JP3607390B2 - 炉心シュラウド - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は沸騰水形原子炉、具体的に云うと、修理又は交換を必要とするような損傷等を受けた時に取外し並びに/又は交換が容易に出来る様にする新規な炉心シュラウド及びポンプ・デッキの設計に関する。
【0002】
【背景】
典型的な沸騰水形原子炉は、原子炉容器と内部部品とで構成された原子炉集成体を含み、内部部品には、炉心、炉心シュラウド、上部案内集成体、炉心プレート集成体、蒸気分離器及び乾燥器集成体、及びジェットポンプがある。原子炉集成体には更に、制御棒、制御棒駆動部ハウジング及び制御棒駆動部も含まれている。
【0003】
原子炉容器は一般的には円筒形の圧力容器(RPV)であって1個の全直径にわたる取外し可能なヘッドを有する。シュラウドは炉心を取り囲むようにRPV内に配置される円筒形のステンレス鋼の構造体であって、RPVの壁と該シュラウドとの間の環状空間内の下向きの流れから炉心内の上向きの流れを分離する為の障壁になる。従来の炉心シュラウドはRPVの底に溶接されていて、蒸気分離器と共に上部案内部、炉心プレート及びシュラウド・ヘッドの重量を支える。
【0004】
比較的運転期間の短いBWRでシュラウドの厚さ方向に伝搬する予想外の円周方向のひゞ割れが最近発見されたことにより、将来のBWRに対する炉心シュラウドの設計のし直しが必要になっている。
観察されたひゞ割れの主な原因は、シュラウド及びシュラウド支持体の多くの水平方向溶着部の近くにある熱影響部に於ける結晶粒間応力腐食割れであった。BWRシュラウドの中間帯領域にも若干のひゞ割れが観察されており、これらは照射促進応力腐食割れが原因と考えられている。
【0005】
現在の改良型沸騰水形原子炉(ABWR)のシュラウドは、従来のBWRシュラウドと同じく、容器の底に永久的に溶接されていて、取外し又は交換を予期しているものではない。ABWRのシュラウドは、現在運転中のプラントのBWRシュラウドと同様な種々の水平方向の溶着部を持っており、その為、同じ様に応力腐食割れの問題が起こる惧れがある。
【0006】
従来のポンプ・デッキ部分はシュラウドと原子炉圧力容器との間の所定位置に永久的に溶接されており、これも取外し又は交換を予期しているものではない。シュラウドの溶着部の場合と同じく、ポンプ・デッキの溶着部も応力腐食割れを起こす惧れがある。
【0007】
【発明の概要】
本発明は、両方ともに比較的容易に取外し出来るように設計された新規で改良されたシュラウド及びポンプ・デッキに関する。本発明では、シュラウド及びポンプ・デッキの両方が、RPVの底から上向きに伸びるシュラウド支持脚の頂部にボルト止めされる。具体的に云うと、シュラウドはその下端に半径方向内向きに伸びるフランジを持っていて、このフランジがシュラウド支持脚の上側円筒形部分にボルト止めされる様になっている。ボルトが垂直方向の荷重をシュラウドに抑止し、これに対して水平方向の荷重はポンプ・デッキ上の複数個のくさび支持ブロックとシュラウドとの間に装着されたくさびによって抑止される。この為、ポンプ・デッキの内径部分がシュラウド・フランジとシュラウド支持脚の円筒形部分の上縁との間に垂直方向に挟まれる。同時に、ポンプ・デッキの外径部分が、原子炉圧力容器の内壁に設けた半径方向内向きの溝の中の所定位置に保持される。ポンプ・デッキは10個の別々のセグメントに分けて形成され、原子炉内部ポンプのディフューザが各セグメントの中央の開口を垂直方向に通抜ける様になっている。
【0008】
本発明の別の特徴として、ポンプ・デッキはキー止めセグメントを有し、これはポンプ・デッキの残りの9個のセグメントを所定位置に固定する。キー止めセグメントは取付ける時のポンプ・デッキの最後の部分であると共に、取外す時のポンプ・デッキの最初の部分である。このキー止めセグメントは他の9個のセグメントと構造が非常に似ているが、他の9個のセグメントが原子炉圧力容器の壁に設けた溝によって単に保持されるのとは対照的に、原子炉圧力容器の壁の支持桟にボルト止めされる。
【0009】
上に述べた所から、シュラウド・ボルトを取外した後、シュラウドを炉心から垂直方向に持ち上げることが出来ることが理解されよう。この後でポンプ・デッキのキー止めセグメントを取外し、続いてポンプ・デッキの残りのセグメントを取外すことが出来る。
従って、本発明の一面では、炉心シュラウドで囲まれた炉心集成体を収容した原子炉圧力容器であって、炉心シュラウドが圧力容器の側壁から半径方向内側に隔たっていて、炉心シュラウドと圧力容器の側壁との間に環状のポンプ・デッキが配置される原子炉圧力容器において、シュラウドを圧力容器の環状支持体に取外し可能に固定する改良を行う。
