JP3601010B2 - 複数電解槽式電解水生成装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電解槽を2台以上有する複数電解槽式電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
希薄食塩水等の被電解水を電解して電解水を生成する装置の一形式として、実願平5−50704号公報に示されているように、被電解水を電解する電解槽と、同電解槽にて生成された電解水を所要の場所へ供給する供給管路を備えた構成を1電解ユニットとする複数電解槽式電解水生成装置がある。当該形式の電解水生成装置においては、運転の開始初期の運転状態が安定するまでの間、電解槽で生成される電解水の特性は一定とはならない。
【0003】
また、当該形式の電解水生成装置において、運転中に電解槽内では被電解水中に存在する硬質成分等に起因してスケールが発生して、電解水を汚損するとともに、各電解電極に付着して電解効率を低下させるが、これに対処するため、電解運転中に一時的にまたは所定時間の間各電極の正負の極性を切り替えて運転し、電解槽内および各電極に付着するスケールを除去する手段が採られる場合がある。この場合にも、各電極の極性の切り替え直後においては、電解槽で生成される電解水の特性は一定とはならず、またスケールが電解水中に混在していることがある。
【0004】
このため、当該形式の電解水生成装置においては、各電解ユニットを構成する各供給管路に排出管路を連結して、電解槽で生成される電解水が一定の特性値になるまでの間電解水を排出管路を通して排出させる手段が採られる。この場合、各電解ユニットの排出管路を1本の主排出管路にそれぞれ接続して、主排出管路から電解水をまとめて排出させることが有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のごとく構成した複数電解槽式電解水生成装置、すなわち、被電解水を電解する電解槽と、同電解槽にて生成された電解水を所要の場所へ供給する供給管路と、同供給管路に接続されて前記電解槽から流出する電解水を排出する排出管路を備えた構成を1電解ユニットとし、複数の電解ユニットの前記排出管路を共通の主排出管路に接続してこれら各電解ユニットを一体とした複数電解槽式電解水生成装置においては、下記のごとき問題が起こり得る。
【0006】
すなわち、当該複数電解槽式電解水生成装置においては、主排出管路に排出される各排出管路からの排水状態が他の排出管路からの排水の排出状態に影響を及ぼし、また排水中に混在するスケールが非排出状態にある他の排出管路の開口部に付着して、同排出管路からのその後の排水の排出状態に影響を及ぼすおそれがある。このような影響が生じると、各電解ユニットを互いに独立して運転制御する場合に影響を及ぼすおそれがある。このため、当該電解水生成装置においては、このような排水の排出状態が互いに影響を及ぼさないようにする必要がある。従って、本発明の目的は、このような排水の排出状態が各電解ユニットの制御に及ぼす影響を解消して、各電解ユニットをきめ細かく制御し得るようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、被電解水を電解する電解槽と、同電解槽にて生成された電解水を所要の場所へ供給する供給管路と、同供給管路に接続されて前記電解槽から流出する電解水を排出する排出管路を備えた構成を1電解ユニットとし、複数の電解ユニットの前記排出管路を共通の主排出管路に接続してこれら各電解ユニットを一体とした複数電解槽式電解水生成装置であり、前記各排出管路の一端は、前記主排出管路内に互いに偏位して臨んで互いに非対向状態に開口する各接続管路に接続されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明に係る複数電解槽式電解水生成装置においては、前記各接続管路の開口部を互いに偏位して指向させる手段として、前記各接続管路の開口部を下方へ指向して互いに非対向状態に開口させること、前記各接続管路を前記主排水管路内にて上下方向に偏位して位置させて、同各接続管路の開口部を上下方向に偏位して互いに非対向状態に開口させること、前記各接続管路を前記主排出管路内にて水平方向に偏位して位置させて、同各接続管路の開口部を水平方向に偏位して互いに非対向状態に開口させること、等の手段を採ることができる。
【0009】
【発明の作用・効果】
このように構成した電解水生成装置においては、各電解ユニットを構成する各排出管路の開口部を構成する各接続管路の開口部は主排出管路内にて互いに対向していない非対向状態に開口しているため、各排出管路から排出される排水が互いに衝突して干渉し合うことを抑制し得て、排水の流量、流速、スケールの混在量等、排出状態の相違が各排出管路からの排水の排出状態に影響を及ぼすことがほとんどなく、各電解ユニットの互いに独立した運転制御に対する排水の排出状態の影響を解消することができる。
