JP3603094B2 - 容器内包材取り出し装置 - Google Patents

容器内包材取り出し装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3603094B2
JP3603094B2 JP24815394A JP24815394A JP3603094B2 JP 3603094 B2 JP3603094 B2 JP 3603094B2 JP 24815394 A JP24815394 A JP 24815394A JP 24815394 A JP24815394 A JP 24815394A JP 3603094 B2 JP3603094 B2 JP 3603094B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging material
bag
drum
claw
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24815394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08113221A (ja
JP3603094B6 (ja
Inventor
典昭 長谷
貴志 島田
康弘 三浦
浩彦 上田
儀一郎 泉
敏夫 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP1994248153A priority Critical patent/JP3603094B6/ja
Priority claimed from JP1994248153A external-priority patent/JP3603094B6/ja
Publication of JPH08113221A publication Critical patent/JPH08113221A/ja
Publication of JP3603094B2 publication Critical patent/JP3603094B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3603094B6 publication Critical patent/JP3603094B6/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、包材を容器から取り出す容器内包材取り出し装置及びその装置に使用する包材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、粉体原料等をドラム缶に保管する場合、通常、内部に包材を介してドラム缶内面に直接粉体原料が触れないようにして収納される。この包材は、粉体原料を保護する内袋と、内袋の保護及び包材の強度を維持する外袋の二重構造とされている。
【0003】
そして、上記のドラム缶より粉体原料を取り出す際には、包材ごと取り出すのではなく、例えば、作業者Aが粉体原料の入った上記包材の口を開けて、外袋をドラム缶の外側へ折り返し、このままドラム缶傾転機にセットする。作業者Bがドラム缶傾転機を作動させてドラム缶を傾転させながら、作業者Aは内袋を揺すって粉体原料を払い出す、というような手作業により、包材をドラム缶の内部に保持したまま、粉体原料の取り出し作業を行っている。
【0004】
尚、粉体原料が人体に有害な物質であったり、舞い上がった粉塵などを吸引したりすると、作業者の安全衛生の面からも問題があるので、作業者は粉体原料に直接接触しないように人体をすっぽり被いそこに空気導入パイプが接続される作業着、いわゆるエアーラインスーツを着用して上記作業を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、包材をドラム缶の内部に保持したまま、手作業によって粉体原料を取り出す従来の方法では、粉体原料が保管時の振動や経時変化によって固結、凝集などしているので、それをほぐすのに手間がかかり、非常に効率が悪いものとなっている。
【0006】
