてのマウスで、所望の矢印32をドラッグアンドドロップして表示画面上に適宜置いて行くようにしてもよい。
【0025】
以上で、矢印設定の作業が完了する。これですべての設定作業が完了し、この後は上記設定器2を計数器3から取外すようにしてもよい。
そして、計数器3は、撮像部1で捉えた撮像画像を処理し、まず、追跡部8が移動体の存在を判別して、その移動体の移動を追跡し、ある外部領域23から内部領域22を通過し他の外部領域23に移ったことが検知されることで上記計数部9が移動体を個別に分離して計数して行く。
【0026】
以上のようにして設定された表示画面例を図5の(a)〜(d)に示す。
【0027】
図5の(a)の表示画面例は、例えば、エスカレータの昇降口での人の移動方向別に分離計数したフロア利用調査に利用される。そして、図6は、その実際の表示画面例を示す。この場合、人の移動方向として、矢印32の(1)がフロアの入場方向(外部領域23の▲1▼▲3▼間)、矢印32の(2)がフロアの退場方向(外部領域23の▲3▼▲2▼間)、矢印32の(3)がフロアの通過方向(外部領域23の▲1▼▲2▼間)をそれぞれ定義している。従って、上記計数器3の計数部9によって、フロア入場者数、フロア退場者数、フロア通過者数のそれぞれが別々に独立して計数される。
【0028】
このように、2以上の外部領域23間に対応した任意の移動方向別に移動体の数を個別に分離計数できる。このとき、上記矢印設定部6の矢印32で定義しなかった移動体の数を除外し、上記矢印32で定義し必要となる移動体の数の分離計数のみを取得することができる。また、計数段階で移動方向別に独立して計数されるから、従来例の基準線による場合のように誤差が累積することもなく、精度よく移動体の移動方向別の計数が可能となる。
【0029】
図5の(b)の表示画面例は、例えば、店舗内の四差路に分かれた通路において人がどの方向に向かって移動して行くのかについて、人の移動方向別に分離計数した導線調査に利用できる。この場合、人の移動方向として、矢印32の(1)が直進方向(外部領域23の▲1▼▲3▼間)、矢印32の(2)が左折方向(外部領域23の▲1▼▲2▼間)、矢印32の(3)が右折方向(外部領域23の▲1▼▲4▼間)をそれぞれ定義している。なお、外部領域23の▲2▼▲4▼間、▲2▼▲3▼間、▲3▼▲4▼間は、矢印32による定義がないのでこれらの移動方向に移動する移動体は、上記計数器3の計数部9によって計数されない。従って、上記計数部9によって、直進方向に向かって移動して行く人数、左折方向に向かって移動して行く人数、右折方向に向かって移動して行く人数のそれぞれが別々に独立して計数される。
【0030】
図5の(c)の表示画面例は、例えば、店舗の入口において人がどの方向から入店して来るのかについて、人の移動方向別に分離計数した入店率調査に利用できる。この場合、人の移動方向として、矢印32の(1)が左からの入場方向(外部領域23の▲2▼▲1▼間)、矢印32の(2)が右からの入場方向(外部領域23の▲3▼▲1▼間)、矢印32の(3)が通過方向(外部領域23の▲2▼▲3▼間)をそれぞれ定義している。従って、上記計数器3の計数部9によって、左からの入店者数、右からの入店者数、入店しない通過者数のそれぞれが別々に独立して計数される。加えて、これら入店者数および通過者数を合計した通行人数のうちの上記入店者数の割合に基づいて入店率が求められる。
【0031】
図5の(d)の表示画面例は、例えば、従来例のものと同様に店舗の出入口における出入人数調査に利用できる。この場合の移動方向は、矢印32の(1)の入場方向(外部領域23の▲1▼▲2▼間)のみを定義し、従って、上記計数器3の計数部9によって移動方向を問わない入店者数が計数される。
【0032】
以上のような、移動方向別の計数結果は、図7に示すように、所定時間おきに記録され、プリンターでプリントアウトすることができる。図7において、例えば、矢印32の(1)で示す移動方向では、9時30分から10時までには252人、10時から10時30分までには525人、・・・の人数が計数されたことを示す。
【0033】
なお、本発明においては、図8に示すように、上記追跡部8は、移動体の追跡開始点71・追跡終了点72が内部領域22内にのみあった場合は、追跡開始点71・追跡終了点72におけるベクトル方向から過去方向、未来方向に延長線73,74を延長し、この延長線73,74があたる外部領域23間を特定して分離計数するようにしてもよい。この図8の例では、移動体の追跡開始点71の延長線73は外部領域23の▲1▼となり、追跡終了点72の延長線74は外部領域▲2▼となる。
【0034】