【0010】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明するに、図1には本発明に係る複数電解槽式電解水生成装置の一例が示されている。当該電解水生成装置は2台の電解ユニット10,20を一体化してなるもので、第1電解ユニット10は電解槽11、希薄食塩水の供給管路12、電解水の供給管路13a,13bおよび14a,14b、排出管路15a,15bを備え、また第2電解ユニット20は同様に電解槽21、希薄食塩水の供給管路22、電解水の供給管路23a,23bおよび24a,24b、排出管路25a,25bを備えている。
【0011】
第1電解ユニット10においては、第1供給管路13a,13bと第2供給管路14a,14b間に四方切替バルブ16が介装されているとともに、各排出管路15a,15bの途中に開閉バルブ17a,17bが介装されており、同様に第2電解ユニット20においては、第1供給管路23a,23bと第2供給管路24a,24b間に四方切替バルブ26が介装されているとともに、各排出管路25a,25bの途中に開閉バルブ27a,27bが介装されている。
【0012】
第1,第2電解ユニット10,20は、第2供給管路14a,24a、および14b,24bが互いに接続されていて、各供給管路14a,24aは第1貯溜槽31に臨み、かつ各供給管路14b,24bは第2貯溜槽32に臨んでいる。また、これら両電解ユニット10,20の4本の排出管路15a,15b,25a,25bは1本の主排出管路33に接続されている。これにより、両電解ユニット10,20は互いに一体化され、各貯溜槽31,32および主排出管路33を共通としている。
【0013】
当該電解水生成装置は、各電解槽11,21の隔膜にて区画された電極室に配設された各電極11a,11b、21a,21bを備えているとともに、各第2供給管路14a,14b、24a,24bに介装されたpHセンサ18a,18b、28a,28bを備え、かつ制御装置34を備えている。制御装置34は各電解槽11,21の各電極11a,11b、21a,21bの正負の極性を所定時間の間切替えるべく制御するとともに、これに伴い各切替バルブ16,26を切替え動作して第1供給管路13a,13b、23a,23bの第2供給管路14a,14b、24a,24bに対する接続を切換えるべく制御する。また、制御装置34は、装置の運転初期、または各電極の極性の切替え運転初期に各開閉バルブ17a,17b、27a,27bを開放動作すべく制御する。各開閉バルブ17a,17b、27a,27bの開閉制御は各pHセンサ18a,18b、28a,28bからの検出信号に基づいてなされる。
【0014】
しかして、当該電解水生成装置においては各排出管路15a,15b、25a,25bは主排出管路33に接続されており、それらの一端は図2に示すように、主排出管路33に設けられた接続管部35a,35b,36a,36bに接続されている。各接続管部35a,35b,36a,36bは主排出管路33内に臨んで略L字状を呈している。主排出管路33は上下方向に延びているもので、各排出管路15a,25aは同一高さに配設された各接続管部35a,36aに接続され、同様に各排出管路15b,25bも同一高さに配設された各接続管部35b,36bに接続されていて、それらの開口部は下方へ指向されている。統一高さに位置している各接続管部35a,36a、および35b,36bは主排出管路33内にて互いに固定されている。
【0015】
かかる構成の電解水生成装置においては、各電解ユニット10,20を構成する各排出管路15a,25a、15b,25bの開口部は、主排出管路33内にて下方へ指向されていて互いに対向していないため、各排出管路15a,25a、15b,25bから排出される排水の流量、流速、スケールの混在量等、排出状態の相違が各排出管路15a,25a、15b,25bからの排水の排出状態に影響を及ぼすことがほとんどない。このため、制御装置34による各電解ユニット10,20の互いに独立した運転制御に対して、排水の排出状態が影響を及ぼすようなことはない。
【0016】
なお、当該電解水生成装置においては、各排出管路15a,25a、15b,25bの一端を略L字状に形成した上下2段に並列配置した各接続管部35a,35b,36a,36bに接続した例について示したが、各接続管部35a,35b,36a,36bを図4に示すように、上下に交差状態に2段に配設してもよく、また全て接続管部を水平状に形成して、これらを上下方向に偏位させて水平方向に指向させてもよく、さらには図5に示すように、各接続管部37a,37bを同一高さに配置して水平方向に偏位して指向させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る複数電解槽式電解水生成装置の概略構成図である。
【図2】同電解水生成装置を構成する各排出管路と主排出管路との接続状態を示す縦断面図である。
【図3】同電解水生成装置を構成する各排出管路と主排出管路との接続状態を示す横断平面図である。
【図4】各排出管路と主排出管路との接続状態の他の一例を示す横断平面図である。
【図5】各排出管路と主排出管路との接続状態の他の一例を示す横断平面図である。
【符号の説明】
10,20…電解水生成装置、11,21…電解槽、12,22…希薄食塩水の供給管路、13a,13b,23a,23b…電解水の第1供給管路、14a,14b,24a,24b…電解水の第2供給管路、15a,15b,25a,25b…排出管路、16,26…四方切替バルブ、17a,17b,27a,27b…pHセンサ、31,32…貯溜槽、33…主排出管路、34…制御装置、35a,36a,35b,36b,37a,37b…接続管部。
【産業上の利用分野】
本発明は、電解槽を2台以上有する複数電解槽式電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
希薄食塩水等の被電解水を電解して電解水を生成する装置の一形式として、実願平5−50704号公報に示されているように、被電解水を電解する電解槽と、同電解槽にて生成された電解水を所要の場所へ供給する供給管路を備えた構成を1電解ユニットとする複数電解槽式電解水生成装置がある。当該形式の電解水生成装置においては、運転の開始初期の運転状態が安定するまでの間、電解槽で生成される電解水の特性は一定とはならない。
【0003】
また、当該形式の電解水生成装置において、運転中に電解槽内では被電解水中に存在する硬質成分等に起因してスケールが発生して、電解水を汚損するとともに、各電解電極に付着して電解効率を低下させるが、これに対処するため、電解運転中に一時的にまたは所定時間の間各電極の正負の極性を切り替えて運転し、電解槽内および各電極に付着するスケールを除去する手段が採られる場合がある。この場合にも、各電極の極性の切り替え直後においては、電解槽で生成される電解水の特性は一定とはならず、またスケールが電解水中に混在していることがある。
【0004】
このため、当該形式の電解水生成装置においては、各電解ユニットを構成する各供給管路に排出管路を連結して、電解槽で生成される電解水が一定の特性値になるまでの間電解水を排出管路を通して排出させる手段が採られる。この場合、各電解ユニットの排出管路を1本の主排出管路にそれぞれ接続して、主排出管路から電解水をまとめて排出させることが有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のごとく構成した複数電解槽式電解水生成装置、すなわち、被電解水を電解する電解槽と、同電解槽にて生成された電解水を所要の場所へ供給する供給管路と、同供給管路に接続されて前記電解槽から流出する電解水を排出する排出管路を備えた構成を1電解ユニットとし、複数の電解ユニットの前記排出管路を共通の主排出管路に接続してこれら各電解ユニットを一体とした複数電解槽式電解水生成装置においては、下記のごとき問題が起こり得る。
【0006】
すなわち、当該複数電解槽式電解水生成装置においては、主排出管路に排出される各排出管路からの排水状態が他の排出管路からの排水の排出状態に影響を及ぼし、また排水中に混在するスケールが非排出状態にある他の排出管路の開口部に付着して、同排出管路からのその後の排水の排出状態に影響を及ぼすおそれがある。このような影響が生じると、各電解ユニットを互いに独立して運転制御する場合に影響を及ぼすおそれがある。このため、当該電解水生成装置においては、このような排水の排出状態が互いに影響を及ぼさないようにする必要がある。従って、本発明の目的は、このような排水の排出状態が各電解ユニットの制御に及ぼす影響を解消して、各電解ユニットをきめ細かく制御し得るようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、被電解水を電解する電解槽と、同電解槽にて生成された電解水を所要の場所へ供給する供給管路と、同供給管路に接続されて前記電解槽から流出する電解水を排出する排出管路を備えた構成を1電解ユニットとし、複数の電解ユニットの前記排出管路を共通の主排出管路に接続してこれら各電解ユニットを一体とした複数電解槽式電解水生成装置であり、前記各排出管路の一端は、前記主排出管路内に互いに偏位して臨んで互いに非対向状態に開口する各接続管路に接続されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明に係る複数電解槽式電解水生成装置においては、前記各接続管路の開口部を互いに偏位して指向させる手段として、前記各接続管路の開口部を下方へ指向して互いに非対向状態に開口させること、前記各接続管路を前記主排水管路内にて上下方向に偏位して位置させて、同各接続管路の開口部を上下方向に偏位して互いに非対向状態に開口させること、前記各接続管路を前記主排出管路内にて水平方向に偏位して位置させて、同各接続管路の開口部を水平方向に偏位して互いに非対向状態に開口させること、等の手段を採ることができる。
【0009】
【発明の作用・効果】
このように構成した電解水生成装置においては、各電解ユニットを構成する各排出管路の開口部を構成する各接続管路の開口部は主排出管路内にて互いに対向していない非対向状態に開口しているため、各排出管路から排出される排水が互いに衝突して干渉し合うことを抑制し得て、排水の流量、流速、スケールの混在量等、排出状態の相違が各排出管路からの排水の排出状態に影響を及ぼすことがほとんどなく、各電解ユニットの互いに独立した運転制御に対する排水の排出状態の影響を解消することができる。
【0010】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明するに、図1には本発明に係る複数電解槽式電解水生成装置の一例が示されている。当該電解水生成装置は2台の電解ユニット10,20を一体化してなるもので、第1電解ユニット10は電解槽11、希薄食塩水の供給管路12、電解水の供給管路13a,13bおよび14a,14b、排出管路15a,15bを備え、また第2電解ユニット20は同様に電解槽21、希薄食塩水の供給管路22、電解水の供給管路23a,23bおよび24a,24b、排出管路25a,25bを備えている。
【0011】
第1電解ユニット10においては、第1供給管路13a,13bと第2供給管路14a,14b間に四方切替バルブ16が介装されているとともに、各排出管路15a,15bの途中に開閉バルブ17a,17bが介装されており、同様に第2電解ユニット20においては、第1供給管路23a,23bと第2供給管路24a,24b間に四方切替バルブ26が介装されているとともに、各排出管路25a,25bの途中に開閉バルブ27a,27bが介装されている。
【0012】
第1,第2電解ユニット10,20は、第2供給管路14a,24a、および14b,24bが互いに接続されていて、各供給管路14a,24aは第1貯溜槽31に臨み、かつ各供給管路14b,24bは第2貯溜槽32に臨んでいる。また、これら両電解ユニット10,20の4本の排出管路15a,15b,25a,25bは1本の主排出管路33に接続されている。これにより、両電解ユニット10,20は互いに一体化され、各貯溜槽31,32および主排出管路33を共通としている。
【0013】
当該電解水生成装置は、各電解槽11,21の隔膜にて区画された電極室に配設された各電極11a,11b、21a,21bを備えているとともに、各第2供給管路14a,14b、24a,24bに介装されたpHセンサ18a,18b、28a,28bを備え、かつ制御装置34を備えている。制御装置34は各電解槽11,21の各電極11a,11b、21a,21bの正負の極性を所定時間の間切替えるべく制御するとともに、これに伴い各切替バルブ16,26を切替え動作して第1供給管路13a,13b、23a,23bの第2供給管路14a,14b、24a,24bに対する接続を切換えるべく制御する。また、制御装置34は、装置の運転初期、または各電極の極性の切替え運転初期に各開閉バルブ17a,17b、27a,27bを開放動作すべく制御する。各開閉バルブ17a,17b、27a,27bの開閉制御は各pHセンサ18a,18b、28a,28bからの検出信号に基づいてなされる。
【0014】
しかして、当該電解水生成装置においては各排出管路15a,15b、25a,25bは主排出管路33に接続されており、それらの一端は図2に示すように、主排出管路33に設けられた接続管部35a,35b,36a,36bに接続されている。各接続管部35a,35b,36a,36bは主排出管路33内に臨んで略L字状を呈している。主排出管路33は上下方向に延びているもので、各排出管路15a,25aは同一高さに配設された各接続管部35a,36aに接続され、同様に各排出管路15b,25bも同一高さに配設された各接続管部35b,36bに接続されていて、それらの開口部は下方へ指向されている。統一高さに位置している各接続管部35a,36a、および35b,36bは主排出管路33内にて互いに固定されている。
【0015】
かかる構成の電解水生成装置においては、各電解ユニット10,20を構成する各排出管路15a,25a、15b,25bの開口部は、主排出管路33内にて下方へ指向されていて互いに対向していないため、各排出管路15a,25a、15b,25bから排出される排水の流量、流速、スケールの混在量等、排出状態の相違が各排出管路15a,25a、15b,25bからの排水の排出状態に影響を及ぼすことがほとんどない。このため、制御装置34による各電解ユニット10,20の互いに独立した運転制御に対して、排水の排出状態が影響を及ぼすようなことはない。
【0016】
なお、当該電解水生成装置においては、各排出管路15a,25a、15b,25bの一端を略L字状に形成した上下2段に並列配置した各接続管部35a,35b,36a,36bに接続した例について示したが、各接続管部35a,35b,36a,36bを図4に示すように、上下に交差状態に2段に配設してもよく、また全て接続管部を水平状に形成して、これらを上下方向に偏位させて水平方向に指向させてもよく、さらには図5に示すように、各接続管部37a,37bを同一高さに配置して水平方向に偏位して指向させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る複数電解槽式電解水生成装置の概略構成図である。
【図2】同電解水生成装置を構成する各排出管路と主排出管路との接続状態を示す縦断面図である。
【図3】同電解水生成装置を構成する各排出管路と主排出管路との接続状態を示す横断平面図である。
【図4】各排出管路と主排出管路との接続状態の他の一例を示す横断平面図である。
【図5】各排出管路と主排出管路との接続状態の他の一例を示す横断平面図である。
【符号の説明】
10,20…電解水生成装置、11,21…電解槽、12,22…希薄食塩水の供給管路、13a,13b,23a,23b…電解水の第1供給管路、14a,14b,24a,24b…電解水の第2供給管路、15a,15b,25a,25b…排出管路、16,26…四方切替バルブ、17a,17b,27a,27b…pHセンサ、31,32…貯溜槽、33…主排出管路、34…制御装置、35a,36a,35b,36b,37a,37b…接続管部。
Claims (4)
- 被電解水を電解する電解槽と、同電解槽にて生成された電解水を所要の場所へ供給する供給管路と、同供給管路に接続されて前記電解槽から流出する電解水を排出する排出管路を備えた構成を1電解ユニットとし、複数の電解ユニットの前記排出管路を共通の主排出管路に接続してこれら各電解ユニットを一体とした複数電解槽式電解水生成装置であり、前記各排出管路の一端は、前記主排出管路内に互いに偏位して臨んで互いに非対向状態に開口する各接続管路に接続されていることを特徴とする複数電解槽式電解水生成装置。
- 請求項1に記載の複数電解槽式電解水生成装置において、前記各接続管路の開口部は下方へ指向して互いに非対向状態に開口していることを特徴とする複数電解槽式電解水生成装置。
- 請求項1または2に記載の複数電解槽式電解水生成装置において、前記各接続管路は前記主排水管路内にて上下方向に偏位して位置し、同各接続管路の開口部が上下方向に偏位して互いに非対向状態に開口していることを特徴とする複数電解槽式電解水生成装置。
- 請求項1に記載の複数電解槽式電解水生成装置において、前記各接続管路は前記主排出管路内にて水平方向に偏位して位置し、同各接続管路の開口部が水平方向に偏位して互いに非対向状態に開口していることを特徴とする複数電解槽式電解水生成装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07917095A JP3601010B2 (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 複数電解槽式電解水生成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08267070A JPH08267070A (ja) | 1996-10-15 |
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JP07917095A Expired - Fee Related JP3601010B2 (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 複数電解槽式電解水生成装置 |
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JP4510257B2 (ja) * | 2000-09-14 | 2010-07-21 | 株式会社バンダイナムコゲームス | オブジェクト間のヒットチェック方法およびゲーム装置 |
-
1995
- 1995-04-04 JP JP07917095A patent/JP3601010B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08267070A (ja) | 1996-10-15 |
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