JP3591807B2 - 油圧ダイクッション装置の制御方法 - Google Patents

油圧ダイクッション装置の制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プレスのダイクッション装置における、クッション作用とクッション能力を制御可能とする、油圧ダイクッション装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平7−24600号公報には、クッションパッドを下方より支持する複数の油圧シリンダよりなるクッションシリンダと、これらクッションシリンダを圧力制御することによりクッション作用を得るNCサーボ弁と、上記クッションパッドを下方より支持する油圧シリンダよりなるパッド上昇シリンダと、このパッド上昇シリンダの上室及び下室へ給排される圧油を制御することによりクッションパッドの予備加速、補助リフト、ロッキング及び上昇を行う位置制御サーボ弁とを具備してなるプレス油圧ダイクッション装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の技術では、クッションシリンダとパッド上昇シリンダを備える必要があるため、油圧回路や操作が複雑となるほか、装置がコスト高になる。そのうえ、ダイクッションの作用開始時に発生するサージ力を緩和する効果もあまり期待出来ない。
【0004】
この発明は、そのような不具合を改善するためになされたもので、油圧ダイクッション装置におけるサージ圧の発生を防止出来、クッション作用とクッション能力を、簡単な油圧回路で制御可能とする方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の油圧ダイクッション装置の制御方法は、クッションパッド60を付勢するダイクッションシリンダ2と、クッションパッド60の位置を直接的、あるいは間接的に検出する位置検出器3と、ダイクッションシリンダ2の作動圧油の圧力を検出する圧力検出器4と、作動圧油をダイクッションシリンダ2に供給する油圧回路に流量制御機器あるいは圧力制御機器を少なくとも1個を備えたダイクッション装置において、クッションパッド60の位置指令値と位置検出器3の位置検出信号との偏差量に基づいて算出された操作量に従って流量制御機器、あるいは圧力制御機器を制御するようにした(請求項1)。
【0006】
上記の油圧ダイクッション装置の制御方法において、操作量に従って流量制御機器あるいは圧力制御機器を制御する時点は、上型52とブランクホルダ62とによる成形材料53の押圧動作が開始される時点を含ませたり(請求項2)、操作量は偏差量を加減して算出されたもの(請求項3)とすることが好ましい。
【0007】
前記した各油圧ダイクッション装置の制御方法において、操作量に操作制限量を設け、算出された操作量が操作制限量を超える場合は、操作制限量で流量制御機器あるいは圧力制御機器を制御する(請求項4)とよい。
【0008】
上記の油圧ダイクッション装置の制御方法において、操作制限量は、位置検出器の位置検出信号、圧力検出器の圧力検出信号、及び上型52の速度の内、少なくともいずれか1つに基づいて算出される(請求項5)ようにしたり、流量制御機器は、操作量あるいは操作制限量を弁補償器で補償したもので制御される(請求項6)ようにすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の油圧ダイクッション装置の制御方法の実施の形態を、最もサージ圧が発生しやすく、かつ最も標準的なクランク式の機械プレスを例として、絞り成形を行う場合を、図面を参照しながら、その詳細を説明する。
【0010】
図1は機械プレスにおけるダイクッション装置の油圧回路図、図2は機械プレスの要部を示す構成図、図3は機械プレスの絞り加工の一行程を順次示す説明図、図4は制御方法のブロック図、そして、図5は加工の間における各部位の位置、または圧力の変動を示す線図である。
【0011】
