JP3596992B2 - 複合モード油圧変速装置 - Google Patents

複合モード油圧変速装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3596992B2
JP3596992B2 JP27981296A JP27981296A JP3596992B2 JP 3596992 B2 JP3596992 B2 JP 3596992B2 JP 27981296 A JP27981296 A JP 27981296A JP 27981296 A JP27981296 A JP 27981296A JP 3596992 B2 JP3596992 B2 JP 3596992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
port
cylinder block
hydraulic
swash plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27981296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1089441A (ja
Inventor
邦泰 長友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP27981296A priority Critical patent/JP3596992B2/ja
Priority to DE19740554A priority patent/DE19740554C2/de
Priority to US08/929,796 priority patent/US5904043A/en
Publication of JPH1089441A publication Critical patent/JPH1089441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3596992B2 publication Critical patent/JP3596992B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H39/00Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H47/00Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing
    • F16H47/02Combinations of mechanical gearing with fluid clutches or fluid gearing the fluid gearing being of the volumetric type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Motors (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
油圧ポンプと油圧モータよりなる通常の油圧変速装置と油圧ポンプ及び外部機械入力からなる機械−油圧変速機の双方の機能を選択切換可能な新しい油圧複合モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に示す油圧回路で示された可変型油圧ポンプ及び可変型油圧モータからなる油圧変速装置は一般にハイドロスタチックトランスミッション、HST型と総称されているもので、図8に補助的な機器を省略したHST型変速装置の構成図をしめす。
【0003】
このHST型変速装置は原動機の動力を流体の流量及び圧力に変換して可変型油圧ポンプから可変型油圧モータに伝達するもので、可変型油圧ポンプの斜板角度の制御及び可変型油圧モータの斜板角度の制御により図10に示す様に逆転・停止.正回・増速を含めて無段階に変化させることが可能なばかりでなく、配管により動力を伝達するため機械的に拘束されることのない高い柔軟性を有しているため建設機械を中心に大量に使用されている。
【0004】
図9は動力を機械系と油圧系に分けて伝達する機械−油圧変速機で一般にハイドロメカニカルトランスミション、HMT方式と総称されいるものであるがこの方式の変速装置は差動歯車装置とHST方式を組み合わせた方式が航空機用発電機を駆動するシステムに使用されているものの歯車を使用しない油圧ポンプ・油圧モータと類似の構造を持つHMT方式の開発例は極めて少なくここでは公開特許公報「平1−250661」に記載の構造を示すことにする。
【0005】
このHMT型変速装置はHST方式のように動力を損失の多い流体のみで伝達するのではなく可変斜板52が中立の時には図13に示す様にピストンが停止しており入力と出力の回転速度が一致し出力は全て機械的に伝達されるが、可変斜板52の傾斜角度の制御により油圧動力が加算されて減速及び増速が可能であるが図12に示す様に一般的には逆転が困難であり、配置上も入力軸と出力軸の位置が機械的に拘束されているため自由度が低く高い伝達効率を有するなどの大きな特徴にも係わらず実用段階には至っていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
第1の課題はHST型変速装置に関する。
