JP3606913B2 - 車両用トリップメータ - Google Patents
車両用トリップメータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3606913B2 JP3606913B2 JP17239894A JP17239894A JP3606913B2 JP 3606913 B2 JP3606913 B2 JP 3606913B2 JP 17239894 A JP17239894 A JP 17239894A JP 17239894 A JP17239894 A JP 17239894A JP 3606913 B2 JP3606913 B2 JP 3606913B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engagement groove
- pinion gear
- wheel
- gear
- transmission pinion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
Description
【0001】
本発明は、車両用トリップメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用トリップメータとして、車輪の回転を伝達する文字歯車の回転によりピニオンギヤを介して文字車を駆動し、この文字車のトラック部上に摺接している伝達ピニオンギヤの幅広歯部を、前記文字車のトラック部の周面に設けた係合溝に係合させて、前記文字車の回転により幅広歯部を一枚分送り、前記伝達ピニオンギヤを回転させて、この伝達ピニオンギヤの幅狭歯部が噛み合う次の文字車の平歯車部を介してこの文字車を10分の1回転させる積算機構と、帰零レバーを操作することにより、前記伝達ピニオンギヤの前記文字車への噛み合いを解除すると共に、シフタのカム摺動部を各々の文字車のカムに摺動させて文字車を原点復帰させるシフト機構とを備えた車両用トリップメータは、例えば、特開平3ー152688号公報に開示してあるように公知である。
【0003】
そして、車両の運転者は、ガソリンの給油時ごとに、あるいは目的地への距離の測定ごとにトリップメータの帰零レバーを押して、覗き窓より露出する文字車の数字を0に合わせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用トリップメータにおいては、復帰レバーを十分に押さなかった場合、シフタのカム摺動部は各々の文字車のカムを完全に原位置まで摺動させることができず、図6の(2)に示すように伝達ピニオンギヤ60の幅狭歯部61が文字車62のトラック部63に形成した係合溝64に入り込んでしまう場合がある(正常状態では図6の(1)に示すように伝達ピニオンギヤ60の幅広歯部65がトラック部63に摺接する)。
【0005】
この場合、文字車62が回転しようとすると、前記幅広歯部65が文字車62のトラック部63に乗り上げる状態になり、且つ伝達ピニオンギヤ60群ごと浮いた状態になり、文字歯車(図示せず)がピニオンギヤ(図示せず)に衝突する状態で空回りをはじめ、異常音を発生させ、市場クレームの原因になるという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とするところは、文字車に対する伝達ピニオンギヤの回転位置を正常な状態へと自動的に復帰させることができ、異常音の発生を防止することができる車両用トリップメータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、幅広歯部と幅狭歯部とを交互に形成した桁上げ用歯車部と回転伝達用歯車部とを有する伝達ピニオンギヤを有し、この伝達ピニオンギヤの幅広歯部を、前記文字車のトラック部の周面に設けた一の係合溝に係合させて、前記文字車の回転により幅広歯部を一枚分送り、前記伝達ピニオンギヤを回転させて、この伝達ピニオンギヤの回転伝達用歯車部が噛み合う次の文字車の歯車部を介してこの文字車を10分の1回転させる積算機構と、帰零操作部材を操作することにより前記伝達ピニオンギヤの前記文字車への噛み合いを解除してこの文字車を原点復帰させるシフト機構とを備え、前記トラック部の周面に、前記一の係合溝の、前記文字車の回転方向における後方に他の係合溝を形成し、両係合溝間に係合歯部を形成したことを特徴とする。
【0008】
