JP3598876B2 - 部品の接合構造 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、部品の接合構造に関し、特に２面同時シールのための改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動車用エンジンにおいては、シリンダヘッドの上面側にカムブラケット（軸受キャップ）を接合固定して、これらの間にカムシャフトを支持している（特開平１０−４７０１９号公報参照）。そして、シリンダヘッド及びカムブラケットのフロント側にフロントカバーを接合固定している。
【０００３】
具体的には、図８→図９に示すように、シリンダヘッド２の上側の接合面ａにシール剤を塗布した後、シリンダヘッド２側の凸部８とカムブラケット２側の凹部９とにより位置決めして、シリンダヘッド２にカムブラケット３をシール剤を介して接合する。
【０００４】
そして、図９→図１０に示すように、フロントカバー４の後側の接合面ｂにシール剤を塗布した後、シリンダヘッド２及びカムブラケット３にフロントカバー４をシール剤を介して接合して、組付けている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の接合構造にあっては、次のような問題点があった。
【０００６】
組付け後、例えばカムシャフトの取外しのため、カムブラケット３を取外した場合は、カムブラケット３の再組付けに際し、最初の組付け時と同じ手順でシールする必要から、再組付けの前に、フロントカバー４を取外す必要があった。
【０００７】
図１１に示すように、フロントカバー４を取外さずに、シリンダヘッド２及びフロントカバー４の接合面ａ，ｂにシール剤を塗布した後、カムブラケット３を再組付けする場合、位置決め用の凸部８があるため、カムブラケット３をフロントカバー４の接合面ｂに沿って下ろすことになり、接合面ｂのシール剤がこすられて剥がれてしまい、シール不良を生じるからである。
【０００８】
従って、カムブラケット３の再組付けに際して、フロントカバー４を取外さなければシールできず、作業工数が多くかかる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、内側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第１部品（上記の例ではシリンダヘッド及びフロントカバー）に対し、外側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第２部品（上記の例ではカムブラケット）を、各２つの接合面同士をシール剤を介して密着させてシールする際に、位置決め用の凸部の存在にかかわらず、良好な同時シールを可能にする部品の接合構造を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、内側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第１部品に対し、外側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第２部品を、各２つの接合面同士をシール剤を介して密着させてシールする部品の接合構造であって、前記第１部品には、その一方の接合面に、前記第２部品の位置決め用の凸部を形成し、前記第２部品には、前記凸部に対応する凹部を形成してなるものにおいて、前記第２部品の前記凹部の内側面であって、前記第２部品の２つの接合面の交線側の内側面に、前記凹部の開口部側に向かって拡開する斜めのガイド溝を設けたことを特徴とする。
【００１０】
ここで、前記ガイド溝は、略４５°の傾斜角度とするとよい。また、前記ガイド溝は、その傾斜面を平面とするとよいが、円錐面としてもよい。
尚、前記第１部品は、前記従来例のシリンダヘッド及びフロントカバーのように２部品で構成されるものであってもよい。
【００１１】
【発明の効果】
本発明によれば、前記第１部品に、前記第２部品を接合する際に、前記凸部に前記ガイド溝を案内させて行う斜め方向からの接合により、こすりを生じることを回避でき、これにより、シール剤の剥がれ等が防止され、シール部の信頼性が向上すると共に、シール剤を塗布した上での接合作業の作業性が向上する。特に、前記第１部材が２部品で構成される場合に、その取外しをすることなく、良好な同時シールを行うことができ、整備性が向上する。
【００１２】
また、傾斜角度を略４５°とすることで、偏りなく斜めに移動させることができる。
また、ガイド溝の傾斜面を平面又は円錐面とすることで、加工が容易となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１は本発明の一実施形態を示す自動車用エンジンの側面図である。
