JP3587106B2 - 視線一致テレビ会議装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は視線一致テレビ会議装置に関し、特にテレビカメラとモニタ装置とを用いて複数人数でテレビ会議を行うための多地点間テレビ会議装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、多地点間テレビ会議装置としては、テレビカメラとモニタ装置とを用い、複数地点にいる参加者の映像を撮影及び伝送することで多地点テレビ会議を行うシステムが多く提案されている。
【0003】
このような多地点テレビ会議システムでは、会議参加者が同じ会議を行っているという臨場感を与えるために、参加者間の視線を一致させ、会話を円滑にすることが重要な課題である。
【0004】
これに対して、図9に示すように、特開平2−50691号公報に開示された技術ではユーザに提示する画面を複数の小画面に分割し、各小画面に多地点の参加者の映像を表示させ、その小画面の近くにビデオカメラを置き、通信相手に自分の近くのカメラ映像を送信している。これによって、会話相手には自分の正面に近い映像が映されることになり、自然な会話が可能になる。
【0005】
また、自然な会議映像をユーザに提示する方法としては、特開平8−32948号公報に開示された技術がある。この技術では、3人以上参加の多地点会議の場合に湾曲した大スクリーンにユーザの映像を配置し、スクリーン後方でシステムの使用者とその映像の映っている方向の延長線上にビデオカメラを設置し、各参加者に映像を送信している。
【0006】
この映像は、図10で示すように、仮想的な会議空間内で各参加者が均等な距離になるように(3人の場合は正三角形の頂点、4人の場合は正方形の頂点に)配置している。
【0007】
図12(a)〜(c)では3人で対話をしている例を示しているが、P地点のユーザがA地点のユーザと会話するために、視線を一致させると、P地点のユーザの正面画像がA地点に送られるため、A地点とP地点とは互いに視線を一致させているように見える。
【0008】
また、B地点のユーザへは正面から60度の角度の横顔の映像を撮影して送信しているため、B地点のユーザはP地点のユーザがA地点のユーザの方を見ているような映像を呈示することができる。このように、どの参加者同士が会話をしていても互いの視線が一致しているように見える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平2−50691号公報に開示された技術では自分が会話している相手の表示位置とカメラの方向とが微妙にずれており、正確には自分と相手との視線が一致しないという問題がある。
【0010】
この問題は現在知られているようなハーフミラーによる視線一致装置等を使用することによって回避することができるが、それだけではなく、図11(a),(b)に示すように、他人同士が会話をしている場合に、その会話者同士の視線があっているようには見えないため、十分な臨場感が得られないという問題がある。
【0011】
一方、特開平8−32948号公報に開示された技術では、上記の問題を解決しているが、参加者を均等な距離になるように配置しているため、一番設定が簡単な3人の会議の場合に視野角60度もの広視野角の曲面スクリーンを用意しなければならず、スクリーンの設定が困難であるという問題がある。
【0012】
また、スクリーンの設定を3人の場合で60度以下にすると、図13(a)〜(c)に示すように、会話をしているA地点のユーザにはP地点のユーザの正面顔が見えるため、自然なコミュニケーションが可能であるが、B地点のユーザへは60度未満の角度から撮ったP地点のユーザの横顔映像しか送ることができないため、P地点のユーザの映像が正確にA地点のユーザと視線を合わせている映像を見ることができず、不自然になってしまう。
【0013】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、各対話者の視線を一致させることができ、自然な対話を可能にすることができる視線一致テレビ会議装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明による視線一致テレビ会議装置は、複数の地点にいる通信先の操作者の映像を受信し、それらを一つの画面に合成して会議を行う多地点接続型テレビ会議において表示される操作者の映像の視線を一致させるための視線一致テレビ会議装置であって、
前記通信先の操作者の映像を異なる位置に配置して表示する表示スクリーンと、
前記表示スクリーン上の映像配置に基づき、表示される会話中の通信先の操作者と視線が一致する角度から撮影するように予め配置されかつ各々操作者の正面の映像を撮影する複数の正面用撮像装置と、
前記表示スクリーン上の映像配置に基づき、前記会話中の通信先以外の通信先の操作者から見た映像において、表示される対話中の操作者同士の視線が一致する角度から撮影するように予め配置されかつ各々操作者の横顔の映像を撮影する複数の横顔用撮像装置と、