そして、一の係合溝がV形状の第1係合溝であり、他の係合溝がV形状の第2係合溝であり、第1係合溝と第2係合溝との間に係合歯部を形成し、第1係合溝20側に、この第1係合溝の前方斜面を一辺とする突出部を形成し、これら係合歯部と突出部は、トラック部の幅bより大きくなっていて、このトラック部の周縁より外方に突出している構成が好ましい。
【0009】
【作用】
かかる構成により、帰零操作部材を十分に押さなかったために、文字車を完全に原位置に復帰させることができず、伝達ピニオンギヤの幅狭歯部が係合溝に入り込んでしまう場合、文字車が回転するに従い、係合歯部により幅狭歯部が送られると共に、幅広歯部が他の係合溝に入り込み、更にこの他の係合溝が幅広歯部を1枚分送り、一対の幅広歯部をトラック部に当接させることで文字車に対する伝達ピニオンギヤの回転位置を正常な状態へと自動的に復帰させる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係わる車両用トリップメータの平面図、図2は図1のA方向からの一部省略した矢視図、図3は本発明に係わる車両用トリップメータの分解状態の斜視図、図4は図3のB部の拡大図、図5の(1)は本発明に係わる車両用トリップメータにおいて、伝達ピニオンギヤの幅広歯部が文字車のトラック部上を摺接している正常状態の説明図、図5の(2)は伝達ピニオンギヤの幅狭歯部が第1係合溝に係合した異常状態の説明図である。
【0011】
本発明に係わる車両用トリップメータは、オドメータ、スピードメータ及びステッピングモータを有する車両メータ組立体(いずれも図示せず)に含まれるものであり、この車両メータ組立体が有する枠体1を備えており、この枠体1は、前側取付部1aと左、右側取付部1b、1cを有している。そして、この枠体1には積算機構2と、シフト機構3とが設けてある。
【0012】
前記積算機構2は、走行距離を現す文字を表示する文字車群等を備える。この文字車群は、文字歯車3と、第1文字車4と、第2文字車5と、第3文字車6と、第4文字車7と、ピニオンギヤ9と、第1伝達ピニオンギヤ10と、第2伝達ピニオンギヤ11と、第3伝達ピニオンギヤ12とを有している。
【0013】
すなわち、前記文字歯車3は、車両の走行を再現するステッピングモータに嵌合されるはすば歯車部13とこのはすば歯車部13より大径の平歯車部14とを一体化したものであり、その中心部に孔部15を有する。
【0014】
また、第1文字車4は円柱状の文字表示部16を備えており、この文字表示部16の周面には0から9までの数字が記載されている。この文字表示部16の右端側には、前記平歯車部14と同じ平歯車部17ー1が設けてあり、文字表示部16の左端側部には、この文字表示部16より若干小径の円環状の第1トラック部18とこの第1トラック部18より小径の第2トラック部19とが設けてある。また、その中心部に孔部4aを有する。
【0015】
そして、前記第1トラック部18の周面にはV形状の一の係合溝である第1係合溝20と、他の係合溝である第2係合溝21とが周方向(第1文字車4の回転方向R)に並べて形成してある。すなわち、第1係合溝20の、回転方向Rにおける後方に第2係合溝21が形成してある。したがって、第1係合溝20と第2係合溝21との間には三角状の係合歯部22が形成してあり、また、第1係合溝20側には、この第1係合溝20の前方斜面20aを一辺とする三角状の突出部23が形成してあり、これら係合歯部22及び突出部23は、第1トラック部18の幅bより大きくなっていて、この第1トラック部18の左側周縁18aより左方に突出している。
【0016】
また、前記文字表示部16の左端側部の中央にはハート形状の原位置復帰用のカム24が設けてある。また、第2、第3、第4文字車5、6、7は前記第1文字車4と同構成であるはあるが、その平歯車部17ー2、17ー3、17ー4の歯数が平歯車部17ー1より少なくしてある。
【0017】
そして、前記文字歯車3と、第1文字車4と、第2文字車5と、第3文字車6と、第4文字車7とは右から左にこの順序で文字車シャフト31に回転可能に組み付けられており、また、文字車シャフト31の左側には文字車ブッシュ32とコイルばね33が設けてあって、この文字車シャフト31が、前記枠体1の左、右側取付部1b、1cに支承されることによりコイルばね33の付勢により文字車ブッシュ32が右方に押されて、前記文字歯車3と、第1文字車4と、第2文字車5と、第3文字車6と、第4文字車7とが所定の間隔で前記枠体1に保持されている。
【0018】