また、上記のように、作業者はエアーラインスーツを着用して作業をするという、通常の作業よりも負担が増大している状態で、作業者自身が直接、ドラム缶のような重量物を扱わねばならず、さらに、その状況下で、作業者Aの粉体原料取り出し量に応じて作業者Bはドラム缶を適切に傾転させることが必要であり、労働環境として非常に厳しいものとなっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載の容器内包材取り出し装置は、容器内に収納された包材を掴む掴持装置により、包材を容器上方より取り出す容器内包材取り出し装置において、上記掴持装置には、掴持装置下面に平行に設けられた軸を中心に円弧形状とされる爪の一端が上記軸から延びる腕により支持され、他の一端が尖端化されるとともに、通常時には掴持装置内に格納される一方、掴持を行う際には、上記の軸を中心として爪が回動して掴持装置下面より突出する爪突出機構が設けられていることを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の容器内包材取り出し装置は、請求項1記載の容器内包材取り出し装置において、上記包材に、内袋と外袋の二重構造を有し、その外袋の上部構造が円筒形の胴部と円形の上面部とによって形成され、上面部の中央に開口部が設けられる一方、上面部が包材の中心に対して放射状に切り開かれるとともに、上記開口部に対して貼着自在とされる重なり部を有する蓋部により、外袋が封着される包材が用いられることを特徴としている。
【0009】
請求項3記載の容器内包材取り出し装置は、請求項1又は2記載の容器内包材取り出し装置において、掴持装置の中心を中心とする円周上に少なくとも3つの上記爪突出機構が等間隔に設けられていることを特徴としている。
【0010】
請求項4記載の容器内包材取り出し装置は、請求項1、2又は3記載の容器内包材取り出し装置において、上記掴持装置に、掴持された包材を計量する計量器が設けられていることを特徴としている。
【0011】
請求項5記載の容器内包材取り出し装置は、請求項1、2、3又は4記載の容器内包材取り出し装置において、爪を突き刺すときの容器内包材の上面の状態を一定に保つため、爪が突出する部位近辺にスパイクが設けられていることを特徴としている。
【0012】
【作用】
請求項1記載の構成によれば、容器内からの包材の取り出しは容器の上方から、包材を掴んで持ち上げる際に、掴持装置の下面から突出する爪により、包材の上面を引っ掛けて包材の掴持を行うので、包材の上面の状況にかかわらず包材の掴持が確実に行える。しかも、爪は上記爪の円弧形状と同じ軌跡をたどって突出するので、包材側には爪の断面積に相当する面積だけしか破れを生じない。
【0013】
従って、必要以上に包材上部の強度が低下しないので、例えば、上記の穴を起点にして穴が拡大するようなことが避けられ、確実な包材の掴持が可能となる。また最低限の破れしか生じないので、内容物が洩れにくい。上記のように確実な保持ができるので、容器からの包材の取り出しが確実に行える。包材を取り出してしまえば、そこからの内容物を取り出すことは容器から直接取り出すより容易に行える。
【0014】
請求項2記載の構成によれば、外袋の口止め方式が、いわゆる菊座式によって行われるので、包材の上面を平らにすることが可能となる。従って、容器内における包材の充填効率が向上するとともに、上記の掴持を行う際の包材の上面の状態が一定状態に保たれるので、上記掴持装置により安定した掴持が行える。
【0015】
請求項3記載の構成によれば、包材を掴持する爪が掴持装置の少なくとも3箇所に設けられているので、包材の姿勢が掴持前後で変化しにくくなる。その結果、包材が斜め吊りとなることが防止されるので、包材が容器に引っ掛からずに包材の上方への取り出しが容易に出来る。
【0016】
請求項4記載の構成によれば、掴持装置により掴持される重量が検知される。その結果、包材の所定重量と異なる負荷を検知して異常を認識することが可能となる。例えば、容器との接触による斜め吊りが発生すれば、所定重量より多い重量を検知することになるので、その場合、掴持をやり直す判断基準とすることができる。
【0017】
請求項5記載の構成によれば、容器内の包材の上面と包材の内容物との間に空間が存在していても、掴持の際に上面を内容物に押し付けるので、爪によって包材上部に開孔される穴の位置が常に一定となる。その結果、包材の上面の状態に係わらず、安定して確実な掴持が行える。
【0018】
【実施例】
本発明の一実施例について図1ないし図13に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0019】
尚、本実施例で扱う包材の内容物は粉体原料であり、ドラム缶8内にワンウェイバッグ7を介して保管されている。
【0020】
本実施例のドラム缶自動投入装置は、図2及び図3に示す構成となっている。すなわち、図2に示すように、搬入コンベア1、準備エリア2、待機エリア3、開袋エリア4、洗浄エリア5、搬出コンベア6から構成されている。これらは待機エリア3、準備エリア2、洗浄エリア5が一直線上に配置されるとともに、待機エリア3に隣接して開袋エリア4が設けられている。そして、ドラム缶8を搬入する搬入コンベア1が準備エリア2に接続され、一方、ドラム缶8を搬出する搬出コンベア6が洗浄エリア5に接続されている。
【0021】