【0007】
この型の油圧変速装置の最大の特徴は逆転・停止・正転を自由に制御することが可能であり、油圧モータの出力トルクと出力回転速度を自動的に制限する出力パワー制御と組み合わせて近年建設機械に大量に使用されているが、その性能は妥協の産物であり次に示す技術的問題点を抱えている。
【0008】
伝達効率は最良点でほぼ80%であるが、一般の部分負荷の領域では70%から75%程度の伝達効率で使用されおり効率向上は大きな課題である。
【0009】
出力速度を入力速度に対して増速する場合は図8に示す様に容量を減少させる機能を持つ可変油圧モータが使用されているが、容量を減少させるため同一負荷トルク当たりの油圧が上昇することから図10に示す様に使用可能トルクを出力速度の上昇に合わせて減少させる制御が併用する必要があり容量を減少させピストンを短ストローク化するため効率の低下が大きく高速で運転する割合の高い建設機械では重要な技術的課題となっている。
【0010】
第2の問題である油圧モータの騒音問題に関する。
【0011】
油圧モータの周波数は図8に示すシリンダブロック20の回転速度に直接関係しているため油圧モータ出力の高速化は騒音レベルの増加及びその音響周波数の上昇を招き不快感が増加すると言う問題点を持っている。
【0012】
第3の課題はHMT型変速装置に関する。
【0013】
この型の油圧変速装置の最大の特徴は高い効率にありHST方式とは異なる性格を有し出力速度nYが入力速度nXと一致する付近で図13に示す様にピストンは静止しその効率は最大となり、HST方式より約15%高い95%に達し更に90%を超す高い効率を維持して図12に示す様に出力速度の増速が可能であるばかりではなく増速しても同一トルク当たりの油圧は全く変化せずHST方式の可変型油圧モータとは異なる特性を有している。
【0014】
しかしながらHST方式のような逆転機能はなく、停止機能もHMT方式は図13に示すようにこの点でピストン速度が最大となるため実用上は安定な停止機能を保有していない。
【0015】
これも基本的なHMT方式の問題点であるが図9に於いて入力軸12から機械的な動力を出力軸13に伝達する機能が要求されるため入力側と出力側を構造上で完全に分離するのが難しく、機械的な位置関係が拘束されるためHST方式のような配置の自由度を保有していない。
【0016】
HMT方式にも基本的には油圧ポンプの機能が内蔵されているが入力側のポンプ部と出力側のモータ部を機械的のみならず流体的にも回転体として相互に接続されているため、静止したケーシングから外部の油圧回路との接続及び油圧ポンプの流量を他機能への流用ができない単一機能となっておりスペースの限られた建設車両での利用が困難となる要因となっている。
【0017】
第4の課題はHMT型変速機における駆動装置軸系に関する。
【0018】
HMT方式では第3の課題で述べたように機械的関係が拘束されると共に出力軸系は予想される最大トルクを伝達可能な強度を有する伝達軸系が要求されるためHST方式が最終駆動部に直接装着可能なこととも対比されHMT系変速機の構成価格及び重量を増加させる要因となっている。
【0019】
第5の課題はHMT方式で問題となるシステムの複雑化であるが、HST方式に準じる駆動系の単純さが強く要求されている。
【0020】
【問題を解決するための手段】
第1の問題である性能上の問題を解決する手段であるHST/HMT方式複合油圧変速機について以下述べる。
【0021】
図4に示す差動型油圧モータ01の入力軸14と外部原動機駆動軸40間にあるクラッチ66を開放状態とし内蔵したブレーキ60を制動状態して入力軸14を拘束した場合、外部油圧ポート85及び86に外部油圧ポンプ02より流体を供給することにより差動型モータ01は流体の流量に比例した速度(nH)で出力軸16が回転しHST型変速機と等価な機能を持つ。
【0022】
図4に示す変速装置において差動型油圧モータの機能の入力軸14と外部原動機駆動軸40間にあるクラッチ66を接合状態とし、また内蔵したブレーキ60を開放状態として入力軸14を外部駆動軸40と機械的に接続してnXなる速度で駆動した場合、外部油圧ポート85及び86に外部油圧ポンプ02より流体を供給することにより出力軸16は入力軸14の速度nXを基準にして更に流体の流量に比例した速度nHを上乗せ加算して出力速度(nY=nX+nH)の速度で回転するHMT型変速機と等価な動作を行う。
【0023】
図4に示す差動型油圧モータ01の入力軸14と外部原動機駆動軸40間にあるクラッチ66を開放状態とし内蔵したブレーキ60も開放状態した場合、差動型油圧モータの出力軸16は機械的拘束から開放されたフリーホイリングの状態となる。
【0024】
要約すればクラッチ66とブレーキ60の操作により3通りの異なったモードであるHST型変速機の機能である逆転−停止−低速機能と中速−高速増速領域での高い効率を持つHMT型変速装置の特性を合わせ持ち,かつ両者にない出力軸の無拘束フリーホイリングの機能を持つHST方式とHMT型変速機の長所を合わせ持つ新しい変速システムが可能となり性能上の問題は解決される。
【0025】
第2の問題は騒音低減についての解決手段を逆転、低−中速領域ではHST、中高速領域ではHMT型変速機に切換るHST/HMT複合変速方式により次に示す通り解決される。
