JP3590688B2 - アプリケーションを導入するための導入計画オブジェクトを構築する方法、及びそのシステム - Google Patents

アプリケーションを導入するための導入計画オブジェクトを構築する方法、及びそのシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、コンピュータ・ネットワークでのソフトウェアの電子配布に関する。より具体的には、本発明はネットワーク上でソフトウェアを導入するための提案済み計画オブジェクトの定義と構築に関する。
【0002】
【従来の技術】
ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)や広域ネットワーク(WAN)などの計算機ネットワークを相互接続する複数のデータ処理システムを結合することは一般的なことである。それぞれのコンピュータ・システムは、複数のソフトウェア・プログラムを常駐させることになる。このようなネットワークの初期には、ネットワーク管理者が1組のディスケットを備えた各ワークステーションに1人ずつ向かい、導入、構成、または保守が必要なソフトウェア製品ごとに手作業でパラメータを入力していた。わずか数台のワークステーションであれば、複数の管理者とユーザがそれぞれのワークステーションに手作業でディスクを挿入し、導入または構成プロセス中の質問プロンプトに応答することができた。しかし、ネットワークのサイズが拡大するにつれ、当然のことながら、このような方法でソフトウェアを導入することがより難しくなってきた。また、ネットワークのサイズや複雑さ、ならびにコンピュータ・ソフトウェア製品間の相互依存度が増すにつれ、それぞれのワークステーションを構成することがますます複雑で時間を要し、エラーが発生しやすいプロセスになってきた。管理者は、もはやこの手作業による方法を行えなくなり、むしろ、ネットワークを介してワークステーションにアプリケーションを導入し構成するよう特別に設計された製品に転換している。
【0003】
したがって、遠隔からコンピュータ・ソフトウェアを導入し、ワークステーションを構成することが、ますます、受け入れられるようになってきた。このプロセスについて一般に使用されている用語は、電子ソフトウェア配布(ESD)である。ネットワーク内でのソフトウェアの電子配布は、ほぼ10年間の間、当技術分野で知られてきた。より一般的なESD製品としては、IBMのNetView分散管理プログラムおよびLAN構成導入分散ユーティリティや、Novell社のNetwork Navigatorなどがある。これらの製品は、ネットワークによるソフトウェアの配布、導入、構成という面倒な作業を軽減するよう設計されている。
【0004】
ESD製品はすでに数年間存在しているが、ネットワーク管理者の負担が急速に増加しているネットワークが直面するすべての問題に完全に対処するわけではない。ネットワーク管理者が直面する問題のうち未対応の問題の1つは、ネットワーク内の1群のワークステーション上での複数のソフトウェア・プログラムの配布、導入、構成を計画し実行することである。ソフトウェア製品間の相互依存度が増し、ネットワークが複雑であるため、これは気の重い作業である。
【0005】
これまで、ネットワーク管理者の負担を軽減するための努力が行われてきた。これまでの努力は、ネットワークによる画像の伝送方法や、導入および構成プロセスで必要になるファイルの物理的構築など、ネットワーク導入の「配管工事(plumbing)」に集中していた。これらの設計は、ネットワーク全体でのアプリケーションの伝送などの物理的作業の際に管理者にとって有用であったが、何が物理的作業であるかを計画する際には管理者に役立たなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ネットワーク導入構成計画プロセスを一連の個別オブジェクトに分解するもので、この個別オブジェクトは、問題を抽出し、LAN上の1組のワークステーションに導入し構成する予定のアプリケーションをセットアップし表示させるために管理者が使用する容易でオブジェクト指向の図形手段を提供するのに役立つものである。管理者は、このオブジェクト指向の表現を使用して、物理的な導入構成プロセスに必要なファイルを作成することができる。本発明は、管理者に対して問題を高レベルの表現で表示し、物理的な実施の多くから管理者を保護し、管理者が計画のためのブロックの構築に集中できるようにするものである。管理者はこの設計を使用して、「運動場」すなわち非計画領域に計画オブジェクトを構築するための構成要素として機能するオブジェクトを作成することができる。
【0007】
本発明は、電子ソフトウェア配布の重要な改良策の1つを表している。
【0008】
したがって、本発明の一目的は、ネットワーク導入プロセスの実施の詳細から管理者を解放することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、1つの図形インタフェース内の複数のオブジェクトを複数の導入計画に再使用することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、ネットワーク導入プロセスに必要なファイルを作成することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記およびその他の目的は、ネットワークでアプリケーションを導入するために構築された導入計画オブジェクトによって達成される。まず導入計画オブジェクトのテンプレートから導入計画オブジェクトが作成される。次に、導入計画オブジェクトの潜在的に導入可能な子オブジェクトを含む作業域コンテナ・オブジェクトから、導入計画オブジェクトに含めるためのオブジェクトが選択される。選択されたオブジェクトは導入計画オブジェクトの子オブジェクトに変換される。導入計画用のオブジェクトの選択は、便宜上、作業域コンテナ・オブジェクトに割り振られた表示域からグラフィカル・ユーザ・インタフェース内の導入計画オブジェクトに割り振られた表示域に選択したオブジェクトを表すアイコンをドラッグ・アンド・ドロップすることによって行われる。
【0012】
好ましい実施例では、導入計画オブジェクトを移植するために選択されたオブジェクトは、ネットワークにより導入すべきアプリケーションと、その上にアプリケーションを導入すべき1群のワークステーションとをそれぞれ表す、1つのアプリケーション・オブジェクトと1つのグループ・オブジェクトとを含まなければならない。変換後、これらのオブジェクトは、計画中アプリケーション・オブジェクトと計画中グループ・オブジェクトにそれぞれ変換される。他の潜在的に導入可能な子オブジェクトとしては、複数の応答ファイル・オブジェクトを有するカテゴリ・オブジェクトを含み、それぞれの応答ファイル・オブジェクトはネットワークにより複数のアプリケーションのそれぞれを導入するためのものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は、数種類のオペレーティング・システム下で様々なコンピュータ上またはコンピュータの集合上で動作することができる。このコンピュータとしては、たとえば、パーソナル・コンピュータ、ミニ・コンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、他のコンピュータの分散ネットワーク内のコンピュータなどが可能である。特定のコンピュータの選択は、ディスクやディスク記憶域の要件のみに制限されるが、IBM PS/2(TM)コンピュータ・シリーズのコンピュータは本発明で使用できるはずである。IBMのPS/2コンピュータ・シリーズの詳細については、Technical Reference Manual Personal Systems/2 Model 50, 60 Systems IBM Corporation(部品番号68X2224、資料番号S68X−2224)およびTechnical Reference 2 Manual Personal Systems/2 (Model 80) IBM Corporation(部品番号68X 2256、資料番号S68X−2254)を参照されたい。IBM PS/2パーソナル・コンピュータが動作可能なオペレーティング・システムの1つは、IBMのOS/2 2.0(TM)である。IBMのOS/2 2.0オペレーティング・システムの詳細については、OS/2 2.0 Technical Library, Programming Guide Vol. 1, 2, 3 Version 2.00(資料番号10G6261、10G6495、10G6494)を参照されたい。
【0014】
代替態様のコンピュータ・システムは、AIX(TM)オペレーティング・システム上で動作するIBM RISCシステム/6000(TM)のコンピュータ系列に含まれるものと考えられる。RISCシステム/6000の各種モデルについては、RISC System/6000, 7073 and 7016 POWERstation and POWERserver Hardware Technical reference(資料番号SA23−2644−00)などのIBMの数多くの資料に記載されている。AIXオペレーティング・システムについては、General Concepts and Procedure −− AIX Version 3 for RISC System/6000(資料番号SC23−2202−00)ならびにIBMのその他の資料に記載されている。
【0015】
図1には、システム・ユニット11と、キーボード12と、マウス13と、表示装置14とを含むコンピュータ10がブロック図形式で示されている。システム・ユニット11は、1つまたは複数のシステム・バス21を含み、そのバスに様々な構成要素が結合され、そのバスにより様々な構成要素間の通信が実施される。マイクロプロセッサ22は、システム・バス21に接続され、やはりシステム・バス21に接続された読取り専用メモリ(ROM)23とランダム・アクセス・メモリ(RAM)24によってサポートされている。IBM PS/2シリーズのコンピュータのマイクロプロセッサは、386または486マイクロプロセッサを含むIntelのマイクロプロセッサ・ファミリーの1つである。しかし、この特定のコンピュータでは、68000、68020、68030マイクロプロセッサなどのMotorolaのマイクロプロセッサ・ファミリーや、IBM製またはHewlett Packard、Sun、MotorolaなどのPowerPCチップなどの様々な縮小命令セット・コンピュータ(RISC)マイクロプロセッサを含み、かつこれに限定されないその他のマイクロプロセッサも使用可能である。
【0016】