そして、準備エリア2には受取コンベア12とドラム缶8の搬送方向を変更する方向転換コンベア13が設けられており、待機エリア3には開袋エリア4に跨がって2本平行に敷設されるレール15・15とその上を移動する移動台車14が設けられている。
【0022】
また、開袋エリア4にはワンウェイバッグ7を掴むキャッチャー装置19が昇降アーム28を介して昇降装置27に取り付けられている。さらに、図3に示すように、その下方には開袋機36と粉体原料が投入される反応槽11とが配置されている。
【0023】
一方、洗浄エリア5には受取コンベア55とドラム缶8の搬送方向を変更する方向転換コンベア56とが設けられるとともに、図6に示す洗浄ノズル57…が設けられている。
【0024】
尚、ドラム缶8搬入時以外は、各エリア間に設けられるシャッター10a〜10eは閉じられており、各エリアの雰囲気は他のエリアから遮断されている。
【0025】
そして、上記ドラム缶8は図2に示す、上記各エリアの配置に対して、搬入コンベア1→準備エリア2→待機エリア3→開袋エリア4→待機エリア3→準備エリア2→洗浄エリア5→搬出コンベア6の順に搬送され、その間にドラム缶8の開缶、ワンウェイバッグ7取り出し、粉体原料の排出、ワンウェイバッグ7収納、ドラム缶8の閉缶、ドラム缶8洗浄が行われる。
【0026】
さらに、図1及び図4ないし図12に基づいて、上記構成の詳細と動作とを説明する。
【0027】
図4に示すように、ドラム缶8の蓋8aを固定する図示しないバンドが外されたドラム缶8が搬入コンベア1に載せられて、準備エリア2に搬送される。
【0028】
準備エリア2では、上記の受取コンベア12が搬入コンベア1により搬入されるドラム缶8を受け取り、さらに、方向転換コンベア13により移動方向が変換されて、待機エリア3へ搬送される。
【0029】
待機エリア3には上記のレール15と移動台車14の他にドラム缶8の蓋8aを着脱する蓋着脱装置16とが設けられている。
【0030】
そして、準備エリア2より搬送されるドラム缶8は、移動台車14上に積載されて、固定される。図7に示すように、上記蓋着脱装置16には、真空パッド17・17とエアシリンダ18とが設けられており、エアシリンダ18により真空パッド17・17は下降して、蓋8aを真空吸着する。蓋8aを真空吸着した真空パッド17・17はエアシリンダ18により上昇し、上記動作に伴って、ドラム缶8が開缶される。
【0031】
待機エリア3で開缶されたドラム缶8は移動台車14上に固定されたまま、上記レール15・15上を移動して開袋エリア4に運搬され、図4のドラム缶8の中心とキャッチャー装置19の中心が一致する2点鎖線で示された位置に停止する。
【0032】
開袋エリア4には、上記のキャッチャー装置19、昇降アーム28、昇降装置27、キャッチャー装置19と同軸上に配置される開袋機36に加えて、排出された粉体原料の塊を所定の大きさ以下にほぐすための塊砕機47が設けられている。さらに、図5に示すように、開封前に粉体原料の固結や凝集をほぐしたり、開封後に粉体原料を完全に排出するためにワンウェイバッグ7を叩く袋ほぐし機33が上記レール15・15間に設けられている。また、ここでは図示されていないが、移動台車14上のドラム缶8の上面の高さより少し上方にその下面を有するガイド32・32を可動可能とする空袋ガイド開閉装置31(図12(a)(b))が、やはり同軸上に設けられている。
【0033】
上記のようにドラム缶8がキャッチャー装置19の下方で停止すると、キャッチャー装置19は昇降アーム28を介して取り付けられた昇降装置27によって下降する。
【0034】
ここで、ワンウェイバッグ7の上面を一定状態に保持し、掴持を確実に行うために、以下のような動作により、ワンウェイバッグ7の上面を粉体原料に押し付けている。
【0035】
図1(a)に示すように、このキャッチャー装置19の下部には、ガイド部25とエアシリンダ24により爪収納ボックス19aが上下動可能に設けられている。このとき爪収納ボックス19aの下部はドラム缶8の内径よりも小さいものとされているので、キャッチャー装置19の下降に伴って、開缶されたドラム缶8(図示せず)に嵌入する。そして、爪収納ボックス19aの下面がワンウェイバッグ7(図示せず)の上面と接触し停止する。
【0036】
さらに、昇降装置27が下降を続けると、爪収納ボックス19aは、ガイド部25により、キャッチャー装置19本体に対して相対的に上昇し始めることになる。そして、このガイド部25にはリミットスイッチ(図示せず)が取り付けられており、所定の位置まで来るとリミットスイッチが作動し、昇降装置27は停止する。
【0037】
この状態では、ワンウェイバッグ7の上面が爪収納ボックス19aの自重により押し付けられている状態である。また、爪収納ボックス19aの自重による押し付け力が不足する場合には、エアシリンダ24を作動させて、掴持するときの押し付け力を付加させることも可能である。