【００１４】
図中１はシリンダブロック、２はシリンダブロック１の上面側に取付けられるシリンダヘッド、３はシリンダヘッド２の上面側に取付けられてこれらの間にカムシャフト（図示せず）を支持するカムブラケット、４はシリンダブロック１、シリンダヘッド２及びカムブラケット３のフロント側に取付けられるフロントカバー、５はシリンダブロック１及びフロントカバー４の下面側に取付けられるオイルパンを示している。
【００１５】
ここで、シリンダヘッド２へのカムブラケット３の取付けのため、シリンダヘッド２の上側の接合面ａには、ねじ孔６が形成され、これに対応して、カムブラケット３には、ボルト挿通孔７が貫通形成されている。
【００１６】
また、シリンダヘッド２には、カムブラケット３の位置決め用の凸部として、ねじ孔６の開口部側（上端側）に環状のカラー８を打込んで、シリンダヘッド２上面より突出させている。そして、カムブラケット３には、前記凸部に対応する凹部として、前記ボルト挿通孔７の下端側を拡径して、凹部９を形成してある。
【００１７】
従って、シリンダヘッド２へのカムブラケット３の組付けに際しては、シリンダヘッド２の上側の接合面ａにシール剤（液体ガスケット）を均一に塗布した後、凸部（カラー）８に、カムブラケット３側の凹部９を合わせて、位置決めし、シリンダヘッド２の上側の接合面ａにカムブラケット３の下側の接合面ａ’をシール剤を介して接合する。この後、図示しないボルトをカムブラケット３のボルト挿通孔７より挿入し、シリンダヘッド２側のねじ孔６に螺合して締付ける。
【００１８】
フロントカバー４は、その接合面ｂにシール剤（液体ガスケット）を均一に塗布した後、シリンダヘッド２及びカムブラケット３の接合面ｂ’に接合して、組付ける。
【００１９】
一方、組付け後、例えばカムシャフトの取外しのため、フロントカバー４を取外すことなく、カムブラケット３を取外した場合は、カムブラケット３の再組付け時に、シリンダヘッド２及びフロントカバー４に対して、カムブラケット３をシール剤を介して接合する必要がある。
【００２０】
すなわち、内側に互いに略直角に交わる２つの接合面ａ，ｂを有する第１部品（シリンダヘッド２及びフロントカバー４）に対し、外側に互いに略直角に交わる２つの接合面ａ’，ｂ’を有する第２部品（カムブラケット３）を、各２つの接合面同士をシール剤を介して密着させてシールする必要がある。
【００２１】
このため、以下のような工夫をしてある。
すなわち、図２及び図３に示すように、カムブラケット３の凹部９の内側面であって、カムブラケット３の２つの接合面ａ’，ｂ’の交線ｍ側の内側面に、凹部９の開口部側に向かって拡開する斜めのガイド溝１０を設けてある。
【００２２】
このガイド溝１０の傾斜角度は略４５°とする。また、傾斜面は平面とするが、図４に示すように円錐面としてもよい。
このようなガイド溝１０付きの凹部９を有する場合のカムブラケット３の再組付け時の工程図を図５〜図７に示す。
【００２３】
先ず、図５に示すように、シリンダヘッド２及びフロントカバー４側の接合面ａ，ｂにシール剤（液体ガスケット）を均一に塗布する。
次に、同じく図５に示すように、カムブラケット３をセットして、シリンダヘッド２側の位置決め用の凸部（カラー）８の先端に対し、カムブラケット３側の凹部９のガイド溝１０を接触させる。
【００２４】
この状態から、図６に示すように、ガイド溝１０により案内させつつ、斜め４５°の方向にカムブラケット３を移動させ、最終的には、図７に示すように、同時に、各２つの接合面同士（ａとａ’、ｂとｂ’）をシール剤を介して密着させてシールする。
【００２５】
このようにすれば、カムブラケット３がシリンダヘッド２及びフロントカバー４の接合面ａ，ｂにほぼ同時に着座し、接合面ａ，ｂに塗布したシール剤をこすって剥がすことがないので、良好なシール状態が得られる。
【００２６】
尚、本発明に係る部品の接合構造は、例えば図１において、シリンダブロック１及びオイルパン５を第１部品とし、これにフロントカバー４を第２部品として組付ける際に、シリンダブロック１側に凸部、フロントカバー４側に凹部の位置決め手段１１がある場合にも、適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示すエンジンの側面図
【図２】ガイド溝付き凹部の詳細図
【図３】ガイド溝付き凹部の概略斜視図
【図４】他の実施形態を示すガイド溝付き凹部の詳細図
【図５】カムブラケット再組付け時の工程図（１）
【図６】カムブラケット再組付け時の工程図（２）
【図７】カムブラケット再組付け時の工程図（３）
【図８】従来例を示す組付け時の工程図（１）
【図９】従来例を示す組付け時の工程図（２）
【図１０】従来例を示す組付け時の工程図（３）
【図１１】従来の問題点を示す図
【符号の説明】
１ シリンダブロック
２ シリンダヘッド（第１部品）
３ カムブラケット（第２部品）
４ フロントカバー（第１部品）
５ オイルパン
６ ねじ孔
７ ボルト挿通孔
８ 凸部
９ 凹部
１０ ガイド溝
【発明の属する技術分野】
本発明は、部品の接合構造に関し、特に２面同時シールのための改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動車用エンジンにおいては、シリンダヘッドの上面側にカムブラケット（軸受キャップ）を接合固定して、これらの間にカムシャフトを支持している（特開平１０−４７０１９号公報参照）。そして、シリンダヘッド及びカムブラケットのフロント側にフロントカバーを接合固定している。
【０００３】
具体的には、図８→図９に示すように、シリンダヘッド２の上側の接合面ａにシール剤を塗布した後、シリンダヘッド２側の凸部８とカムブラケット２側の凹部９とにより位置決めして、シリンダヘッド２にカムブラケット３をシール剤を介して接合する。
【０００４】
そして、図９→図１０に示すように、フロントカバー４の後側の接合面ｂにシール剤を塗布した後、シリンダヘッド２及びカムブラケット３にフロントカバー４をシール剤を介して接合して、組付けている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の接合構造にあっては、次のような問題点があった。
【０００６】
組付け後、例えばカムシャフトの取外しのため、カムブラケット３を取外した場合は、カムブラケット３の再組付けに際し、最初の組付け時と同じ手順でシールする必要から、再組付けの前に、フロントカバー４を取外す必要があった。
【０００７】
図１１に示すように、フロントカバー４を取外さずに、シリンダヘッド２及びフロントカバー４の接合面ａ，ｂにシール剤を塗布した後、カムブラケット３を再組付けする場合、位置決め用の凸部８があるため、カムブラケット３をフロントカバー４の接合面ｂに沿って下ろすことになり、接合面ｂのシール剤がこすられて剥がれてしまい、シール不良を生じるからである。
【０００８】
従って、カムブラケット３の再組付けに際して、フロントカバー４を取外さなければシールできず、作業工数が多くかかる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、内側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第１部品（上記の例ではシリンダヘッド及びフロントカバー）に対し、外側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第２部品（上記の例ではカムブラケット）を、各２つの接合面同士をシール剤を介して密着させてシールする際に、位置決め用の凸部の存在にかかわらず、良好な同時シールを可能にする部品の接合構造を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、内側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第１部品に対し、外側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第２部品を、各２つの接合面同士をシール剤を介して密着させてシールする部品の接合構造であって、前記第１部品には、その一方の接合面に、前記第２部品の位置決め用の凸部を形成し、前記第２部品には、前記凸部に対応する凹部を形成してなるものにおいて、前記第２部品の前記凹部の内側面であって、前記第２部品の２つの接合面の交線側の内側面に、前記凹部の開口部側に向かって拡開する斜めのガイド溝を設けたことを特徴とする。
【００１０】
ここで、前記ガイド溝は、略４５°の傾斜角度とするとよい。また、前記ガイド溝は、その傾斜面を平面とするとよいが、円錐面としてもよい。
尚、前記第１部品は、前記従来例のシリンダヘッド及びフロントカバーのように２部品で構成されるものであってもよい。
【００１１】
【発明の効果】
本発明によれば、前記第１部品に、前記第２部品を接合する際に、前記凸部に前記ガイド溝を案内させて行う斜め方向からの接合により、こすりを生じることを回避でき、これにより、シール剤の剥がれ等が防止され、シール部の信頼性が向上すると共に、シール剤を塗布した上での接合作業の作業性が向上する。特に、前記第１部材が２部品で構成される場合に、その取外しをすることなく、良好な同時シールを行うことができ、整備性が向上する。
【００１２】
また、傾斜角度を略４５°とすることで、偏りなく斜めに移動させることができる。
また、ガイド溝の傾斜面を平面又は円錐面とすることで、加工が容易となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１は本発明の一実施形態を示す自動車用エンジンの側面図である。
【００１４】
図中１はシリンダブロック、２はシリンダブロック１の上面側に取付けられるシリンダヘッド、３はシリンダヘッド２の上面側に取付けられてこれらの間にカムシャフト（図示せず）を支持するカムブラケット、４はシリンダブロック１、シリンダヘッド２及びカムブラケット３のフロント側に取付けられるフロントカバー、５はシリンダブロック１及びフロントカバー４の下面側に取付けられるオイルパンを示している。
【００１５】
ここで、シリンダヘッド２へのカムブラケット３の取付けのため、シリンダヘッド２の上側の接合面ａには、ねじ孔６が形成され、これに対応して、カムブラケット３には、ボルト挿通孔７が貫通形成されている。
【００１６】
また、シリンダヘッド２には、カムブラケット３の位置決め用の凸部として、ねじ孔６の開口部側（上端側）に環状のカラー８を打込んで、シリンダヘッド２上面より突出させている。そして、カムブラケット３には、前記凸部に対応する凹部として、前記ボルト挿通孔７の下端側を拡径して、凹部９を形成してある。
【００１７】
従って、シリンダヘッド２へのカムブラケット３の組付けに際しては、シリンダヘッド２の上側の接合面ａにシール剤（液体ガスケット）を均一に塗布した後、凸部（カラー）８に、カムブラケット３側の凹部９を合わせて、位置決めし、シリンダヘッド２の上側の接合面ａにカムブラケット３の下側の接合面ａ’をシール剤を介して接合する。この後、図示しないボルトをカムブラケット３のボルト挿通孔７より挿入し、シリンダヘッド２側のねじ孔６に螺合して締付ける。
【００１８】
フロントカバー４は、その接合面ｂにシール剤（液体ガスケット）を均一に塗布した後、シリンダヘッド２及びカムブラケット３の接合面ｂ’に接合して、組付ける。
【００１９】
一方、組付け後、例えばカムシャフトの取外しのため、フロントカバー４を取外すことなく、カムブラケット３を取外した場合は、カムブラケット３の再組付け時に、シリンダヘッド２及びフロントカバー４に対して、カムブラケット３をシール剤を介して接合する必要がある。
【００２０】
すなわち、内側に互いに略直角に交わる２つの接合面ａ，ｂを有する第１部品（シリンダヘッド２及びフロントカバー４）に対し、外側に互いに略直角に交わる２つの接合面ａ’，ｂ’を有する第２部品（カムブラケット３）を、各２つの接合面同士をシール剤を介して密着させてシールする必要がある。
【００２１】
このため、以下のような工夫をしてある。
すなわち、図２及び図３に示すように、カムブラケット３の凹部９の内側面であって、カムブラケット３の２つの接合面ａ’，ｂ’の交線ｍ側の内側面に、凹部９の開口部側に向かって拡開する斜めのガイド溝１０を設けてある。
【００２２】
このガイド溝１０の傾斜角度は略４５°とする。また、傾斜面は平面とするが、図４に示すように円錐面としてもよい。
このようなガイド溝１０付きの凹部９を有する場合のカムブラケット３の再組付け時の工程図を図５〜図７に示す。
【００２３】
先ず、図５に示すように、シリンダヘッド２及びフロントカバー４側の接合面ａ，ｂにシール剤（液体ガスケット）を均一に塗布する。
次に、同じく図５に示すように、カムブラケット３をセットして、シリンダヘッド２側の位置決め用の凸部（カラー）８の先端に対し、カムブラケット３側の凹部９のガイド溝１０を接触させる。
【００２４】
この状態から、図６に示すように、ガイド溝１０により案内させつつ、斜め４５°の方向にカムブラケット３を移動させ、最終的には、図７に示すように、同時に、各２つの接合面同士（ａとａ’、ｂとｂ’）をシール剤を介して密着させてシールする。
【００２５】
このようにすれば、カムブラケット３がシリンダヘッド２及びフロントカバー４の接合面ａ，ｂにほぼ同時に着座し、接合面ａ，ｂに塗布したシール剤をこすって剥がすことがないので、良好なシール状態が得られる。
【００２６】
尚、本発明に係る部品の接合構造は、例えば図１において、シリンダブロック１及びオイルパン５を第１部品とし、これにフロントカバー４を第２部品として組付ける際に、シリンダブロック１側に凸部、フロントカバー４側に凹部の位置決め手段１１がある場合にも、適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示すエンジンの側面図
【図２】ガイド溝付き凹部の詳細図
【図３】ガイド溝付き凹部の概略斜視図
【図４】他の実施形態を示すガイド溝付き凹部の詳細図
【図５】カムブラケット再組付け時の工程図（１）
【図６】カムブラケット再組付け時の工程図（２）
【図７】カムブラケット再組付け時の工程図（３）
【図８】従来例を示す組付け時の工程図（１）
【図９】従来例を示す組付け時の工程図（２）
【図１０】従来例を示す組付け時の工程図（３）
【図１１】従来の問題点を示す図
【符号の説明】
１ シリンダブロック
２ シリンダヘッド（第１部品）
３ カムブラケット（第２部品）
４ フロントカバー（第１部品）
５ オイルパン
６ ねじ孔
７ ボルト挿通孔
８ 凸部
９ 凹部
１０ ガイド溝
Claims (4)
- 内側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第１部品に対し、外側に互いに略直角に交わる２つの接合面を有する第２部品を、各２つの接合面同士をシール剤を介して密着させてシールする部品の接合構造であって、
前記第１部品には、その一方の接合面に、前記第２部品の位置決め用の凸部を形成し、前記第２部品には、前記凸部に対応する凹部を形成してなるものにおいて、
前記第２部品の前記凹部の内側面であって、前記第２部品の２つの接合面の交線側の内側面に、前記凹部の開口部側に向かって拡開する斜めのガイド溝を設けたことを特徴とする部品の接合構造。 - 前記ガイド溝は、略４５°の傾斜角度としたことを特徴とする請求項１記載の部品の接合構造。
- 前記ガイド溝は、その傾斜面を平面としたことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の部品の接合構造。
- 前記ガイド溝は、その傾斜面を円錐面としたことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の部品の接合構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14361999A JP3598876B2 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 部品の接合構造 |
| US09/572,964 US6517274B1 (en) | 1999-05-24 | 2000-05-18 | Sealed joining of two parts each having joining surfaces meeting at right angles |
| DE10025591A DE10025591B4 (de) | 1999-05-24 | 2000-05-24 | Dichte Verbindung zweier Teile, wovon jedes rechtwinklig zusammenstoßende Verbindungsoberflächen besitzt |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14361999A JP3598876B2 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 部品の接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000337317A JP2000337317A (ja) | 2000-12-05 |
| JP3598876B2 true JP3598876B2 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=15342969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14361999A Expired - Lifetime JP3598876B2 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 部品の接合構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6517274B1 (ja) |
| JP (1) | JP3598876B2 (ja) |
| DE (1) | DE10025591B4 (ja) |
Families Citing this family (13)
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|---|---|---|---|---|
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| USD757124S1 (en) | 2009-02-23 | 2016-05-24 | Fecon, Inc. | Land clearing tool interface |
| WO2009105752A2 (en) | 2008-02-22 | 2009-08-27 | Fecon, Inc. | Apparatus and method for land clearing and preparation |
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