【0026】
HST型変速機の騒音は一般に油圧とピストンの動作速度及びシリンダ内油圧の断続速度である切換弁の切換速度に強く関連していおり、油圧の上昇と高速出力回転は騒音発生条件を悪化させる傾向にある。
【0026】
HMT型変速機は67による油圧入力速度nHと共に外部原動機からの機械的入力速度nXが合成されるため出力回転速度は油圧的出力と機械的入力が加算された(nH+nX)となるが、騒音と直接関係したピストン速度及び切換弁での切換速度は出力回転速度nYに対し差の速度であるΔn=(nY−nX)に比例するため(nY=nX)でΔn=0となり図13に示す様にピストンは静止状態となりこの周辺ではほとんど騒音を発しないと言う有利な特性を持ち、高速領域でも(Δn<nY)に示す様に割り引かれた速度でしかなくHST型変速機に対して本質的に有利である。
【0027】
HST型変速装置は増速するため油圧モータの容量を減少させる可変方式をとっており高速になるに伴い同一トルク当たりの油圧が上昇するため油圧を一定に保持し出力トルクを出力速度の上昇と共に減少させる(速度×トルク=一定)の出力馬力一定制御をおこなっているが,これに対しHMT型変速方式では機械的入力nXに油圧的出力nHを上乗せする加算方式となるため油圧モータ自身の容量は一定であり出力回転速度が上昇しても油圧とトルクの関係は変化しないため広く建設機械で使用されている一定馬力制御の場合は出力速度の増加に対応して油圧を減少させることになり(速度×油圧=一定)の関係を保つため速度の増加は同時に油圧を低減することになり騒音上は上はHST型変速装置に比較して非常に有利となる。
【0028】
第3の問題であるHMT方式の基本的に有する配置の自由度の問題につきHST/HMT複合変速方式による解決手段につき述べる。
【0029】
本来HMT方式は油圧ポンプによる流体的入力のみでなく機械的入力が必要となるためその構造は図9及び公開特許公報「平1−250661」、「昭61−153055」に示している様に一体構造が採用され開発されつつあるが、この方式は入力軸と出力軸が流体的及び機械的に拘束されており配置の自由度を有していない。
【0030】
これに対し図4に示す方式はHMT動作の場合でも油圧モータ部がHST方式のように独立した差動型油圧モータとして油圧ポンプ側より分離されており、外部原動機よりの機械的入力は任意の延長駆動軸により接続され、また油圧入力は任意の外部油圧ポンプから任意の配管により行うことが可能であり図9に示す従来のHMT型変速機に比較して配置の自由度を確保している。
【0031】
更に高い自由度を得て分離型モータの利点を活用するため外部原動機43よりの機械的入力を図6に示す様に両端に自在継手を装着した傾斜自在の駆動軸と接続部に滑動可能なスプラインを有し軸方向に対して収縮可能な駆動軸を使用することによりHST方式に準じた配置の自由度を可能にした。
【0032】
第4の課題はHMT方式における駆動装置軸系に関する解決手段につき述べる。
【0033】
一般に建設機械用変速装置のトルク−速度特性は図10に示すように低速大トルク、高速低トルクの一定馬力曲線の内側で使用される。
【0034】
この場合伝達トルクの大きくなる低速−大トルク領域ではHST方式が効率上適しており高速−低トルク範囲ではHMT方式が効率及び騒音上適している。
【0035】
図4に示す方式はHMT動作の場合でも油圧モータ部がHST方式の様に独立した差動型油圧モータとして油圧ポンプ側より分離されており、外部原動機よりの機械的入力は任意の延長駆動軸により接続され配置の自由度を確保している。
【0036】
この場合の機械的入力の延長駆動軸はHMT方式で出力される場合に必要となるもので大トルクを出力するHST型変速方式では必要とされない。
【0037】
もし図4でのブレーキ60を原動機に近い位置に配置して駆動する場合は機械入力駆動軸系はHST方式で必要な最大トルクが作用しその強度はHST方式を含めた最大強度を必要とする。
【0038】
このため図4でのブレーキ60を油圧モータ側に内蔵または装着することにより機械入力駆動軸の強度をHST型の大トルクは入力駆動軸系に影響せず入力駆動系の強度は低トルクのHMT方式での値に対応するものでよく価格は低減可能となる。
【0039】
第5の課題はHMT方式における駆動装置系の単純化の解決手段につき述べる。
【0040】
機械系接続部分を削減するためクラッチ66をモータ本体に内蔵させて油圧モータの自己完結性を持たせHST方式に準じた単純さを実現する。
【0041】
【発明実施例】
本発明の第1の請求項に対し図1、図3記載の実施例につき説明する。
【0042】
軸受90及び91により保持されて回転可能な斜板53と接合され一体化された第1の軸16、ピストン30の球面端部と傾斜回転自在に接合されたスリパーパッド31の他の面をリテーナ32により回転可能な斜板53の摺動面に摺接された多数のピストン30を液密摺動自在に挿入し外部に接続可能な入力軸となる第2の軸14と機械的に接続され各シリンダの底部にピストンが吸入及び吐出するためのポート23を有し軸受92及び93で保持されたシリンダブロック22、第1の軸16に一体化された偏芯軸17に実質的に摺接する複数のドライブロッド27を往復ストロークを行なわせて摺接するリング型切換弁26を揺動させることによりポート23をリング型切換弁の外側室85又は内側室86に切換接続することで第1の軸16の回転角度と第2の軸14の回転角度の差により制御され選択接続するリング弁型切換弁26を有しているが、図1に示す切換弁は説明を容易にするため上死点及び下死点での位置を示しており弁は閉の状態にあるべきであるが便宜上偏芯軸17が90度回転した位置を示している。