操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出する対話相手検出部と、
前記対話相手検出部の検出結果に応じて前記会話中の通信先に前記複数の正面用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像を送信しかつ前記会話中の通信先以外の通信先に前記複数の横顔用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像をそれぞれ送信する映像送信部とを備えている。
【0015】
本発明による他の視線一致テレビ会議装置は、複数の地点にいる通信先の操作者の映像を受信し、それらを一つの画面に合成して会議を行う多地点接続型テレビ会議において表示される操作者の映像の視線を一致させるための視線一致テレビ会議装置であって、
前記通信先の操作者の映像を異なる位置に配置して表示する表示スクリーンと、
前記表示スクリーンの背後に設置されかつ操作者の映像を撮影する複数の撮像装置と、
操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出する対話相手検出部と、
前記対話相手検出部によって検出された結果に応じて、表示される会話中の通信先の操作者と視線が一致する前記撮像装置の位置を決定し、かつ前記会話中の通信先以外の通信先の操作者から見た映像において、表示される対話中の操作者同士の視線が一致する前記複数の撮像装置の位置を決定し、会話中の通信先に応じて前記複数の撮像装置各々を移動させる撮像装置移動部と、
前記対話相手検出部の検出結果に応じて前記会話中の通信先及びそれ以外の通信先にそれぞれ前記複数の撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像を送信する映像送信部とを備えている。
【0016】
本発明による別の視線一致テレビ会議装置は、複数の地点にいる通信先の操作者の映像を受信し、それらを一つの画面に合成して会議を行う多地点接続型テレビ会議において表示される操作者の映像の視線を一致させるための視線一致テレビ会議装置であって、
前記通信先の操作者の映像を異なる位置に配置して表示する受像機と、
前記受信機の表示画面上の映像配置に基づき、表示される会話中の通信先の操作者と視線が一致する角度から撮影するように予め前記受像機の周囲に配置されかつ各々操作者の正面の映像を撮影する複数の正面用撮像装置と、
前記受信機の表示画面上の映像配置に基づき、前記会話中の通信先以外の通信先の操作者から見た映像において、表示される対話中の操作者同士の視線が一致する角度から撮影するように予め前記受像機の周囲に配置されかつ各々操作者の横顔の映像を撮影する複数の横顔用撮像装置と、
操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出する対話相手検出部と、
前記対話相手検出部の検出結果に応じて前記会話中の通信先に前記複数の正面用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像を送信しかつ前記会話中の通信先以外の通信先に前記複数の横顔用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像をそれぞれ送信する映像送信部とを備えている。
【0017】
すなわち、本発明の第1の視線一致テレビ会議装置は、通信相手の映像を異なる位置に配置して表示する大画面の表示スクリーンと、ユーザが通信相手の映像を見る時の視線に合わせて設置した正面用カメラと、ユーザが他の通信相手の映像を見る時の横顔を表示スクリーン上の映像配置に従った角度から撮影するように設置した複数の横顔用カメラとを用意している。
【0018】
通信相手にはこれらのカメラで撮影した映像を送信するが、どのカメラの映像を送信するかを決定するために対話相手検出部を持つ。これはユーザが他地点のどの通信相手と会話しているかを検出するための手段である。対話相手検出部で得られた結果から、映像送信部がどのカメラで撮影した映像を各通信相手に送るかを選択して送信する。
【0019】
本発明の第1の視線一致テレビ会議装置では、以上の手段を備えることで、遠隔地点の通信相手と視線一致して対話が可能となり、各対話者の視線を一致させることが可能となるので、テレビ会議において自然な対話が可能になる。
【0020】
また、本発明の第2の視線一致テレビ会議装置は、通信相手と対話している時の正面映像を撮影する正面カメラと、横顔を撮影する横顔用カメラとを用意するのではなく、対話相手検出部によって検出された対話相手によってカメラを移動させることが可能な撮像装置移動部を備えている。
【0021】
さらに、本発明の第3の視線一致テレビ会議装置は、正面用カメラで撮影したすべてのカメラ映像を画像処理することで、ユーザが向いている顔の向きを検出する対話相手検出部を備えている。
【0022】
