JP3604259B2 - 燃料交換機及びその制御装置 - Google Patents

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子炉における燃料の取出し及び配置などの燃料交換時間の短縮を図る原子炉の燃料交換機及びその制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
原子炉発電所等に用いられる原子炉においては、定期検査期間中に、燃料交換が行われる。この燃料交換作業は、使用済の燃料を炉心外に取出して燃料のプール側に移動させると共に、新燃料を炉心内に装荷するものであり、これと同時に燃焼度が互いに異なる燃料を炉心内において相互に配置替えすること(シャフリング)が行われる。
【0003】
従来、原子炉における燃料移動は、炉心と使用済燃料貯蔵のプール間において、ブリッジ、トロリ、ホイストを各1台備えた燃料交換機によりなされていた。
【0004】
図15に一例を示すと、炉心1及びプール3上には、燃料交換機5が設けられている。この燃料交換機5は、炉心1とプール3の間を水平方向に移動自在なブリッジ7と、このブリッジ7上をブリッジ7の移動方向に対して直角方向に移動自在なトロリ9と、このトロリ9に垂直方向に伸縮自在に取付けられたホイスト11と、このホイスト11の先端に取付けられたつかみ具13とから構成されている。なお、15はカナルを示している。
【0005】
燃料交換作業は、まず、現在の位置からブリッジ7、トロリ9を走行させ、移動させたい燃料集合体の位置まで移動する。次に、ホイスト11を降下させ、つかみ具13によって燃料集合体をつかんだ後、再びホイスト11を上昇させる。ホイスト11を上昇させた後、つかんだ位置からはなす位置までブリッジ7、トロリ9を走行させて燃料集合体を水中搬送し、つかみ具13を降下させ燃料をはなして燃料交換作業を完了する。
【0006】
さて、上記燃料交換作業は、点検のクリティカルパスであり、燃料交換時間を短縮することが極めて重要な問題である。このために燃料交換機の駆動速度を上げる必要があるが、安全上の制約等により、そのスピードアップには限界がある。
【0007】
そこで、この燃料交換時間を短縮するため、ブリッジ、トロリ、ホイストを複数台用いた燃料吊り本数の複数化(特開昭61−149897号公報、特開昭61−65192号公報)や複数台のトロリ及びブリッジ間で協調作業を利用した(特開平7−12985号公報)等、複数の燃料を取扱う燃料交換機が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述の複数の燃料を取扱う燃料交換機においては、機械的構成やシステム構成については提案されているが、制御手段については提案されていない。
【0009】
実際に、複数のトロリあるいはブリッジが駆動する複数台の燃料を取扱う燃料交換機を使用する際には、各トロリ、ブリッジが相互干渉を起こさない機構構成で、制御を行う必要がある。
【0010】
また、燃料移動時間の短縮という観点から、ブリッジやトロリの待ち時間を極力削減する制御を行う必要がある。
【0011】
そこで、本発明は、一度に複数の燃料を取扱う燃料交換機において、トロリ、ブリッジの相互干渉を排除し、最短時間で燃料の移動作業を実施できる燃料交換機及びその制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、炉心及びプール上でこれらを結ぶカナルラインの方向に移動可能に設置されるブリッジと、このブリッジ上に前記カナルラインの方向に対して直角方向に移動可能に設置される第1トロリと第2トロリと、これら第1トロリと第2トロリにそれぞれに垂直方向に伸縮自在に取付けられ燃料を把持する第1ホイストと第2ホイストとからなる燃料交換機において、前記第1トロリに対して前記第1ホイスト及び第2ホイストとを着脱可能とする一方、前記第2トロリに対して前記第1ホイスト及び第2ホイストとを着脱可能に構成して、前記第1トロリと第2トロリとの間で相互に前記第1ホイストと第2ホイストとを交換可能とするトロリ・ホイスト交換機構とを有するようにしたものである。この手段によれば、必要に応じて第1トロリと第2トロリに対して第1ホイストと第2ホイストとが相互に交換して取付けられる。これにより、第1ホイストと第2ホイストとが相互干渉するとき、第1ホイストと第2ホイストの対象とする第1トロリと第2トロリが相互干渉しないように第1ホイストと第2ホイストが交換され、移動距離が短縮され、移動時間の短縮がされる。従って、従来のように第1ホイストと第2ホイストとの相互干渉を避けるために移動距離が延長され、これに伴い移動時間が長くなる弊害が解消される。
【0016】
請求項2に係る発明は、炉心及びプール上でこれらを結ぶカナルラインの方向に移動可能に設置されるブリッジと、このブリッジ上に前記カナルラインの方向に対して直角方向に移動可能に設置される第1トロリと第2トロリと、これら第1トロリと第2トロリにそれぞれに垂直方向に伸縮自在に取付けられ燃料を把持する第1ホイストと第2ホイストとを前記第1トロリと第2トロリに対して相互に交換可能とするトロリ・ホイスト交換機構部とを有するようにしたものである。この手段によれば、第1ホイストと第2ホイストとの相互干渉が生じるときホイスト切替判定手段によって切替指令信号が第1ホイストと第2ホイストへ出力されて相互干渉を回避するように第1ホイストと第2ホイストが交換される。これにより、相互干渉による無駄な動きや、相互干渉を避けるための無駄な移動がなくなる。従って、移動時間の大幅な減少が図られる
【0017】
請求項3に係る発明は、炉心及びプール上でこれらを結ぶカナルラインの方向に移動可能に設置される第1ブリッジと第2ブリッジと、これら第1と第2ブリッジ上のそれぞれに、前記カナルラインの方向に対して直角方向に移動可能に設置される第1トロリと第2トロリと、これら第1と第2トロリに垂直方向に伸縮自在に取付けられ燃料を把持する第1ホイストと第2ホイストと、これら第1トロリと第2トロリに対して相互に第1ホイストと第2ホイストとを交換可能とするトロリ・ホイスト交換機構部とを有し、前記第1ブリッジがカナルから前記炉心側の第1エリアを主に分担する一方、前記第2ブリッジが前記カナルから前記炉心側の第2エリアを主に分担する燃料交換機であって、前記第1エリアと第2エリアとの境界で、必要に応じて前記トロリ・ホイスト交換機構部によって前記第1トロリと第2トロリに対して前記第1ホイストと第2ホイストとを相互に交換可能とするようにしたものである。この手段によれば、第1ブリッジがカナルラインから炉心方向への第1エリアを分担し、第2ブリッジがカナルラインからプール方向への第1エリア分担がされ、カナルライン近傍で第1ホイストと第2ホイスト間の交換される。これにより、燃料移動時間の大幅な短縮が図られる
【0018】