機械プレス50には、図2に示したように、スライド51に上型52が、ボルスタ57に下型54が取り付けられている。成形材料53はブランクホルダ62上に供給され、ブランクホルダ62はクッションピン61を介してクッションパッド60で支持されている。クッションパッド60はダイクッションシリンダ2のピストンロッド2cの昇降運動に連動する。
【0012】
図1に示したように、ダイクッションシリンダ2のキャップ側のシリンダ室2bは、流量制御機器としての電磁比例流量制御弁6のaポートに接続されている。そして、ダイクッションシリンダ2のヘッド側のシリンダ室2aは、電磁切換弁7aを介して電磁比例流量制御弁6のbポート、及び電磁切換弁7bを介してタンク12に、それぞれ接続されている。
【0013】
この電磁比例流量制御弁6は中立状態でクローズセンタとなっており、すべてのポートが互いにブロックされている。そして、そのプレッシャポートは、アキュムレータ10を介してポンプ11の圧油供給側に、戻りポートはタンク12に、それぞれ接続されている。また、圧油供給側の油路において、電磁比例流量制御弁6を経由しない、絞り弁9と電磁切換弁8とからなるバイパス回路も設けられている。
【0014】
さらに、クッションパッド60には、ベースからの上下方向の位置を検出する位置検出器3が、ダイクッションシリンダ2のキャップ側のシリンダ室2bに通じる油路には圧力検出器4が、それぞれ設けられている。
【0015】
このようなダイクッション装置を備えた機械プレス50を用いて、絞り成形する一行程を工程順に説明する。なお、一例として、機械プレス50のストロークは380mm、ストローク数は10サイクル/分として説明する。
【0016】
第1工程
図2及び図3(a)に示したように、機械プレス50のスライド51が上死点にあり、ブランクホルダ62は上限にあり、このブランクホルダ62の上に成形材料53が乗っている。この時、電磁切換弁7aは閉、電磁切換弁7bは開、となっており、ダイクッションシリンダ2のヘッド側シリンダ室2aは、タンク12に向けて解放されている。電磁切換弁8は開で、ポンプ11から発生し、アキュムレータ10に蓄積された圧油は、絞り弁9を介して、ダイクッションシリンダ2のキャップ側シリンダ室2bをわずか加圧している。
【0017】
この時、図5で示した各部の位置と圧力の波形は、時間0秒の初期状態にある。そして、その時のクッションパッド60の位置は、線Eのように、200mmで押し切り状態、そして、ダイクッションシリンダ2のキャップ側シリンダ室2bの圧力は、線Dのように、約30kg/cm2となっている。
【0018】
図4(a)は、ダイクッションシリンダ圧の制御方法を示すブロック図であり、二点鎖線で示した範囲は制御装置20である。制御装置20に入力されるダイクッション開始位置指令が200、補償量が3で、従ってクッションパッド位置の指令値はそれらの合計の203となっている。一方、クッションパッド位置検出信号は上述のように200であり、位置偏差量は+3となっている。
【0019】
第1補償器、第2補償器は、最も単純な場合比例定数であるため、第1補償器、第2補償器、及び比較演算器を介した信号は、正の比較的に小さな値が出力され、弁補償器を介して、電磁比例流量制御弁6に出力される。
【0020】
弁補償器では、このように、圧力制御に電磁比例流量制御弁6を使用する場合、圧力制御を可能とするために、入力信号が0の場合は、スプール変位が最大で、b側スプールの移動量が最大値の2mmであり、入力信号が最大値の場合は、スプール変位が0で、b側スプールの移動量が0mm、すなわちシリンダ室2bは電磁比例流量制御弁6でポートブロックされるような出力信号となる演算が行われている。
【0021】
また、電磁比例流量制御弁6は、図示していないが、弁補償器から出力される信号に比例して、スプール位置が変位するように、スプール位置制御機能付きのものを使用している。このようにして、電磁比例流量制御弁6が作用して、ダイクッションシリンダ圧として、初期圧30kg/cm2が発生している。
【0022】
第2工程〜第3工程
すなわち、ダイクッションシリンダ2の圧力が、設定値まで上昇する過程である。図3(b)及び図3(c)に示したように、スライド51が降下して上型52が、成形材料53に当接する。
【0023】