前記シフト機構3はシフタ36を備えており、このシフタ36は、シャフト支承部37を有するシフタ本体36aを有する。そして、このシフタ本体36aの左右にはシャフト保持アーム38が設けてあり、また、シフタ本体36aには、前記シャフト保持アーム38とは直角をなす方向に突出する4本のカム摺動アーム39が設けてあり、これらのカム摺動アーム39の先部には円弧状のカム摺動部40が形成してある。また、シフタ本体36aには、板ばねからなる3本の伝達ピニオンギヤ復帰部材41が、前記シャフト保持アーム38と平行になるようにして取り付けてある。
【0019】
また、左右のシャフト保持アーム38には伝達ピニオンギヤシャフト42が横架固定してあり、この伝達ピニオンギヤシャフト42に、ピニオンギヤ9と第1伝達ピニオンギヤ10と第2伝達ピニオンギヤ11と第3伝達ピニオンギヤ12とが回転可能に組み付けてある。
【0020】
前記ピニオンギヤ9は前記文字歯車3と第1文字車4のそれぞれの平歯車部14、17ー1に噛み合う歯部9aを有する。また、前記第1伝達ピニオンギヤ10は、その左側より回転伝達用歯車部である平歯車部25と隔壁部26と桁上げ用歯車部27と復帰カム部28とを有しており、この桁上げ用歯車部27は幅方向に広い4個の幅広歯部29と幅方向に短い4個の幅狭歯部30とを交互に形成し構成してある。また、第2伝達ピニオンギヤ11と第3伝達ピニオンギヤ12とは第1伝達ピニオンギヤ10と同構成である。
【0021】
そして、上記のようにピニオンギヤ9と第1伝達ピニオンギヤ10と第2伝達ピニオンギヤ11と第3伝達ピニオンギヤ12とがシフタ36に組み付けられた状態では、前記伝達ピニオンギヤ復帰部材41が第1〜第3伝達ピニオンギヤ10、11、12の復帰カム部28を押圧し、第1〜第4文字車4、5、6、7からの離脱時に第1〜第3伝達ピニオンギヤ10、11、12のそれぞれの平歯車部25の回転位置を統一するようにしている。
【0022】
そして、前記シフタ36は、前記シャフト支承部37において、シフタシャフト43により前記枠体1に揺動可能に取り付けてあり、シフタシャフト43の左端部は、前記枠体1の左側取付部1bを貫通しており、このシフタシャフト43の左端部にはアーム部材34が固定してあり、また、シフタシャフト43の左端部にはねじりばね35が設けてあり、このねじりばね35の左端部は前記アーム部材34に掛けてあり、ねじりばね35の右端部は前記枠体1の左側取付部1bに掛けてある。また、シフタシャフト43の右端部にはカム44が固着してある
。
【0023】
前記シフタ36は、前記ねじりばね35のばね力により後方に付勢されていて、ピニオンギヤ9においては、その歯部9aが前記文字歯車3の平歯車部14と第1文字車4の平歯車部17ー1とに噛み合っており、また、第1伝達ピニオンギヤ10においては、その平歯車部25が第2文字車5の平歯車部17ー2に噛み合っており、桁上げ用歯車部27の一対の幅広歯部29が図5の(1)に示すように第1文字車4の第1トラック部18に摺接しており、幅狭歯部30が第2トラック部19上に位置している。
【0024】
また、第2伝達ピニオンギヤ11においては、その平歯車部25が第3文字車6の平歯車部17ー3に噛み合っており、桁上げ用歯車部27の一対の幅広歯部29が第2文字車4の第1トラック部18に摺接しており、幅狭歯部30が第2トラック部19上に位置している。また、第3伝達ピニオンギヤ12においては、その平歯車部25が第4文字車7の平歯車部17ー3に噛み合っており、桁上げ用歯車部27の一対の幅広歯部29が第3文字車6の第1トラック部18に摺接しており、幅狭歯部30が第2トラック部19上に位置している。
【0025】
前記枠体1の前面部1aには復帰レバー保持枠体45がねじ46で固着してあり、この復帰レバー保持枠体45の左部には上下方向に沿う2条のガイド孔部47が形成してあり、また、復帰レバー保持枠体45の左部の上、下縁部には後方に突出する保持部48、49が形成してある。そして、これら保持部48、49には、その孔部48a、49aを摺動可能に貫通して復帰操作部材である復帰レバー50が設けてあり、この復帰レバー50にはカム摺動部材51が固着してあり、このカム摺動部材51の前面部にはガイド52が形成してあって、このガイド52が前記ガイド孔部47に摺動可能に係合している。そして、前記カム摺動部材51はコイルばね53により保持されており、このカム摺動部材51の下面部が前記カム44に当接している。
【0026】
次に、上記した実施例の作動を説明する。