【0043】
切換られたポート87及びポート88を回転可能なシリンダブロック22に実質的に密着接合されたロータリポート28の摺動面を経由して静止したケーシング側に配置されたポート85及び86に流体を伝達するため回転軸と直角な面に配置されポート87及び88に接続された2個の同芯円状のポートを有するポートブロック摺動部28を有している。
【0044】
シリンダブロック22の円筒部にはスプライン状の溝が設けられ多数のブレーキ用摺動板64がシリンダブロック22と共に回転可能で軸方向には滑動自在な状態で挿入されており、同様の摺動板64はケーシング73の内側に設けたスプライン状の溝に回転方向を拘束され軸方向は滑動自在な状態で挿入されている。
【0045】
ブレーキ押付ピストン62はケーシング73内側に液密摺動自在に挿入されブレーキ押付ピストン油圧ポート65に印加される制御圧力によりブレーキ摺動板64を圧縮してシリンダブロック22を制動してケーシング73に拘束する機能を有しているが、ブレーキ押付ピストン油圧ポート65の制御圧力が解除されると逆向きの力を有するブレーキ開放用ばね63により押し戻され開放状態に復帰する機能を持つ。
【0046】
外部原動機駆動軸40は外部に配置されたクラッチの入力軸15と回転可能な出力側のクラッチケーシング74に対し多数の摩擦板69を回転方向に拘束して軸方向に滑動自在状態で装着されておりクラッチ用押付ピストン67に接続されたクラッチ押付ピストン油圧ポート68に印加される制御圧力によりこのクラッチ摺動板が押付けられて外部原動機駆動軸40は接続状態となり入力軸14に接続されるが、クラッチ押付ピストン油圧ポート68の制御圧力が解除されると逆向きの力を有するクラッチ開放用ばねにより押し戻され開放状態に復帰する機能を持つ。
【0047】
かくして入力軸14と外部原動機駆動軸40間にあるクラッチ66をクラッチ押付ピストン油圧ポート68の制御圧力が解除して開放状態とし、ブレーキ押付ピストン62制御圧力を印加してブレーキ摺動板64を圧縮してシリンダブロック22を制動してケーシング73に拘束する状態の場合、外部油圧ポート85及び86に油圧ポンプより流体を供給することにより外部供給流体はロータリポートの摺動面28を通過して静止状態のシリンダブロック22に組み込まれた切換弁で第1の軸16に接続された偏芯軸17により駆動されるリング型切換弁26の外側室87又は内側室88の何れかのポートにピストン30のグループを前進中のグループと後退中のグループに分けて接続される。
【0048】
この結果シリンダブロック22が停止しているため回転可能な斜板53は差動型油圧モータの外部ポート85、86に供給される流体の流量に比例した速度nHで回転することになり図8に示す可変型モータを固定容量とした場合と等価な機能を有するHST型変速装置として機能する。
【0049】
次にブレーキ押付ピストン62制御圧力を開放してブレーキ摺動板64の圧縮を開放してシリンダダブロック22をケーシング73の拘束から開放し、更に入力軸14と外部原動機駆動軸40間にあるクラッチ66をクラッチ押付ピストン油圧ポート68の制御圧力を印加して接続状態として外部原動機駆動軸40により入力軸14を速度nXで駆動可能な状態とすると共に、外部油圧ポート85及び86に外部の油圧ポンプより流体を供給することにより供給流体はロータリポートの摺動面28を通過して外部原動機駆動軸によりnXで回転駆動状態にあるシリンダブロック22に装着されている第1の軸16に接続された偏芯軸17により駆動されるリング型切換弁26の外側室87又は内側室88の何れかのポートにピストン30のグループが前進中のグループと後退中のグループに分けられて接続される。
【0050】
回転可能な斜板53はシリンダブロック22が駆動され回転状態にあり差動型油圧モータの外部ポート85、86に供給される流体流量に比例した相対速度nHで基準となるシリンダブロック22に対して回転することになり、結果的には外部原動機による駆動されているシリンダブロック22の速度nXが加算されて、出力軸16はnY=nX+nHと油圧動力による駆動速度nHと機械的入力速度nXとの和となり図8のHMT型変速機と等価な機能を有する変速装置して機能する。
【0051】
ブレーキ摺動板64の圧縮を開放してシリンダダブロック22をケーシング73の拘束から開放したままで、更に入力軸14と外部原動機駆動軸40間にあるクラッチ66の制御圧力を解除して開放状態として外部原動機駆動軸40による影響を遮断すると外部油圧ポンプの供給流量に無関係に出力軸16は軸受90、91、92、93で保持された遊転状態、即ちフリーホイリング状態となる。
【0052】
かくして図4に示す様に入力軸14と外部原動機駆動軸40間にあるクラッチ66の接合/開放の条件と実質的に入力軸14を拘束するブレーキ60の制動/開放の条件により、既に述べた様にHST型変速装置の機能、HMT型変速装置の機能、フリーホイリングの機能を自由に選択することが可能である。
