JP3595867B2 - 背負式散布機の調量装置 - Google Patents

背負式散布機の調量装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は薬剤・肥料等の散布剤を圃場等に散布する背負式散布機の調量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、薬剤・肥料等の散布剤を圃場等に散布する場合、単位面積あたりの散布量を変えている。そこで、従来においては、実公平6ー34843号公報に記載されているように、散布剤タンク内の散布剤を送風通路に供給する調量弁に、連動部材を介して調量レバーを連結し、この調量レバーの揺動操作で調量弁を開閉する一方、調量レバーの基部近傍に、調量レバーの揺動角に対する調量弁の開度を変更する弁開度変更体を調量レバーと独立して設け、圃場に応じて単位面積当たりの散布量を変更することができるようにしたものが知られている。また、調量レバーは、背負部に対し前方に大きく突出させて、作業者が背負った状態で調量レバーの自由端側操作部を把持して上下方向に揺動操作できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のものは、弁開度変更体が、調量レバーの基部近くに調量レバーと独立して設けられているため、散布機を背負って散布作業を行っている途中で圃場に応じて単位面積当たりの散布量を変更する場合、散布機を背負った状態では、弁開度変更体が見え難くて操作が行い難いし、また所望の弁開度に変更でき難い問題があった。
【0004】
本発明は、調量弁を操作する調量レバーを、調量操作方向と異なる方向に操作するだけの簡単な操作で調量レバーの揺動角に対する調量弁の開度を容易に且つ正確に変更することができる調量装置を提供することを主たる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、図1に示すように、枢支部を中心として揺動する調量レバーの操作で連動部材を介して調量弁を開閉動作させるようにした背負式散布機の調量装置において、調量レバー6を、揺動可能に支持される基レバー体6Aと、この基レバー体6Aにスライド可能に支持される操作部60をもつ先レバー体6Bとから構成し、この先レバー体6Bの基レバー体6Aへの支持位置に対し操作部60と反対側端部に連動部材14を連結した。
【0006】
請求項2記載の発明は、調量レバー6を調量操作方向と異なる方向に振り操作するだけの簡単な操作で調量レバー6の揺動角に対する調量弁5の開度を変更できるようにするため、図9に示すように、先レバー体6Bをさらに長さ方向に分割して、連動部材14が連結されるスライド体6Cと、操作部60をもつ操作体6Dとから構成し、この操作体6Dを、基レバー体6Aにその揺動方向と交差する方向に揺動可能に枢支すると共に、操作体6Dとスライド体6Cとの間に、操作体6Dの揺動操作でスライド体6Cをスライド動作させる連動機構21を設けた。
【0007】
請求項3記載の発明は、調量レバー6を調量操作方向と異なる方向に回し操作するだけの簡単な操作で調量レバー6の揺動角に対する調量弁5の開度を変更できるようにするため、図10に示すように、先レバー体6Bを、連動部材14が連結されるスライド体6Cと、基レバー体6Aに相対回転のみ可能に支持される操作体6Eとから構成し、この操作体6Eをスライド体に螺着した。
【0008】
請求項4記載の発明は、調量レバー6を回し操作するだけで調量レバー6の揺動角に対する調量弁5の開度を変更できるようにするため、図11に示すように、先レバー体6Bを、連動部材14が連結されるスライド体6Cと、基レバー体6Aに相対回転のみ可能に支持される操作体6Eとから構成し、この操作体6Eとスライド体6Cとの一方に、長さ方向に向かって周方向に傾斜するカム面601を設け、他方に、該カム面601と係合する係合突起602を設けた。
【0009】
【発明の作用効果】
