JP3586509B2 - 格納物落下防止柵 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
地震時に、自動倉庫等の格納部から荷物の落下を防止する格納物落下防止柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13に示すように、自動倉庫のラック100には、スタッカークレーンで格納物102を自動的に格納するために、図13に想像線(2点鎖線)で示すように、開口部分に荷落下防止の横棒等の障害物104を設置することはできない。
【0003】
従来では、荷落下防止のために、図14乃至図16に示すように、棚板106に凸部108を設けると共に格納物102を載せるパレット110に凹部112を設け、パレット110の横滑りを防止したり、図17乃至図19に示すように、棚板106の端部(クレーン通路側)に凸部114を設けてパレット110の横滑りを防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこのような方式では、凸部108及び凸部114の高さ分だけ開口部分の高さ方向のクリアランスを確保する必要があった。このため、凸部108や凸部114を高くすることができず、滑り防止効果が余り期待できなかった。また、パレット110だけしかおさえることができなかった。
【0005】
また、棚板106に凸部108を設け、パレット110に凹部112を設ける場合、凸部108と凹部112とを合わせるために、荷物をハンドリングするスタッカークレーンを高精度に位置決めできるように改造等する必要があった。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、簡単な構造で地震時の格納物の落下を確実に防止することができる格納物落下防止柵を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の格納物落下防止柵は、格納物を格納する格納部の開口部から格納物の落下を阻止可能なストッパー部材と、通常時は前記ストッパー部材を前記開口部から退避した退避位置に支持し、地震振動時には前記ストッパー部材を前記格納物の落下を阻止可能な阻止位置に移動させる支持手段と、を備え、前記支持手段は、通常時には前記ストッパー部材を前記退避位置で支持し、地震振動時に所定以上の力が作用した際に破断して前記ストッパー部材を前記阻止位置に落下させるシャーピンを備えている、ことを特徴としている。
【0008】
次に、請求項1に記載の格納物落下防止柵の作用を説明する。
【0009】
請求項1に記載の格納物落下防止柵では、通常時には、ストッパー部材は支持手段のシャーピンによってラックの開口部から退避した退避位置に支持されている。このため、ストッパー部材に干渉することなく開口部から自由に格納物の出し入れを行うことができる。
【0010】
一方、地震振動時には、ストッパー部材ががた付いて所定以上の力がシャーピンに作用してシャーピンが破断する。これにより、ストッパー部材が阻止位置に落下し、格納物の落下が阻止される。
【0011】
なお、開口部が複数ある場合には、複数のストッパー部材を互いに連結し、これら複数のストッパー部材を1個の支持手段で支持しても良い。これにより、複数の格納物の落下が同時に阻止される。
【0012】
また、格納物とは、ラックに格納する荷物のみならず、荷物を搭載するためのパレットも含まれる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の格納物落下防止柵において、前記シャーピンが取り付けられる支持部材と、前記支持部材と前記ストッパー部材との間に介在され、前記ストッパー部材のがた付きを防止する固定部材と、前記固定部材によるがた付き防止を解除する駆動手段と、地震振動を検出する振動検出センサと、前記振動検出センサによって所定値以上の地震振動を検出した際に、前記駆動手段を駆動し、前記固定部材をがた付き防止解除方向へ移動させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0014】
次に、請求項2に記載の格納物落下防止柵の作用を説明する。
【0015】
請求項2に記載の格納物落下防止柵では、通常時には、固定部材が支持部材とストッパー部材との間に介在してストッパー部材のがた付きを防止する。
【0016】