本発明の第2の視線一致テレビ会議装置では各通信相手と対話している時に、正面から撮影するカメラを用意していなかったが、本発明の第4の視線一致テレビ会議装置ではこの正面から撮影するカメラを用意し、本発明の第3の視線一致テレビ会議装置に備えている対話相手検出部を持っている。
【0023】
本発明の第5の視線一致テレビ会議装置は、各地点から送信されてきた映像を単に合成するだけでなく、各地点の映像から人物像だけを取り出すことが可能な背景処理部と、コンピュータグラフィックスで生成した会議室映像等の任意の背景映像を合成することが可能な映像合成部とを備え、遠隔地の参加者が同じ会議を行っている一体感を出すことを可能としている。
【0024】
本発明の第6の視線一致テレビ会議装置は、表示スクリーンを持つのではなく大画面のブラウン管を用いた受像機を用いている。
【0025】
これによって、本発明の第1及び第3の視線一致テレビ会議装置によれば、撮像装置を正面用及び横顔用にそれぞれ用意することによって、各対話者の視線が一致し、自然な対話が可能となる。
【0026】
また、本発明の第2及び第4の視線一致テレビ会議装置によれば、対話相手によって撮像装置を移動させることで、各対話者の視線が一致し、自然な対話が可能となる。さらに、本発明の第5の視線一致テレビ会議装置によれば、同じ仮想的な会議室空間に参加することで、さらに同じ会議に参加しているという一体感を高めることが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置は表示スクリーン1と、正面用撮像装置2−1〜2−iと、横顔用撮像装置3−1〜3−jと、対話相手検出部4と、映像送信部5とから構成されている。
【0028】
本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置では他の2地点の対話相手の映像を表示し、ユーザに呈示するための表示スクリーン1を備えている。また、ユーザが表示スクリーン1に映っている対話相手を見る場合に、その視線の先に正面用撮像装置2−1〜2−iを用意する。
【0029】
ここで、表示スクリーン1はユーザが映っている対話相手を見た場合の視線の先に正面用撮像装置2−1〜2−iのいずれかを設置できるように、表示スクリーン1は半透明になっていたり、ハーフミラーを装備する等、映像を表示することとカメラで撮影できることとの両方の機能を備えていることが必要である。
【0030】
次に、ユーザが表示スクリーン1に映っている対話相手を見る場合に、その対話相手と会話している時の横顔を撮影するための横顔撮像装置3−1〜3−jが用意されている。
【0031】
ユーザは対話相手検出部4によって、多地点のどのユーザと会話しているかを指定し、その指定されたユーザへは正面用撮像装置2−1〜2−iで撮影した映像を送信し、指定されていないユーザへは横顔用撮像装置3−1〜3−jで撮影した映像を送る映像送信部5を備えている。
【0032】
図2は本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置の映像表示手法の原理を示す図である。図2(a)はP地点でのカメラの配置を示しており、図2(b)はB地点で見る画像を示している。これら図1及び図2を参照して本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置の映像表示手法の原理について説明する。ここで、説明を簡単化するために、本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置は3地点間のテレビ会議に用いられるものとする。
【0033】
表示スクリーン1が60度もの視野角をとれず、60度未満のθ度であったとする。この場合、A地点のユーザとB地点のユーザとを表示スクリーン1上に均等に配置すると、図2(a)に示すような配置になる。
【0034】
ここで、P地点のユーザとA地点のユーザとが会話をしている場合を考える。A地点にはP地点のユーザの正面映像、B地点にはP地点のユーザがA地点のユーザを見ている画像を送信する必要がある。A地点に送信する映像は正面用撮像装置2−1によってP地点のユーザがA地点の方を向いている正面映像を撮影する。
【0035】
また、図2(a)に示す通り、P地点の表示スクリーン1で見ると、A地点とB地点とは(90−0.5θ)度の角度で表示される。同様に、B地点で見ると、P地点とA地点とは(90−0.5θ)度の角度で表示されていることになる。
【0036】
P地点がA地点と会話をしている時には正面用撮像装置2−2[図2(a)の「B地点へのカメラ1」]ではθ度の横顔しか撮影できない。このため、これより更に(90−1.5θ)度離れた横顔撮像装置3−2[図2(a)の「B地点へのカメラ2」]で撮影しなければならない。
【0037】
これはP地点のユーザがA地点のユーザと会話をしている場合であるが、B地点のユーザと会話している時にはB地点には正面用撮像装置2−2で撮影した映像を、またA地点には横顔撮像装置3−1で撮影した映像を送る必要がある。
【0038】