ROM23は、各種コードのうち、対話、ディスク・ドライブ、キーボードなどの基本ハードウェア操作を制御する基本入出力システム(BIOS)を含んでいる。RAM24は、オペレーティング・システムとアプリケーション・プログラムがロードされるメイン・メモリである。メモリ管理チップ25は、システム・バス21に接続され、RAM24とハード・ディスク・ドライブ26およびフロッピー・ディスク・ドライブ27とのデータのやりとりを含む、直接メモリ・アクセス操作を制御する。やはりシステム・バス21に結合されているCD ROM32は、マルチメディア・プログラムやプレゼンテーションなどの大量のデータを格納するために使用する。
【0017】
また、このシステム・バス21には、キーボード制御装置28、マウス制御装置29、ビデオ制御装置30、音声制御装置31という様々な入出力制御装置も接続されている。予想できるように、キーボード制御装置28はキーボード12用のハードウェア・インタフェースを提供し、マウス制御装置29はマウス13用のハードウェア・インタフェースを提供し、ビデオ制御装置30は表示装置14用のハードウェア・インタフェースであり、音声制御装置31はスピーカ15用のハードウェア・インタフェースである。トークン・リング・アダプタなどの入出力制御装置40は、同様に構成された他のデータ処理システムへのネットワーク46による通信を可能にするものである。
【0018】
本発明の好ましい実施態様の1つは、前述のように一般的に構成された1つまたは複数のコンピュータ・システムのランダム・アクセス・メモリ24に常駐する命令セット50である。コンピュータ・システムが要求するまで、この命令セットは、ハード・ディスク・ドライブ26、またはCD−ROM32で最終的に使用される光ディスクやフロッピー・ディスク・ドライブ27で最終的に使用されるフロッピー・ディスクなどの取外し可能メモリなど、他のコンピュータ・メモリに格納することができる。当業者であれば、命令セットの物理的記憶によって、それが電気的、磁気的、または化学的に格納される媒体が物理的に変化し、その結果、コンピュータが読取り可能な情報がその媒体に収容されることに留意されたい。命令、記号、文字などの用語で本発明を説明する方が便利であるが、これらの用語ならびに同様の用語はいずれも適切な物理要素に関連するものであることに留意されたい。また、オペレータに関連する可能性のある比較、妥当性検査、その他の用語で本発明を説明する場合も多い。ここに記載し、本発明の一部を形成するいずれの操作もオペレータのアクションは望まれない。これらの操作は、電気信号を処理して他の電気信号を生成する機械による操作を意味する。
【0019】
ワークステーションが統合されるネットワークとしては、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)があり、後者は既知のコンピュータ・アーキテクチャ下で動作する他のノードまたは複数システムのネットワークへのテレプロセシング接続を含む。いずれのノードでも、1つまたは複数の処理システムが存在し、それぞれが多かれ少なかれ前述のように構成された単一ユーザまたは複数ユーザ・システムである可能性がある。これらの処理システムは、サービスを要求する側か提供する側かに応じて、クライアントまたはサーバ・ワークステーションとして動作する。特定の実施態様では、本発明は、LANサーバ48、LAN CIDユーティリティ49、および本発明が実施されているネットワーク導入アプリケーション50’を含む、IBM OS/2LANサーバ・アーキテクチャによって相互接続された複数のIBM互換ワークステーション上で動作する。これらのアプリケーションは、他のアプリケーションと一緒にパッケージ化されている場合もあれば、別々のアプリケーションとして販売される場合もある。ローカル・エリア・ネットワークに関する簡単な説明は、ラリー・E.ジョーダン(Larry E. Jordan)およびブルース・チャーチル(Bruce Churchill)著Communications and Networking For The IBM PC(Robert J. Brady発行(A Prentice Hall Company)1983年)に記載されている。管理者にとって最も単純な構成は、LAN上に1つのコード・サーバを設け、そのワークステーション上でネットワーク導入プログラムを実行する方法であると思われる。この設計は、管理者が複数のコード・サーバをLAN上で定義することを妨げるものではない。
【0020】
IBMによって定義されている構成、導入、分散(CID)の各種方法の1つは、応答ファイルの使用と、製品自体の導入プログラムとの組合せとに基づいている。CIDプロセスでは、ネットワーク管理者はネットワーク内の1台または複数台のマシンを、そこからネットワーク内の他のワークステーションが応答ファイルを含むコンピュータ・ソフトウェアを受け取るコード・サーバとして選択する。応答ファイルとは、導入または構成あるいはその両方のプロセス中にプログラムによって尋ねられる、対応する1組の質問に対する1組の応答を含むASCIIフラット・ファイルである。一般的なCIDプロセスに関する詳細については、IBMの資料であるLAN Configuration Installation and Distribution Utility Guide(資料番号S10H−9742−00)を参照されたい。リダイレクトされた導入構成を自動化するプログラム・モジュールは、LAN構成導入分配ユーティリティ(LCU)と呼ばれる。LCUコマンド・ファイルは、ネットワーク管理者がワークステーション上での導入を計画している製品を識別する。管理者は、ネットワーク上の各ワークステーションごとに別々のLCUコマンド・ファイルを用意することができると同時に、その製品を導入または構成する順序も用意することができる。応答ファイルには、そのワークステーションにソフトウェア製品を導入するのに必要な情報が含まれている。管理者は、アプリケーションごとに応答ファイルを1つずつ用意することができるが、その「1つ」の応答ファイルは、アプリケーションの導入または構成プログラムによってサポートされている場合、追加の組込み応答ファイルを含むことができる。ワークステーション固有の情報が一切なければ、応答ファイルを複数のワークステーション間で共用することもできる。これらは同じ規則によって再導入または構成されるが、応答ファイルをアプリケーション間で共用することはできない。他に生成されるファイルとしては、コード・サーバの構成に使用する構成ファイルと、コード・ファイルへのアクセス権をクライアントに与えるために使用する権限リスト・ファイルがある。アプリケーション・イメージは、そのアプリケーションの導入元であるコード・サーバ上に導入される。導入の現行状態を追跡するLAN CIDユーティリティの手順により、各ステップが正しい順序で確実に実行される。上記の特許出願には、LCU導入エンジン用のファイルを提供するために導入計画オブジェクトを使用する方法が記載されている。当業者であれば、この環境が本発明を実施可能な数多くの環境の1つにすぎないことに留意されたい。
【0021】
本発明の重要な態様の1つは、導入計画オブジェクトとその副構成要素が1つのオブジェクト指向システム内で実現されることである。オブジェクトやオブジェクト指向プログラミングは既知であるが、いくつかの面についてはここで言及する価値がある。それぞれのオブジェクトは、そのデータについて機能する所与のデータ属性とメソッドとを有する。データは、オブジェクトによって「カプセル化」されていると言われ、そのオブジェクトに属すメソッドによってのみ変更することができる。通常、メソッドは、所望のメソッドを識別し、必要な引数を供給するメッセージをオブジェクトに送ることによって呼び出される。新しいクラス・オブジェクトを作成するためにクラス・オブジェクトをサブクラス化することができる。「継承」とは、既存のオブジェクトからメソッドやデータ構造などのすべてのプロパティを継承する既存のオブジェクトから新しいオブジェクトを派生させる能力である。新しいオブジェクトは、既存のクラスの既存のメソッドに追加されるか、またはその既存のメソッドを指定変更する新しいメソッドなど、所与の固有の特徴を有する場合がある。新しいサブクラスでは、その既存の基本クラスからそれを区別するメソッドとデータを指定することだけが必要である。したがって、ソフトウェア開発者は、新しいコード全体を開発する必要はない。開発者は、そのソフトウェアの新しい固有の特徴を指定するだけでよい。オブジェクト指向の技術、概念、規則に関する背景情報については、グレーディー・ブーク(Grady Booch)著 Object Oriented Design With Applications (The Benjamin/Cummins Publishing Company、1990年)およびB. マイヤー(Meyer)著 Object Oriented Software Construction (Prentice Hall、1988年)を参照されたい。本発明の場合、導入計画およびその構成要素のオブジェクト指向性により、複数の計画オブジェクトまたはグループ・オブジェクト用のそれらのオブジェクトのインスタンスを作成することによって基本アプリケーションおよびワークステーション・オブジェクトの再使用が可能になる。
【0022】
図2および図3は、本発明のネットワーク導入製品50内の各種オブジェクトを示している。階層の最上部にあるオブジェクトとしては、アプリケーション・コンテナ52、グループ・コンテナ54、計画コンテナ56、コード・サーバ・コンテナ62、カスタム・ファイル・コンテナ64、ネットワーク情報ツール66がある。これらのオブジェクトについては、同図に関連して簡単に説明し、図4〜9に関連して以下に詳細に説明する。
【0023】
アプリケーション・コンテナ52は、ネットワーク導入プログラムで事前定義されている1つまたは複数のアプリケーション・オブジェクトを保管する。それぞれのアプリケーション・オブジェクトは、ネットワーク導入製品を使用して潜在的に導入可能なアプリケーションを表している。通常、ネットワーク導入製品ではいくつかのアプリケーション・オブジェクトが事前定義されている。本発明では、新しいアプリケーションの導入のために管理者が定義した新しいアプリケーション・オブジェクトの追加も可能である。
【0024】
グループ・コンテナ54は、管理者によって定義される1つまたは複数のワークステーション・グループ・オブジェクト200を保管するために使用する。ワークステーション・グループ・オブジェクト200は、同様のソフトウェアとともに導入されるワークステーションを表すワークステーション・オブジェクト225を含む。ワークステーション・グループ・オブジェクトは、計画オブジェクト58を構築するために管理者が使用する構成要素の1つである。ワークステーション・グループ内のアプリケーションの導入または構成は、ワークステーション・グループ・オブジェクトでのアプリケーション・オブジェクトの関連によって表される。
【0025】
図3において、計画コンテナ56は、複数の計画オブジェクト58を含み、計画オブジェクト58は、計画が関連する計画中アプリケーション・オブジェクト100’及び計画中ワークステーション・グループ・オブジェクト200’の両方を含む