【0038】
このように、ワンウェイバッグ7内の充填物の量が変化していたとしてもキャッチャー装置19はワンウェイバッグ7を常に一定の押し付け力で押し付けることができるので、確実にワンウェイバッグ7を掴持することが可能である。
【0039】
さらに、ワンウェイバッグ7の掴持方法を図1に基づいて、説明する。
図1(a)(b)に示すように、爪収納ボックス19a下面に平行とされた回動軸20aとその回動軸20aに回動可能とされるアーム21が設けられ、このアーム21と、上記回動軸20aを中心とする1/3円弧状に2本平行して設けられる爪20・20の一端とが固定されている。そして上記爪20の他の一端は尖端化されており、上記アーム21を回動させるアクチュエータ22により、爪20・20が回動し、爪収納ボックス19aの下面から上記の爪20・20の尖端が弧を描いて突出する爪突出装置23…が設けられている。
【0040】
また、爪収納ボックス19aの下面の上記爪20が突出する部位には、それぞれスパイク26…が設けられている。このスパイク26…は、爪収納ボックス19aがワンウェイバッグ7に押しつけられるときに、ワンウェイバッグ7の上部と粉体原料の上面を密着させて、爪20が突き刺さるときのワンウェイバッグ7の上面の状態を一定に保ち、爪20による安定した掴持動作を実現する。
【0041】
尚、安定した掴持状態を確保するために、図1(b)に示すように爪収納ボックス19aの中心を中心とする円周上に等間隔で上記の爪突出装置23が3個設けられている。これにより、ワンウェイバッグ7の掴持前後における姿勢が変化しにくく、ドラム缶8からのワンウェイバッグ7の取り出しを容易なものとしている。
【0042】
上記のように、キャッチャー装置19によって掴持されたワンウェイバッグ7はキャッチャー装置19とともに昇降装置27によって上昇させられる。ドラム缶8とキャッチャー装置19がその中心を同じくするとともに、上記の爪突出装置23の配置により、ドラム缶8からのワンウェイバッグ7の取り出しは通常容易に行えるが、場合によっては、ワンウェイバッグ7が斜め吊り状態とされ、取り出しがスムーズにできずにドラム缶8を引っ掛けた状態で吊り上げる恐れがある。
【0043】
そこで、ワンウェイバッグ7を支持する上記キャッチャー装置19内にはロードセル29が内蔵されており、ワンウェイバッグ7の取り出し時に、予め記憶された粉体原料とワンウェイバッグ7とキャッチャー装置19の合計の重量と、吊り上げ重量とを比較しながら上記吊り上げを行う。
【0044】
もし、上記のようにドラム缶8が引っ掛かっていると、所定の重量にくわえてドラム缶8の重量が付加されるので、ロードセル29は異常を検知して、一度、ワンウェイバッグ7を降ろして、再度、掴持作業からやり直すことになる。もちろん、所定の重量を検知した場合は、昇降装置27による吊り上げ作業は続行される。
【0045】
一方、ワンウェイバッグ7が取り出された後の空のドラム缶8は一度、待機エリア3に搬送され、粉体原料の排出が終了するまで、待機エリア3で待機している。
【0046】
ドラム缶8から取り出されたワンウェイバッグ7の中の粉体原料は、保管するドラム缶8の振動や粉体原料自体の経時変化などによって、固結あるいは凝集などして、排出されにくい状態となっていることが多く、そのままで開封を行っても、スムーズな排出は期待できない。そこで、開封前に、上記した袋ほぐし機33を用いて、粉体原料の固結や凝集を予めほぐして、排出が容易に行えるようにしておくことが必要である。
【0047】
図8(a)(b)に示すように袋ほぐし機33には、粉体原料のほぐしを行う円弧状の回動アーム34・34と回動アーム34・34の軸を左右方向に移動させる移動用シリンダ35…が設けられている。上記回動アーム34・34はそれぞれの可動軸34a・34aを中心として上半分側を回動可能とされており、ワンウェイバッグ7のほぐしを行う際に、回動アーム34・34は回動させてワンウェイバッグ7側に突出状態で固定しておき、移動用シリンダ35…を前後に往復させることにより行う。この袋ほぐし機33は、前記のレール15・15間に設けられており、昇降装置27によってワンウェイバッグ7を下動させながら粉体原料のほぐしを行っている。
【0048】
上記袋ほぐし機33により、粉体原料がほぐされた後、ワンウェイバッグ7はキャッチャー装置19の下方にキャッチャー装置19と同軸上に設けられた開袋機36で底部を開封される。
【0049】
