JP3604787B2 - 塗布具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流動体の塗布具に関し、詳しくは、例えば修正液、水性・油性インキ、液状化粧料等の流動体を紙面等の被塗布面に塗布するための塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実開平5−58362号、実開平5−76569号公報には、修正液などの流動体を塗布液として内部に収容した軸本体(塗布液タンク)と、流動体が吐出される吐出口が先端に設けられたボールハウスを有するホルダー(チップ)と、ボールハウス内に収容されると共に先方に付勢されて一部が前記吐出口から外部に臨んだボール(球状塗布体)とを備えた塗布具が開示されている。
【0003】
前記ボールは、ボールハウス内の内向きの先端縁に対して当接・離脱する方向に移動自在に収容され、かつ、当接・離脱することにより前記吐出口を閉止・開放するものである。
【0004】
そして、ボールハウスの後端には、ボールが被塗布面に押し当てられてボールが後方に移動したときにボールの後面を受けるボール受座が形成されている。このボール受座の横断面視略中心部には、軸本体からの流動体をボールハウスに誘導する流動体誘導孔が設けられている。さらに流動体誘導孔には、ボールの後面に当接すると共に圧縮コイルスプリング(以下、単にコイルスプリングという)の先端を棒状に形成した可動子または質量の小さなコイルスプリングをホルダー内に配置してボールを前方に付勢している。
【0005】
ここで、従来の塗布具のホルダーの内部構造の一例を図7を参照して説明する。この塗布具は、本体軸の口元aに圧入された樹脂製のホルダー保持手段bの前部にホルダーcが保持されたものであり、ホルダーc先端部のボールハウスd内にはコイルスプリングeにより付勢されたボールfが収容される。コイルスプリングeの後端はホルダー保持手段bの内孔に突設された縦リブb1の前端に支持される。縦リブb1前端における内側寄りには、後方に凹んだ段部b2が形成されており、この段部b2にコイルスプリングeの後端部が嵌まって支持される。また、コイルスプリングeの先端部は、ボール受座gに形成された塗布液誘導孔hに挿通してボールfに当接する様、塗布液誘導孔hの内径よりも小さい外径に加工されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の塗布具において、前記可動子を先端に一体化したコイルスプリングを使用した場合は、部品点数が少なくなるが、一端を棒状に形成するといった複雑で難易度の高いスプリングの加工を必要とするため、寸法安定性や単位時間当たりの生産量、生産コストの面で不利である。
【0007】
また、図7に示したコイルスプリングeにおいては、その小径部分e1の外径が塗布液誘導孔hの内径よりも十分に小さくなる様に加工せねばならないため、線径がφ0.15mm以下の線材を選定する必要がある。一般に塗布具の使用性および吐出口iのシール性を確保するためにはコイルスプリングeの作用部分e2のスプリング力を30〜100gfに設定することが望ましい。したがって、スプリング力を30〜100gfに設定し、しかもコイルスプリングeの線径をφ0.15mm以下にすると、コイルスプリングeの作用部分e2の外径はホルダーcの内孔c3の内径に比べてかなり小さくなる。このため、ホルダーc内でコイルスプリングeがくねり易くなり(図8参照)、ボールfを真っすぐに付勢できない恐れがある。
【0008】
また、塗布具の組み立て工程において、先端を下向きにしてホルダーcを立ててホルダーc内に上方からコイルスプリングeを落として挿入するとき、コイルスプリングeの質量が小さいこと、および、コイルスプリングeの作用部分e2の外径が小さいことから、コイルスプリングeの先端がボール受座gの裏側やホルダーcの内孔c3の段部c4に引っ掛かってしまう(図9参照)などの不都合が生じやすい。そのため、ボールfによる吐出口iの閉止・開放が確実に行えず塗布液が漏れる恐れがあった。