また、本発明においては、移動体の移動方向を定義するための矢印設定部6を必ずしも備えなくてもよい。この場合は、必要となる移動方向を定義できないものの、移動体がまたぐ異なる外部領域23間のすべての移動方向別に分離計数することができる。
【0035】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2による分離計数装置は、ある監視領域内において計数対象となる移動体を、通過した数と、立ち止まった数との二種類に分離して計数できるようにしたものである。この分離計数装置は、図9に示すように、設定器2は、表示部4、領域配置部81および操作部7を備え、計数器3は、速度監視部82、立ち止まり計数部83および通過数計数部84を備える。なお、撮像部1、表示部4および操作部7は、上記実施の形態1と同様に構成される。
【0036】
上記設定器2の領域配置部81は、領域設定時において上記撮像部1から撮り込んだ撮像画像の表示画面内に計数対象となる移動体が現われる位置に任意の領域を配置させる。なお、この領域の位置の移動や大きさの拡縮操作は、マウスやキーボードなどの上記操作部7によって行える。速度監視部82は、上記領域内において移動体を追跡するとともにその移動速度を監視する。この監視方法としては、例えば図10に示すように、領域90内に現われた移動体に対して時系列的に追跡点91を付して行く。立ち止まり計数部83は、上記速度監視部82で監視された移動体の移動速度が略ゼロになった移動体の数を計数する。通過計数部84は、上記速度監視部82で監視された移動体の移動速度が略ゼロにならなかった移動体の数を計数する。なお、上記領域90の周囲には上記実施の形態1で説明した外部領域23を設けるようにしてもよい。
【0037】
そして、図11に示すように、例えば商品陳列台92を配置した通路である監視領域を上記撮像部1で撮り込み、表示部4で表示された撮像画像上において上記領域配置部81によって領域90内に上記商品陳列台92が配置されるように設定配置させる。これで領域設定作業が完了する。この後は上記設定器2を計数器3から取外すようにしてもよい。
【0038】
そして、上記速度監視部82によって領域90に現われる移動体の移動速度が監視される。これは、例えば、図10に示すように領域90内に現われた移動体に対して時系列的に追跡点91を付して行くことで移動体の移動速度が監視される。
【0039】
そして、移動体の追跡点91の変化が過去の撮像画像での追跡点91とあまり変化していないような場合その移動体の移動速度が略ゼロになっているといえ、このような移動体93の数が上記立ち止まり計数部83によって計数される。一方、移動体の追跡点91の変化が過去の撮像画像での追跡点と比して常に変化しているような場合その移動体の移動速度が略ゼロにならなかったといえ、このような移動体94の数が上記通過計数部84によって計数される。
【0040】
このようにして、領域90において計数対象となる移動体を通過した数と、途中で立ち止まった数との二種類に分離して計数することができる。この立ち止まった人数は、監視領域内に設置した商品陳列台92での商品に関心をもった人数であるとみなすことができる。なお、この停止数別の計数結果は、所定時間おきに記録され、プリンターでプリントアウトすることができる。従って、上記分離計数装置によれば、通過者数と、立ち止まり数とが分離されて計数されるので、例えばその商品陳列台92での商品が実際に売れた数と比較することで、その商品にはあまり関心がない、その商品に関心はあるようだが実際にあまり売れていない、その商品に関心があってよく売れた、などの関心度調査に利用することができる。
【0041】
なお、この実施の形態2において、速度が略ゼロになって商品に対し関心を持ったとみなすかわりに商品前に領域90を設定し、この領域90内にとどまった時間、例えば20秒以上とどまった人を関心有りとし、分離計数してもよい。
【0042】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3による分離計数装置は、ある監視領域内において計数対象となる移動体の立ち止まりが、どの場所で発生するのか領域別に分離して計数できるようにしたものである。この分離計数装置は、図12に示すように、設定器2は、表示部4、領域設定部112および操作部7を備え、計数器3は、速度監視部113および場所別立ち止まり計数部114を備える。なお、撮像部1、表示部4および操作部7は、上記実施の形態1と同様に構成される。
【0043】