請求項4に係る発明は、炉心及びプール上でこれらを結ぶカナルラインの方向に移動可能に設置される第1ブリッジと第2ブリッジと、これら第1と第2ブリッジ上のそれぞれに、前記カナルラインの方向に対して直角方向に移動可能に設置される第1トロリと第2トロリと、これら第1と第2トロリに垂直方向に伸縮自在に取付けられ燃料を把持する第1ホイストと第2ホイストと、これら第1トロリと第2トロリに対して相互に第1ホイストと第2ホイストとの交換可能とするトロリ・ホイスト交換機構部とを有し、第1ブリッジがカナルから前記炉心側の第1エリアを主に分担する一方、前記第2ブリッジが前記カナルから前記炉心側の第2エリアを主に分担する燃料交換機の制御装置であって、前記ブリッジ、トロリの各現在位置座標データと前記燃料の2本をつかみ及び放しする位置を特定する各目標位置座標データとに基づいて2本の燃料のつかみ及び放しの燃料取扱い順序及びそれを扱うトロリの分担を決定する移動順序判定手段と、この移動順序判定手段によって決定された燃料取扱い順序及びトロリの分担と、前記各現在位置座標データとに基づいて移動コースを設定する移動コース算出手段と、この移動コース算出手段により設定された移動コースと前記各現在位置座標データとによって前記トロリ・ホイスト交換機構部へホイスト切替信号を出力するホイスト切替判定手段と、前記移動コース算出手段により設定された移動コースに従って前記各現在位置座標データと前記各目標位置座標データとによつて各目標位置へ向かうように速度指令を出力するブリッジ・トロリ速度出力手段とを備え、前記ホイスト切替信号によって前記第1トロリと第2トロリに対して前記第1ホイストと第2ホイストとを相互に交換可能とするようにしたものである。この手段によれば、第1エリアと第2エリアとの境界近傍で切替指令信号が第1ホイストと第2ホイストへ出力されて、第1ホイストと第2ホイストが交換される。これにより、無駄な移動がなくなる。従って、移動時間の大幅な減少が図られる
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0023】
図1は、本発明の第1実施の形態を示す燃料交換機の制御装置の構成図であり、図2は燃料交換機の外観斜視図である。
【0024】
図1において、燃料交換機の制御装置17は、現在位置入力手段21と移動順序判定手段23と移動コース算出手段25とブリッジ・トロリ・ホイスト速度出力手段27とから構成され、移動順序判定手段23に目標位置入力手段19が接続され現在位置入力手段21とブリッジ・トロリ・ホイスト速度出力手段27とが燃料交換機5に接続されている。
【0025】
燃料交換機5は、図2に示すように、炉心1と燃料を貯蔵するプール3とを結ぶカナル15のカナルライン15A上に設けられ、炉心1とプール3との間に水平方向に移動自在なブリッジ7とこのブリッジ7上をブリッジ7の移動方向に対して直角方向に移動自在な2個のトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bと、トロリ(A)9Aの垂直方向に伸縮自在に取付けられるホイスト(A)10Aと、トロリ(B)9Bの垂直方向に伸縮自在に取付けられるとホイスト(B)10Bと、これらのホイスト(A)10Aとホイスト(B)10の先端に取付けられるつかみ具13とから構成されている。
【0026】
ここで、目標位置入力手段19は、2本の燃料をつかむ位置を特定する目標位置座標データ及び2本の燃料を放す位置を特定する目標位置座標データを入力するものである。現在位置入力手段21は、ブリッジ7、トロリ9、ホイスト11の各現在位置座標データを取込むものである。
【0027】
移動順序判定手段23は、目標位置入力手段19にて入力された目標位置座標データによって2本の燃料の各々のつかみ/放しする目標位置座標データを基に、トロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bのいずれで燃料を扱うかを決定し、さらに、これら燃料の取扱う順序を定めるもので、取扱う2本の燃料の座標データのX座標データの大小により予め定める条件に基づき各燃料のつかみ/放しの順序を設定する。
【0028】
移動コース算出手段25は、移動順序判定手段23により定められたつかみ/放しの順序及び各燃料を取扱うトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bの分担を順次読込み、各々のトロリについて、現在位置座標データと目標座標データより、移動コースの設定を行う。
【0029】
ブリッジ・トロリ・ホイスト速度出力手段27は、移動コース算出手段25により、定められた移動コースと現在位置座標データより、ブリッジ7及び移動対象となるトロリへ速度の出力を行う。
【0030】
次に、図3を参照して第1実施の形態の燃料交換機の制御装置の作用を炉心1内の燃料をプール3へ移動する場合について説明する。
【0031】
ここで、図3のF0(X0,Y0)は、炉心1内のカナルライン15Aの出口であり、燃料交換機5の現在位置とする。このF0(X0,Y0)は、本来のトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bで異なるX座標位置となるが、ここでは仮に同一の座標F0(X0,Y0)を有するものとし、同様に、プール3のカナルライン15Aの出口をF0’(X0’,Y0’)とする。
【0032】
まず、目標位置入力手段19によって炉心1内の燃料(1)と燃料(2)の目標位置座標データF1(X1,Y1)とF2(X2,Y2)とが入力される一方、移動先のプール3内の目標位置座標データF1’(X1’,Y1’)とF2’(X2’,Y2’)とが移動順序判定手段23へそれぞれ入力される。
【0033】
一方、現在位置入力手段21より現在位置座標データ、例えば、F0(X0,Y0)が入力される。これによって、移動順序判定手段23によって目標位置座標データと現在位置座標データとに基づいてトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bとが炉心1内の燃料(1)と燃料(2)のいずれをつかむ対象とするか次の条件に基づき決定する。
【0034】
ここで、図3に示す座標系のように、炉心1内の目標位置座標データである燃料(1)の燃料座標データをF1(X1,Y1)として燃料(2)の燃料座標データをF2(X2,Y2)とする。これら燃料座標データF1,F2に対応する燃料貯蔵プール3内の目標位置座標データである燃料座標データを各々F1’(X1’,Y1’)とF2’(X2’,Y2’)とする。
【0035】
この場合、次の条件式(1)と条件式(2)の双方が成立するとき、燃料(1)のF1(X1,Y1)を先につかみ、次に燃料(2)のF2(X2,Y2)をつかむようにする。
【0036】
X2<X1 …(1)
X1’<X2’ …(2)