【0009】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、簡単な構成によりボールをコイルスプリングで真っすぐに付勢して、ボールによる吐出口の閉止・開放を確実に行うことができる塗布具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、次のような構成を有する。
すなわち、請求項1の発明は、流動体を内部に収容した軸本体と、該軸本体からの流動体が流出される吐出口が先端に設けられたボールハウスを有する概略円筒形状のホルダーと、前部で前記ホルダーを保持して前記軸本体の前端部に設けられたホルダー保持手段と、前記ボールハウス内に回転自在に保持されると共に前記吐出口の周囲の内壁に対して前後方向に当接・離脱することにより前記吐出口を閉止・開放するボールと、前記ホルダー保持手段内で後端が係止されると共に前記ホルダー内に挿入されて前記ボールを直接的または間接的に先方に付勢するコイルスプリングとを備えたものであって、前記ボールハウスの後端には、前記ボールの後方位置を規制するボール受座が突設されると共に、該ボール受座の略中央部には、前記ホルダーの内孔からの流動体を前記ボールハウスに誘導する流動体誘導孔が設けられた塗布具において、前記コイルスプリングは、前記流動体誘導孔に挿通する密着巻きされた小径部分と、前記ホルダーの内孔内に位置してスプリング力を発生する少なくとも1箇所の中径作用部分と、前記ホルダーの内孔に、少なくとも前記小径部分と前記中径作用部分との間に一箇所配置され、かつ、前記ボールが前後方向に移動し前記中径作用部分が作用する過程で前記ホルダーの内孔の内面に沿って案内される密着巻きされ大径部分とが連なったものであることを特徴とする塗布具である。
【0011】
請求項2の発明は、前記コイルスプリングは、前記中径作用部分を挟んで前後二つの大径部分を備え、後ろ側の大径部分の後端または該大径部分の後端に設けた座巻き部分の後端がホルダー保持手段内に係止されるものであることを特徴とする請求項1に記載の塗布具である
また、請求項3の発明は、前記ボールが前後方向に移動する過程における前記コイルスプリングのスプリング力は、30〜100gfの範囲に設定されたことを特徴とする請求項1または2に記載の塗布具である。
【0012】
請求項の発明は、前記コイルスプリングの質量は、前記ボールの質量よりも大きく設定されたことを特徴とする請求項1、2またはに記載の塗布具である。
【0013】
請求項1または2の発明によれば、ボールが被塗布面に押し付けられて後退するときや、その後、ボールを被塗布面から離してボールが前進するときのコイルスプリング伸縮時に、コイルスプリングの大径部分がホルダーの内孔に案内されながら伸縮するので、コイルスプリングがホルダー内でくねりにくくなる。また、ホルダーへコイルスプリングを挿入するときにも、大径部分がホルダーの内孔に案内されながら落ちるので、コイルスプリングの小径部分がホルダーの中心軸上に位置し、ボール受座の裏側等に引っ掛かることなく真っすぐに塗布液誘導孔に挿通する。したがって、コイルスプリングがボールを真っすぐ前方に常時付勢するようになるので、ボールによる吐出口の閉止・開放が確実なものとなる。
【0014】
請求項の発明によれば、前記コイルスプリングのスプリング力が30〜100gfの範囲に設定されることで、コイルスプリングの中径作用部分の外径がホルダーの内孔よりもかなり小さくなる場合であっても、前記大径部の案内作用により、コイルスプリングのくねりを防止して吐出口の確実な閉止・開放が得られる。
【0015】
請求項の発明によれば、ボールよりも質量の大きなコイルスプリングを採用することで、コイルスプリングの挿入時にその先端がボール受座の裏側等に、より一層引っ掛かりにくくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
なお、本発明において塗布具とは、修正液を被塗布面に塗布するための修正ペン、水性・油性インキを被塗布面に筆記するためのボールペン等の筆記具、または、その他液状化粧料等の流動体を塗布液とした塗布具をいう。
【0017】