上記設定器2の領域設定部112は、領域設定時において上記撮像部1から撮り込んだ撮像画像の表示画面内に計数対象となる移動体が現われる位置に任意の内部領域を配置させるとともに、この内部領域の周囲において2以上の分割された外部領域を任意に配置させる。このとき、2以上の外部領域は、分離計数したい立ち止まり場所ごとに対応させて配置する。なお、この内部領域の位置の移動や大きさの拡縮操作、2以上の外部領域の位置の移動は、マウスやキーボードなどの上記操作部7によって行える。速度監視部113は、上記内部領域内において移動体を追跡するとともにその移動速度を監視する。この監視方法としては、例えば図10に示すように、内部領域内に現われた移動体に対して時系列的に追跡点91を付して行く。場所別立ち止まり計数部114は、上記速度監視部113で監視された移動体の移動速度が略ゼロになったときの移動体の位置近傍の上記外部領域別に移動体の数を計数する。
【0044】
そして、図13に示すように、例えば商品陳列台92を4箇所に配置した通路である監視領域を上記撮像部1で撮り込み、表示部4で表示された撮像画像上において上記領域設定部112によって内部領域22内に上記通路が配置されるように設定配置させる。次いで、上記商品陳列台92を配置した4箇所にそれぞれ対応させて外部領域23を設定配置させる。図13に示す例では、4つの商品陳列台92のそれぞれに外部領域23の▲1▼▲2▼▲5▼▲6▼を配置設定している。これで内部領域および外部領域の設定作業が完了する。この後は上記設定器2を計数器3から取外すようにしてもよい。
【0045】
そして、上記速度監視部113によって内部領域22に現われる移動体の移動速度が監視される。これは、例えば、図10に示すように内部領域内に現われた移動体に対して時系列的に追跡点91を付して行くことで移動体の移動速度が監視される。
【0046】
そして、移動体の追跡点91の変化が過去の撮像画像での追跡点91とあまり変化していないような場合その移動体の移動速度が略ゼロになっているといえ、この移動速度が略ゼロになったときの移動体の位置近傍の上記外部領域23別に移動体の数が上記場所別立ち止まり計数部114によって計数される。図13の例では、移動体95は、外部領域23の▲1▼と▲6▼においてそれぞれ計数され、移動体96は、外部領域23の▲5▼においてのみ計数される。
【0047】
このようにして、2以上の外部領域23の領域別に計数対象となる移動体を分離して計数することができる。各領域別に立ち止まった人数は、監視領域内に設置した各々の商品陳列台92で商品に関心をもった人数であるとみなすことができる。なお、この領域別の計数結果は、所定時間おきに記録され、プリンターでプリントアウトすることができる。従って、この分離計数装置によれば、移動体の停止した領域別にその立ち止まり数が分離されて計数されるので、どの領域(どの場所の商品陳列台)で多くの立ち止まりが見られるかを知ることができ、利用率(人気度)調査に利用することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る分離計数装置(請求項1)によれば、領域設定手段で配置させた上記外部領域間に対応した任意の移動方向別に移動体の数を個別に分離計数できる。また、計数段階で任意の異なる外部領域間をまたぐ限りそれぞれ移動方向別に計数されるので、誤差が累積することがなく移動方向別に精度よく移動体の数を分離計数することができる。従って、この分離計数装置は、監視領域内の例えば三差路、四差路などの通路に面した店舗の出入口やエスカレータの昇降口などに対応して内部領域を配置させることで、移動方向別に精度よく移動体の数を分離計数できるから、入店率調査や流動調査などに有効に活用できる。
【0049】
また、本発明に係る分離計数装置(請求項2)によれば、さらに、上記矢印設定手段の矢印で定義しなかった移動体の数を除外し、上記矢印で定義し必要となる移動体の数のみの分離計数を取得することができる。従って、ユーザの必要とする移動方向にあわせて所定の外部領域間を指し示すように上記矢印を配置設定することでユーザの種々の目的にあった分離計数をすることができる。この分離計数装置も上記のものと同様に入店率調査や流動調査などに有効に活用することができる。
【0050】
また、本発明に係る分離計数装置(請求項3)によれば、領域配置手段で設定した領域内において通過した移動体の数と途中で立ち止まった移動体の数の二種類に分離して計数することができる。従って、この分離計数装置は、監視領域内の例えば商品陳列台を内部領域内の所定場所に配置させることで、立ち止まった移動体の数を、その商品陳列台の商品に関心をもった人数であるとみなすことができるから、関心度調査などに有効に活用することができる。
【0051】