開袋機36は図9に示すように、固定された開袋刃38が設けられるとともに、その開袋刃38にワンウェイバッグ7を導く投入部43と、内部洗浄用のシャワーノズル45…と、内部の粉塵を排出する集塵口44とが設けられている。そして、上記の開袋刃38は四角錐の稜線状に上方に刃を向けて配置された4枚の刃物41…が、中央部の刃物固定軸39と、四方に配置される刃物ホルダー42…とにより固定される構成となっている。また、上記刃物固定軸39はその先端が尖端化され、ワンウェイバッグ7の開封を容易にしている。
【0050】
図5に示すように、昇降装置27によりワンウェイバッグ7は下降する。そして、図9に示すように、ワンウェイバッグ7底部の中央に刃物固定軸39の尖端が当たるように投入部43で位置が修正される。そのまま下降させていくと、ワンウェイバッグ7の自重により、刃物固定軸39の尖端が底部に当たって穴が開く。さらに下降させていくと刃物41…により、ワンウェイバッグ7の底部が十字状に開封されることになる。
【0051】
上記のように開封は、基本的に、ワンウェイバッグ7の自重によって行われるが、開封に十分な重量が得られないときは、昇降装置27によって、ワンウェイバッグ7を開袋刃38に押しつけて開封が行われる。
【0052】
ここで、固定された開袋刃38を用いて、ワンウェイバッグ7の自重により開封された底部から粉体原料を排出する構成に加えて、上記投入部43の下方の開袋刃38付近の構成を棒状部材とし、開封された包材からの粉体原料の排出を容易にするとともに、発生する粉塵を上記集塵口44より迅速に吸引することにより、開袋エリア4上部に飛散する粉塵を抑えることができる。また上記の固定された開袋刃38は、可動部がないので、粉塵雰囲気下にあっても故障しない。
【0053】
開封が行われると、粉体原料は上記袋ほぐし機33によりほぐされているのでワンウェイバッグ7より排出されやすい状態となっているが、上記のほぐし機構のみでは充分ではなく、粉体原料がワンウェイバッグ7内部に残留してしまうことがある。このとき前記のキャッチャー装置19に内蔵されたロードセル29によって、予め記憶された空のワンウェイバッグ7の重量と開封後のワンウェイバッグ7の重量とを比較することによって、粉体原料が残留しているかどうかを確認することができる。ここで、もし所定の重量より重い場合は、上記の袋ほぐし機33を用いて、先程は固定して用いた回動アーム34・34を回動させて、ワンウェイバッグ7を叩くことにより、粉体原料の排出を完全に行うことができる。
【0054】
そして、図9に示すように、ワンウェイバッグ7より排出された粉体原料は開袋機36の下方に配置された塊砕機47に投入される。
【0055】
図10に示す、上記塊砕機47には、半径方向に突出する塊砕爪49が十字状に複数設けられる塊砕ローラ48が2本平行に設けられており、互いの塊砕ローラ48・48間に位置する塊砕爪49…が当接しないように配置されている。上記塊砕ローラ48・48を互いに逆の方向に回転させることにより、粉体原料の塊をさらに小さく分割する。そして、塊砕ローラ48下方には、図11に示す金網52が設けられており、網目の大きさ以下とされた粉体原料のみが網目を通り抜けて、ホッパー51へ投入される。
【0056】
一方、図6に示すように、粉体原料の排出を完了したワンウェイバッグ7は昇降装置27により再び上昇させられ、待機エリア3に退避していたドラム缶8が移動台車14とともに、開袋エリア4内の2点鎖線の位置に搬送される。昇降装置27が下降するとともに爪20がキャッチャー装置19に収納され、ワンウェイバッグ7を解放してドラム缶8内にワンウェイバッグ7が入る。
【0057】
このとき、粉体原料を排出後のワンウェイバッグ7はドラム缶8の内径よりも膨らんだ状態となっていることが多いので、図12に示すような空袋ガイド開閉装置31が設けられている。
【0058】
上記空袋ガイド開閉装置31はワンウェイバッグ7をドラム缶8に収納する際に、ワンウェイバッグ7をドラム缶8の内径より小さく絞ることにより、ワンウェイバッグ7のドラム缶8への確実な収納を可能としている。ここでは、2つの円弧状とされたガイド32・32が左右に位置し、ワンウェイバッグ7を挟み込むような状況で、ドラム缶8の内径より小さく絞るものとしているが、このガイド32・32は、初期のワンウェイバッグ7外形に準ずる大きさとされた環状の一体物であってもよい。
【0059】
上記のように空となったワンウェイバッグ7が収納されたドラム缶8は再び待機エリア3に搬送され、ここで、上記の蓋着脱装置16により閉缶される。
【0060】
さらに、準備エリア2の上記の受取コンベア12と方向転換コンベア13とを介して、洗浄エリア5へと搬送される。
【0061】
