JP3594976B2 - 歯周疾患治療剤 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、塩基性線維芽細胞増殖因子および/またはその同族体を含有する歯周疾患治療剤に関する。更に詳しくは、歯周炎、嚢胞、口腔癌、抜歯、顎変形症等およびう触に起因する歯肉疾患、歯根膜組織、歯槽骨、セメント質等の歯周組織疾患、顎骨および象牙質の変形、欠損または病的状態の治癒を促進するために用いる薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
歯周疾患のうち、歯周炎の主要な原因として、歯根面に集落を形成する細菌によって引き起こされることが明確にされつつある現在、その治療としては、主としてスケーリングにより機械的に歯面に付着するプラークを除去し、プラークフリーの状態に保つことに重点がおかれている。
【0003】
また、重篤な歯周炎に対して行われる歯周外科療法においても、同様にポケット内の歯根面に付着したプラーク、歯石などの原因因子および病的組織を除去し口腔清掃をより効果的にする環境下に改善することを目的に行われている。さらに、最近ではこれらの療法に加えて抗生物質による化学療法も試みられている。
【0004】
しかし、これらの療法は病巣をなくし歯周炎の進行を阻止するが、破壊された歯周組織や吸収された歯槽骨の再生を積極的に修復、再生させるものではなく術後の治癒形態は自己の治癒能力に依存するものである。
【0005】
治癒形態としては再生(regeneration)治癒もしくは新付着(new attachment)治癒と再付着(reattachment)治癒に分けられる。再生治癒とは術後の治癒形態が、機能的回復の得られるコラーゲン線維の埋入が認められるセメント質の再生を伴う治癒形態である。一方、再付着とは、歯根表面に認められる長い上皮性付着あるいは機能的回復の望めないコラーゲン線維束の根表面への集積像を示す。
【0006】
従来より多数の基礎的、臨床的研究がなされてきたが、病理組織学的研究ではその多くが歯齦縁から根端側方向への上皮性細胞の侵入(down growth) による上皮性付着によるものであり、新付着しにくいことを示している。特に進行した歯周炎では、複雑なポケット形成とさまざまなタイプの骨破壊をともなっており、高度の骨吸収がみられる場合の骨再生は不可能である。また、Melcher(Melcher,A.H.:J.Periodontol.,47,256−260,1976)は、露出した歯根面への新付着を伴う歯周組織の回復のためには歯根膜由来細胞の増殖が必要であり、歯根面へ到達する細胞が上皮細胞、歯肉由来細胞や、骨由来細胞である場合には、長い接合上皮形成、歯根吸収や膠着(ankylosis) が起こると報告している。
【0007】
これらのことから、機能的回復を得る事を目的として、
(1)クエン酸による歯根表面の処理
(2)フィブロネクチンの局所への投与
(3)生体適合性の高いフィルターを用いて上皮性細胞の侵入を阻止し、歯根膜細胞を歯根表面に誘導する「組織再生誘導法(GTR法) 」
(4)歯槽骨の吸収に対しては、種々の移植材料を用いた骨欠損部位への移植などが基礎あるいは臨床で研究されている。
【0008】
しかし、(1)は細胞に対する為害性、(2)は高分子であるフィブロネクチンの安定性、抗原性、(3)は摘出のための再手術の必要性、また、(4)は移植材料の採取、保存、滅菌、あるいは吸収性などの種々の問題点を有しており、安全性、剤型化の容易性、有効性を兼ね備えた歯周組織、歯槽骨再生を促進する薬剤の開発が望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記安全性、安定性および有効性に優れた歯周疾患治療剤を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、塩基性線維芽細胞増殖因子および/またはその同族体を用いて歯周疾患治療剤として有用な薬剤を開発することに成功し、本発明を完成するに至った。
