JP3591658B2 - 捺印具 - Google Patents

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Description

本発明は、捺印物を球体としたものに、捺印する捺印具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、捺印物である球体に捺印する捺印具は、球体の中心に向かって、印面が設けられる必要がある。すなわち、球体と同心円に印面が配置されている必要がある。この様に配置しないと、印面に押圧力が均等にかからず、印面を歪ませる結果となり印影のずれや濃淡が生じ、鮮明な印影を得ることが出来ない。そこで、従来より、実公昭3−13538号(以下(イ))実公平4−5334号(以下(ロ))がある。(イ)、(ロ)は、ともに、本体の下方に印字体を有しているか、もしくは、印字コマとして、枠体に収納され、固定されて、捺印物に対して捺印するものである。しかし、扇状円弧状に広角され設けられた印面は角度が常に固定されているのでこの円弧より大きい捺印物であれば捺印不可能となる。また、(イ)、(ロ)の捺印具を連続して、使用するには、このままで普通のスタンプ台(盤面がフラットな、スタンプ台)を使用することは出来ず、均一なインキ塗布は出来ない。更に、特種なスタンプ台を使用しても均一な塗布方法も難しく、こうしたスタンプ台は、コスト高にもなる。また、印面の変更といった問題には、(イ)、(ロ)の印面の取り替えが不便なため捺印具を回転印としている。こうした例には、実公昭35−23603号(以下(ハ))実公昭63−5895号(以下(ニ))がある。(ハ)は、回転印を3連にし、それぞれを並列に固定させており、捺印物を球体とするものには不向きである。また、(ニ)は、回転印を3連としており、それぞれの回転印を扇状に広角可能に固定しており、印面どうしの間隔を小さく(狭く)するような考案であり、すべての印面をフラットに維持して、平面に捺印するための捺印具である。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】
前記した様に、インキ塗布を均一に行なうことが出来ず、更に、球体の捺印物に鮮明に捺印出来ない。また、印面を自由自在に簡単に変更することが出来ない球体の捺印物用捺印具である。従って、こうした問題点を解決するために、インキ塗布時には、均一に印面にインキ塗布は出来、捺印時には、球体の捺印物に適応した扇状となり、しかも、印面の変更を自由に行なえ、鮮明な印影を得ることにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
印面を有する印字ゴマ3の側面の対向位置に設けた鍔4と係合する印字コマ受5を本体1の下方に、蝶番部2を本体1の下方位置外部にそれぞれ設け、本体1の下方に印字ゴマ3の印面を露呈する捺印具6を2個以上配設し、隣り合う本体1の前記蝶番部2により折曲可能な蝶番とし、前記隣り合う本体1を印面側を起点として広角可能に連結し球体捺印物に捺印可能としたことを特徴とする広角可能な捺印具であったり、
【0005】
本体1A外側に回転作用部10と前記本体1A外側の下方位置に蝶番部2を設け、本体1A内部には前記回転作用部10の回転により回転する回転子9と下方支持部8により印面を有する無端印字ベルト7を架設させて、前記本体1Aの下方より印面を露呈した捺印具6Aを2個以上配設し、隣り合う本体1Aの前記蝶番部2により折曲可能な蝶番とし、前記隣り合う本体1Aを印面側を起点として広角可能に連結し球体捺印物に捺印可能としたことを特徴とする広角可能な捺印具であったり、更に、
【0006】
本体1、1Aの下方に設けられた蝶番部2を設けた面と隣り合う面の中心より下方位置に突起11を設け、印台本体13の外側に円弧状に本体1、1Aの数だけ設けた窓17に前記突起11を嵌挿入させて印面側を起点として捺印具6、6A全体を広角誘導し、更に、印台本体13の下方に捺印物を固定する印台固定部14を弾発支持した印台12を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載した広角可能な捺印具である。