洗浄エリア5には、準備エリア2からのドラム缶8を受け取る受取コンベア55と、洗浄後に搬出コンベア6への搬送を行う方向転換コンベア56とが設けられるとともに、ドラム缶8の洗浄を行う洗浄ノズル57…が設けられている。そして、洗浄時及び乾燥時には、ドラム缶8を回転させてやることにより、ドラム缶8外面の洗浄及び乾燥が均等に行われるようにしている。洗浄と乾燥が終了すると洗浄エリア5から搬出コンベア6によりドラム缶8が搬出される。
【0062】
尚、上記において、ドラム缶8を回転させて洗浄を行うものとしたが、代わりに洗浄ノズル57…側を回転させてもよい。
【0063】
搬出されたドラム缶8は図示されないバンドにより蓋8aが固定され、焼却炉に運搬され、ワンウェイバッグ7ごと焼却処理が行われる。
【0064】
尚、本実施例の粉体ドラム缶自動投入装置においては、準備エリア2を2度通過する構成となっているが、本装置が粉体の処理量が少ない場合を前提とし、本装置の占有空間を小さくするように構成されているためであり、処理量が多い場合には、上記準備エリア2を2箇所設けることにより、上記工程を1列に配置して大量の処理を行うことも可能である。
【0065】
以上のように、上記キャッチャー装置19により、ドラム缶8からのワンウェイバッグ7の取り出しが確実に行え、容易に自動化が可能である。
【0066】
次に、本実施例で用いたワンウェイバッグ7の構成について説明する。
【0067】
上記のワンウェイバッグ7は、上部を爪20で突き刺して引っ掛けることから上面の材質は丈夫なものであることが必要である。また、底部は、粉体原料の重量を支えるとともに、開封時には容易に切り開らけることが望ましい。
【0068】
ワンウェイバッグ7は、図13(a)に示すように、繊維により補強されたポリエチレン製の外袋59とポリエチレン製の内袋60との二重構造とされている。そして、外袋59は円筒形状とされた胴部61に、円形の上面部63が取り付けられ、さらに、底部62の端を上方に立ち上げて、立ち上げ部62aを形成するとともに、胴部61の下端部よりも少し高い位置で縫合部59aにより底部62の立ち上げ部62aを縫い付ける構成となっている(以下、底立ち上げ方式と呼ぶ)。そして、図13(b)に示されるように、外袋59の上面部63には、中央に開口部63bが設けられるとともに、十字に切り開かれ、4枚の切片63a…が形成されている。上記切片63a…と開口部63bを被う蓋部68との間には重なり部64…が設けられ、切片63aの内の1枚と蓋部68とが縫いつけられ、他の3枚の切片63a…との重なり部64…にはマジックテープ(登録商標)が取りつけられており、このマジックテープ(登録商標)を貼着することにより外袋が封着される、いわゆる菊座式の開閉方式を採用している。また、外袋59の胴部61の上方には非常用の吊り輪69が2箇所に取り付けられている。
【0069】
一方、内袋60は、円筒形状とされた胴部66に同様に端を上方に立ち上げた底部67を胴部66に接着するものとしている。そして、内袋60の上部は巾着状に縛ることによって閉じられている。
【0070】
上記菊座式は、ワンウェイバッグ7の上面を平坦化しドラム缶8における粉体原料の充填効率を高めるとともに、本実施例で採用しているキャッチャー装置19による吊り上げ時に、ワンウェイバッグ7の上面状態を一定化し、掴持条件を安定させ、また、粉体原料充填後の口止め作業の簡便化が可能となる。
【0071】
さらに、上記のように底立ち上げ方式を採用しており、底部62に縫合部59aがないので、開封時に開袋刃38によって、上記縫合部59aが切断されることがなく、糸屑等が粉体原料に混入することがない。また、切り開かれた底部62は、図13(a)に示す縫合部59aを支点として拡がるので、粉体原料がワンウェイバッグ7に引っ掛かることなく排出される。
【0072】
上記のように、ドラム缶8の蓋8aを固定するバンドの取り外しから取り付けまでの間、作業者が粉体原料に直接接触する機会がなく、作業者はエアーラインスーツを着用する必要がない。また、作業者自身が直接、ドラム缶8のような重量物を扱う作業を少なくすることができ危険作業が減少する。従って、作業者の負担が減少するとともに、省力化が可能である。
【0073】
本実施例では、ドラム缶内に収納された包材について述べたが、この包材を収納する容器はドラム缶に特定されるものではなく、ファイバードラム等の類似容器に適用することも可能である。
【0074】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1記載の容器内包材取り出し装置は、容器内に収納された包材を掴む掴持装置により、包材を容器上方より取り出す容器内包材取り出し装置において、上記掴持装置には、掴持装置下面に平行に設けられた軸を中心に円弧形状とされる爪の一端が上記軸から延びる腕により支持され、他の一端が尖端化されるとともに、通常時には掴持装置内に格納される一方、掴持を行う際には、上記の軸を中心として爪が回動して掴持装置下面より突出する爪突出機構が設けられている構成である。