図1は本実施形態に係る塗布具の縦断面図、図2は本実施形態に係るホルダーの内部構造の縦断面図である。また、図3は本実施形態の第1変形例に係るホルダーの内部構造の縦断面図である。また、図4は本実施形態の第2変形例に係るホルダーの内部構造の縦断面図、図5は本実施形態の第3変形例に係るホルダーの内部構造の縦断面図、図6は本実施形態の第4変形例に係るホルダーの内部構造の縦断面図である。
【0018】
本実施形態の塗布具20は、図1および図2に示すように、流動体を内部に収容した軸本体2と、この軸本体2からの流動体が流出される吐出口4が先端に設けられたボールハウス6を有する概略円筒形状のホルダー8と、前部でホルダー8を保持して軸本体2の前端部に設けられたホルダー保持手段10と、ボールハウス6内に回転自在に保持されると共に吐出口4の周囲の内壁に対して前後方向に当接・離脱することにより吐出口4を閉止・開放するボール12と、ホルダー保持手段10内で後端が係止されると共にホルダー8内に挿入されてボール12を直接的に先方に付勢するコイルスプリング14とを備える。
【0019】
また、ボールハウス6の後端には、ボール12の後方位置を規制しかつ塗布時にボール12の後面を受けるボール受座16が突設されると共に、ボール受座16の略中央部には、ホルダー8の内孔8aからの流動体をボールハウス6に誘導する流動体誘導孔18が設けられている。
【0020】
以下、各部の構成を詳細に説明する。
軸本体2は、図1に示すように、略円筒形形状を呈するものであって、軸本体2先端部に向けてやや先細りに形成されたテーパー部2aと、このテーパー部2aの先端から連続的に形成されて開口した円筒部2bとを有する。また、軸本体2は、可撓性に富んだ塗布液タンクであって、押圧されて撓むことにより内部の流動体をボールハウス6に供給することが可能なものである。なお、軸本体2の内部には、必要に応じて撹拌ボール22が収容される。
【0021】
ホルダー保持手段10は、図2に示すように、前側部分の外周面形状が先端に向けて先細るテーパー形状を呈し、このテーパー部10aの後端には、段部10bを介して、テーパー部10a後端よりも外径の小さい円筒部10cが連続的に設けられる。また、円筒部10cの内周面には、その中心軸に沿って複数の縦リブ10c1が設けられている。ホルダー保持手段10は、その段部10bが軸本体2の円筒部2bの前端面に当たるまで軸本体2に圧入され組付けられる。
【0022】
ホルダー8は、前後両端で開口し、かつ、先端部が先細る略円筒形形状を呈するものであって、その後端がホルダー保持手段10の縦リブ10c1の先端に当接するまでホルダー保持手段10内に圧入され、その前側半分が外部に露出した状態でホルダー保持手段10に接続される。
【0023】
ボールハウス6は、図2に示すように、横断面形状が円形かつ内面が平滑な孔であって、ボール12の周りを流動体が流通可能な程度にボール12との間にクリアランスを有するものである。また、ボールハウス6の先端開口となる吐出口4は、一般にかしめ部と称されるものであって、ボール12がボールハウス6内に挿入された後に、ボール12の直径よりも小さい口径となるようにかしめられており、これによってボール12は、回転・移動可能な状態でボールハウス6内に閉じ込められ保持される。
【0024】
ボール受座16は、図2に示すように、ホルダー8の内孔8aから内側に向けて突出したものであり、後方に行くに従いその内径が小さくなるすり鉢状の斜面である。
【0025】
流動体誘導孔18は、横断面視で円形形状を呈した孔である。流動体誘導孔18の内壁には、流動体誘導孔18の周方向に所定の間隔をあけて各々が凹形状を呈する複数の縦溝が例えば6箇所設けられてもよい。
【0026】
コイルスプリング14は、図2に示すように、流動体誘導孔18に挿通する密着巻きされた小径部分14aと、ホルダー8の内孔8a内に位置してスプリング力を発生する中径作用部分14bと、ホルダー8の内孔8aに配置され、かつ、ボール12が前後方向に移動し中径作用部分14bが作用する過程でホルダー18の内孔8aの内面に沿って案内される密着巻きされた大径部分14cとが連なったものである。
【0027】