【0007】
【作用】
本発明の実施例1について、所望の印面を選択し、本体1下方の印字コマ受5に挿嵌し、夫々の捺印具を広角せずに、並列にして、印面をフラットにして、スタンプ台等により均一なインキ塗布を行なう。次に、前記捺印具を、捺印物である球体に押圧するには、前記捺印具を広角して捺印物に押圧する。本発明の実施例2について、捺印具6Aを回転印としているので、印面の交換は、回転子9の回転作用部10を回転させればよい。また、インキの塗布方法、捺印物への捺印方法は上記実施例1と同様である。次に、本発明の実施例3について、夫々捺印具6,6Aを並列にして、夫々の印面をフラットにし、スタンプ台等の盤面に押圧し、均一なインキ塗布を可能とする。この捺印具は、突起11が窓17に制御されているので、広角を一定位置まで固定出来る。これは、印台固定部14を捺印物の円弧と同じ半径とするなら、捺印物を確実に保持出来、捺印物の表面に対し、印面が水平位置になり、鮮明な印影が得られる。
【0008】
【実施例】
本発明の実施例1につて、詳細に説明する。
1は、面体を有する本体であり、下方に印字ゴマ3の印面を露呈している。また、前記本体1の下方位置の4側面のうち向い合う2側面もしくは、1側面に蝶番部2を設けている。印字コマ3には両側に鍔4を設けており、本体1の下方に鍔4を挿入し、係合する溝5を設けている。前記本体1と、印字体3を係合したものを実施例1では捺印具6となし、前記捺印具6を少なくとも2個以上蝶番部2で連結した、実施例1の捺印具である。特にここで、蝶番部2としているが、折曲可能な連結部材で広角可能であればよい。実施例1の捺印具の使用方法について述べる。印面を印字体3より選択し本体1に組み付ける。こうして、少なくとも2個以上の捺印具を連結して、印面それぞれをフラットにして、スタンプ台等よりのインキ塗布を均一にしている。更に、該インキ塗布された捺印具を、印面側を起点として拡開して、捺印物である球体の表面に合わせると、印面と捺印物表面は、平行になり、均一に押圧力が働き鮮明な捺印が得られる。
【0009】
次に、本発明の実施例2について、詳細に説明する。1Aは、4面体を有する本体であり、内部に無端印字ベルト7を、更に、下方には、下方支持部8及び、回転作用部10を本体外側に設けた回転子9を設けている。前記下方支持部8と回転子9により無端印字ベルト7は回転自在に架設されている。そして、本体1Aの下方より無端印字ベルト7に設けた印面を露呈している。更に、本体1Aの下方位置の4側面のうち、向かい合う2側面、もしくは、1側面に蝶番部2を設けている。実施例2の使用方法は、回転作用部10により回転させ、回転子9により無端印字ベルト7を送り、印面を選択し、2つ以上の捺印具6Aを並列にし、夫々の印面をフラットにして、スタンプ台によりインキを均一に塗布する。後の捺印物への捺印方法は、実施例1と同様である。
【0010】
最後に、本発明の実施例3について、詳細に説明する。実施例1、及び2の2個以上の捺印具6、6Aを組み付けた捺印具の本体1、1Aの蝶番部2を設けた面と隣り合う面の下方に突起11を設けている。
12は、印台であり、印台本体13と、印台固定部14を設けている。印台本体13と印台固定部14は、前記印台固定部14に設けた脚16の中に内設したコイルバネ等の弾性部材15により弾発支持されており、印台本体13と印台固定部14を着脱自在としている。印台固定部14は、下面を球体の大きさに適用させた、立体の一部の曲面部18としている。また、印台本体13の向い合う側面に脚16を上下動自在に、また着脱自在に嵌含している。他の向い合う側面には、突起11が挿嵌し、誘導される窓17が、捺印具6、6Aと同じ数だけ設けられている。