一方、振動検出センサによって所定値以上の地震振動が検出されると、制御手段が駆動手段を駆動し、固定部材をがた付き防止解除方向へ移動させる。これにより、ストッパー部材ががた付いて所定以上の力がシャーピンに作用してシャーピンが破断し、ストッパー部材が阻止位置に落下して格納物の落下が阻止される。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の格納物落下防止柵において、前記ストッパー部材を上下方向に複数設けた、ことを特徴としている。
【0018】
次に、請求項3に記載の格納物落下防止柵の作用を説明する。
【0019】
請求項3に記載の格納物落下防止柵では、地震振動時には、複数のストッパー部材が各々の阻止位置へ移動する。各々のストッパー部材の阻止位置は、上下方向に異なるので、例えば、一つのストッパー部材を荷物に対応させ、他のストッパー部材を荷物を搭載するためのパレットに対応させることが可能となり、荷物の落下みならずパレットの落下をも同時に阻止することができる。
【0020】
請求項4に記載の格納物落下防止柵は、格納物を格納する格納部の開口部から格納物の落下を阻止可能なストッパー部材と、前記ストッパー部材を、前記開口部から退避した退避位置と前記格納物の落下を阻止可能な阻止位置との間を移動自在に支持するガイド手段と、ロック時には前記ストッパー部材を前記開口部から退避した退避位置に支持し、ロック解除により前記ストッパー部材を前記格納物の落下を阻止可能な阻止位置に落下させるロック手段と、地震振動を検出する振動検出センサと、前記振動検出センサによって所定値以上の地震振動を検出した際には、前記ロック手段のロックを解除させる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0021】
次に、請求項4に記載の格納物落下防止柵の作用を説明する。
【0022】
請求項4に記載の格納物落下防止柵では、通常時には、ストッパー部材はロック手段によってラックの開口部から退避した退避位置に支持されている。このため、ストッパー部材に干渉することなく開口部から自由に格納物の出し入れを行うことができる。
【0023】
一方、振動検出センサによって所定値以上の地震振動が検出されると、制御手段がロック手段によるロックを解除させる。これにより、ストッパー部材が阻止位置に落下して格納物の落下が阻止される。
【0024】
請求項5に記載の格納物落下防止柵は、格納物を格納する格納部の開口部から前記格納物の落下を阻止するように前記開口部の全面を遮蔽可能な可撓性の遮蔽部材と、地震振動時に、前記開口部を遮蔽しない位置に退避させた前記遮蔽部材を移動させ前記開口部の全面を遮蔽する移動手段と、を備え、前記移動手段は、落下することで前記遮蔽部材を引っ張る引張部材と、通常時には前記引張部材を支持し、地震振動時に所定以上の力が作用し た際に破断して前記引張部材を落下させるシャーピンと、を有することを特徴としている。
【0025】
次に、請求項5に記載の格納物落下防止柵の作用を説明する。
【0026】
請求項5に記載の格納物落下防止柵では、通常時には、可撓性の遮蔽部材は格納部の開口部を遮蔽しない位置に退避されている。このとき、シャーピンは引張部材を支持してる。このため、遮蔽部材に干渉することなく開口部から格納物の出し入れを行うことができる。
【0027】
一方、地震振動時には、移動手段が、開口部を遮蔽しない位置に退避させていた前記遮蔽部材を移動させ、遮蔽部材が開口部の全面を遮蔽する。より詳細には、地震振動時に所定以上の力がシャーピンに作用してシャーピンが破断し、支持していた引張部材を落下させる。引張部材の落下により遮蔽部材が引っ張られて開口部の全面を遮蔽する。したがって、格納物が小さなバラ荷であっても落下を確実に防止できる。また、遮蔽部材が可撓性であるので、地震時に格納物を柔軟に受け止めることができ、格納物の傷みを最小限に抑えることができる。
【0028】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の格納物落下防止柵において、開口部を遮蔽した前記遮蔽部材を退避位置に引き戻す引戻手段を設けたことを特徴としている。
【0029】
次に、請求項6に記載の格納物落下防止柵の作用を説明する。
【0030】