【0053】
本発明の第2の請求項の実施例につき述べる。
【0054】
図1に示すようにブレーキ60を差動モータのケーシングに内蔵したもので第4の課題に対応したものである。
【0055】
本発明の第3の請求項の実施例につき述べる。
【0056】
図2においてクラッチ66を差動モータケーシングに内蔵し図1に示す入力軸14を使用せず差動モータに直接外部原動機軸40を接続すると共に油圧モータに自己完結性を持たせたもので第5の課題に対応したものである。
【0057】
外部原動機駆動軸40は第2の軸14に直接多数のクラッチ摩擦板を配置し、また入力軸40に接続されたクラッチケーシングにも多数の摩擦板69が回転方向に拘束して軸方向に滑動自在状態で装着されておりクラッチ用押付ピストン67に接続されたクラッチ押付ピストン油圧ポート68に印加される制御圧力によりこのクラッチ摺動板が押付けられて外部原動機駆動軸40は接続状態となり入力軸14に接続されるが、クラッチ押付ピストン油圧ポート68の制御圧力が解除されると逆向きの力を有するクラッチ開放用ばねにより押し戻され開放状態に復帰する機能を持つ。
【0058】
これにより差動モータは機器としての自己完結性を有するものとなる。
【0059】
第4の請求項に対する実施例を述べる。
【0060】
差動型油圧モータはHST方式のように油圧モータとして任意の外部油圧ポンプ02から任意の配管41/42により行うことが可能であるが、外部原動機43よりの機械的入力を図6に示すように両端に自在継手94を装着した傾斜自在の駆動軸40と接続部に滑動可能なスプライン95を有し軸方向に対して収縮可能な駆動軸を使用することにより外部原動機駆動軸43に対して中心線及び配置距離に関する配置の自由度を実現するもので第3の課題に対応したものである。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2に対応する複合モード変速装置の断面図を示す。
【図2】請求項3に対応する複合モード変速装置の断面図を示す。
【図3】第1図の断面Y−Yを示す。
【図4】請求項1に対応する複合モード変速装置の構成図
【図5】請求項3に対応する複合モード変速装置の構成図
【図6】請求項4に対応する複合モード変速装置の構成図
【図7】HST型変速装置の油圧回路図
【図8】可変型油圧ポンプと可変油圧モータによるHST型変速装置の構成図
【図9】HMT型変速装置、機械−油圧変速装置の構造図
【図10】図7のHST型の出力速度と出力トルクの使用範囲
【図11】図7HST型変速装置の出力軸回転速度に対するピストン速度
【図12】図8に示すHMT型変速装置の使用範囲
【図13】図8に示すHMT型変速装置のピストン速度
【図14】複合モード変速装置の使用範囲
【図15】複合モード変速装置のピストン速度
【符号の説明】
00 油圧モータ
01 差動型油圧モータ
02 可変型油圧ポンプ
03 原動機
04 油タンク
05 補助ポンプ
06 補給弁
07 安全弁
08 フラッシング弁
09 フイルター
10 可変型油圧ポンプの入力軸
11 可変型油圧モータの出力軸
12 HMT型変速装置の入力軸
13 HMT型変速装置の出力軸
14 差動型油圧モータのシリンダブロックに接続された第2の軸
15 差動型油圧モータの入力軸に接続されたクラッチ66の入力軸
16 差動型油圧モータの回転可能な斜板に接続された第1の軸
17 差動型油圧モータの第1の軸に接続された偏芯軸
18 動力分配歯車装置
20 HST型ポンプ・モータのシリンダブロック
21 HMT型変速装置ののシリンダブロック
22 差動型油圧モータのシリンダブロック
23 差動型油圧モータのシリンダポート
24 油圧ポンプ、モータの切換弁部分
25 HMT型変速装置の切換弁部
26 差動型油圧モータのリング型切換弁
27 差動型油圧モータのリング型切換弁ドライブロッド
28 差動型油圧モータのロータリポート摺動部
30 ピストン
31 ピストンに接続されたスリーパパッド
32 スリパーパッドを保持するリテーナ
40 外部原動機による駆動軸
41 油圧ポンプよりの油圧供給油配管
42 油圧ポンプよりの油圧戻り油配管
43 差動型油圧モータの入力軸を駆動する原動機
44 出力軸により駆動される負荷
50 可変型油圧ポンプの可変角斜板
51 可変型油圧モータの可変角斜板
52 HMT型変速装置の回転可能な斜板
53 差動型モータの回転可能な斜板
60 差動型モータの入力軸に対する制動ブレーキ
61 差動型モータのシリンダブロック22に装着されたブレーキ装置
62 ブレーキの押付ピストン
63 ブレーキ摺動板開放用ばね
64 ブレーキ摺動板
65 ブレーキ押付ピストン用油圧ポート
66 外部駆動軸40と差動モータ入力軸14間に配置されたクラッチ
67 クラッチの押付ピストン
68 クラッチの押付ピストン用油圧ポート
69 クラッチ用摺動板
70 可変型油圧ポンプのケーシング
71 可変型油圧モータのケーシング
72 HMT型変速装置のケーシング
73 差動型モータのケーシング
74 クラッチのケーシング
75 可変型油圧ポンプの斜板制御装置
80 可変型油圧ポンプのポート
81 可変型油圧ポンプのポート
82 可変型油圧モータのポート
83 可変型油圧モータのポート
84 HMT型変速装置の内部ポート
85 差動型モータの外部ポート