【0075】
これにより、包材の上面の状況にかかわらず包材の掴持が行える。しかも、爪の構成により、包材側には爪の断面積に相当する面積だけしか破れを生じないため、必要以上に包材上部の強度が低下せず、確実な包材の掴持が可能となる。また、最低限の破れしか生じないので、内容物が洩れにくくなるという効果を奏する。
【0076】
請求項2記載の容器内包材取り出し装置は、請求項1記載の容器内包材取り出し装置において、上記包材に、内袋と外袋の二重構造を有し、その外袋の上部構造が円筒形の胴部と円形の上面部とによって形成され、上面部の中央に開口部が設けられる一方、上面部が包材の中心に対して放射状に切り開かれるとともに、上記開口部に対して貼着自在とされる重なり部を有する蓋部により、外袋が封着される包材が用いられる構成である。
【0077】
上記包材の外袋の口止め方式が、いわゆる菊座式によって行われるので、これにより、包材の上面を平らにすることが可能となり、上記の掴持を行う際の包材の上面の状態が一定状態に保たれるので、安定した掴持が行えるという効果を奏する。
【0078】
請求項3記載の容器内包材取り出し装置は、請求項1又は2記載の容器内包材取り出し装置において、掴持装置の中心を中心とする円周上に少なくとも3つの上記爪突出機構が等間隔に設けられている構成である。
【0079】
これにより、包材の姿勢が掴持前後で変化しにくくなるので、包材が斜め吊りとなることが防止されて、包材の取り出しが容易に出来るという効果を奏する。
【0080】
請求項4記載の容器内包材取り出し装置は、請求項1、2又は3記載の容器内包材取り出し装置において、上記掴持装置に、掴持された包材を計量する計量器が設けられている構成である。
【0081】
これにより、包材の所定重量と異なる負荷を検知して異常を認識できるという効果を奏する。
【0082】
請求項5記載の容器内包材取り出し装置は、請求項1、2、3又は4記載の容器内包材取り出し装置において、爪を突き刺すときの容器内包材の上面の状態を一定に保つため、爪が突出する部位近辺にスパイクが設けられている構成である。
【0083】
これにより、容器内の包材の上面と包材の内容物との間に空間が存在していても、掴持の際に上面を内容物に押し付けるので、爪によって包材上部に開孔される穴の位置が常に一定となる。その結果、包材上面の状態に係わらず安定して確実な掴持が行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャッチャー装置の詳細を示すものであり、同図(a)は縦断面図であり、同図(b)は同図(a)のB−B断面図である。
【図2】本発明の一実施例における粉体ドラム缶自動投入装置の平面図である。
【図3】開袋エリアと待機エリアを示す、図2のA−A縦断面図である。
【図4】開封作業におけるワンウェイバッグの掴持までの流れ図である。
【図5】図3以降、ワンウェイバッグ底部開封までの流れ図である。
【図6】図4以降、空となったドラム缶の搬出までの流れ図である。
【図7】蓋着脱装置を示す図である。
【図8】袋ほぐし機の詳細を示すものであり、同図(a)は上面図であり、同図(b)は側面図である。
【図9】開袋エリアにおける開袋機及び塊砕機を示す図である。
【図10】塊砕機の詳細を示すものであり、図9のC−C断面図である。
【図11】塊砕機の下方に設置された金網を示すものであり、図9のD−D断面図である。
【図12】空袋ガイド装置を示す図であり、同図(a)は上面図であり、同図(b)は縦断面図である。
【図13】本実施例で用いるワンウェイバッグを示す図であり、同図(a)は縦断面図であり、同図(b)は斜視図である。
【符号の説明】
2 準備エリア
3 待機エリア
4 開袋エリア
5 洗浄エリア
7 ワンウェイバッグ(包材)
8 ドラム缶(容器)
10a〜e シャッター
11 反応槽
19 キャッチャー装置(掴持装置)
20 爪
20a 回動軸(軸)
21 アーム(腕)
23 爪突出機構
29 ロードセル
31 空袋ガイド開閉装置
33 袋ほぐし機
36 開袋機
47 塊砕機
59 外袋
60 内袋
61 胴部
63 上面部
63b 開口部
64 重なり部
68 蓋部

Claims (3)

  1. 容器内に収納された包材を掴む掴持装置により、包材を容器上方より取り出す容器内包材取り出し装置において、上記掴持装置には、掴持装置下面に平行に設けられた軸を中心に円弧形状とされる爪の一端が上記軸から延びる腕により支持され、他の一端が尖端化されるとともに、通常時には掴持装置内に格納される一方、掴持を行う際には、上記の軸を中心として爪が回動して掴持装置下面より突出する爪突出機構、爪が突出する部位近辺に爪を突き刺すときの容器内包材の上面の状態を一定に保つためのスパイク、および掴持された包材を計量する計量器が設けられていることを特徴とする容器内包材取り出し装置。