【0037】
上記条件式(1),(2)の双方が不成立の場合には、燃料(2)のF2(X2,Y2)を先につかみ、次に燃料(1)のF1(X1,Y1)をつかむ。この場合、本図においては、X2<X1及びX1’<X2’であるため、炉心1内においては、F1→F2という順に燃料取扱い作業を行うように決定され燃料貯蔵のプール3内では、F1’→F2’という順に燃料取扱い作業を行うように決定される。
【0038】
つまり、トロリ(B)9BがF1(X1,Y1)にある燃料(1)をつかんだ後に、トロリ(A)9AがF2(X2,Y2)にある燃料(2)をつかみカナルライン15Aを経て、炉心1よりプール3へ移動後、トロリ(B)9BがF1’(X1’,Y1’にて燃料を放しトロリ(A)9AがF2’(X2’,Y2’)にて燃料を放すと決定がされる。
【0039】
次に、移動コース算出手段25は移動順序判定手段23によって決められたつかみ/放し順序及び燃料(1)と燃料(2)とトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bとの分担に基づいて直線で移動コースが図3に示すように、燃料(1)が目標B1→B2へと決められる一方、燃料(2)が目標A1→A2→A3→A4と決定される。
【0040】
具体的には、特開平7−191184号公報に示される手段を用い最短の移動コースとなるように決定される。
【0041】
まず、第1に、ブリッジ7及びトロリ(B)9Bが燃料(1)のF1(X1,Y1)のB1を動作目標として同時走行を開始する(F0→B1)。それと同時に、トロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bに取付けられているホイスト10A,ホイスト10Bも一旦停止位置を目標に駆動を開始する。
【0042】
ブリッジ7及びトロリ(B)9Bが目標B1に到達するとトロリ(B)9B側のホイスト10Bが燃料(1)をつかみ、一旦停止位置まで上昇する。この時点でブリッジ7のX座標はA0にあり、次にブリッジ7がA1へ向けて移動を開始する(A0→A1)。それと同時に、トロリ(B)9Bはカナルライン15A上のY0位置へ移動し、トロリ(B)9B側のホイスト10Bは上限位置へ向けて移動開始する。ブリッジ7がA1へ到達後、ブリッジ7及びトロリ(A)9Aは、A2を目標として、同時走行を開始する(A1→A2)。
【0043】
ブリッジ7及びトロリ(A)9AがA2のF2(X1,X2)到達後、燃料(2)をつかむ。なお、つかみ作業時間はトロリ方向移動時間に比べて多くの時間を要する関係があるため、トロリ(B)9Bは、この段階においては、十分な余裕を持って、カナルライン15A上のY0位置に戻ってきている。
【0044】
トロリ(A)9A側のホイスト10AがA2のF2(X2,Y2)にて燃料(2)をつかみ、一旦停止位置まで上昇完了すると、トロリ(A)9AがA1を動作目標として移動を行う(A2→A1)。
【0045】
以上の作業により燃料(1)のF1(X1,X2)、燃料(2)のF2(X2,X3)に位置した各燃料をつかみ、二台のトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bがカナルライン15AのY0位置上に存在する。
【0046】
続いて、トロリ(B)9Bが燃料貯蔵のプール3内の燃料(2)をF1’(X1’,Y1’)にて放し作業を行うため、ブリッジ7はF0’(X0’,Y0’)を目標として、移動を開始する。ブリッジ7がF0’(X0’,Y0’)へ到達した後は、燃料つかむ場合と同様に、移動制御を行い、放し作業を行うものとする。
【0047】
このように第1実施の形態によれば、各現在位置座標データと各目標位置座標データとから予め定めた条件により燃料の取扱い順序及びトロリの分担が決定され、これに基づき移動コースが決められて、各ブリッジ、トロリ、ホイストが動作される。これにより、一方の燃料のつかみ/放し目標へ向かって、ブリッジ及び一方のトロリが駆動しているとき、他方の燃料のつかみ/放し目標へブリッジ及び他方のトロリが駆動され、一方の燃料をつかみ/放している動作時間にも可能な限り、待ち時間がなく、ブリッジ及び他方のトロリの動作がされる。従って、従来のように一方の燃料と他方の燃料に対してつかみ/放しがブリッジ及び各トロリが個別に移動制御されるのに比べ、大幅に運転時間が短縮される。
【0048】
なお、速度出力については、特開平7−191184号公報に記載されている手段にて行うものとする。また、ブリッジ、トロリへの速度出力と同時に、ホイスト方向への速度出力を行うが、これは、2台のトロリへ、予め定められた一旦停止位置まで最高速度の指令を与えるものとする。
【0049】
図4は、本発明の第2実施の形態を示す燃料交換機の制御装置の構成図であって、燃料交換機の制御装置17Aは、現在位置入力手段21と移動順序判定手段23と移動コース算出手段30と移動時間計算手段31とブリッジ・トロリ・ホイスト速度出力手段27とから構成され目標位置入力手段19が移動順序判定手段23へ接続されている。
【0050】
移動順序判定手段23は、ブリッジ7、トロリ9、ホイスト11の各現在位置座標データと2本の燃料をつかみ及び放しの各目標位置座標データとに基づいて2本の燃料のつかみ及び放しの燃料取扱順序及びトロリの分担の可能な取扱順序分担の組合せを全て導出するものである。移動コース算出手段30は、移動順序判定手段23により導出された全ての組合せと現在位置座標データとに基づき可能な移動経路を移動コースとして複数設定するものである。
【0051】
移動時間計算手段31は、移動コース算出手段30によって算出された各移動コース毎に燃料移動作業の所要時間を算出し、算出された最小の所要時間に該当する移動コースを決定するものである。ブリッジ・トロリ・ホイスト速度出力手段27は、移動時間計算手段31により設定された移動コースに従ってブリッジ7、トロリ9、ホイスト11の各現在位置座標データと各目標位置座標データとによって各目標位置へ向かうように速度指令を出力するものである。なお、燃料交換機は、第1実施の形態と同様の構成のものである。
【0052】
次に、図5を参照して第2実施の形態の燃料交換機の制御装置の作用を炉心1内の燃料をプール3へ移動する場合について説明する。
【0053】
ここで、図5のF0(X0,Y0)は、炉心1内のカナルライン15Aの出口であり、燃料交換機5の現在位置とする。このF0(X0,Y0)は、本来のトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bで異なるX座標位置となるが、ここでは仮に同一の座標F0(X0,Y0)を有するものとし、同様に、プール3のカナルライン15Aの出口のF0’(X0’,Y0’)とする。
【0054】
