JP3589178B2 - ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機 - Google Patents

ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機 Download PDF

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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はアナログ/ディジタルテレビジョン信号受信機に関し、特にたとえば1つのチューナでATSC方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受信できる、ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のディジタル/アナログテレビジョン信号受信機の例が、平成5年12月27日付けで出願公開された特開平5−347736号[H04N 5/46,H04N 5/44,H04N 9/00]公報および平成12年2月25日付けで出願公開された特開2000−59707号[H04N 5/44,H04B 1/16,H04B 1/26]公報などに開示されている。
【0003】
このようなディジタル/アナログテレビジョン信号受信機では、たとえばNTSC方式のアナログテレビジョン信号が受信される場合には、局部発信周波数が周囲温度や経時変化によって変化するので、自動周波数制御(AFC)(または自動周波数調整(AFT))することにより、正しい周波数に調整して、中間周波信号を抽出していた。
【0004】
一方、たとえば米国の規格であるATSC方式のディジタルテレビジョン信号が受信されるような場合には、規格で定められた周波数のチャネルデータを合わせるだけであった。。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この従来技術では、ディジタルテレビジョン信号を受信する場合には、規格で定められたチャネルデータを設定するが、正しい周波数で受信しているかどうかを確認することができなかった。ただし、ATSC方式のようなディジタルテレビジョン子嚢は、周波数が多少ずれたとしても、再生(復調)することが可能であり、映像および音声等を正常に出力することができる。しかし、周波数のずれ量が許容範囲を超えてしまった場合には、復調することができず、ユーザが選択したチャネルの番組等を視聴できないという問題があった。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、ディジタルテレビジョン信号を受信する場合も周波数のずれをなくし、正常に受信することができる、ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、1つのチューナでATSC方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受信できるディジタル/アナログテレビジョン信号受信機において、アナログテレビジョン信号の受信時に周波数のずれ量を検出する検出手段、検出手段によって検出されたずれ量を記憶する記憶手段、およびディジタルテレビジョン信号の受信時に記憶手段に記憶されたずれ量に基づいてチャネルデータを設定する設定手段を備え、検出手段は、アナログテレビジョン信号を受信できるチャネル毎のずれ量を検出し、かつ隣接チャネルのずれ量の平均値を算出する平均値算出手段を含み、設定手段は、隣接チャネルのずれ量の平均値に基づいてチャネルデータを設定することを特徴とする、ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機である。
【0008】
第2の発明は、1つのチューナでATSC方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受信できるディジタル/アナログテレビジョン信号受信機において、アナログテレビジョン信号の受信時に周波数のずれ量を検出する検出手段、検出手段によって検出されたずれ量を記憶する記憶手段、およびディジタルテレビジョン信号の受信時に記憶手段に記憶されたずれ量に基づいてチャネルデータを設定する設定手段を備え、検出手段は、アナログテレビジョン信号を受信できるチャネル毎のずれ量を検出し、かつチャネル毎のずれ量の標準偏差値を算出する標準偏差算出手段を含み、設定手段は、標準偏差値に基づいてチャネルデータを設定することを特徴とする、ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機である。
【0009】
【作用】