すなわち、コイルスプリング14は、前側から順に前記小径部分14a、大径部分14cおよび中径作用部分14bが並ぶように加工されており、大径部分14cの前後両端部には、密着巻きされた円錐部分14dが形成される。また、中径作用部分14bの後ろ側には、後端が前記縦リブ10c1前端の段部10dに支持された座巻き部分14eが形成されている。
【0028】
また、本発明に係るコイルスプリングは、図3に示す第1変形例におけるコイルスプリング14の如く、中径作用部14bを挟んで前後二つの大径部14cを備えたものでよい。この第1変形例に係るコイルスプリング14の場合は、前側から順に小径部分14a、円錐部分14d、大径部分14c、円錐部分14d、中径作用部分14b、円錐部分14dおよび大径部分14cが連なるように形成されており、後ろ側の大径部分14cの後端は前記縦リブ10c1の段部10dに嵌まって支持される。また、図4に示す第2変形例のように、図3に示した後側の大径部分14cの後端に、中径作用部分14bと略同径の座巻き部分14eを設けて、この座巻き部分14eの後端を前記段部10dに支持させてもよい。さらに、図5に示す第3変形例のように、前記縦リブ10c1の前端を段部の無い平坦面に形成し、この平坦面に前記図4に示した座巻き部分14eの後端をホルダー8の後端と面一の状態で当接させてもよい。
【0029】
さらに、図6に示す第4変形例のように、ホルダー8のボールハウス6を前後方向に延長し、この前後に長いボールハウス6内に前後二つのボール12,24を配設した塗布具に対して、前記図2に示したコイルスプリング14を使用することもできる。この第4変形例の場合、コイルスプリング14の小径部分14aの前端は、後ろ側のボール24の後面に当接することによりボール12を間接的に前方に付勢する。なお、この図6に示した塗布具は、後側のボール24の前面において前側のボール12を塗布時にスリップさせることにより、ボール受座16の摩耗を低減することを目的としたものである。
【0030】
前記本実施形態および第1〜第4変形例に係る塗布具においては、ボール12が前後方向に移動する過程でのコイルスプリング14のスプリング力が30〜100gfの範囲に設定され、またコイルスプリング14の質量がボール12の質量よりも大きくなるように設定されている。
【0031】
以上のような構成を有する本実施形態および第1〜第4変形例によれば、ボール12が被塗布面に押し当てられて後退するときや、その後、ボール12を被塗布面から離してボール12が前進するときのコイルスプリング14の伸縮時において、コイルスプリング14の大径部分14cがホルダー8の内孔8aに案内されながら伸縮するので、コイルスプリング14がホルダー8内でくねりにくくなる。また、ホルダー8へコイルスプリング14を挿入するときにも、大径部分14cがホルダー8の内孔8aに案内されながら落ちるので、コイルスプリング14の小径部分14aがホルダー8の中心軸上に位置し、ボール受座16の裏側等に引っ掛かることなく塗布液誘導孔18に挿通する。したがって、コイルスプリング14がボール12を前方に真っすぐ付勢するので、ボール12による吐出口4の閉止・開放が確実なものとなる。
【0032】
また、コイルスプリング14のスプリング力を30〜100gfの範囲に設定し、コイルスプリング14を塗布具の使用性およびシール性に合わせることに伴い、中径作用部分14bの外径がホルダー8の内孔8aよりもかなり小さくなる場合でも、大径部分14cの案内作用により、コイルスプリング14のくねりを防止して吐出口4の確実な閉止・開放が得られるようになる。
【0033】
また、ボール12よりも質量の大きなコイルスプリング14を採用しているので、コイルスプリング14の挿入時にコイルスプリング14の先端がより一層ボール受座16の裏側等に引っ掛かりにくくなる。
【0034】
