JP3588966B2 - 情報処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速性,高信頼性,小型化を要求される制御システム分野、特に、メモリ転写機能を必要とするコントローラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図21に、従来の通信ハードを含むネットワークのデータ送受信装置(以下、「局」と呼ぶ。)の代表的な構成を3種類示す。
【0003】
図21(a)は、シリアルパラレル変換を実現する通信ハードと、受信データを一度蓄えるバッファと、通信データの最終データ格納領域であるローカルメモリと、主な制御処理を実行するプロセッサと、主メモリより構成したものである。通信ハードとバッファとローカルメモリをローカルバスで接続し、プロセッサと主メモリをシステムバスで接続する。また、ローカルバスとシステムバスをバスブリッジを用い接続する。
【0004】
図21(b)は、シリアルパラレル変換を実現する通信ハードと、受信データを一度蓄えるバッファと主な制御処理を実行するプロセッサと主メモリより構成したものである。通信ハードとバッファをローカルバスで接続し、主な制御処理を実行するプロセッサと主メモリをシステムバスで接続する。この方式では、通信データの最終データ格納領域は、主メモリ内に実現する。また、ローカルバスとシステムバスをバスブリッジを用いて接続する。
【0005】
図21(c)は、シリアルパラレル変換を実現する通信ハードと主な制御処理を実行するプロセッサと主メモリにより構成したものである。通信ハードとプロセッサと主メモリをシステムバスで接続する。この方式では、受信データを一度蓄えるバッファと通信データの最終データ格納領域を主メモリ内に実現する。
【0006】
これら図21に示したように、受信データを一度蓄えるバッファを使用する方法では、受信データが通信エラーなどにより異常データと判明した場合は、そのデータに対しバッファから所定のデータ格納領域へのメモリコピーを実行しないことにより、最終データ格納領域における異常データの混入を防ぐ。
【0007】
次に、メモリ転写方式について説明する。
【0008】
図22は、一般的なメモリ転写方式の動作を示したものである。自局の局番号を#2とした場合を例に、以下、説明する。
【0009】
メモリ転写の動作は、サイクリックに各局のデータを受信しバッファから共通エリアへメモリコピーを実行することにより実現される。#2以外の他局のデータを受信した時は、送信元に従い共通エリア内の所定のデータ格納領域へ格納する。自局の送信時には、#2より自局のデータをバッファにメモリコピーし、通信ハードはそのデータをバッファからその他の全局に送信する。これにより、全局の共有エリア内において各局のデータを高信頼に共有することを実現する。
【0010】
各局間でのデータの授受管理方式は、代表的なものとして各局の送信時間を時分割に管理して、局毎に送信時間をスケジューリングしサイクリックに自局データを送信する方式がある。この方式では、時分割に処理するために、リアルタイムなメモリ転写を実現可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
図21(a)で示した構成では、受信したデータは最終的にローカルメモリ内の共有エリアへ格納されるため、プロセッサがこの共有エリア内のデータにアクセスするには、二つのバスをまたいでアクセスしなくてはならず、アクセス処理に時間がかかる。また、バッファ、ローカルメモリなど専用メモリを必要とするため、小型化しにくい。通信ハードでデータを受信した際に、バッファからローカルメモリ内の共通エリアへメモリコピーが必要となるため、データ受信処理に時間がかかる。
【0012】
また図21(b)で示した構成では、受信したデータは主メモリ内の共有エリアへ格納されるため、ローカルメモリを排除可能となり、図21(a)で示した構成に比べ小型化が可能である。また、プロセッサがこの共有エリア内のデータにアクセスするのは、図21(a)で示した構成に比べ高速になるが、通信ハードでデータを受信した際に、バッファから主メモリ内の共通エリアへメモリコピーが必要となるため、データ受信処理時間が大きい。
【0013】
また図21(c)で示した構成では、バッファと共通エリアを主メモリ内で一体化するため、図21(b)で示した構成に比べてさらに小型化が可能となる。また、データ受信処理はバスをまたがなくなるため、図21(b)で示した構成に比べて高速化が図れる。しかし、この方式では、システムバスの使用率が高くなり、プロセッサからのメモリアクセスに待ちが多くなる恐れがある。
【0014】