  2. 上記包材に、内袋と外袋の二重構造を有し、その外袋の上部構造が円筒形の胴部と円形の上面部とによって形成され、上面部の中央に開口部が設けられる一方、上面部が包材の中心に対して放射状に切り開かれるとともに、上記開口部に対して貼着自在とされる重なり部を有する蓋部により、外袋が封着される包材が用いられることを特徴とする請求項1記載の容器内包材取り出し装置。
  3. 掴持装置の中心を中心とする円周上に少なくとも3つの上記爪突出機構が等間隔に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の容器内包材取り出し装置。
JP1994248153A 1994-10-13 容器内包材取り出し装置 Expired - Fee Related JP3603094B6 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994248153A JP3603094B6 (ja) 1994-10-13 容器内包材取り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994248153A JP3603094B6 (ja) 1994-10-13 容器内包材取り出し装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPH08113221A JPH08113221A (ja) 1996-05-07
JP3603094B2 true JP3603094B2 (ja) 2004-12-15
JP3603094B6 JP3603094B6 (ja) 2005-03-02

Family

ID=

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08113221A (ja) 1996-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4182592A (en) Method and apparatus for handling palleted loads comprising bulk material contained in bags
KR101958000B1 (ko) 마스크 자동 포장장치
JP6270595B2 (ja) ベールゴムの吊り揚げ搬送方法及びその装置
US3853235A (en) Apparatus for opening and emptying a container
KR20010077842A (ko) 용적 자루 비움 장치 및 방법
WO2008027303A2 (en) Continuous bulk bag discharging facility
CN216834371U (zh) 一种吨包袋装料称重装置
WO2009052005A2 (en) Device and method for transporting catalyst to a reactor vessel
CA1271721A (en) Bulk-bag discharge methods and apparatus
CN211253094U (zh) 一种自动装袋打包系统
JP3603094B2 (ja) 容器内包材取り出し装置
CN106829099A (zh) 一种振动除残料式自动拆包卸料装置
JP3603094B6 (ja) 容器内包材取り出し装置
JP3603095B2 (ja) 容器内包材入り粉体投入装置
CN106628289A (zh) 一种碳酸钙粉包装机自动装料系统及装料方法
JP3603095B6 (ja) 容器内包材入り粉体投入装置
JP4130890B2 (ja) ホッパ投入装置
JP3239262U (ja) コンテナバッグ破袋装置
CN106628460A (zh) 基于振动除残料式的自动拆包上料方法
JPH08113222A (ja) 粉体入り包材開封装置
CN208007454U (zh) 一种活性炭的包装生产线
JPH0270624A (ja) 粉粒体排出装置
US6988865B2 (en) Barrel handling system
CN218578941U (zh) 农作物包料、散料全自动送料生产线
JPH04201831A (ja) 開袋排出方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040803

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees