JP3601769B2 - 移動車運行制御システムと中継器配置方法 - Google Patents

移動車運行制御システムと中継器配置方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動車運行制御装置システムに関し、管理装置と移動車との通信に管理装置に接続された中継器を介した無線通信方式を用いる場合に、その通信が実質的に途切れない移動車運行制御システムと、その中継器配置方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の組み立てラインにおいて、組み立てられる車体を搬送する移動車の運行の制御を行うシステムが用いられている。
【0003】
従来技術における移動車は、通電された所定の軌道に沿って運行されている。移動車への給電は、その軌道へのブラシによる接触によって行われる。
【0004】
ここで、自動車の組み立てラインのうち、塗装が終了した車体に座席やドア、インテリア、エクステリア等の部品を取りつける完成車組み立てラインに用いられている従来技術による移動車運行制御システムを以下に示す。
【0005】
まず、完成車組み立てラインにおいて、移動車の軌道上にある複数のステーションでもって、人手または作業用ロボットによって異なる個別の作業が行われる。人手によって作業の行われるステーションでは、移動車はゆっくりした速度でもって走行する。作業用ロボットによって作業の行われるステーションでは、移動車は位置決めが完全に行われた状態で停止する。作業用ロボットによる作業は、その移動車の停止状態で行われる。ここで、人手でもって行われる作業は、概して小物部品の取り付け作業である。作業用ロボットによって行われる作業は、概してドアのような大物部品の取り付け作業である。また、各ステーションにおいて、移動車に搬送されている車体の床面からの高さは、作業者が作業をしやすい高さ、または作業用ロボットが作業を行う時の高さに自動的に調節される。
【0006】
また、システム全体を管理する管理装置を有する。移動車の運行管理は、その管理装置と移動車との通信を通して行われる。この通信は、移動車に設けられた通信装置と、管理装置と接続された複数の中継器(アクセスポイント:AP)を介して行われる。
【0007】
ここで、移動車とAPとの通信に光通信を用いた定点通信方式が主に用いられていた。近年、移動車とAPとの通信に無線通信方式が用いられるようになってきている。このような無線通信方式を用いた関連発明として、特開平7−95145号公報に、「移動車運行制御設備」という発明が開示されている。この発明は、走行経路上の全ての通信位置における通信状態を、容易にチェックすることを可能にすることを目的としている。その構成は、地上局の地上局側通信装置との間で無線通信を行う移動車側通信装置を備えた移動車に、走行を制御し且つ移動車側通信装置の通信作動を制御する制御手段と、地上局側通信装置との通信を実行する通信位置を検出する通信位置検出手段とが設けられ、制御手段が通信位置検出手段の検出結果に基づいて移動車側通信装置を作動させる移動車運行制御設備において、移動車または地上局に、移動車通信装置と地上局側通信装置との間の通信状態を検出する通信状態検出手段が設けられ、制御手段は、通信テストモードが指令されると、複数のテスト用の通信位置の全てを通過するテスト走行を実行すると共に、複数のテスト用の通信位置夫々において、地上局側通信装置とのテスト通信を実行する。また、この無線通信は、スペクトラム拡散通信方式を用いることが可能である。
【0008】
移動車運行制御装置システムにおいて、管理装置と移動車との通信に無線通信方式を用いる場合、その通信が実質的に途切れないようにすることが望まれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、管理装置と移動車との通信に管理装置に接続された中継器を介した無線通信方式を用いる場合に、その通信が実質的に途切れないようにすることを可能にする移動車運行制御システムとその中継器配置方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明によると、所定の閉空間内を走行する複数の移動車と無線通信を行う複数の通信装置と、ここで、各移動車は、発信された信号の受信強度が予め定められた第1のしきい値以上である複数の通信装置のうちの1つと無線通信を行うことが可能であり、複数の通信装置から発せられる各信号の受信強度を個別に測定する受信強度測定機とからなり、複数の通信装置の配置は、閉空間内の任意の場所で、受信強度測定機によって測定された複数の受信強度の中に、第1のしきい値強度以上を示すものが予め定められた数以上含まれるように行われている移動車運行制御システムを提供する。
【0011】
