JP3585997B2 - 非同期転送モード・データ・セル・ルーティング装置 - Google Patents
非同期転送モード・データ・セル・ルーティング装置 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、非同期転送モード(ATM)での通信の分野に関し、特に、ATM型でのバイナリ・データ・パケット(あるいはセル)・スイッチでの逆オメガ・ネットワークの使用に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
ATM技術は、音声やビデオ・データ、コンピュータ・データ、その他のデータを表すセルによってデータが運ばれる広帯域統合サービス・ネットワークについて考慮されている。ここでは、「セルの情報ビット」は、ユーザ情報を表すビットとネットワーク情報(ATMセルのヘッダ)を表すビットとの両方を意味すると理解される。
【0003】
2N 個の入力端およびL段(L≦N)からなる逆オメガ・ネットワークは、バイナリ・スイッチング要素からなる2N−1 行L列のマトリックスから構成され、バイナリ・スイッチング要素は以下のルール(各列の入力端と出力端のボトムからトップへi=0〜i=2N−1 で番号付ける)に従って相互接続された2つの入力端と2つの出力端を有する。
【0004】
・0列の2N 個の入力端は、2N オーダーの入力を構成する。
・列J−1の出力端iは、列jの入力端Rrot(i)に接続される。ただし、0≦i≦2N−1かつ1≦j≦L−1。
・列L−1の出力端iは、ネットワークの出力端Rrot(i)を構成する。
ただし、0≦i≦2N−1。
【0005】
0と2N −1間のiは、Nビットで2進表記され、表記Rrot(i)は0と2N −1間の上記数(iを表すNビットに対応する2進表現)を使用し、右への円順列を示す。例えば、N=5かつi=25=[11001]2 の場合、Rrot(i)=[11100]2 =28となる。逆オメガ・ネットワークの各段は、2N−1 バイナリ・スイッチング要素の列と、次の列に向けて配置された相互連結パターンから成る。
【0006】
バイナリ・スイッチングをしている要素15は、図1のダイヤグラムに例示されている。下位の入力端IN0と上位の入力端IN1は、各々2つの各自のANDゲート16,17と18,19の入力端に接続される。ORゲート20は、それぞれANDゲート16と18の出力端に接続された2つの入力端と、要素15の下位の出力SS0を構成する出力端を有する。ORゲート21は、それぞれANDゲート17と19の出力端に接続された2つの入力端と、要素15の上位の出力SS1を構成する出力端を有する。
【0007】
要素15は、さらに、クロック信号Hgが入力端され、D入力端が要素15の上位の入力端IN1に接続されるDフリップフロップ22を包含する。ANDゲート16と19の第2の入力端は、それぞれフリップフロップ22のQ出力端に接続され、ANDゲート17と18の第2の入力端は、それぞれフリップフロップ22の反転出力端iに接続される。
【0008】
例として、図2は32個の入力端と図1で示されたタイプのバイナリ・スイッチングをしている要素15から成る5つの段(N=L=S)を有する逆オメガ・ネットワーク24から構成されるスイッチング・ファブリック(構造)を示す。図3は、32個の入力端と4つの段(N=5,L=4)を備え、集結段26で補われてなる逆オメガ・ネットワーク25を有するスイッチング・ファブリックを示す。図4は、32個の入力端と2つの段(N=5,L=2)を備え、3つの連続した集結段29,30および31で補われた逆オメガ・ネットワーク28を有するスイッチング・ファブリックを示す。
【0009】
図3と4の構造において、N−L個連続した集結段が各々2/1(総体的な構造は2N 個の入力端と2L 個の出力端)の集結比率をそれぞれ有し、k段目の集結段は、列状に整理された2N−k のORゲート33から成る。各ORゲート33は、それぞれ前段(集結段あるいは逆オメガ・ネットワークの最後の段)の2つの連続的な出力端に接続された2つの入力端を有する。換言すれば、2つの入力端が前段の出力端2iおよび2i+1に接続されるORゲート33によって、k番目の集結段(1≦k≦N−Lおよび0≦i≦2N−k −1)の出力端iが、提供される。
【0010】
図2または3または4で図示されたタイプのファブリックの入力端に達している各データ・セルは、セルをb(j)=1の場合に上位の出力端SS1へ、b(j)=0の場合に下位の出力端SS0へルーティングすることによって、少くともLビットのヘッダ(逆オメガ・ネットワークの列jのバイナリ・スイッチング要素でスイッチングを制御するためのヘッダの(j+1)番目のビットb(j)、ただし、0≦J≦L−1)を有する。
【0011】