図7において、コード・サーバ・コンテナ62は、電子ソフトウェア配布プロセスで使用するアプリケーション・イメージ400を含む1つまたは複数のコード・サーバ・オブジェクト350を含む。
図8において、カストマイズ・ファイル・コンテナ64は、1つまたは複数のカストマイズ・ファイル・オブジェクト500を保管し、該カストマイズ・ファイル・オブジェクト500は、特定のワークステーション用に生成された固有の応答ファイルを作成するために管理者が汎用応答ファイルに応用することができる。
図9において、ネットワーク情報ツール66は、コミット済み計画オブジェクト58の状況を判定するために使用される
【0026】
図4は、アプリケーション(App)・オブジェクト100と計画中アプリケーション(AppIP)・オブジェクト100’をより詳細に示している。アプリケーション・オブジェクトは、ネットワーク導入プログラムを使用してネットワークを介して導入および構成されるアプリケーションを表す。ただし、本発明では、非計画中(非IP)・オブジェクトと計画中(IP)・オブジェクトを別々のクラス・オブジェクト、たとえば、AppオブジェクトとAppIPオブジェクトにすることによって、両者を区別することに留意されたい。本発明の他の実施例では、AppIPオブジェクトは同じAppクラス・タイプにすることができるが、そのアクション、属性、挙動をAppオブジェクトの親オブジェクト、すなわち計画オブジェクトまたは運動場(非計画領域)オブジェクトに依存し異なるものにすることができる。たとえば、計画オブジェクトのメンバではないカテゴリ(Cat)・オブジェクトでは、複数の応答ファイル・オブジェクトがそれに属すことができるはずである。また、計画オブジェクトのメンバであるCatオブジェクトでは、たとえば、計画オブジェクトの一部であるAppオブジェクトに属す場合、複数の応答ファイル・オブジェクトがそのCatオブジェクトに属すことができないはずである。
【0027】
アプリケーション・オブジェクト100は、計画オブジェクトを構築するためにワークステーション・グループ・オブジェクトに関連付けられる。アプリケーション・オブジェクト100と計画中アプリケーション・オブジェクト100’は、アプリケーション・オブジェクト・インスタンスを定義するための一連の属性を有する。短縮名属性102は、ネットワーク導入プログラム内でそのオブジェクトを明確に識別するために使用する。Appタイプ属性104は、このアプリケーションをオペレーティング・システム、トランスポート、訂正サービス、保守システム、または汎用アプリケーションとして識別する。導入、構成、除去、再導入の各コマンド属性106〜112は、計画オブジェクト内の計画中ワークステーション・グループ・オブジェクト内の計画中ワークステーション・オブジェクト上で計画中アプリケーション・オブジェクトを処理するための手段を提供するものである。これらの属性は、そのアプリケーションを他のアプリケーションから明確に識別したり、導入または構成などの指定のアクションのために実行するコマンドを指定するのに役立つものである。アクション・タイプ属性114は、このアプリケーション用の処理のタイプ、すなわち、導入、構成、除去、再導入、または保守システムをそれぞれのコマンドを使用して示すものである。コード・サーバ属性116は、そのアプリケーション・インスタンス用のアプリケーション・イメージが常駐するコード・サーバ・オブジェクトへのリンク・バックである。
【0028】
応答ファイルをサポートするアプリケーション・オブジェクト100の場合、応答ファイル・カテゴリ・オブジェクト125によって、同種のアクション・タイプのアプリケーション応答ファイル150がグループ化される。1組の応答ファイルをアプリケーションの導入に適用し、別の1組をアプリケーションの構成に適用することも可能である。通常、応答ファイル・カテゴリ・オブジェクト125は、そのアプリケーションのアクション・タイプ属性127別に各種の応答ファイルをグループ化する。アクション・タイプ属性127という属性は、このカテゴリの応答ファイルについて、応答ファイルが作成されるアクションのタイプ、たとえば、導入、除去、構成、再導入である。アクション・タイプ属性127の選択肢は、上記のアプリケーション・オブジェクト100のアクション・タイプ属性114と同じ選択肢リストに対応する。デフォルト応答ファイル属性129は、応答ファイルが識別されない場合にアプリケーションが使用する応答ファイルを識別するためのオブジェクト・ポインタである。これは、応答ファイル150へのリンク・バックである。応答ファイル要求属性131は、処理中にそのアプリケーションによって応答ファイルが要求される場合を示している。通常、計画中カテゴリ・オブジェクトは、計画オブジェクトに含める少なくとも1つの応答ファイル・オブジェクトを含まなければならない。
【0029】
計画中応答ファイル・カテゴリ・オブジェクト125’は、計画にコミットされている応答ファイル・カテゴリ・オブジェクトであり、したがって、変更することができない。これは、計画中アプリケーション・オブジェクト100’に関連付けられている。カテゴリ・リンク属性133は、計画中カテゴリ・オブジェクト125の作成元になったカテゴリ・オブジェクト125に戻るポインタを格納するものである。
【0030】
応答ファイルをサポートするアプリケーションの場合、アプリケーションの導入または構成の過程で一般に製品パネルにより要求されると思われる質問に対する回答を提供するために、応答ファイル・オブジェクト150を使用する。たとえば、導入プログラムは、通常、アプリケーションの導入先にするディレクトリを要求する可能性がある。このディレクトリは、応答ファイル・オブジェクトに指定することができ、したがって、管理者に要求する必要性を回避できるはずである。実ファイル名属性152は、アプリケーションの処理中に使用する応答ファイルに至る完全修飾経路である。「完全修飾経路」は、ディレクトリを完全に指定したファイル名として作成することもできる。
【0031】
図5は、ワークステーション・グループと計画中ワークステーション・グループの各オブジェクトを示している。グループ・コンテナ54は、管理者によって定義された1つまたは複数のワークステーション・グループ・オブジェクト200を保管するために使用する。ワークステーション・グループ・オブジェクト200は、同様のソフトウェアとともに導入されるワークステーション・オブジェクト225を含んでいる。ワークステーション・グループ・オブジェクト200は、同様のアプリケーション・セットが導入される1つまたは複数のワークステーション・オブジェクト225のセットを定義するために管理者が使用する。また、ワークステーション・グループ・オブジェクトは、ワークステーションのグループが導入すべきアプリケーションに関連付けられている計画オブジェクトを構築する場合にも管理者が使用する。図18および図19に示す好ましいグラフィカル・ユーザ・インタフェースに関連して後述するように、管理者は、新しい計画オブジェクトを作成し、運動場領域(すなわち非計画領域)からワークステーション・グループ・オブジェクトとアプリケーション・オブジェクトをドラッグし、これらのオブジェクトを新しい計画オブジェクトにドロップすることにより、計画オブジェクトを構築することができる。
【0032】
計画中ワークステーション・グループ・オブジェクト200’は計画中ワークステーション・オブジェクト225’の1群であり、該計画中ワークステーション・オブジェクト225 は、計画オブジェクトにワークステーション・グループ・オブジェクト225を追加することによって計画オブジェクトの一部として作成される様々なオブジェクトを計画中オブジェクトに変換するための実際の変換プロセスについては、図12〜17に関連して後述する。
【0033】
ワークステーション・オブジェクト225は、アプリケーションの遠隔導入、構成、除去、再導入が行われる、ネットワーク内の物理ワークステーションを表している。ワークステーション・オブジェクト225のインスタンスは、実際のワークステーションについて処理される予定のソフトウェア・アプリケーションのタイプに基づいて、ワークステーション・グループ200内に作成される。1つのワークステーションを複数のワークステーション・オブジェクトに表す場合は、そのワークステーションのシャドウを第2のワークステーション・グループ・オブジェクトに作成する。また、ワークステーション・オブジェクト225は、ワークステーションとその構成を明確に識別するのに役立つ複数の属性を有する。ワークステーション名属性227は、外部の導入プログラムに対してそのワークステーション・オブジェクトを識別するための固有の名前である。トランスポートID属性229は、処理のログオン部分で使用するユーザIDである。このIDは、そのワークステーションでアプリケーション・イメージを導入する際に使用するトランスポートのタイプを識別するのに使用する。IDは1つだけ示されるが、管理者は、ネットワーク上で使用可能な各種タイプのトランスポート用に別のユーザIDを指定することもできる。この値は、ワークステーションへのログオン時にアプリケーションの導入用として使用する。オペレーティング・システムApp属性231は、アプリケーション・オブジェクトへのリンク・バックである。これは、そのワークステーションに現在導入されているオペレーティング・システムである。CSDレベル属性233は、ワークステーション上のオペレーティング・システムの訂正サービス・レベルである。オペレーティング・システムApp属性とCSDレベル属性はどちらも、アプリケーション・コンテナ内のアプリケーション・オブジェクトへのリンク・バックを行う。CSDレベル属性233が指定されている場合、これは、apptype属性の訂正サービスを備えたアプリケーションにリンクする。オペレーティング・システムApp属性231は、apptype属性のオペレーティング・システムを備えたアプリケーションへのリンク・バックを行う。計画中ワークステーション・オブジェクト225’は、ある計画にドロップされた後のワークステーション・オブジェクトである。図中の属性名の隣にあるアステリスクは、その属性がネットワーク導入プログラムでそのオブジェクトを別のオブジェクトにリンクするためのポインタを共用することを示している。
【0034】
