JP3605475B2 - 永久磁石同期電動機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転磁界を形成するステータと、強磁性体から成るロータコアの内部に界磁用の永久磁石を埋め込んだロータを備えた永久磁石同期電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の埋め込み磁石構造の永久磁石同期電動機としては、図5〜図7に示すようなものが知られている。図5〜図7において、11はロータ、12は珪素鋼板を積層して構成されたロータコア、13(13a、13b、13c)はロータコア12に各極数毎に埋め込まれた永久磁石、14は回転軸が固定される軸穴である。また、15は珪素鋼板を積層して構成されたステータで、ロータ11との間に0.5mm程度のギャップを保って周囲を取り囲むように配設されている。ステータ15の内周部には複数のスロット16が等間隔おきに形成され、ステータ巻線(図示せず)が挿入され、これらステータ巻線に電流を流すことにより回転磁界を形成するように構成されている。17はd軸磁束通路、18はq軸磁束通路である。
【0003】
図5においては、永久磁石13として平板状永久磁石13aがロータ11の外周部にその外周にほぼ沿うように配設されている。図6においては、ロータ11の軸芯側に突出するようにロータ外周と逆方向に湾曲する円弧状の永久磁石13bが配設されている。また、図7においては、V字状の永久磁石13cがそのV字の頂点をロータコアの軸芯側に向けて配設されている。
【0004】
また、上記2種類の磁束通路17、18について考えてみると、q軸磁束通路18は、ロータコアの鉄の部分を通るため磁束が非常に通り易いが、d軸磁束通路17は透磁率がほぼ空気に等しい永久磁石13の部分を通るため、磁束が通り難くなっている。したがって、q軸インダクタンスLqがd軸インダクタンスLdに対して大きくなり、ロータに突極性が生じ、界磁用永久磁石によるマグネットトルクに加えてq軸、d軸方向のインダクタンスの差を利用するリラクタンストルクを利用することができる。
【0005】
なお、この永久磁石同期モータの出力トルクTは、(1)〜(3)式により与えられる。
【0006】
T =Tm+Tr ・・・・(1)
Tm=PφIcos β ・・・・(2)
Tr=0.5P(Lq−Ld)Isin 2β ・・(3)
ここで、Tmはマグネットトルク、Trはリラクタンストルク、Pは極対数、φは界磁用永久磁石による鎖交磁束、Iは電流、βはq軸電流を基準とした電流Iの位相、Lqはq軸インダクタンス、Ldはd軸インダクタンスである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示すような構成では、平板状の永久磁石13aのステータ側に対向する面の表面積が限られるため、永久磁石13aによる鎖交磁束を大きくできず、また永久磁石13aとロータコア外周との間のA部の面積も小さくq軸磁束通路幅が狭いためにq軸インダクタンスが小さく、リラクタンストルクが十分に得られないという問題がある。
【0008】
そこで、図6、図7に示す電動機では、円弧状やV字状の永久磁石13b、13cを用いることによって、ステータ側に対向する面の表面積を大きくして鎖交磁束が増大し、大きなマグネットトルクが得られるようにし、またA部面積も大きくなることによってq軸インダクタンスが大きくなり、リラクタンストルクも得られるようにしているが、その場合に同一の磁石量で円弧状やV字状の永久磁石13b、13cを構成すると、ステータ側に対向する面の表面積が増加する分、永久磁石13b、13cの厚さが薄くなるため、鎖交磁束は大きくなってもこれら永久磁石13b、13cに対してステータ側からd軸方向に作用する減磁界に対する耐久性が弱くなり、永久磁石13b、13cが減磁し、発生トルクが低下して行くという問題があり、実現が不可能である。かくして、減磁耐力を確保するために永久磁石13b、13cの厚さを厚くせざるを得ず、その結果磁石量が増大するとともにステータ側に対向する面の表面積がその分小さくなり、鎖交磁束の増大・マグネットトルクの向上効果を十分に発揮できない。
【0009】
また、図6に示す円弧状の永久磁石13bや図7に示す一体成形されたV字状の永久磁石13cは、その形状が複雑であるため、磁石の製作コストが高くなり、コスト高になるという問題もある。
【0010】