請求項6に記載の格納物落下防止柵では、復旧時に、開口部を遮蔽した遮蔽部材を引戻手段によって退避位置に引き戻すことができる。格納部が複数設けられている場合には、引戻手段を互いに連結しておくことで、一度に遮蔽部材を引き戻すことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
【0032】
本発明の第1の実施形態を図1乃至図8にしたがって説明する。
【0033】
図1は、自動倉庫10の平面図であり、図2は、図1に示す自動倉庫10を矢印A方向に見た正面図である。
【0034】
図1に示すように、自動倉庫10は、複数のラック12を備え、ラック12とラック12との間には、スタッカークレーン14が配置されている。
【0035】
図3に示すように、ラック12は、所定間隔で立設された複数本のラック柱16を備えており、ラック柱16の間には、パレット18を搭載する棚板20が上下方向に所定間隔で取り付けられている。この棚板20と棚板20との間が格納空間となっており、パレット18及びパレット18に搭載した格納物44を水平方向に出し入れするようになっている。
【0036】
図3及び図4に示すように、ラック柱16とラック柱16との間には、柵22が配置されている。
【0037】
柵22は、ラック柱16に沿って配置される一対の縦棒24が、上下方向に所定間隔で配置されたストッパー部材としての横棒26によって連結されており、はしご形状を呈している。本実施形態では、縦棒24及び横棒26が鋼管で形成されており、縦棒24と横棒26とが溶接されている。
【0038】
図4及び図5に示すように、ラック柱16の上側には円筒状のブラケット28が取り付けられている。柵22は、縦棒24がブラケット28の孔30に挿入され、上下方向にスライド可能に支持されている。
【0039】
図4及び図5に示すように、縦棒24の下方の床面32には、縦棒24と同軸に支持部材としての支持軸34が立設されている。なお、支持軸34の外径は、縦棒24の内径よりも所定寸法小さくされている。
【0040】
図6に示すように、支持軸34には、ラック12の幅方向に沿って貫通する3個の貫通孔36が、上下向に所定間隔で形成されている。本実施形態では、中央の貫通孔36に金属のシャーピン38が挿入されている。
【0041】
図6及び図7に示すように、支持軸34は、縦棒24に挿入されており、縦棒24の下端に形成された矩形の切欠42の底部42Aがシャーピン38に載せられている。したがって、柵22は、全荷重が2本のシャーピン38で支持されている。
【0042】
図6に示すように、シャーピン38には、支持軸34から突出した部分に略V字状の溝40が形成されており、所定以上の力が作用するとシャーピン38は溝40部分で折れるようになっている。
【0043】
図7に示すように、切欠42の横幅Wは、シャーピン38の外径Dよりも所定寸法大きく形成されている。
【0044】
図4に示すように、シャーピン38で支持された柵22の下端の床面32からの寸法Hは、横棒26の間隔Pの約1/2の寸法に設定されている。
【0045】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0046】
柵22は、通常時には、図4及び図6に示すように、シャーピン38によって支持されており、図4に示すように横棒26は棚板20の正面側(スタッカークレーン14側)に位置している。
【0047】
地震振動がラック12に作用すると、柵22が揺れて所定以上の力がシャーピン38に作用するのでシャーピン38が溝40部分で破断する。これにより柵22が床面32に落下して、図8に示すように、横棒26が棚板20と棚板20との中間位置に配置され、パレット18に載せられた格納物44は横棒26によって棚板20からの落下が防止される。
【0048】
本実施形態の柵22は、横棒26が高さ方向に並設されているので、ラック12の縦1列の全間口を同時にふさぐことができる。
【0049】
なお、格納物44の出し入れ方向に沿った方向(図8の矢印FR方向)に横揺れが生じた場合、格納物44が棚板20から落下し易い状況となるが、このような場合には、柵22が格納物44の出し入れ方向に沿った方向に揺れ、縦棒24の切欠42の側壁24Bがシャーピン38に衝突してシャーピン38を即座に破断させ、格納物44の落下を防止する。
【0050】
本実施形態では、無動力で格納物44の落下を防止することができるので、停電時等でも確実に格納物44の落下を防止することができる。また、構造が簡単なので、既存の自動倉庫にも容易に適用することができる。