請求項1記載の発明では、調量レバー6における先レバー体6Bをスライド操作することにより、連動部材14の先レバー体6Bへの連結点と、基レバー体6Aの枢支点との間の長さHを変更できて、調量レバー6の揺動角に対する調量弁5の開度を変更できるのである。従って、背負い状態で散布作業を行うときにおいても、調量レバー6を把持した状態で、先レバー体6Bを例えば肩部を支点として前後にスライドさせるだけの簡単な操作で弁開度を容易に、かつ正確に変更できるのである。
【0010】
請求項2記載の発明では、先レバー体6Bの操作体6Dを調量操作方向と異なる方向に振り操作することにより、連動部材14の先レバー体6Bとの連結点と基レバー体6Aの枢支点との間の長さHを変更でき、調量レバー6の揺動角に対する調量弁5の開度を変更できるから、背負い状態で散布作業を行うときにおいても、調量レバー6を把持した状態で、前記先レバー体6Bを例えば肘を支点として横方向に振り操作するだけの簡単な操作で弁開度を容易に、かつ正確に変更できるのである。
【0011】
請求項3記載の発明では、先レバー体6Bの操作体6Eを指で回し操作することにより、連動部材14の先レバー体6Bとの連結点と基レバー体6Aの枢支点との間の長さHを変更でき、調量レバー6の揺動角に対する調量弁5の開度を変更できるから、背負い状態で散布作業を行うときにおいても、調量レバー6を把持した状態で、先レバー体6Bの操作体6Eを指で回し操作するだけの簡単な操作で弁開度を容易に、かつ正確に変更できるのである。
【0012】
請求項4記載の発明では、先レバー体6Bの操作体6Eを指で回し操作することにより、連動部材14の先レバー体6Bとの連結点と基レバー体の枢支点との間の長さHを変更でき、調量レバー6の揺動角に対する調量弁5の開度を変更できるから、背負い状態で散布作業を行うときにおいても、調量レバー6を把持した状態で、先レバー体6Bの操作体6Eを指で回し操作するだけの簡単な操作で弁開度を容易に、かつ正確に変更できるのである。
【0013】
【発明の実施形態】
図6〜図8に示した背負式散布機は、作業者が背中に背負う背負部1aをもつ背負枠1の背面側に、エンジン2を装備し且つ上部に横長状の散布剤受入口31をもつ送風装置3を取付け、この送風装置3の上方に、上部に散布剤投入口41をもち且つ底部を横長状に形成した散布剤タンク4を着脱可能に装着している。
【0014】
この散布剤タンク4は、上部の投入口41側から底部に向かって絞り込まれた略漏斗状で、底面を開放したタンク本体4Aと、該タンク本体4Aの底部に、下方側から着脱可能に挿嵌支持する角形リング状の弁箱4Bとから成り、これらタンク本体4Aと弁箱4Bとの左右両側を、逆U字形のボルト42とナット43とで着脱可能に結合すると共に、前記弁箱4Bのタンク本体4Aから下方への突出部内側に、散布剤タンク4内の散布剤を調量して前記受入口31に供給する調量弁5を、横方向の弁軸51を介して開閉自在に設けている。尚、タンク本体4Aと弁箱4Bとを一体として散布剤タンク4を構成してもよい。
【0015】
送風装置3は、前記エンジン2により駆動されるファン3Aと、該ファン3Aを内蔵したファンケース3Bとから成り、このファンケース3B内に、ファン3Aの回りに沿って延びる送風通路32と、この送風通路32の出口近くから前記散布剤受入口31に連通する散布剤供給路33とを備え、送風通路32の出口にエルボ管10を介して噴管を着脱可能に接続するようにしている。
【0016】
また、ファンケース3Bの下部一側に、レバー受体12を取付け、このレバー受体12に、横軸から成る枢支部13を中心として上下方向に揺動可能な調量レバー6と、該調量レバー6を案内するレバーガイド7とを装着し、調量レバー6の反操作部側端部と前記弁軸51の端部に突設した杆受体52とを、ロッドから成る連動部材14で連結し、調量レバー6の上下方向の揺動操作で前記調量弁5を開閉動作させるようにしている。
【0017】