このスイッチングは、セルの転送の間だけビットb(j)のフリップフロップ22への記憶を許容するよう調整されたクロック信号Hgを列jの要素15へ送ることによって成し遂げられる。したがって、2つのセルが同時に全く同じルーティング・ビットb(j)を有する2つの入力端IN0およびIN1に達するならば、競合がバイナリ・スイッチング要素15で起こる虞れがある。
【0012】
種々のセルのために前述の方法で前述の競合が発生するのを避けるためには、ルーティング・ビットb(j)を生成することが望ましい。
逆オメガ・ネットワークは、セルフ・ルーティングの性質を有する。このことは、図2においてN=Lの場合、各セルのヘッダの範囲内で包含され、かつ列の逆順で捉えられるルーティング・ビットb(N−1)...b(1),b(0)が、出力端アドレスのバイナリ表現であること、すなわち、セルがルーティングされる逆オメガ・ネットワークの出力端の数であることを表す。
【0013】
このセルフ・ルーティング特性は、L<Nかつ逆オメガ・ネットワークの第L段が図3および4に示されたようにN−Lの集結段に後続するというケースに一般化可能である。Lのルーティング・ビットb(L−1)、…、b(0)は同様に出力端アドレス、すなわちセルがルーティングされる総体的なファブリックの出力端の数のバイナリ表現である。
【0014】
図2または3または4に表されるようなスイッチング・ファブリックにおける競合を排除するルーティング・アルゴリズムが、文献(FR−A−2 678 794)に開示されている。このアルゴリズムは、各自由セルの到着に伴って、第1のカウント変数のデクリメントの結果として自由または占有セルに出力アドレスを割り当て、各占有セルの到着に伴って、第2のカウント変数のインクリメントの結果として占有セルに出力アドレスを割り当てることからなる。
【0015】
これは出力端の下降円弧方向の自由セルのルーティング、および出力端の上昇円弧方向の占有セルのルーティングを逆オメガ・ネットワーク中の競合の危険なしで確認する。L<Nで、2L を超えるセルが同時に入力端に到着することが可能であれば、逆オメガ・ネットワークのL段で競合は引き起こされないが、集結段に通じるORゲートで衝突を引き起こすかもしれない。前述の衝突を避けるために、そのアルゴリズムは、ゼロに設定されるよう2L を超えるセルを提供する。前述の設定はゼロに合わせるので、セルの損失を起こす、しかし、ノックアウト・スイッチの集線装置のように前述の損失の可能性は一般にかなり低い。
【0016】
各セル時間に、上述のアルゴリズムは、Lビットの2N 個のアドレスの計算とスイッチング・ファブリックの2N 個の入力端に同時にアドレスされる2N 個の自由あるいは占有セルの挿入を含む。ソフトウェア・インプリメンテーションは、重要なセル伝逹遅延を導入する連続した計算および挿入を必要とする。同様な困難は、ハードウェア・インプリメンテーションの場合にも存在する。本発明の目的は、過度にそれらの伝逹を遅らせないでセルの間の競合を避けるルーティング・ビット発生器を有する逆オメガ・ネットワークを含んだスイッチング・ファブリックを構築することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
このように、本発明は、L段および同期したセルを受信する2つの入力端を有する逆オメガ・ネットワークと、L≦Nである2つの整数LおよびNと、以下を含むルーティング・ビット発生器を有する非同期転送モード・データ・セル・ルーティング装置を提案する。
シリアル・シフト・モードと各々がネットワークの2N 個の入力端の一つに割り当てられたセルが自由セルであるか占有セルであるかをか示す2N 個の状態ビットを受け取るパラレル転送モードとを有する2N ビットの状態レジスタと、
シリアル・シフト・モードにおいて状態レジスタのシリアル出力端から得られる状態ビットが占有セルを示す場合に1単位だけインクリメントするLビットの第1のカウンタと、
シリアル・シフト・モードにおいて状態レジスタのシリアル出力端から得られる状態ビットが自由セルを示す場合に1単位だけデクリメントするLビットの第2のカウンタと、
シリアル・シフト・モードおよびパラレル転送モードを備え、1≦i≦Lである場合にパラレル転送モードにおいて(i+1)番目のアドレッシング・レジスタがi番目のアドレッシング・レジスタの内容を受け取るようカスケード接続された各々2N ビットのLアドレッシング・レジスタと、
各々L個のアドレッシング・レジスタのシリアル入力端にアドレスされたL個の出力端ビット、Lビットの第1のカウンタの出力端に接続され、シリアル・シフト・モードにおいて状態レジスタのシリアル出力端から得られる状態ビットが占有セルを示す場合に選択される第1のLビット入力端、およびLビットの第2のカウンタの出力端に接続され、シリアル・シフト・モードにおいて状態レジスタのシリアル出力端から得られる状態ビットが自由セルを示す場合に選択される第2のLビット入力端を有するマルチプレクサと
からなり、