前記第1、第2、第3、第4文字車4、5、6、7がリセットされて各文字車4、5、6、7の文字表示部16上の数字0が自動車の計器盤の表示器に表示されて走行が開始したとすると、車両の走行を再現するステッピングモータに嵌合されるはすば歯車部13を介して文字歯車3が回転する。この文字歯車3の回転によりこれの平歯車部14に噛み合うピニオンギヤ9が回転し、このピニオンギヤ9が第1文字車4を駆動する。第1伝達ピニオンギヤ10の幅広歯部29の2つが第1文字車4の第1トラック部18上に摺接し、この第1文字車4が回転してこれの第1トラック部18の第1係合溝20が、摺接する最初の幅広歯部29の位置に来ると、第1係合溝20側の突出部23が幅狭歯部30を一枚分押すと共に、第1係合溝20に幅広歯部29が係合して、この幅広歯部29を一枚分送り、第1伝達ピニオンギヤ10を歯部2枚分回転させる。
【0027】
その結果、この第1伝達ピニオンギヤ10の平歯車部25が噛み合う第2文字車5の平歯車部17ー1を介してこの第2文字車5が10分の1(1/10)回転し、この第2文字車5の文字表示部16上の数字1が表示される。この動作が繰り返されて第2文字車5の文字表示部16上の数字9が表示される。
【0028】
次に3桁に桁上げされる場合は、第2伝達ピニオンギヤ11の幅広歯部29の2つが第2文字車5の第1トラック部18上に摺接し、この第2文字車5が回転してこれの第1トラック部18の第1係合溝20が、摺接する最初の幅広歯部29の位置に来ると、第1係合溝29の突出部23が幅狭歯部30を一枚分押すと共に、第1係合溝20に幅広歯部29が係合して、この幅広歯部29を一枚分送り、第2伝達ピニオンギヤ11を歯部2枚分回転させる。
【0029】
その結果、この第2伝達ピニオンギヤ11の平歯車部25が噛み合う第3文字車6の平歯車部17ー3を介してこの第3文字車6が10分の1(1/10)回転し、この第3文字車6の文字表示部16上の数字1が表示される。この動作が繰り返されて第3文字車6の文字表示部16上の数字9が表示される。
【0030】
次に4桁に桁上げされる場合は、第4伝達ピニオンギヤ12の2つの幅広歯部29が第3文字車6の第1トラック部18上に摺接し、この第3文字車6が回転してこれの第1トラック部18の第1係合溝20が、摺接する最初の幅広歯部29の位置に来ると、第1係合溝20の突出部23が幅狭歯部30を一枚分押すと共に、第1係合溝20に幅広歯部29が係合して、この幅広歯部29を一枚分送り、第3伝達ピニオンギヤ12を歯部2枚分回転させる。
【0031】
その結果、この第3伝達ピニオンギヤ12の平歯車部25が噛み合う第4文字車7の平歯車部17ー4を介してこの第4文字車7が10分の1(1/10)回転し、この第4文字車7の文字表示部16上の数字1が表示される。この動作が繰り返されて第4文字車7の文字表示部16上の数字9が表示される。
【0032】
また、前記帰零レバー50を押すことによりカム摺動部材51をコイルばね53に抗して下降させて、前記カム44を介してシフタシャフト43をねじりばね35に抗して回転させて前記シフタ36を前方に回動させ、カム摺動部40を第1〜第4文字車4、5、6、7のカム24に摺接させて第1〜第4文字車4、5、6、7を原位置に復帰させる。
【0033】
前記帰零レバー50を十分に押さなかった場合、前記シフタ36のカム摺動部40は第1〜第4文字車4、5、6、7のカム24を完全に原位置に摺動させることができず、図5の(2)に示すように第1〜第3伝達ピニオンギヤ10、11、12の幅狭歯部30が第1係合溝20に入り込んでしまう場合がある。
【0034】
この場合、前記文字歯車3が回転するに従い、係合歯部22により幅狭歯部30が送られると共に、幅広歯部29が第2係合溝21に入り込み、更にその第2係合溝21が幅広歯部29を1枚分送り、一対の幅広歯部29を第1トラック部18に当接させることで第1〜第4文字車4、5、6、7に対する第1〜第3伝達ピニオンギヤ10、11、12の回転位置を正常な状態へと自動的に復帰させる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、幅広歯部と幅狭歯部とを交互に形成した桁上げ用歯車部と回転伝達用歯車部とを有する伝達ピニオンギヤを有し、この伝達ピニオンギヤの幅広歯部を、前記文字車のトラック部の周面に設けた一の係合溝に係合させて、前記文字車の回転により幅広歯部を一枚分送り、前記伝達ピニオンギヤを回転させて、この伝達ピニオンギヤの回転伝達用歯車部が噛み合う次の文字車の歯車部を介してこの文字車を10分の1回転させる積