上記の移動車運行制御システムにおいて、複数の移動車は、所定の閉空間内に設けられた軌道上を走行し、複数の通信装置の配置は、軌道上の任意の場所で、受信強度測定機によって測定された複数の受信強度の中に、第1のしきい値強度以上を示すものが予め定められた数以上含まれるように行われていることが可能である。
【0012】
上記の移動車運行制御システムにおいて、複数の通信装置の配置は、閉空間内の任意の場所で、受信強度測定機によって測定された複数の受信強度の中に、予め定められた第2のしきい値以上を示すものが少なくとも1つ含まれるように行われていることをさらに含む、ここで、第2のしきい値強度は、第1のしきい値強度よりも大きいことが可能である。
【0013】
上記の移動車運行制御システムにおいて、複数の通信装置の配置は、軌道上の任意の場所で、受信強度測定機によって測定された複数の受信強度の中に、第2のしきい値強度以上を示すものが少なくとも1つ含まれるように行われていることをさらに含む、第2のしきい値強度は、第1のしきい値強度よりも大きいことが可能である。
【0014】
上記の移動車運行制御システムにおいて、予め定められた数は、2以上であることが可能である。
【0015】
他に、上記の課題を解決するために、本発明によると、複数の中継器と接続された管理装置と、所定の閉空間内を走行し、管理装置との通信を複数の中継器との無線通信によって行う複数の移動車とからなる移動車運行制御システムにおいて、ここで、各移動車は、発信された信号の受信強度が予め定められた第1のしきい値以上を示す、複数の中継器のうちの1つと無線通信を行い、(a)閉空間内の任意の場所で、複数の中継器から発信された各信号の受信強度を個別に測定するステップと、(b)(a)ステップで測定された複数の受信強度に基づいて、閉空間内の任意の場所で複数の移動車と複数の中継器との無線通信が可能となるように、複数の中継器を配置するステップとからなる中継器配置方法を提供する。
【0016】
他に、上記の課題を解決するために、本発明によると、複数の中継器と接続され、複数の中継器を介して複数の移動車との通信を行う管理装置と、所定の閉空間内を走行し、複数の中継器と無線通信を行う複数の移動車とからなる移動車運行制御システムにおいて、ここで、各移動車は、発信された信号の受信強度が所定の第1のしきい値以上を示す、複数の中継器のうちの1つと無線通信を行い、(a)閉空間内の任意の場所で、複数の中継器から発信された各信号の受信強度を個別に測定するステップと、(b)第1のしきい値強度以上を示すものが、(a)ステップで測定された複数の受信強度の中に一定数以上含まれるように、複数の中継器を配置するステップとからなる中継器配置方法を提供する。
【0017】
上記の中継器配置方法において、(b)ステップは、(c)予め定められた第2のしきい値強度以上を示すものが、(a)ステップで測定された複数の受信強度の中に1つ以上含まれるように、複数の中継器を配置するステップと、ここで、第2のしきい値は、第1のしきい値よりも大きいことが可能である。
【0018】
上記の中継器配置方法において、一定数は2以上の数であることが可能である。
【0019】
上記の中継器配置方法において、前記移動車運行制御システムにおいて、複数の移動車が、閉空間内の所定の軌道上を走行し、(a)ステップは、軌道上の任意の場所で、複数の中継器から発信された各信号の受信強度を測定するステップからなることが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明における移動車運行制御システムの実施形態を、図面を参照して以下に示す。本実施形態は、本発明における移動車運行制御システムを自動車製造ライン、特に自動車の完成車組み立てラインに適応したものを示す。
【0021】
図1は、本発明における移動車運行管理システムの実施形態の構成図である。
【0022】
図1を参照すると、本発明における移動車運行管理システムは、管理装置100と、複数の中継器(アクセスポイント:AP)200、所定の軌道400上を走行する複数の移動車300、複数のブロックコントローラ410、各ブロックコントローラ410に管理されている複数のステーション412,414を具備する。
【0023】
管理装置100は、複数のAP200と接続されており、そのAP200を介して移動車300との無線通信を行う。ここで行われる無線通信は、スペクトル拡散(SS)通信の周波数ホッピング(FH)法を適用する。この無線通信を用いて、管理装置100は移動車300の運行を管理する。
【0024】
また、管理装置100は、複数のブロックコントローラ410と接続しており、各ブロックコントローラ410に管理されている複数のステーション412,414で行われる動作を管理する。ここで、各ステーション412,414では、人手またはロボットによる完成車組み立て工程が実行されている。
【0025】