調量レバー6は、レバー受体12と一体に形成された前記枢支部13に揺動可能に支持される角筒状の基レバー体6Aと、この基レバー体6Aの内側にスライド可能に支持され且つ外方への突出部に操作部60をもつ先レバー体6Bとから成り、この先レバー体6Bを背負部1aに対し前方に大きく突出させて、作業者が背負った状態で自由端側操作部60を把持して水平に近い状態から上方に向かって調量弁5の開度調節領域A及び該開度調節領域Aを越えてさらに上方に揺動可能にしている。
【0018】
基レバー体6Aには、枢支部13に対し一方側の両側部に、長さ方向に延びるガイド孔61を設け、他方側下部に、長さ方向に所定間隔をおいて複数個の規制凹部62を設けると共に、この他方側の内側部に、前記レバーガイド7に形成される位置決め凹部の一つに選択的に係合する合成樹脂製の弾性変位可能な位置決め体15を設けている。
【0019】
また、先レバー体6Bには、前記枢支部13を受入れる長孔63を設けて、基レバー体6Aに対しスライド自在にすると共に、長孔63に対し操作部60と反対側端部に、前記枢支部13の軸心と並行で前記ガイド孔61に突入する連結ピン16を回動自在に保持し、この連結ピン16の一端部に、前記連動部材14の下端部を枢支ピン17を介して相対回転可能に連結し、先レバー体6Bの基レバー体6Aに対するスライド時、前記連結ピン16がガイド孔61に沿って移動して、連動部材14の先レバー体6Bへの連結点と、基レバー体6Aの枢支点との間の長さHを変更できるようにしている。さらに、先レバー体6Bの長孔63に対し操作部60側には、前記規制凹部62の一つと選択的に係合する合成樹脂製の弾性変位可能な係合体18を設けている。
【0020】
前記レバーガイド7は、前記枢支部13とともにレバー受体12と一体に形成されるのであって、調量レバー6の揺動方向に沿って前記枢支部13を中心とする略四半円形を呈し、調量レバー6との対向内面で、水平に近い下端部に、調量レバー6を水平に近い状態に停止させるストッパ71を設けると共に、このストッパ71から上方の所定角内で調量レバー6の前記開度調節領域Aでの揺動を許容する調量ガイド部7Aと、この調量ガイド部7Aを越えて上方側への揺動を許容する格納ガイド部7Bとを設けている。調量ガイド部7Aには、前記位置決め体15に係合して調量レバー6の揺動角を設定する複数個の第1位置決め凹部72と、前記枢支部13の自由端部に枢着する上限規制体19と係合して調量レバー6の揺動上限を段階的に設定する複数個の規制凹部73とを設け、また、格納ガイド部7Bの終端部には、前記位置決め体15に係合して調量レバー6の基レバー体6Aを垂直に近い格納状態に停止させる第2位置決め凹部74を設けている。
【0021】
前記上限規制体19は、前記枢支部13の自由端部に枢着するアーム部19aと、該アーム部19aの自由端から屈曲する筒部19bとにより略L字形に形成され、筒部19b内に、コイルバネ19dにより筒部19bから突出方向に付勢された係止ピン19cを保持し、該係止ピン19cを、その一端に形成された摘みを持って進退動作させるようにしている。
【0022】
以上の構成において、調量レバー6の先レバー体6Bは背負部1aに対し前方に大きく突出しているため、背負い状態で散布作業を行うとき、調量レバー6における先レバー体6Bの操作部60を把持して調量ガイド部7A領域内で揺動操作することにより、該先レバー体6Bと基レバー体6Aとが一体の状態で揺動し、調量弁5の開度を任意に調節できるのであり、このとき、位置決め体15が第1位置決め凹部72の一つと選択的に係合して、調量レバー6の操作位置、ひいては調量弁5の弁開度を維持できる。
【0023】
また、背負い状態で把持している先レバー体6Bを基レバー体6Aに対し作業者の前後にスライド操作することにより、連動部材14の先レバー体6Bとの連結点と基レバー体6Aの枢支点との間の長さHを変更でき、調量レバー6の揺動角に対する調量弁5の開度を変更できるのである。従って、背負い状態で散布作業を行うときにおいても、調量レバー6を把持した状態で調量レバー6の揺動角に対する弁開度を容易に、かつ正確に変更できるのである。このとき、係合体18が規制凹部62の一つと選択的に係合して、先レバー体6Bが基レバー体6Aと一体化する。