86 差動型モータの外部ポート
87 差動型モータの85に接続した内部ポート
88 差動型モータの86に接続した内部ポート
90 差動型モータの回転可能な斜板を保持する軸受1
91 差動型モータの回転可能な斜板を保持する軸受2
92 差動型モータのシリンダブロックを保持する軸受1
93 差動型モータのシリンダブロックを保持する軸受2
94 駆動軸40に装着された自在継手
95 駆動軸で自在継手を有する軸のスプライン滑動部

Claims (4)

  1. 軸受により保持され回転可能な斜板と接合された第1の軸と、第2の軸と接合されたシリンダブロックに液密摺動自在に挿入され一端を斜板に摺接され往復運動する多数のピストンとシリンダブロック底部に配置されたポートに第1の軸と第2の軸の相対回転角度で制御され各ポートをピストンの前進と後退するグループに分けて切換るための切換弁を有しており、切換弁の吸入及び吐出ポートを静止したケーシングに接続された外部よりの供給配管ポート及び戻り配管ポートに接続のための液密摺動自在に流体を伝達するロータリポートを有する差動型油圧モータにおいて、外部原動機に接続された第2の軸との間に接続又は遮断する開閉自在のクラッチ及び第2の軸を静止したケーシングに固定制動するための開閉自在のブレーキを有する油圧変速装置。
  2. 軸受により保持され回転可能な斜板と接合された第1の軸と、第2の軸と接合されたシリンダブロックに液密摺動自在に挿入され一端を斜板に摺接され往復運動する多数のピストンとシリンダブロック底部に配置されたポートに第1の軸と第2の軸の相対回転角度で制御され各ポートをピストンの前進と後退するグループに分けて切換るための切換弁を有しており、切換弁の吸入及び吐出ポートを静止したケーシングに接続された外部よりの供給配管ポート及び戻り配管ポートに接続のための液密摺動自在に流体を伝達するロータリポートを有しており、外部原動機に接続された第2の軸を静止したケーシングに固定制動するための開閉自在のブレーキを内蔵する差動型油圧モータ。
  3. 軸受により保持され回転可能な斜板と接合された第1の軸と、第2の軸と接合されたシリンダブロックに液密摺動自在に挿入され一端を斜板に摺接され往復運動する多数のピストンとシリンダブロック底部に配置されたポートに第1の軸と第2の軸の相対回転角度で制御され各ポートをピストンの前進と後退するグループに分けて切換るための切換弁を有しており、切換弁の吸入及び吐出ポートを静止したケーシングに接続された外部よりの供給配管ポート及び戻り配管ポートに接続のための液密摺動自在に流体を伝達するロータリポートを有しており、第2の軸に装着され外部原動機に接続された駆動軸に対し接続又は遮断可能な開閉自在のクラッチを内蔵すると共に第2の軸を静止したケーシングに固定制動するための開閉自在のブレーキを内蔵する差動型油圧モータ。
  4. 軸受により保持され回転可能な斜板と接合された第1の軸と、第2の軸と接合されたシリンダブロックに液密摺動自在に挿入され一端を斜板に摺接され往復運動する多数のピストンとシリンダブロック底部に配置されたポートに第1の軸と第2の軸の相対回転角度で制御され各ポートをピストンの前進と後退するグループに分けて切換るための切換弁を有しており、切換弁の吸入及び吐出ポートを静止したケーシングに接続された外部よりの供給配管ポート及び戻り配管ポートに接続のための液密摺動自在に流体を伝達するロータリポートを有する差動型油圧モータにおいて、外部原動機の回転を第2の軸に伝達するため両方の端部に傾斜自在の自在継手を有する駆動軸と第2の軸の間に接続又は遮断する開閉自在のクラッチ及び第2の軸を静止したケーシングに固定制動するための開閉自在のブレーキを有する油圧変速装置。
JP27981296A 1996-09-15 1996-09-15 複合モード油圧変速装置 Expired - Fee Related JP3596992B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27981296A JP3596992B2 (ja) 1996-09-15 1996-09-15 複合モード油圧変速装置
DE19740554A DE19740554C2 (de) 1996-09-15 1997-09-15 Hydrostatisches Getriebe mit mehreren Betriebsarten
US08/929,796 US5904043A (en) 1996-09-15 1997-09-15 Combined mode hydrostatic transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27981296A JP3596992B2 (ja) 1996-09-15 1996-09-15 複合モード油圧変速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1089441A JPH1089441A (ja) 1998-04-07