図6は、計画オブジェクト58とその構成要素を示し、本発明のネットワーク導入プログラムにとって中心的なものである。計画オブジェクト58は、計画中ワークステーション・グループ・オブジェクト200’に関連付ける計画中アプリケーション・オブジェクト100’を定義する。1つのワークステーション・グループ・オブジェクト200と1つまたは複数のアプリケーション・オブジェクト100を1つの計画オブジェクト58にドロップすると、オブジェクト間の関連付けを行うことができる。好ましい実施例では、1つの計画オブジェクト58に存在可能な計画中グループ・オブジェクト200’は1つだけであり、計画オブジェクトにドロップされたアプリケーション・オブジェクトは計画中ワークステーション・グループ・オブジェクト200内のすべてのワークステーションに関連付けられる。計画中アプリケーション・オブジェクト100’は、図2および図3に示すように計画中ワークステーション・オブジェクト225’の子オブジェクトである計画中ワークステーション・アプリケーション・オブジェクト340’に変換される。これらのオブジェクトは、その属性のほとんどを継承しているので、計画中アプリケーション(AppIPオブジェクト100’のシャドウとして示されている。代替実施例では、1つの計画オブジェクトにつき複数のワークステーション・グループ・オブジェクトが可能なはずであるが、すべての計画中ワークステーション・オブジェクトが固有のワークステーション名を持たなければならず、アプリケーション・オブジェクトをドロップする際により高い精度が要求されるので、計画プロセスが複雑になる恐れがある。
【0035】
応答ファイルと導入スクリプトを生成するプロセスを開始するため、計画オブジェクトがコミットされる。計画オブジェクト58は、有効である場合のみコミットすることができる。好ましい実施例の有効な計画オブジェクトとしては、少なくとも1つの計画中アプリケーション・オブジェクト100’、少なくとも1つの計画中グループ・オブジェクト200’、計画中グループ200’内の少なくとも1つの計画中ワークステーション・オブジェクト225’などがある。導入計画オブジェクト用のコミット・プロセスと妥当性検査プロセスについては、本発明に組み込まれる上記の特許出願”Committing an Install Plan Object for the Network Installation of Application Programs”により詳細に記載されている。
【0036】
(導入)計画オブジェクト58は、ネットワーク導入プロセスを容易にする複数の属性を有する。コミット済み属性303は、この計画が有効ですでにコミットされていることを示すためのフラグである。ネットワーク導入ユーティリティ属性305は、ネットワーク導入プログラムが使用するユーティリティを検出可能なコード・サーバ・オブジェクトとディレクトリを示す。応答ファイル属性307は、計画中のクライアント・ワークステーションがそれらを突き止めることができるように、生成された応答ファイルが格納されるコード・サーバ・オブジェクトとディレクトリ経路とを示す。アプリケーション・ログ属性309は、アプリケーションの導入および構成によって生成されたログを格納すべきコード・サーバ・オブジェクトとディレクトリ経路とを示す。汎用属性311は、アプリケーションの導入および構成プログラムが使用する汎用ファイルが配置されているコード・サーバ・オブジェクトと、任意でディレクトリ経路とを示す。導入スクリプト属性313は、コマンドと、ワークステーションにアプリケーションを導入および構成する順序とを示す導入スクリプト・ファイルに対してクライアント・ワークステーションがアクセス可能なコード・サーバ・オブジェクトと、任意でディレクトリ経路とを示す。トランスポートID 315は、計画オブジェクトに指定されたコード・サーバにアクセスするために計画オブジェクト内のクライアント・ワークステーションが使用するゲスト・ユーザIDである。この値は、任意で管理者によってサポートされるが、すでに指定されている場合は、ネットワーク上で使用可能な各種タイプのトランスポート用の別の値にすることができる。これは、ワークステーションおよび計画中ワークステーションの各オブジェクトにも当てはまる。
【0037】
図7において、コード・サーバ・コンテナ・オブジェクト62は、1つまたは複数のコード・サーバ・オブジェクト350を含むことができる。図7は、コード・サーバ・オブジェクト350とアプリケーション・イメージ・オブジェクト400とを含むコード・サーバ・コンテナ・オブジェクト62を示している。コード・サーバ・オブジェクトは、アプリケーション・イメージを格納していて、アプリケーション・ソフトウェアの導入、構成、再導入、または除去中にクライアント・ワークステーションがアクセスする物理ファイル・サーバ・マシンを表している。また、コード・サーバ・オブジェクトは、遠隔導入を実行するのに必要な様々なコマンドと応答ファイルへのディレクトリも含んでいる。コード・サーバ・オブジェクト350は、導入可能なコード・イメージが配置されているところを検出し、それらのコード・イメージ用のネットワーク・ファイル・システム接続コマンドを構築するのに必要なデータとメソッドをカプセル化する。また、このオブジェクトは、生成された応答ファイルと出力ログ・ファイルを格納するためにも使用することができる。これは、アプリケーション・イメージ400用のコンテナである。
【0038】
コード・サーバ属性は次の通りである。すなわち、別名属性351は、アプリケーション・イメージが常駐している、クライアント・ワークステーションの視点から見たアクセス・ポイントである。別名ドライブ属性353は、コード・サーバ側のアプリケーション・イメージへの物理経路である。サーバ名属性355は、コード・サーバ用の固有名であり、処理中にワークステーションをコード・サーバに接続するために使用する。Redir属性357は、サーバがファイルを共用するリダイレクト・タイプである。トランスポート・タイプ属性359は、コード・サーバにアクセスするためにクライアント・ワークステーションが使用することになるアプリケーションである。これは、Appタイプのトランスポートを備えたアプリケーション・オブジェクトへのリンク・バックである。
【0039】
アプリケーション・イメージ・オブジェクト400は、コード・サーバから導入または構成に使用可能なアプリケーション製品のイメージを表している。アプリケーション・ディレクトリ属性401は、イメージを検出可能な開始ディレクトリ経路である。アプリケーション名属性403は、アプリケーション・コンテナ・オブジェクトに常駐するアプリケーション・オブジェクトへのリンク・バックである。定義中であって、ネットワーク導入プログラムのアプリケーション・コンテナに常駐する製品用のアプリケーション・オブジェクトがなければ、アプリケーション・イメージ・オブジェクト400を定義することができない。アプリケーション別名属性405は、それによってそのイメージがアクセス可能な別名である。
【0040】
図8に示すように、カストマイズ・ファイル・コンテナ64は、管理者がすでに定義した1つまたは複数のカストマイズ・ファイル・オブジェクト500を保管するために作成することができる。好ましい一実施例のカストマイズ・ファイル・オブジェクト500は、Y軸上のワークステーション名とX軸上のキーワードからなるマトリックスを含んでいる。ワークステーション行とキーワード列の交点は、アプリケーションに関連付けられているワークステーションの応答ファイル内の対応するキーワード値の代わりに使用すべき値である。当業者であれば、カストマイズ・データをカプセル化する他の表手段も可能であることに留意されたい。計画オブジェクトがコミットされた時点で、各ワークステーションごとに生成した固有の応答ファイルを作成するために、カストマイズ・ファイルによってモデル応答ファイルが解明される。カストマイズ・ファイルは、計画中アプリケーション・オブジェクトに適用することもできる。実ファイル名属性501は、カストマイズ・ファイルへの完全修飾経路およびファイル名である。
【0041】
図9に示すネットワーク情報ツール(NIT)オブジェクト66は、コミット済み計画オブジェクトの状況を判定するために使用する。この状況は、個々のワークステーション・オブジェクトまたは計画オブジェクトにより判定することができる。管理者は、NITに示すこのようなオブジェクトのリストから計画またはワークステーションを選択することによって、コミット済み計画の成否に関するフィードバックを得るために、NITオブジェクトを使用するものと思われる。サンプル・インタフェースの1つを図9に示す。レポート・ファイル名属性551は、状況ファイルの完全修飾ファイル名である。グループ・タイトル属性553は、そのレポート・ファイル名が関連する計画の名前である。ログ・ファイル名属性555は、計画処理の結果として生成されるログ・ファイル用の完全修飾名である。
【0042】
ADD RSPFILE OBJECT TO CATIPルーチンを図10に示す。このルーチンは、計画中アプリケーション(AppIP)オブジェクトまたは計画中ワークステーション・アプリケーション(WksAppIP)オブジェクトに含まれる可能性のある計画中カテゴリ(CatIP)オブジェクトに対して管理者が応答ファイル・オブジェクト(RspFile)を追加しようと試みるときに発生する処理の流れを示している。
【0043】
このルーチンは、入口ルーチン・ブロック600から始まり、CatIPへのリンク属性133を検査する判断ブロック605に続く。このリンク属性は、計画オブジェクトに追加すべき元の応答ファイル・オブジェクトの導出元であるカテゴリ(Cat)オブジェクトを指し示す。RspFileオブジェクトがCatオブジェクトからのものではない場合、処理はステップ610に続き、そこでRspFileオブジェクトはCatIPオブジェクトの作成元であるCatオブジェクトからしか追加できないことを示すエラーをネットワーク導入プログラムがポストする。これは、ユーザが間違ったCatオブジェクトからターゲットCatIPオブジェクトにRspFileオブジェクトを偶然コピーするのを防止するものである。このメッセージのポスト後、処理は復帰ブロック670で終了する。CatオブジェクトへのCatIPリンク属性が有効であった場合、処理は判断ブロック615に続き、そこでCatIPオブジェクトの親オブジェクトが照会される。親オブジェクトがAppIPオブジェクトではない場合、すなわち、それがWksAppIPオブジェクトである場合、処理はステップ620に続き、そこでCatIPオブジェクト用の古いRspFileオブジェクトが新しいRspFileオブジェクトによって置き換えられる。その後、処理は復帰ブロック670で終了する。
【0044】
CatIPオブジェクトがAppIPオブジェクトに属す場合、処理はステップ625に続き、そこでIカウンタが1に設定される。次に、判断ブロック630は、Iカウンタが計画中グループ(GroupIP)オブジェクト内の計画中ワークステーション(WksIP)オブジェクトの数を超えているかどうかを確認するために検査を行う。この数を超えている場合は、処理がステップ620に続く。
【0045】
カウンタIがWksIPオブジェクトの数を下回っている場合は、処理はステップ635に続き、そこでカウンタJが設定される。次に、判断ブロック640は、JカウンタがIカウンタによって索引付けされたWksIPオブジェクト内のWksAppIPオブジェクトの数を超えているかどうかを確認するために検査を行う。この数を超えている場合は、処理がステップ645に続き、そこでカウンタIが1だけ増分される。
【0046】