まず、目標位置入力手段19から炉心1内の燃料(1)と燃料(2)の目標位置座標データF1(X1,Y1)とF2(X2,Y2)とが入力される一方、移動先のプール3内の目標位置座標データF1’(X1’,Y1’)とF2’(X2’,Y2’)とがそれぞれ入力される。
【0055】
一方、現在位置入力手段21より現在位置座標データ、例えば、F0(X0,Y0)が入力される。これによって、移動順序判定手段23によって目標位置座標データと現在位置座標データとに基づいてトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bとが炉心1内の燃料(1)と燃料(2)のいずれをつかむ対象とするか次の条件に基づき決定する。
【0056】
次に、移動順序判定手段23によって判定されたトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bがつかみ/放しする燃料の対象と順序の可能な組合せを算出する。例えば、図5の例では、次の(1)〜(4)の組合せが算出される。
【0057】
F1→F2→F1’→F2’ …(1)
F1→F2→F2’→F1’ …(2)
F2→F1→F1’→F2’ …(3)
F2→F1→F2’→F1’ …(4)
【0058】
次に、移動時間計算手段31によって上記式(1)〜(4)のコースについてそれぞれの移動コースが算出される。さらに、移動時間計算手段31によって各移動コースの所要時間が算出される。
【0059】
ここで、例えば、現在位置座標データがカナルライン15Aの出口F0(X0,Y0)を起点とし、F1とF2に対するF0→F1→F2→F0の所要時間T1、また、F0→F2→F1→F0の所要時間T2とする。
【0060】
一方、プール3のカナルライン15Aの出口F0’(X0’,Y0’)を起点とし、F0’→F1’→F2’→F0’の所要時間T1’、また、F0’→F2’→F1’→F0’の所要時間T2’とする。
【0061】
このようにして各移動コースについて所要時間Tが算出されると最小の移動コースが抽出される。例えば、上記例では次の式(3)条件が成立するときに移動コースを最小として抽出する。
【0062】
T1<T2かつT2’<T1’ …(3)
ここで、T1:F0→F1→F2→F0の所要時間
T2:F0→F2→F1→F0の所要時間
T1’:F0’→F1’→F2’→F0’の所要時間
T2’:F0’→F2’→F1’→F0’の所要時間
【0063】
この結果、F1→F2→F2’→F1’上記式(3)の条件が成立し、所要時間が最小とされれ、移動コースが決定される。
【0064】
次に、図5を参照して具体的に作用を説明する。
【0065】
まず、第1に、ブリッジ7及びトロリ(B)9Bが燃料(1)のF1(X1,Y1)のB1を動作目標として同時走行を開始する(F0→B1)。それと同時に、トロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bに取付けられているホイスト10A,ホイスト10Bも一旦停止位置を目標に駆動を開始する。
【0066】
トロリ(B)9B側のホイスト10BがB1(F1)にて燃料(1)をつかみ、一旦停止位置まで上昇完了すると、次に、ブリッジ7がA0からA1へ向けて移動を開始する(A0→A1)。それと同時に、トロリ(B)9Bはカナルライン15AのY0位置へ移動し、トロリ(B)9B側のホイスト10Bは上限位置へ向けて移動開始する。ブリッジ7がA1へ到達後、ブリッジ7及びトロリ(A)9Aは、A2を目標として、同時走行を開始する(A1→A2)。
【0067】
ブリッジ7及びトロリ(A)9AがA2のF2(X1,X2)到達後、燃料(2)をつかむ。なお、つかみ作業時間はトロリ方向移動時間に比べ多く時間を要する関係があるため、トロリ(B)9Bは、この段階においては、十分な余裕を持って、カナルライン15A上のY0位置に戻ってきている。
【0068】
トロリ(A)9A側のホイスト10AがA2のF2(X2,Y2)にて燃料(2)をつかみ、一旦停止位置まで上昇完了すると、トロリ(A)9AがA1を動作目標として移動を行う(A2→A1)。
【0069】
以上の作業により燃料(1)のF1(X1,X2)、燃料(2)のF2(X2,X3)に位置した各燃料をつかみ、二台のトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bがカナルライン15AのY0位置上に存在することになる。
【0070】
続いて、トロリ(A)9Aが燃料貯蔵のプール3内の燃料(2)をF2’(X2’,Y2’)にて放し作業を行うため、ブリッジ7はA3を目標として移動を開始し、ブリッジ7が目標A3に到達した後(A2−A3)目標A4に向けブリッジ7とトロリ(A)9Aが移動を開始し、ブリッジ7及びトロリ(A)9AがA4へ到達後、ホイスト10Aが燃料(2)を放し作業を開始する。ホイスト10Aが燃料(2)を放す作業が完了すると、今度はブリッジ7及びトロリ(B)9BがBを目標として移動し、F1’(X1’,Y1’)にて燃料(1)を放す作業を行う。これが完了するとブリッジ7及びトロリ(B)9BがF0’(X0’,Y0’)を目標として、移動を開始する。
【0071】
以上により、可能な燃料取扱い手順から全ての移動コースが算出され、さらに、移動コース毎に作業の所要時間が算出され、算出された移動コースの最小時間が該当する移動コースとして決定され、作業が実施される。これにより、待ち時間を極力減少させ、移動時間が最小となるように作業がされる。従って、従来のように一方の燃料と他方の燃料に対してつかみ/放しがブリッジ及び各トロリが個別に移動制御されるのに比べ、大幅に運転時間が短縮される。
【0072】
なお、速度出力については、特開平7−191184号公報に記載されている手段にて行うものとする。また、ブリッジ、トロリへの速度出力と同時に、ホイスト方向への速度出力を行うが、これは、2台のトロリへ、予め定められた一旦停止位置まで最高速度の指令を与えるものとする。
【0073】
図6は、本発明の第3実施の形態を示す燃料交換機の制御装置の構成図であって、燃料交換機の制御装置17Bは、現在位置入力手段21と移動順序判定手段23と移動コース算出手段30と移動時間計算手段31とブリッジ・トロリ・ホイスト速度出力手段27とから構成されている。
【0074】
また、燃料交換機は、カナルライン15Aを境界としてトロリ(A)12Aとトロリ(B)12Bが取扱うエリア51とエリア52とを形成しており、ブリッジ7に1本の図示しないレールを設け、このレールにトロリ(A)12Aとトロリ(B)12Bをカナルライン15Aに対して直角方向に移動可能に設け、トロリ(A)12Aがエリア51を分担し、トロリ(B)12Bがエリア52を分担するようにしている。そして、図示するようにトロリ(A)12Aに対してホイスト(A)14Aが取付けられ、トロリ(B)12Bに対してホイスト(B)14Bが取付けられ、これらがカナルライン15Aに対向するようになっている。
【0075】
