JP3589747B2 - ポンプ用タイマー、ポンプ、照明具及び鑑賞魚用装置 - Google Patents

ポンプ用タイマー、ポンプ、照明具及び鑑賞魚用装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、鑑賞魚用の水槽に用いるポンプ用タイマー、ポンプ、照明具及び鑑賞魚用装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鑑賞魚等を飼育する方法として、現在一般的には、水槽内に水もしくは海水を貯留して飼育する方法が取られている。この水槽には、濾過装置を設置して水質の劣化を防ぐことが広く行われている。
【0003】
この濾過装置の従来の構成について、図8を参照して説明する。水槽10の上蓋22上には、ポンプ12と濾過器18とが置かれる。このポンプ12のノズル14の先端は、水槽10内の水16へ浸漬されており、該ポンプ12は、電力が供給されることにより水16を汲み上げ、濾過器18側へ圧送している。該濾過器18では、水を濾過して吐出口20から水槽10側へ還流している。この濾過器18では、鑑賞魚からの排泄物(糞・尿等)を物理的に濾過すると共に、生物的濾過、即ち、バクテリアによる処理を施し、魚類に適切な環境を水替えを行うことなく長期間保てるようにしている。この生物的濾過は、2段階で行われ、第1段階で亜硝酸バクテリア(ニトロソモナス)が尿等のアンモニア(N)を亜硝酸(NO)に変化させ、そして、第2段階で硝酸バクテリア(ニトロバスター)が、亜硝酸を魚類に対して低い毒性しか有さない硝酸に変化させている。なお、上記ポンプ12は、常に濾過器18への水の圧送を継続し、これにより水質の劣化が防止されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記構成では、鑑賞魚に対して餌を与えた際、水中に浮遊する餌がポンプ12に吸い込まれて濾過器18に送られてしまうという問題点があった。濾過器18へ送られた餌は、腐敗して上記排泄物と同様に分解されて亜硝酸・硝酸等に分解されることになるが、これは、餌の無駄であるばかりでなく、飼育水を汚す大きな原因となっていた。
【0005】
上述した課題に対処するために、濾過器18の入口に目の細かいフィルタを取り付けたりしているが、フィルタに排泄物・餌が詰まり抜本的な解決策とは言いえなかった。本発明者は、魚が餌を食べ尽くすまでの間(5分〜30分)、ポンプ12を停止して濾過器18への餌の混入を防ぐことを着案したが、この方法は、非常に危険であるとの結論に至った。即ち、水槽まで近づき、餌を与えるときに濾過装置を停止することは、確実に行えるし、例え濾過装置の停止を怠ったとしても問題は発生しないが、給餌を完了して水槽から離れた状態では、濾過装置の再起動を忘れる蓋然性が高い。ここで、ポンプ12の起動を怠ったとき、特に熱帯魚の場合、水温が高く水中の酸素濃度が低いため、ポンプ12による酸素補給を長時間に渡り停滞すると、水槽内の魚が全て死滅する危険性がある。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、給餌中に濾過器への水の圧送を停止できると共に、給餌完了後に水の圧送を確実に再開できるポンプ用タイマー、ポンプ、照明具及び鑑賞魚用装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、電源とポンプ12との間に介在するポンプ用タイマー50であって、
スイッチ54と、
鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間を設定する時間設定手段72とを有し、
スイッチ54のオンにより、前記時間設定手段72に設定された時間だけ、ポンプ12への給電を停止することを特徴とする。
【0008】
本発明のポンプ用タイマー50は、好適な態様において、前記スイッチが押鋲式のスイッチ54であって、
前記時間設定手段80には、鑑賞魚の給餌時間として予め定められた複数の時間が設定されており、該スイッチ54の押鋲回数により該複数の時間が切換えられて設定され、
スイッチ54の押鋲により、前記時間設定手段80の切換えられた時間だけ、ポンプ12への給電を停止する。
【0009】
上記の目的を達成するため、本発明は、濾過器に鑑賞魚用の水槽の水を圧送するポンプ112であって、
スイッチ54と、
鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間を設定する時間設定手段150とを有し、
スイッチ54のオンにより、前記時間設定手段150に設定された時間だけ、濾過器への水の圧送を停止することを特徴とする。