さらに、管理装置100は入出力部101を有する。入出力部101からの入力によって、管理装置100に記憶されている移動車300やステーション412,414を管理するための管理データを更新することが可能である。
【0026】
各中継器(アクセスポイント:AP)200は、複数の移動車300と無線通信を行うことが可能である。また、各AP200は、対応するセル領域に移動車300が存在する時、移動車300と通信が可能である。ここで、セル領域は各APが個別に有し、対応するAP200の発せられる信号の強度がある一定強度以上を示す領域からなる。
【0027】
各移動車300は、搬送物である組み立て中車両500を搬送する。また、各移動車300は、複数のAP200のうち1つと交信を行う。
【0028】
ここで、移動車300とAP200との無線通信にスペクトル拡散(SS)通信の周波数ホッピング(FH)法が用いられる場合、各AP200は異なるホッピングパタンで発信を行う。この場合、移動車300は、1つのAP200の発信信号を他のAP200の発信信号をノイズとせずに受信する。従って、移動車300は、各AP200からの発信信号を個別に識別して受信することが可能である。このことから、複数のAP200のセル領域が重複する重複領域でも、移動車300は複数のAP200のうち1つと交信を行うことが可能である。
【0029】
複数のブロックコントローラ410は、管理装置100からの通知に従って、複数のステーション412,414を管理する。
【0030】
複数のステーション412,414では、人手またはロボットによって所定の完成車組立工程が行われている。
【0031】
本実施形態によると、管理装置100は、ホストコンピュータ110、ホストコンピュータ用表示装置111、バックアップコンピュータ120、バックアップコンピュータ用表示装置121、データ入出力用コンピュータ142、データ入出力用コンピュータ用表示装置144、ブロックコントローラ用中継装置152、第1の中継装置132、第2の中継装置134、AP用中継装置136を具備する。
【0032】
ホストコンピュータ110は、システム全体を制御するための制御アルゴリズムと、各ステーション412,414を制御するためのステーション制御データと、移動車300の動作を制御するための移動車制御データとを有する。制御アルゴリズムは、ステーション412,414の動作を制御するステーション制御アルゴリズムと、AP200と移動車300との無線通信を制御するAP制御アルゴリズムとからなる。ステーション制御データは、第2の中継装置134とブロックコントローラ用中継装置152を介して複数のブロックコントローラ410に伝えられる。ステーション制御データが伝えられたブロックコントローラ410によって各ステーション412,414が制御される。移動車制御データは、第2の中継装置134とAP用中継装置136を介してAP200へ伝えられ、AP200から無線通信によって移動車300へと伝えられる。
【0033】
また、ホストコンピュータ110へのデータの入出力は、第1の中継装置132を介して接続されているデータ入出力用コンピュータ142によって行われる。データ入出力用コンピュータ142からの入力によって、上記の制御アルゴリズム、または/かつ制御データを更新することが可能となる。ここで、データ入出力用コンピュータ142は、データ入出力用コンピュータ用表示装置144と接続されており、ホストコンピュータ110へのデータの入出力に関する情報をデータ入出力用コンピュータ用表示装置144に表示させることが可能である。
【0034】
また、ホストコンピュータ110は、ホストコンピュータ用表示装置111と接続されており、ホストコンピュータ110で管理されている各種データをホストコンピュータ用表示装置111に表示させることが可能である。
【0035】
管理装置100は、ホストコンピュータ110の障害対策として少なくとも1台のバックアップコンピュータ120を有する。このバックアップコンピュータ120は、ホストコンピュータ110と同じ機能を有し、ホストコンピュータ110に障害が発生した時に、ホストコンピュータ110に代わってこのシステムを管理する。このため、バックアップコンピュータ120もまたホストコンピュータ110と同様に、第2の中継装置134とブロックコントローラ用中継装置152を介して複数のブロックコントローラ410と接続され、第2の中継装置134とAP用中継装置136を介してAP200と接続され、第1の中継装置132を介してデータ入出力用コンピュータ142と接続されている。
【0036】
また、各バックアップコンピュータ120は、バックアップコンピュータ用表示装置121と接続されており、バックアップコンピュータ120で管理されている各種データをバックアップコンピュータ用表示装置121に表示させることが可能である。
【0037】
また、管理装置100内に設けられた各装置間の接続には、Ethernetを用いたLANが用いられる。本実施形態によると、ホストコンピュータ110、バックアップコンピュータ120、データ入出力用コンピュータ142、ブロックコントローラ用中継装置152、第1の中継装置132、第2の中継装置134、AP用中継装置136,138それぞれの間の接続には100Base−TXを用いている。また、AP用中継装置136と各AP間の接続には10Base−Tを用いている。
【0038】
図2は、中継器の機能ブロック図を示す。
【0039】
図2を参照すると、各中継器(アクセスポイント:AP)200は、複数の移動車300と無線通信を行うことが可能な送受信部220と、自AP200と異なる少なくとも1つのAP200(隣接APとする)が登録される高速ローミングテーブル221を有する。ここで、高速ローミングテーブル221に登録される隣接APは、自AP200と物理的に近接して設けられたものが選択されており、その登録される隣接APの数は4以下が望ましい。また、各AP200は、移動車300と通信可能なセル領域を有する。
【0040】
図3は、移動車300の構成を示した図である。図3を参照すると、移動車300は、制御部310、駆動装置320、回転位置センサ330、リフタ高調節装置340、通信装置350、距離センサ366、給電装置370、複数の車輪380、バンパ390からなる。
【0041】
制御部310は、移動車の運行や、リフタの高さ、管理装置100との通信を制御する。制御部310には走行距離検出部312と記憶領域であるメモリ314と、時を刻むクロック部315を含む。
【0042】
駆動装置320は、電動モータを有し、その電動モータを用いて移動車300の走行・操舵を行う。
【0043】
回転位置センサ330は、車輪380を駆動させる駆動装置320の電動モータの回転数(または回転角)に比例したパルスを発生して、そのパルスを制御部310の走行距離検出部312へ伝達する。また、回転位置センサ330は、車輪380の回転数(または回転角)に比例した数のパルスを発生して、そのパルスを制御部310の走行距離検出部312へ伝達することも可能である。走行距離検出部312は、回転位置センサ330から伝達されたパルスの数に基づいて、移動車300の走行距離を求める。
【0044】
リフタ高調節装置340は、移動車300が搬送する搬送物(組み立て中自動車500)を積載する荷台(図示せず)の高さを調節するためのリフタ(図示せず)を制御する。このリフタによって、荷台は床面からの高さを調整・変更することが可能である。
【0045】
通信装置350は、管理装置100と通信を行うために、管理装置100と接続されている複数のAP200のうちの1つと無線通信を行う。
【0046】
距離センサ366は、直前を走る移動車300との距離を測定するためのセンサであって、超音波センサからなる。この距離センサは、直前を走る移動車300とのタクト(移動車間の間隔)を維持するために使用される。
【0047】
給電装置370は、移動車300内にある各装置やセンサへ給電を行うための装置であり、給電されているレールと接触して電力を取得する。
【0048】
車輪380は、複数個設けられており、車輪380が回転することによって、移動車300が移動する。この複数個の車輪380は走行輪381と遊転輪382からなり、走行輪381は駆動装置320によって回転、操舵が行われる。
【0049】
バンパ390は、移動車300の前後に設けられており、他の移動車300との接触または衝突時に、移動車300が受ける衝撃を弱める機能を有する。
【0050】
図4は、移動車300の通信装置350の機能ブロック図を示す。
【0051】
図4を参照すると、各移動車300は、複数のAP200のうち、1つのAP200と交信可能な送受信部351と、交信するAP200を変更するローミング動作を制御するローミング制御部352を有する。ローミング制御部352は、交信中のAP200からの信号の受信強度があるしきい値未満の場合にローミングを実行する。この時、交信中のAPに対応する高速ローミングテーブル221に格納された各APからの信号強度を取得し、その信号強度が最大、かつしきい値以上であるAPに交信先を変更する。ローミング制御部352は、そのしきい値を格納するしきい値格納部353と、交信中のAPに対応する高速ローミングテーブル221のデータが格納された高速ローミングテーブル354を有する。ここで、しきい値格納部353と高速ローミングテーブル354は、通信装置350内ではなく、メモリ314内に確保されてもよい。
【0052】
次に、本発明の移動車運行制御システムにおける、中継器設置方法を以下に示す。
【0053】
図5は、本発明における中継器設置方法の第1の実施形態を示すフロー図である。
【0054】
図5を参照して、本発明における中継器設置方法の第1の実施形態を説明する。初めに、AP200を工場内に仮設置する(ステップS11)。この仮設置では、工場内において、障害物が少なくて見通しがよく、電波の通信状況が良好と思われる場所では、AP200の設置間隔を広くする。逆に、障害物が多くて見通しが悪く、電波の通信状況が上記の場所より悪くなると思われる場所では、AP200の設置間隔を上記の場所より狭くする。
【0055】
次に、移動車300の軌道400上であって、仮設置されたAP200のうちの1つの近傍で、全てのAP200から発せられた各信号の受信強度を測定する(ステップS12)。この受信強度の測定は、移動車300の通信装置350によって行われる。また、この測定が、携帯可能なコンピュータ(PC)や、専用の受信強度測定機によって行われてもよい。
【0056】
ステップS12による受信強度の測定結果から、予め定められた一定数以上のAP200から発せられた各信号の受信強度が所定のしきい値以上を示す場合(ステップS13)、測定地点を変更する(ステップS14)。この変更した測定地点もまた、移動車300の軌道400上であって、仮設置されたAP200のうちの1つの近傍である。次に、この変更地点で全てのAP200から発せられた各信号の受信強度を測定し(ステップS15)、ステップS13の動作に戻る。ここで、このしきい値として、移動車300のしきい値格納部353に格納されているしきい値以上の値が設定される。
【0057】
また、ステップS12による受信強度の測定結果から、信号の受信強度がしきい値以上を示すAP200の数が一定数を満たさない場合(ステップS13)、AP200の配置変更を行い、ステップS13の動作に戻る。
【0058】
上記に示される方法によって、軌道400上の任意の場所で、設置されている全てのAP200のうち、予め定められた一定数以上のAP200から発せられた各信号の受信強度が所定のしきい値以上となるようなAP200の配置を得る。また、各AP200は、最大N個のAPを登録可能な高速ローミングテーブル221を有するために、上記の一定数を上記N個に自AP200を加えたN+1とする。本実施例では、各AP200は、最大4個のAPを登録可能な高速ローミングテーブル221を有するために、上記の一定数を5とする。
【0059】
ここで、上記の中継器設置方法において、ステップS15の測定地点の変更は、軌道上の任意の場所でなく、AP200が配置される閉空間の任意の場所を対称とすることにより、その閉空間の任意の場所で移動車300と管理装置100が途切れることなく交信を行えるようにAPを配置することが可能となる。
【0060】
図6は、本発明における中継器設置方法の第2の実施形態を示すフロー図である。
【0061】
図6を参照して、本発明における中継器設置方法の第2の実施形態を説明する。まず、管理装置100に接続される複数のAP200を、移動車300が走行する閉空間内に仮設置する(ステップS21)。
【0062】
次に、各AP200から発せられた各信号の受信強度を測定する(ステップS22)。この測定地点は、移動車300の軌道400上であって、仮設置されたAP200のうちの1つの近傍である。ステップS22で測定した各受信強度の中に、第1のしきい値以上のものが含まれない場合(ステップS23)、各AP200の移動を行い(ステップS25)、ステップS22を実行する。ここで、第1のしきい値として、第2のしきい値よりも大きな値が設定されている。また、第2のしきい値として、移動車300のしきい値格納部353に格納されているしきい値以上の値が設定されている。
【0063】
また、ステップS22で測定した各受信強度の中に、第1のしきい値よりも大きな値を有するものが含まれ(ステップS23)、かつ、第2のしきい値よりも大きな値を有するものの数が予め定められた一定数を満たさない場合(ステップS24)、AP200を移動させて(ステップS25)、ステップS22を実行する。
【0064】
また、ステップS22で測定した各受信強度の中に、第1のしきい値よりも大きな値を有するものが含まれ(ステップS23)、かつ、第2のしきい値よりも大きな値を有するものの数が予め定められた一定数を満たす場合(ステップS24)、測定地点を変更して(ステップS26)、この変更した測定地点においてステップS22以降を実行する。この変更した測定地点もまた、移動車300の軌道400上であって、仮設置されたAP200のうちの1つの近傍である。
【0065】
この測定地点の変更は、軌道400上の任意の場所で、ステップS22で測定した各受信強度の中に、第1のしきい値よりも大きな値を有するものが含まれ、かつ、第2のしきい値よりも大きな値を有するものの数が予め定められた一定数を満たすまで行われる。
【0066】