算機構と、帰零操作部材を操作することにより前記伝達ピニオンギヤの前記文字車への噛み合いを解除してこの文字車を原点復帰させるシフト機構とを備え、前記トラック部の周面に、前記一の係合溝の、前記文字車の回転方向における後方に他の係合溝を形成し、両係合溝間に係合歯部を形成したので、帰零操作部材を十分に押さなかったため、文字車を完全に原位置に復帰させることができず、伝達ピニオンギヤの幅狭歯部が係合溝に入り込んでしまう場合、文字車が回転するに従い、係合歯部により幅狭歯部が送られると共に、幅広歯部が他の係合溝に入り込み、更にこの他の係合溝が幅広歯部を1枚分送り、一対の幅広歯部をトラック部に当接させることで文字車に対する伝達ピニオンギヤの回転位置を正常な状態へと自動的に復帰させることができ、異常音の発生を防止することができる。
【0036】
また、前記一の係合溝がV形状の第1係合溝であり、他の係合溝がV形状の第2係合溝であり、第1係合溝と第2係合溝との間に係合歯部を形成し、第1係合溝20側に、この第1係合溝の前方斜面を一辺とする突出部を形成し、これら係合歯部と突出部は、トラック部の幅bより大きくなっていて、このトラック部の周縁より外方に突出している構成にすることにより、係合歯部による幅狭歯部の送り、幅広歯部の他の係合溝への入り込み、及びこの他の係合溝の幅広歯部の送りを確実に行なうことができて、文字車に対する伝達ピニオンギヤの回転位置を正常な状態へと自動的に復帰させることをより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる車両用トリップメータの平面図である。
【図2】図1のA方向からの一部省略した矢視図である。
【図3】本発明に係わる車両用トリップメータの分解状態の斜視図である。
【図4】図3のB部の拡大図である。
【図5】(1)は本発明に係わる車両用トリップメータにおいて、伝達ピニオンギヤの幅広歯部が文字車のトラック部上を摺接している正常状態の説明図である。
(2)は伝達ピニオンギヤの幅狭歯部が第1係合溝に係合した異常状態の説明図である。
【図6】(1)は従来の車両用トリップメータにおいて、伝達ピニオンギヤの幅広歯部が文字車のトラック部上を摺接している正常状態の説明図である。
(2)は伝達ピニオンギヤの幅狭歯部が第1係合溝に係合した異常状態の説明図である。
【符号の説明】
4 第1文字車(文字車)
5 第2文字車(文字車)
6 第3文字車(文字車)
7 第4文字車(文字車)
10 第1伝達ピニオンギヤ(伝達ピニオンギヤ)
11 第2伝達ピニオンギヤ(伝達ピニオンギヤ)
12 第3伝達ピニオンギヤ(伝達ピニオンギヤ)
18 第1トラック部(トラック部)
20 第1係合溝(一の係合溝)
21 第2係合溝(他の係合溝)
29 幅広歯部
30 幅狭歯部
Claims (2)
- 幅広歯部と幅狭歯部とを交互に形成した桁上げ用歯車部と回転伝達用歯車部とを有する伝達ピニオンギヤを有し、この伝達ピニオンギヤの幅広歯部を、前記文字車のトラック部の周面に設けた一の係合溝に係合させて、前記文字車の回転により幅広歯部を一枚分送り、前記伝達ピニオンギヤを回転させて、この伝達ピニオンギヤの回転伝達用歯車部が噛み合う次の文字車の歯車部を介してこの文字車を10分の1回転させる積算機構と、帰零操作部材を操作することにより前記伝達ピニオンギヤの前記文字車への噛み合いを解除してこの文字車を原点復帰させるシフト機構とを備え、前記トラック部の周面に、前記一の係合溝の、前記文字車の回転方向における後方に他の係合溝を形成し、両係合溝間に係合歯部を形成したことを特徴とする車両用トリップメータ。
- 一の係合溝がV形状の第1係合溝であり、他の係合溝がV形状の第2係合溝であり、第1係合溝と第2係合溝との間に係合歯部を形成し、第1係合溝20側に、この第1係合溝の前方斜面を一辺とする突出部を形成し、これら係合歯部と突出部は、トラック部の幅bより大きくなっていて、このトラック部の周縁より外方に突出している請求項1記載の車両用トリップメータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17239894A JP3606913B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 車両用トリップメータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17239894A JP3606913B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 車両用トリップメータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835851A JPH0835851A (ja) | 1996-02-06 |
