JP2002165151A - ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機 - Google Patents

ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機

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JP2002165151A
JP2002165151A JP2000362479A JP2000362479A JP2002165151A JP 2002165151 A JP2002165151 A JP 2002165151A JP 2000362479 A JP2000362479 A JP 2000362479A JP 2000362479 A JP2000362479 A JP 2000362479A JP 2002165151 A JP2002165151 A JP 2002165151A
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    • H04N5/46Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for receiving on more than one standard at will

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディジタル/アナログテレビジョン信号受信
機10はチューナ12を含み、チューナ12はATSC
方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受信す
る。オートプリセット時に、NTSC方式のアナログテ
レビジョン信号を自動周波数調整(AFT)によって受
信し、受信できるチャネル毎の周波数のずれ量がCPU
26によって検出される。オートプリセットを終了する
と、CPU26は、チャネル毎の周波数のずれ量の平均
値を算出し、その平均値を微調データとして、メモリ2
8に記憶する。したがって、チューニング処理におい
て、ATSC方式のディジタルテレビジョン信号を受信
するとき、微調データを用いてチャネルデータを設定す
る。つまり、周波数のずれをなくすことができる。 【効果】 ディジタルテレビジョン信号であっても周波
数のずれをなくして正確に受信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアナログ/ディジタル
テレビジョン信号受信機に関し、特にたとえば1つのチ
ューナでATSC方式およびNTSC方式のテレビジョ
ン信号を受信できる、ディジタル/アナログテレビジョ
ン信号受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のディジタル/アナログテ
レビジョン信号受信機の例が、平成5年12月27日付
けで出願公開された特開平5−347736号[H04
N 5/46,H04N 5/44,H04N 9/0
0]公報および平成12年2月25日付けで出願公開さ
れた特開2000−59707号[H04N 5/4
4,H04B 1/16,H04B 1/26]公報な
どに開示されている。
【0003】このようなディジタル/アナログテレビジ
ョン信号受信機では、たとえばNTSC方式のアナログ
テレビジョン信号が受信される場合には、局部発信周波
数が周囲温度や経時変化によって変化するので、自動周
波数制御(AFC)(または自動周波数調整(AF
T))することにより、正しい周波数に調整して、中間
周波信号を抽出していた。
【0004】一方、たとえば米国の規格であるATSC
方式のディジタルテレビジョン信号が受信されるような
場合には、規格で定められた周波数のチャネルデータを
合わせるだけであった。。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、デ
ィジタルテレビジョン信号を受信する場合には、規格で
定められたチャネルデータを設定するが、正しい周波数
で受信しているかどうかを確認することができなかっ
た。ただし、ATSC方式のようなディジタルテレビジ
ョン子嚢は、周波数が多少ずれたとしても、再生(復
調)することが可能であり、映像および音声等を正常に
出力することができる。しかし、周波数のずれ量が許容
範囲を超えてしまった場合には、復調することができ