【0051】
なお、柵22を元の位置に戻すには、ジャッキ等を用いて持ち上げれば良く、所定の位置まで持ち上げた後に、折れたシャーピン38を交換すれば良い。
【0052】
上記実施形態では、地震時に、横棒26を棚板20と棚板20との中間位置に落下するようにしたが、縦棒24の下端を所定寸法短くすると共に、シャーピン38の取り付け位置を高くして、横棒26の落下位置をパレット18の前側とし、パレット18の突出を防止することで格納物44の落下を防止しても良い。この場合、格納物44はパレット18に固定することが好ましい。
【0053】
[第2の実施形態]
【0054】
本発明の第2の実施形態を図9にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0055】
図9に示すように、支持軸34の上部には、駆動手段としてのソレノイド50が取り付けられている。ソレノイド50は、支持軸34よりも細径の筒状の電磁コイル52を備えており、電磁コイル52には、上下方向に移動する可動鉄心54が挿入されている。可動鉄心54には、コ字状の連結金具56によって、支持軸34の上部と縦棒24との間に配置されている固定部材としての環状のスペーサー58が取り付けられている。スペーサー58の外周と縦棒24の内周との間及び、スペーサー58の内周と支持軸34の外周との間には、スペーサー58をスライド可能とする若干の隙間が設けられている。
【0056】
電磁コイル52は、制御手段としてのコントローラ60に接続されており、コントローラ60から電圧が印加されると、可動鉄心54が所定寸法上方に突出するようになっている。
【0057】
コントローラ60には、床面32の振動を検出する振動検出センサとしての加速度センサ62が接続されており、所定値以上の加速度が検出されると、コントローラ60は電磁コイル52に電圧を印加する。
【0058】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0059】
本実施形態では、通常時には、支持軸34と縦棒24との間にスペーサー58が配置されているため、支持軸34と縦棒24とが径方向に大きく相対移動をすることはなく、シャーピン38が破断し難くなっている。
【0060】
地震により、所定値以上の加速度が検出されると、コントローラ60が電磁コイル52に電圧を印加し、可動鉄心54が上方に移動して図9の想像線(2点鎖線)で示すようにスペーサー58がソレノイド50と対向する位置に移動する。支持軸34と縦棒24とが径方向に大きく相対移動することが可能となり、通常の荷重を越える荷重がシャーピン38に作用してシャーピン38が溝40部分で破断する。これにより、柵22が落下して、格納物44の落下が防止される。
【0061】
本実施形態では、柵22に何かが当たる等して地震以外の時にシャーピン38が破断することを防止でき、地震時には確実に格納物44の落下を防止することができる。
【0062】
なお、本実施形態では加速度センサ62を床面32に取り付けたが、加速度センサ62はラック12に取り付けてもよい。なお、ラック12に加速度センサ62を取り付ける場合には、地震の際に最も揺れの大きくなる部位に取り付けることが好ましい。また、加速度センサ62はラック12に複数個取り付けても良い。[第3の実施形態]
【0063】
本発明の第3の実施形態を図10乃至図11にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0064】
図10に示すように、本実施形態では、ラック柱16とラック柱16(図10では図示省略)との間に2個の柵22が重ねて配置されている。
【0065】
手前側(矢印F方向側)の柵22と後側(棚板20側)の柵22とは、床面32からの下端の位置が異なっており、シャーピン38が破断すると、図11に示すように、手前側の柵22の横棒26と後側の柵22の横棒26とが半ピッチずれて配置され、図12に示すように、後側の柵22の横棒26は、棚板20と棚板20との中間位置に配置され、手前側の柵22の横棒26は、パレット18の手前側に配置される。
【0066】
したがって、本実施形態では、地震の際に、格納物44及びパレット18の落下を防止することができる。
【0067】
なお、前記実施形態では、柵22を自動倉庫10のラック12に設けた例を示したが、柵22は、通常の倉庫の格納部、配送センターの格納部、機械式立体駐車場等に設けても良く、格納部を備えるものであれば上記以外のものにも設けることができるのは勿論である。