このディジタル/アナログテレビジョン信号受信機では、1つのチューナでATSC方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受信することができる。検出手段は、オートプリセット時にアナログテレビジョン信号を受信できるチャネル毎の周波数のずれ量を検出し、検出したチャネル毎の周波数のずれ量についての平均値が算出手段で算出される。つまり、すべてのチャネルについてのずれ量の平均値が算出される。算出された平均値は記憶手段に記憶され、ディジタルテレビジョン信号の受信時にその平均値に基づいてチャネルデータが設定される。つまり、アナログテレビジョン信号の受信時に得られた周波数のずれ量を用いて、ディジタルテレビジョン信号を受信するときのチャネルデータが調整されるので、この場合にも周波数のずれをなくすことができる。
【0010】
たとえば、平均値はチャネル間の平均値を算出するようにしてもよい。つまり、3チャネル、4チャネルおよび5チャネルのように連続する3つのチャネルについて説明すると、4チャネルにおける周波数のずれ量は、3チャネルのずれ量と5チャネルのずれ量との平均値で決定することができる。これがチャネル間の平均値であり、このチャネル間の平均値に基づいて、設定手段は、チャネルデータを設定することもできる。
【0011】
また、全てのチャネルについてのずれ量の標準偏差値を算出して、その標準偏差値を用いてチャネルデータを設定するようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】
この発明によれば、アナログテレビジョン信号の受信時に取得した周波数のずれ量で、ディジタルテレビジョン信号のチャネルデータを調整するので、ディジタルテレビジョン信号であっても正常に受信することができる。
【0013】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のディジタル/アナログテレビジョン信号受信機(以下、単に「受信機」という。)10は、チューナ12を含み、チューナ12には、アンテナ14が接続される。アンテナ14はディジタル変調あるいはアナログ変調された地上波放送信号(テレビジョン信号)を受信し、これらのテレビジョン信号はチューナ12に入力される。たとえば、この実施例では、米国の規格であるATSC方式のテレビジョン信号(ディジタルテレビジョン信号)がアンテナ14で受信され、またNTSC方式のテレビジョン信号(アナログテレビジョン信号)がアンテナ14で受信される。言い換えると、1つのチューナ12によって、ATSC方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受信することができる。
【0015】
チューナ12は、CPU26によって設定されるチャネルデータに従って、受信するディジタルテレビジョン信号あるいはアナログテレビジョン信号の中間周波信号S1あるいはS2を出力する。
【0016】
たとえば、この実施例では、周波数シンセサイザ方式のチューナ12を採用しており、CPU26によって設定される周波数のデータ(周波数データ)に従って、チューナ12は、可変分周器(図示せず)の分周比を変更し、所望のチャネルを受信している。
【0017】
CPU26には、ユーザが受信機10に設けられた入力装置(図示せず)あるいはリモコン送信機(図示せず)を用いて入力したチャネル番号を受信し、そのチャネル番号に応じたチャネルデータをチューナ12に設定する。また、CPU26は、ユーザが入力したチャネル番号に基づいて、受信するテレビジョン信号の種類を判別している。具体的には、サブチャネル(マイナーチャネル)の番号に基づいて、ディジタルテレビジョン信号か、アナログテレビジョン信号かを判別している。
【0018】
また、図示は省略するが、メモリ28には、ディジタルテレビジョン放送についての各チャネルに対応する周波数のテーブルおよびアナログテレビジョン放送についての各チャネルに対応する周波数のテーブルが記憶される。つまり、ATSC方式の規格で定められた各チャネルの周波数のテーブルおよびNTSC方式の規格で定められた各チャネルの周波数のテーブルが記憶されている。
【0019】
したがって、CPU26は、ユーザが入力したチャネルに基づいて、テレビジョン信号の種類を判別し、該当するテーブルからそのチャネルに対応する周波数を取得して、その周波数に対応する周波数データ(チャネルデータ)をチューナ12に設定する。
【0020】
ディジタルテレビジョン信号を受信する場合には、チューナ12にはユーザが入力したチャネルに対応するATSC方式の規格で定められた周波数データが設定され、中間周波信号S1が出力される。この中間周波信号S1は、A/D変換器16に与えられ、ディジタルデータに変換される。ディジタルデータに変換された中間周波信号S1は、MPEGデコーダ20でMPEG復調される。つまり、映像データ(主映像データおよび副映像データ)および音声データが復調される。この映像データおよび音声データは、D/A変換器22でアナログ信号に変換され、アナログ信号に変換された映像信号はCRTあるいはLCDのような表示装置24から出力される。