また、本発明に係る分離計数装置(請求項4)によれば、内部領域内において立ち止まった移動体の数を、その停止位置別に分離して計数することができる。従って、この分離計数装置は、監視領域内の例えば複数の商品陳列台を設置した通路に内部領域を配置するとともに各商品陳列台に各々異なる外部領域を配置させることで、場所別立ち止まり計数手段で計数された停止位置別の移動体の数を、各々の商品陳列台の商品に関心をもった人数であるとみなすことができるから、各々の商品陳列台の中で最も関心をもった商品の商品陳列台、あまり関心を持たなかった商品の商品陳列台などに分離できるから、利用率調査などに有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による分離計数装置を示す構成図である。
【図2】実施の形態1による分離計数装置の構成を示すブロック図である。
【図3】領域パターンを選択させる領域選択部の模式図である。
【図4】矢印を選択させる矢印選択部の模式図である。
【図5】表示画面例を示す模式図である。
【図6】エスカレータの昇降口に適用した実際の表示画面を示す写真である。
【図7】分離計数の結果を出力した表を示す模式図である。
【図8】移動体の追跡開始点・追跡終了点が内部領域内にのみあった場合の計数方法を示す模式図である。
【図9】実施の形態2による分離計数装置の構成を示すブロック図である。
【図10】速度監視部による移動体の移動速度の監視方法の一例を示す模式図である。
【図11】実施の形態2による分離計数装置における停止部の分離計数を説明した模式図である。
【図12】実施の形態3による分離計数装置の構成を示すブロック図である。
【図13】実施の形態3による分離計数装置における停止場所部の分離計数を説明した模式図である。
【図14】従来の計数装置による計数方法を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 撮像部
2 設定器
3 計数器
4 表示部
5 領域設定部
6 矢印設定部
7 操作部
8 追跡部
9 計数部
22 内部領域
23 外部領域
32 矢印

Claims (4)

  1. 監視領域を撮像する撮像手段によって映し出した撮像画像内の移動体を個別に分離計数する分離計数装置であって、
    上記撮像手段が撮像した撮像画像を少なくとも設定時には画面表示する表示手段と、
    上記表示画面内の撮像画像上において任意に設定可能な内部領域を配置させるとともに、この内部領域の周囲において3以上に分割配置可能な外部領域を任意に配置させる領域設定手段と、
    上記外部領域や上記内部領域に現われた移動体を追跡する追跡手段と、
    上記追跡手段による移動体の軌跡が上記領域設定手段で配置させたどれか1つの外部領域から上記内部領域を通過して他の外部領域に移動した移動体の数を、異なる外部領域間での移動方向別に分離して計数する計数手段と、を備えたことを特徴とする分離計数装置。
  2. 請求項1に記載の分離計数装置において、
    上記表示画面内に移動体の分離計数したい移動方向を定義するために矢印を異なる外部領域間を指し示すように任意に配置させる矢印設定手段を設け、
    上記計数手段は、上記内部領域に現われた移動体の中から上記矢印の前後2方向で指し示す外部領域間での移動方向の移動体の数だけを計数するようにした、ことを特徴とする分離計数装置。
  3. 監視領域を撮像する撮像手段によって映し出した撮像画像内の移動体を個別に分離計数する分離計数装置であって、
    上記撮像手段が撮像した撮像画像を少なくとも設定時には画面表示する表示手段と、
    上記表示画面内の撮像画像上において任意に設定可能な内部領域を配置させるとともに、この内部領域の周囲において3以上に分割配置可能な外部領域を任意に配置させる領域配置手段と、
    上記外部領域や上記内部領域において現われた移動体を監視する監視部と、
    上記監視部で監視された移動体のうち移動速度が略ゼロまたは上記内部領域内に一定時間以上留まった移動体の数を計数する立ち止まり計数部と、
    上記監視部で監視された移動体のうち上記立ち止まり計数部で計数されなかった移動体の数を計数する通過計数部と、を備えたことを特徴とする分離計数装置。
  4. 監視領域を撮像する撮像手段によって映し出した撮像画像内の移動体を個別に分離計数する分離計数装置であって、
    上記撮像手段が撮像した撮像画像を少なくとも設定時には画面表示する表示手段と、
    上記表示画面内の撮像画像上において任意に設定可能な内部領域を配置させるとともに、この内部領域の周囲において3以上に分割配置可能な外部領域を任意に配置させる領域設定手段と、
    上記内部領域内において現われた移動体を監視する監視部と、
    上記監視部で監視された移動体の移動速度が略ゼロになったときの位置近傍の上記外部領域別に移動体の数を計数する場所別立ち止まり計数部と、を備えたことを特徴とする分離計数装置。
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