JP3348114B2 - 観賞魚飼育装置 - Google Patents

観賞魚飼育装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚の飼育装置に係り、
特に淡水魚、海水魚、熱帯魚等の様々な観賞魚を最適な
環境で飼育するための観賞魚飼育装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】最近、淡水魚はもとより、海水魚や熱帯魚
等の様々な魚や貝類を鑑賞魚として水槽内で盛んに飼育
するようになった。
【0003】従来は鑑賞魚を水槽内で飼育するための水
処理装置装置としては、水温の調節ための温度調節器、
汚れの濾過のための、上部濾過式、外部濾過式或いはオ
ーバーフロー式等の濾過装置、酸素の補給のためのエア
ーポンプ、殺菌のためのオゾン発生装置等が個々に開発
され、飼育者はこれらの水処理装置を集めて水槽に対し
て個々に配備し鑑賞魚を飼育していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水槽に
対して水処理装置を個々に配備した場合、配線や配管が
乱れ水槽の回りや水槽内が乱雑になって美観を損ない、
装置の運転制御が個々に行わねばならないので繁雑であ
ると同時に統一を採りにくく、装置が各々単体として機
能するように設計されているのでコストが割高となっ
た。
【0005】さらに従来の装置では総合的な制御ができ
ないので、濾過装置の濾材が目詰まりした状態や、循環
ポンプが空運転状態になったことを自動的に知ることは
難しく、したがって装置のメンテイナンスや安全性の確
保が難しかった。
【0006】本発明は、前記したような従来技術の欠点
を解消し、観賞魚を飼育する環境を総合的に作り出せ、
しかも装置のメンテイナンスを容易にしたり安全性を確
保するための制御ができるような観賞魚飼育装置を提供
することを目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、水槽内の水を
強制的に循環させる循環ポンプと、水槽内の水の汚れを
濾過する濾過装置と、水槽内の水の温度を調節する温度
調節器とを互いに連結して水槽内の水を強制的に循環す
る循環路を形成して、水が流れなくなった水不足状態を
検知する水不足検知手段と、該循環路における水量が所
定の水量以下となった時に濾材の目詰まりを検知する目
詰まり検知手段とを配備し、該目詰まり検知手段の検知
結果により前記濾過装置の濾材の目詰まりを検知して表
示装置に表示し、前記水不足検知手段の前記循環ポンプ
の水不足状態を検知して表示装置に表示することで、運
転濾過中の濾過効果を継続的に確保すると共に、水不足
状態での循環ポンプ空運転を未然に防止して、水槽内の
水の良好な濾過状態を維持するようにしたことにより課
題を解決することができた。さらに本発明は、水槽内の
水を強制的に循環させる循環ポンプと、水槽内の水の汚
れを濾過する濾過装置と、水槽内の水の温度を調節する
温度調節器とを互いに連結して水槽内の水を強制的に循
環する循環路を形成して、水が流れなくなった水不足状
態を検知する水不足検知手段と、該循環路における水量
が所定の水量以下となった時に濾材の目詰まりを検知す
る目詰まり検知手段とを配備し、該目詰まり検知手段と
前記水不足検知手段の検知結果により前記濾過装置の濾
材の目詰まりと前記循環ポンプの水不足状態をそれぞれ
検知して表示装置に表示することで、運転濾過中の濾過
効果を継続的に確保すると共に、水不足状態での循環ポ
ンプ空運転を未然に防止して、水槽内の水の良好な濾過
状態を維持するようにしたことにより課題を解決するこ
とができた。さらに本発明は、前記循環ポンプの水不足
状態が検知されて表示装置に表示された場合に、循環ポ
ンプの駆動を停止するようにしたことにより課題を解決
することができた。
【0008】
【発明の作用】本発明は前記したように構成され、濾
過、殺菌、酸素の補給、温度の調節等観賞魚の飼育に必
要な水処理装置の全部が一体となって配備されているの
で、制御装置での制御により、装置を飼育する魚の種類
に合った環境を作るように容易に調節できる。
【0009】また、観賞魚の飼育装置において最も重要
な濾過装置が、水量の変化により濾材が目詰りしたこと
が自動的に知らされ、しかも濾材が詰められて濾材バケ
ツトが濾材タンクに着脱自在に装着されているので、濾
材タンクから濾材バケツトを取り出して容易に濾材を洗