すなわち、図7は、トロリ(A)12Aとトロリ(B)12Bの取扱うエリアを説明する図で、図示するエリア51の内で炉心1のエリア53とプール3のエリア54について燃料(1)をトロリ(A)12Aがつかみ/放しを行う。また、図示するエリア52の内で炉心1のエリア55とプール3のエリア56について燃料(2)をトロリ(A)12Aがつかみ/放しを行う。従って、本実施の形態では燃料の配置に制約が設けられている場合に適用できる。
【0076】
次に、図8を参照して第3実施の形態の燃料交換機の制御装置の作用を炉心1内の燃料をプール3へ移動する場合について説明する。
【0077】
ここで、図8のF0(X0,Y0)は、炉心1内のカナルライン15Aの出口であり、燃料交換機5の現在位置とする。同様に、プール3のカナルライン15Aの出口のF0’(X0’,Y0’)とする。
【0078】
まず、目標位置入力手段19から炉心1内の燃料(1)と燃料(2)の目標位置座標データF1(X1,Y1)とF2(X2,Y2)とが入力される一方、移動先のプール3内の目標位置座標データF1’(X1’,Y1’)とF2’(X2’,Y2’)とがそれぞれ入力される。
【0079】
一方、現在位置入力手段21より現在位置座標データ、例えば、F0(X0,Y0)が入力される。これによって、移動順序判定手段23によって目標位置座標データと現在位置座標データとに基づいてトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bとが炉心1内の燃料(1)と燃料(2)のいずれをつかむ対象とするか次の条件に基づき決定する。
【0080】
次に、移動順序判定手段23によって判定されたトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bがつかみ/放しする燃料の対象の順序の可能な組合せを算出する。例えば、図8の例では、次の(1)〜(4)の組合せが算出される。
【0081】
F1→F2→F1’→F2’ …(1)
F1→F2→F2’→F1’ …(2)
F2→F1→F1’→F2’ …(3)
F2→F1→F2’→F1’ …(4)
【0082】
次に、移動時間計算手段31によって上記式(1)〜(4)の組合せについてそれぞれの移動コースを移動するのに要する所要時間が算出される。
【0083】
ここで、例えば、現在位置座標データがカナルライン15Aの出口F0(X0,Y0)を起点とし、F1とF2に対するF0→F1→F2→F0の所要時間T1、また、F0→F2→F1→F0の所要時間T2とする。
【0084】
一方、プール3のカナルライン15Aの出口F0’(X0’,Y0’)を起点とし、F0’→F1’→F2’→F0’の所要時間T1’、また、F0’→F2’→F1’→F0’の所要時間T2’とする。
【0085】
このようにして各移動コースについて所要時間Tが算出されると最小の移動コースが抽出される。例えば、上記例では次の式(4)条件が成立するときに移動コースを最小として抽出する。
【0086】
T1<T2かつT2’<T1’ …(4)
ここで、T1:F0→F1→F2→F0の所定時間
T2:F0→F2→F1→F0の所定時間
T1’:F0’→F1’→F2’→F0’の所定時間
T2’:F0’→F2’→F1’→F0’の所定時間
【0087】
この結果、F1→F2→F2’→F1’上記式(4)の条件が成立し、所要時間が最小とされ、移動コースが選択され決定される。
【0088】
次に、図8を参照して具体的に説明する。
【0089】
まず、ブリッジ7及びトロリ(A)12Aが燃料(1)のF1(X1,Y1)のA1を動作目標として同時走行を開始する(A1方向)。
【0090】
A1とB0と結ぶライン上でトロリ(A)12Aのホイスト14Bが燃料(1)をつかむ。次に、ブリッジ7がB2へ向けて移動を開始する。それと同時に、トロリ(A)12AはY0ラインへ移動し、トロリ(A)12A側のホイスト14Bは上限位置へ向けて移動開始する(B0→B2)。ブリッジ7がB2へ到達して燃料(2)をつかんだ後ブリッジ7及びトロリ(B)12Bは、B1を目標として、同時走行を開始する(B2→B1)。
【0091】
以上の作業により燃料(1)のF1(X1,X2)、燃料(2)のF2(X2,X3)に位置した各燃料をつかみ、二台のトロリ(A)9Aとトロリ(B)9Bがカナルライン15AのY0ライン位置上に存在する。
【0092】
続いて、トロリ(A)12Aが燃料貯蔵のプール3内の燃料(1)をF1’(X1’,Y1’)にて放し作業を行うため、ブリッジ7はF0’(X0’,Y0’)を目標として、移動を開始する。ブリッジ7がF0’(X0’,Y0’)へ到達した後は、移動制御を行い、放し作業を行う。
【0093】
以上により、プールと燃料貯蔵プールとに対応してブリッジとトロリの分担する領域を予め定めると共に、各領域に対してブリッジ上の各トロリの移動位置を分担することによって、各トロリのブリッジ上の移動距離が約半分とされる。これにより、ブリッジ上の各トロリの相互干渉がなく、移動時間の短縮が図られる。従って、従来のように一方の燃料と他方の燃料に対してつかみ/放しがブリッジ及び各トロリが個別に移動制御されるのに比べ、大幅に運転時間が短縮される。
【0094】
なお、速度出力については、特開平7−191184号公報に記載されている手段にて行うものとする。また、ブリッジ、トロリへの速度出力と同時に、ホイスト方向への速度出力を行うが、これは、2台のトロリへ、予め定められた一旦停止位置まで最高速度の指令を与えるものとする。
【0095】
図9は、本発明の第4実施の形態を示す燃料交換機の制御装置の構成図であって、燃料交換機の制御装置17Cは、現在位置入力手段21と移動順序判定手段23と移動コース算出手段30と移動時間計算手段31とブリッジ・トロリ・ホイスト速度出力手段27とにホイスト切替判定手段32を設けて構成されている。
【0096】
燃料交換機は、ブリッジ7に1本の図示しないレールを設け、トロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bをカナルライン15Aと直角方向へ移動可能に設けると共に、トロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bとに各取付けられるホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bとを必要によって相互に交換可能とするトロリ・ホイスト交換機構部40を有した構成としている。
【0097】
また、燃料交換機の制御装置17Cに設けるホイスト切替判定手段32は、トロリ・ホイスト交換機構部40を構成するトロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bに対してホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bとを交互に交換して取付ける切替信号を出力する。