JカウンタがIカウンタによって索引付けされたWksIPオブジェクト内のWksAppIPオブジェクトの数未満であるかまたはそれに等しい場合、処理は判断ブロック650に続き、そこで、短縮名およびアクション・タイプの各属性値がAppIPオブジェクト内の同じ値と一致するかどうかを確認するために、Iカウンタによって参照されるWksIP内でJカウンタによって参照されるWksAppIPオブジェクトを検査する。これらの値が一致しない場合、処理はステップ655に続き、Jカウンタが1だけ増分される。属性が一致する場合は、ステップ660でWksAppIPオブジェクトに属すCatIPオブジェクトを指すポインタが検索され、次にステップ665では、ステップ660から指し示されるCatIPオブジェクトに属すRspFileオブジェクトが新しいRspFileオブジェクトによって置き換えられる。新しいRspFileオブジェクトの置換後、処理はステップ645に続き、次のWksIPオブジェクトが検査される。
【0047】
DELETE RSP FILEルーチンを図11に示す。このルーチンは、管理者がネットワーク導入プログラムからRspFileを削除しようと試みるときに発生する処理の流れを示している。このルーチンは、入口ルーチン・ブロック700から始まり、判断ブロック705に続き、そこでRspFileオブジェクトの親オブジェクトがCatオブジェクトであるかどうかを確認するためにその親オブジェクトを検査する。親オブジェクトがCatオブジェクトではない場合、それはCatIPオブジェクトでなければならないので、処理は判断ブロック710に続き、そこで応答ファイル要求属性フラグが設定されているかどうかを判定するためにCatIPオブジェクトが照会される。このフラグが設定されていない場合、ステップ745でそのRspFileが削除され、ルーチンは復帰ブロック750で終了する。しかし、このフラグが設定されている場合は、ステップ740で、そのRspFileオブジェクトは要求されているので削除できないことを示すエラー・メッセージをネットワーク導入プログラムがポストする。その後、ルーチンは復帰ブロック750で終了する。判断ブロック705で親オブジェクトがCatオブジェクトである場合、処理は判断ブロック715に続き、そこでCatオブジェクトのデフォルト応答ファイル属性320がRspFileオブジェクトの実ファイル名と一致するかどうかを確認するためにその属性が検査される。ファイル名が一致しない場合は、ステップ745でRspFileオブジェクトが削除され、ルーチンは復帰ブロック750で終了する。
【0048】
2つのファイル名が一致する場合、処理は判断ブロック720に続き、そこで応答ファイル要求属性フラグが設定されているかどうかを判定するためにCatオブジェクトが照会される。フラグが設定されている場合は、ステップ740で、そのRspFileオブジェクトは要求されているので削除できないことを示すエラー・メッセージをネットワーク導入プログラムがポストする。フラグが設定されていない場合、ネットワーク導入プログラムは判断ブロック730で警告メッセージをポストする。この警告メッセージは、デフォルトのRspFileオブジェクトを削除するべきかどうかを管理者に尋ねる。管理者がデフォルトのRspFileの削除を希望しない場合、処理は復帰ブロック750で終了する。しかし、ユーザがデフォルトのRspFileオブジェクトの削除を希望する場合は、処理はステップ735に続き、そこで現在のカテゴリ・オブジェクト用のデフォルトrspfile属性が検査される。次に、処理はステップ745に入り、そこでRspFileオブジェクトが削除される。
【0049】
管理者がAppオブジェクトを計画オブジェクトに追加する場合、計画オブジェクトは図12に示すようにAppオブジェクトに関するCREATE IP OBJECTメソッドを呼び出す。Appオブジェクトに関するCREATE IP OBJECTメソッドは、メソッド入口ブロック800から始まり、判断ブロック805に続き、そこで同じ短縮名とアクション・タイプを備えたAppIPオブジェクトがすでに計画オブジェクトに存在するかどうかを確認するためにAppオブジェクトが検査を行う。あるいは、この検査が計画レベルですでに行われている可能性もある。重複するAppIPオブジェクトが存在する場合、ネットワーク導入プログラムは、同じ属性を備えた別のAppIPオブジェクトが計画オブジェクトに追加されるのを防止したいので、エラー・メッセージをポストし、エラーを示して復帰ブロック810で終了する。
【0050】
作成すべきAppIPオブジェクトがその計画オブジェクトにとって固有のもになる場合、ステップ815でネットワーク導入プログラムがアクション・タイプを要求するか、またはAppノートブックにすでに管理者が指定したアクション・タイプを使用する。好ましいグラフィカル・ユーザ・インタフェースでは、管理者はAppオブジェクト・ノートブック内のボックスをチェックして、そのAppオブジェクトが計画オブジェクトに追加されるときにAppオブジェクトがアクション・タイプを要求するようにすることができる。ステップ820では、Appオブジェクトが新しいAppIPオブジェクトを作成し、AppオブジェクトからAppIPオブジェクトに属性をコピーする。
【0051】
処理は判断ブロック825に続き、そこでアプリケーション・オブジェクトが所望のアクション・タイプを備えたCatオブジェクトを有するかどうかを確認するためにそのアプリケーション・オブジェクトが検査を行う。そのようなCatオブジェクトを有していない場合、処理は判断ブロック850に続く。同じアクション・タイプを備えたCatオブジェクトが存在する場合、処理はステップ830に続き、そこで同じアクション・タイプを備えたCatオブジェクトにCREATE IP OBJECTメソッドが送られる。このメソッドから復帰すると、判断ブロック835では、有効なCatIPオブジェクトが返されたかどうかを確認するために検査を行う。そのようなオブジェクトが返されていない場合、エラーを示して処理は復帰ブロック840で終了する。CREATE IP OBJECTメソッドのいずれかでエラーが発生した場合、エラー以前に作成されていた可能性のあるオブジェクトを削除するためにそのオブジェクトが何らかの終結処置にとりかかるが、エラーのためにもはや有効ではなくなることが好ましい。
【0052】
有効なCatIPオブジェクトが返された場合、そのオブジェクトはステップ845でAppIPオブジェクトに追加され、処理は判断ブロック850に続き、そこで計画オブジェクトにGroupIPオブジェクトが存在するかどうかを判定するためにアプリケーション・オブジェクトが検査を行う。あるいは、この検査が計画オブジェクトによってすでに行われている可能性もある。計画オブジェクトにGroupIPオブジェクトがまったくない場合、処理は復帰ブロック870で終了し、そこでAppIPオブジェクトが返される。
【0053】
計画オブジェクトにGroupIPオブジェクトが存在する場合、ステップ855で、メソッド・パラメータの1つとしてAppIPオブジェクトを備えたGroupIPオブジェクトにCREATE WKSAPPIP OBJECTメソッドが送られる。このメソッドが判断ブロック860でエラーを示して復帰する場合、処理はエラー復帰ブロック865で終了する。このメソッドがエラーを示さずに復帰する場合、処理は復帰ブロック870で終了し、そこでAppIPオブジェクトが返される。
【0054】
図13は、メソッド入口ブロック900でCatおよびCatIPオブジェクトに関するCREATE IP OBJECTメソッドから始まる。CatおよびCatIPのCREATE IP OBJECTメソッドのプロセスは単一の流れ図で示すことができる。というのは、両方のプロセスは作成したCatIPオブジェクトに属性がコピーされる位置だけが異なるからである。処理は、メソッド入口ブロックからステップ905に続き、そこで新しいCatIPオブジェクトが作成され、Catオブジェクトまたは古いCatIPオブジェクトから新しいCatIPオブジェクトに属性がコピーされる。次に、判断ブロック910では、Catオブジェクトまたは古いCatIPオブジェクトがデフォルトのRspFileオブジェクトを有するかどうかを確認するために検査を行う。デフォルトのRspFileを有していない場合、処理は復帰ブロック935で終了し、そこで新しいCatIPオブジェクトが返される。Catまたは古いCatIPオブジェクトがデフォルトのRspFileオブジェクトを有している場合、処理はステップ915に続き、そこでデフォルトのRspFileオブジェクトにCREATE IP OBJECTメソッドが送られる。メソッドからの復帰は判断ブロック920で検査される。有効なRspFileオブジェクトが返されていない場合、処理はエラーを示して復帰ブロック925で終了する。有効なRspFileオブジェクトが返されている場合、処理はステップ930に続き、そこで返されたRspFileオブジェクトが新しいCatIPオブジェクトに追加される。最後に、処理は復帰ブロック935で終了し、そこで新しいCatIPオブジェクトが返される。
【0055】
図14は、メソッド入口ブロック950のRspFileオブジェクトに関するCREATE IP OBJECTメソッドから始まり、ステップ955に続き、そこで新しいRspFileオブジェクトが作成され、古いRspFileオブジェクトからの属性が新しいRspFileオブジェクトにコピーされる。RspFileオブジェクトは、計画オブジェクトの子孫であるかどうかに関わらず、同じように扱われる。処理は復帰ブロック960で終了し、そこで新しいRspFileオブジェクトが返される。
【0056】
管理者が計画オブジェクトにワークステーション・グループ・オブジェクトを追加する場合、その計画オブジェクトは、図15に示すようにグループ・オブジェクトに関するCREATE IP OBJECTメソッドを呼び出す。グループ・オブジェクトのCREATE IP OBJECTメソッドは、メソッド入口ブロック1000から始まり、判断ブロック1005に続き、そこで計画オブジェクトにGroupIPオブジェクトがすでに存在するかどうかを確認するためにグループ・オブジェクトが検査を行う。あるいは、この検査が計画レベルですでに行われている可能性もある。GroupIPオブジェクトがすでに計画に存在する場合、ネットワーク導入プログラムは、エラー・メッセージをポストし、エラーを示して復帰ブロック1010で復帰することにより、別のGroupIPオブジェクトが計画オブジェクトに追加されるのを防止する。前述のように、本発明は、計画オブジェクトの子孫であるすべてのWksIPオブジェクトが固有のものである限り、計画オブジェクトで複数のGroupIPオブジェクトを使用できるように拡張することができる。
【0057】
計画オブジェクトがGroupIPオブジェクトを有していない場合、処理はステップ1015に続き、そこでグループ・オブジェクトが新しいGroupIPオブジェクトを作成し、グループ・オブジェクトからGroupIPに属性をコピーする。処理はステップ1020に続き、そこでカウンタIが1に設定される。次に判断ブロック1025が続き、そこでカウンタIがグループ・オブジェクト内のWksオブジェクトの数未満であるかまたはそれに等しいかどうかを確認するためにカウンタIを検査する。この検査の結果が真である場合は、グループ・オブジェクト内のすべてのWksオブジェクトが検査済みであるわけではないことを意味し、ステップ1030で、カウンタIによって索引付けされたWksオブジェクトにCREATE IP OBJECTメソッドが送られる。このメソッドから復帰すると、判断ブロック1035では、有効なWksIPオブジェクトが返されたかどうかを確認するために検査を行う。有効なオブジェクトが返されていない場合、処理はエラーを示して復帰ブロック1040で終了する。有効なWksIPオブジェクトが返されている場合、ステップ1045でそのオブジェクトがGroupIPオブジェクトに追加され、ステップ1050でカウンタIが1だけ増分されてから、判断ブロック1025に戻る。
【0058】
グループ・オブジェクト内のすべてのWksオブジェクトがWksIPオブジェクトに変換され、GroupIPオブジェクトに追加されている場合、処理はステップ1055に続き、そこでカウンタJが1に設定される。次に判断ブロック1060が続き、そこでカウンタJが計画内のAppIPオブジェクトの数未満であるかまたはそれに等しいかどうかを確認するためにカウンタJを検査する。あるいは、この検査が計画オブジェクトによってすでに行われている可能性もある。この検査の結果が真である場合は、計画オブジェクト内のすべてのAppIPオブジェクトがグループ・オブジェクト内のWksIPオブジェクト用のWksAppIPオブジェクトに変換済みであるわけではないことを意味し、ステップ1065で、カウンタIによって索引付けされたAppIPオブジェクトの追加パラメータを備えたGroupIPオブジェクトにCREATE WKSAPPIP OBJECTメソッドを送る。このメソッドは、計画オブジェクトに追加されたWksIPを計画オブジェクトにすでに存在するAppIPオブジェクトに関連付けるために送られる。このメソッドが判断ブロック1070でエラーを示して復帰する場合、処理はエラー復帰ブロック1075で終了する。このメソッドがエラーを示さずに復帰する場合、処理はステップ1080に続き、そこでカウンタJが1だけ増分され、流れは判断ブロック1060に続く。
【0059】
計画オブジェクト内のすべてのAppIPオブジェクトがGroupIPオブジェクト内のすべてのWksIPオブジェクト用のWksAppIPオブジェクトに変換されると、処理はメソッド復帰ブロック1085で終了し、そこでGroupIPオブジェクトが返される。
【0060】
図16は、メソッド入口ブロック1100のGroupIPオブジェクトに関するCREATE WKSAPPIP OBJECTメソッドから始まる。このメソッドは、WksAppIPオブジェクトをどのように作成するべきかを把握するために、AppIPオブジェクトを指すポインタという追加パラメータを有する。プロセスはステップ1105に続き、そこで新しいWksAppIPオブジェクトが作成され、AppIPオブジェクトからの属性がWksAppIPオブジェクトにコピーされる。AppIPオブジェクトは、すべての属性が管理者に把握されるわけではなく、WksAppIPオブジェクトがAppIPとは異なる機能性を備えている点がWksAppIPオブジェクトと異なっている。すなわち、管理者は、ワークステーション・レベルで属性を変更することはできないが、アプリケーション・レベルでグローバルにその変更を行わなければならない。代替実施例では、そのように精密な細分性が要求される場合に管理者がこれらの属性を変更できるはずである。処理は判断ブロック1110に続き、そこでAppIPオブジェクトがCatIPオブジェクトを有するかどうかを確認するためにAppIPオブジェクトが検査を行う。そのようなオブジェクトを有していない場合、処理はステップ1135に続く。CatIPオブジェクトが存在する場合、処理はステップ1115に続き、そこでそのCatIPオブジェクトにCREATE IP OBJECTメソッドが送られる。このメソッドから復帰すると、判断ブロック1120では、有効なCatIPオブジェクトが返されたかどうかを確認するために検査を行う。そのオブジェクトが返されていない場合、処理はエラーを示して復帰ブロック1125で終了する。有効なCatIPオブジェクトが返された場合、ステップ1130でそのオブジェクトがWksAppIPに追加され、処理はステップ1135に続き、そこでカウンタIが1に設定される。次に、判断ブロック1140では、カウンタIがGroupIPオブジェクト内のWksIPオブジェクトの数未満であるかまたはそれに等しいかどうかを確認するためにカウンタIを検査する。この検査の結果が真である場合は、GroupIPオブジェクト内のすべてのWksIPオブジェクトが検査済みであるわけではないことを意味し、WksAppIPと、CatIPオブジェクトやRspFileオブジェクトなどのその子オブジェクトが存在すれば、それらをステップ1145でカウンタIによって索引付けされたWksIPオブジェクトにコピーし、WksAppIPのオブジェクト階層が固有のインスタンスになるようにする。その後、ステップ1150はカウンタIを1だけ増分し、処理は判断ブロック1140に続く。GroupIPオブジェクト内のすべてのWksIPオブジェクトが検査されると、処理はエラーを示さずに復帰ブロック1155で終了する。
【0061】
図17は、メソッド入口ブロック1170のWksオブジェクトに関するCREATE IP OBJECTメソッドから始まり、ステップ1175に続き、そこで新しいWksIPオブジェクトが作成され、Wksオブジェクトからの属性が新しいWksIPオブジェクトにコピーされる。処理は復帰ブロック1180で終了し、そこで新しいWksIPオブジェクトが返される。
【0062】
グラフィカル・ユーザ・インタフェースでは、ツリー・ビュー・ウィンドウ内のアイコンによるなど、同じ視覚的方法で非計画オブジェクトと計画オブジェクトが管理者に示される。好ましい実施例では、様々なオブジェクト・クラスが計画オブジェクトと非計画オブジェクトに存在する。図18および図19は、ネットワーク導入プログラムを提示するために可能なグラフィカル・インタフェースを示している。図18には計画オブジェクトのフォルダを示すオブジェクトのツリー・ビューが示されている。このフォルダは、「Plan 1」という計画オブジェクトの内容をほとんど示すようにオープンされている。「Plan 1」オブジェクトは、「OS/2 Version 2.11」というタイトルのAppIPオブジェクトを含んでいる。「OS/2 Version 2.11」というAppIPオブジェクトは、「Install − Category 1」というタイトルのCATZPオブジェクトを含んでいる。計画オブジェクトは、「Workstation Group 1」というタイトルのGroupIPオブジェクトも含んでいる。このGroupIPオブジェクトは、「Ted」、「John」、「Juan」というタイトルのWksIPオブジェクトを示すように展開されている。「Juan」というWksIPオブジェクトは、「OS/2 Version 2.11」というタイトルのWksAppIPオブジェクトを示すように展開されており、そのオブジェクトは同じタイトルのAppIPオブジェクトと対応する。このWksAppIPオブジェクトは、「Install − Category 1」というタイトルのCatIPオブジェクトを示すようにオープンされ、それは「F: \nwi\MODELRSP\OS2V211\INS\211SAMP.RSP」というファイル名タイトルを備えた応答ファイルを含んでいる。
【0063】
図19の上の図は、ネットワーク導入プログラム用の最上位レベルのコンテナを示し、該図は、「Plan Construction」、「Status」、「Code Servers」、「Templates」の各オブジェクトを表示している。「Plan Construction」オブジェクトは図18のウィンドウに通じている。「Status」オブジェクトは、ワークステーションごとまたは計画ごとにアプリケーションの導入および構成の状況を管理者が表示できるようにするためのダイアログに通じている。「Code Servers」オブジェクトは、オープンすると、ネットワーク導入プログラムで定義されたコード・サーバ・オブジェクトを表示する。「Templates」オブジェクトは、オープンすると、管理者が計画またはアプリケーション・オブジェクトなどの正規オブジェクトを作成する際に使用するテンプレート・オブジェクトを提供する。オープンした「Templates」オブジェクトは図19の下の図に示す。
【0064】
図18および図19の図形表現は、ネットワーク導入プログラム内のオブジェクトを管理者に示すための唯一の方法ではない。両方のオブジェクトが示されるわけではないが、AppオブジェクトとAppIPオブジェクトなどの同様のオブジェクトは、管理者が関連アイコンを物理的に変更しない限り、同じアイコン表現を有することになる。当業者であれば、ネットワーク導入プログラム用に代替グラフィカル・ユーザ・インタフェースを数多く設計できるはずである。
【0065】
上記の本発明は、ソフトウェアによって選択的に再構成または活動化される汎用コンピュータで便宜的に実施することができるが、当業者であれば、上記の本発明を実施するために特に設計された専用装置を含む、ファームウェアや、ソフトウェアとファームウェアとハードウェアとの組合せでも本発明を実施可能であることに留意されたい。
【0066】
まとめとして、本発明の構成に関して以下の事項を開示する。
【0067】
(1) 複数のコンピュータを含むネットワークにおいてアプリケーションを導入するための導入計画オブジェクトを構築する方法であって、
前記コンピュータの一つが、
導入計画オブジェクトのテンプレートから導入計画オブジェクトを作成して、導入計画オブジェクトをその表示装置上に表示するために表示領域を割り振るステップと、
作業域コンテナ・オブジェクトに割り振られた前記表示装置上の表示領域から、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域に、選択された子オブジェクトのアイコンが移動された場合に、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域上に選択された子オブジェクトのアイコンを表示するステップであって、前記作業域コンテナ・オブジェクトは、導入計画オブジェクトに潜在的に導入可能な前記子オブジェクトを含む、前記表示するステップと、
前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域上に選択された子オブジェクトに対するコミット要求に応答して、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域に表示された前記子オブジェクトを、導入計画オブジェクト用の子オブジェクトに変換するステップであって、前記変換するステップは、前記導入計画オブジェクト用の子オブジェクトが、前記選択された子オブジェクトの属性を継承することを含む、前記変換するステップと、及び
前記変換された子オブジェクトを含む導入計画オブジェクトを記憶装置に記憶するステップと、
を含み、
前記選択された子オブジェクトは、アプリケーション・オブジェクトとグループ・オブジェクトとを包含し、該アプリケーション・オブジェクトは前記ネットワークを介して導入されるべきアプリケーションを表し、該グループ・オブジェクトは前記アプリケーションが導入されるべきであるワークステーションのグループを表し、
前記アプリケーション・オブジェクト及び前記グループ・オブジェクトは、複数の応答ファイル・オブジェクトを有するカテゴリ・オブジェクトをそれぞれ含み、前記応答ファイル・オブジェクトは、アプリケーションの導入の過程で製品パネルにより要求される質問に対する回答を提供し、前記カテゴリ・オブジェクトは、アプリケーションのアクション・タイプ別に応答ファイル・オブジェクトをグループ化し、前記コンピュータの前記一つは、前記応答ファイル・オブジェクトの各々を、各ネットワークを介して複数のアプリケーションのそれぞれ1つを導入するために使用する、方法。
(2) 前記変換するステップは、該アプリケーション・オブジェクトを計画中アプリケーション・オブジェクトに変換し、かつ該グループ・オブジェクトを計画中グループ・オブジェクトに変換するステップを含む、(1)に記載の方法。
(3) 前記子オブジェクトのアイコンの移動が、ドラッグ・アンド・ドロップにより行われる、(1)に記載の方法。
(4) 記コンピュータの前記一つは、応答ファイル・オブジェクトの各々を、ネットワークにおける前記アプリケーションに対して異なるアクションを実行するために使用する、(1)に記載の方法。
(5) 前記変換するステップが、
記アプリケーション・オブジェクト前記導入計画オブジェクトにとって固有のものであるということを前記コンピュータの前記一つが判定するステップと、
前記アプリケーション・オブジェクトが前記導入計画オブジェクトにとって固有のものであると判定された場合に、
記アプリケーション・オブジェクト用のアクション・タイプを判定するステップと、
前記アプリケーション・オブジェクトから前記計画中アプリケーション・オブジェクトに属性を継承するステップと、及び
応答ファイル・オブジェクトを前記アクション・タイプに対応する前記カテゴリ・オ ブジェクトに追加するステップと、
をさらに含む、(2)に記載の方法。
(6) 前記グループ・オブジェクトが複数のワークステーション・オブジェクトを含み、かつ前記計画中グループ・オブジェクトが複数の計画中ワークステーション・オブジェクトを含み、かつ
前記変換するステップが、
記グループ・オブジェクトが前記導入計画オブジェクトにとって固有のものであるということを前記コンピュータの前記一つが判定するステップと、
前記グループ・オブジェクトが前記導入計画オブジェクトにとって固有のものであると判定された場合に、
前記グループ・オブジェクトから前記計画中グループ・オブジェクトに属性を継承するステップと、
前記複数のワークステーション・オブジェクトを前記複数の計画中ワークステーション・オブジェクトに変換するステップと、
前記計画中アプリケーション・オブジェクトから属性をコピーすることにより、複数の計画中ワークステーション・アプリケーション・オブジェクトを作成するステップであって、該複数の計画中ワークステーション・アプリケーション・オブジェクトの各々は、計画中ワークステーション・オブジェクトの各々の子オブジェクトである、前記作成するステップと
をさらに含む、(5)に記載の方法。
(7) 複数のコンピュータからなるネットワークでアプリケーションを導入するために導入計画オブジェクトを構築するためのシステムであって、前記コンピュータは、導入計画オブジェクトを記憶するためのメモリ、プロセッサ及び表示装置を含み、
導入計画オブジェクトを作成するために、導入計画オブジェクトのテンプレートを前記表示装置上に表示する手段と、
前記導入計画オブジェクトに含めるために作業域コンテナ・オブジェクトを前記表示装置上に表示する手段であって、前記作業域コンテナ・オブジェクトは、導入計画オブジェクトに潜在的に導入可能な前記子オブジェクトを含む、前記表示する手段と、
前記作業域コンテナ・オブジェクトに割り振られた前記表示装置上の表示域から、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域に、選択された子オブジェクトのアイコンが移動された場合に、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域上に選択された子オブジェクトのアイコンを表示する手段と、
前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域上に選択された子オブジェクトに対するコミット要求に応答して、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域に表示された前記子オブジェクトを前記導入計画オブジェクト用の子オブジェクトに変換する手段であって、前記変換する手段は、前記導入計画オブジェクト用の子オブジェクトが、前記選択された子オブジェクトの属性を継承することを含む、前記変換する手段と、及び
前記変換された子オブジェクトを含む導入計画オブジェクトを前記記憶装置に記憶する記憶手段と、
を含み、
前記作業域コンテナ・オブジェクトの前記子オブジェクトが、ネットワークを介して導入されるべきアプリケーションを表すアプリケーション・オブジェクトと、及びアプリケーションが導入されるべきであるワークステーションのグループを表すグループ・オブジェクトとをさらに包含し、
前記アプリケーション・オブジェクト及び前記グループ・オブジェクトは、複数の応答ファイル・オブジェクトを有するカテゴリ・オブジェクトをそれぞれ含み、前記応答ファイル・オブジェクトは、アプリケーションの導入の過程で製品パネルにより要求される質問に対する回答を提供し、前記カテゴリ・オブジェクトは、アプリケーションのアクション・タイプ別に応答ファイル・オブジェクトをグループ化し、前記コンピュータの一つは、前記応答ファイル・オブジェクトの各々を、各ネットワークを介して複数のアプリケーションのそれぞれ1つを導入するために使用する、システム。
(8) 前記変換する手段は、選択されたアプリケーション・オブジェクトを計画中アプリケーション・オブジェクトに変換し、かつ選択されたグループ・オブジェクトを計画中グループ・オブジェクトに変換する手段を含む、(7)に記載のシステム。
(9) 少なくとも1つの前記アプリケーション・オブジェクトが、複数の応答ファイル・オブジェクトを含み、前記システムは、応答ファイル・オブジェクトの各々を、ネットワークにおける前記少なくとも1つの前記アプリケーションに対して異なるアクションを実行するために使用する、(7)に記載のシステム。
(10) 前記作業域コンテナ・オブジェクトが、カスタム・ファイル・オブジェクトを含むためのカスタム・ファイル・コンテナをさらに含み、前記システムは、該カスタム・ファイル・オブジェクトを、特定のワークステーション用に応答ファイル・オブジェクトをカストマイズするために使用する、(9)に記載のシステム。
(11) 前記作業域コンテナ・オブジェクトが、コード・サーバ・オブジェクトを含むためのコード・サーバ・コンテナをさらに含み、該コード・サーバ・オブジェクトは、或る計画中グループ・オブジェクトによって表されたワークステーションのグループ上に前記アプリケーションを導入する前に、前記アプリケーションのコピーが常駐するネットワーク内のコード・サーバ・ワークステーションを表す、(7)に記載のシステム。
(12) 前記作業域コンテナ・オブジェクトが、ネットワーク情報ツールをさらに含み、該ネットワーク情報ツールは、有効な導入計画オブジェクトに従いワークステーションのグループ上でのアプリケーションの前記導入の状況を判定する、(7)に記載のシステム。
(13) 複数の導入計画オブジェクトを含むための計画コンテナを前記記憶装置に記憶する記憶手段をさらに含む、(7)に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示により構成したコンピュータ・システムを示す図である。
【図2】ネットワーク導入製品における全体的なオブジェクト階層を示す図である。
【図3】ネットワーク導入製品における全体的なオブジェクト階層を示す図である。
【図4】アプリケーション・オブジェクトを示す図である。
【図5】ワークステーション・グループおよび計画中グループ・オブジェクトを示す図である。
【図6】計画オブジェクトを示す図である。
【図7】コード・サーバ・コンテナ・オブジェクトを示す図である。
【図8】カストマイズ・コンテナ・オブジェクトを示す図である。
【図9】ネットワーク情報ツール・オブジェクトを示す図である。
【図10】計画中カテゴリ・オブジェクトに応答ファイル・オブジェクトを追加するプロセスを示す流れ図である。
【図11】ネットワーク導入プログラムから応答ファイル・オブジェクトを削除するプロセスを示す図である。
【図12】アプリケーション・オブジェクトを計画中アプリケーション・オブジェクトに変換するプロセスを示す流れ図である。
【図13】計画中応答ファイル・カテゴリ・オブジェクトを生成するプロセスを示す図である。
【図14】応答ファイル・オブジェクトを導入計画オブジェクト内の応答ファイル・オブジェクトに変換するプロセスを示す図である。
【図15】ワークステーション・グループ・オブジェクトを計画オブジェクトに追加し、それにより、計画中ワークステーション・グループ・オブジェクトを作成するプロセスを示す図である。
【図16】計画中ワークステーション・アプリケーション・オブジェクトの作成を示す流れ図である。
【図17】ワークステーション・オブジェクトから計画中ワークステーション・オブジェクトを作成するプロセスを示す図である。
【図18】オブジェクトを処理可能なグラフィカル・ユーザ・インタフェースの1つを示す図である。
【図19】オブジェクトを処理可能なグラフィカル・ユーザ・インタフェースの1つを示す図である。
【符号の説明】
800 アプリケーション(App)オブジェクトのCREATE IP OBJECTメソッド
805 同じ短縮名とアクション・タイプを備えたAppIPオブジェクトがすでに計画に存在するかどうか
810 エラーをポストし、エラーを返す
815 アクション・タイプを要求するか、またはアクション・タイプ属性を使用する
820 AppIPオブジェクトを作成し、AppオブジェクトからAppIPオブジェクトに属性をコピーする
825 Appオブジェクトが同じアクション・タイプを有するCatオブジェクトを有するかどうか
830 アクション・タイプと一致するCatオブジェクトにCREATE IP OBJECTメソッドを送る
835 CatIPオブジェクトへの有効なポインタが返されたかどうか
840 エラーを返す
845 CatIPオブジェクトをAppIPオブジェクトに追加する
850 計画にGroupIPオブジェクトが存在するかどうか
855 (AppIPパラメータを備えた)GroupIPオブジェクトにCREATE WKSAPPIP OBJECTメソッドを送る
860 メソッドからの有効な復帰かどうか
865 エラーを返す
870 AppIPオブジェクトを返す

Claims (13)

  1. 複数のコンピュータを含むネットワークにおいてアプリケーションを導入するための導入計画オブジェクトを構築する方法であって、
    前記コンピュータの一つが、
    導入計画オブジェクトのテンプレートから導入計画オブジェクトを作成して、導入計画オブジェクトをその表示装置上に表示するために表示領域を割り振るステップと、
    作業域コンテナ・オブジェクトに割り振られた前記表示装置上の表示領域から、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域に、選択された子オブジェクトのアイコンが移動された場合に、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域上に選択された子オブジェクトのアイコンを表示するステップであって、前記作業域コンテナ・オブジェクトは、導入計画オブジェクトに潜在的に導入可能な前記子オブジェクトを含む、前記表示するステップと、
    前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域上に選択された子オブジェクトに対するコミット要求に応答して、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域に表示された前記子オブジェクトを、導入計画オブジェクト用の子オブジェクトに変換するステップであって、前記変換するステップは、前記導入計画オブジェクト用の子オブジェクトが、前記選択された子オブジェクトの属性を継承することを含む、前記変換するステップと、及び
    前記変換された子オブジェクトを含む導入計画オブジェクトを記憶装置に記憶するステップと、
    を含み、
    前記選択された子オブジェクトは、アプリケーション・オブジェクトとグループ・オブジェクトとを包含し、該アプリケーション・オブジェクトは前記ネットワークを介して導入されるべきアプリケーションを表し、該グループ・オブジェクトは前記アプリケーションが導入されるべきであるワークステーションのグループを表し、
    前記アプリケーション・オブジェクト及び前記グループ・オブジェクトは、複数の応答ファイル・オブジェクトを有するカテゴリ・オブジェクトをそれぞれ含み、前記応答ファイル・オブジェクトは、アプリケーションの導入の過程で製品パネルにより要求される質問に対する回答を提供し、前記カテゴリ・オブジェクトは、アプリケーションのアクション・タイプ別に応答ファイル・オブジェクトをグループ化し、前記コンピュータの前記一つは、前記応答ファイル・オブジェクトの各々を、各ネットワークを介して複数のアプリケーションのそれぞれ1つを導入するために使用する、方法。
  2. 前記変換するステップは、該アプリケーション・オブジェクトを計画中アプリケーション・オブジェクトに変換し、かつ該グループ・オブジェクトを計画中グループ・オブジェクトに変換するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記子オブジェクトのアイコンの移動が、ドラッグ・アンド・ドロップにより行われる、請求項1に記載の方法。
  4. 記コンピュータの前記一つは、応答ファイル・オブジェクトの各々を、ネットワークにおける前記アプリケーションに対して異なるアクションを実行するために使用する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記変換するステップが、
    記アプリケーション・オブジェクト前記導入計画オブジェクトにとって固有のものであるということを前記コンピュータの前記一つが判定するステップと、
    前記アプリケーション・オブジェクトが前記導入計画オブジェクトにとって固有のものであると判定された場合に、
    記アプリケーション・オブジェクト用のアクション・タイプを判定するステップと、
    前記アプリケーション・オブジェクトから前記計画中アプリケーション・オブジェクトに属性を継承するステップと、及び
    応答ファイル・オブジェクトを前記アクション・タイプに対応する前記カテゴリ・オブジェクトに追加するステップと、
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記グループ・オブジェクトが複数のワークステーション・オブジェクトを含み、かつ前記計画中グループ・オブジェクトが複数の計画中ワークステーション・オブジェクトを含み、かつ
    前記変換するステップが、
    記グループ・オブジェクトが前記導入計画オブジェクトにとって固有のものであるということを前記コンピュータの前記一つが判定するステップと、
    前記グループ・オブジェクトが前記導入計画オブジェクトにとって固有のものであると判定された場合に、
    前記グループ・オブジェクトから前記計画中グループ・オブジェクトに属性を継承するステップと、
    前記複数のワークステーション・オブジェクトを前記複数の計画中ワークステーション・オブジェクトに変換するステップと、
    前記計画中アプリケーション・オブジェクトから属性をコピーすることにより、複数の計画中ワークステーション・アプリケーション・オブジェクトを作成するステップであって、該複数の計画中ワークステーション・アプリケーション・オブジェクトの各々は、計画中ワークステーション・オブジェクトの各々の子オブジェクトである、前記作成するステップと
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 複数のコンピュータからなるネットワークでアプリケーションを導入するために導入計画オブジェクトを構築するためのシステムであって、前記コンピュータは、導入計画オブジェクトを記憶するためのメモリ、プロセッサ及び表示装置を含み、
    導入計画オブジェクトを作成するために、導入計画オブジェクトのテンプレートを前記表示装置上に表示する手段と、
    前記導入計画オブジェクトに含めるために作業域コンテナ・オブジェクトを前記表示装置上に表示する手段であって、前記作業域コンテナ・オブジェクトは、導入計画オブジェクトに潜在的に導入可能な前記子オブジェクトを含む、前記表示する手段と、
    前記作業域コンテナ・オブジェクトに割り振られた前記表示装置上の表示域から、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域に、選択された子オブジェクトのアイコンが移動された場合に、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域上に選択された子オブジェクトのアイコンを表示する手段と、
    前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域上に選択された子オブジェクトに対するコミット要求に応答して、前記導入計画オブジェクトに割り振られた前記表示領域に表示された前記子オブジェクトを前記導入計画オブジェクト用の子オブジェクトに変換する手段であって、前記変換する手段は、前記導入計画オブジェクト用の子オブジェクトが、前記選択された子オブジェクトの属性を継承することを含む、前記変換する手段と、及び
    前記変換された子オブジェクトを含む導入計画オブジェクトを前記記憶装置に記憶する記憶手段と、
    を含み、
    前記作業域コンテナ・オブジェクトの前記子オブジェクトが、ネットワークを介して導入されるべきアプリケーションを表すアプリケーション・オブジェクトと、及びアプリケーションが導入されるべきであるワークステーションのグループを表すグループ・オブジェクトとをさらに包含し、
    前記アプリケーション・オブジェクト及び前記グループ・オブジェクトは、複数の応答ファイル・オブジェクトを有するカテゴリ・オブジェクトをそれぞれ含み、前記応答ファイル・オブジェクトは、アプリケーションの導入の過程で製品パネルにより要求される質問に対する回答を提供し、前記カテゴリ・オブジェクトは、アプリケーションのアクション・タイプ別に応答ファイル・オブジェクトをグループ化し、前記コンピュータの一つは、前記応答ファイル・オブジェクトの各々を、各ネットワークを介して複数のアプリケーションのそれぞれ1つを導入するために使用する、システム。
  8. 前記変換する手段は、選択されたアプリケーション・オブジェクトを計画中アプリケーション・オブジェクトに変換し、かつ選択されたグループ・オブジェクトを計画中グループ・オブジェクトに変換する手段を含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 少なくとも1つの前記アプリケーション・オブジェクトが、複数の応答ファイル・オブジェクトを含み、前記システムは、応答ファイル・オブジェクトの各々を、ネットワークにおける前記少なくとも1つの前記アプリケーションに対して異なるアクションを実行するために使用する、請求項7に記載のシステム。
  10. 前記作業域コンテナ・オブジェクトが、カスタム・ファイル・オブジェクトを含むためのカスタム・ファイル・コンテナをさらに含み、前記システムは、該カスタム・ファイル・オブジェクトを、特定のワークステーション用に応答ファイル・オブジェクトをカストマイズするために使用する、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記作業域コンテナ・オブジェクトが、コード・サーバ・オブジェクトを含むためのコード・サーバ・コンテナをさらに含み、該コード・サーバ・オブジェクトは、或る計画中グループ・オブジェクトによって表されたワークステーションのグループ上に前記アプリケーションを導入する前に、前記アプリケーションのコピーが常駐するネットワーク内のコード・サーバ・ワークステーションを表す、請求項7に記載のシステム。
  12. 前記作業域コンテナ・オブジェクトが、ネットワーク情報ツールをさらに含み、該ネットワーク情報ツールは、有効な導入計画オブジェクトに従いワークステーションのグループ上でのアプリケーションの前記導入の状況を判定する、請求項7に記載のシステム。
  13. 複数の導入計画オブジェクトを含むための計画コンテナを前記記憶装置に記憶する記憶手段をさらに含む、請求項7に記載のシステム。
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