さらに、パラレル転送モードにおいてネットワークの各入力端にアドレスされた各セルの先頭にL番目のアドレッシング・レジスタの一つから連続的に受け取るL個のアドレス・ビットからなるルーティング・ビットを挿入するために、L番目のアドレッシング・レジスタから2N 個のアドレス・ビットのLセットを連続的に受け取るルーティング・ビット挿入手段を備える。
【0018】
【作用】
本ルーティング装置は、次に述べる通り作用する。逆オメガ・ネットワークの入力端に位置する2N 個のセルの各グループに対して、状態レジスタは、まず、パラレルに2N 個の対応する状態ビットを受け取る。次に、2N 個のセルのアドレスが2つのカウンタのいずれかによって順次計算し、ビット毎にL個のアドレッシング・レジスタへロードする2N のシフト操作を実行するために、状態およびアドレッシング・レジスタが、シリアル・シフト・モードに置かれる。
【0019】
このように2N のアドレスがロードされると、それらがパラレルに転送され、対応するセルのヘッダとして挿入される。したがって、この手続きは、ルーティング・ビット発生器の1+2N +Lクロック・サイクルのオーダーのみを要求する。したがって、発生器は、逆オメガ・ネットワークの中でさらに競合がないことを保証する。
【0020】
N>Lの場合、L段の逆オメガ・ネットワークに後続して、図3および図4を参照して説明したように配列されたN−Lの集結段が好適に設けられる。
状態レジスタのシリアル出力端と入力端の間にシリアル・シフト・モードにおける状態レジスタのシリアル出力端から供給される状態ビットの状態レジスタのシリアル入力端への転送のための抽出手段を含むフィードバック・ラインを設け、これが状態レジスタによる2N 個の状態ビットを並列の1セットとする受け取り以前に転送された占有セルを示す情報ビットの数が2N を超過しない間に、シリアル・シフト・モードで状態レジスタのシリアル出力端から供給される状態ビットを状態レジスタのシリアル入力端に転送し、かつ状態ビットの前記数が2L を越えたとき、自由セルを表す状態ビット値を状態レジスタのシリアル入力端に転送するため、優位性が存在する。
【0021】
第一のアドレッシング・レジスタがパラレル転送モードで状態レジスタの内容を受け取るような方法で、状態レジスタは、Lアドレッシング・レジスタにカスケード接続される。このように、ルーティング・ビット挿入手段は、2N 個のアドレス・ビットのLセットの後の、抽出手段によって抽出された2N 状態ビットをL番目のアドレッシング・レジスタから受け取る。挿入手段は、抽出された状態ビットが自由セルを示すために情報ビットにゼロをセットするよう配列される。このことは、全ての自由セルと同様、2L を超過した占有セルがゼロに設定されるため、集結段における衝突を防止する。
【0022】
L=Nの場合、キャパシティのオーバフローが逆オメガ・ネットワークの中で起こらないので、フィードバック・ラインは、状態レジスタのシリアル出力端をそのシリアル入力端に直接に接続することができる。本発明によるそのルーティング装置のもう一つの特性は、その出力端でトラヒック平等化を確実にすることである。換言すれば、2N 入力端ラインにおける占有セルのどのような分配であろうとも、占有セルは、統計学的にそのスイッチング・ファブリック(L<N)の2L の出力端に一様に分布される。
【0023】
本発明に従う装置は、さらに2N 対1のマルチプレクサとして作用する。この場合、そのルーティング・ビット挿入手段は、各セルの先頭およびL個のアドレス・ビットの後に、このセルに対応する抽出された(L<N)また抽出されていない(L=N)L個のアドレス・ビットを挿入し、全てのスイッチング・ファブリックの2L 個の出力端の各々が、このセルの先頭に挿入された状態ビットが占有セルを示す場合にだけセルのデータの書き込みが行われるよう出力キューに接続される。多重送信することは、2L のキューを装置の出力端へ巡回的に読み出すことによって成し遂げられる。
N<Lの場合、そのような2N 対1のマルチプレクサは、作用的には、ノックアウト・タイプ・スイッチのマルチプレクサに似ている。しかしながら、ノックアウト・システムと比べて、提案されたマルチプレクサは、極めて少ない論理構成要素ですむという利点を有する。
本発明の他の特徴および長所は、以下の好適で制限のない実施例内の記載、および以下の説明する添付の図面を参照して明らかになるであろう。
【0024】
図1(前出)は、逆オメガ・ネットワークの中で使用できるバイナリ・スイッチング要素のダイヤグラムである。
図2〜図4(前出)は、各々逆オメガ・ネットワークを包含している3つのスイッチング・ファブリックのダイヤグラムである。
図5は、2N 対1のマルチプレクサとして作用する発明によるルーティング装置の総体的な概要のダイヤグラムである。
図6は、N=5かつL=4の場合の図5の装置の中で使用できるルーティング・ビット発生器のダイヤグラムである。
図7は、図6の発生器の一部を形成しているレジスタのより詳細なダイヤグラムである。