例えば、捺印具6、6Aが2個の場合、窓17の形状は捺印具6、6Aの動きに合わせた円弧の一部を形成する、長形をなしている。また、例えば、捺印具6、6Aが3個の場合、中央の1個を支持し、誘導する窓17は突起11と同じ形で係止する円形の窓17であり他は、円弧の一部を形成する長形窓17である。捺印具6、6Aが、奇数個の場合、中央の捺印具6、6Aは、扇状に動く中心となり動かない。
【0011】
実施例3の捺印具を使用するには、捺印具6、又は、6Aに設けた突起11と印台本体13に設けた窓17と係合し、2個以上の捺印具6、又は、6Aと印台本体13とを組み付ける。そして、捺印具6、又は、6Aを並列とし、印面をフラットにして、スタンプ台によりインキを均一に塗布する。次に、球体の捺印物に合わせた、印台固定部14を脚16により印台本体13と上下動自在に弾発支持している。球体の捺印物を曲面部18に確実に当接保持し、捺印具6、又は、6Aの全体を下方に押圧して鮮明な捺印を得る。
【0012】
【結果】
以上の様な構成であるので、(1)広角に捺印具6、又は、6Aが動き、スタンプ台よりインキを塗布する時フラットになり、捺印時に球体の捺印物の中心に向うように捺印具6、又は、6Aがセット可能であるので、(球体の捺印物表面と、印面が平行にセットされるので)鮮明な捺印の為に、均一なインキ塗布が可能であり鮮明な捺印が可能である。
(2)印台固定部14が取り替え可能であるため、色々な球体の捺印物に対し印台固定部14が選択でき、確実に捺印物を保持可能となり、印影のズレを生じない。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例の分解斜視図
【図2】本発明第1の実施例の印字コマ、及び、本体説明図
【図3】本発明第2の実施例の左側面図
【図4】本発明第2の実施例の正面図
【図5】本発明第3の実施例のインキ塗布状態の説明図
【図6】本発明第3の実施例の使用状態の説明図
【0014】
【符号の説明】
1 本体
2 蝶番部
3 印字コマ
4 鍔
5 印字コマ受
6 捺印具
7 無端印字ベルト
8 下方支持部
9 回転子
10 回転作用部
11 突起
12 印台
13 印台本体
14 印台固定部
15 弾性部材
17 窓
18 曲面部

Claims (3)

  1. 印面を有する印字ゴマ(3)の側面の対向位置に設けた鍔(4)と係合する印字コマ受(5)を本体(1)の下方に、蝶番部(2)を本体(1)の下方位置外部にそれぞれ設け、本体(1)の下方に印字ゴマ(3)の印面を露呈する捺印具(6)を2個以上配設し、隣り合う本体(1)の前記蝶番部(2)により折曲可能な蝶番とし、前記隣り合う本体(1)を印面側を起点として広角可能に連結し球体捺印物に捺印可能としたことを特徴とする広角可能な捺印具。
  2. 本体(1A)外側に回転作用部(10)と前記本体(1A)外側の下方位置に蝶番部(2)を設け、本体(1A)内部には前記回転作用部(10)の回転により回転する回転子(9)と下方支持部(8)により印面を有する無端印字ベルト(7)を架設させて、前記本体(1A)の下方より印面を露呈した捺印具(6A)を2個以上配設し、隣り合う本体(1A)の前記蝶番部(2)により折曲可能な蝶番とし、前記隣り合う本体(1A)を印面側を起点として広角可能に連結し球体捺印物に捺印可能としたことを特徴とする広角可能な捺印具。
  3. 本体(1)、(1A)の下方に設けられた蝶番部(2)を設けた面と隣り合う面の中心より下方位置に突起(11)を設け、印台本体(13)の外側に円弧状に本体(1)、(1A)の数だけ設けた窓(17)に前記突起(11)を嵌挿入させて印面側を起点として捺印具(6)、(6A)全体を広角誘導し、更に、印台本体(13)の下方に捺印物を固定する印台固定部(14)を弾発支持した印台(12)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載した広角可能な捺印具。
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