JP3596992B2 true JP3596992B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=17616271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27981296A Expired - Fee Related JP3596992B2 (ja) 1996-09-15 1996-09-15 複合モード油圧変速装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5904043A (ja)
JP (1) JP3596992B2 (ja)
DE (1) DE19740554C2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5330394A (en) * 1991-07-09 1994-07-19 Hydro-Gear Limited Partnership Rider transaxle having improved hydrostatic transmission
US6062022A (en) * 1997-04-25 2000-05-16 General Dynamics Land Systems, Inc. Continuously variable hydrostatic transmission including 1:1 ratio lock-up clutch
US6092455A (en) * 1998-11-06 2000-07-25 Caterpillar Inc. Hydraulic pressure transformer
US6139458A (en) * 1999-06-02 2000-10-31 Caterpillar Inc. Hydrostatic/direct drive transmission system and associated method
AUPS300902A0 (en) * 2002-06-18 2002-07-11 Permo-Drive Research And Development Pty Ltd Decoupling mechanism for hydraulic pump/motor assembly
US6811510B1 (en) 2002-09-03 2004-11-02 Hydro-Gear Limited Partnership Hydraulic motor apparatus and vehicle
US7081061B1 (en) 2002-09-03 2006-07-25 Hydro-Gear Limited Partnership Hydraulic motor apparatus
US6811509B1 (en) 2002-09-03 2004-11-02 Hydro-Gear Limited Partnership Hydraulic motor apparatus including brake mechanism
US6840879B1 (en) * 2002-09-03 2005-01-11 Hydro-Gear Limited Partnership Hydraulic motor apparatus
DE102005021837A1 (de) * 2005-05-11 2006-12-28 Liebherr-Machines Bulle S.A. Antriebseinrichtung
US8359854B1 (en) * 2009-05-07 2013-01-29 Jaroslaw Judkiewicz Method of torque conversion with conservation of energy (no power loss)
CN102753851B (zh) 2009-11-20 2016-08-24 诺姆·马瑟斯 液压转矩转换器和转矩放大器
EP2733386B1 (en) * 2012-11-15 2017-06-07 Caterpillar Inc. Drive system
US20150198226A1 (en) * 2014-01-13 2015-07-16 Manuel Meitin Hydraulic variable drive train
EP3247582B1 (en) 2015-01-19 2024-04-17 Mathers Hydraulics Technologies Pty Ltd Hydro-mechanical transmission with multiple modes of operation and method of operating the same
US9908515B2 (en) 2015-06-29 2018-03-06 Deere & Company Drive assembly with multi-function actuator for motor and brake control
EA039170B1 (ru) 2015-12-21 2021-12-14 МЭТЕРС ГИДРАУЛИКС ТЕКНОЛОДЖИС ПиТиУай ЭлТэДэ Гидравлическая машина, характеризующаяся наличием кольца со скошенной кромкой
