JP3599080B2 - 導波型スプリッタアレイ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ通信システムにおいて用いられる複数の導波型スプリッタを一つの基板上に形成した導波型スプリッタアレイに関するものであり、さらに詳細には、複数の光ファイバアレイとの接続を容易にしかつ回路を小型化できる導波型スプリッタアレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スプリッタは、光ファイバ通信システムにおいて、光情報の分配のために使用される。最近、光ファイバ通信システムを一般家庭にまで導入するFTTH(Fiber to the Home )の研究開発とその実用化が進められている。このFTTHにおいては、スプリッタを用いて光信号を分岐することにより、高額な通信装置を多数のユーザで共用してシステム全体の低コスト化を図る光PDS(Passive Double Star )方式が主流になっている。このため、スプリッタが大量に用いられる状況になり、その小型化・低価格化が必要となっている。
【0003】
スプリッタとしては、光ファイバ自身を構成材料として研磨や融着・延伸工程を経て形成されたファイバカップラを接続したファイバ型のものや、平面基板上にフォトリソグラフィやエッチングの技術により形成される導波路によって構成された導波型のものが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前者のファイバカップラをツリー状に接続したスプリッタの場合、前段のファイバカップラの出力ファイバと後段のファイバカップラの入力ファイバを相互に接続して構成しているため、部品点数が多く高価になる、交互につなぐファイバの本数が多く余長処理のため部品が非常に大きくなる、といった問題があった。
【0005】
一方、後者の導波型スプリッタは、光分岐結合回路とそれらをつなぐ光導波路を平面基板上に一括して作製するので、小型化、低価格化に向いている。また、それをアレイ化することも容易であるという特徴を有する。
【0006】
図1は従来の導波型スプリッタの一例、ここでは1つの基板1上に2つの2×16スプリッタ2,3を形成した例(2連2×16スプリッタ)を示す。各2×16スプリッタ2,3はそれぞれ、2本の入力用導波路と、16本の出力用導波路と、マッハツェンダ干渉計型光分岐結合回路と、14個のY型光分岐結合回路と、これらの間を接続する接続用導波路とから構成されている。また、2×16スプリッタ2,3は全ての出力用導波路が所定の等間隔となるように配置されており、これらの32本の出力用導波路には4本の8芯テープファイバから作製される32芯ファイバアレイ(図示せず)が一括して接続される如くなっている。
【0007】
しかし、この構成では、2×16スプリッタ2の入力用導波路4,5と、2×16スプリッタ3の入力用導波路6,7とが離れた位置となるため、入力側を2つの2芯ファイバアレイで個別に接続しなければならず、その分、製造工程が煩雑となり、価格が高くなるという問題があった。
【0008】
また、図2は前述した点を改良した従来の導波型スプリッタの他の例を示すものである。即ち、1つの基板11上に2つの2×16スプリッタ12,13を形成している点は同様であるが、2×16スプリッタ12及び13における入力用導波路14,15及び16,17と初段のマッハツェンダ干渉計型光分岐結合回路18及び19との間をそれぞれ、2本の円弧状の接続用導波路21,22及び23,24で繋ぐことにより、各入力用導波路14〜17を等間隔に配置することを可能とし、これによって入力側についても4芯テープファイバから作製される4芯ファイバアレイで一括接続できるようになしている。
【0009】
しかし、この構成では、分岐結合回路部分と入力用導波路との間を繋ぐ接続用導波路が長く、スプリッタ全体が大きくなり、その分、1枚の平面基板上にチップとして作製可能な、アレイ化されたスプリッタの数を多くすることができず、価格が高くなるという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、ファイバアレイとの一括接続とともに小型化が可能で、接続が容易でかつ1枚の平面基板上に作製可能な数を多くできる、低価格が可能な導波型スプリッタアレイを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明では、互いに平行でファイバアレイに接続される入力用導波路及び出力用導波路間に導波型光分岐結合回路をツリー状に多段接続してなる導波型スプリッタを、1つの基板上に少なくとも2つ以上偶数個形成した導波型スプリッタアレイにおいて、入力用導波路を等間隔に配置するとともに、各導波型スプリッタの初段の光分岐結合回路を、該導波型スプリッタの平行な入力用導波路及び出力用導波路の光軸に対して、前記入力用導波路をファイバアレイに一括接続が可能な方向に傾斜させ、前記初段の光分岐結合回路と前記入力用導波路との間の接続部分の長さを短くすることを特徴とする。また、互いに平行でファイバアレイに接続される入力用導波路及び出力用導波路間に導波型光分岐結合回路をツリー状に多段接続してなる導波型スプリッタを、1つの基板上に少なくとも2つ以上奇数個形成した導波型スプリッタアレイにおいて、入力用導波路を等間隔に配置するとともに、中央の導波型スプリッタの初段の光分岐結合回路を、前記入力用導波路及び前記出力用導波路の光軸に対して平行になし、残りの導波型スプリッタの初段の光分岐結合回路を、該導波型スプリッタの平行な入力用導波路及び出力用導波路の光軸に対して、前記入力用導波路をファイバアレイに一括接続が可能な方向に傾斜させ、前記初段の光分岐結合回路と前記入力用導波路との間の接続部分の長さを短くすることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、初段の光分岐結合回路と入力用導波路との間の接続部分を長くすることなく、各入力用導波路を等間隔に配置することができ、これによってファイバアレイとの一括接続とともに小型化が可能となり、接続が容易でかつ1枚の平面基板上に作製可能な数を多くできる。
【0013】
この際、初段の光分岐結合回路として、2本の導波路から構成される2個の方向性結合器を連結したマッハ・ツェンダ干渉計型光分岐結合回路であって、前記2個の方向性結合器を連結する導波路の長さの差に、制御された僅かな差を与えて所望波長域での分岐比をほぼ50%とした光分岐結合回路を用いることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0015】
図3は本発明の導波型スプリッタアレイの実施の形態の一例を示すもので、図中、30は基板、40,50は基板30上に形成された2×16スプリッタである。
【0016】
2×16スプリッタ40は、2本の入力用導波路41,42と、16本の出力用導波路43−1〜43−16と、マッハツェンダ干渉計型光分岐結合回路44と、14個のY型光分岐結合回路45−1〜45−14と、これらの間を接続する接続用導波路とから構成されている。
【0017】
入力用導波路41,42及び出力用導波路43−1〜43−16は、その光軸が互いに平行、ここでは図中に示す1つの軸Aに対して平行な、直線状の光導波路で構成されている。
【0018】
マッハツェンダ干渉計型光分岐結合回路44は、例えば発明者等の出願にかかる特願平1−227449号に記載されている設計方法を用い、広い波長域で分岐比が約50%となるように2本の光導波路を2ヶ所で近接させて構成した2入力2出力のものであり、その主要部は前述した軸Aに対して傾斜する如く形成されている。また、マッハツェンダ干渉計型光分岐結合回路44の入力側は入力用導波路41,42に接続され、出力側は接続用導波路を介してY型光分岐結合回路45−1,45−2に接続されている。
【0019】
また、Y型光分岐結合回路45−1及び45−2はそれぞれ、接続用導波路を介して残りのY型光分岐結合回路が2個、4個と順次、ツリー状に接続されて合計3段7個接続の8分岐回路を構成する如くなっており、これらの2つの8分岐回路の出力は各出力用導波路43−1〜43−16に接続されている。
【0020】
このような構成からなる2×16スプリッタ40は、入力用導波路41あるいは42に入力した光を16本の出力用導波路43−1〜43−16から均等に分岐して出力する2入力16出力の分岐素子として動作する。
【0021】
また、2×16スプリッタ50も、前記2×16スプリッタ40と同様に構成され、その機能も同様であるが、各導波路及び回路は前記軸Aに対して2×16スプリッタ40の各導波路及び回路と線対称になるように配置され、入力用導波路51,52が2×16スプリッタ40の入力用導波路41,42とともに所定の等間隔となるように構成されている。
【0022】
以下、具体的な素材や数値を限定した実施例によって本発明を詳細に説明する。
【0023】
以下の実施例では、光導波路として、石英基板上に形成した石英系単一モード光導波路を使用しているが、これは石英系単一モード光導波路が単一モード光ファイバとの接続性に優れ、実用的な導波型多連スプリッタを提供できるためであり、本発明は石英系光導波路に限定されるものではない。
【0024】
図4は図3に示したマッハツェンダ干渉計型光分岐結合回路、ここでは44を拡大して示すもので、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図(a)における線分B−B´に沿う拡大断面図である。
【0025】
図中、30は石英基板、44−1,44−2は石英基板30上に石英系ガラス材料により形成された石英系光導波路である。光導波路は2ヶ所で互いに近接して方向性結合器44a,44bを構成している。光導波路44−1,44−2は膜厚50μm程度のSiO系ガラス層31と、これに埋設された断面寸法が7μm×7μm程度で屈折率がガラス層31より0.42%程度高いSiO−GeO系ガラスコア32とからなり、直線導波路と曲率半径15mmの円弧導波路との組合せによりマッハ・ツェンダ干渉計が構成されている。
【0026】
このような石英系光導波路は四塩化シリコンや四塩化チタンの火炎加水分解反応を利用したガラス膜堆積と反応性イオンエッチングによる微細加工とを組合わせた公知の技術により形成できる。
【0027】
前記方向性結合器44a,44bの結合部では2本の光導波路44−1,44−2が最も近づいた時の間隔がそれぞれ1.8μm,4.6μmに設定され、また、2個の方向性結合器44a,44bを連結する一方の光導波路44−1aは円弧の組み合わせで、また、他方の光導波路44−1bは直線導波路で構成され、その長さの差は0.58μmに設定されている。
【0028】
このような設計により、波長1.25〜1.65μmの広い波長域で分岐比50±5%の光分岐結合回路となる。
【0029】
次に、前述したマッハ・ツェンダ干渉計型光分岐結合回路と入力用直線導波路及び2つの8分岐回路との接続のようすを詳細に述べる。
【0030】
図5は図3の光分岐結合回路44周辺の拡大図である。光導波路44−1bを軸Aに対して傾けて形成した光分岐結合回路44の方向性結合器44aには、曲率半径15mmの円弧状の曲線導波路で構成された接続部61,62により入力用導波路41,42が滑らかに接続され、さらに方向性結合器44bには、曲率半径15mmの円弧状の曲線導波路で構成された接続部63,64によりY型光分岐結合回路45−1,45−2の直線導波路が滑らかに接続される。
【0031】
本実施例では、入力側では4芯テープファイバから作製された250μmピッチの4芯ファイバアレイとの接続を考慮し、入力用導波路41,42,51,52を250μmピッチに配列させている。同様に出力側では8芯テープファイバ4本から作製された250μmピッチの32芯ファイバアレイとの接続ができるように、出力用導波路43−1〜43−16及び53−1〜53−16を250μmピッチに配列させている。従って、4つの8分岐回路の入力部は2mm間隔で並んでいる。
【0032】
このように入出力用導波路の配列間隔を決め、さらに前述したように2入力2出力のマッハ・ツェンダ干渉計型光分岐結合回路の設計パラメータを具体的に決めると、幾何学的計算により、これらを接続する導波路61,62及び63,64を1つあるいは2つの円弧からなる導波路で構成してその円弧パラメータを決めることができる。
【0033】
前述したように2個の方向性結合器44a,44bを連結する部分の一方の光導波路44−1aを曲率半径15mmの円弧の組み合わせで構成し、他方の光導波路44−1bを直線導波路とし、その長さの差を0.58μmにした場合、該光導波路44−1bの長さは2.87mmとなる。
【0034】
この光導波路44−1bを軸Aに対して7.48度傾けるように配置すると、入力側については接続部61を開き角度7.48度の円弧導波路、接続部62を開き角度10.48度の円弧導波路及びそれと変曲した開き角度3.00度の円弧導波路の組み合わせ、出力側については接続部63を開き角度14.82度の円弧導波路及びそれと変曲した開き角度22.30度の円弧導波路の組み合わせ、接続部64を開き角度10.48度の円弧導波路とすることによって、入力用導波路41,42と方向性結合器44aとの間、並びに方向性結合器44bと2つの8分岐回路の初段のY型光分岐結合回路45−1,45−2の直線導波路との間を滑らかにつなぐことができる。
【0035】
このようにして形成した2連2×16スプリッタの全長は33mmとなり、図2に示した従来の2連2×16スプリッタの全長が44mmになるのと比較して11mm短かくなり、3/4の長さにすることができる。
【0036】
図6は4インチ基板上に本実施例による2連2×16スプリッタを作製する場合の配置を、また、図7は同じく4インチ基板上に従来例(図2)による2連2×16スプリッタを作製する場合の配置を示している。
【0037】
本実施例では2連2×16スプリッタの1チップは9×33mmとなり、図6に示すように1列8個を2列作れ、合計16個作製できるのに対し、従来例の場合には2連2×16スプリッタの1チップは9×44mmとなり、図7に示すように1列8個のみしか作製できない。
【0038】
このように本実施例によれば、従来例に比較して長さを3/4程度に短くすることができ、1枚の平面基板上に2倍近くの個数が作製でき、スプリッタアレイの低価格化に極めて有効である。
【0039】
図8は前記実施例の2連2×16スプリッタに入力用4芯ファイバアレイ及び出力用32芯ファイバアレイを接続したもの5個の全320ポートについて、波長1.31μm、1.55μmで測定した挿入損失のヒストグラムである。波長1.31μmで平均損失13.3dB、偏差0.32dB、波長1.55μmでは平均損失13.1dB、偏差0.29dBであり、従来のスプリッタと同等な良好な特性を示している。
【0040】
前記実施例では、初段の光分岐結合回路の入力側の接続部61を1つの円弧導波路、接続部62を2つの変曲した円弧導波路の組み合わせ、出力側の接続部63を2つの変曲した円弧導波路の組み合わせ、接続部64は1つの円弧導波路としたが、これに限られるものではない。また、初段の光分岐結合回路をマッハ・ツェンダ干渉計型で構成したものについて説明したが、Y型光分岐結合回路を使用する場合でも本発明は適用できる。さらにまた、前記実施例では2連2×16スプリッタについて説明したが、3つ以上のスプリッタを配列したスプリッタアレイや、入出力ポート数の異なるM×Nスプリッタにも適用できることはいうまでもない(但し、奇数個のスプリッタを配列したアレイでは、中央のスプリッタについては初段の光分岐結合回路を傾斜させて配置させず、単一のスプリッタと同様にA軸に対して平行に配置させる点が異なる。)。
【0041】
また、前述した実施例では、石英ガラス基板上の石英系(SiO−GeO)光導波路により光分岐素子を構成したが、基板は石英ガラスに限定されるものではなく、Si基板に変更することも可能である。また、本発明はこれらの石英系光導波路に限定されるものではなく、他の導波路材料系、例えば多成分ガラス導波路系やニオブ酸リチウム導波路系や高分子導波路系にも適用できることを付記する。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、導波型光分岐結合回路をツリー状に多段接続してなる導波型スプリッタを、1つの基板上に2つ以上偶数個形成した導波型スプリッタアレイにおいて、入力用導波路を等間隔に配置するとともに、各導波型スプリッタの初段の光分岐結合回路を、平行な入力用導波路及び出力用導波路の光軸に対して、前記入力用導波路をファイバアレイに一括接続が可能な方向に傾斜させることにより、また、導波型光分岐結合回路をツリー状に多段接続してなる導波型スプリッタを、1つの基板上に2つ以上奇数個形成した導波型スプリッタアレイにおいて、入力用導波路を等間隔に配置するとともに、中央の導波型スプリッタの初段の光分岐結合回路を、前記入力用導波路及び前記出力用導波路の光軸に対して平行になし、残りの導波型スプリッタの初段の光分岐結合回路を、平行な入力用導波路及び出力用導波路の光軸に対して、前記入力用導波路をファイバアレイに一括接続が可能な方向に傾斜させることにより、初段の光分岐結合回路と入力用導波路との間の接続部分の長さを長くすることなく各導波型スプリッタの入力用導波路を等間隔に配置することが可能となり、これによってファイバアレイとの一括接続とともに小型化が可能となり、接続が容易でかつ1枚の平面基板上に作製可能な数を多くできる、低価格が可能な導波型スプリッタアレイを提供することができる。
【0043】
このような導波型スプリッタアレイは、高額な通信装置を多数のユーザで共用する光PDS方式に使用され、そのシステムの経済化に資すること大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の導波型スプリッタアレイの一例を示す構成図
【図2】従来の導波型スプリッタアレイの他の例を示す構成図
【図3】本発明の導波型スプリッタアレイの実施の形態の一例を示す構成図
【図4】図3中の初段の光分岐結合回路の拡大構成図
【図5】図3中の初段の光分岐結合回路付近の拡大図
【図6】本発明の導波型スプリッタアレイによる生産性の説明図
【図7】従来の導波型スプリッタアレイによる生産性の説明図
【図8】本発明の導波型スプリッタアレイにおける挿入損失のヒストグラム
【符号の説明】
30…基板、40,50…2×16スプリッタ、41,42,51,52…入力用導波路、43−1〜43−16,53−1〜53−16…出力用導波路、44,54…マッハツェンダ干渉計型光分岐結合回路、45−1〜45−14,55−1〜55−14…Y型光分岐結合回路。

Claims (3)

  1. 互いに平行でファイバアレイに接続される入力用導波路及び出力用導波路間に導波型光分岐結合回路をツリー状に多段接続してなる導波型スプリッタを、1つの基板上に少なくとも2つ以上偶数個形成した導波型スプリッタアレイにおいて、
    入力用導波路を等間隔に配置するとともに、
    各導波型スプリッタの初段の光分岐結合回路を、該導波型スプリッタの平行な入力用導波路及び出力用導波路の光軸に対して、前記入力用導波路をファイバアレイに一括接続が可能な方向に傾斜させ、前記初段の光分岐結合回路と前記入力用導波路との間の接続部分の長さを短くする
    ことを特徴とする導波型スプリッタアレイ。
  2. 互いに平行でファイバアレイに接続される入力用導波路及び出力用導波路間に導波型光分岐結合回路をツリー状に多段接続してなる導波型スプリッタを、1つの基板上に少なくとも2つ以上奇数個形成した導波型スプリッタアレイにおいて、
    入力用導波路を等間隔に配置するとともに、
    中央の導波型スプリッタの初段の光分岐結合回路を前記入力用導波路及び前記出力用導波路の光軸に対して平行になし、
    残りの導波型スプリッタの初段の光分岐結合回路を、該導波型スプリッタの平行な入力用導波路及び出力用導波路の光軸に対して、前記入力用導波路をファイバアレイに一括接続が可能な方向に傾斜させ、前記初段の光分岐結合回路と前記入力用導波路との間の接続部分の長さを短くする
    ことを特徴とする導波型スプリッタアレイ。
  3. 前記初段の光分岐結合回路として、2本の導波路から構成される2個の方向性結合器を連結したマッハ・ツェンダ干渉計型光分岐結合回路であって、前記2個の方向性結合器を連結する導波路の長さの差に、制御された僅かな差を与えて所望波長域での分岐比をほぼ50%とした光分岐結合回路を用いたことを特徴とする請求項1または2記載の導波型スプリッタアレイ。
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