本発明は、鎖交磁束を増大して大きなマグネットトルクが得られながら減磁耐力が低下せず、また大きなリラクタンストルクも得られて高トルクの同期電動機を実現でき、しかも低コストで製作できる永久磁石同期電動機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の永久磁石同期電動機は、回転磁界を形成するステータと強磁性体から成るロータコアの内部に永久磁石を埋め込んだロータとを備えた永久磁石同期電動機において、ロータの各極毎に、一対の平板状の永久磁石をV字状に組み合わせた第1の永久磁石をV字の頂点をロータコアの軸芯側に向けて埋設するとともに、平板状の永久磁石からなる第2の永久磁石をロータコアの外周部にその外周にほぼ沿うように埋設し、前記第1の永久磁石を構成する一対の平板状の永久磁石がロータの中心と前記V字の頂点とを結ぶ半径方向線に対し左右対称に配されると共に、前記第2の永久磁石が前記半径方向線に対し垂直方向かつその中央位置が前記半径方向線上にあるように配されていることを特徴とする。本発明によれば、V字状の第1の永久磁石にてそのステータに対向する表面積を大きくし、鎖交磁束を増大して大きなマグネットトルクを得、かつロータコアの外周部に配設した平板状の第2の永久磁石にて減磁耐力の低下を防止し、また第1と第2の永久磁石の間に形成されるq軸磁束通路にてq軸インダクタンスが増大するとともに、第2の永久磁石がロータコアの外周にほぼ沿うことによりd軸方向の電流による磁束の発生量が減少し、d軸インダクタンスが減少することにより大きなリラクタンストルクを得て高トルクの同期電動機を実現し、しかも第1と第2の永久磁石を全て平板状の永久磁石で構成することにより、低コストで製作できるようにしている。
【0012】
なお、円弧状やV字状の複数の永久磁石を略平行に埋設した構成のロータが、例えば実開平6−66277号公報等で知られているが、上記第2の永久磁石のようにロータコアの外周にほぼ沿うものではないので、d軸方向の電流による磁束の発生量を減少させ、d軸インダクタンスを減少させてリラクタンストルクを向上させる効果が十分に発揮されず、また永久磁石の端部の厚さが薄くなっているので、減磁の恐れがあるという問題があり、また形状も複雑であるのでコスト高になるという問題がある。さらに、永久磁石の両端とロータ外周との間からの磁束の回り込みを防止する手段が講じられていないので、トルク低下を来すという問題がある。
【0013】
これに対して本発明では、ロータコアに、第1の永久磁石のコータコア外周側の両端及び第2の永久磁石の両端からそれぞれロータコア外周近傍に達する第1と第2の切欠を形成して第1と第2の永久磁石の間を通るq軸磁束通路を第1と第2の切欠にてロータコアの外周に臨ませることにより、平板状の永久磁石を用いながら、第1と第2の切欠にてd軸磁束の回り込みがブロックされ、それによりd軸インダクタンスLdが小さくなり、q軸インダクタンスLqとの差が大きくなってリラクタンストルクが向上する。
【0014】
また、第1と第2の永久磁石の間を通るq軸磁束通路のロータ外周近傍部での幅を、ロータコア外周での極ピッチ長さをpとして、p/20〜p/8に設定することにより、ステータのスロット間のティースを通過したほぼ全磁束が円滑にq軸磁束通路に円滑に流れ込むため、q軸インダクタンスが向上してリラクタンストルクが向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図1と図3、図4を参照して説明する。
【0016】
図1において、1はロータであり、珪素鋼板を積層して構成されたロータコア2、ロータコア2内に各極毎に埋設されたV字状の第1の永久磁石3と平板状の第2の永久磁石4にて構成されている。第1の永久磁石3は、一対の平板状の永久磁石3a、3bをV字状に組み合わせて構成され、そのV字の頂点をロータコア2の軸芯側に向けて埋設されている。第2の永久磁石4は、ロータコア2の外周部にその外周にほぼ沿うように埋設されている。そして図1に示すように、前記第1の永久磁石3を構成する一対の平板状の永久磁石3a、3bがロータ1の中心と前記V字の頂点とを結ぶ半径方向線に対し左右対称に配されると共に、前記第2の永久磁石4が前記半径方向線に対し垂直方向かつその中央位置が前記半径方向線上にあるように配されている。5は回転軸が固定される軸穴である。10は珪素鋼板を積層して構成されたステータで、ロータ1との間に0.5mm程度のギャップを保って周囲を取り囲むように配設されている。ステータ10の内周部には27個のスロット10aが等間隔おきに形成され、ステータ巻線(図示せず)が挿入され、27個のスロット10aが等間隔置きに形成され、ステータ巻線(図示せず)が配設され、これらステータ巻線に電流を流すことにより回転磁界を形成するように構成されている。