ここで、上記の中継器設置方法において、ステップS26の測定地点の変更は、軌道上の任意の場所でなく、AP200が配置される閉空間の任意の場所を対称とすることにより、その閉空間の任意の場所で移動車300と管理装置100が途切れることなく交信を行えるようにAPを配置することが可能となる。
【0067】
次に、本発明における中継器設置方法の具体例を以下に示す。
【0068】
まず、AP200を仮設置する。
【0069】
次に、軌道400上のスタート地点で、基準となる1つのAP200から発せられる信号の受信強度を測定する。次に、この受信強度が最大値を示すように、その基準AP200を移動させる。ここで、本実施例では、測定される受信強度は、受信強度測定器に設けられた表示装置上に数値として表示される。この数値はRSSI(Receiving Signal Strength Indicator)値といい、受信強度に応じて0から43の値で示される。また、上記の受信強度は、受信強度測定器に設けられた表示装置上に、RSSI値に基づいて表されたバーグラフ等のグラフ表示によって示されることも可能である。
【0070】
次に、基準APに隣接して設けられている隣接APから発せられる信号の受信強度を測定する。本実施例では、AP200の高速ローミングテーブル221に4つのAPを登録をすることが可能である。このことから、そのスタート地点で移動車300が基準AP以外の4つのAPと通信可能となるように他のAPを設置する。ここで、4つのAPとして、複数のAPのうちから、基準APの前後に設置された第1の隣接APと、その第1の隣接APに隣接する第2の隣接APとが選択される。また、移動車300はここで測定されるRSSI値が35から43を示すAP200と通信可能である。このことから、第1、第2の隣接AP個々のRSSI値が35以上となるように、各第1、第2の隣接APを移動させる。特に本実施例では、RSSI値に多少の余裕(2ポイント)を持たせて、測定される第1の隣接APのRSSI値を40から42、第2の隣接APのRSSI値を37から39となるように、各第1、第2の隣接APを設置する。
【0071】
次に、軌道400上であって、一方の第1の隣接AP近傍で上記と同様な動作を繰り返すことによって、その第1の隣接APを基準APとする、上記に示される隣接APの配置が行われる。
【0072】
上記の動作をほぼ軌道400上であって、かつ任意のAP200の近傍で行うことによって、基準APの高速ローミングテーブルに登録可能な4つのAPが、その基準AP近傍で通信可能なRSSI値を有するように配置される。
【0073】
ここで、各基準APに対する隣接APの配置を終える度に、基準APの高速ローミングテーブル221に、その隣接APを示すデータを送信することも可能である。また、受信強度測定器自体が各APに対する隣接APの設置終了毎に、APと隣接APを登録する記憶領域を有し、全てのAPに対する隣接APの設定終了後に管理装置100へその登録データを通知することも可能である。
【0074】
上記に示す中継器設置方法において、測定装置の受信強度に対応してAP200自体を移動させて配置する代わりに、AP200と接続されているアンテナを移動させる、またはそのアンテナの向きを変更することも可能である。
【0075】
上記に示す中継器設置方法でAP200を配置することによって、本発明における移動車運行制御システムにおいて、移動車300は軌道400上の任意の場所で、AP200を介した管理装置100との通信を途切れることなく行うことが可能となる。
【0076】
【発明の効果】
本発明は、移動車とAPとの通信が途切れないようなAPの配置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における移動車運行制御システムの実施形態の構成を示す。
【図2】中継器の機能ブロック図を示す。
【図3】移動車の構成を示す。
【図4】移動車の通信装置の機能ブロック図を示す。
【図5】本発明における中継器設置方法の第1の実施形態を示すフロー図である。
【図6】本発明における中継器設置方法の第2の実施形態を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 管理装置
101 入出力部
110 ホストコンピュータ
111 ホストコンピュータ用表示装置
120 バックアップコンピュータ
121 バックアップコンピュータ用表示装置
132 第1の中継装置
134 第2の中継装置
136 AP用中継装置
142 データ入出力用コンピュータ
144 データ入出力用コンピュータ用表示装置
152 ブロックコントローラ用中継装置
200 中継器(AP)
220 送受信部
221 高速ローミングテーブル
300 移動車
310 制御部
312 走行距離検出部
314 メモリ
315 タイマ
320 駆動装置
330 回転位置センサ