【0021】
なお、アナログ信号に変換された音声信号は、図示しない音声処理部すなわちアンプおよびスピーカ等を介して出力される。
【0022】
一方、アナログテレビジョン信号を受信する場合には、チューナ12にはユーザが入力したチャネルに対応するNTSC方式の規格で定められた周波数データが設定される。また、アナログテレビジョン信号を受信する場合には、周波数にずれが生じると、正しくテレビジョン信号を受信することができず、出力する映像や音声に乱れが生じるため、図示しない自動周波数調整(AFT)回路によって周波数を調整し、チューナ12からアナログテレビジョン信号の中間周波信号S2が出力される。この中間周波信号S2は、NTSCデコーダ18に与えられ、NTSC方式の放送信号に復調される。つまり、NTSC方式の映像信号および音声信号に復調される。この映像信号は、MPEGデコーダ20およびD/A変換器22を介して表示装置24から出力される。
【0023】
ただし、MPEGデコーダ22では、映像とともに表示装置24に表示されるチャネル番号や文字放送の文字や記号のような副映像信号が重畳(付加)される。つまり、MPEGデコーダ22およびD/A変換器24では、アナログテレビジョン信号を復調した映像信号および音声信号に対して復調処理やアナログ変換処理が施されることはない。
【0024】
なお、音声信号は、MPEGデコーダ20およびD/A変換器22を介して音声処理部に与えられ、スピーカから出力される。
【0025】
また、アナログテレビジョン信号を受信する場合には、CPU26は、NTSCデコーダ20からV−syncデータ、H−syncデータおよびクロマデータ等を受け取り、受信しているアナログテレビジョン信号に実際の放送があるかどうかを判別している。
【0026】
このように、アナログテレビジョン信号を受信する場合には、受信機10が局部発信周波数の周辺温度あるいは経時変化による変化に対応して周波数を調整するようにしてある。しかし、ディジタルテレビジョン信号を受信する場合には、周波数が多少ずれたとしても、テレビジョン信号を正常に再生(復調)し、番組等を視聴することができるため、局部発信周波数の周辺温度および経時変化による変化に拘わらず、ATSC方式の規定に従った(特定の)周波数データを設定するだけである。このため、周波数が大幅にずれてしまった場合には、MPEGデコーダ20でテレビジョン信号を復調できないという問題がある。すなわち、所望の番組を視聴できない場合がある。
【0027】
これを回避するため、この実施例では、オートプリセット時に、アナログテレビジョン信号の各チャネルにおける周波数のずれ量(オフセット値)を検出し、そのオフセット値を用いて、ディジタルテレビジョン信号の受信時に設定する周波数データ(チャネルデータ)を微調整するようにしてある。
【0028】
ただし、全チャネルに対するオフセット値の平均値が算出され、この平均値によって、設定値が微調整される。このとき、放送がないチャネルすなわちアナログテレビジョン信号を受信できないチャネルについては、平均値の計算から除外される。
【0029】
具体的には、CPU26は、図2に示すようなオートプリセットの処理を実行して、オフセット値を取得するとともに、オフセット値の平均値(微調データ)を算出している。また、CPU26は、図3に示すようなチューニング処理を実行し、ディジタルテレビジョン信号を受信する時、微調データでチャネルデータを調整している。
【0030】
図2に示すように、ユーザが入力装置等を用いてオートプリセットの指示を入力すると、これに応じて、CPU26は処理を開始し、ステップS1でカウンタ(図示せず)のカウント値(チャネル数)Nを初期化(N=0)する。続くステップS3では、カウント値Nをインクリメント(N=N+1)し、ステップS5でカウント値Nが70以上かどうかを判断する。つまり、全チャネルについての(69チャネル分の)プリセットを終了したかどうかを判断する。
【0031】
ステップS5で“NO”であれば、つまりカウント値Nが70に満たなければ、ステップS7でカウント値Nが示す番号のチャネルをチューニングする。続くステップS9では、NTSC方式のテレビジョン信号かどうかを判断する。つまり、アナログテレビジョン信号かどうかを判断する。ステップS9で“NO”であれば、つまりアナログテレビジョン信号でなければ、そのままステップS3に戻る。
【0032】
一方、ステップS9で“YES”であれば、つまりアナログテレビジョン信号であれば、ステップS11でチューナ12を指示して、AFT回路により周波数を自動調整する。そして、ステップS13では、自動調整した周波数をチューナ12から取得し、周波数のずれ量すなわちオフセット値を検出し、そのオフセット値をメモリ28に記憶してからステップS3に戻る。
【0033】
具体的には、CPU26は、メモリ28に記憶されたNTSC方式で定められた各チャネルに対応する周波数のテーブルを参照してチューニングしたチャネルに対応する周波数を取得し、その周波数とチューナ12から取得した周波数との差分を検出し、メモリ28に記憶するようにしてある。
【0034】
一方、ステップS5で“YES”であれば、つまりカウント値Nが70以上であれば、全てのチャネルについてのチャネル設定(オートプリセット)およびオフセット値の取得を終了したと判断し、ステップS15で微調データを算出する。具体的には、メモリ28に記憶した全てのオフセット値についての平均値を算出する。
【0035】
ただし、微調データは、チャネル間の平均値であってもよい。つまり、3チャネル、4チャネル、5チャネルのように3つの連続するチャネルについて説明すると、4チャネルの微調データは、3チャネルをチューニングしたときのオフセット値と5チャネルをチューニングしたときのオフセット値との平均値で決定される。
【0036】
なお、1チャネルおよび69チャネルについては、チャネル間の平均値を算出することができないため、1チャネルおよび69チャネルをチューニングしたときのオフセット値がそれぞれの微調データに決定される。
【0037】
このように、チャネル間の平均値を微調データに決定する場合には、チャネル毎の微調データが算出され、各微調データがメモリ28に記憶される。
【0038】
また、微調データは、全てのオフセット値の標準偏差値を算出することにより、決定することもできる。
【0039】
微調データを算出すると、CPU26は、ステップS17で微調データをメモリ28に記憶してから処理を終了する。
【0040】
なお、オートプリセットにより設定された各チャネルの周波数のテーブルは、メモリ28に別途記憶され、その後のチューニング処理に用いられる。
【0041】
このように、オートプリセット処理が実行された後では、ユーザから選局すなわちチャネル切り換えの指示がある毎に、CPU26は図3に示すようなチューニング処理を実行する。
【0042】
具体的には、図3に示すように、CPU26はチューニング処理を開始すると、ステップS21でNTSC方式のテレビジョン信号かどうかを判断する。つまり、アナログテレビジョン信号かどうかを判断する。ステップS21で“YES”であれば、つまりアナログテレビジョン信号である場合には、ステップS23でユーザが入力したチャネルに対応する周波数データ(チャネルデータ)を設定し、つまりオートプリセットにより得たテーブルを参照して周波数データを設定し、ステップS25でAFT回路によって周波数を自動調整するようチューナ12に指示する。続くステップS27では、チューナ12で設定した周波数の値を取得し、周波数のずれ量(オフセット値)を検出する。なお、オフセット値は、図2で示したステップS13において説明したように検出される。そして、ステップS29では微調データを算出(再計算)し、ステップS31でメモリ28に記憶された微調データを更新してから処理を終了する。
【0043】
一方。ステップS21で“NO”であれば、つまりアナログテレビジョン信号でなければ、ステップS33でATSC方式のテレビジョン信号かどうかを判断する。つまり、ディジタルテレビジョン信号かどうかを判断する。ステップS33で“NO”であれば、つまりディジタルテレビジョン信号でもなければ、正常に受信できないと判断し、そのまま処理を終了する。一方、ステップS33で“YES”であれば、つまりディジタルテレビジョン信号であれば、ステップS35でユーザが入力したチャネルに対応するチャネルデータをメモリ28に記憶した微調データで調整し、微調データで調整したチャネルデータをチューナ12に設定してから処理を終了する。
【0044】
なお、チャネル間の平均値を微調データとした場合には、ステップS31において、受信チャネルに応じた微調データでチャネルデータが調整される。
【0045】
この実施例によれば、オートプリセット時すなわちアナログテレビジョン信号受信時に取得した周波数のずれ量でディジタルテレビジョン信号受信時のチャネルデータを調整するので、アナログあるいはディジタルのテレビジョン信号に拘わらず正常に受信することができる。したがって、確実に所望の番組等を視聴することができる。
【0046】
また、オートプリセット時に算出した微調データを更新するようにしたので、局部発信周波数が周辺温度および経時変化によって変化しても、正しい微調データでチャネルデータを調整することができる。
【0047】
なお、この実施例では、オートプリセット時にすべてのチャネルについてのオフセット値を検出するようにしているが、全チャネルについてのアナログテレビジョン信号を受信するときのオフセット値をそれぞれ検出し、そのオフセット値から微調データを算出して、ディジタルテレビジョン信号の受信時にチャネルデータを調整するようにしてもよい。
【0048】
ただし、この場合には、ディジタルテレビジョン信号を受信する前に、全チャネルについてのアナログテレビジョン信号を受信して、微調データを算出しておく必要がある。
【0049】
また、この実施例では、オフセット値の平均値を微調データに決定するようにしたが、各チャネルに対応するオフセット値をそれぞれの微調データとして記憶しておき、ディジタルテレビジョン信号の受信時に、対応するチャネルの微調データでチャネルデータを調整するようにしてもよい。
【0050】
この場合には、チューニング処理時にアナログテレビジョン信号を受信すると、対応するチャネルのオフセット値(微調データ)を更新するようにすれば、局部発信周波数の周辺温度および経時変化による変化に適応することができる。
【0051】
さらに、この実施例では、周波数シンセサイザ方式のチューナを採用するようにしたが、電圧シンセサイザ方式のチューナを採用するようにしてもよい。この場合には、CPUによって設定されるチューニング電圧(チャネルデータ)に従って、チューナは同調電圧を設定し、所望のチャネルを受信することができる。
【0052】
この場合には、各チャネルに対応するチューニング電圧のテーブルが、ATSC方式およびNTSC方式のテレビジョン信号のそれぞれについて、メモリに記憶される。
【0053】
さらにまた、この実施例では、地上波放送を受信する場合について説明したが、ケーブルテレビジョン放送を受信する場合についても適用できることは言うまでもない。この場合には、アンテナに換えてケーブルがチューナに接続される。
【0054】
また、この実施例では、米国の地上波放送を受信する場合について説明したが、同一の方式を採用する受信機であれば、他国の地上波放送を受信する場合であっても適用できることは言うまでもない。ただし、国や地域毎にチャネル数が変わるので、図2で示したステップS5におけるカウント値Nの判断の処理等が変更される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示すCPUのオートプリセット処理を示すフロー図である。
【図3】図1実施例に示すCPUのチューニング処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機
12 …チューナ
14 …アンテナ
16 …A/D変換器
18 …NTSCデコーダ
20 …MPEGデコーダ
22 …D/A変換器
24 …表示装置
26 …CPU
28 …メモリ

Claims (2)

  1. 1つのチューナでATSC方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受信できるディジタル/アナログテレビジョン信号受信機において、
    アナログテレビジョン信号の受信時に周波数のずれ量を検出する検出手段、
    前記検出手段によって検出された前記ずれ量を記憶する記憶手段、および
    ディジタルテレビジョン信号の受信時に前記記憶手段に記憶された前記ずれ量に基づいてチャネルデータを設定する設定手段を備え、
    前記検出手段は、アナログテレビジョン信号を受信できるチャネル毎のずれ量を検出し、かつ隣接チャネルのずれ量の平均値を算出する平均値算出手段を含み、前記設定手段は、前記隣接チャネルのずれ量の平均値に基づいて前記チャネルデータを設定することを特徴とする、ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機。
  2. 1つのチューナでATSC方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受信できるディジタル/アナログテレビジョン信号受信機において、
    アナログテレビジョン信号の受信時に周波数のずれ量を検出する検出手段、
    前記検出手段によって検出された前記ずれ量を記憶する記憶手段、および
    ディジタルテレビジョン信号の受信時に前記記憶手段に記憶された前記ずれ量に基づいてチャネルデータを設定する設定手段を備え、
    前記検出手段は、アナログテレビジョン信号を受信できるチャネル毎のずれ量を検出し、かつ前記チャネル毎のずれ量の標準偏差値を算出する標準偏差算出手段を含み、前記設定手段は、前記標準偏差値に基づいて前記チャネルデータを設定することを特徴とする、ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機。
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