【0010】
本発明の別の面では、炉心シュラウドで囲まれた炉心集成体を収容した原子炉圧力容器であって、炉心シュラウドが圧力容器の側壁から半径方向内側に隔たっていて、炉心シュラウドと圧力容器の側壁との間に環状のポンプ・デッキが配置される原子炉圧力容器において、環状のポンプ・デッキを複数個の取外し可能なセグメントで形成する改良を行う。
【0011】
本発明の更に別の面では、炉心シュラウドで囲まれた炉心集成体を収容した原子炉圧力容器であって、炉心シュラウドが圧力容器の側壁から半径方向内側に隔たっていて、炉心シュラウドと圧力容器の側壁との間の環状の半径方向空間内に環状のポンプ・デッキが配置される原子炉圧力容器において、シュラウドを圧力容器の底から上向きに伸びる環状支持脚に取外し可能に固定すると共に、環状のポンプ・デッキを複数個の取外し可能なセグメントで形成する改良を行う。
【0012】
従って、本発明が、容易に取外して、再び利用し又は交換することが出来るシュラウド及びポンプ・デッキを提供することが理解されよう。本発明は、炉心シュラウドの水平方向の荷重をポンプ・デッキ又は他の支持部材に伝達するくさび機構をも提供する。本発明による構成によって、大抵の水平方向の溶着部が取外し可能な要素の中に設けられ、不良の溶着部の修理並びに/又は交換が容易になる。
【0013】
本発明のその他の目的並びに利点は、図面を参照した以下の詳しい説明から明らかになろう。
【0014】
【発明の好適な実施態様】
図1について説明すると、溶接形炉心シュラウドを用いた改良型沸騰水形原子炉(ABWR)10が示されている。しかし、シュラウドの形を論ずる前に、原子炉構造全般について簡単に説明しておくのが役立つと思われる。
原子炉圧力容器(RPV)12は実質的に円筒形の容器であって、この容器には、ボルト16で示す様に、1個の全直径にわたる取外し可能なヘッド14がボルト止めされている。RPV12は炉心シュラウド18、上側案内集成体20、炉心プレート集成体22、蒸気分離器24及び蒸気乾燥器26を収容している。更に原子炉集成体の中には、原子炉内部ポンプ28(この明細書ではジェットポンプとも呼ぶ)、制御棒30及び関連した駆動部32も含まれている。制御棒30は、普通の様に、炉心内で燃料集成体の間の交互の空間を占めており、プラントの運転中、炉心より下方の案内管の中へ引っ込めることが出来る。
【0015】
環状のポンプ・デッキ34が、シュラウド18とRPV側壁の内側との間の環状空間又は環状部分36の中で、炉心シュラウド18の周りを伸びている。ポンプ28がRPVの底から突出していて、ディフューザ38を含む。ディフューザはポンプ・デッキ34に設けられたポンプ開口又は入口39を通って上向きに伸び、図2に一番よく示されている様に、環状部分36に入る。
【0016】
ジェットポンプ・ディフューザ38、炉心シュラウド18、ジェットポンプ28及び高圧冷却材注入入口配管を除いて、普通のBWR形原子炉の全ての主要な内部部品は取り外すことが出来る。本発明は、図2に一番よく示されているが、炉心シュラウド18及びポンプ・デッキ34を特に扱うものである。この図に示されている様に、ジェットポンプ吐出ディフューザ(その1つが38に示されている)が炉心の高さより下方でポンプ・デッキ34を通抜け、入口プレナム又は環状部分36に冷却材を導入する。ポンプ・デッキ34自体は12′に示す場所で容器の壁に溶接されると共に、40に示す所でシュラウド18の厚手にした基部18Aに溶接されている。シュラウド基部は、44の所で容器の底部に溶接された環状支持脚42に溶接されている。従って、シュラウド18及びポンプ・デッキ34は従来のBWR構造では永久的な取付け物である。
【0017】
次に図3について説明すると、本発明による新規な取外し可能な炉心シュラウド118及びポンプ・デッキ134が示されている。便宜の為、対応する要素を示すのに適切な場合、図3でも、図1及び2で使われたのと同じ参照数字を用いるが、図1及び2の参照数字の前に“1”を付け加えた3桁の参照数字で示してある。本発明では、環状のシュラウド支持脚142が今度はポンプ入口139の上方まで上向きに伸びていて、水平方向の流れ開口152(1つを図示)を含む。支持脚142は上縁又は支持面154を持ち、これがポンプ・デッキ134を支持する様になっている。同時に、ポンプ・デッキ134の外周が、RPV壁112′に設けられた半径方向内向きの内側の環状溝156内に支持されている。この溝の底は支持脚142の面154と同じ高さにある。この為、溝156に挿入すると共に支持脚142の上にのせることにより、ポンプ・デッキ134を環状部分136内で水平に支持することが出来る。環状ポンプ・デッキ134が10個のセグメントを環状に配列した形で設けられていることに注意されたい。各々のセグメントの環状の範囲は、後で更に説明するが、図5及び8から明らかになる。