【0010】
上記の目的を達成するため、本発明は、電源に接続され鑑賞魚の水槽を照明する照明具90であって、
ポンプ用のコンセント96と、
スイッチ54と、
鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間を設定する時間設定手段250とを有し、
スイッチ54のオンにより、前記時間設定手段250に設定された時間だけ、ポンプ用コンセント96からの給電を停止することを特徴とする。
【0011】
上記の目的を達成するため、本発明の鑑賞魚用装置200は、電源に接続され、鑑賞魚の水槽を照明する照明具92と、濾過器に鑑賞魚用の水槽の水を圧送するポンプ212と備え、
スイッチ254と、
鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間を設定する時間設定手段250とを有し、
前記スイッチ254のオンにより、前記時間設定手段250に設定された時間だけ、前記ポンプ212による濾過器218への水の圧送を停止することを特徴とする。
【0012】
【作用効果】
上記のように構成されたポンプ用タイマー50では、スイッチ54がオンされることにより、時間設定手段72に設定されている鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間だけ、ポンプ12への給電を停止する。このため、給餌後、鑑賞魚が餌を食べ尽くすまでポンプ12を停止することができ、餌が濾過器18に送られることがなくなる。
【0013】
また、請求項2に記載されたポンプ用タイマー50では、時間設定手段80に鑑賞魚の給餌時間として予め定められた複数の時間が設定されており、スイッチ54の押鋲回数により該複数の時間が切換えられて設定され、スイッチ54の押鋲により切換えられた時間だけポンプ12への給電を停止する。このため、異なる種類の餌を鑑賞魚に与えたとき、スイッチ54を押す回数を変えることにより、餌の種類に応じてポンプ12への給電停止時間を切り換えることができる。
【0014】
上記のように構成されたポンプ112では、スイッチ54がオンされることにより、時間設定手段150に設定されている鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間だけ、濾過器18への水の圧送を停止する。このため、給餌後、鑑賞魚が餌を食べ尽くすまで水の圧送を停止することができ、餌を濾過器18へ送ることがなくなる。また、この発明では、スイッチ54及び時間設定手段150がポンプ12に組み込まれているため、タイマー用のケースが不要になり廉価に構成できる利点がある。
【0015】
上記のように構成された照明具90では、スイッチ54がオンされることにより、時間設定手段250に設定されている鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間だけ、ポンプ用コンセント96からの給電を停止する。このため、給餌後、鑑賞魚が餌を食べ尽くすまでポンプ12を停止することができ、餌が濾過器18に送られることがなくなる。また、この発明では、スイッチ54及び時間設定手段250が照明具90に組み込まれているため、タイマー用のケースが不要になり廉価に構成できる利点がある。
【0016】
また、請求項5に記載された鑑賞魚用装置200では、スイッチ254がオンされることにより、時間設定手段250に設定されている鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間だけ、ポンプ212による濾過器218への水の圧送を停止する。このため、給餌後、鑑賞魚が餌を食べ尽くすまで水の圧送を停止することができ、餌を濾過器218へ送ることがなくなる。また、この発明では、スイッチ54及び時間設定手段250が鑑賞魚用装置200に組み込まれているため、タイマー用のケースが不要になり廉価に構成できる利点がある。
【0017】
【実施例】
以下、本発明を具体化した実施例を図を参照して説明する。
図1は、本発明の1実施例に係るポンプ用タイマー50が配置される水槽10を示している。水槽10の上蓋22上には、ポンプ12と濾過器18とが置かれている。ポンプ用タイマー50は、電源と接続され、レセプタクル52を介してポンプ12側のコンセント11へ電力を供給するように構成されている。このポンプ12のノズル14の先端は、水槽10内の水16へ浸漬されており、該ポンプ12は、ポンプ用タイマー50を介して電力が供給されることにより水16を汲み上げ、濾過器18側へ圧送している。該濾過器18では、水を濾過して、吐出口20から水槽10側へ還流している。この濾過器18は、鑑賞魚からの排泄物を物理的に濾過すると共に、生物的濾過、即ち、バクテリアによる処理を施し、魚類に適切な環境を水替えを行うことなく長期間保つ。このポンプ用タイマー50には、ポンプ12を設定時間休止するための押鋲スイッチ54と、休止時間の経過を知らせる4つのLED56a、56b、56c、56dと、ポンプ12へ給電中であることを表示する表示ネオン58と、休止時間を調整するためのボリューム60とが配置されている。
【0018】
次に、ポンプ用タイマー50の回路構成について図2を参照して説明する。該ポンプ用タイマー50は、各回路へ電力を供給する回路電源64と、RSフリップフロップ66と、ポンプ12側への電力の供給をオン・オフする出力リレー62と、該出力リレー62を駆動する出力ドライブ回路68と、鑑賞魚の給餌時間として設定された時間(30分)を計数するタイマーカウンタ72と、該タイマーカウンタ72へクロック信号を与えるクロック発生器74と、上記4つのLED56a、56b、56c、56dを点滅させるLED表示ドライブ回路76とから主として構成されている。なお、出力リレー62としては、コイルに通電されていない状態で、b側、即ち、接点を導電状態として動作不良の際にもホンプ12へ給電を継続できるものが選択されている。
【0019】
ここで、上記ポンプ用タイマー50の動作について説明する。操作者は、鑑賞魚への給餌を行う際に押鋲スイッチ54を押す。これにより、RSフリップフロップ66がセットされ、セット信号が出力ドライブ回路68に加わり、該出力ドライブ回路68が出力リレー62のコイルを励磁して接点をaに切り換える。これにより、ポンプ12への通電が停止され、ポンプ12が濾過器18へ水の圧送を停止し、水槽の水に浮遊している餌を濾過器18へ圧送することを防ぐ。なお、このホンプ12の休止状態は表示ネオン58の消灯により確認できるようになっている。
【0020】
また、上述したRSフリップフロップ66からのセット信号は、ゲート70を介してタイマーカウンタ72にも加えられる。該タイマーカウンタ72は、クロック発生器74からのクロック信号により、設定された30分の時間の計数を開始すると共に、LED表示ドライブ回路76に信号を送り、全てのLED56a、56b、56c、56dを点灯させる。そして、30分の1/4に相当する7分30秒の経過によりLED56aを消灯させ、30分の2/4に相当する15分の経過によりLED56bを消灯させ、更に、30分の3/4に相当する22分30秒の経過によりLED56cを消灯させる。そして、設定された30分の経過によりLED56aを消灯させると共に、タイムアップ出力をRSフリップフロップ66に加える。これに応じて、該RSフリップフロップ66が、リセット信号を出力ドライブ回路68へ加え、該出力ドライブ回路68が出力リレー62のコイルの励磁を解き接点をbへ切り換える。これにより、ポンプ12へ通電され、ポンプ12が濾過器18への水の圧送を再開する。この通電状態は、表示ネオン58の点灯により確認できる。
【0021】
この実施例では、給餌のための停止時間をその都度タイマーを捻る等により設定することなく、上記押鋲スイッチ54を押すだけでポンプ12を停止できる。また、給餌時間の完了により確実にポンプ12を再起動することができる。なお、上述した鑑賞魚の給餌時間として設定された時間(30分)は、ボリューム60をドライバ等で回動することにより任意に調整できる。
【0022】
次に、上記ポンプ用タイマーの改変例について図3の回路図を参照して説明する。この改変例では、1つのマイクロコンピュータ80が、設定時間の計数等の処理を行うようになっている。ここで、操作者は、鑑賞魚への給餌を行う際に押鋲スイッチ54を押す。この押鋲スイッチ54からの信号入力に応じて、マイクロコンピュータ80は、上述した図2に示す回路と同様な動作を行い、30分間ポンプ12の動作を停止させる。
【0023】
ここで、操作者は、異なる餌、即ち、鑑賞魚の早く食べ尽くす餌を与える際に、押鋲スイッチ54を続けて2回押す。これにより22分30秒(30分の3/4)の停止時間が設定できる。このとき、マイクロコンピュータ80は、LED表示ドライブ回路76に信号を送り、LED56b、56c、56dを点灯させると同時にホンプ12への給電を停止する。そして、30分の2/4に相当する15分の経過によりLED56bを消灯させ、更に、30分の3/4に相当する22分30秒の経過によりLED56cを消灯させる。そして、設定された22分30秒の経過によりLED56aを消灯させると共に、出力リレー62のコイルの励磁を解き接点をbに切り換えホンプ12への通電を再開する。同様に、押鋲スイッチ54を続けて3回押すことにより、15分(30分の2/4)の停止時間が設定でき、この設定に応じてLED56c、56dが点灯される。また、押鋲スイッチ54を続けて4回押すことにより、7分30秒(30分の3/4)の停止時間が設定でき、これに応じてLED56dが点灯される。
【0024】
この改変例では、押鋲スイッチ54を続けて押すことにより複数種類の時間を設定できるため、多種の餌を使い分けるときに、休止時間をこれに合わせて容易に設定できる利点がある。
【0025】
タイマー回路の更なる変形例について、図4を参照して説明する。この変形例のタイマー回路では、図2に示す回路構成において、LED表示ドライブ回路76が省略されていると共に、ボリューム60にツマミ(図示せず)が取り付けられており、該ツマミを調整することにより、休止時間を連続的に調整できるように構成されている。
【0026】
次に、本発明の1実施例に係るポンプ112について図5を参照して説明する。図5(A)はこのポンプ112が配置される水槽10を示し、図5(B)は該ポンプ112の平面図を示している。なお、ポンプ112の説明において図1、図2を参照して上述した実施例と同様な部材については、同一の参照符号を用いて説明を省略する。このポンプ112には、図2に示したと同様なタイマ回路150が内蔵されており、ポンプ112の上面には、図5(B)に示すように、ポンプ112を設定時間休止させるための押鋲スイッチ54と、休止時間の経過を知らせる4つのLED56a、56b、56c、56dと、ポンプ12が動作中であることを表示する表示ネオン58と、休止時間を調整するためのボリューム60とが配置されている。このポンプ112では、鑑賞魚への給餌の際に押鋲スイッチ54が押されることにより、濾過器18への水の圧送を30分間停止し、水槽水に浮遊している餌を濾過器18へ圧送することを防ぐ。
【0027】
この実施例では、ポンプ112にタイマーが組み込まれているので、図1に示したポンプ用タイマー50のケーシング及びコンセントとレセプタクル52とが不要となり、廉価に構成できる利点がある。また、ポンプ用タイマー50が不要となるので、全体としてコンパクトに構成できるという長所がある。なお、この実施例では、図2に示すタイマー回路が用いられているが、この代わりに図3又は図4に示すタイマー回路を用いることも可能である。
【0028】
次に、本発明の1実施例に係る照明具90について図6を参照して説明する。図6(A)はこの照明具90の一部切り欠き斜視図を示し、図6(B)は背面図を示している。なお、照明具90の説明において、図1、図2を参照して上述した実施例と同様な部材については、同一の参照符号を用いて説明を省略する。照明具90は、水槽の上方に取り付けられて、2本の蛍光灯92、92によって水槽内を照明すると共に水草の光合成を促すもので、内部には図3に示したと同様なタイマ回路250が内蔵されている。照明具90の上面には、蛍光灯92、92の点灯・消灯用のスイッチ99と、ポンプ12を設定時間休止させるための押鋲スイッチ54と、4つのLED56a、56b、56c、56dと、表示ネオン58とが配置されておいる。また、図6(B)に示すように背面には、該タイマ回路250により給電が制御されるコンセント96と、給電の制御がなされないコンセント94とが取り付けられている。このコンセント96には、ポンプ12のコンセントが嵌入される。そして、鑑賞魚への給餌の際に、押鋲スイッチ54が押されると、コンセント96からポンプ12への給電を30分間停止し、水槽水に浮遊している餌がホンプ12により濾過器18へ圧送されることを防ぐ。
【0029】
この実施例では、照明具90にタイマーが組み込まれているので、図1に示したポンプ用タイマー50のケーシング及びコンセントと、レセプタクル52とが不要となり、廉価に構成できる利点がある。また、ポンプ用タイマー50を照明具内に収容するので、全体としてコンパクトに構成できるという効果がある。なお、この実施例では、図2に示すタイマー回路が用いられているが、この代わりに図3又は図4に示すタイマー回路を用いることも可能である。
【0030】
次に、本発明の1実施例に係る鑑賞魚用装置200について図7を参照して説明する。図7(A)はこの鑑賞魚用装置200の側面図を、図7(B)は平面図を示している。なお、鑑賞魚用装置200の説明において、図1、図2を参照して上述した実施例と同様な部材については、同一の参照符号を用いて説明を省略する。鑑賞魚用装置200は、上述したポンプと照明具と濾過器とを一体にしたもので、水槽の上方に取り付けられて、2本の蛍光灯92、92によって水槽内を照明すると共に水草の光合成を促するとともに、内蔵されたポンプ212にて水槽10内の水16を汲み上げ、濾過器218側へ圧送するもので、内部には図3又は図4に示したと同様なタイマ回路250が内蔵されている。鑑賞魚用装置200の上面には、蛍光灯92、92の点灯・消灯用のスイッチ299と、ポンプ212を設定時間休止させるための押鋲スイッチ254とが設けられている。そして、鑑賞魚への給餌の際に、押鋲スイッチ254が押されると、タイマ回路250がポンプ212への給電を30分間停止し、水槽水に浮遊している餌がホンプ212により濾過器218へ圧送されることを防ぐ。
【0031】
この実施例では、鑑賞魚用装置200にタイマーが組み込まれているので、図1に示したポンプ用タイマー50のケーシング及びコンセントと、レセプタクル52とが不要となり、廉価に構成できる利点がある。また、ポンプ用タイマー50、ポンプ250、蛍光灯92を内蔵するので、全体としてコンパクトに構成できるという効果がある。
【0032】
ここで、本発明における鑑賞魚としては、高い水温で飼育する熱帯魚に限定されず、錦鯉・金魚等の常温で飼育する鑑賞魚も含まれる。また、上述した例では、ホンプ12、112が水槽の上部に置かれる濾過器18へ直接水を圧送する例を挙げたが、本発明のホンプは、底面フィルタ又は投げ込みフィルタ等の濾過器が用いられるときは、エアを介して水を圧送することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るポンプ用タイマーが配置された水槽を示す側面図である。
【図2】図1に示すポンプ用タイマーの回路図である。
【図3】図2に示すポンプ用タイマーの改変例の回路図である。
【図4】図2に示すポンプ用タイマーの改変例の回路図である。
【図5】本発明の1実施例に係るポンプが配置された水槽を示し、図5(A)は水槽の側面図であり、図5(B)はポンプ112の平面図である。
【図6】本発明の1実施例に係る照明具を示し、図6(A)は一部切り欠き斜視図であり、図6(B)は背面図である。
【図7】本発明の1実施例に係る鑑賞魚用装置を示し、図7(A)は側面図であり、図7(B)は平面図である。
【図8】従来の濾過装置を示す側面図である。
【符号の説明】
10 水槽
12 ポンプ
18 濾過器
50 ホンプ用タイマー
72 タイマーカウンタ
80 マイクロコンピュータ
90 照明具
112 ポンプ
200 鑑賞魚用装置

Claims (5)

  1. 電源とポンプとの間に介在するポンプ用タイマーであって、
    スイッチと、
    鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間を設定する時間設定手段とを有し、
    前記スイッチのオンにより、前記時間設定手段に設定された時間だけ、ポンプへの給電を停止することを特徴とするポンプ用タイマー。
  2. 前記スイッチが押鋲式のスイッチであって、
    前記時間設定手段には、鑑賞魚の給餌時間として予め定められた複数の時間が設定されており、該スイッチの押鋲回数により該複数の時間が切換えられて設定され、
    前記スイッチの押鋲により、前記時間設定手段の切換えられた時間だけ、ポンプへの給電を停止することを特徴とする請求項1のポンプ用タイマー。
  3. 濾過器に鑑賞魚用の水槽の水を圧送するポンプであって、
    スイッチと、
    鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間を設定する時間設定手段とを有し、
    前記スイッチのオンにより、前記時間設定手段に設定された時間だけ、濾過器への水の圧送を停止することを特徴とするポンプ。
  4. 電源に接続され鑑賞魚の水槽を照明する照明具であって、
    ポンプ用のコンセントと、
    スイッチと、
    鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間を設定する時間設定手段とを有し、
    前記スイッチのオンにより、前記時間設定手段に設定された時間だけ、ポンプ用コンセントからの給電を停止することを特徴とする照明具。
  5. 電源に接続され、鑑賞魚の水槽を照明する照明具と、濾過器に鑑賞魚用の水槽の水を圧送するポンプと備える鑑賞魚用装置であって、
    スイッチと、
    鑑賞魚の給餌時間として予め定められた時間を設定する時間設定手段とを有し、
    前記スイッチのオンにより、前記時間設定手段に設定された時間だけ、前記ポンプによる濾過器への水の圧送を停止することを特徴とする鑑賞魚用装置。
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