【0017】
永久磁石同期電動機は、このロータ1の軸穴5に挿通固定した回転軸(図示せず)を回転自在に支持するとともに、ロータ1の外周を取り囲むように配設されたステータ10のスロット10aに配設されたのステータ巻線に電流を流して回転磁界を形成し、ロータ1を回転駆動するように構成されている。
【0018】
ステータ巻線に流れる電流による磁束がロータ1内部を通り抜ける通路には、第1と第2の永久磁石3、4を貫通して通り抜けるd軸方向の磁束通路6と、主として第1の永久磁石3と第2の永久磁石4との間を通ってd軸と電気角が直交する方向にコータコア2を通り抜けるq軸方向の磁束通路7とがある。
【0019】
8は、第1の永久磁石3のコータコア2外周側の両端からロータコア2の外周近傍に達する第1の切欠、9は第2の永久磁石4の両端からロータコア2の外周近傍に達する第2の切欠であり、これら第1と第2の切欠8、9にて第1と第2の永久磁石3、4の間を通るq軸磁束通路7をロータコア2の外周に臨ませている。これらの切欠8、9の内部は空気でよいが、ロータ1の強度確保のために樹脂や非磁性体の金属を充填しても構わない。
【0020】
そして、ロータコア2の半径をr、V字状の第1の永久磁石3のV字の頂点までの半径距離をlとして、l/rを変化させたときの鎖交磁束の変化は、図3に示すように、l/rが小さくなり、第1の永久磁石3の表面積が増加するのに伴って鎖交磁束が徐々に増加しており、l/rが0.4〜0.8のときに大きな鎖交磁束が得られることが分かる。すなわち、0.4<l/r<0.8に設定することにより、鎖交磁束を向上してマグネットトルクを向上することができる。なお、図3においてl/rが0.5〜0.4より小さくなると鎖交磁束が低下しているが、これは磁石量を一定量にしているので、l/rが0.5〜0.4より小さくなると第1の永久磁石3の厚さが薄くなり、発生磁束量そのものが低下することによる効果の方が大きくなるためである。図1の図示例では、l/rを最大の鎖交磁束が得られる0.4〜0.5に設定している。
【0021】
また、第1と第2の永久磁石3、4の間を通るq軸磁束通路7のロータ外周近傍部での幅sは、27個のスロット10aを形成したステータ10におけるティース幅をwとして、0.75w<s<1.25wに設定している。即ち、ほぼティース幅wと等しい幅に設定している。図4に、q軸磁束通路7の幅sを変化させた時のq軸インダクタンスLqとd軸インダクタンスLdの差、(Lq−Ld)とトルクの変化を示す。図4から明らかなように、幅sを変化させた時に、(Lq−Ld)はs=wの時に最大になるとともにそれから離れるに従って逓減し、トルクは0.75w〜1.25wの範囲を外れると著しく低下することが分かる。これは、幅sを上記のように0.75w<s<1.25wに設定すると、ステータのティースを通過したほぼ全磁束が円滑にq軸磁束通路7に円滑に流れ込むことにより、リラクタンストルクが向上するためであると考えられる。
【0022】
なお、上記説明では27スロットのステータ10の場合にそのティース幅wによってq軸磁束通路7の幅sを規定したが、ステータのスロット数が27以外の場合でもq軸磁束通路7の幅sを上記幅に設定することにより同様にリラクタンストルクが向上するため、これをロータコア外周での極ピッチ長pをパラメータにして設定すると、p/20〜p/8となる。かくして、スロット数にほぼ関係なく、q軸磁束通路7の幅sを、p/20〜p/8に設定することによりリラクタンストルクが向上し、最大トルクを得ることができる。
【0023】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図2を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同一の構成要素については同一参照符号を付して説明を省略する。
【0024】
本実施形態では、V字状の第1の永久磁石3のV字の頂点までの半径距離lを、ロータコア2の半径rとしてほぼl=0.6rに設定しており、それに伴って一対の平板状の永久磁石3a、3bの開き角が大きくなっている。また、その状態でq軸磁束通路7を確保するため、第1の切欠8は第1の永久磁石3の両端からロータコア2の外周近傍に向けて半径方向に長く形成されている。
【0025】
本実施形態においても、第1の実施形態より多少性能は劣るがほぼ同様の効果が発揮される。
【0026】
【発明の効果】
本発明の永久磁石同期電動機によれば、以上の説明から明らかなように、V字状の第1の永久磁石を埋め込んでいるので、ステータに対向する表面積が大きくなって鎖交磁束を増大でき、その結果大きなマグネットトルクが得られ、かつ減磁界が第1の永久磁石に向けて流れるロータコアの外周部に透磁率が低く、磁気抵抗の大きい永久磁石を配設しているので、第1の永久磁石の表面積を大きくしたことによる減磁耐力の低下を防止でき、また第1と第2の永久磁石の間にq軸磁束通路が形成されるのでq軸インダクタンスが増大するとともに、第2の永久磁石がロータコアの外周にほぼ沿っていてd軸方向の電流による磁束の発生量が減少し、d軸インダクタンスが減少するので、大きなリラクタンストルクが得られ、高トルクの同期電動機を実現することができ、しかも第1と第2の永久磁石を全て平板状の永久磁石で構成しているので、低コストにて製作することができる。
【0027】
また、ロータコアに、第1の永久磁石のコータコア外周側の両端及び第2の永久磁石の両端からそれぞれロータコア外周近傍に達する第1と第2の切欠を形成すると、第1と第2の永久磁石の間を通るq軸磁束通路を第1と第2の切欠にてロータコアの外周に臨ませることができ、平板状の永久磁石を用いながらd軸磁束の回り込みをブロックしてd軸インダクタンスを小さくし、リラクタンストルクを向上できる。
【0028】
また、第1と第2の永久磁石の間を通るq軸磁束通路のロータ外周近傍部での幅を、ロータコア外周での極ピッチ長さをpとして、p/20〜p/8に設定すると、ステータのスロット間のティースを通過したほぼ全磁束が円滑にq軸磁束通路に円滑に流れ込むため、q軸インダクタンスが向上してリラクタンストルクを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の永久磁石同期電動機の第1の実施形態の概略構成を示し、(a)は断面図、(b)はロータの拡大断面図である。
【図2】本発明の永久磁石同期電動機の第2の実施形態の概略構成を示し、(a)は断面図、(b)はロータの拡大断面図である。
【図3】V字状永久磁石の頂点までの半径距離とロータ半径の比と鎖交磁束量の関係を示すグラフである。
【図4】q軸磁束通路のロータ外周部での幅と、q軸インダクタンスとd軸インダクタンスの差及びトルクとの関係を示すグラフである。
【図5】第1の従来例の永久磁石同期電動機の概略構成を示す断面図である。
【図6】第2の従来例の永久磁石同期電動機の概略構成を示す断面図である。
【図7】第3の従来例の永久磁石同期電動機の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ
2 ロータコア
3 V字状の第1の永久磁石
3a 平板状の永久磁石
3b 平板状の永久磁石
4 平板状の第2の永久磁石
7 q軸磁束通路
8 第1の切欠
9 第2の切欠

Claims (3)

  1. 回転磁界を形成するステータと強磁性体から成るロータコアの内部に永久磁石を埋め込んだロータとを備えた永久磁石同期電動機において、ロータの各極毎に、一対の平板状の永久磁石をV字状に組み合わせた第1の永久磁石をV字の頂点をロータコアの軸芯側に向けて埋設するとともに、平板状の永久磁石からなる第2の永久磁石をロータコアの外周部にその外周にほぼ沿うように埋設し、前記第1の永久磁石を構成する一対の平板状の永久磁石がロータの中心と前記V字の頂点とを結ぶ半径方向線に対し左右対称に配されると共に、前記第2の永久磁石が前記半径方向線に対し垂直方向かつその中央位置が前記半径方向線上にあるように配されていることを特徴とする永久磁石同期電動機。
  2. ロータコアに、第1の永久磁石のコータコア外周側の両端及び第2の永久磁石の両端からそれぞれロータコア外周近傍に達する第1と第2の切欠を形成し、第1と第2の永久磁石の間を通るq軸磁束通路を第1と第2の切欠にてロータコアの外周に臨ませたことを特徴とする請求項1記載の永久磁石同期電動機。
  3. 第1と第2の永久磁石の間を通るq軸磁束通路のロータ外周近傍部での幅を、ロータコア外周での極ピッチ長さをpとして、p/20〜p/8に設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の永久磁石同期電動機。
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