【0011】
塩基性線維芽細胞増殖因子(塩基性線維芽細胞成長因子ともいう。以下、bFGFという。)は、脳下垂体、脳、網膜、黄体、副腎、腎、胎盤、前立線、胸線、軟骨肉腫、マクロファージにおいて存在が確認されているペプチド性細胞成長因子である(「細胞成長因子partII」日本組織培養学会編、15〜20頁、朝倉書店)。FGFは当初、BALB/c3T3細胞などの線維芽細胞で強い増殖作用を示すこと(D. Gospodarowicz: Nature 249: 123,1974)から命名されたが、その後、中胚葉由来のほとんどの細胞、特に血管内皮細胞の増殖を促進する(D. Gospodarowicz: National Cancer Institute Monograph 48: 109.1978)ことまた、骨格筋のサテライト細胞の増殖も促進させる(R. E. Allen: Exp. Cell
Res. 152: 154, 1984 )ことが明らかとなっている。また近年では創傷治療におけるbFGFの臨床応用や、血管新生作用を用いた血管修復等へのFGFの応用も行なわれている。
また最近、線維芽細胞由来上皮細胞増殖因子が発見され、bFGFにより線維芽細胞を活性化させることにより、線維芽細胞由来上皮細胞増殖因子の産生を増加させるということも考えられる。
【0012】
歯周疾患の治療において、これらのbFGFおよび/またはその同族体を応用した報告はない。本発明者らは、これらのbFGFおよび/またはその同族体が、優れた歯周組織再生、歯槽骨再生促進効果を有し、歯周疾患の治療に有用であることを見いだした。
【0013】
本発明におけるbFGFおよび/またはその同族体は、天然あるいは遺伝子組み替え技術により微生物または培養細胞に産生させたものから単離精製することにより、あるいはそれらを化学的修飾または生物的修飾することにより得られる。また、bFGFとしては、特にヒトbFGFまたはその同族体が好ましい。
【0014】
また本発明の歯周疾患治療剤においては、有効成分としてbFGFの同族体を用いてもよい。ここで、bFGFの同族体とは、下記▲1▼または▲2▼のポリペプチドを意味する。
【0015】
▲1▼ 特定の哺乳動物で産生されるbFGFと実質的に同一のアミノ酸配列からなるポリペプチド。実質的に同一のアミノ酸配列とは、アミノ酸配列中の1〜6のアミノ酸が別種のアミノ酸により置換されたものでbFGFの生物活性を有するものを意味する。
【0016】
▲2▼ 特定の哺乳動物で産生されるbFGFのN末端および/またはC末端、または上記▲1▼のポリペプチドのN末端および/またはC末端に、追加のアミノ酸セグメントが追加されたポリペプチド。追加のアミノ酸セグメントとは、1〜12個のアミノ酸からなり、bFGFの生物活性または上記▲1▼のポリペプチドの生物活性を損なわないものを意味する。
【0017】
ヒトbFGFはアミノ酸146個のポリペプチドであるが、本発明の歯周疾患治療剤においては、ヒトbFGFの同族体(前記▲1▼の同族体)として、例えば公表特許公報 平2−504468に記載のアミノ酸146個のポリペプチドを用いてもよい。このポリペプチドは、ヒトbFGFのアミノ酸配列を構成する69位のシステイン(Cys)および87位のシステイン(Cys)がそれぞれセリン(Ser)により置換されたものである。
【0018】
また前記▲2▼の同族体として、例えば公表特許公報 昭63−500036に記載のアミノ酸154個のポリペプチドを用いてもよい。このポリペプチドは、ヒトbFGFのN末端にアミノ酸8個のセグメントが付加されたものである。
【0019】
また、N末端にMet−が付加されたアミノ酸147個のポリペプチドや、公表特許公報 昭63−501953に記載のN末端にアミノ酸11個からなるセグメントが付加されたアミノ酸157個のポリペプチドを用いてもよい。
【0020】
本発明の歯周疾患治療剤においては、bFGFおよびその同族体をそれぞれ単独で使用してもよいし、併用してもよい。さらに、bFGFの同族体としては前述したように複数種あるが、これらの同族体についても、それぞれ単独で使用してもよいし、併用してもよい。
【0021】
なお、生体内におけるbFGFの存在量は極微量であるため、本発明の歯周疾患治療剤を工業的に安定して供給するうえからは、遺伝子組換え技術により大腸菌等の微生物または培養細胞に産生させた、bFGFまたはその同族体を使用することが特に好ましい。bFGFまたはその同族体(この場合は一般に前記▲1▼のポリペプチド)を産生させるための遺伝子を微生物または培養細胞に組み込んだ場合、この微生物または培養細胞から産生されるものは、一般に、bFGFのN末端および/またはC末端、または上記▲1▼のポリペプチドのN末端および/またはC末端に、追加のアミノ酸セグメントが付加したもの、すなわち前述した▲2▼のポリペプチドである。
【0022】
本発明の歯周疾患治療剤は、優れた歯周組織再生促進作用を有しており、歯周炎の進行により喪失した歯周組織(セメント質、歯根膜、歯槽骨)の再生のみならず、関連する諸疾患、例えば、抜歯後および嚢胞・口腔癌摘出後の骨組織の修復、吸収・萎縮した歯槽骨の再構築、インプラント材の定着促進、う触により欠損した象牙質の再生等に有用であり、各種歯周疾患治療に用いられる。
【0023】
また、本発明の活性成分は非常に安全性が高く、ヒトbFGFにおいては、例えば単回投与毒性試験で、雌雄ラット皮下および経口投与によるLD50値は、共に75mg/kg 以上、雌雄イヌ皮下および経皮投与によるLD50値は、各々5および3.36mg/kg 以上であり、ラットおよび犬に対して投与可能な最大量投与量においても、雌雄共に死亡例は1例も認められなかった。
【0024】
かくして、本発明の歯周疾患治療剤は、通常の製剤技術に従ってbFGFおよび/またはその同族体を医薬上許容される担体、例えば溶剤、等張化剤、乳化剤、懸濁剤、安定化剤、歯科領域で使用される充填剤と合わせて、液剤、乳剤、ゲル剤などの外用剤、注入剤、貼布剤、注射剤、粉剤とすることができる。
【0025】
かかる本発明の歯周疾患治療剤は、抜歯、歯周外科処置あるいは滑面滑沢処理後の歯根面、剥離歯肉面、歯槽骨面あるいはその近傍に投与することにより使用できる。
【0026】
投与量は治療すべき症状、部位により適宜増減できるが、ヒトbFGFおよび/またはその同族体の場合は、1回 0.1〜1000μgを1日1〜3回患部またはその近傍に施用すると、所望の歯周疾患の治療効果が発揮される。
【0027】
【実施例】
つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
【0028】
ヒトbFGFの歯周組織再生促進作用を試験した。以下に、その試験方法および試験結果を示す。
【0029】
〔試験例〕 イヌ人工的歯周組織欠損術後の再生に及ぼす影響
ビーグル犬を用い、人工的歯周組織欠損術後の歯周組織再生に対するヒトbFGFの作用を、病理組織学的に検討した。
ブラッシング等により健常な歯周組織を確立し、常法により上顎左右前歯部位の歯肉粘膜弁を剥離して骨を裸出し、歯根部に相当する頬側骨面より骨および歯根膜を貫き象牙質にまで到達する人工的欠損(直経3mm、奥行き2mm)形態を作製した。なお欠損部の窩底はチゼルなどを用いてセメント質を除去し、象牙質を裸出した。
【0030】
その後、右側(実験側)に50μgのヒトbFGFを含有する水溶液を、左側(対照側)にヒトbFGFを含まない水溶液を投与し、歯肉粘膜弁をもとの位置に戻し縫合した。手術1週間後抜糸を行い、4週後に屠殺しアザン染色法により病理標本を作製し、光学顕微鏡にて観察した。
【0031】
実験側の観察結果を図1に、対照側の観察結果を図2に示した。いずれも10倍の倍率で観察した。
実験側においては、(1)歯冠側および根尖側の歯槽骨切断部より新生された骨(図1におけるa)が、欠損窩洞中央部に向かい増殖、侵入する像がみられた。骨梁辺縁には骨芽細胞(図1におけるb)が並び、また破骨細胞も認められ、骨の活発な改造機転の傾向がみられた。(2)新生された骨と根面との間に新生された歯根膜(図1におけるc)は、既存の歯根膜に比べてその幅は広く、毛細血管に富んでおり、その線維(図1におけるd)の走行は根面に斜走あるいは垂直に配列しつつあり、新生セメント質(図1におけるe)に埋入する像がみられた。また、(3)新生セメント質は既存のセメント質表面から裸出された根面上に形成され、根面象牙質の吸収窩にも新生セメント質がほぼ一様に形成されていた。新生骨と根面との間の新生歯根膜は既存の歯根膜と類似する像を呈していた。
【0032】
これに対し、対照側においては、(4)実験側と同様に、歯冠側および根尖側の歯槽骨切断部より新生された骨(図2におけるa)が欠損窩洞中央部に向かい増殖、侵入する像がみられたものの、実験側に比べて新生骨形成程度は低かった。(5)新生された骨と根面の間に生じた新生歯根膜の線維の増生程度も低かった。また、(6)新生セメント質(図2におけるe)も、既存のセメント質表面から根面上にかけて形成されるものの、欠損窩洞中央部に向かうにつれてその厚みは減少し、その形成程度は実験側に比べて低かった。
また、(7)内縁上皮細胞の侵入(down growth) による長い接合上皮の形成、根吸収や膠着(ankylosis) は、実験側、対照側共に認められなかった。
【0033】
これらの結果、ヒトbFGFは、歯周疾患治療にとって重要な破壊された歯周組織の改善、欠損および吸収された歯槽骨の再生に対して明かな促進作用を示した。
【0034】
【発明の効果】
以上の結果から明かなごとく、ヒトbFGFは、優れた歯周組織および象牙質再生作用を有し、歯周炎、抜歯、口腔癌、顎変形症等およびう触に起因する歯肉、歯根膜組織、セメント質等の歯周組織、顎骨および象牙質の変形、欠損または病的状態に対し優れた治癒促進作用を有する。
【0035】
このことより、本発明の歯周疾患治療剤は、歯周炎の進行により喪失した歯周組織(セメント質、歯根膜、歯槽骨)の再生、抜歯後および嚢胞・口腔癌摘出後の骨欠損の修復、吸収・萎縮した歯槽骨の再構築、インプラント材の定着促進、う触により欠損した象牙質の再生等に応用する事が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】イヌ人工歯周組織欠損術後の歯周組織再生試験における、実験側病理標本の光学顕微鏡写真である。
【図2】イヌ人工歯周組織欠損術後の歯周組織再生試験における、対照側病理標本の光学顕微鏡写真である。
【符号の説明】
a 新生骨
b 骨芽細胞
c 歯根膜
d 線維
e 新生セメント質
Claims (3)
- セメント質、歯根膜および歯槽骨の歯周組織を再生して、機能的回復を得るための、塩基性線維芽細胞増殖因子および/またはその同族体の1回の投与量中の含有量が0.1〜1000μgである歯周組織再生促進剤。
- 歯周組織再生が歯根膜の線維がセメント質に埋入することからなる請求項1記載の歯周組織再生促進剤。
- 塩基性線維芽細胞増殖因子および/またはその同族体が、ヒト塩基性線維芽細胞増殖因子および/またはその同族体である、請求項1または2記載の歯周組織再生促進剤。
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