【0068】
また、前記実施形態では、柵22の揺れによってシャーピン38を破断させていたが、棚22の揺れ以外でシャーピン38を破断させることもできる。図20に、金属球を用いてシャーピン38を破断させる例を示す。
【0069】
図20に示すように、この例では、シャーピン38の溝40部分よりも先の部分が長く設定されており、ここに受皿70が固着されている。
【0070】
受皿70の上方には、パイプ72が鉛直に設けられている。このパイプ72は例えば縦棒24(又はラック柱16でも良い。)に取り付けられている。
【0071】
パイプ72の内部上方には、断面略円弧状に凹まされた小受皿74が中央に配置されている。この小受皿74は、パイプ72の内面に取り付けられた1乃至2本の支持棒76で支持されている。この小受皿74には、金属球78が搭載されている。また、小受皿74とパイプ72の内面との間には、金属球78が落下可能な隙間が設けられている。
【0072】
この実施形態では、地震振動がラック12に作用すると、金属球78が小受皿74から落下してシャーピン38に固着された受皿70上に衝突する。この衝突時の力によってシャーピン38が破断し、柵22が床面32に落下して格納物44の落下が防止される。なお、小受皿74の直径、凹みの曲率半径、金属球78の直径、重量、金属球78の落下する距離等は、予め実験等を行って決定する。
【0073】
また、前記実施形態では、柵22の重量をシャーピン38で支持し、シャーピン38を破断させることで棚22を落下させたが、例えば、支持軸34に水平方向に出入りする可動鉄心を備えたソレノイドを取り付け、ソレノイドから突出した可動鉄心の先端に棚22を支持させても良い。ソレノイドには、第2の実施形態で述べたように、コントローラ及び床面の振動を検出する振動検出センサを接続する。そして、地震により、所定値以上の加速度が検出された際に、可動鉄心を引き込み、棚22を落下させる。これにより、地震時に確実に棚22を落下させることができる。
【0074】
[第4の実施形態]
【0075】
本発明の第4の実施形態を図21乃至図23にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0076】
図21及び図22に示すように、本実施形態では、ラック12の棚板20及び天板84の下側に、所定の隙間をあけてシート支持板80が水平に配置されている。なお、シート支持板80は、棚板20及び天板84の下面にスペーサー86を介して固定されている。
【0077】
シート支持板80の上には、格納物44の落下防止用の遮蔽部材としての可撓性シート82が載せられている。なお、可撓性シート82としては、布、ビニールシート(補強繊維入が好ましい)等を用いることができるが、可撓性を有しているシート状のもので強度のあるものであれば、上述した以外のものでも使用することができる。
【0078】
本実施形態では、図21に実線で示すように、初期状態の柵22の横棒26はシート支持板80の前方に位置しており、シャーピン38が破断し、柵22が床面32に落下する移動量は、想像線で示すように横棒26がパレット18の前方に位置するように、柵22の下端の床面32からの寸法Hと同等になるように決められている。
【0079】
前述した可撓性シート82は矩形状とされ、クレーン通路側の端部が柵22の横棒26に固定されている。
【0080】
なお、シート支持板80のクレーン通路側には、シート支持板80と柵22の横棒26との間に、ラック柱16に支持されたガイドバー87が水平に設けられている。
【0081】
最上部の可撓性シート82のクレーン通路側とは反対側の端部にはメインワイヤー88の一端が連結されている。このメインワイヤー88は、格納部奥側のラック柱16に支持された断面円形のガイドバー90を介して下方に垂らされており、下端には重り94が取り付けられている。なお、本実施形態では、重り94が床面32から浮いているが、床面32の上に載せられていても良い。
【0082】
一方、最上部の可撓性シート82よりも下方に配置されている可撓性シート82には、各々格納部奥側の端部に短尺のワイヤー92の一端が連結されている。短尺のワイヤー92の他端側はガイドバー90を介して下方に垂らされており、他端がメインワイヤー90の中間部に連結されている。なお、ガイドバー90から下方に垂らされている短尺のワイヤー92の長さは、柵22の落下寸法(寸法H)よりも所定寸法長く設定されている。