340 リフタ高調節装置
350 通信装置
351 送受信部
352 ローミング制御部
353 しきい値格納部
354 高速ローミングテーブル
366 距離センサ
370 給電装置
380 車輪
381 走行輪
382 遊転輪
390 バンパ
410 ブロックコントローラ
412,414 ステーション

Claims (10)

  1. 所定の閉空間内を走行する複数の移動車と無線通信を行う複数の通信装置と、ここで、前記各移動車は、発信された信号の受信強度が予め定められた第1のしきい値以上である前記複数の通信装置のうちの1つと前記無線通信を行うことが可能であり、
    前記複数の通信装置から発せられる各信号の受信強度を個別に測定する受信強度測定機とからなり、
    前記複数の通信装置の配置は、前記閉空間内の任意の場所で、前記受信強度測定機によって測定された複数の前記受信強度の中に、前記第1のしきい値強度以上を示すものが予め定められた数以上含まれるように行われている、
    移動車運行制御システム。
  2. 前記複数の移動車は、前記所定の閉空間内に設けられた軌道上を走行し、
    前記複数の通信装置の配置は、前記軌道上の任意の場所で、前記受信強度測定機によって測定された複数の前記受信強度の中に、前記第1のしきい値強度以上を示すものが予め定められた数以上含まれるように行われている、
    請求項1に記載の移動車運行制御システム。
  3. 前記複数の通信装置の配置は、前記閉空間内の任意の場所で、前記受信強度測定機によって測定された複数の前記受信強度の中に、予め定められた第2のしきい値以上を示すものが少なくとも1つ含まれるように行われていることをさらに含む、ここで、前記第2のしきい値強度は、前記第1のしきい値強度よりも大きい、
    請求項1に記載の移動車運行制御システム。
  4. 前記複数の通信装置の配置は、前記軌道上の任意の場所で、前記受信強度測定機によって測定された複数の前記受信強度の中に、前記第2のしきい値強度以上を示すものが少なくとも1つ含まれるように行われていることをさらに含む、前記第2のしきい値強度は、前記第1のしきい値強度よりも大きい、
    請求項2に記載の移動車運行制御システム。
  5. 前記予め定められた数は、2以上である
    請求項1から4のいずれかに記載の移動車運行制御システム。
  6. 複数の中継器と接続された管理装置と、所定の閉空間内を走行し、前記管理装置との通信を前記複数の中継器との無線通信によって行う複数の移動車とからなる移動車運行制御システムにおいて、ここで、前記各移動車は、発信された信号の受信強度が予め定められた第1のしきい値以上を示す、前記複数の中継器のうちの1つと無線通信を行い、
    (a)前記閉空間内の任意の場所で、前記複数の中継器から発信された各信号の受信強度を個別に測定するステップと、
    (b)前記(a)ステップで測定された複数の前記受信強度に基づいて、前記閉空間内の任意の場所で前記複数の移動車と前記複数の中継器との無線通信が可能となるように、前記複数の中継器を配置するステップとからなる、
    中継器配置方法。
  7. 複数の中継器と接続され、前記複数の中継器を介して前記複数の移動車との通信を行う管理装置と、所定の閉空間内を走行し、前記複数の中継器と無線通信を行う複数の移動車とからなる移動車運行制御システムにおいて、ここで、前記各移動車は、発信された信号の受信強度が所定の第1のしきい値以上を示す、前記複数の中継器のうちの1つと無線通信を行い、
    (a)前記閉空間内の任意の場所で、前記複数の中継器から発信された各信号の受信強度を個別に測定するステップと、
    (b)前記第1のしきい値強度以上を示すものが、前記(a)ステップで測定された複数の前記受信強度の中に一定数以上含まれるように、前記複数の中継器を配置するステップとからなる、
    中継器配置方法。
  8. 前記(b)ステップは、
    (c)予め定められた第2のしきい値強度以上を示すものが、前記(a)ステップで測定された複数の前記受信強度の中に1つ以上含まれるように、前記複数の中継器を配置するステップと、ここで、前記第2のしきい値は、前記第1のしきい値よりも大きい、
    請求項7に記載の中継器配置方法。
  9. 前記一定数は2以上の数である、
    請求項7または8に記載の中継器配置方法。
  10. 前記移動車運行制御システムにおいて、
    前記複数の移動車が、前記閉空間内の所定の軌道上を走行し、
    前記(a)ステップは、
    前記軌道上の任意の場所で、前記複数の中継器から発信された各信号の受信強度を測定するステップからなる、
    請求項7から9のいずれかに記載の中継器配置方法。
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