【0098】
図10は、かかるトロリ・ホイスト交換機構部40の一例を示す概略図である。
【0099】
トロリ・ホイスト交換機構部40は、トロリ(A)41Aのホイスト取付面43A1とホイスト取付面43A2にトロリ(B)41Bのホイスト取付面43B1とホイスト取付面43B2とが対向して形成されると共に、トロリ(A)41A側のホイスト取付面43A1,43A2には、先端にロック機構部45aを有する2本の棒状の連結突状部45が各突設され、さらに、各面に対して電源コネクタ46や信号ケーブル用コネクタ47がそれぞれ配置され、これに対向して、トロリ(B)41B側のホイスト取付面43B1,43B2にも先端にロック機構部45aを有する2本の棒状の連結突状部45が各突設され、さらに、これら各面に対して電源コネクタ46や信号ケーブル用コネクタ47がそれぞれ設けられている。
【0100】
一方、ホイスト(A)42Aは、トロリ(A)41Aのホイスト取付面43A1とトロリ(B)41Bのホイスト取付面43B1のいずれにも着脱可能にするための機能を備え、ホイスト(B)42Bは、ホイスト(A)42Aとほぼ同じ構成でトロリ(A)41Aのホイスト取付面43A2とホイスト(B)42Bのホイスト取付面43B2とのいずれにも着脱可能にするための機能を備えており、ホイスト(B)42Bは図10に示すように、ホイスト取付面43A2とホイスト取付面43B2に対面する各両側の面に連結突状部45が挿入可能にして必要によってロック機構部45aをロックする連結用の挿入長穴を有する連結受部48と電源コネクタ46に対向する電源コネクタ受49と信号ケーブル用コネクタ47に対向する信号ケーブル用コネクタ受50とが設けられ、ホイスト(A)42Aもほぼ同様に構成されている。
【0101】
以上の構成で、図11に示す上面図のように(1)の場合には、トロリ(A)41Aに対してホイスト(B)42Bが連結突状部45と連結受部48からなる連結部52によって取付けられ、トロリ(B)41Bに対してホイスト(A)42Aが連結部52によって取付けられている。この場合、ホイスト切替判定手段32からロック指令信号が入力され該当する連結部52の連結突状部45の先端のロック機構部45aが図示しないホイストの係合部に係合されて、連結突状部45と連結受部48とがロックされている。そして、電源コネクタ46が電源コネクタ受49に連結し、信号ケーブル用コネクタ47が信号ケーブル用コネクタ受50へ連結して信号の授受や電源の授受がされている。
【0102】
図示(1)の状態のときに、ホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bとを交換して取付ける場合、まず、レール上のトロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bとが互いに近付き、(2)のように、ホイスト取付面43A1にホイスト(A)42Aの対向面が接する一方、ホイスト取付面43B2にホイスト(B)42Bの対向面とが密接して合体状態とされる。
【0103】
この状態で、ホイスト切替判定手段32から切替指令信号を入力して、ホイスト取付面43A1に設ける連結突状部45がホイスト(A)42Aの連結受部48へ挿入されると共に、ホイスト取付面43B2に設ける連結突状部45がホイスト(B)42Bの連結受部48へ挿入される。
【0104】
さらに、信号ケーブル用コネクタ47と信号ケーブル用コネクタ受50とが連結され、電源コネクタ46と電源コネクタ受49へ連結される。これにより、(3)のように連結部52によってトロリ(A)41Aに対してホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bとが連結し、トロリ(B)41Bにホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bとが連結され両者が1体化される。
【0105】
次に、ホイスト切替判定手段32からロック指令信号が入力するとトロリ(A)41Aのホイスト取付面43A1側とホイスト(A)42Aとがロックされ、トロリ(B)41Bのホイスト取付面43B2側とホイスト(B)42Bとがロックされる。その後に、ホイスト切替判定手段32からロック解除指令信号が入力すると、(4)のように、ホイスト取付面43A2とホイスト(B)42Bとの連結部52によるロック状態が解除され、ホイスト取付面43B1とホイスト(A)42Aとの連結部52のロック状態が解除され切離し可能とされる。ホイスト切替判定手段32からの切離指令信号が入力するとトロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bとが(5)のように図示しない駆動力により切離される。これにより、(1)の状態から(5)の状態の推移を経てホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bとが交換される。
【0106】
続いて、具体的な燃料移動作業について図12に基づいて説明する。
【0107】
まず、移動時間計算手段31によって選定された順序をF1→F2→F3→F2とすると、ブリッジ7及びトロリ(A)41Aが目標A1にある燃料(1)へ向かって移動して燃料(1)をホイスト(A)42Aがつかむ。このときブリッジ7がB0にあってブリッジ7及びトロリ(B)41Bが目標B1から目標B2へ向かって燃料(2)をホイスト(B)42Bがつかむ。燃料(1)及び燃料(2)をつかんでブリッジ7がカナルライン15Aの入口側へ戻ると、ホイスト切替判定手段32からホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bとの相互交換のための切替信号が入力する。
【0108】
切替信号が入力すると、図11で説明したと同様に、図示(A)の状態でトロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bがホイスト切替判定手段32からロック指令信号が入力して接近する。これにより、図示(B)の状態のようにトロリ(A)41Aに対してホイスト(B)42Bがロックされ、トロリ(B)41Bに対してホイスト(A)42Aがロックされる。さらに、図示Cのようにロック解除指令信号が入力するとトロリ(A)41Aに対するホイスト(A)42Aが切離され、トロリ(B)41Bにホイスト(B)42Bが切離され、トロリ(A)41Aにホイスト(B)42Bが取付けられ、トロリ(B)41Bにホイスト(A)42Aが取付けられる。
【0109】
次に、プール3内では、目標B3からB4へ向かってブリッジ7とトロリ(B)41Bが向かって燃料(1)を放し、ブリッジ7とトロリ(A)41AがA2からA3へ向かって燃料(2)を放して戻る。
【0110】
この構成によれば、図12の(A)(B)(C)の段階で、ホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bとを交換したので、プール3内燃料(1)の配置する位置がカナルライン15Aの反対側となつてもトロリ(B)41Bを目標に向かって移動でき、燃料(2)についてもトロリ(A)41Aを目標に向かって移動でき、各トロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bの相互干渉がなくなる。
【0111】
すなわち、従来のように、図12の(A)の状態のままであると、トロリ(A)41Aの移動しようとする方向とトロリ(B)41Bの移動しようとする方向が交差してしまいトロリ(A)41Aによって燃料(1)を放すときトロリ(B)41Bが邪魔になり、トロリ(B)41Bが燃料(2)を放すときトロリ(A)41Aが邪魔になり移動時間の無駄が生じる。
【0112】
このように第1ホイストと第2ホイストとの相互干渉が生じるときホイスト切替判定手段によって切替指令信号が第1ホイストと第2ホイストへ出力されて相互干渉を回避するように第1ホイストと第2ホイストが交換される。これにより、相互干渉による無駄な動きや、相互干渉を避けるための無駄な移動がなくなる。従って、移動時間の大幅な減少が図られる。
【0113】
図13は、本発明の第5実施の形態を示す燃料交換機の制御装置の構成図であって、燃料交換機の制御装置17Dは、現在位置入力手段21と移動順序判定手段23とホイスト切替手段32とブリッジ・トロリ・ホイスト速度出力手段27と移動コース算出手段30とから構成され、目標位置入力手段19が接続されている。
【0114】
燃料交換機は、2台のブリッジ7Aとブリッジ7Bが図示しない1組の共通レール上に移動可能に設けられ、ブリッジ7Aにトロリ(A)41Aをカナルライン15Aと直角方向に移動可能に設ける一方、ブリッジ7Bにトロリ(A)41Bをカナルライン15Aと直角方向に移動可能に設けると共に、トロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bに取付けられるホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bとを相互に交換するトロリ・ホイスト交換機構部40Aを有している。
【0115】
なお、トロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bに対するホイスト取付面が第4実施の形態に対して直角方向となっている点に特徴を有している。
【0116】
以上の構成で、具体的な移動作業を図14に基づいて説明すると、炉心1では、主にブリッジ7A及びトロリ(A)41Aが分担し、移動順序がF0→F1→F2と決定される。
【0117】
同様に、プール3では、主にブリッジ7B及びトロリ(B)41Bが分担して移動順序がF0→F1’→F0’と決定される。
【0118】
続いて、移動コース算出手段30により、ブリッジ7A及びトロリ(A)41Aについて現在位置座標データをF0(X0,Y0)、目標位置座標データをF1(X1,Y1)として、F0からF1への移動コースF0→A1→A2が設定される。
【0119】
一方、ブリッジ7B及びトロリ(B)41Bについて現在位置座標データをF0、目標位置座標データをF1’(X1’,Y1’)として、F0からF1’への移動コースF0→B1→B2が設定される。
【0120】
ブリッジ7Aは、図14の(A)の位置から、まず、A1を目標として移動を開始するが、このときホイスト(A)42Aも一緒に駆動を開始する。ブリッジ7AがA1に到達した後、A2(F1)を目標としてブリッジ7A及びトロリ(A)41Aの移動を開始する。ブリッジ7A及びトロリ(A)41AがA2(F1)へ到達後にホイスト(A)42Aは燃料のつかみ作業を開始する。つかみ作業完了後、A1をへてF0へ到る。
【0121】
F0へ到達すると、図示する(B)の状態で、トロリ(A)41Aとトロリ(B)41Bとの間にて、ホイスト(A)42Aとホイスト(B)42Bの交換作業が行われる。この交換作業は、第4実施の形態と同様に行われる。その後、ホイスト(A)42Aを接続したトロリ(B)41Bは、B1を目標として移動を開始する。B2到達後は、B2(F1’)を目標としてブリッジ7B及びトロリ(B)41Bが同時走行を行い、ブリッジ7B及びトロリ(B)41BがB2(F1’)に到達後、ホイスト(A)42Aは燃料の放し作業を行う。放し作業完了後は。B1を経てF0へ到る。
【0122】
以上の作用により、第1ブリッジがカナルラインから炉心方向への移動を分担し、第2ブリッジがカナルラインから貯蔵燃料プール方向への分担がされ、第1ホイストと第2ホイストとが相互干渉する場合、カナルライン近傍で第1ホイストと第2ホイスト間の交換される。これにより、ブリッジ及びトロリ間の相互干渉がなくなり、燃料移動時間の大幅な短縮が図られる。
【0126】
請求項1に記載の発明によれば、必要に応じて第1トロリと第2トロリに対して第1ホイストと第2ホイストとが相互に交換して取付けられるので、第1トロリと第2トロリが相互干渉しないように第1ホイストと第2ホイストとを交換し、移動距離の短縮によって移動時間の短縮ができる。従って、従来のように第1ホイストと第2ホイストとの相互干渉を避けるために移動距離が延長され、これに伴い移動時間が長くなる弊害が解消できる。
【0127】
請求項2に記載の発明によれば、第1ホイストと第2ホイストとの相互干渉が生じるときホイスト切替判定手段によって切替指令信号が第1ホイストと第2ホイストへ出力されて相互干渉を回避するように第1ホイストと第2ホイストが交換される。これにより、相互干渉による無駄な動きや、相互干渉を避けるための無駄な移動がなくなる。従って、移動時間の大幅な減少が図られる。
【0128】
請求項3に記載の発明によれば、第1ブリッジがカナルラインから炉心方向の第1エリアの移動を分担し、第2ブリッジがカナルラインからプール側の第2エリアと分担し、カナルライン近傍で第1ホイストと第2ホイスト間の交換される。これにより、燃料移動時間の大幅な短縮が図られる
【0129】
請求項4に記載の発明によれば、切替指令信号によって、第1ホイストと第2ホイストとを交換できるので、無駄な移動がなくなる。従って、移動時間の大幅な減少が図られる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す燃料交換機及びその制御装置の構成図である。
【図2】図1の第1実施の形態に適用する燃料交換機の外観図である。
【図3】第1実施の形態の作用を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施の形態を示す燃料交換機及びその制御装置の構成図である。
【図5】第2実施の形態の作用を示す説明図である。
【図6】本発明の第3実施の形態を示す燃料交換機及びその制御装置の構成図である。
【図7】第3実施の形態を適用する燃料交換機の説明図である。
【図8】第3実施の形態の作用を示す説明図である。
【図9】本発明の第4実施の形態を示す燃料交換機及びその制御装置の構成図である。
【図10】第4実施の形態を適用する燃料交換機のトロリ・ホイスト交換機構部の概略図である。
【図11】トロリ・ホイスト交換機構部の動作説明図である。
【図12】第4実施の形態の作用図である。
【図13】本発明の第5実施の形態を示す燃料交換機及びその制御装置の構成図である。
【図14】第5実施の形態の作用を示す説明図である。
【図15】従来の燃料交換機の1例を示す外観図である。
【符号の説明】
1 炉心
3 プール
5 燃料交換機
7 ブリッジ
9 トロリ
11 ホイスト
13 つかみ具
15A カナルライン
17 燃料交換機の制御装置
19 目標位置入力手段
21 現在位置入力手段
23 移動順序判定手段
25 移動コース算出手段
27 ブリッジ・トロリ・ホイスト速度出力手段
30 移動コース算出手段
31 移動時間計算手段
32 ホイスト切替判定手段
40 トロリ・ホイスト交換機構部
41A トロリ(A)
41B トロリ(B)
42A ホイスト(A)
42B ホイスト(B)
43A1,43A2,43B1,43B2 ホイスト取付面
45a ロック機構部
45 連結突状部
46 電源コネクタ
47 信号ケーブル用コネクタ
48 連結受部
49 電源コネクタ受
50 信号ケーブル用コネクタ受
52 連結部

Claims (4)

  1. 炉心及びプール上でこれらを結ぶカナルラインの方向に移動可能に設置されるブリッジと、このブリッジ上に前記カナルラインの方向に対して直角方向に移動可能に設置される第1トロリと第2トロリと、これら第1トロリと第2トロリにそれぞれに垂直方向に伸縮自在に取付けられ燃料を把持する第1ホイストと第2ホイストとからなる燃料交換機において、前記第1トロリに対して前記第1ホイスト及び第2ホイストとを着脱可能とする一方、前記第2トロリに対して前記第1ホイスト及び第2ホイストとを着脱可能に構成して、前記第1トロリと第2トロリとの間で相互に前記第1ホイストと第2ホイストとを交換可能とするトロリ・ホイスト交換機構部とを有することを特徴とする燃料交換機。
  2. 炉心及びプール上でこれらを結ぶカナルラインの方向に移動可能に設置されるブリッジと、このブリッジ上に前記カナルラインの方向に対して直角方向に移動可能に設置される第1トロリと第2トロリと、これら第1トロリと第2トロリにそれぞれに垂直方向に伸縮自在に取付けられ燃料を把持する第1ホイストと第2ホイストとを前記第1トロリと第2トロリに対して相互に交換可能とするトロリ・ホイスト交換機構部とを有する燃料交換機の制御装置であって、前記ブリッジ、トロリの各現在位置座標データと前記燃料の2本をつかみ及び放しする位置を特定する各目標位置座標データとに基づいて前記2本の燃料のつかみ及び放しの燃料取扱順序及びトロリの分担について取扱順序の可能な組合せを全て導出する移動順序判定手段と、この移動順序判定手段により導出された全ての前記組合せについて前記各現在位置座標データに基づき可能な移動経路を移動コースとして複数設定する移動コース算出手段と、この移動コース算出手段により算出された各移動コース毎に燃料移動作業の所要時間を算出し、算出された最小の所要時間に該当する移動コースを決定する移動時間計算手段と、この移動時間計算手段により決定された移動コースと前記各現在位置座標データとによって前記トロリ・ホイスト交換機構部へホイスト切替信号を出力するホイスト切替判定手段と、前記移動時間計算手段により設定された移動コースに従って前記各現在位置座標データと前記各目標位置座標データとによつて各目標位置へ向かうように速度指令を出力するブリッジ・トロリ速度出力手段とを備え、前記ホイスト切替信号によって前記第1トロリと第2トロリに対して前記第1ホイストと第2ホイストとを相互に交換可能とすることを特徴とする燃料交換機の制御装置。
  3. 炉心及びプール上でこれらを結ぶカナルラインの方向に移動可能に設置される第1ブリッジと第2ブリッジと、これら第1と第2ブリッジ上のそれぞれに、前記カナルラインの方向に対して直角方向に移動可能に設置される第1トロリと第2トロリと、これら第1と第2トロリに垂直方向に伸縮自在に取付けられ燃料を把持する第1ホイストと第2ホイストと、これら第1トロリと第2トロリに対して相互に第1ホイストと第2ホイストとを交換可能とするトロリ・ホイスト交換機構部とを有し、前記第1ブリッジがカナルから前記炉心側の第1エリアを主に分担する一方、前記第2ブリッジが前記カナルから前記炉心側の第2エリアを主に分担する燃料交換機であって、前記第1エリアと第2エリアとの境界で、必要に応じて前記トロリ・ホイスト交換機構部によって前記第1トロリと第2トロリに対して前記第1ホイストと第2ホイストとを相互に交換可能とすることを特徴とする燃料交換機。
  4. 炉心及びプール上でこれらを結ぶカナルラインの方向に移動可能に設置される第1ブリッジと第2ブリッジと、これら第1と第2ブリッジ上のそれぞれに、前記カナルラインの方向に対して直角方向に移動可能に設置される第1トロリと第2トロリと、これら第1と第2トロリに垂直方向に伸縮自在に取付けられ燃料を把持する第1ホイストと第2ホイストと、これら第1トロリと第2トロリに対して相互に第1ホイストと第2ホイストとの交換可能とするトロリ・ホイスト交換機構部とを有し、第1ブリッジがカナルから前記炉心側の第1エリアを主に分担する一方、前記第2ブリッジが前記カナルから前記炉心側の第 2エリアを主に分担する燃料交換機の制御装置であって、前記ブリッジ、トロリの各現在位置座標データと前記燃料の2本をつかみ及び放しする位置を特定する各目標位置座標データとに基づいて2本の燃料のつかみ及び放しの燃料取扱い順序及びそれを扱うトロリの分担を決定する移動順序判定手段と、この移動順序判定手段によって決定された燃料取扱い順序及びトロリの分担と、前記各現在位置座標データとに基づいて移動コースを設定する移動コース算出手段と、この移動コース算出手段により設定された移動コースと前記各現在位置座標データとによって前記トロリ・ホイスト交換機構部へホイスト切替信号を出力するホイスト切替判定手段と、前記移動コース算出手段により設定された移動コースに従って前記各現在位置座標データと前記各目標位置座標データとによつて各目標位置へ向かうように速度指令を出力するブリッジ・トロリ速度出力手段とを備え、前記ホイスト切替信号によって前記第1トロリと第2トロリに対して前記第1ホイストと第2ホイストとを相互に交換可能とすることを特徴とする燃料交換機の制御装置。
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