【0083】
なお、メインワイヤー88、短尺のワイヤー92及び重り94によって本発明の引戻手段が構成されている。また、柵22、支持軸34及びシャーピン38によって本発明の移動手段が構成されている。
【0084】
また、メインワイヤー88及び短尺のワイヤー92は、可撓性シート82の幅方向中央部に接続しても良く、幅方向両端部に接続しても良い。なお、柵22、メインワイヤー88、ワイヤー92が請求項5の引張部材に相当している。
【0085】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0086】
地震により柵22が落下すると、可撓性シート82が横棒26に引っ張られ、横棒26がパレット18の前方に位置し、図23に示すように可撓性シート82が格納空間のクレーン通路側開口全面を覆う。また、可撓性シート82が開口を覆っている状態では、重り94によって可撓性シート82に上下方向の張力が作用している。したがって、格納物44が小型のもの、バラ荷(小箱を多数積み重ねたようなもの)や、高さが低いものであっても、クレーン通路側の落下は確実に防止される。
【0087】
また、格納物44の落下を防止するものが可撓性のシートであるため、格納物44を柔軟に受け止めることができ、荷傷みを最小限に抑えることができる。
【0088】
なお、重り94の重量は、クレーン通路側の開口を覆った可撓性シート82に、格納物44の落下を防止できる張力を与え、さらに、復旧時、ジャッキ等で柵22を元の高さに戻した際に可撓性シート82を引っ張ってシート支持板80の上へ引き戻すことのできる重量とする。なお、重り94の重量と柵22の重量との関係は、所定の大きさの地震がきたときに柵22が確実にシャーピン38を破断できるように、両者のバランスを取るのは言うまでもない。
【0089】
これにより、落下した柵22をジャッキ等で元の高さに持ち上げると、縦方向の可撓性シート82が重り94の重量で引っ張られて自動的にシート支持板80へと戻される。
【0090】
なお、この実施形態では、重り94によって可撓性シート82に張力を付与するようにしたが、重り94の代わりにメインワイヤー88の下端にスプリングの一端を固定し、そのスプリングの他端を床面32に固定して張力を付与するようにしても良い。
【0091】
また、重り94やスプリングは必ずしも必要ではなく、メインワイヤー88を下方に引っ張って可撓性シート82を元に戻しても良い。このように、メインワイヤー88に重り94やスプリングを連結しない場合、クレーン通路側の開口を覆った可撓性シート82が弛まないように、メインワイヤー88のストロークを制限するストッパーを設けることが好ましい。メインワイヤー88のストロークを制限する構成としては、例えば重り94の代わりにメインワイヤー88の下端にブロックを固定し、ブロックの上方に柵22の落下寸法(寸法H)分だけ離間した位置にブロックを当接させるストッパー(ラック12に固定され、メインワイヤー88を挿通させるリング等。)を設ければ良い。また、メインワイヤー88の下端を床面32に固定し、柵22の落下寸法(寸法H)分だけメインワイヤー88を長くしておいても良い。
【0092】
また、この実施形態では、通常時、可撓性シート82をシート支持板80の上に収納するようにしているが、重り94によって可撓性シート82がピンと張られた状態で収納できるのであれば(例えば、可撓性シート82のワイヤ取り付け側の端部に剛性の高い丸棒等をシート幅方向に渡す様に固定し、棒の両端部をメインワイヤー88又は短尺のワイヤー92で引っ張るように構成する。)、シート支持板80やスペーサー86は設けなくても良い。
【0093】
また、この実施形態では、可撓性シート82によって格納物44の落下を防止するようにしたが、バラ荷の落下を阻止できるような可撓性の遮蔽部材であれば可撓性シート82の代わりとして使用することができ、可撓性シート82の代わりにネットを用いてもよい。ネットを用いれば、外部から格納物44の状態を容易に確認することができる。
【0094】
また、ラック柱16のガイドバー87の代わりに、ロールカーテンと同一構造のものを取り付け、ロールカーテンの先端を柵22の横棒26に固定しても上記実施形態と同様に格納物44の落下を防止できる。また、落下した柵22をジャッキ等で元の高さに持ち上げれば、自動的に巻き戻しができる。
【0095】
なお、ここでいうロールカーテンとは、回転軸の外周にカーテンが巻き付けられ、ゼンマイバネ等で自動的に巻き戻しのできる一般家庭の窓等で使用されているものである。この場合、カーテン生地及びゼンマイバネ等の強度は、格納物44の落下を防止できるように変更することは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】
請求項1に記載の格納物落下防止柵は上記の構成としたので、通常時には自由に格納物の出し入れを行うことができ、地震振動時には、ストッパー部材によって格納物の落下を確実に阻止できるという優れた効果を有する。また、通常時には、ストッパー部材はラックの開口部から退避した位置に支持されていため、荷と開口部との間のクリアランスが小さくならず、開口部を最大限に使用することができる。また、構成が簡単なため、既存のラックにも容易に取り付けることができる。
【0097】
また、格納物の落下を阻止するための動力を必要としない。このため停電時にも格納物の落下を確実に阻止することができる。
【0098】
請求項2に記載の格納物落下防止柵は上記の構成としたので、地震以外の時にシャーピンが破断することを防止でき、地震時には確実に格納物の落下を防止することができる。
【0099】
請求項3に記載の格納物落下防止柵は上記の構成としたので、地震の際に、荷物の落下みならず荷物を搭載するパレットの落下をも同時に防止することが可能となる。
【0100】
請求項4に記載の格納物落下防止柵は上記の構成としたので、地震の際に、荷物の落下みならず荷物を搭載するパレットの落下をも同時に防止することが可能となる。また、地震振動を振動検出センサで検出して作動させるので地震時に確実に格納物の落下を防止することができ、地震以外の時にストッパー部材を落下させることがない。
【0101】
請求項5に記載の格納物落下防止柵は上記の構成としたので、通常時には自由に格納物の出し入れを行うことができ、地震振動時には、遮蔽部材によって格納物の落下を確実に阻止できるという優れた効果を有する。特に、格納物が小さなバラ荷であっても落下を確実に防止できる。また、遮蔽部材が可撓性であるので、地震時に格納物を柔軟に受け止めることができ、格納物の傷みを最小限に抑えることができる。さらに、構成が簡単なため、既存のラックにも容易に取り付けることができる。
【0102】
また、請求項6に記載の格納物落下防止柵は上記の構成としたので、復旧時に、開口部を遮蔽した遮蔽部材を引戻手段によって退避位置に簡単に引き戻すことができるという優れた効果を有する。特に、格納部が複数設けられている場合には、引戻手段を互いに連結しておくことで、一度に遮蔽部材を引き戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫の平面図である。
【図2】自動倉庫の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係り、通常時の状態を示すラックの斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係り、通常時の状態を示すラックの正面図である。
【図5】ブラッケットの斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係り、スタッカクレーン側から見た支持軸周辺の側面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態に係り、シャーピンの軸方向から見た支持軸周辺の側面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係り、格納物落下防止柵が落下した状態を示すラックの斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係り、支持軸周辺の一部断面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係り、通常時の格納物落下防止柵の斜視図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係り、落下した格納物落下防止柵の斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係り、格納物落下防止柵が落下した状態を示すラックの斜視図である。
【図13】従来の地震対策のなされていない通常のラックの斜視図である。
【図14】棚板の上に突起を設けたラックの斜視図である。
【図15】図14に示すラックの棚板及びパレットの斜視図である。
【図16】図14に示すラックの棚板及びパレットの側面図である。
【図17】棚板の手前に突起を設けたラックの斜視図である。
【図18】図17に示す突起の拡大図である。
【図19】図17に示す棚板及びパレットの側面図である。
【図20】本発明の他の実施形態に係る格納物落下防止柵の要部断面図である。
【図21】本発明の第4の実施形態に係り、通常時のラックの側面図である。
【図22】本発明の第4の実施形態に係り、通常時のラックの斜視図である。
【図23】本発明の第4の実施形態に係り、格納物落下防止柵が落下した状態を示すラックの斜視図である。
【符号の説明】
12 ラック
22 柵(移動手段)
26 横棒(ストッパー部材)
34 支持軸(支持部材)(移動手段)
38 シャーピン(移動手段)
44 格納物
50 ソレノイド(駆動手段)
58 スペーサー(固定部材)
60 コントローラ(制御手段)
62 加速度センサ(振動検出センサ)
82 可撓性シート(遮蔽部材)
90 メインワイヤー(引戻手段)
92 短尺のワイヤー(引戻手段)
94 重り(引戻手段)

Claims (6)

  1. 格納物を格納する格納部の開口部から格納物の落下を阻止可能なストッパー部材と、
    通常時は前記ストッパー部材を前記開口部から退避した退避位置に支持し、地震振動時には前記ストッパー部材を前記格納物の落下を阻止可能な阻止位置に移動させる支持手段と、を備え、
    前記支持手段は、通常時には前記ストッパー部材を前記退避位置で支持し、地震振動時に所定以上の力が作用した際に破断して前記ストッパー部材を前記阻止位置に落下させるシャーピンを備えている、ことを特徴とした格納物落下防止柵。
  2. 前記シャーピンが取り付けられる支持部材と、
    前記支持部材と前記ストッパー部材との間に介在され、前記ストッパー部材のがた付きを防止する固定部材と、
    前記固定部材によるがた付き防止を解除する駆動手段と、
    地震振動を検出する振動検出センサと、
    前記振動検出センサによって所定値以上の地震振動を検出した際に、前記駆動手段を駆動し、前記固定部材をがた付き防止解除方向へ移動させる制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の格納物落下防止柵。
  3. 前記ストッパー部材を上下方向に複数設けた、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の格納物落下防止柵。
  4. 格納物を格納する格納部の開口部から格納物の落下を阻止可能なストッパー部材と、
    前記ストッパー部材を、前記開口部から退避した退避位置と前記格納物の落下を阻止可能な阻止位置との間を移動自在に支持するガイド手段と、
    ロック時には前記ストッパー部材を前記開口部から退避した退避位置に支持し、ロック解除により前記ストッパー部材を前記格納物の落下を阻止可能な阻止位置に落下させるロック手段と、
    地震振動を検出する振動検出センサと、
    前記振動検出センサによって所定値以上の地震振動を検出した際には、前記ロック手段のロックを解除させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする格納物落下防止柵。
  5. 格納物を格納する格納部の開口部から前記格納物の落下を阻止するように前記開口部の全面を遮蔽可能な可撓性の遮蔽部材と、
    地震振動時に、前記開口部を遮蔽しない位置に退避させた前記遮蔽部材を移動させ前記開口部の全面を遮蔽する移動手段と、
    を備え、
    前記移動手段は、落下することで前記遮蔽部材を引っ張る引張部材と、通常時には前記引張部材を支持し、地震振動時に所定以上の力が作用した際に破断して前記引張部材を落下させるシャーピンと、を有することを特徴とする格納物落下防止柵。
  6. 開口部を遮蔽した前記遮蔽部材を退避位置に引き戻す引戻手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載の格納物落下防止柵。
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