さらに、大径部分14cの案内作用によりコイルスプリング14のくねりが防止されることから、図5に示した第3変形例のように、コイルスプリング14の後端を縦リブ10c1の平坦な前端面に支持させることも可能となる。すなわち、従来は、コイルスプリングがホルダーの内孔で軸径方向に大きくずれるため、コイルスプリング14の後端を確実に係止するための段部10d(図6参照)が必要であったが、本発明によれば、コイルスプリング14が内孔8aの中心軸上に位置するため、必ずしも縦リブ10c1の前端面に前記段部10dのような係止部を設ける必要がなくなる。よって、ホルダー保持手段10の製作コストを削減することも可能となる。
【0035】
なお、本実施形態および第1〜第4変形例は、本発明の好適な実施の態様であり、本発明の技術的範囲はこの実施形態に限定されない。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明の通り、本発明の塗布具によれば、簡単な構成によりボールをコイルスプリングで真っすぐに付勢して、ボールによる吐出口の閉止・開放を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る塗布具の縦断面図である。
【図2】本実施形態に係るホルダーの内部構造の縦断面図である。
【図3】本実施形態の第1変形例に係るホルダーの内部構造の縦断面図である。
【図4】本実施形態の第2変形例に係るホルダーの内部構造の縦断面図である。
【図5】本実施形態の第3変形例に係るホルダーの内部構造の縦断面図である。
【図6】本実施形態の第4変形例に係るホルダーの内部構造の縦断面図である。
【図7】従来例の塗布具に係るホルダーの内部構造の縦断面図である。
【図8】従来例の塗布具に係るホルダーの内部構造の縦断面図であって、コイルスプリングがくねっている状態を示す図である。
【図9】従来例の塗布具に係るホルダーの内部構造の縦断面図であって、コイルスプリングの先端が引っ掛かった状態を示す図である。
【符号の説明】
2 軸本体
4 吐出口
6 ボールハウス
8 ホルダー
8a ホルダーの内孔
10 ホルダー保持手段
12 ボール
14 コイルスプリング
14a 小径部分
14b 中径作用部分
14c 大径部分
16 ボール受座
18 流動体誘導孔

Claims (4)

  1. 流動体を内部に収容した軸本体と、該軸本体からの流動体が流出される吐出口が先端に設けられたボールハウスを有する概略円筒形状のホルダーと、前部で前記ホルダーを保持して前記軸本体の前端部に設けられたホルダー保持手段と、前記ボールハウス内に回転自在に保持されると共に前記吐出口の周囲の内壁に対して前後方向に当接・離脱することにより前記吐出口を閉止・開放するボールと、前記ホルダー保持手段内で後端が係止されると共に前記ホルダー内に挿入されて前記ボールを直接的または間接的に先方に付勢するコイルスプリングとを備えたものであって、前記ボールハウスの後端には、前記ボールの後方位置を規制するボール受座が突設されると共に、該ボール受座の略中央部には、前記ホルダーの内孔からの流動体を前記ボールハウスに誘導する流動体誘導孔が設けられた塗布具において、
    前記コイルスプリングは、前記流動体誘導孔に挿通する密着巻きされた小径部分と、前記ホルダーの内孔内に位置してスプリング力を発生する少なくとも1箇所の中径作用部分と、前記ホルダーの内孔に、少なくとも前記小径部分と前記中径作用部分との間に一箇所配置され、かつ、前記ボールが前後方向に移動し前記中径作用部分が作用する過程で前記ホルダーの内孔の内面に沿って案内される密着巻きされ大径部分とが連なったものであることを特徴とする塗布具。
  2. 前記コイルスプリングは、前記中径作用部分を挟んで前後二つの大径部分を備え、後ろ側の大径部分の後端または該大径部分の後端に設けた座巻き部分の後端がホルダー保持手段内に係止されるものであることを特徴とする請求項1に記載の塗布具
  3. 前記ボールが前後方向に移動する過程における前記コイルスプリングのスプリング力は、30〜100gfの範囲に設定されたことを特徴とする請求項1または2に記載の塗布具。
  4. 前記コイルスプリングの質量は、前記ボールの質量よりも大きく設定されたことを特徴とする請求項1、2またはに記載の塗布具。
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