そして、引き続いて絞り成形が開始される。スライド51、上型52、成形材料53、ブランクホルダ62は連動するので、クッションパッド60の位置、速度は、スライド51の位置、速度に依存する。
【0024】
スライド51がブランクホルダ62と連動中は、クッションパッド60の位置検出信号はスライドの下降とともに低下する。図4(a)の制御装置20において、位置検出信号の低下に伴い、位置の指令値は不変なため、位置の指令値と位置検出信号との偏差量が大きくなり、その位置の偏差量に基づいて、第1補償器、第2補償器、比較演算器、及び弁補償器で加減して算出された操作量により、電磁比例流量制御弁6に出力される信号は、そのスプール全開時に対して小さくなり、それに伴い、ダイクッションシリンダ2のキャップ側シリンダ室2bのダイクッションシリンダ圧も増加する。
【0025】
この時、図5において、ダイクッションシリンダ圧は、線Dが示す通り、サージ圧は発生せずに、安定して圧力が上昇している。これは、図4(a)に示した制御装置20のブロック図において、ダイクッション装置の系が安定に構成されているためである。
【0026】
換言すれば、図4(a)に示したダイクッションシリンダ圧の制御系で、XからYに至る開ループ伝達関数のY/Xの周波数特性において、−20dB程度のゲイン余裕をもたせてあるので、安定化されているのである。すなわち、ゲイン余裕は、第1補償器、第2補償器の設定値いかんで調節可能であり、本例の場合は、あらかじめ余裕をもって設定してある。
【0027】
この系は、位置制御サーボ系に相当し、ゲイン余裕が確保された安定な状態では、いかなる急激な外部から作用するプレス荷重に対しても、サージは発生せず、クッションパッド60の位置が下降しても、それに伴うダイクッションシリンダ圧は安定となる。
【0028】
すなわち、ダイクッションシリンダの安定な位置制御サーボ系を構成し、その系の中でのダイクッションシリンダ圧発生の作用を、ダイクッションシリンダのサージ圧発生防止に利用している点が本発明の特徴である。
【0029】
そのようにして上昇するダイクッションシリンダ圧、そのままではクッションパッド位置降下量に比例して限り無く上昇してしまう圧力は、位置の指令値と位置検出信号の偏差量に基づいた操作量から圧力検出信号に基づいた操作量を減じた操作量と、操作制限量を比較演算器で比較し、操作量が操作制限量を超す場合は、電磁比例流量制御弁6を操作して、設定された操作制限量の圧力で定常化される。このようにして、電磁比例流量制御弁6は、図4(a)に示したダイクッションシリンダ圧制御方法により自動制御されているが、それ以外の機器は第1工程で、電磁切換弁7aが閉、電磁切換弁7bが開となっている。
【0030】
すなわち、クッションパッド60の位置検出信号を用いて、電磁比例弁流量制御弁6を操作することにより、ダイクッションシリンダとピストンとの間に、サーボ的なバネ・マス系を構成し、ダイクッションシリンダに外部から作用する、スライド衝突等の力に対して、ダイクッションシリンダの動作を安定に操作することが可能となる。これにより、サージ圧発生が防止可能となり、さらに、圧力検出信号を利用して補正信号を出力することにより、スライド速度や油温によらないダイクッションシリンダ圧制御が可能となる。
【0031】
第3工程〜第4工程
前記した工程で発生した設定値通りのダイクッションシリンダのダイクッションシリンダ圧を維持して、図3(d)に示したように、プレスのスライド51は下死点まで達して、成形材料53の絞り成形が完了する。この時のダイクッションシリンダ圧は、図5の線Dにおける時間3秒後の地点となる。
【0032】
この工程では、プレス機械のスライド速度は、図5の線Cで示したように、なめらかに大きく変化する部分であり、スライド51の速度とともに変化するクッションパッド60の降下速度に対応して、ダイクッションシリンダ2のキャップ側シリンダ2b室から掃き出される油量も大幅に減少する。
【0033】
この時、図4(a)に示した、制御ブロック図の比較演算器の操作制限量を刻々、位置検出信号、圧力検出信号を基に演算し、油量変化にもよらず、ダイクッションシリンダ圧を一定に保持している。演算の一例として、本例では、位置検出信号からスライド速度を演算し、あらかじめ設けてある速度−圧力指令関数に基づき、操作制限量を決定している。その結果、電磁比例流量制御弁6のスプールの移動量は、図5の線Fに示したように、線Cのスライド速度に同調して低下している。
【0034】
スライド51が下死点に到達し成形が完了した時、電磁切換弁8は閉になり、圧油供給が遮断され、電磁比例流量制御弁6への指令は、強制的に0を出力し、電磁比例流量制御弁6のスプールは中立保持される。これは、ダイクッションの空気圧式の場合におけるロッキング作用に相当するもので、スライド51がきめられた位置まで上昇する間に、ブランクホルダ62上の製品が、上型52と干渉して破損されるのを防止するための処置である。また、電磁切換弁7aは開で、電磁切換弁7bは閉となって、次工程の製品のノックアウトに備える。
【0035】
工程5〜工程6
ブランクホルダ62を、スライド51の下死点位置に残留したまま、スライド51が上昇し、図3(e)に示したように、スライド51が製品から離脱する位置(162mm)に至った時、製品のノックアウトのために、図4(b)に示したノックアウト時の位置制御ブロック図に従って、電磁比例流量制御弁6が自動制御される。
【0036】
図4(b)に示したブロック図において、ノックアウト位置指令は、最も単純な場合一定値200をとり、現在の位置がスライド下死点に相当する38であり、位置偏差量に基づいて第4補償器、第5補償器を介して電磁比例流量制御弁6に出力される。
【0037】
クッションパッド60が上昇するにつれて、位置偏差量は小さくなり、位置偏差量が0になる位置、すなわちクッションパッド位置200となると、クッションパッド60は停止し、製品が排出され、絞り加工の一行程は終了する。
【0038】
そして、電磁切換弁7aが閉、電磁切換弁7bが開、電磁切換弁8が開となり、図4(a)に示したダイクッションシリンダ圧制御ブロック図に基づいて電磁比例流量制御弁6が自動制御される。その間にスライド51は、図3(f)に示した、上死点の位置を経て再度加工のため下降を開始する。
【0039】
なお、この第5工程〜第6工程における、製品ノックアウト時に適用された制御は、ダイクッションシリンダの位置制御であり、前記した第1工程〜第4工程における、ダイクッションシリンダ圧制御とは異なる。構成上は、第1工程〜第4工程では比較補償器、弁補償器、及び電磁比例流量制御弁の片ポート、すなわちbポートしか使用しない点、電磁切換弁8と絞り弁9を使用する点において異なる。
【0040】
図6は機械プレスにおけるダイクッション装置の別の油圧回路図を示すもので、図1に示したものと類似した回路からなるが、圧油供給側の油路における絞り弁9と電磁切換弁8を備えたバイパス回路を削除し、電磁比例流量御弁6のみで、前記と同様の制御方法により、サージ圧を発生させることなく、ダイクッションシリンダ圧を制御することも出来る。
【0041】
図7は、機械プレスにおけるダイクッション装置の別の油圧回路図を示すもので、圧力制御機器として電磁比例圧力制御弁48が、流量制御機器として電磁比例流量制御弁6が使用されている。
【0042】
この場合は、図4(a)にブロック図で示したダイクッション圧制御方法により、ダイクッション圧作用時には、電磁比例流量制御弁6は中立で、電磁切換弁49が開の状態で、圧力検出信号及び位置信号に基づいて電磁比例圧力制御弁48が制御され、電磁比例流量制御弁6が補足制御される。
【0043】
そして、クッションパッド60のロッキングやノックアウト時は、電磁切換弁49が閉の状態で、電磁流量流量制御弁6が制御される。
【0044】
この例では、電磁比例流量制御弁6が補足制御されているが、電磁比例流量制御弁を使用せず、電磁比例圧力制御弁48のみが制御される方法でも、本発明は実施可能である。
【0045】
この発明で使用される圧力制御機器としては、電磁比例圧力制御弁のほかに、電磁比例リリーフ弁、圧力サーボ弁等があげられ、流量制御機器としては、電磁比例流量制御弁のほか、流量サーボ弁等があげられる。
【0046】
上記した実施例において、クッションパッド60の位置指令値と位置検出器3の位置検出信号との偏差値に基づいて算出された操作量に従って、流量制御弁あるいは圧力制御弁を制御する時点を、上型52とブランクホルダ62とによる成形材料53の押圧動作が開始される時点を含んでいるが、成形材料53の押圧動作が開始され、圧力検出器が所定の圧力を検出した後、前記した操作量に従って、流量制御弁、あるいは圧力制御弁を制御するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
この発明は、上記したように構成されていて、油圧ダイクッションの制御方法は、スライドの位置指令とスライドの位置検出信号の偏差量に比例した操作量で、ダイクッションシリンダ圧を発生させるものであるから、スライドがダイクッションに衝突するときのサージ圧の発生を確実に防止することが出来る。
【0048】
油圧ダイクッション装置は、単純な油圧回路で構成することが出来るから、装置のコスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機械プレスにおけるダイクッション装置の油圧回路図
【図2】機械プレスの要部を示す構成図
【図3】機械プレスの絞り加工の一行程を順次示す説明図
【図4】制御方法のブロック図
【図5】加工の間の各部位の位置又は圧力の変動を示す線図
【図6】別の例の機械プレスにおけるダイクッション装置の油圧回路図
【図7】別の例の機械プレスにおけるダイクッション装置の油圧回路図
【符号の説明】
2はダイクッションシリンダ、2aはダイクッションシリンダのヘッド側シリンダ室、2bはダイクッションシリンダのキャップ側シリンダ室、2はダイクッションシリンダのシリンダロッド、3は位置検出器、4は圧力検出器、6は電磁比例流量制御弁、7aは電磁切換弁、7bは電磁切換弁、8は電磁切換弁、9は絞り弁、10はアキュムレータ、11はポンプ、12はタンク、20は制御装置、48は電磁比例圧力制御弁、49は電磁切換弁、50は機械プレス、51はスライド、52は上型、53は成形材料、54は下型、57はボルスタ、60はクッションパッド、61はクッションピン、62はブランクホルダ、である。

Claims (6)

  1. クッションパッド(60)を付勢するダイクッションシリンダ(2)と、クッションパッド(60)の位置を直接的に検出する位置検出器(3)と、前記ダイクッションシリンダ(2)の作動圧油の圧力を検出する圧力検出器(4)と、前記作動圧油を前記ダイクッションシリンダ(2)に供給する油圧回路に流量制御機器、あるいは圧力制御機器を少なくとも1個を備えたダイクッション装置において、前記クッションパッド(60)の位置指令値と前記位置検出器(3)の位置検出信号との偏差量に基づいて算出された操作量に従って前記流量制御機器、あるいは圧力制御機器を操作し、初期状態で初期圧を保持させた後、ダイクッション圧力を制御することを特徴とする油圧ダイクッション装置の制御方法
  2. 前記操作量に従って前記流量制御機器、あるいは圧力制御機器を制御する時点は、上型(52)とブランクホルダ(62)とによる成形材料(53)の押圧動作が開始される時点を含むことを特徴とする請求項1記載の油圧ダイクッション装置の制御方法。
  3. 前記操作量は、前記偏差量を加減して算出されたものであることを特徴とする請求項1記載の油圧ダイクッション装置の制御方法。
  4. 前記操作量に操作制限量を設け、前記算出された操作量が前記操作制限量を超える場合は、前記操作制限量で前記流量制御機器、あるいは圧力制御機器を制御することを特徴とする請求項1、請求項2、あるいは請求項3記載の油圧ダイクッション装置の制御方法。
  5. 前記操作制限量は、前記位置検出器の位置検出信号、前記圧力検出器の圧力検出信号、及び前記上型(52)の速度の内、少なくともいずれか1つに基づいて算出されることを特徴とする請求項4記載の油圧ダイクッション装置の制御方法。
  6. 前記流量制御機器は、前記操作量、あるいは前記操作制限量を弁補償器で補償したもので制御されることを特徴とする請求項4記載の油圧ダイクッション装置の制御方法。
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