浄したり交換したりでき、これにより、水槽内の水をい
つも奇麗にしておける。
【0010】さらに、飼育する魚により水槽内の水汚れ
具合や求められる水の奇麗さも異なるので、飼育する魚
に合わせて濾材の種類を容易に変えられる。
【0011】水槽の水が抜けてしまったり、或いは装置
が損傷して空気が吸い込まれて循環ポンプが空運転とな
って循環路に水が流れなくなってしまった場合このまま
装置の運転を続けるとポンプが故障したり、ヒータが空
焚きして火災が起きたりする危険があるが、循環路に水
が流れなくなった水不足状態を検知して装置を自動的に
止められるので、前記したような危険は全くない。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0013】図1に装置の配管図が示されており、これ
に基づいて装置の基本的な構成をまず説明すると、1が
濾過タンク2の中に活性炭のような吸着性のある濾材4
を詰めた濾材バケツト3が入れられた第1濾過装置であ
り、5は水を強制循環するための循環ポンプ、6は水温
を所定の温度にするための加熱及び冷却の両方の機能を
持つ温度調節器、7は、第1濾過装置1と同様に、濾過
タンク2の中に活性石のようなイオンを溶出して水を活
性化する濾材8の詰められた濾材バケツト3が入れられ
た第2濾過装置である。
【0014】9は図示しない水槽内の水を吸い込んで第
1濾過装置1の濾過タンク2に送る吸水管、10は処理
の終わった水を第2濾過装置7の濾過タンク2から水槽
に再び戻す排水管であり、以上のような各水処理装置が
連結管11、12、13で各々直列に連結され、水槽内
の水の汚れの濾過及び吸着、活性化、温度調節等の各種
の水処理をするための強制循環路が形成されている。
【0015】勿論、第1及び第2濾過装置1及び7の濾
材の種類を前記した以外のものを適当に選び、濾過能力
をより高めたり或いはイオン交換性を与えられる構成に
しても良く、また濾過装置は二つ用いずに一つにしたり
或いはさらに増やしても良い。
【0016】14は殺菌及び給気用の空気を水槽に送り
込むための給気管であり、先端が水槽内に入れられてお
り、後端には空気を強制的に送り込むためのエアーポン
プ15が取り付けられ、このエアーポンプ15の先の方
には送り込まれた空気を高圧放電により殺菌用のオゾン
に変える高圧放電型のオゾン発生装置すなわちオゾナイ
ザ16が取り付けられている。
【0017】なお給気用及び殺菌用の空気を水中に混入
させるためには、給気管14の先端を水槽の中に入れず
に水の強制循環路に取り付けたベンチユリー式のアスピ
レータに接続した構成としても良く、この場合には、空
気は強制循環する水流によって作られる負圧力によって
吸い込まれるのでエアポンプ15が省略できる。
【0018】以上は、濾過、吸着、イオン交換、殺菌、
酸素補給、温度調節等の観賞魚の飼育に必要な総ての水
処理装置が一体となって配備された飼育装置の基本的に
構成について説明したが、次ぎにさらに詳細な構成を説
明する。
【0019】第1及び第2濾過装置1及び7の具体的な
構成について図2の斜視図を加えて説明すると、濾過タ
ンク2の上部は濾材バケツト3の出し入れが自由にでき
るように開いており、この開口は押さえばね18の付い
た着脱自在の蓋17で閉じられるようになっており、底
部の循環ポンプ5に対する連結管11が接続する出水口
にはストレーナ19が取り付けられているいる。
【0020】濾材バケツト3の上端には濾過タンク2へ
の出し入れを容易にするため取手20が取り付けられて
おり、また底部には濾材がこぼれるの防げる程度の目の
粗さの下目皿21が取り付けられ、さらに詰められた濾
材4或いは8の上には上目皿22が載せられている。
【0021】したがつて、濾材4或いは8を詰めた濾材
バケツト3は、濾過タンク3の中に蓋17を閉じる際に
上目皿22が押さえばね18でしっかりと押さえられて
固定される。
【0022】23は連結管11に取り付けられた水温を
検知するための温度センサであり、24は濾過装置1及
び7の濾材が目詰まりし循環する水量が少なくなったの
を検知する目詰りセンサ、25は水槽内の水がなくなっ
たり或いは故障により装置内に空気が入り循環ポンプ5
が水を循環しなくなったのを検知する水不足センサであ
り、両者とも排水管10に取り付けられている。
【0023】前記目詰りセンサ24及び水不足センサ2
5は水量の変化を検知できるならいかなるものでも良い
が、例えば図3に示すようなフロートスイツチを利用し
たセンサが利用される。
【0024】このセンサは、水平方向の入水口27と垂
直方向の出水口28とが取り付けらたケース26の中に
フロートスイツチ29が垂直方向に取り付けられたも
で、フロートスイツチ29構造は、信号線32の出たリ
ードスイツチ30から伸びた軸31にマグネツト入りフ
ロート33がばね34でリードスイツチの方にに押され
ながら上下動自在に取り付けられたものである。
【0025】このようなセンサでは、水は、矢印に示す
ように、入水口27から入り出水口28から出るように
流れているが、フロートスイツチ29は、水量が多い場
合にはフロート33が水の力で下に押されて下がり、リ
ードスイツチ31が押されていないのでONの状態にな
っている。
【0026】ところが、このセンサを流れる水の量が減
ると、フロート33を下げる水の力が弱くなりフロート
33がばね34の力で上に上がりリードスイツチ31を
押すので、フロートスイツチ29はOFFの状態にな
る。
【0027】したがつて、このセンサによるフロートス
イツチ29のON−OFFが信号線32から制御装置に
伝えられ、水量の変化が検知できる。
【0028】このような構成のセンサでは、ばね34の
圧力を強くしておけば水量が比較的少ない量減ってもこ
れを検知できるので目詰りセンサ24として利用でき、
ばね34の力を弱くしておくと水量がかなり減らないと
これを検知できないので水不足センサ25として利用で
きる。
【0029】なお水不足は循環ポンプ5の機能が失われ
水が循環しなくなった場合を検知するのであるから、ポ
ンプに吸い込み側と吐き出し側との圧力差で作動する差
圧スイツチを取り付けても検知できる。
【0030】また排水管10には逆止弁35が取り付け
られており、これにより装置の運転を止めた際や、濾過
タンク2の蓋17を開けた際に水槽内の水が装置内に逆
流するのを防げ、吸水管36にも濾過タンク2の蓋17
を開けた際に水槽内の水が装置内に逆流するのを防ぐた
めのバルブ36が取り付けられている。
【0031】次ぎに以上のように構成される装置を制御
する制御装置について図4に基づいて説明する。
【0032】37は運転条件を入力するためのキー入力
装置であり、これには装置の運転或いは停止をするため
の運転停止キー、二本配備されている水槽の照明A及び
Bを点灯するか否かを定める照明A及びBキー、給気用
の空気をオゾン化して所定の時間だけ殺菌するか否かを
定める殺菌キー、水温を定める水温キー、現在時刻を設
定する時計キー、照明の点灯時間を定めるタイマキー等
の様々なキーが配備されている。
【0033】また本装置には前記した目詰り、水不足、
水温等を検知するセンサの他に装置の転倒を検知する転
倒センサ38が配備され、さらに現在の時刻を刻む時計
39が配備され、水温センサ23のアナログデータをデ
ジタルデータに変換するためのA−D変換器40も配備
されている。
【0034】41は装置の全体的制御をする中央演算処
理装置すなわちCPUであり、42は制御のプログラム
が記憶されたプログラムROMであり、43は演算処理
のためデータを一時的に記憶するRAM、44はキー入
力装置37から入力された運転条件を装置の電源が切ら
れても記憶させておくためのEEPROMである。
【0035】45は表示装置46に表示のための表示回
路、47は循環ポンプ5を駆動するための循環ポンプ駆
動回路、48はエアポンプ15を駆動するためのエアポ
ンプ駆動回路である。
【0036】49はキー入力装置37のタイマキーで設
定された時間だけ照明制御回路51を介して照明A52
を点灯させるタイマAであり、50はキー入力装置37
のタイマキーで設定された時間だけ照明制御回路51を
介して照明B53を点灯させるタイマBである。
【0037】54はキー入力装置37の殺菌キーでオゾ
ン殺菌が設定された場合、プログラムROM42に記憶
された所定の条件でオゾン発生装置16をオゾン発生制
御回路55を介して作動させるためのタイマCであり、
例えば9時と19時の一日二回5分間だけオゾン殺菌を
し、他の時間はエアポンプ15による給気だけをすると
いったような制御をする。
【0038】56は水温センサ23が検知した温度に基
づいて、水温をキー入力装置37の水温キーで設定され
た温度に保つよう温度調節器を作動させる温度制御回路
であり、57は温度調節器6の過熱を防ぐための安全回
路である。
【0039】以上のように構成される装置の具体的な動
作について次に説明する。
【0040】まず、キー入力装置37で二本の照明A及
びB52及び53の両方を点灯するのか或いは一方だけ
を点灯するのか、点灯時間はどのようにするのか等の照
明条件を照明キー及びタイマキーを用いて設定する。
【0041】続いて殺菌キーによる殺菌の設定、水温キ
ーによる水温の設定し、時計キーで現在の時刻を正確に
合わせる等総ての運転条件の設定をした後運転キーを押
し、装置の運転を開始する。
【0042】運転が開始すると、循環ポンプ5の作動に
より水槽内の水が吸水管9を通って第1濾過装置1の濾
過タンク2に底部の吸水口から吸い込まれタンク内を上
昇して行き濾材バケツト3の中に上部の開口から入る。
【0043】濾材バケツト3の中に入った水は中に詰め
られた例えば活性炭のような濾材4の層を通って下に流
れて行き、この際、水中の汚れは濾過と吸着とによって
取り除かれる。
【0044】第1濾過装置1で処理された水は循環ポン
プ5を経て温度調節器6に入り、温度センサ23で検知
された温度に応じて設定された温度に加熱或いは冷却さ
れて温度調節された後第2濾過装置7に入る。
【0045】第2濾過装置7に入った水は濾過タンク3
に詰められた例えば活性石のような濾材8により濾過と
活性化処理が行われた後、排水管10を通って水槽に戻
される。
【0046】またキー入力装置37の殺菌キーが押され
ている場合には、プログラムROM42に記憶されたプ
ログラムにしたがつてのエアポンプ15の作動による給
気とオゾナイザ16の作動によるオゾン殺菌とが行われ
る。
【0047】オゾン殺菌の条件の一例は、一日のうち、
7時と19時に5分間だけオゾナイザ16を作動させエ
アポンプ15から送られ空気をオゾン化して水中に混入
させてオゾン殺菌を行い、他の時間はエアポンプ15だ
けが作動させて水中に空気を混入させている。
【0048】以上のような循環により水槽内の水の処理
を続けるとやがて第1及び第2濾過装置の濾材4及び8
が汚れによって目詰まりし水量が減って目詰りセンサ2
4がこれを検知したり、或いは何らかの装置の故障によ
り循環ポンプ5による水の循環が止まり水不足となり水
不足センサ25がこれを検知する状態になってしまう場
合がある。
【0049】この場合の制御は、プログラムROM42
に記憶された図5のフローチヤートに示すようなプログ
ラムに基づいてCPU41により行われる。
【0050】運転状態において、まず第1ステツプS1
として水不足センサ25がONであるか否かが判別され
ONの場合は第2ステツプS2として目詰りセンサ24
がONであるか否かが判別され、目詰りセンサ24もO
Nの場合は、装置には全く異常は認められないのでその
まま運転が続けられる。
【0051】次に第1ステツプS1で水不足センサ25
がOFFと判別された場合には第3ステツプS3として
目詰りセンサ24がONであるか否かを判別し、ONの
場合は水不足が生じているほど水量が減っているのにそ
れより少ない水量の変化でもOFFになるべき目詰りセ
ンサがOFFとなっていないのは、どちらかのセンサの
誤動作或いは制御装置自体に何らかの異常が生じている
ことなので、第4ステツプS4として表示装置46に異
常を表示し同時に装置の運転を止める。
【0052】一方、第1ステツプS1で水不足センサ2
5がOFFであると判別され、さらに第3ステツプS3
として目詰りセンサ24もOFFと判別された場合は、
第5ステツプS5として水不足であることを表示装置4
6に表示し、同時に運転を停止する。
【0053】さらに第1ステツプS1で水不足センサ2
5がONであると判別され、第2ステツプS2で目詰り
センサ24がOFFであると判別された場合には、第1
濾過装置1及び第2濾過装置7の両方或いは一方に目詰
まりが生じているので、第6ステツプS6として表示装
置46にこれを表示し、運転を続ける。
【0054】表示装置46に目詰りが表示された場合に
は、利用者は装置を止め吸水管8のバルブ36を閉じて
水槽内の水が装置に流れ込まないようにした後濾過タン
ク2の蓋17を開けて、取手20を持って濾材バケツト
3を取り出し、中に詰められた濾材4又は8を洗浄した
り交換し、この濾材4、8の洗浄又は交換作業が終わっ
たなら濾材バケツト3を濾過タンク2に再び収めて蓋1
7を閉めた後再び運転をを始める。
【0055】この他に、停電等により電源が切られても
キー入力装置37で定めた運転条件はEEPROM44
に記憶されているので再び同一条件で運転を始められ、
また装置が転倒した場合には転倒センサ38がこれを検
知し、温度調節器6が過熱した場合には安全回路57に
より運転が停止され、安全が保たれている。
【0056】
【発明の効果】本発明は以上のような構成及び作用のも
のであり、濾過、殺菌、給気、温度調節等観賞魚の飼育
に必要な環境を整えるための各処理装置が一体としてコ
ンパクトにまとまっており、取り扱いが簡単で安価であ
るだけでなく美観効果にも優れたものとなっている。
【0057】また、装置がまとまっているので各装置の
制御を一体的に行え、これにより飼育する魚に合わせて
運転条件を容易に変えられるので、淡水魚であろうと、
海水魚であろうとあらゆる種類の魚の飼育が容易にでき
る。
【0058】さらに、濾過装置には、濾材は着脱自在の
バケツト式で装着されており、この上濾材の目詰りが自
動的に知らせるので、濾材の洗浄或いは交換を容易でし
かも的確な時期に行える。
【0059】この他に、装置内の水の循環が止まりポン
プの空運転やヒータの空焚きが心配される場合、装置が
転倒した場合、温度調節器が過熱した場合等には装置は
自動的に停止し安全が保たれる。
【0060】以上のように、性能、美観、コスト、安全
性、操作性、メンテイナンス等のあらゆる点で従来にな
い特徴を持った観賞魚飼育装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 配管図、
【図2】 斜視図、
【図3】 目詰り及び水不足センサ
【図4】 制御ブロツク図、
【図5】 制御フローチヤート。
【符号の説明】
1 第1濾過装置 2 濾過タンク 3 濾材バケツト 4 濾材 5 循環ポンプ 6 温度調節器 7 第2濾過装置 8 濾材 9 吸水管 10 排水管 14 給気管 15 エアポンプ 16 殺菌用オゾン発生装置 24 目詰りセンサ 25 水不足センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 63/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水槽内の水を強制的に循環させる循環ポン
    プと、水槽内の水の汚れを濾過する濾過装置と、水槽内
    の水の温度を調節する温度調節器とを互いに連結して水
    槽内の水を強制的に循環する循環路を形成して、水が流
    れなくなった水不足状態を検知する水不足検知手段と、
    該循環路における水量が所定の水量以下となった時に濾
    材の目詰まりを検知する目詰まり検知手段とを配備し、
    該目詰まり検知手段の検知結果により前記濾過装置の濾
    材の目詰まりを検知して表示装置に表示し、前記水不足
    検知手段の前記循環ポンプの水不足状態を検知して表示
    装置に表示することで、運転濾過中の濾過効果を継続的
    に確保すると共に、水不足状態での循環ポンプ空運転を
    未然に防止して、水槽内の水の良好な濾過状態を維持す
    るようにしたことを特徴とする鑑賞魚飼育装置。
  2. 【請求項2】水槽内の水を強制的に循環させる循環ポン
    プと、水槽内の水の汚れを濾過する濾過装置と、水槽内
    の水の温度を調節する温度調節器とを互いに連結して水
    槽内の水を強制的に循環する循環路を形成して、水が流
    れなくなった水不足状態を検知する水不足検知手段と、
    該循環路における水量が所定の水量以下となった時に濾
    材の目詰まりを検知する目詰まり検知手段とを配備し、
    該目詰まり検知手段と前記水不足検知手段の検知結果に
    より前記濾過装置の濾材の目詰まりと前記循環ポンプの
    水不足状態をそれぞれ検知して表示装置に表示すること
    で、運転濾過中の濾過効果を継続的に確保すると共に、
    水不足状態での循環ポンプ空運転を未然に防止して、水
    槽内の水の良好な濾過状態を維持するようにしたことを
    特徴とする鑑賞魚飼育装置。
  3. 【請求項3】前記循環ポンプの水不足状態が検知されて
    表示装置に表示された場合に、循環ポンプの駆動を停止
    するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の鑑賞魚飼育装置。
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