【0024】
第2実施形態では、図9に示すように、基レバー体6Aに対しスライド可能とした前記先レバー体6Bをさらに長さ方向に分割して、連動部材14が連結されるスライド体6Cと、操作部60をもつ操作体6Dとにより構成し、この操作体6Dの反操作部側端部を、基レバー体6Aの反ガイド孔側端部に縦軸20を介してその揺動方向と交差する横方向に揺動可能に枢支すると共に、操作体6Dとスライド体6Cとの間に、操作体6Dの揺動操作でスライド体6Cをスライド動作させる連動機構21を設け、操作体6Dの横方向への振り操作でスライド体6Cを基レバー体6Aに対しスライドさせ、第1実施形態と同様、連動部材14の先レバー体6Bとの連結点と基レバー体6Aの枢支点との間の長さHを変更するようにしている。
【0025】
また、前記連動機構21は、操作体6Dの枢支部側端部から突出する第1連動片22と、スライド体6Dから突出する第2連動片23及び第1連動片22に設ける長孔24と、第2連動片23に設ける連動ピン25とから成り、この連動ピン25を前記長孔24に挿嵌係合させている。また、前記操作体6Dと基レバー体6Aとの一方には、図示していないが前記係合体18を設け、他方には図示していないが前記規制凹部62を設けて、操作体6Dの基レバー体6Aに対する位置を維持できるようにする。また、第2実施形態において、以上説明した以外の構成については図1〜図8の第1実施形態と同様であるから、その構造の図示及び説明を省略する。
【0026】
第3実施形態では、図10に示すように、第2実施形態と同様、基レバー体6Aに対しスライド可能とした先レバー体6Bをさらに長さ方向に分割して、連動部材14が連結されるスライド体6Cと、基レバー体6Aに相対回転のみ可能に支持される操作体6Eとにより構成し、前記基レバー体6Aの反ガイド孔側端部に、貫通孔65aをもつ保持筒65を設けると共に、前記操作体6Eの反操作部側端部に、前記貫通孔65aに回転自在に挿通する軸部66と、環状の係止溝67とねじ軸68とを設け、軸部66を貫通孔65aに挿通した後係止溝に止め輪22を嵌合して、操作体6Eを基レバー体6Aに対し回転のみ可能とし、更に前記スライド体6Cの反ガイド孔側端部にねじ孔69を設け、このねじ孔69に前記ねじ軸68を螺着して、操作体6Eの回し操作でスライド体6Cを基レバー体6Aに対しスライドさせ、第1実施形態と同様、連動部材14の先レバー体6Bとの連結点と基レバー体6Aの枢支点との間の長さHを変更するようにしている。また、前記操作体6Eと基レバー体6Aとの一方には、図示していないが前記係合体18を設け、他方には図示していないが前記規制凹部62を設けて、操作体6Eのスライド体6Cに対する位置を維持できるようにする。また、以上説明した以外の構成については図1〜図8の第1実施形態と同様であるから、その構造の図示及び説明を省略する。
【0027】
第3実施形態において、前記ねじ軸68とねじ孔69とに代えて、図11に示す第4実施形態のように、基レバー体6Aに相対回転のみ可能に支持した操作体6Eと前記スライド体6Cとの一方に、長さ方向に向かって周方向に傾斜する螺旋状の溝から成るカム面601を設け、他方に、該カム面601に係合する係合突起602を設けて、操作体6Eの回し操作でスライド体6Cを基レバー体6Aに対しスライドさせ、第1実施形態と同様、連動部材14の先レバー体6Bとの連結点と基レバー体6Aの枢支点との間の長さHを変更するようにしている。また、前記操作体6Eと基レバー体6Aとの一方には、図示していないが前記係合体18を設け、他方には図示していないが前記規制凹部62を設けて、操作体6Eのスライド体6Cに対する位置を維持できるようにする。また、以上説明した以外の構成については図1〜図8の第1実施形態及び図10の第3実施形態と同様であるから、その構造の図示及び説明を省略する。