図8は、図7に従ってビットをレジスタに格納するための要素のダイヤグラムである。
図9は、図5の装置中のルーティング・ビット挿入手段のマルチプレクサのダイヤグラムである。
図10は、セルの先頭のルーティング・ビットの挿入を説明しているタイミング・ダイヤグラムを示す。
図11は、N=L=Sの場合の図5の装置の中で使用できるルーティング・ビット発生器のダイヤグラムである。
【0025】
【実施例】
図5の中で表された装置は、同期させられた方法で2N 個の入力端I(0)..,I(2N −1)に到着する2N 個のATMセルのセットを処理する。CCITT の勧告に従って、各セルは、例えば、8つのビットの53バイトから成る。図5に示されるように、2N の入力端E(0),…,E(2N −1)、および2L の出力端S(0),…,S(2L −1)は、R0からR7の入力端にアドレスされ、かつこれらのファブリックのランクと同様に出力端にルーティングされた一つの8ビットおよび同様な各バイト8ビットパラレルでルーティングするために供給される。
【0026】
そのような平行処理(与えられた情報ビット・レートのために処理速度を向上させることを可能にする)は、異なる方法で実現されてもよい。例えば、スイッチング・ファブリックR0〜R7が、図2〜図4のいずれかに従って、L段と2N 個の入力端とを有する逆オメガ・ネットワークと後続するN−L集結段によってなる。
【0027】
2N 個のマルチプレクサ60のセット40は、第1のLビットb(0),…,b(L−1)が逆オメガ・ネットワークの列0,…,L−1の中でのスイッチングの制御に使用されるものを含むL+1のルーティング・ビットを各セルの先頭に挿入する。L+1のルーティング・ビットは、装置の入力端I(0)〜I(2L −1)に共通する8ビット・パラレル処理チャネルの各々について同様である。そのルーティング・ビットは、各々が装置の入力端の一つに関している2N ビットのL+1だけ連続したセットの形で発生器42から受け取られる。
【0028】
前段に位置する設備は、2N の入力端セルの情報ビットは別として、0≦i≦2N −1の場合、各々が入力端I(i)に供給されたセルの一つが自由(CA(i) =0)あるいは占有(CA(i)=1)であるか否かを示す2N 個の状態ビットCA(0),…,CA(2N −1)を供給する。これらの状態ビットは、パラレル入力端43上のルーティング・ビット発生器42へ2N のバイナリ・ラインによって供給される。
【0029】
N=5かつL=4である場合に使用できるルーティング・ビット発生器42が図6に示され、ファブリックR0〜R7が図3に示されている。発生器42は、各々2N =32ビットのL+1=5のレジスタSRE、SR0からSR3を包含する。これらのレジスタの各々は、パラレル転送モードおよびシリアル・シフト・モードを備える。レジスタSRE、SR3、SR2、SR1およびSR0が、パラレル転送モードで、0≦i≦2N −1の場合、i+1番目のアドレッシング・レジスタSR(L−1−i)にi番目のアドレッシング・レジスタSR(L−i)の内容がロードされ、レジスタSR3にレジスタSREの内容がロードされ、レジスタSREに、パラレル入力端43で受け取られる2N 個の状態ビットCA(0),…,CA(2N −1)がロードされ、SR0の内容が挿入手段40へ転送されるようカスケード接続される。
【0030】
シリアル・シフト・モードで、各レジスタは、そのシリアル入力端ESE、ES3、ES2、ES1、およびES0(図6の中の左)で1つのビットを受け取り、図中右方向へその内容をシフトする。フィードバック・ライン45は、状態レジスタSREのシリアル出力端SSEをそのシリアル入力端ESEに接続する。
【0031】
シフト・レジスタの構造は、図7および図8の中で詳述される。各レジスタは、各々パラレル入力端D0、シリアル入力端D1、モード選択入力端SE、クロック入力端C、および出力端OPを有する2N =32の選択および記憶要素52からなり、すべての入力端SEが、モード選択信号SHLD(SHLD=1はシリアル・シフト・モードに対応し、SHLD=0はパラレル転送モードに対応する)を受け取る。
【0032】
クロック入力端Cは全て、クロック転送のための信号CK(ビット・クロック)を受け取る。信号SHLDとCKは、装置の図示せぬ時間ベースによって提供される。要素52(図8)は、Q出力端が要素52の出力端OPを構成するクロック入力端Cに受け取られた信号によって同期がとられるDフリップフロップ54を包含する。フリップフロップ54のD入力端は、2つの入力端がそれぞれ2つのANDゲート56、57の出力端に接続されるORゲート55の出力端に接続される。
【0033】
ANDゲート56は、要素52の入力端D1とSEに接続された入力端を有する。ANDゲート57は、要素52の入力端D0と入力端SEに接続された反転入力端に接続された入力端を有する。したがって、SHLD=1の場合、シリアル入力端D1が1つのビットをフリップフロップ54に格納するために選択され、SHLD=0の場合、パラレル入力端D0が選択される。状態レジスタSREのパラレル入力端D0は、パラレル転送モード(SHLD=0)で状態ビットCA(i)を受け取るために入力端43の32のラインに接続される。
【0034】
2つの連続したレジスタをカスケード接続するために、第1のレジスタの要素52の出力端OPは、第2のレジスタの対応する要素52のパラレル入力端D0に接続される。レジスタのシリアル入力端ESE、ES3が、このレジスタ(例えば図7に示されるような状態ビットCA(31)に対応しているレジスタ)の第1の要素52のシリアル入力端D1から成る。次に、レジスタ(2≦i≦32)のi番目の要素52は、この同じレジスタの中の(i−1)番目の要素52の出力端OPに接続され、シリアル入力端D1を有する。状態レジスタSREのシリアル出力端SSEは、このレジスタの最後の要素52の出力端OPから成る。
【0035】
フィードバック・ライン45は、ANDゲート58とL+1=5ビットのカウンタ59から構成される抽出手段(図6に表される例)を包含する。ANDゲート58の出力端は、一方では状態レジスタSREのシリアル入ESEに、他方ではカウンタ59のインクリメント入力端に接続される。ANDゲート58の入力端が、状態レジスタのシリアル出力端SSEに接続され、その他の2つの入力端がそれぞれ、モード選択信号SHLDとカウンタ59の最上位ビットMSBの論理的な補数を受け取る。
【0036】
32の状態ビットCA(i)の各セットの到着の前に、カウンタ59がゼロに初期化される。2N =32個の状態ビットCA(0),…,CA(31)がパラレルに状態レジスタSRE(SHLD=0)にロードされると、発生器42が、セルをルーティングするためのアドレスの設定において計算される32のシリアル・シフト・サイクル(SHLD=1)を実行する。発生器42は、この目的のためにL=4ビットの2つのカウンタ47,48を含む。
【0037】
シリアル・シフト・モードにおいて、カウンタ47は、フィードバック・ライン45により転送され抽出された状態ビットFCA(i)が1(占有セル)に等しいときにはカウント値C0が1単位だけインクリメントされるよう、インクリメント入力端がゲート58をANDゲートの出力端に接続されるよう構成され、カウンタ48は、状態ビットFCA(i)が0(自由セル)に等しいときにはカウント値CLが1単位だけデクリメントされるよう、デクリメント入力端がインバータ49を通してゲート58をANDゲートの出力端に接続するよう構成されている。
【0038】
マルチプレクサ50は、それぞれカウンタ47および48によるカウント値C0およびカウント値CLを受け取るL=4ビットの2つの入力端を備える。マルチプレクサ50のL=4ビットの出力端は、それぞれアドレッシング・レジスタSR0〜SR3のシリアル入力端ES0〜ES3にアドレスされる。シリアル・シフト・モードで転送され抽出された状態ビットFCA(i)に基づいて、フィードバック・ラインによってマルチプレクサ50の入力端の選択が実行される。ただし、FCA(i)=1(占有セル)の場合には値CLが選択され、FCA(i)=0(自由セル)の場合には値C0が選択される。
【0039】
スタートアップ時に、カウンタ47および48は、CL=C0−1なる値C0およびCLに初期化される。この初期化条件は、同時にルーティングされるべき2N =32個の状態ビットのセットにおける自由セルおよび占有セルの両方へ一つまたは同一のアドレスを送る。与えられた2N =32個の状態ビットのセットのために、1に等しい(占有セル)状態ビットCA(i)の数が2L =16を超過しない限り、カウンタ59の最上位ビットMSBは0であり続け、フィードバック・ライン45は単に状態ビットFCA(i)=CA(i)を転送する。
16以上の占有セルが存在すると、MSBビットは値1をとり、ANDゲート58をディセーブルとする。そして、フィードバック・ライン45が同時にルーティングされた占有セルの数を2L −16に制限している値FCA(i)=0を送る。
【0040】
0≦i≦31の場合、入力端I(i)にアドレスされたセルiに関し、逆オメガ・ネットワークの列jのセルiのルーティングを制御するアドレス・ビットbi (0),…,bi (3)は、それぞれアドレッシング・レジスタSR0〜SR3に導かれる。逆順bi (3),…,bi (0)を考慮すると、これらのビットは、セルiの出力端アドレスのバイナリ表現とみなされる。カウンタ47、48のカウント・モード、およびマルチプレクサ50による選択モードは、逆オメガ・ネットワークにおいて競合がないことを確実にする。
【0041】
32のシリアル・シフト・サイクルの後、32のアドレスはレジスタSR0〜SR3に存在し、抽出された状態ビットFCA(i)はレジスタSREに対応する位置にある。発生器42はL+1=5回の転送サイクル(SHLD=0)を、連続して挿入手段40に2N =32のアドレス・ビットのL=4セットおよび抽出された2N =32の状態ビットのセットを送るようパラレルに実行する。
そして、発生器42は、供給されるセルの次のセットに関する状態ビットを受け取り、処理する準備ができている。
【0042】
図9は、セルの先頭にアドレスおよび状態ビットを挿入する挿入手段40のマルチプレクサ60を示す。入力端Bは、発生器42の最後のアドレッシング・レジスタSR0で、セルに関する位置の出力端に接続される。アドレス・ビットb(0)〜b(3)および抽出された状態ビットFCAは、図10の第2ラインで明確にしたように、この入力端で連続して受け取られる。
【0043】
マルチプレクサ60の入力端Bは、ビット・クロックCKが入力されるDフリップフロップ61の入力端Dに接続され、時間ベースに基づいて、ビットb(0)〜b(3)およびFCA(図10の第3ライン参照)の到着の間にSELD=1(イネーブル)となるような信号SELDによってイネーブルとなる。ビットFCAがフリップフロップ61(図10の第4ライン)に保管されてとどまるように、信号SELDは、次に0に反転する。
【0044】
挿入は、例えば、Dフリップフロップ62(図10の第5ライン)で1クロックだけ遅延された信号SELD、あるいは時間ベースにおいて同様な手法で生成されるような信号に対応する選択信号SELMによって制御される。マルチプレクサ60の8ビットの入力端Aは、装置の入力端I(i)の一つから発生している情報ビットを受け取る。
【0045】
セルの重要な情報(1ラインにつき53のビット)は、図10の第6ラインに示されるように、信号SELMの2つのパルスの間が到着すると、SELM=1の場合に情報の流れが中断されるよう形成される。マルチプレクサ60は、2つの入力端がそれぞれフリップフロップ61と62のQ出力端に接続されるANDゲート64を包含する。もう一つのANDゲート65は、フリップフロップ61のQ出力端に接続された入力端と反転入力端が、そのフリップフロップ62のQ出力端に接続されるよう構成される。
【0046】
入力端Aに関する各バイナリ・ラインにおいて、マルチプレクサ60は、ANDゲート66の出力端に接続された入力端を有するゲート66とORゲート67を包含する。ORゲート67の他の入力端は、ANDゲート64の出力端に接続される。ANDゲート66の入力端は、それぞれANDゲート65の出力端および前記バイナリ・ラインに接続される。マルチプレクサ60の8ビットの出力端は、スイッチ・ファブリックR0〜R7のランクと同様な入力端にアドレスされたバイナリ・ストリームを提供するORゲート67からの8つの出力端から成る。
【0047】
ファブリックR0〜R7のランクと同様な入力端に転送される信号は、図10の最後の2ラインに図示されている。
ルーティング・ビットは、SELM=1の間に、そのセルの先頭に、ANDゲート64およびORゲート67を介して挿入される。セルに関する抽出された状態ビットFCAが1(占有セル)に等しいとき、そのセルの情報ビットは、ANDゲート65、ANDゲート66およびORゲート67を介して(図10の最後から2番目のライン)を経由して次に転送される。
【0048】
セルが自由あるいは自由にする(FCA=0)場合、ANDゲート65は、情報フィールドの期間だけディセーブルであり続け、情報ビットが、図10の最後のラインに示されるようにゼロに設定される。このゼロへの設定は、ファブリックの集結段での衝突のリスクを排除する。
【0049】
図5に図示された実施例において、本発明によるルーティング装置は、2N 対1のチャネル・マルチプレクサとして作用する。各スイッチング・ファブリックR0,…,R7は、2L 個の出力キューF(0),…,F(2L −1)の配列G0,…,G7と関連付けられる。このファブリックのN−L番目の集結段からの出力端からなるファブリックの各出力端S(0),…,S(2L −1)は、FIFO型メモリからなるキューF(0),…,F(2L −1)に接続される。
【0050】
ファブリックR0〜R7のランクと同様な8個の出力端へルーティングされたセルに関する抽出された状態ビットが1に等しい場合、以下に示す情報ビットの書き込みは8個の関連するキューにより処理される。FCA=0であれば、書き込みは行われない。したがって、キューへの書き込みは、情報ビットと同様に何らかのパスを経由して転送されてきた信号(抽出された状態ビット)に応じて決定され、自動的に同期される。
【0051】
キューから装置の出力端70への読み出しが、Lビットのカウンタの監視のもとに行われる。カウンタ72が、各セルの転送時間の1単位だけインクリメントされ、キュー配列G0〜G7へのLビットの読み出しアドレスを提供する。セルが送られるキューのアドレス・ポイントが読み出される。配列G0〜G7は、出力端70へそのバイトを格納するために、一緒にグループ化された8ビットを提供する。
【0052】