ず、ユーザが選択したチャネルの番組等を視聴できない
という問題があった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、デ
ィジタルテレビジョン信号を受信する場合も周波数のず
れをなくし、正常に受信することができる、ディジタル
/アナログテレビジョン信号受信機を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、1つのチ
ューナでATSC方式およびNTSC方式のテレビジョ
ン信号を受信できるディジタル/アナログテレビジョン
信号受信機において、オートプリセット時にアナログテ
レビジョン信号を受信できるチャネル毎の周波数のずれ
量を検出する検出手段、チャネル毎の周波数のずれ量の
平均値を算出する算出手段、算出手段によって算出され
た平均値を記憶する記憶手段、およびディジタルテレビ
ジョン信号の受信時に記憶手段に記憶された平均値に基
づいてチャネルデータを設定する設定手段を備えること
を特徴とする、ディジタル/アナログテレビジョン信号
受信機である。
【0008】第2の発明は、1つのチューナでATSC
方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受信でき
るディジタル/アナログテレビジョン信号受信機におい
て、アナログテレビジョン信号の受信時に周波数のずれ
量を検出する検出手段、検出手段によって検出されたず
れ量を記憶する記憶手段、およびディジタルテレビジョ
信号の受信時に記憶手段に記憶されたずれ量に基づいて
チャネルデータを設定する設定手段を備えることを特徴
とする、ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機
である。
【0009】
【作用】このディジタル/アナログテレビジョン信号受
信機では、1つのチューナでATSC方式およびNTS
C方式のテレビジョン信号を受信することができる。検
出手段は、オートプリセット時にアナログテレビジョン
信号を受信できるチャネル毎の周波数のずれ量を検出
し、検出したチャネル毎の周波数のずれ量についての平
均値が算出手段で算出される。つまり、すべてのチャネ
ルについてのずれ量の平均値が算出される。算出された
平均値は記憶手段に記憶され、ディジタルテレビジョン
信号の受信時にその平均値に基づいてチャネルデータが
設定される。つまり、アナログテレビジョン信号の受信
時に得られた周波数のずれ量を用いて、ディジタルテレ
ビジョン信号を受信するときのチャネルデータが調整さ
れるので、この場合にも周波数のずれをなくすことがで
きる。
【0010】たとえば、平均値はチャネル間の平均値を
算出するようにしてもよい。つまり、3チャネル、4チ
ャネルおよび5チャネルのように連続する3つのチャネ
ルについて説明すると、4チャネルにおける周波数のず
れ量は、3チャネルのずれ量と5チャネルのずれ量との
平均値で決定することができる。これがチャネル間の平
均値であり、このチャネル間の平均値に基づいて、設定
手段は、チャネルデータを設定することもできる。
【0011】また、全てのチャネルについてのずれ量の
標準偏差値を算出して、その標準偏差値を用いてチャネ
ルデータを設定するようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、アナログテレビジョ
ン信号の受信時に取得した周波数のずれ量で、ディジタ
ルテレビジョン信号のチャネルデータを調整するので、
ディジタルテレビジョン信号であっても正常に受信する
ことができる。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタル/
アナログテレビジョン信号受信機(以下、単に「受信
機」という。)10は、チューナ12を含み、チューナ
12には、アンテナ14が接続される。アンテナ14は
ディジタル変調あるいはアナログ変調された地上波放送
信号(テレビジョン信号)を受信し、これらのテレビジ
ョン信号はチューナ12に入力される。たとえば、この
実施例では、米国の規格であるATSC方式のテレビジ
ョン信号(ディジタルテレビジョン信号)がアンテナ1
4で受信され、またNTSC方式のテレビジョン信号
(アナログテレビジョン信号)がアンテナ14で受信さ
れる。言い換えると、1つのチューナ12によって、A
TSC方式およびNTSC方式のテレビジョン信号を受
信することができる。
【0015】チューナ12は、CPU26によって設定
されるチャネルデータに従って、受信するディジタルテ
レビジョン信号あるいはアナログテレビジョン信号の中
間周波信号S1あるいはS2を出力する。
【0016】たとえば、この実施例では、周波数シンセ
サイザ方式のチューナ12を採用しており、CPU26
によって設定される周波数のデータ(周波数データ)に
従って、チューナ12は、可変分周器(図示せず)の分
周比を変更し、所望のチャネルを受信している。
【0017】CPU26には、ユーザが受信機10に設
けられた入力装置(図示せず)あるいはリモコン送信機
(図示せず)を用いて入力したチャネル番号を受信し、
そのチャネル番号に応じたチャネルデータをチューナ1
2に設定する。また、CPU26は、ユーザが入力した
チャネル番号に基づいて、受信するテレビジョン信号の
種類を判別している。具体的には、サブチャネル(マイ
ナーチャネル)の番号に基づいて、ディジタルテレビジ
ョン信号か、アナログテレビジョン信号かを判別してい
る。
【0018】また、図示は省略するが、メモリ28に
は、ディジタルテレビジョン放送についての各チャネル
に対応する周波数のテーブルおよびアナログテレビジョ
ン放送についての各チャネルに対応する周波数のテーブ
ルが記憶される。つまり、ATSC方式の規格で定めら
れた各チャネルの周波数のテーブルおよびNTSC方式
の規格で定められた各チャネルの周波数のテーブルが記
憶されている。
【0019】したがって、CPU26は、ユーザが入力
したチャネルに基づいて、テレビジョン信号の種類を判
別し、該当するテーブルからそのチャネルに対応する周
波数を取得して、その周波数に対応する周波数データ
(チャネルデータ)をチューナ12に設定する。
【0020】ディジタルテレビジョン信号を受信する場
合には、チューナ12にはユーザが入力したチャネルに
対応するATSC方式の規格で定められた周波数データ
が設定され、中間周波信号S1が出力される。この中間
周波信号S1は、A/D変換器16に与えられ、ディジ
タルデータに変換される。ディジタルデータに変換され
た中間周波信号S1は、MPEGデコーダ20でMPE
G復調される。つまり、映像データ(主映像データおよ
び副映像データ)および音声データが復調される。この
映像データおよび音声データは、D/A変換器22でア
ナログ信号に変換され、アナログ信号に変換された映像
信号はCRTあるいはLCDのような表示装置24から
出力される。
【0021】なお、アナログ信号に変換された音声信号
は、図示しない音声処理部すなわちアンプおよびスピー
カ等を介して出力される。
【0022】一方、アナログテレビジョン信号を受信す
る場合には、チューナ12にはユーザが入力したチャネ
ルに対応するNTSC方式の規格で定められた周波数デ
ータが設定される。また、アナログテレビジョン信号を
受信する場合には、周波数にずれが生じると、正しくテ
レビジョン信号を受信することができず、出力する映像
や音声に乱れが生じるため、図示しない自動周波数調整
(AFT)回路によって周波数を調整し、チューナ12
からアナログテレビジョン信号の中間周波信号S2が出
力される。この中間周波信号S2は、NTSCデコーダ
18に与えられ、NTSC方式の放送信号に復調され
る。つまり、NTSC方式の映像信号および音声信号に
復調される。この映像信号は、MPEGデコーダ20お
よびD/A変換器22を介して表示装置24から出力さ
れる。
【0023】ただし、MPEGデコーダ22では、映像
とともに表示装置24に表示されるチャネル番号や文字
放送の文字や記号のような副映像信号が重畳(付加)さ
れる。つまり、MPEGデコーダ22およびD/A変換
器24では、アナログテレビジョン信号を復調した映像
信号および音声信号に対して復調処理やアナログ変換処
理が施されることはない。
【0024】なお、音声信号は、MPEGデコーダ20
およびD/A変換器22を介して音声処理部に与えら
れ、スピーカから出力される。
【0025】また、アナログテレビジョン信号を受信す
る場合には、CPU26は、NTSCデコーダ20から
V−syncデータ、H−syncデータおよびクロマ
データ等を受け取り、受信しているアナログテレビジョ
ン信号に実際の放送があるかどうかを判別している。
【0026】このように、アナログテレビジョン信号を
受信する場合には、受信機10が局部発信周波数の周辺
温度あるいは経時変化による変化に対応して周波数を調
整するようにしてある。しかし、ディジタルテレビジョ
ン信号を受信する場合には、周波数が多少ずれたとして
も、テレビジョン信号を正常に再生(復調)し、番組等
を視聴することができるため、局部発信周波数の周辺温
度および経時変化による変化に拘わらず、ATSC方式
の規定に従った(特定の)周波数データを設定するだけ
である。このため、周波数が大幅にずれてしまった場合
には、MPEGデコーダ20でテレビジョン信号を復調
できないという問題がある。すなわち、所望の番組を視
聴できない場合がある。
【0027】これを回避するため、この実施例では、オ
ートプリセット時に、アナログテレビジョン信号の各チ
ャネルにおける周波数のずれ量(オフセット値)を検出
し、そのオフセット値を用いて、ディジタルテレビジョ
ン信号の受信時に設定する周波数データ(チャネルデー
タ)を微調整するようにしてある。
【0028】ただし、全チャネルに対するオフセット値
の平均値が算出され、この平均値によって、設定値が微
調整される。このとき、放送がないチャネルすなわちア
ナログテレビジョン信号を受信できないチャネルについ
ては、平均値の計算から除外される。
【0029】具体的には、CPU26は、図2に示すよ
うなオートプリセットの処理を実行して、オフセット値
を取得するとともに、オフセット値の平均値(微調デー
タ)を算出している。また、CPU26は、図3に示す
ようなチューニング処理を実行し、ディジタルテレビジ
ョン信号を受信する時、微調データでチャネルデータを
調整している。
【0030】図2に示すように、ユーザが入力装置等を
用いてオートプリセットの指示を入力すると、これに応
じて、CPU26は処理を開始し、ステップS1でカウ
ンタ(図示せず)のカウント値(チャネル数)Nを初期
化(N=0)する。続くステップS3では、カウント値
Nをインクリメント(N=N+1)し、ステップS5で
カウント値Nが70以上かどうかを判断する。つまり、
全チャネルについての(69チャネル分の)プリセット
を終了したかどうかを判断する。
【0031】ステップS5で“NO”であれば、つまり
カウント値Nが70に満たなければ、ステップS7でカ
ウント値Nが示す番号のチャネルをチューニングする。
続くステップS9では、NTSC方式のテレビジョン信
号かどうかを判断する。つまり、アナログテレビジョン
信号かどうかを判断する。ステップS9で“NO”であ
れば、つまりアナログテレビジョン信号でなければ、そ
のままステップS3に戻る。
【0032】一方、ステップS9で“YES”であれ
ば、つまりアナログテレビジョン信号であれば、ステッ
プS11でチューナ12を指示して、AFT回路により
周波数を自動調整する。そして、ステップS13では、
自動調整した周波数をチューナ12から取得し、周波数
のずれ量すなわちオフセット値を検出し、そのオフセッ
ト値をメモリ28に記憶してからステップS3に戻る。
【0033】具体的には、CPU26は、メモリ28に
記憶されたNTSC方式で定められた各チャネルに対応
する周波数のテーブルを参照してチューニングしたチャ
ネルに対応する周波数を取得し、その周波数とチューナ
12から取得した周波数との差分を検出し、メモリ28
に記憶するようにしてある。
【0034】一方、ステップS5で“YES”であれ
ば、つまりカウント値Nが70以上であれば、全てのチ
ャネルについてのチャネル設定(オートプリセット)お
よびオフセット値の取得を終了したと判断し、ステップ
S15で微調データを算出する。具体的には、メモリ2
8に記憶した全てのオフセット値についての平均値を算
出する。
【0035】ただし、微調データは、チャネル間の平均
値であってもよい。つまり、3チャネル、4チャネル、
5チャネルのように3つの連続するチャネルについて説
明すると、4チャネルの微調データは、3チャネルをチ
ューニングしたときのオフセット値と5チャネルをチュ
ーニングしたときのオフセット値との平均値で決定され
る。
【0036】なお、1チャネルおよび69チャネルにつ
いては、チャネル間の平均値を算出することができない
ため、1チャネルおよび69チャネルをチューニングし
たときのオフセット値がそれぞれの微調データに決定さ
れる。
【0037】このように、チャネル間の平均値を微調デ
ータに決定する場合には、チャネル毎の微調データが算
出され、各微調データがメモリ28に記憶される。
【0038】また、微調データは、全てのオフセット値
の標準偏差値を算出することにより、決定することもで
きる。
【0039】微調データを算出すると、CPU26は、
ステップS17で微調データをメモリ28に記憶してか
ら処理を終了する。
【0040】なお、オートプリセットにより設定された
各チャネルの周波数のテーブルは、メモリ28に別途記
憶され、その後のチューニング処理に用いられる。
【0041】このように、オートプリセット処理が実行
された後では、ユーザから選局すなわちチャネル切り換
えの指示がある毎に、CPU26は図3に示すようなチ
ューニング処理を実行する。
【0042】具体的には、図3に示すように、CPU2
6はチューニング処理を開始すると、ステップS21で
NTSC方式のテレビジョン信号かどうかを判断する。
つまり、アナログテレビジョン信号かどうかを判断す
る。ステップS21で“YES”であれば、つまりアナ
ログテレビジョン信号である場合には、ステップS23
でユーザが入力したチャネルに対応する周波数データ
(チャネルデータ)を設定し、つまりオートプリセット
により得たテーブルを参照して周波数データを設定し、
ステップS25でAFT回路によって周波数を自動調整
するようチューナ12に指示する。続くステップS27
では、チューナ12で設定した周波数の値を取得し、周
波数のずれ量(オフセット値)を検出する。なお、オフ
セット値は、図2で示したステップS13において説明
したように検出される。そして、ステップS29では微
調データを算出(再計算)し、ステップS31でメモリ
28に記憶された微調データを更新してから処理を終了
する。
【0043】一方。ステップS21で“NO”であれ
ば、つまりアナログテレビジョン信号でなければ、ステ
ップS33でATSC方式のテレビジョン信号かどうか
を判断する。つまり、ディジタルテレビジョン信号かど
うかを判断する。ステップS33で“NO”であれば、
つまりディジタルテレビジョン信号でもなければ、正常
に受信できないと判断し、そのまま処理を終了する。一
方、ステップS33で“YES”であれば、つまりディ
ジタルテレビジョン信号であれば、ステップS35でユ
ーザが入力したチャネルに対応するチャネルデータをメ
モリ28に記憶した微調データで調整し、微調データで
調整したチャネルデータをチューナ12に設定してから
処理を終了する。
【0044】なお、チャネル間の平均値を微調データと
した場合には、ステップS31において、受信チャネル
に応じた微調データでチャネルデータが調整される。
【0045】この実施例によれば、オートプリセット時
すなわちアナログテレビジョン信号受信時に取得した周
波数のずれ量でディジタルテレビジョン信号受信時のチ
ャネルデータを調整するので、アナログあるいはディジ
タルのテレビジョン信号に拘わらず正常に受信すること
ができる。したがって、確実に所望の番組等を視聴する
ことができる。
【0046】また、オートプリセット時に算出した微調
データを更新するようにしたので、局部発信周波数が周
辺温度および経時変化によって変化しても、正しい微調
データでチャネルデータを調整することができる。
【0047】なお、この実施例では、オートプリセット
時にすべてのチャネルについてのオフセット値を検出す
るようにしているが、全チャネルについてのアナログテ
レビジョン信号を受信するときのオフセット値をそれぞ
れ検出し、そのオフセット値から微調データを算出し
て、ディジタルテレビジョン信号の受信時にチャネルデ
ータを調整するようにしてもよい。
【0048】ただし、この場合には、ディジタルテレビ
ジョン信号を受信する前に、全チャネルについてのアナ
ログテレビジョン信号を受信して、微調データを算出し
ておく必要がある。
【0049】また、この実施例では、オフセット値の平
均値を微調データに決定するようにしたが、各チャネル
に対応するオフセット値をそれぞれの微調データとして
記憶しておき、ディジタルテレビジョン信号の受信時
に、対応するチャネルの微調データでチャネルデータを
調整するようにしてもよい。
【0050】この場合には、チューニング処理時にアナ
ログテレビジョン信号を受信すると、対応するチャネル
のオフセット値(微調データ)を更新するようにすれ
ば、局部発信周波数の周辺温度および経時変化による変
化に適応することができる。
【0051】さらに、この実施例では、周波数シンセサ
イザ方式のチューナを採用するようにしたが、電圧シン
セサイザ方式のチューナを採用するようにしてもよい。
この場合には、CPUによって設定されるチューニング
電圧(チャネルデータ)に従って、チューナは同調電圧
を設定し、所望のチャネルを受信することができる。
【0052】この場合には、各チャネルに対応するチュ
ーニング電圧のテーブルが、ATSC方式およびNTS
C方式のテレビジョン信号のそれぞれについて、メモリ
に記憶される。
【0053】さらにまた、この実施例では、地上波放送
を受信する場合について説明したが、ケーブルテレビジ
ョン放送を受信する場合についても適用できることは言
うまでもない。この場合には、アンテナに換えてケーブ
ルがチューナに接続される。
【0054】また、この実施例では、米国の地上波放送
を受信する場合について説明したが、同一の方式を採用
する受信機であれば、他国の地上波放送を受信する場合
であっても適用できることは言うまでもない。ただし、
国や地域毎にチャネル数が変わるので、図2で示したス
テップS5におけるカウント値Nの判断の処理等が変更
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示すCPUのオートプリセット処
理を示すフロー図である。
【図3】図1実施例に示すCPUのチューニング処理を
示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機 12 …チューナ 14 …アンテナ 16 …A/D変換器 18 …NTSCデコーダ 20 …MPEGデコーダ 22 …D/A変換器 24 …表示装置 26 …CPU 28 …メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのチューナでATSC方式およびNT
    SC方式のテレビジョン信号を受信できるディジタル/
    アナログテレビジョン信号受信機において、 オートプリセット時にアナログテレビジョン信号を受信
    できるチャネル毎の周波数のずれ量を検出する検出手
    段、 前記チャネル毎の周波数のずれ量の平均値を算出する算
    出手段、 前記算出手段によって算出された前記平均値を記憶する
    記憶手段、およびディジタルテレビジョン信号の受信時
    に前記記憶手段に記憶された前記平均値に基づいてチャ
    ネルデータを設定する設定手段を備えることを特徴とす
    る、ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機。
  2. 【請求項2】1つのチューナでATSC方式およびNT
    SC方式のテレビジョン信号を受信できるディジタル/
    アナログテレビジョン信号受信機において、 アナログテレビジョン信号の受信時に周波数のずれ量を
    検出する検出手段、 前記検出手段によって検出された前記ずれ量を記憶する
    記憶手段、およびディジタルテレビジョ信号の受信時に
    前記記憶手段に記憶された前記ずれ量に基づいてチャネ
    ルデータを設定する設定手段を備えることを特徴とす
    る、ディジタル/アナログテレビジョン信号受信機。
  3. 【請求項3】前記検出手段は、オートプリセット時に前
    記ずれ量を検出する、請求項2記載のディジタル/アナ
    ログテレビジョン信号受信機。
  4. 【請求項4】前記検出手段は、アナログテレビジョン信
    号を受信できるチャネル毎のずれ量を検出し、前記チャ
    ネル毎のずれ量の平均値を算出する平均値算出手段を含
    み、 前記設定手段は、前記平均値に基づいて前記チャネルデ
    ータを設定する、請求項2または3記載のディジタル/
    アナログテレビジョン信号受信機。
  5. 【請求項5】前記平均値算出手段は、チャネル間の平均
    値を算出するチャネル間平均値算出手段を含み、 前記設定手段は、前記チャネル間の平均値に基づいて前
    記チャネルデータを設定する、請求項4記載のディジタ
    ル/アナログテレビジョン信号受信機。
  6. 【請求項6】前記検出手段は、アナログテレビジョン信
    号を受信できるチャネル毎のずれ量を検出し、前記チャ
    ネル毎のずれ量の標準偏差値を算出する標準偏差算出手
    段を含み、 前記設定手段は、前記標準偏差値に基づいて前記チャネ
    ルデータを設定する、請求項2または3記載のディジタ
    ル/アナログテレビジョン信号受信機。
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