このように従来のメモリ転写技術を適用すると、バッファを使用する以上、受信データを一度バッファに格納後通信エラーがない場合は共通エリア内の所定のデータ格納領域へデータを格納すると言う処理が必要となるため、必ず最低1回のメモリコピーが必要となる。このメモリコピー処理分、受信データを共有エリアに格納する処理時間が大きくなり、またプロセッサへの処理負荷も増加する。本発明の目的は、上記の問題に鑑みて、メモリ転写機能を小型で高速にかつ高信頼に実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明では、複数の処理装置から構成された処理システムにおいて、各処理装置が、他の処理装置との間でデータの送受を行う通信回路と、通信回路から送られてくる情報に基づいてデータを格納するためのアドレスを生成するアドレス生成回路と、少なくとも他の処理装置から送られてくるデータを格納する第1,第2の領域を他の処理装置毎に有するメモリと、メモリに格納されたデータに基づいて処理を行うプロセッサと、プロセッサから送られてくるアドレス又は通信回路から送られてくるアドレスに基づいて、プロセッサ又は通信回路がメモリにアクセスする領域を排他制御するメモリ制御管理回路とを有することを特徴とする。
【0016】
また、上記目的を達成するために本発明では、複数の処理装置から構成された処理システムにおいて、各処理装置が、プロセッサと、他の処理装置との間でデータの送受を行う通信回路と、プロセッサによって生成されたデータ又は通信回路が受けたデータを記憶するメモリと、通信装置が受けたデータをメモリに処理装置毎に格納するために、処理装置毎の記憶領域を示すアドレスを生成するアドレス生成回路とを少なくとも有することを特徴とする。
【0017】
また、上記目的を達成するために本願発明では、複数の処理装置から構成された処理システムにおいて、各処理装置が、他の処理装置との間でデータの送受信及び受信したデータの状態の判定を行う通信回路と、少なくとも通信装置が受信したデータを各処理装置毎に格納するメモリと、メモリに格納されたデータに基づいて処理を行うプロセッサと、通信回路が受信したデータについて各処理装置毎に複数ビットからなるアドレスを生成するアドレス生成回路と、生成されたアドレスと通信回路によって判定された結果に基づいて、生成されたアドレスを構成する複数ビットの内、少なくとも1ビットを変更するメモリ制御管理回路とを有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施例を幾つかの図面を参照して説明する。
【0019】
図19に、本実施例で対象とする全体のシステム構成を示す。
【0020】
このシステムでは、同一構成である装置1701(以下、「局」と呼ぶ。)を一つのネットワーク1702に、16個接続する。各局では通信ハード1703と主メモリ1704を持っており、主メモリ内には、共有エリア1706が確保されている。共有エリア内には、各局に対応したデータ格納領域を持っており、このシステムでは、1局当りのデータの格納領域のサイズは512Bであるものとする。
【0021】
図20に、本実施例における通信ハード1703の構成ブロック例を示す。
【0022】
ここでは、ネットワークから受信したシリアルデータを所定のビット数のパラレルデータに変換するシリアル/パラレル変換回路1801,受信データのエラー発生を例えば、CRCチェック等により判定するエラー判定回路1802,データ受信時における正常受信終了や、通信エラーや、受信タイムアウト等の通信時の受信状態を表すステータスレジスタ1803、および各種状態に応じた割込信号を発生させる割込発生回路1804,パラレルに変換されたデータを逐次格納する所定アドレスを生成するデータ転送先アドレス生成回路1805,主メモリ内の共有エリアの開始アドレスを指定する共有エリア開始アドレス指定レジスタ1806、局毎の転送周期を計る転送周期タイマ1807で、通信ハード1703を構成する。
【0023】
図1は、本発明の基本構成となる処理装置の構成を示したものであり、高速メモリ転写装置を用いたシステム構成ブロック図である。
【0024】
本システムは、主な制御処理を実行するプロセッサ101と、メモリ制御 LSI118と、プロセッサ101と通信ハード1703の共通エリアのデータ格納領域を持つ主メモリ1704とからなる構成を持つ。
【0025】
メモリ制御LSI118は、外部ネットワークに接続され他局とネットワークを介して送受信機能を実現する通信ハード1703と、データ受信時における格納すべき局のベースアドレス(ここでは、各局毎に最初にアクセスするアドレスの値を「ベースアドレス」と呼ぶ。)を生成するベースアドレス生成回路103と、ベースアドレス生成回路103から出力される通信ハード側のアドレスバス106とプロセッサから出力されるアドレスバス107を各々の要求時に従い選択するアドレスバスセレクタ回路108と、各局毎に受信領域を2面化し制御および管理を行う2面制御管理回路110を持つ。
【0026】