配列G0において待っている占有セルが存在しない場合、カウンタ72が、インクリメントされず、読み出しも行われない。その出力端(占有セルの到着のオーダー)の上にそのスイッチング・ファブリックでのルーティング・モードとキューによるこの管理は、出力端において、占有セルの到着順序で行われる。
【0053】
上記装置は、L<Nで、2N ×1のマルチプレクサとして作用できる。例えば、出力キューが省略された場合、発生器42によって定義されたルーティング・モードのために、その装置は2L の出力端において付加的にトラヒック平等化作用を提供する2N ×2L の集線装置を構成する(8つのビットの出力端が、ファブリックR0〜R7のランクと同様にグループ化することによって構成される)。
【0054】
L=Nの場合、ルーティング・ビット発生器42が、スイッチング・ファブリックR0〜R7が図2のようなものであるために、L=N=Sのために、)図10のダイヤグラムに従って編集される。このダイヤグラムは、図6のものに似ており、5番目のアドレスビットb(4)のための外部アドレッシング・レジスタSR4を備え、カウンタ47,48およびマルチプレクサ50は5ビットで作用する。
【0055】
L=Nの場合、フィードバック・ライン46が、シリアル出力端SSEを状態レジスタのシリアル入力端へ直接接続し、逆オメガ・ネットワークR0〜R7でキャバシティのオーバーフローが発生したために、抽出手段は58,59の存在目的が無くなる。
L=Nの場合、装置の作用は、先に述べたものと同一である。しかしながら、集結段が存在せず、自由(CA=0)としてつきまとったセルは、出力キューに記録されないために、超過したセルをゼロに強制する必要はない。言い換えると、信号SELMの論理的な補数を直接にANDゲート66の入力端にアドレスすることによって、ANDゲート65を省略できる。
【0056】
L=Nの場合、出力キューの配列G0〜G7は省略され、その装置は2N チャネルのトラヒック・平等化装置として作用する。この場合、セルの先頭に状態ビットを挿入することは絶対に必要という訳ではない。すなわち、レジスタSR4,…,SR0(図11)が接続されてはならない状態レジスタSREのシリアル出力端SSEと、シリアル出力端SSEに接続されてはならない状態レジスタのシリアル入力端ESEと、マルチプレクサ60とが各セル(図9および図10)の先頭にアドレス・ビットのみを挿入するように信号SELDによって制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は逆オメガ・ネットワークの中で使用できるバイナリ・スイッチング要素を示す図である。
【図2】図2は逆オメガ・ネットワークを包含しているスイッチング・ファブリックのダイヤグラムである。
【図3】図3は逆オメガ・ネットワークを包含しているスイッチング・ファブリックのダイヤグラムである。
【図4】図4は逆オメガ・ネットワークを包含している3つのスイッチング・ファブリックのダイヤグラムである。
【図5】図5は、2N 対1のマルチプレクサとして作用する本発明によるルーティング装置の総体的な概要のダイヤグラムを示す図である。
【図6】図6は、N=5かつL=4の場合の図5の装置の中で使用できるルーティング・ビット発生器のダイヤグラムである。
【図7】図7は、図6の発生器の一部を形成しているレジスタのより詳細なダイヤグラムである。
【図8】図8は、図7のビットをレジスタに格納するための要素のダイヤグラムである。
【図9】図9は、図5の装置の中のルーティング・ビット挿入手段のマルチプレクサのダイヤグラムである。
【図10】図10は、セルの先頭のルーティング・ビットの挿入を説明しているタイミング・ダイヤグラムを示す。
【図11】図11は、N=L=Sの場合の図5の装置の中で使用できるルーティング・ビット発生器のダイヤグラムである。
Claims (4)
- LおよびNはL≦Nなる二つの整数であり、L段と同期したセルを受け取る2N 個の入力端とルーティング・ビット発生器(42)とを備えた少くとも一つの逆オメガ・ネットワーク(24;25;28)を有する非同期転送モード・データ・セル・ルーティング装置であって、
前記ルーティング・ビット発生器は、
シリアル・シフト・モードと各々がネットワークの2N 個の入力端の一つに割り当てられたセルが自由セルであるか占有セルであるかをか示す2N 個の状態ビット(CA(0),…,CA(2N −1))を受け取るパラレル転送モードとを有する2N ビットの状態レジスタ(SRE)と、
シリアル・シフト・モードにおいて状態レジスタのシリアル出力端(SSE)から得られる状態ビット(FCA;CA)が占有セルを示す場合に1単位だけインクリメントするLビットの第1のカウンタ(47)と、
シリアル・シフト・モードにおいて状態レジスタのシリアル出力端(SSE)から得られる状態ビット(FCA;CA)が自由セルを示す場合に1単位だけデクリメントするLビットの第2のカウンタ(48)と、