【0018】
シュラウド118の厚手にした(しかし軸方向には短くした)基部118Aには半径方向内向きの環状フランジ・リング158が設けられ、このリングがシュラウド基部の底に溶接されると共に、面154の上に完全に坐着する様な寸法にし且つ位置ぎめされる。フランジ・リング158には通抜けの孔160が形成され、この孔はポンプ・デッキの孔162及び支持脚142の孔164と整合しており、孔164は半径方向内向きの開放した凹部166に開口している。この配置により、フランジ158の孔160、ポンプ・デッキ134の孔162及び凹部166にボルト168を通すことが出来、この凹部内でボルト168が、同じ様な形の凹部166内にぴったりとはまったブロック・ナット170に螺合して固定される。図5に一番よく示されている様に、この様なボルト孔及びボルトが複数個、フランジ・リングに沿って円周方向に相隔たって設けられていることが理解されよう。これらのボルト168は垂直方向の荷重をシュラウド118に抑止する。各々のブロック・ナット170はベイル(bail)171を持ち、これは、ボルトがナットから外された後、特製の持上げ工具(図に示してない)の助けを借りて、遠隔操作で(上から)ブロック・ナット170を取外すことを容易にする。ボルト168は六角頭部172と、緩み止め六角頭部174をも持っており、緩み止め六角頭部174は組立てが終わった時に点溶接することが出来る。この構成により、支持脚142に直接的にねじ山を切ることは必要でなく、また追加の溶着部を何ら必要としない。
【0019】
次に特に図4及び5について説明すると、複数個のくさび支持ブロック176が炉心シュラウド118の基部118Aの周りの円周方向に相隔たる場所で、ポンプ・デッキ134のセグメントの上に配置されている(例えばセグメント当たり2つのくさび支持ブロックが設けられる)。これらのくさび支持ブロック176はシュラウド基部118Aから半径方向外向きに隔たっていて、半径方向内向きのテーパー面178を有する(図4に一番よく示されている)。これによって、くさび要素180(くさび支持ブロック当たり2個)をシュラウドとくさび支持ブロックとの間に挿入する場所が出来る。各々のくさび要素180は、夫々のくさび支持ブロック176の面178と係合する対応するテーパー面182を有する。炉心シュラウド118の基部118A並びに各々のくさび支持ブロック176には夫々整合して引っ込んだ溝又はキー184、186が形成されていて、くさび要素180を受入れるが、これは後で更に詳しく説明するし、図5に一番よく示されている。各々のくさび要素180は、やはり遠隔の工具操作により、くさび要素を取外し易くする為の持上げベイル188を備えている。くさび支持ブロック176とくさび要素180との間のくさび作用が、シュラウドに対する水平方向の荷重をポンプ・デッキに伝達するのに役立つことが理解されよう。
【0020】
前に述べた様に、環状のポンプ・デッキ134は10個のセグメントに分割されており、その内の9個は図5の134Aに示すセグメントと同様である。他の点では普通のRIPディフューザ138が各セグメントの(円周方向に見て)中央に配置される。ここで図6、7及び8を参照して説明すると、ポンプ・デッキの10番目のセグメント134Bはキー止めセグメントとして作用し、これは取付ける時は最後のセグメントであり、取外す時は最初のセグメントである。このキー止めセグメント134BはRPV壁の溝の中に坐着せず、その代わりに、溝156の上側部分の内、セグメント134Bの弓形の長さと略等しい弓形部分を取り去ることによってRPV壁に形成された弓形の支持桟190の上に坐着する(図6)。このキー止めセグメントに沿って環状に相隔たる場所で、セグメントが図7及び8に示す様に、圧力容器の支持桟190にボルト止めされる。ボルト168及びブロック・ナット170の集成体と同様なボルト及びブロック・ナット/ベイル集成体192を利用して、キー止めセグメントをRPVの支持桟190に固定する。集成体192のブロック・ナットを受入れるRPV壁の凹部194にも注意されたい。この場合も、集成体192のブロック・ナットが取外し易い様にするベイル要素196を持っている。
【0021】