【0028】
以上の第2〜第4実施形態においても、第1実施形態と同様、背負い状態で散布作業を行うとき、調量レバー6における先レバー体6D,6Eの操作部60を把持して調量ガイド部7A領域内で揺動操作することにより、該先レバー体6D,6Eと基レバー体6Aとが一体の状態で揺動し、調量弁5の開度を任意に調節できるのであり、このとき、位置決め体15が第1位置決め凹部72の一つと選択的に係合して、調量レバー6の操作位置、ひいては調量弁5の弁開度を維持できる。
【0029】
また、背負い状態で把持している操作体6D,6Eを基レバー体6Aに対し横方向に振り操作又は回し操作することにより、連動部材14の先レバー体6Bとの連結点と基レバー体6Aの枢支点との間の長さHを変更でき、調量レバー6の揺動角に対する調量弁の開度を変更できるのである。従って、背負い状態で散布作業を行うときにおいても、調量レバー6を把持した状態で弁開度を容易に、かつ正確に変更できるのである。このとき、係合体18が規制凹部62の一つと選択的に係合して、先レバー体6Bが基レバー体6Aと一体化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明調量装置の縦断正面図。
【図2】同調量装置の横断平面図。
【図3】同上限規制体部分での断面図。
【図4】図1に対応した作動状態の説明図。
【図5】同図2に対応した作動状態の説明図。
【図6】同調量装置を装備した散布機の散布剤タンク・エンジンを省略した平面図。
【図7】同調量装置を装備した散布機の一部を断面した側面図。
【図8】同調量装置を装備した背負式散布機の一部を断面した正面図。
【図9】調量装置の第2実施形態を示す図2に対応した断面図。
【図10】同調量装置の第3実施形態を示す図2に対応した断面図。
【図11】同調量装置の第4実施形態を示す図2に対応した断面図。
【符号の説明】
5 調量弁
6 調量レバー
7 レバーガイド
7A 調量ガイド部
7B 格納ガイド部
13 枢支部
A 開度調節領域

Claims (4)

  1. 枢支部(13)を中心として揺動する調量レバー(6)の操作で連動部材(14)を介して調量弁(5)を開閉動作させるようにした背負式散布機の調量装置において、調量レバー(6)は、揺動可能に支持される基レバー体(6A)と、この基レバー体(6A)にスライド可能に支持される操作部(60)をもつ先レバー体(6B)とから成り、この先レバー体(6B)の基レバー体(6A)への支持位置に対し操作部(60)と反対側端部に連動部材(14)を連結していることを特徴とする背負式散布機の調量装置。
  2. 先レバー体(6B)は、さらに長さ方向に分割されて、連動部材(14)が連結されるスライド体(6C)と、操作部(60)をもつ操作体(6D)とから成り、この操作体(6D)が、基レバー体(6A)にその揺動方向と交差する方向に揺動可能に枢支されていると共に、操作体(6D)とスライド体(6C)との間に、操作体(6D)の揺動操作でスライド体(6C)をスライド動作させる連動機構(21)を設けている請求項1記載の背負式散布機の調量装置。
  3. 先レバー体(6B)は、連動部材(14)が連結されるスライド体(6C)と、基レバー体(6A)に相対回転のみ可能に支持される操作体(6E)とから成り、この操作体(6E)をスライド体(6C)に螺着している請求項1記載の背負式散布機の調量装置。
  4. 先レバー体(6B)は、連動部材(14)が連結されるスライド体(6C)と、基レバー体(6A)に相対回転のみ可能に支持される操作体(6E)とから成り、この操作体(6E)とスライド体(6C)との一方に、長さ方向に向かって周方向に傾斜するカム面(601)を設け、他方に、該カム面(601)と係合する係合突起(602)を設けている請求項1記載の背負式散布機の調量装置。
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