これを区別するため、対話相手検出部4によってどの相手と対話しているのかを検出する。これで検出された対話相手には正面撮像装置2−1,2−2で撮像した映像を、それ以外には、横顔撮像装置3−1,3−2で撮影した映像を他の地点へ送信することによって、図2(b)に示すような各地点のユーザが視線を一致させて会話することができ、自然なコミュニケーションがとれる。
【0039】
図3は本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置の4地点での遠隔会議で視線一致するためのカメラの配置の説明図である。図3においては、P地点からA地点、B地点、C地点を見ている時のカメラの配置状況を示している。
【0040】
ここで、上記の本発明の第1の実施例の説明においてはその説明を簡単化するために、3地点間のテレビ会議を前提としているが、これを図3に示すように、4地点以上の間のテレビ会議に拡張するのは容易である。
【0041】
図4は本発明の第2の実施例による視線一致テレビ会議装置の構成を示すブロック図である。図4において、本発明の第2の実施例による視線一致テレビ会議装置は表示スクリーン1と、対話相手検出部4と、映像送信部5と、撮像装置6−1〜6−kと、撮像装置移動部7とから構成されている。
【0042】
本発明の第2の実施例による視線一致テレビ会議装置は本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置と異なり、正面用撮像装置2−1〜2−i及び横顔撮像装置3−1〜3−jを持たず、撮像装置6−1〜6−kでこれらを兼用している。
【0043】
図5は本発明の第2の実施例による視線一致テレビ会議装置の映像表示手法の原理を示す図である。これら図4及び図5を参照して本発明の第2の実施例による視線一致テレビ会議装置の映像表示手法の原理について説明する。
【0044】
3地点で会話を行う場合、P地点ではA地点用のカメラ6A及びB地点用のカメラ6Bの2台のカメラで構成された撮像装置6−1〜6−kを持つ。カメラ6Aで撮影した映像はA地点に送られ、カメラ6Bで撮影した映像は地点に送られる。撮像装置6−1〜6−kは撮像装置移動部7によって、図5に示すように、レール等の手段で移動できるようになっている。
【0045】
撮像装置移動部7は以下のように、撮像装置6−1〜6−kを移動させる。図5に示すように、P地点がA地点のユーザと会話している時、カメラ6Aは表示スクリーン1でA地点の映像が映っている視線の延長上にある。
【0046】
また、カメラ6BはB地点の映像が映っている延長上からさらに(90−1.5θ)度、右にある。P地点が会話相手をB地点のユーザに変えた場合、A地点用のカメラであるカメラ6Aは現在の位置から(90−1.5θ)度左へ移動し、カメラ6Bも(90−1.5θ)度左へ移動して表示スクリーン1上でB地点の映像が映っている延長上に移動する。
【0047】
ここで、撮像装置6−1〜6−kの位置はP地点がどの地点のユーザと会話しているかを検出する必要があるが、これを行うのが対話相手検出部4である。対話相手検出部4で検出した対話相手をもとに、撮像装置移動部7は撮像装置6−1〜6−kを移動させる。
【0048】
図6は本発明の第3の実施例による視線一致テレビ会議装置の構成を示すブロック図である。図6において、本発明の第3の実施例による視線一致テレビ会議装置は表示スクリーン1と、正面用撮像装置2−1〜2−iと、横顔用撮像装置3−1〜3−jと、対話相手検出部4と、映像送信部5とから構成されている。
【0049】
本発明の第3の実施例による視線一致テレビ会議装置では本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置にある対話相手検出部4を正面用撮像装置2−1〜2−iで撮影した正面画像をもとに検出するようにしたものである。
【0050】
図7は本発明の第3の実施例による視線一致テレビ会議装置の映像表示手法の原理を示す図である。これら図6及び図7を参照して本発明の第3の実施例による視線一致テレビ会議装置の映像表示手法の原理について説明する。
【0051】
本発明の第3の実施例による視線一致テレビ会議装置では、P地点が各地点のユーザの方を向いて会話を行う場合、その正面用撮像装置2−1〜2−iで撮影される映像の例を示している。
【0052】
ここではP地点のユーザがA地点のユーザと会話している例であるが、この場合、A地点用の正面用撮像装置2−1にはP地点のユーザの正面映像が映るが、B地点用の正面用撮像装置2−iにはP地点のユーザの右向きの横顔が見えることになる。この映像の違いによって、対話相手を検出する対話相手検出部4を備える。
【0053】
対話相手検出部4による対話相手の検出の具体的な方法としては、顔全体に対する目の位置、目と目との距離等を測定することで、それらの位置や距離に基づいて対話相手を検出することができる。
【0054】
図8は本発明の第4の実施例による視線一致テレビ会議装置の構成を示すブロック図である。図8において、本発明の第4の実施例による視線一致テレビ会議装置は表示スクリーン1と、正面用撮像装置2−1〜2−iと、対話相手検出部4と、映像送信部5と、撮像装置6−1〜6−kと、撮像装置移動部7とから構成されている。
【0055】
本発明の第4の実施例による視線一致テレビ会議装置は本発明の第2の実施例による視線一致テレビ会議装置と本発明の第3の実施例による視線一致テレビ会議装置とをあわせたものであり、撮像装置移動部7によって移動する撮像装置6−1〜6−kだけではなく、各地点のユーザを見る時の正面の顔映像を撮影するための正面用撮像装置2−1〜2−iを持ち、これの映像を対話相手検出部4に入力することで、正面画像を基に検出するようにしたものである。
【0056】
また、これらの発明では表示スクリーン1に表示される映像は各地点から送られてきた映像を何も加工せずに表示するだけである。一般に、送られてきた映像には人物の映像だけでなく、その地点の会議室等の背景映像も映っているが、その映像から人物映像のみを切り出すための背景処理部(図示せず)を備え、除去した背景部分を透明にし、コンピュータグラフィックス等で作成した仮想的な背景の会議室映像と自然に合成することができる映像合成部(図示せず)を備えることによって、さらに同じ会議室で会議を行っているような一体感を与え、コミュニケーションを自然にすることができる。
【0057】
さらに、大きな表示スクリーンを用意できない場合、ブラウン管を用いた受像機でこの代用をすることができる。しかし、この場合は半透明スクリーンやハーフミラー等の手段によって正確な視線一致を行うことが困難なため、できるだけ相手の顔が表示されている部分に近く正面用撮像装置、横顔用撮像装置を配置する必要がある。
【0058】
このように、撮像装置として正面用撮像装置2−1〜2−iと横顔用撮像装置3−1〜3−jとを配設することによって、各対話者の視線を一致させることができ、自然な対話を行わせることができる。
【0059】
また、対話相手によって撮像装置6−1〜6−kを撮像装置移動部7によって移動させることによって、各対話者の視線を一致させることができ、自然な対話を行わせることができる。
【0060】
さらに、映像から人物映像のみを背景処理部で切り出し、除去した背景部分を透明にし、コンピュータグラフィックス等で作成した仮想的な背景の会議室映像と映像合成部で自然に合成させることによって、同じ仮想的な会議室空間に参加させているようにすることができ、同じ会議に参加しているという一体感を高めることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、複数の地点にいる通信相手の映像を受信し、それらを一つの画面に合成して会議を行う多地点接続型テレビ会議において、通信相手の映像を異なる位置に配置して表示する表示スクリーンと、各々操作者の正面の映像を撮影する複数の正面用撮像装置と、各々操作者の横顔の映像を撮影する複数の横顔用撮像装置とを表示スクリーン上の映像配置に基づいた角度から撮影するように予め配置し、操作者がどの通信相手と会話しているかを検出する対話相手検出部の検出結果に応じて会話中の通信先に複数の正面用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像を送信しかつ会話中の通信先以外の通信先に前記複数の横顔用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像をそれぞれ送信することによって、各対話者の視線を一致させることができ、自然な対話を可能にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置の構成を示すブロック図である。
【図2】(a),(b)は本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置の映像表示手法の原理を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例による視線一致テレビ会議装置の4地点での遠隔会議で視線一致するためのカメラの配置の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例による視線一致テレビ会議装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例による視線一致テレビ会議装置の映像表示手法の原理を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例による視線一致テレビ会議装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施例による視線一致テレビ会議装置の映像表示手法の原理を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施例による視線一致テレビ会議装置の構成を示すブロック図である。
【図9】従来のテレビ会議システムを説明するための図である。
【図10】従来の視野角が十分にあるスクリーンで話者同士の視線を一致させる技術を説明するための図である。
【図11】(a),(b)は一般的なテレビ会議システムで話者同士の視線が一致しないことを説明するための図である。
【図12】(a)〜(c)は視野角が十分にあるスクリーンにおいて話者同士が視線一致することを説明するための図である。
【図13】(a)〜(c)は従来手法で視野角が十分にないスクリーンの場合に話者同士の視線が一致しないことを説明するための図である。
【符号の説明】
1 表示スクリーン
2−1〜2−i 正面用撮像装置
3−1〜3−j 横顔用撮像装置
4 対話相手検出部
5 映像送信部
6−1〜6−k 撮像装置
7 撮像装置移動部
Claims (10)
- 複数の地点にいる通信先の操作者の映像を受信し、それらを一つの画面に合成して会議を行う多地点接続型テレビ会議において表示される操作者の映像の視線を一致させるための視線一致テレビ会議装置であって、
前記通信先の操作者の映像を異なる位置に配置して表示する表示スクリーンと、
前記表示スクリーン上の映像配置に基づき、表示される会話中の通信先の操作者と視線が一致する角度から撮影するように予め配置されかつ各々操作者の正面の映像を撮影する複数の正面用撮像装置と、
前記表示スクリーン上の映像配置に基づき、前記会話中の通信先以外の通信先の操作者から見た映像において、表示される対話中の操作者同士の視線が一致する角度から撮影するように予め配置されかつ各々操作者の横顔の映像を撮影する複数の横顔用撮像装置と、
操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出する対話相手検出部と、
前記対話相手検出部の検出結果に応じて前記会話中の通信先に前記複数の正面用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像を送信しかつ前記会話中の通信先以外の通信先に前記複数の横顔用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像をそれぞれ送信する映像送信部とを有し、前記対話相手検出部は、前記複数の正面用撮像装置の映像を基に操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出するよう構成したことを特徴とする視線一致テレビ会議装置。 - 複数の地点にいる通信先の操作者の映像を受信し、それらを一つの画面に合成して会議を行う多地点接続型テレビ会議において表示される操作者の映像の視線を一致させるための視線一致テレビ会議装置であって、
前記通信先の操作者の映像を異なる位置に配置して表示する表示スクリーンと、
前記表示スクリーン上の映像配置に基づき、表示される会話中の通信先の操作者と視線が一致する角度から撮影するように予め配置されかつ各々操作者の正面の映像を撮影する複数の正面用撮像装置と、
前記表示スクリーン上の映像配置に基づき、前記会話中の通信先以外の通信先の操作者から見た映像において、表示される対話中の操作者同士の視線が一致する角度から撮影するように予め配置されかつ各々操作者の横顔の映像を撮影する複数の横顔用撮像装置と、
操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出する対話相手検出部と、
前記対話相手検出部の検出結果に応じて前記会話中の通信先に前記複数の正面用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像を送信しかつ前記会話中の通信先以外の通信先に前記複数の横顔用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像をそれぞれ送信する映像送信部とを有し、 前記正面用撮像装置は、前記操作者を中心とし、隣り合う前記正面用撮像装置のなす角度が60度未満になるように配置されていることを特徴とする視線一致テレビ会議装置。 - 前記表示スクリーンの背後に設置されかつ操作者の映像を撮影する複数の撮像装置と、前記対話相手検出部によって検出された会話中の通信先に応じて前記複数の撮像装置各々を移動させる撮像装置移動部とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の視線一致テレビ会議装置。
- 複数地点から受け取った各地点の映像から人物像だけを取り出す背景処理部と、前記背景処理部が取り出した人物像を所望の背景映像と合成して前記表示スクリーンに表示する映像合成部とを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の視線一致テレビ会議装置。
- 複数の地点にいる通信先の操作者の映像を受信し、それらを一つの画面に合成して会議を行う多地点接続型テレビ会議において表示される操作者の映像の視線を一致させるための視線一致テレビ会議装置であって、
前記通信先の操作者の映像を異なる位置に配置して表示する表示スクリーンと、
前記表示スクリーンの背後に設置されかつ操作者の映像を撮影する複数の撮像装置と、
操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出する対話相手検出部と、
前記対話相手検出部によって検出された結果に応じて、表示される会話中の通信先の操作者と視線が一致する前記撮像装置の位置を決定し、かつ前記会話中の通信先以外の通信先の操作者から見た映像において、表示される対話中の操作者同士の視線が一致する前記複数の撮像装置の位置を決定し、会話中の通信先に応じて前記複数の撮像装置各々を移動させる撮像装置移動部と、
前記対話相手検出部の検出結果に応じて前記会話中の通信先及びそれ以外の通信先にそれぞれ前記複数の撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像を送信する映像送信部とを有し、前記対話相手検出部は、前記複数の撮像装置の映像を基に操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出するよう構成したことを特徴とする視線一致テレビ会議装置。 - 複数地点から受け取った各地点の映像から人物像だけを取り出す背景処理部と、前記背景処理部が取り出した人物像を所望の背景映像と合成して前記表示スクリーンに表示する映像合成部とを含むことを特徴とする請求項5に記載の視線一致テレビ会議装置。
- 複数の地点にいる通信先の操作者の映像を受信し、それらを一つの画面に合成して会議を行う多地点接続型テレビ会議において表示される操作者の映像の視線を一致させるための視線一致テレビ会議装置であって、
前記通信先の操作者の映像を異なる位置に配置して表示する受像機と、
前記受信機の表示画面上の映像配置に基づき、表示される会話中の通信先の操作者と視線が一致する角度から撮影するように予め前記受像機の周囲に配置されかつ各々操作者の正面の映像を撮影する複数の正面用撮像装置と、
前記受信機の表示画面上の映像配置に基づき、前記会話中の通信先以外の通信先の操作者から見た映像において、表示される対話中の操作者同士の視線が一致する角度から撮影するように予め前記受像機の周囲に配置されかつ各々操作者の横顔の映像を撮影する複数の横顔用撮像装置と、
操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出する対話相手検出部と、
前記対話相手検出部の検出結果に応じて前記会話中の通信先に前記複数の正面用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像を送信しかつ前記会話中の通信先以外の通信先に前記複数の横顔用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像をそれぞれ送信する映像送信部とを有し、前記対話相手検出部は、前記複数の正面用撮像装置の映像を基に操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出するよう構成したことを特徴とする視線一致テレビ会議装置。 - 複数の地点にいる通信先の操作者の映像を受信し、それらを一つの画面に合成して会議を行う多地点接続型テレビ会議において表示される操作者の映像の視線を一致させるための視線一致テレビ会議装置であって、
前記通信先の操作者の映像を異なる位置に配置して表示する受像機と、
前記受信機の表示画面上の映像配置に基づき、表示される会話中の通信先の操作者と視線が一致する角度から撮影するように予め前記受像機の周囲に配置されかつ各々操作者の正面の映像を撮影する複数の正面用撮像装置と、
前記受信機の表示画面上の映像配置に基づき、前記会話中の通信先以外の通信先の操作者から見た映像において、表示される対話中の操作者同士の視線が一致する角度から撮影するように予め前記受像機の周囲に配置されかつ各々操作者の横顔の映像を撮影する複数の横顔用撮像装置と、
操作者がどの通信先の操作者と会話しているかを検出する対話相手検出部と、
前記対話相手検出部の検出結果に応じて前記会話中の通信先に前記複数の正面用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像を送信しかつ前記会話中の通信先以外の通信先に前記複数の横顔用撮像装置各々で撮影した映像のうちの対応する映像をそれぞれ送信する映像送信部とを有し、前記正面用撮像装置は、前記操作者を中心とし、隣り合う前記正面用撮像装置同士のなす角度が60度未満になるように配置されていることを特徴とする視線一致テレビ会議装置。 - 複数地点から受け取った各地点の映像から人物像だけを取り出す背景処理部と、前記背景処理部が取り出した人物像を所望の背景映像と合成して前記受像機に表示する映像合成部とを含むことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の視線一致テレビ会議装置。
- 前記受像機は、ブラウン管であることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の視線一致テレビ会議装置。
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