図9を参照すれば、全てのボルト168及びくさび要素180を取外せば、炉心シュラウド118を炉心から上向きに持ち上げることが出来ることが理解されよう。この場合、ボルトを外してポンプ・デッキのキー止めセグメント134Bを取外し、次いでポンプ・デッキの残りのセグメント134Aを(その対応するRIPディフューザ138を取外した後に)RPV壁部分112′の溝156から横方向に引っ張り出すことが出来る。
【0022】
シュラウド支持脚142とRPVの底部との接続部に於ける溶着部を除いて、事実上全ての水平方向の溶着部が取外し可能な要素、即ちシュラウド118、シュラウド基部138及びポンプ・デッキ134に含まれており、これにより不良の溶着部があってもそれを比較的容易に修理または交換することが出来る。
本発明を現在最も実用的で好ましい実施例と考えられるものについて説明したが、本発明がこゝに開示した実施例に制限されず、むしろ特許請求の範囲に含まれる種々の変更及び均等物を含むものであることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶接で取付けた形式の炉心シュラウドを含む従来の沸騰水形原子炉の部分断面側面図。
【図2】図1に示した原子炉の左下隅の拡大断面図。
【図3】本発明の実施例による取外し可能なシュラウド及びポンプ・デッキを例示する、図2に示したのと同様な拡大断面図で、図5の切断線3−3沿って取った断面図。
【図4】図5の線4−4に沿って取った拡大断面図。
【図5】本発明による取外し可能なシュラウド及び取外し可能なポンプ・デッキのセグメントの部分的な平面断面図。
【図6】ポンプ・デッキのキー止めセグメントを示す、図8の線6−6に沿って取った拡大断面図。
【図7】ポンプ・デッキのキー止めセグメントのくさび固定部を示す、図8の線7−7に沿って取った拡大断面図。
【図8】図6と同様であるが、本発明によるポンプ・デッキのキー止めセグメントを示す部分的な平面断面図。
【図9】図4と同様であるが、シュラウド及びポンプ・デッキを原子炉圧力容器から取外す様子を示す部分的な断面図。
【符号の説明】
112 圧力容器
118 炉心シュラウド
118A 基部
134 ポンプ・デッキ
134A セグメント
134B キー止めセグメント
142 シュラウド支持脚
158 フランジ・リング
160,162,164 ボルト孔
168 ボルト
170 ブロック・ナット
176 くさび支持ブロック
180 くさび要素
Claims (9)
- 炉心集成体を収容した原子炉圧力容器内に配置された炉心シュラウドに於て、
前記圧力容器の側壁から半径方向内向きに隔たっていて、前記炉心シュラウドと前記圧力容器の側壁の間の環状の半径方向空間内に環状のポンプ・デッキが配置され、前記炉心シュラウドが前記圧力容器の底部から上向きに伸びる環状の支持脚に取外し可能に固定され、
前記ポンプ・デッキはその半径方向内側端部が前記支持脚と前記炉心シュラウドの下端に設けられた半径方向内向きのフランジ・リングとの間に挟まれ、且つその半径方向外側端の大部分が半径方向内向きの溝の中に支持されていることを特徴とする炉心シュラウド。 - 前記フランジ・リングは、前記炉心シュラウドを前記支持脚に固定する為に使われる対応する数の締結具を受入れる複数個の環状に相隔たる孔を備えている請求項1記載の炉心シュラウド。
- 前記ポンプ・デッキが複数個の取外し可能なセグメントで形成されている請求項1又は請求項2に記載の炉心シュラウド。
- 炉心集成体を収容した原子炉圧力容器内に配置された炉心シュラウドに於て、前記圧力容器の側壁から半径方向内向きに隔たっていて、前記炉心シュラウドと前記圧力容器の側壁との間に環状のポンプ・デッキが設けられていて、該ポンプ・デッキが複数個の取外し可能なセグメントで形成されていることを特徴とする炉心シュラウド。
- 前記複数個のセグメントの内の1つを除いた全てが、前記圧力容器の側壁に形成された半径方向内向きの溝に坐着している請求項4記載の炉心シュラウド。
- 前記1つのセグメントが前記圧力容器の側壁の半径方向内向きに伸びる肩に取外し可能に結合されている請求項5記載の炉心シュラウド。
- 前記炉心シュラウドに対する水平方向の荷重を前記ポンプ・デッキに伝達する荷重伝達手段が設けられている請求項1又は4記載の炉心シュラウド。
- 前記荷重伝達手段が、前記ポンプ・デッキに固定された複数個のくさび支持体、並びに該くさび支持体と前記炉心シュラウドとの間に機能的に係合した少なくとも対応する複数個のくさび要素を有している請求項7記載の炉心シュラウド。
- 各々の前記くさび支持体に対して2つの前記くさび要素を設けた請求項8記載の炉心シュラウド。
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