プロセッサ101,通信ハード1703,主メモリ1704をデータバス111により接続し、アドレスバスセレクタ回路108の出力であるアドレスをアドレスバス112を通して2面制御管理回路110へ入力する。2面制御管理回路 110と主メモリ1704はアドレスバス113により接続されている。通信ハード1703とベースアドレス生成回路103との間は、共有エリア開始アドレス指定レジスタ1806の出力信号線群117とデータ転送先アドレス生成回路1805の出力信号線群であるアドレスバス104にて接続されている。プロセッサ101,アドレスバスセレクタ回路108,2面制御管理回路110は、プロセッサアクセス要求信号線114により接続され、通信ハード1703と2面制御管理回路110とは、転送周期タイマタイムアウト信号線115と正常受信終了割込信号線116と通信ハードアクセス要求信号線120とアドレスバス 106の信号線群の中からA9〜A12ビットに対応する信号線群119とで接続されている。
【0027】
この構成により、通信ハード1703において受信した場合は、データ転送先アドレス生成回路1805の出力信号線群のアドレスバス104にてベースアドレス生成回路103にデータ転送先アドレス情報を渡し、その後、ベースアドレス生成回路103,アドレスバスセレクタ回路108,2面制御管理回路110により決定されるアドレスに従って、受信データをデータバス111を通して主メモリへ格納する。また、プロセッサ101からの主メモリアクセスは、アドレスバス107に出力されるアドレスをアドレスバスセレクタ回路108により選択し、2面制御管理回路110により変換され求められたアドレスに対し、データバス111を通してアクセスが可能となる。
【0028】
まず、図2にデータ格納領域の2面制御の概念を示す。以後、2面化された面をそれぞれA面,B面と呼ぶことにする。
【0029】
2面制御管理回路110では、各局毎に個別に受信データ格納領域をA面,B面の2面持つ構成をとり、通信ハードがアクセスする面とプロセッサがアクセスする面を排他制御する。これは、図に示すように、一つの面情報によりプロセッサ側のスイッチと通信ハード側のスイッチを同時に反対面に切り替えることで行う。このことは、通信ハードがエラーが発生したデータを格納しても、プロセッサには過去受信した最も新しい正常データを常に見せることができることを意味する。また、面切り替えの動作が、従来例に示すバッファから共通エリアへのメモリコピーを実行することと等価である。つまり、面切り替えを瞬時に実行することは、メモリコピーに要する処理時間を排除したことと等価であり、高速化が実現できる。
【0030】
以下、図1における各構成部について、詳細に説明する。
【0031】
図3に、アドレスバスセレクタ回路108の構成を示す。
【0032】
プロセッサ側のアドレスバス107の各信号線に対し、プロセッサアクセス要求信号線114と論理積をとり、また、通信ハード側のアドレスバス106の各信号線に対し、プロセッサアクセス要求信号線114を反転した後論理積をとる。さらに、各々の論理積の出力について、それぞれ対応する信号線毎に論理和をとることで、最終的なアドレスバス112の出力となる。
【0033】
これにより、プロセッサアクセス要求信号がハイレベルの時は、プロセッサ側のアドレスバス107の信号をアドレスバス112に出力し、プロセッサアクセス要求信号がロウレベルの時は、通信ハード側のアドレスバス106の信号をアドレスバス112に出力する。
【0034】
図4に、2面制御管理回路110の構成を示す。
【0035】
本回路は、16局各々に対応する2面制御出力信号を出力する面情報ラッチ回路607を16個持ち、信号線群119のデータから現在アクセスしている局を割り出すアクセス局デコード回路601aと、アクセス局デコード回路601aの出力である各局に対応した信号線群602aと、アドレスバス112の中からA9〜A12ビットに対応する信号線群613のデータから現在アクセスしている局を割り出すアクセス局デコード回路601bと、アクセス局デコード回路 601bの出力である各局に対応した信号線群602bと、アクセス局デコード回路601aの各局の出力信号と正常受信終了割込信号を入力に持つ16個の論理積回路603と、アクセス局デコード回路601bの各局の出力信号と各面情報ラッチ回路607の出力信号を入力に持つ16個の論理積回路604と、その出力の論理和をとる論理和回路605と、その出力信号を伝える信号線606とプロセッサアクセス要求信号を伝える信号線114とを入力とし信号線610にA/B面情報ビットを出力する排他的論理和回路608と、通信データアクセス要求およびプロセッサアスセス要求の論理和をとりメモリアクセス要求信号を出力する論理和回路609と、排他的論理和回路608の出力信号と論理和回路 609からのメモリアクセス要求信号を入力としA/B面情報ビットの信号線 612を出力とするデータ同時性保証回路611からなる。アドレスバス113の内、A13ビットの信号線をA/B面情報ビットの信号線612に置き換える。
【0036】
本回路の動作を説明する。
【0037】
通信データもしくはプロセッサからの主メモリアクセス要求時に、信号線群 613に出力されているデータよりアクセス局デコード回路601bにてアクセス先の局情報を信号線群602bに出力し、その出力と論理積回路604,論理和回路605により16個の面情報ラッチ回路607からアクセス先の局に対応する面情報ラッチ回路607の情報を選択し、信号線606に出力する。通信ハードのアクセス要求時には、排他的論理和回路608により信号線606の信号をそのままデータ同時性保証回路611に入力し、一方、プロセッサのアクセス要求時には、排他的論理和回路608により信号線606の信号を反転してデータ同時性保証回路611に入力する。また、通信ハード,プロセッサ共にメモリアクセス要求時には、論理和回路609,データ同時性保証回路611により、メモリアクセス中に、信号線610の情報を信号線612に出力しないように現在のメモリアクセスを保護し、次のメモリアクセス時において信号線610の情報を信号線612に出力するように動作する。
【0038】
また、信号線群602aでの出力と論理積回路603により、正常受信終了割込信号の入力先の面情報ラッチ回路607を特定する。面情報ラッチ回路607では、A/B面情報ビットを正常受信終了毎に反転し、一方、通信エラー発生により正常受信終了割込が発生しなかった場合は、2面制御出力信号は反転せず、前状態を維持する様に動作する。
【0039】
これにより、メモリアクセス要求に応じたアクセス先の局のA面,B面の情報を出力することができる。前述したアクセス局デコード回路601a,601bは全く同一の回路であり、以下アクセス局デコード回路601として説明する。
図5に、アクセス局デコード回路601の構成を示す。
【0040】
本回路は、アドレスバス107の信号線群の内、アクセス局の情報を持つビット位置の連続する4ビットの信号線群701を入力、16本の信号線群702を出力とし、入力である4ビットのデータをデコードしてそれぞれを16本の各信号線群702に対応させるように、反転回路と16個の論理積回路を組み合わせることにより構成する。この回路により、4ビットの情報から特定の1局を選択することができる。
【0041】
図6に、面情報ラッチ回路607の構成を示す。
【0042】
本回路は、図中の論理和,論理積,反転回路,Dフリップフロップにて図のように構成される。
【0043】
これにより、正常受信終了割込信号がロウレベルの時は、通信ハード側のアクセス先の局の面情報を示す2面制御出力信号は現状態レベルを維持し、正常受信終了割込信号がロウレベルの時に、状態レベルを反転するように動作する。
【0044】
図7に、ネットワークの局が受信のみ1局と仮定した場合の2面制御管理回路109の動作波形例を示す。そのため、この場合のアクセス局デコード回路601の出力情報は1局固定である。まず、時間t1以前において正常データD1を受信した場合は、通信ハードアクセス要求信号がハイレベルになり、その時の2面制御出力信号の情報に従いA面にデータD1を格納する。その後、通信ハード 1703により正常受信終了を確認した後に、正常受信終了割込信号がハイレベルになり2面制御出力信号の状態レベルが反転する。そのため、2面制御出力信号の情報はA面からB面に変化する。以後次に正常受信割込信号がハイレベルになるまで、2面制御出力信号は面情報ラッチ回路607にて現状態レベルを維持するため、t1からt2に至るまでの期間では2面制御出力信号の情報はB面に維持される。この期間で、プロセッサのアクセス要求がある場合は、2面制御出力信号の情報が反転し、アドレスバスに現われるデータはA面を示すデータD1となり、プロセッサのアクセス可能な面はA面となる。これにより、プロセッサと通信ハードのメモリアクセス面の排他制御を実現する。
【0045】
次に、t1からt2に至るまでの期間で新たにデータD2を受信した場合は、通信ハードアクセス要求信号がハイレベルになり、この時の2面制御出力信号に従いB面にデータD2を格納する。この時、受信データにエラーが発生していた場合は、時間t2において正常受信終了割込信号がハイレベルにならず、2面制御出力信号の情報は切り替わらずB面のまま維持される。よって、t2以降次に正常受信するまでは、プロセッサがアクセスする面情報は2面制御出力信号の情報が反転したA面であり、エラーの発生した受信データは認識できない。これにより、エラー発生時もプロセッサはそのエラー発生データD2にアクセスすることなく正常なデータに対しのみアクセス可能であり、共有メモリの高信頼性を保つ。
【0046】
図8に、データ同時性保証回路611の構成およびその動作波形を示す。
【0047】
本回路は、論理和,論理積,反転回路,Dフリップフロップにて図のように構成される。
【0048】
以下に、本回路の動作例を説明する。排他的論理和回路608の出力であるA/B面情報ビット(入力)は、時間t2以前でA面を示している。時間t1において、メモリアクセス要求信号がハイレベルになり、アドレスバスには、アクセスに要する所定時間A面をアクセスするデータが出力される。この期間中時間 t2において、正常終了割込信号がハイレベルになっても、図中の論理回路にてすぐには面切り替えは実行されずにA面を示すA/B面情報を保持する。その後時間t3においてメモリアクセス要求信号が再度ハイレベルになった時に、その時のA/B面情報ビット(入力)であるB面の情報をA/B面情報ビット(出力)に出力し、面切り替えが実行される。
【0049】
これにより、主メモリアクセス中には前述した通信ハードのアクセス面切り替え処理を行わないようにすることが可能となり、一度のメモリアクセス単位でのデータ同時性を保証できる。
【0050】
図9に、ベースアドレス生成回路103の構成を示す。
【0051】
本回路は、通信ハード1703のデータ転送先アドレス生成回路1805から出力されるアドレスバス104をアドレスバス106のA0〜A8ビットとし、通信ハード1703から出力される転送周期タイマタイムアウト信号を入力とし、この信号がハイレベルになる度に“1”加算される4ビット加算器801の4ビット出力をそれぞれアドレスバス106のA9〜A12ビットとし、通信ハード1703の共有エリア開始アドレス指定レジスタ1806の値をアドレスバス106のA13〜A31ビットとするように各信号線を対応させる。
【0052】
この回路の動作を説明する。通信ハード1703がデータを受信したら、共有エリア開始アドレス指定レジスタ1806で示されるA14〜A31、その時のA/B面情報ビットA13,4ビット加算器によるアクセス先の局アドレスを示すデータA9〜A12により構成されるアドレスが作成され、以後通信ハード 1703がデータを逐次格納するのに従い、データ転送先アドレス生成回路1805によりA0〜A8のデータが更新される。データを受信終了し、転送周期タイマがタイムアウトすると転送周期タイムアウト信号がその旨4ビット加算器801に通達され、4ビット加算器801は、次の受信先の局へ更新する。
【0053】
図10に、この時の主メモリ1704上の共有エリア内のメモリマップを示す。
【0054】
2面制御管理回路109によりアドレスバス113の内A13ビットの信号線をA/B面情報ビットの信号線612に置き換えるため、連続する各A面,B面の各受信領域内に各局別のデータ受信領域を実現することになる。
【0055】
図11に、2面制御管理回路110の局別の2面制御出力信号の動作波形例を示す。
【0056】
時間t1以前でのアクセス局を#16とした場合、時間t1にて転送周期タイマタイムアウト信号がハイレベルになることで、ベースアドレス生成回路103の4ビット加算器によりアクセス局番号が更新され、次に転送周期タイマタイムアウト信号がハイレベルになる時間t2まで、アクセス局デコード回路601から得られるアクセス局情報は#1を示し、時間t1からt2の期間で正常データを受信し正常終了割込信号がハイレベルになると、ベースアドレス生成回路103の出力信号および論理積回路603の作用で、その時に対応する局の面情報ラッチ回路607によって、保持していたその局の2面制御信号の出力信号を反転させ、通信ハードのアクセス面をA面からB面に切り替える。ベースアドレス生成回路103の出力信号および論理積回路604の作用で、現在のアクセス局である#1の面情報ラッチ回路607の2面制御信号が取り出され、排他的論理和回路303の入力であるA/B面情報信号はA面からB面へと切り替わる。その後、時間t2において、再び転送周期タイマタイムアウト信号がハイレベルになると、前回と同様にベースアドレス生成回路103の4ビット加算器によりアクセス局番号が更新され、次に転送周期タイマタイムアウト信号がハイレベルになる時間t3まで、アクセス局デコード回路601から得られるアクセス局情報は #2を示すようになる。時間t2からt3の期間において受信エラー発生したとすると、この時正常終了割込信号がハイレベルにならないので、#2に対応する面情報ラッチ回路607の面情報はB面のまま保持され、この情報が排他的論理和回路303の入力であるA/B面情報信号に出力される。その後、時間t3において、再び転送周期タイマタイムアウト信号がハイレベルになると、前回と同様にベースアドレス生成回路103の4ビット加算器によりアクセス局番号が更新され、次に転送周期タイマタイムアウト信号がハイレベルになる時間t3まで、アクセス局デコード回路601から得られるアクセス局情報は#3を示すようになる。以下同様に、全局に対し面切り替え処理を実行した後、時間t16にて再度局#1からの処理へ繰り返す。
【0057】
これにより、全局のデータ格納領域の面切り替え制御をサイクリックに実行し、メモリ転写を実現する。
【0058】
以上説明してきたのと同様なシステム構成において、通信ハード1703に転送周期タイマ1807を有しない場合であって、同程度の機能を実現するための構成について説明する。
【0059】
図12に、通信ハード1703内に転送周期タイマ機能が存在しない場合の第2のベースアドレス生成回路103の構成を示す。
【0060】
本回路は、通信ハード1703のステータスレジスタ1803の各情報の論理和をとる論理和回路1101と4ビット加算器801により構成され、通信ハード1703のデータ転送先アドレス生成回路1805から出力されるアドレスバス104をアドレスバス106のA0〜A8ビットとし、4ビット加算器801の4ビット出力をそれぞれアドレスバス106のA9〜A12ビットとし、通信ハード1703の共有エリア開始アドレス指定レジスタ1806の値をアドレスバス106のA14〜A31ビットとするように各信号線を対応させる。
【0061】
図13に、第2のベースアドレス生成回路103で生成されるステータスレジスタの全信号の論理和をとった信号の動作波形例を示す。
【0062】
ステータスレジスタは各転送周期単位で自局の通信状態を一意に表すため、任意の転送周期内において、正常受信終了であっても通信エラーが発生していても、ステータスレジスタでは必ずいずれかのビットがハイレベルになる。そのため、図に示されるように、ステータスレジスタの全信号の論理和をとった信号は、任意の転送周期内において一つのハイレベル状態が存在することになる。但し、受信状態によりハイレベルからハイレベルの間隔は均一とは限らない。
【0063】
これにより、多少のずれはあるものの生成される波形は、転送周期タイマを有する場合のようにベースアドレス生成回路103で希望している転送周期タイマタイムアウト信号と同質の信号波形が得られ、その効果はベースアドレス生成回路103のものと同様である。
【0064】
尚、ここで説明していないその他の部分の構成については先に説明したものと同様の構成である。
【0065】
図14に、先に説明したのと構成が異なる第3のベースアドレス生成回路103の構成を示す。
【0066】
本回路では、通信ハード1703から出力される転送周期タイマタイムアウト信号を入力とし、この信号がハイレベルになる度に“1”加算される4ビット加算器801により構成し、通信ハード1703のデータ転送先アドレス生成回路1805から出力されるアドレスバス104をアドレスバス106のA0〜A8ビットとし、GNDと接続した信号線1301をA9とし、通信ハード1703から出力される転送周期タイマタイムアウト信号を入力とし、この信号がハイレベルになる度に“1”加算される4ビット加算器801の4ビット出力をそれぞれアドレスバス106のA10〜A13ビットとし、通信ハード1703の共有エリア開始アドレス指定レジスタ1806の値をアドレスバス106のA14〜A31ビットとするように各信号線を対応させる。
【0067】
図15に、第3のベースアドレス生成回路103を用いた場合の主メモリ1704上の共有エリア内のメモリマップを示す。
【0068】
2面制御管理回路109によりアドレスバス113の内A9ビットの信号線をA/B面情報ビットの信号線612に置き換えるため、2面制御管理回路110により管理される連続する各局別の受信領域内において。2面制御管理回路109により制御される各A面,B面の各受信領域を実現することになる。このマッピング方式では、ネットワークに接続される局数が本実施例とは異なる場合でも、回路の変更なしに効率の良いメモリの利用が可能であるという特長を持つ。
【0069】
尚、ここで説明していない部分の構成については、先に説明した構成と同様である。
【0070】
図16に、先に説明した構成とは異なる第2の2面制御管理回路110の構成を示す。
【0071】
ここでは、先に説明した2面制御管理回路110において、A/B面切り替えイネーブルレジスタ1501を加え、16個の論理積回路604の代わりに、アクセス局デコード回路601の各局の出力信号と、各面情報ラッチ回路607の出力信号と、A/B面切り替えイネーブルレジスタ1501の16本の各出力信号の反転信号を入力に持つ16個の論理積回路1502から構成している。尚、その他は先に説明したのと同様の構成からなる。
【0072】
A/B面切り替えイネーブルレジスタ1501では、各局に対応する16ビットの情報を持たせることが可能であり、各局に対応するビット位置に“1”をセットにすることにより、対応する信号線がハイレベルになり論理積回路1502が面情報ラッチ回路607の情報を伝えなくする。これにより、本実施例での2面制御管理回路110では、各局に対する2面制御機能を局別に抑止することが可能となる。
【0073】
図17に、新たに追加される局毎に通信のステータスレジスタを持たせる機能の構成を示す。
【0074】
本構成では、各通信ステータスの情報を保持可能なビット数を持つステータスレジスタ1601を16局分持ち、アドレスバス107のデータから現在アクセスしている局を割り出すアクセス局デコード回路601と、アクセス局デコード回路601の出力である各局に対応した信号線群602と、各種通信ステータス情報を伝える各情報信号に対応した信号線群1602と、信号線群602から局別の信号と各種通信ステータス信号との論理積をとり出力は各ステータスレジスタの各ビットに割り当てられる論理積回路1603からなる。
【0075】
これにより、アクセス局デコード回路601により割り出された現在アクセスしている局に対応するステータスレジスタが選択され、その時の各種通信ステータス信号の状態がそのステータスレジスタ内に保持されることになる。これにより、より詳細な状態解析が可能になる。
【0076】
尚、ここで説明していないその他の部分の構成については、先に説明したのと同様の構成である。
【0077】
図18に、新たに追加される局毎の面情報を保持する面情報レジスタを持つ第3の2面制御管理回路110の構成を示す。
【0078】
ここでは、先に図4で説明した2面制御管理回路110において、各面情報ラッチ回路607の情報を入力とする面情報レジスタ2201を加え、その他は、同様の構成からなる。
【0079】
面情報レジスタにアクセスすると、アクセス時における全局の面情報ラッチ回路607の情報が得られる。これにより、本回路の状態解析に役立つことができる。
【0080】
尚、ここで説明していないその他の部分の構成は、先に説明した構成と同様である。
【0081】
また、前述した各種レジスタは、ソフトウェアからアクセス可能であり、A/B面切り替えイネーブルレジスタ1501は、A/B面切り替えを実行する局に対応するビットに“1”を、A/B面切り替えを実行させない局に対応するビットに“0”を書き込むことで、制御する。また、各局に対応するステータスレジスタ1601,面情報レジスタ2201は、このレジスタを読み込むことで、各情報を取得する。
【0082】
また今まで説明したものは「局数は計16個、1局当りのデータの格納領域のサイズは512B」を前提に説明をしたものである。そこで、局数を変えるには、アクセス局デコード回路601内の加算器のビット数を変化させることで、1局当りのデータの格納領域のサイズを変えるには、通信ハード1703のデータ転送先アドレス生成回路1805の出力ビット数を変化させることで、容易に対応可能である。
【0083】
【発明の効果】
本発明によれば、バッファを排除し直接共通エリア内の局別のデータ格納領域へ受信データを格納するため、従来のバッファから共通エリア内のデータ格納領域へのコピー処理が不要になり、そのためメモリコピー処理分のデータ受信処理の高速化が可能となる。
【0084】
また、局別の各データ格納領域を2面化させ、通信ハードのアクセス面とプロセッサのアクセス面との2面制御機能を設け、エラーが発生したデータを受信した場合は、受信後の通信ハードがアクセスする面の切り替えを抑止することで、エラーの発生したデータを受信してもプロセッサ側に見せないようにすることが可能となる。これにより、高信頼なデータ受信処理を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理装置の基本構成を示すブロック図。
【図2】2面制御管理手段の概念図。
【図3】アドレスバスセレクタ回路の構成ブロック図。
【図4】2面制御管理回路の構成ブロック図。
【図5】アクセス局デコード回路の構成ブロック図。
【図6】面情報ラッチ回路の構成ブロック図。
【図7】2面制御管理回路の動作波形例を示す図。
【図8】データ同時性保証回路の構成ブロック図。
【図9】ベースアドレス生成回路の構成ブロック図。
【図10】共有エリア内メモリマップを示した図。
【図11】2面制御回路の動作波形例を示す図。
【図12】第2のベースアドレス生成回路の構成ブロック図。
【図13】第2のベースアドレス生成回路による動作波形図。
【図14】第3のベースアドレス生成回路の構成ブロック図。
【図15】第3のベースアドレス生成回路を用いた場合の共有エリア内メモリマップを示した図。
【図16】第2の2面制御管理回路の構成ブロック図。
【図17】局別にステータスレジスタを持たせた場合の構成ブロック図。
【図18】第3の2面制御管理回路の構成ブロック図。
【図19】ネットワークシステム構成を示すブロック図。
【図20】通信ハードの機能を示すブロック図。
【図21】ネットワーク局の構成ブロック図。
【図22】メモリ転写の動作を説明するための図。
【符号の説明】
101…プロセッサ、103…ベースアドレス生成回路、104,105, 106,107,112,113…アドレスバス、108…アドレスバスセレクタ回路、110…2面制御管理回路、111…データバス、114…プロセッサアクセス要求信号線、115…転送周期タイマタイムアウト信号線、116…正常受信終了割込信号線、117…共通エリア開始アドレス指定レジスタの出力信号線群、118…メモリ制御LSI、119…アドレスバスの信号線群の中からA9〜A12ビットに対応する信号線群、120…通信ハードアクセス要求信号線、601,601a,601b…アクセス局デコード回路、602a,602b…アクセス局デコード回路の出力である各局に対応した信号線群、603,604,1502,1603…論理積回路、605,609…論理和回路、606…2面制御出力信号線、607…面情報ラッチ回路、608…排他的論理和回路、610…A/B面情報ビットを出力される信号線、611…データ同時性保証回路、 612…データ同時性保証回路の出力信号線、701…アクセス局の情報を持つ連続する4ビットの信号線群、702…各局に対応する16本の信号線群、801…4ビット加算器、1301…GNDと接続した信号線、1501…A/B面切り替えイネーブルレジスタ、1601…各局に対応するステータスレジスタ、 1602…ステータス情報を伝える各情報信号に対応した信号線群、1701…ネットワークに接続される局、1702…ネットワーク、1703…通信ハード、1704…主メモリ、1706…共有エリア、1801…シリアル/パラレル変換回路、1802…エラー判定回路、1803…ステータスレジスタ、1804…割込発生回路、1805…データ転送先アドレス生成回路、1806…共有エリア開始アドレス指定レジスタ、1807…転送周期タイマ、2201…面情報レジスタ。

Claims (8)

  1. 複数の処理装置から構成された処理システムにおいて、
    上記各処理装置は、
    上記他の処理装置との間でデータの送受を行う通信回路と、
    上記通信回路から送られてくる情報に基づいてデータを格納するためのアドレスを生成するアドレス生成回路と、
    少なくとも上記他の処理装置から送られてくるデータを格納する第1,第2の領域を上記他の処理装置毎に有するメモリと、
    上記メモリに格納されたデータに基づいて処理を行うプロセッサと、
    上記プロセッサから送られてくるアドレス又は上記通信回路から送られてくるアドレスに基づいて、上記プロセッサ又は上記通信回路が上記メモリにアクセスする領域を排他制御するメモリ制御管理回路とを有することを特徴とする処理システム。
  2. 請求項1において、
    上記メモリ制御管理回路は、
    上記他の処理装置から送られてきたデータが上記第1,第2のいずれの領域に格納されているかを示すレジスタと、
    上記レジスタの値に基づいて上記プロセッサからのアクセスを反転させる反転回路とを有することを特徴とする処理システム。
  3. 請求項1又は2において、
    上記通信回路は、転送周期を管理する転送周期タイマと、受信したデータを上記メモリに格納する格納先アドレス生成回路とを有し、
    上記アドレス発生回路は、上記通信回路から送られてくる上記転送周期と上記格納先アドレスに基づいて一定周期毎に、上記メモリに格納するためのアドレスを出力することを特徴とする処理システム。
  4. 請求項1又は2において、
    上記通信回路は、上記各処理装置毎の通信のステータス情報を保持するレジスタと、受信したデータを上記メモリに格納する格納先アドレス生成回路とを有し、
    上記アドレス発生回路は、上記通信回路から送られてくる上記ステータス情報と上記格納先アドレスに基づいて、上記メモリに格納するためのアドレスを出力することを特徴とする処理システム。
  5. 複数の処理装置から構成された処理システムにおいて、
    上記各処理装置は、
    プロセッサと、
    上記他の処理装置との間でデータの送受を行う通信回路と、
    上記プロセッサによって生成されたデータ又は上記通信回路が受けたデータを記憶するメモリと、
    上記通信装置が受けたデータを上記メモリに上記処理装置毎に格納するために、上記処理装置毎の記憶領域を示すアドレスを生成するアドレス生成回路とを有し、
    上記通信回路は、転送周期を管理する転送周期タイマと、受信したデータを上記メモリに格納する格納先アドレス生成回路とを有し、
    上記アドレス発生回路は、上記通信回路から送られてくる上記転送周期と上記格納先アドレスに基づいて一定周期毎に、上記メモリに格納するためのアドレスを出力することを特徴とする処理システム。
  6. 複数の処理装置から構成された処理システムにおいて、
    上記各処理装置は、
    上記他の処理装置との間でデータの送受信及び受信したデータの状態の判定を行う通信回路と、
    少なくとも上記通信装置が受信したデータを上記各処理装置毎に格納するメモリと、
    上記メモリに格納されたデータに基づいて処理を行うプロセッサと、
    上記通信回路が受信したデータについて上記各処理装置毎に複数ビットからなるアドレスを生成するアドレス生成回路と、
    生成された上記アドレスと上記通信回路によって判定された結果に基づいて、生成された上記アドレスを構成する複数ビットの内、少なくとも1ビットを変更するメモリ制御管理回路とを有することを特徴とする処理システム。
  7. 請求項において、
    上記通信回路は、転送周期を管理する転送周期タイマと、受信したデータを上記メモリに格納する格納先アドレス生成回路とを有し、
    上記アドレス発生回路は、上記通信回路から送られてくる少なくとも1ビットの上記転送周期と複数ビットからなる上記格納先アドレスに基づいて一定周期毎に、複数ビットからなるアドレスを出力することを特徴とする処理システム。
  8. 請求項又はにおいて、
    上記メモリ制御管理回路は、
    上記格納先アドレスを構成する複数のビットのうち、少なくとも1ビットを変更することを特徴とする処理システム。
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