| JP3606913B2 true JP3606913B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=15941207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17239894A Expired - Fee Related JP3606913B2 (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 車両用トリップメータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3606913B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016205981A1 (zh) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | 济南瑞泉电子有限公司 | 对射式多位干式计量表 |
| JP6842644B2 (ja) * | 2016-03-25 | 2021-03-17 | 日本精機株式会社 | 車両用計器 |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP17239894A patent/JP3606913B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0835851A (ja) | 1996-02-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3606913B2 (ja) | 車両用トリップメータ | |
| JP3770395B2 (ja) | 自転車シフト制御・表示装置 | |
| US4970378A (en) | Gearing for reset trip odometer | |
| JPS5810097Y2 (ja) | トリップ積算計 | |
| JP3131394B2 (ja) | 自動車用シートのパワースライド装置 | |
| JPS6349780Y2 (ja) | ||
| JP2872033B2 (ja) | メンテナンス時期表示装置 | |
| JP3404994B2 (ja) | 帰零装置付き積算計 | |
| JP3135028B2 (ja) | 積算距離計 | |
| CN112918560A (zh) | 一种汽车转向回正指示器 | |
| JP3124345B2 (ja) | 逆転防止型積算計 | |
| JPS5810095Y2 (ja) | 自動車用整備点検時期表示装置 | |
| GB1567847A (en) | Digital clock gearing | |
| US3333768A (en) | Odometer | |
| JPS60122313A (ja) | 帰零式積算計 | |
| JPS59100813A (ja) | 自動車ハブに取り付ける走行距離測定記録計器の制御装置 | |
| US1686369A (en) | Oil-change recording device | |
| JPS647407Y2 (ja) | ||
| JPS638996Y2 (ja) | ||
| JP2774297B2 (ja) | 両側リクライニング装置 | |
| JP5240642B1 (ja) | 車両盗難防止用シフトレバーロック装置 | |
| JPS6140991Y2 (ja) | ||
| JPH09212618A (ja) | 積算計における逆転防止装置 | |
| JP2726909B2 (ja) | 時間計 | |
| JP3038119B2 (ja) | トリップメータ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040908 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041006 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |