JP3597668B2 - 廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、廃棄された冷蔵庫からそのコンプレッサを分離するための廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、廃棄された電気冷蔵庫のリサイクル化の方法としては、廃冷蔵庫を破砕機によって破砕し、各素材に分離して再利用を図る方法が考えられている。このとき、電気冷蔵庫を構成する筺体、引き出し、その他の部品の大部分は、肉厚が薄い金属板又はプラスチック板により構成されており、破砕機で十分破砕することができるが、コンプレッサは非常に堅牢であるため破砕が困難である。このため、廃冷蔵庫を処理する場合、前もってコンプレッサを分離する必要があり、それに用いる装置が提案されている。
【0003】
図28は例えば特開平5−146770号公報に示された従来の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置を示す構成図、図29は図28の装置による作業状態を示す構成図である。図において、1は一対のレール、2はレール1に沿って移動可能な台車、3は台車2上に横置きされている廃冷蔵庫であり、この廃冷蔵庫3は、筺体3aとこの筺体3aに内蔵されたコンプレッサ3bとを有している。
【0004】
4は台車2の上方に設けられている第1の油圧シリンダ、5は第1の油圧シリンダ4により上下動して廃冷蔵庫3を台車2上に押さえ付ける第1の押圧部材、6は台車2の側方に設けられている第2の油圧シリンダ、7は第2の油圧シリンダ6により図の左右へ往復動して廃冷蔵庫3に接離する第2の押圧部材、8は第2の油圧シリンダ6に対向して台車2の側方に設けられている第3の油圧シリンダ、9は第3の油圧シリンダ8により図の左右へ往復動して廃冷蔵庫3に接離する第3の押圧部材である。
【0005】
10はコンプレッサ3bを把持して筺体3aから引き出すための爪、11は爪10を開閉するための開閉用シリンダ、12は爪10を廃冷蔵庫3に対して前進・後退させる移動用シリンダ、13は爪10,開閉用シリンダ11及び移動用シリンダ12等を上下動させる昇降装置、14は筺体3aから引き出されたコンプレッサ3bを受けるかごである。
【0006】
次に、動作について説明する。図28に示すように、廃冷蔵庫3が載せられた台車2が作業位置に搬送されると、図29に示すように、各油圧シリンダ4,6,8により各押圧部材5,7,9が廃冷蔵庫3に押し付けられ、廃冷蔵庫3が固定される。この状態で、移動用シリンダ12により、爪10が廃冷蔵庫3側へ移動され、筺体3a内に挿入される。このとき、廃冷蔵庫3の底板,配管及び配線等は、爪10により押し曲げられる。
【0007】
この後、開閉用シリンダ11により爪10が閉じられ、爪10によりコンプレッサ3bが把持される。そして、移動用シリンダ12により爪10が後退され、筺体3a内からコンプレッサ3bが引き出される。引き出されたコンプレッサ3bは、かご14内に落とされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置においては、コンプレッサ3bが爪10により把持されて筺体3a内から引き出されるが、実際には廃冷蔵庫3のコンプレッサ3bの形状には様々なものがあり、爪10によりコンプレッサ3bを安定して把持することは困難であった。また、コンプレッサ3bには配管の接続部や配線接続のための付属部品などの様々な突起があり、かつコンプレッサ3bの周辺にも様々な部品が配置されているため、爪10を進める上での障害となり、コンプレッサ3bを安定して把持できる位置まで爪10を進めることさえ困難な場合があった。
【0009】
さらに、従来の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置では、コンプレッサ3bを筺体3aから引き出すことにより、取付金具等を断ち切ってコンプレッサ3bと筺体3aとを分離するが、一般に廃冷蔵庫3の筺体3a自体の強度が低いため、コンプレッサ3bを筺体3aから引き出すと、取付金具等が断ち切られる前に筺体3aそのものが大きく変形して、各押圧部材5,7,9により筺体3aを拘束するのが困難になる上に、筺体3aの箱形形状が損なわれ、コンプレッサ3b分離後の筺体3aの搬送・処理等が面倒になることがあった。
【0010】
さらに、配管や配線の筺体3aに対する取付強度は一般的に低いため、コンプレッサ3bを引き出しても、配管や配線が筺体3a内から引き出されるだけで、切断に至らないこともあった。
【0011】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、廃冷蔵庫の筺体に大きな変形を与えることなく、種々の形状のコンプレッサを筺体からスムーズに分離することができる廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、筺体とこの筺体に内蔵されたコンプレッサとを有する廃冷蔵庫を保持する作業台、筺体の一部を切断する切断工具と、筺体内からコンプレッサを押し出して排出する爪とを有する解体ハンド、及びこの解体ハンドを所定の位置に送る位置決め装置を備え、切断工具による切断作業と爪による排出作業とは、互いに独立して実施可能になっているものである。
【0013】
請求項2の発明に係る廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、筺体から排出されたコンプレッサと筺体との間に接続されている配線類を切断する配線類切断装置を備えたものである。
【0014】
請求項3の発明に係る廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、作業台の下方に設けられ、筺体から分離されたコンプレッサを受けて搬送するベルトコンベアを備えたものである。
【0015】
請求項4の発明に係る廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、筺体から排出されたコンプレッサと筺体との間に接続されている配線類をまとめる配線類案内装置を備えたものである。
【0016】
請求項5の発明に係る廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、V字状の切込が設けられており配線類に対して前進・後退可能な案内板を、配線類案内装置に設けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置を示す構成図である。図において、21は作業台、22は作業台21上に保持(固定)されている廃冷蔵庫であり、この廃冷蔵庫22は、筺体23とこの筺体23に内蔵されたコンプレッサ24とを有している。また、筺体23には、コンプレッサ24の収納部を閉じる底板23aが設けられている。
【0018】
25は作業台21の近傍に設置されている位置決め装置としての垂直多関節ロボット、26は垂直多関節ロボット25の先端部に装着されている解体ハンドであり、この解体ハンド26は、廃冷蔵庫22の底板23aを切断する切断工具27と、筺体23内からコンプレッサ24を押し出して排出する爪28と、切断工具27及び爪28を垂直多関節ロボット25の手首に接続する接続板29とを有している。
【0019】
30は筺体23から排出されたコンプレッサ24と筺体23との間に接続されている配線類(配線及び配管等)を切断する配線類切断装置としてのギロチンシアであり、このギロチンシア30は、作業台21に固定された固定刃31、回転可能な移動刃32、及び移動刃32を駆動する回転駆動機構(例えば油圧モータ)33を有している。34は作業台21の下方に設けられ、筺体23から分離されたコンプレッサ24を受けて搬送するベルトコンベアである。なお、図2は図1の作業台21の周辺を垂直多関節ロボット25側から見た正面図である。
【0020】
次に、図3は図1の解体ハンド26の詳細を示す側面図、図4は図3の正面図である。図において、切断工具27は、ディスクカッタ35と、ディスクカッタ35を回転させる回転軸36と、ディスクカッタ35のカバー37とを有している。また、爪28はコンプレッサ24を押し出す排出筒38と、排出筒38の先端に固定されコンプレッサ24に当接する爪本体39とを有している。
【0021】
次に、動作について説明する。図5〜図10は図1の装置によるコンプレッサ分離作業を示す説明図である。まず、図5に示すように、廃冷蔵庫22のコンプレッサ11の周辺を、解体ハンド26の切断工具27により切断する。図11は廃冷蔵庫22の切断箇所を示す説明図であり、コンプレッサ24を挟んで底板23a上の2ヶ所を切断線ア、イに沿って切断する。また、必要であれば、切断線ウに沿っても切断する。このような切断の後、図6に示すように、解体ハンド26を廃冷蔵庫22から遠ざけるとともに垂直多関節ロボット25の手首を矢印Aの方向に回動させて解体ハンド26を反転させる。
【0022】
次に、解体ハンド26の爪28を廃冷蔵庫22の切断部上に矢印Bの方向へ進入させる。これにより、コンプレッサ24は筺体23外に押し出され、図7の状態となる。この後、さらに爪28を矢印Cの方向へ移動させることにより、コンプレッサ24と筺体23との間に接続されている配線類24aが図8のように引き延ばされる。
【0023】
この後、解体ハンド26を矢印Dの方向へ後退させ、移動刃32を矢印Eの方向へ回動させることにより、図9に示すように、配線類24aが移動刃32と固定刃31とにより挟まれて切断される。これにより、コンプレッサ24は筺体23から切り離され、ベルトコンベア34上に落下され、ベルトコンベア34により搬出される。
【0024】
このように、本実施の形態1による廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置では、解体ハンド26により廃冷蔵庫22の底板23aを予め切断してからコンプレッサ24を分離するので、筺体23に大きな変形を与えることなくコンプレッサ24を分離することができる。また、コンプレッサ24に接続された配線類24aがギロチンシア30により切断されるので、コンプレッサ24の筺体23からの引き出し量を必要最小限としながら、コンプレッサ24を確実に分離することができる。
【0025】
一方、コンプレッサ24の排出では、コンプレッサ24を拘束して引き出すのではなく、押し出して排出するので、コンプレッサ24の形状に対する適応性に優れている。即ち、種々の構造を持つ廃冷蔵庫22から種々の形状のコンプレッサ24をスムーズに分離することができる。
【0026】
また、廃冷蔵庫22はその背面を下側にして作業台21上に保持されるので、廃冷蔵庫22の前面のハンドル(図示せず)により廃冷蔵庫22の姿勢が不安定になるのが防止される。
【0027】
ここで、廃冷蔵庫22の解体にあたっては、コンプレッサ24の分離前にフロン・冷却油回収を行う必要があるが、通常のフロン回収装置は、廃冷蔵庫22の背面を下側にし、重力を利用して冷却油を回収する構成になっている。これに対し、この例のコンプレッサ分離装置では廃冷蔵庫22の背面を下側にして分離作業を行うため、廃冷蔵庫22の姿勢を変える必要が無い。
【0028】
なお、上記の例では、解体ハンド26の位置決め装置に垂直多関節ロボット25を使用したが、これに限定されるものではなく、同様の機能を持つ電動又は油圧の位置決め装置を使用することができる。
【0029】
また、上記の例では、筺体23の切断とコンプレッサ24の排出とを一つの解体ハンド26で行う構造を示したが、これらを別々のハンドにより行うことも可能である。
さらに、上記の例では、配線類切断装置として回転式のギロチンシア30を示したが、例えばスライド式ギロチンシアなど、他の切断装置を使用することもできる。
【0030】
さらにまた、上記の例では、底板23aを切断してコンプレッサ24を分離する方法を示したが、筺体23の他の一部を切断してもよく、例えばコンプレッサ24が筺体23の側壁面に近接して設置されている場合などには、筺体23の側面を切断すればよい。
【0031】
実施の形態2.
次に、図12はこの発明の実施の形態2による廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置を示す構成図である。図において、41は作業台21に設けられ、筺体23から排出されたコンプレッサ24と筺体23との間に接続されている配線類24a(図7〜図9)を束ねる配線類案内装置であり、この配線類案内装置41は、図13及び図14にも示すように、V字状の切込42aが設けられている案内板42と、案内板42を前進・後退させる案内板用シリンダ43と、案内板42を支持する一対のガイド44とを有している。また、この例では、上記実施の形態1で用いられたギロチンシア30が省略されている。他の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0032】
次に、動作について説明する。まず、解体ハンド26により筺体23の一部が切断され、コンプレッサ24が筺体23から押し出されるが、そこまでの手順は上記実施の形態1の図5〜図7までと同様であり、その後の手順が実施の形態1と異なっている。即ち、図15に示すように、コンプレッサ24が筺体23から押し出され、配線類24aが引き延ばされた後、解体ハンド26は後退されコンプレッサ24から開離される。そして、配線類案内装置41の案内板42が案内板用シリンダ43により矢印F方向へ前進される。
【0033】
これにより、図16及び図17に示すように、コンプレッサ24は案内板42の切込42aの中央に寄せられ、配線類24aは案内板42の中央にまとめられる。この後、図18に示すように、解体ハンド26が回動されて切断工具27のディスクカッタ35の面が水平にされ、まとめられた配線類24aが切断工具27により切断される。これにより、コンプレッサ24はベルトコンベア34上に落下して搬出される。
【0034】
このように、作業台21に配線類案内装置41を設けて筺体23から引き出された配線類24aをまとめることにより、筺体23の切断用の切断工具27を配線類24aの切断用としても使用することができ、ギロチンシアなどの配線類専用の切断装置を省略することができる。
【0035】
なお、上記の例では、V字型の切込42aが設けられた案内板42を使用したが、配線類24aをまとめることができればよく、これに制限されるものではない。例えば図19及び図20に示すように、鋸状の突起を持つ回動可能な案内板42Aにより配線類24aを抑えるようにしてもよい。
【0036】
実施の形態3.
次に、図21はこの発明の実施の形態3による廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置の要部を示す側面図、図22は図21の正面図、図23は図22の底面図である。この例では、配線類案内装置41の下部に、案内板42の移動方向に対して直交する方向へ延びる分離部材としての分離棒45が配置されている。
【0037】
図18に示したディスクカッタ35による分離の際、状況によってはコンプレッサ24や配線類24aの一部が案内板42に引っ掛かって落下しない可能性がある。このような場合でも、分離棒45があれば、案内板42を後退させる際にコンプレッサ24が分離棒45により押されて案内板42から分離されて落下する。
【0038】
なお、上記の例では分離部材として分離棒45を示したが、これの代わりに例えば板状の分離板を用いても同様の効果がある。
【0039】
実施の形態4.
次に、図24はこの発明の実施の形態4による廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置の要部を示す平面図、図25は図24の側面図である。この例では、作業台21に排出補助板46が取り付けられている。この排出補助板46は、作業台21に対して矢印G方向へ往復動可能になっており、排出されるコンプレッサ24の下方に開口部46aが位置するように設置され使用される。
【0040】
図26及び図27は排出補助板46の働きを説明したものである。排出補助板46を使用しない図26の状態で矢印H方向にコンプレッサ24を押し出すと、コンプレッサ24に接続された配線類が発生する抵抗の状態によっては、図26に示したようにコンプレッサ24が筺体23内で例えば矢印Iの方向へ逃げて、適切に排出されない可能性がある。これに対して、排出補助板46を使用した図27の状態では、矢印J方向へコンプレッサ24を押し出すと、コンプレッサ24の排出方向が排出補助板46により制限されているので、筺体23内で逃げることなく、適切に排出される。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、切断工具と爪とを解体ハンドに搭載し、切断工具により筺体の一部を切断した後、爪によりコンプレッサを押し出して排出するようにしたので、廃冷蔵庫の筺体に大きな変形を与えることなく、種々の形状のコンプレッサを筺体からスムーズに分離することができる。
【0042】
請求項2の発明の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、筺体から排出されたコンプレッサと筺体との間に接続されている配線類を切断する配線類切断装置を設けたので、筺体を変形させずにコンプレッサを容易に分離することができる。
【0043】
請求項3の発明の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、筺体から分離されたコンプレッサを受けて搬送するベルトコンベアを作業台の下方に設けたので、コンプレッサを落下させるだけで容易に搬出することができる。
【0044】
請求項4の発明の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、筺体から排出されたコンプレッサと筺体との間に接続されている配線類をまとめる配線類案内装置を設けたので、配線類の切断をより確実に行うことができるとともに、筺体切断用の切断工具を配線類の切断にも使用することができる。
【0045】
請求項5の発明の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置は、V字状の切込が設けられており配線類に対して前進・後退可能な案内板を配線類案内装置に設けたので、簡単な構造で配線類を容易にまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置を示す構成図である。
【図2】図1の作業台周辺を垂直多関節ロボット側から見た正面図である。
【図3】図1の解体ハンドの詳細を示す側面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】図1の装置によるコンプレッサ分離作業を示す説明図である。
【図6】図5の後段の状態を示す説明図である。
【図7】図6の後段の状態を示す説明図である。
【図8】図7の後段の状態を示す説明図である。
【図9】図8の後段の状態を示す説明図である。
【図10】図9の後段の状態を示す説明図である。
【図11】図5における廃冷蔵庫の切断箇所を示す説明図である。
【図12】この発明の実施の形態2による廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置を示す構成図である。
【図13】図12の作業台周辺を垂直多関節ロボット側から見た正面図である。
【図14】図12の配線類案内装置を示す底面図である。
【図15】図12の装置によるコンプレッサ分離作業を示す説明図である。
【図16】図15の後段の状態を示す説明図である。
【図17】図16の要部平面図である。
【図18】図16の後段の状態を示す説明図である。
【図19】図12の案内板の他の例を示す構成図である。
【図20】図19の案内板の斜視図である。
【図21】この発明の実施の形態3による廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置の要部を示す側面図である。
【図22】図21の正面図である。
【図23】図22の底面図である。
【図24】この発明の実施の形態4による廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置の要部を示す平面図である。
【図25】図24の側面図である。
【図26】図24の排出補助板がない場合の動作の一例を示す説明図である。
【図27】図24の排出補助板を設けた場合の動作を示す説明図である。
【図28】従来の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置の一例を示す構成図である。
【図29】図28の装置による作業状態を示す構成図である。
【符号の説明】
21 作業台、22 廃冷蔵庫、23 筺体、24 コンプレッサ、24a 配線類、25 垂直多関節ロボット(位置決め装置)、26 解体ハンド、27切断工具、28 爪、30 ギロチンシア(配線類切断装置)、34 ベルトコンベア、41 配線類案内装置。
Claims (5)
- 筺体とこの筺体に内蔵されたコンプレッサとを有する廃冷蔵庫を保持する作業台、
上記筺体の一部を切断する切断工具と、上記筺体内から上記コンプレッサを押し出して排出する爪とを有する解体ハンド、及び
この解体ハンドを所定の位置に送る位置決め装置
を備え、
上記切断工具による切断作業と上記爪による排出作業とは、互いに独立して実施可能になっていることを特徴とする廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置。 - 筺体から排出されたコンプレッサと上記筺体との間に接続されている配線類を切断する配線類切断装置を備えていることを特徴とする請求項1記載の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置。
- 作業台の下方に設けられ、筺体から分離されたコンプレッサを受けて搬送するベルトコンベアを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置。
- 筺体から排出されたコンプレッサと上記筺体との間に接続されている配線類をまとめる配線類案内装置を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置。
- 配線類案内装置は、V字状の切込が設けられており配線類に対して前進・後退可能な案内板を有していることを特徴とする請求項4記載の廃冷蔵庫用コンプレッサ分離装置。
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