シリアル・シフト・モードおよびパラレル転送モードを備え、1≦i≦Lである場合にパラレル転送モードにおいて(i+1)番目のアドレッシング・レジスタがi番目のアドレッシング・レジスタの内容を受け取るようカスケード接続された各々2N ビットのL個のアドレッシング・レジスタ(SR0,SR1,…)と、
各々L個のアドレッシング・レジスタのシリアル入力端(ES0,ES1,…)にアドレスされたL個の出力端ビット、Lビットの第1のカウンタ(47)の出力端に接続され、シリアル・シフト・モードにおいて状態レジスタのシリアル出力端から得られる状態ビット(FCA;CA)が占有セルを示す場合に選択される第1のLビット入力端、およびLビットの第2のカウンタ(48)の出力端に接続され、シリアル・シフト・モードにおいて状態レジスタのシリアル出力端から得られる状態ビット(FCA;CA)が自由セルを示す場合に選択される第2のLビット入力端を有するマルチプレクサ(50)と
からなり、
さらに、パラレル転送モードにおいてネットワークの各入力端にアドレスされた各セルの先頭にL番目のアドレッシング・レジスタの一つから連続的に受け取るL個のアドレス・ビット(b(0),b(1),…)からなるルーティング・ビットを挿入するために、L番目のアドレッシング・レジスタ(SR0)から2N 個のアドレス・ビットのLセットを連続的に受け取るルーティング・ビット挿入手段(40)を備えた
ことを特徴とする非同期転送モード・データ・セル・ルーティング装置。 - 2N×1のマルチプレクサとして作用し、L=Nで特徴付けられ、フィードバック・ライン(46)が状態レジスタ(SRE)のシリアル出力端(SSE)を直接的にそのシリアル入力端(ESE)に接続し、パラレル転送モードにおいて第1のアドレッシング・レジスタ(SR4)が状態レジスタの内容を受け取るよう状態レジスタがN個のアドレッシング・レジスタ(SR0〜SR4)にカスケード接続され、ルーティング・ビット挿入手段(40)が2N個のアドレス・ビットのNセットの後にN番目のアドレッシング・レジスタ(SR0)から2N 個の状態ビットを受け取り、各セルの先頭およびN個のアドレス・ビットの後に挿入順に整列し、このセルに対応する状態ビット(CA)とし、逆オメガ・ネットワーク(R0〜R7)の2N 個の出力端(S(0),S(1),…)の各々が、このセルの先頭に挿入された状態ビットが占有セルを示す場合にだけセルのデータの書き込みが行われるよう出力キュー(F(0),F(1),…)に接続され、2N 個のキューが巡回的に出力端(70)へ読み出されること
を特徴とする請求項1記載の非同期転送モード・データ・セル・ルーティング装置。 - L<Nで特徴付けられ、逆オメガ・ネットワーク(25;28)のL段にN−L個の連続した集結段(26;29,30,31)が後続し、1≦k≦N−Lのときに2つの入力端(33)を備えた2N-k 個のORゲートを有するk番目の集結段が各々前段の2つの連続的な出力端に接続され、
フィードバック・ライン(45)が、状態レジスタ(SRE)のシリアル出力端(SSE)をそのシリアル入力端(ESE)に接続し、このフィードバック・ラインは、状態レジスタによる2N 個の状態ビットを並列の1セットとする受け取り以前に転送された占有セルを示す情報ビットの数が2N を超過しない間に、シリアル・シフト・モードで状態レジスタのシリアル出力端から供給される状態ビットを状態レジスタのシリアル入力端に転送し、かつ状態ビットの前記数が2L を越えたとき、自由セルを表す状態ビット値を状態レジスタのシリアル入力端に転送するための抽出手段(58,59)を有し、
状態レジスタ(SRE)が、第1のアドレッシング・レジスタ(SR3)がパラレル転送モードで状態レジスタの内容を受け取るようL個のアドレッシング・レジスタ(SR0〜SR3)にカスケード接続され、
ルーティング・ビット挿入手段(40)が、L番目のアドレッシング・レジスタから、2N 個のアドレス・ビットのLセットの後で、抽出手段によって抽出された2N 個の状態ビットのセットを受け取り、抽出された状態ビット(FCA)が自由セルを示すために各セルの情報ビットをゼロに合わせるよう配列される
ことを特徴とする請求項1記載の非同期転送モード・データ・セル・ルーティング装置。 - 2N×1のマルチプレクサとして作用し、
ルーティング・ビット挿入手段(40)が、各セルの先頭およびL個のアドレス・ビットの後に、そのセルに対応する抽出された状態ビット(FCA)を挿入するために配列され、
N−L番目の集結段の2L 個の出力端が各々、このセルの先頭に挿入された状態ビットが占有セルを示す場合にだけセルのデータの書き込みが行われるよう出力キュー(F(0),…,F(2L−1))に接続され、2N 個のキューが巡回的に出力端(70)へ読み出される
ことを特徴とする請求項3記載の非同期転送モード・データ・セル・ルーティング装置。
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