US11255193B2 (en) 2017-03-06 2022-02-22 Mathers Hydraulics Technologies Pty Ltd Hydraulic machine with stepped roller vane and fluid power system including hydraulic machine with starter motor capability

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2996135A (en) * 1958-06-06 1961-08-15 Daimler Benz Ag Hydrostatic driving means for the wheels of vehicles, particularly motor vehicles
US3405573A (en) * 1965-08-26 1968-10-15 Takekawa Toshio Variable speed mechanical hydraulic transmission mechanism especially suitable for heavy vehicles
DE2509670A1 (de) * 1975-03-06 1976-09-09 Motoren Turbinen Union Gasturbinentriebwerk fuer fahrzeuge
JP2563825B2 (ja) * 1987-12-25 1996-12-18 有限会社 長友流体機械研究所 液圧式変速装置
JPH0585211A (ja) * 1991-09-27 1993-04-06 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 作業車の車軸駆動装置
KR950019268A (ko) * 1993-12-30 1995-07-22 김무 유압모터의 타임딜레이밸브
US5701738A (en) * 1996-07-24 1997-12-30 Tecumseh Products Company Mechanical disconnect for variable speed hydrostatic transmission

Also Published As

Publication number Publication date
DE19740554A1 (de) 1998-04-23
JPH1089441A (ja) 1998-04-07
US5904043A (en) 1999-05-18
DE19740554C2 (de) 1999-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3596992B2 (ja) 複合モード油圧変速装置
US6997838B2 (en) Parallel hydromechanical underdrive transmission
US6672843B1 (en) Dual pump apparatus comprising dual drive shafts and auxiliary pump
US3486335A (en) Common valve plate hydrostatic transmission
EP0736152B1 (en) Continuously variable hydrostatic transmission
US9313947B1 (en) Vehicle with pump assembly
US7918088B1 (en) Dual pump assembly
US4077211A (en) Steplessly variable hydraulic drive system for vehicle
US3808949A (en) Axial piston hydraulic motor
US6178746B1 (en) Hydrostatic machines for use in transmission and transaxle product
US7162870B1 (en) Pump assembly
US6085521A (en) Concentric axial piston transmission
JPS6363791B2 (ja)
JP4381528B2 (ja) 自動二輪車用伝動装置
JPH06193548A (ja) ハイドロメカニック式の駆動ユニット
JPH10267108A (ja) 電動油圧複合変速装置
JP2001200907A (ja) 動力伝達装置
CN104482159A (zh) 一种静液压变矩器
JPH11303724A (ja) 電動油圧複合変速装置
CA2225564C (en) Transaxle with hydrostatic transmission
WO2003074872A1 (en) An axial piston, swash plate hydraulic mechanism
JPH10311400A (ja) 液圧式無段変速装置
JPH10339364A (ja) ラジアルピストン式差動型油圧モータ
AU2003206498A1 (en) An axial piston, swash plate hydraulic mechanism
JPH0874964A (ja) 無段変速機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees