JP3584104B2 - 自動車用情報提供システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用の情報提供システムとしては、CD−ROM等の記憶媒体を利用したものが知られており、代表的なものとして、測位用衛星からの電波による位置情報とCD−ROM等に記憶された地図情報とを合体させ、自動車に設けられたディスプレイ上に当該自動車の地図上の位置をリアルタイムで表示する、いわゆるカーナビゲーションシステムが普及している。このようなカーナビゲーションシステムと関連して、自動車ディスプレイ上に表示させるための地図情報以外のさまざまな情報、例えば観光情報等もCD−ROM等により供給されている。一方、これとは別の形態の情報提供システムとして、携帯電話によるデータ伝送によって、交通渋滞情報等を提供する例が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来システムのうち記憶媒体を利用したものについては、例えばカーナビゲーションシステムの場合、行き先となる地域の地図情報を収録した媒体を保有していなければ、当然のことながら走行支援のための情報を得ることができない。そして、媒体がないことに出発後に気付いた場合、所望の情報が記録された媒体がすぐに見つかるとは限らず、また仮に見つかっても高価な媒体をその都度購入しなければならない。すなわちこのようなシステムは、タイムリーかつ低コストな情報提供には適していない問題がある。一方、携帯電話によるデータ伝送は、現状におけるデータ伝送速度がそれほど高くなく、高品質な情報の伝送には適していない難点がある。
【0004】
本発明の課題は、タイムリーかつ低コストな情報提供が可能な自動車用情報提供システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
上述の課題を解決するために、本発明の自動車用情報提供システムでは、自動車が一時的に立ち寄る場所に設けられたデータ供給ステーションと、前記自動車に設けられて、前記データ供給ステーションからカラオケ演奏を行うための演奏データを受信する自動車側データ受信手段と、同じく前記自動車に設けられ、その受信した前記演奏データを記憶するデータ記憶手段と、同じく前記自動車に設けられた入力部と、同じく前記自動車に設けられ、前記データ記憶手段から前記演奏データを読み出し、それに基づいて、カラオケ演奏音を出力し、歌詞テロップを視覚的に表示してカラオケ演奏を行うカラオケ演奏手段と、を備え、前記自動車側データ受信手段は、前記データ供給ステーションに対して提供可能な前記演奏データのリストを要求するコマンドを送信し、これに対応して前記データ供給ステーションから所望の演奏データを選択可能なリストブロックを受信し、当該リストブロックに基づいて前記入力部により選択された演奏データを前記データ供給ステーションから受信することを特徴とする。
【0006】
データ供給ステーションは、自動車にエネルギーを補給するエネルギー補給所(例えばガソリンスタンド等)を始め、ファストフードショップ等のドライブスルー、高速道路等のパーキングエリア及びサービスエリア、あるいは自動車修理工場等など、自動車が一時的に立ち寄ることができる場所であれば、どこにでも設けることができる。各所に設けられたこのようなデータ供給ステーションから、自動車側に設けられたデータ受信手段によりデータを受信することで、各種のデータをタイムリーに供給することが可能となり、また、CD−ROM等の記録媒体が介在しないことから低コストでデータを入手することができる。
【0007】
データ供給ステーションは、データ配信元と有線又は無線で接続され、自動車に供給するためのデータの配信を該データ配信元から受けるデータ受信端末を備えたものとすることができる。これにより、ホストコンピュータ等で構成されたデータ配信元で一括管理されるデータを、受信端末側に随時送信して供給することができるのでデータ管理が容易となる上、多種類かつ多量のデータの供給が可能となり、使用者側のデータ選択の幅を広げることもできる。また、データ受信端末に配信されたデータを自動車側データ受信手段に伝送する有線伝送部と、その有線伝送部を自動車側データ受信手段に対し着脱可能に接続する接続コネクタ部を設けることができる。これにより、データ供給ステーション設置場所に立ち寄った自動車に対し、その自動車側データ受信手段とデータ受信端末との接続を容易に行うことができ、また有線伝送部により大量のデータ供給を迅速かつ確実に行うことができる。
【0008】
なお、供給可能なデータとしては、自動車の走行支援用の各種データ、例えば地図情報や、観光情報、あるいは道路交通情報(例えば、駐車場の空き情報や、渋滞情報、さらには渋滞時の迂回路情報など)とすることができる。また、各種娯楽用のデータ、例えば音楽データや映画等の映像及び音声のデータとすることもできる。また、カラオケ装置においてカラオケ演奏を行うためのカラオケデータ(すなわち、カラオケの演奏データと歌詞テロップ表示用の歌詞データなど)を含むものとすることもできる。こうすれば、例えば自動車内に設けられたカラオケ装置を利用して、随時カラオケを楽しむことができて好都合である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例としての自動車用情報提供システム(以下、単に情報提供システムともいう)の構成を示している。すなわち該情報提供システム1は、自動車内に搭載される自動車端末装置10、自動車が一時的に立ち寄る場所(例えばガソリンスタンド、ドライブスルー、高速道路のサービスエリア等:以下、ガソリンスタンドで代表させる)に設置されるデータ供給ステーション25及びデータ配信元としてのホストコンピュータ40を含んで構成されている。データ供給ステーション25はISDN網等の高速デジタル通信網(以下、単に通信網という)3を介してホストコンピュータ40と接続されている。なお、ホストコンピュータ40には各所に設置された複数のデータ供給ステーション25が接続されることとなるが、図1では簡単のため1つのデータ供給ステーション25のみを描いている。
【0010】
自動車端末装置(以下、単に自動車端末ともいう)10は、CPU14と、これに接続されたROM11、RAM12、キーボード等の入力部13、自動車側データ受信手段としての有線通信インターフェース(以下、有線通信I/Fと記す)15、ハードディスクドライブあるいは光磁気ディスクドライブ等で構成されたデータ記憶手段としての記憶装置17、表示制御部18、D/A変換器20a等を含んで構成される。また、有線通信I/F15には自動車側コネクタ接続部16が、表示制御部18には液晶ディスプレイあるいはCRTディスプレイ等のディスプレイ19がそれぞれ接続されている。また、D/A変換器20aにはスピーカー20がアンプ20bを介して接続されている。また、ROM11には自動車端末10全体の動作を司るプログラムが格納されている。
【0011】
図2は入力部13の外観を示しており、テンキー62、電源スイッチ60及びBackキー61を備えている。また、図1の表示制御部18は、記憶装置17に記憶されている各種デジタル映像データをディスプレイ19で再生可能な映像信号に変換する役割を、D/A変換器20aは、同じくデジタル音声データをスピーカ20から出力可能なアナログ音声信号に変換する役割をそれぞれ果たす。さらに、有線通信I/F15は、デジタルデータの有線通信のための変復調及び送受信制御を行う。
【0012】
次に、自動車側コネクタ接続部16は、図3に示すように、例えばBNCタイプコネクタ等により構成され、ガソリン給油口と類似の態様で自動車の側面もしくは、前後面に設けられている。なお、該接続部16は、ガソリン給油口と並んで配置されていてもよい。いる。そして、ガソリンスタンドにおいて給油等のために停車している自動車に対し、その自動車側コネクタ接続部16に、データ供給ステーション25からの有線伝送部としての伝送ケーブル27が、その先端に取り付けられた接続コネクタ26を介して接続され、自動車端末10はデータ供給ステーション25との間で必要な情報の受け渡しを行うこととなる。そして、伝送ケーブル27を介してデータ供給ステーション25から送信されてくる各種データは記憶装置17に記憶される。なお、伝送ケーブル27は光ファイバケーブルあるいは同軸ケーブル等により構成される。
【0013】
図1に戻り、データ供給ステーション25は、ステーション側端末装置(以下、単にステーション側端末という)30と、これに接続された前述の伝送ケーブル27及び接続コネクタ26とを含んで構成される。ステーション側端末30は、CPU35とこれに接続されたROM31、RAM32、有線通信I/F33、キーボード等の入力部34、モデム36、ハードディスクドライブあるいは光ディスクドライブ等で構成された記憶装置37及び表示制御部38等を含んで構成されている。また、有線通信I/F33には伝送ケーブル27が、表示制御部38にはCRT等のディスプレイ39がそれぞれ接続されている。さらに、モデム36には、通信網3を介してホストコンピュータ40が接続されている。なお、ROM31にはステーション側端末30の作動を司るプログラムが格納されている。また、記憶装置37は、ホストコンピュータ40から配信される各種データを記憶保持することにより、自動車端末10に対するデータ源としての役割を果たす。
【0014】
また、ホストコンピュータ40は、CPU45と、これに接続されたROM41、RAM42、フロッピーディスクドライブ(以下、FDDと略記する)43、キーボード等の入力部44、モデム46、ハードディスクドライブ等で構成された記憶装置47及び表示制御部48等を含んで構成される。また、表示制御部48にはCRT等のディスプレイ49が接続される。また、モデム46には、通信網3を介してステーション側端末30が接続される。ここで、ROM41はホストコンピュータ40の動作プログラムを格納する。また、記憶装置47は、各データ供給ステーション25へ配信すべきデータのデータ源としての役割を果たす。また、FDD43は、フロッピーディスクから新たなデータを読み出して、これを記憶装置47に追加記録するために使用される。
【0015】
上記ホストコンピュータ40、データ供給ステーション25及び自動車端末10の間でやり取りされる各種データは、例えば図11に示すような情報ブロック80の形式で記述される。情報ブロック80は、個々の情報ブロックを特定するためのシリアル番号81、情報のジャンルを示す情報項目82(例えば、地図情報、観光案内、カラオケ等)、情報の要求や再生を指定する際にメニュー画面に表示するためのタイトル83、及びデータ部84等により構成されており、データ部84は、自動車端末10で再生可能な音声あるいは映像等のデジタルデータにより構成されている。
【0016】
以下、自動車端末10の作動を説明する。図13は、その処理のメインルーチンを示すフローチャートであって、まずS1で装置全体の初期化を行い、S2で、図4に示すメインメニューをディスプレイ19に表示させる。図4において、「1」を入力すればデータ供給ステーション25に対し情報を要求するモードが、「2」を入力すれば記憶装置17にデータ記憶された任意の情報を再生するモードがそれぞれ選択されるようになっている。なお、その選択のための入力は、入力部13のテンキー62(図2)を用いて行われる。キー入力が行われると、その入力が有効であるか否かがS3で判定される。
【0017】
そして、「1」が選択されると、S4からS5へ進み、ステーション側端末30に対して情報の読出し要求を行うとともに、指定した情報の受信処理を行うためのサブルーチンSUB1をコールする。そのサブルーチンSUB1の処理内容を図14に示すフローチャートにより説明する。まずS10で、ステーション側端末30と自動車端末10とが伝送ケーブルによって接続されたかどうかを確認し、接続されていればS11に進んでステーション側端末30に対し、提供可能な情報のリストを要求するコマンドを送信する。これに対応して、ステーション側端末30からは、情報項目リストブロックを受信する。図10に示すように、情報項目リストブロック(以下、単に情報リストという)70は、ステーション側端末30が記憶装置37に記憶している全情報についての情報項目をまとめたデータである。
【0018】
次にS12において、受信した情報リスト70に基づき、選択可能な情報項目をディスプレイ19に表示する。図5はその表示例を示しており、各項目がメニュー形式で表示されていて、前述のテンキー62から番号入力することにより、所望の項目が選択されるようになっている。なお、図2のBackキー61は、1つ前のメニュー画面に戻りたい場合に操作し、操作された場合はサブルーチン処理が打ち切られて画面が更新され、メインルーチンにリターンする処理が行われる。該処理は、他のサブルーチンにおいても同様に行われる。
【0019】
次に、S13で所定の番号入力が行われ、情報項目が選択されると、その情報をステーション側端末30へ送信する。すると、これに対応した情報番号リストブロックがステーション側端末30から送られてくるのでこれを受信する。図12に示すように、情報番号リストブロック90は、選択された情報項目に対するステーション側端末30での検索結果をまとめたもので、該情報項目に該当する全ての情報ブロックの番号81とタイトル83を含んでいる。この情報番号リストブロック90に基づいて、使用者の選択可能な情報番号がそのタイトルとともに、図7〜図9に示すようなサブメニュー形式でディスプレイ19に表示される(S16)。そして、S17で情報番号が入力されるとS19に進み、その入力された番号がステーション側端末30へ送信される。そして、S20で、送信した情報番号に対応する情報ブロック80をステーション側端末30から受信し、これを記憶装置17へ記録した後、図13のメインルーチンにリターンする。
【0020】
例えば、図9は、図5に示すメインメニュー画面において「3:カラオケ用曲データ」を選択した場合のサブメニュー画面を示しており、選択可能なカラオケ曲がメニュー表示されている。この場合、選択したカラオケ曲に対応してステーション側端末30からはその曲データが情報ブロック80の形で送られてくることとなる。曲データは、楽音データと歌詞データとを含んで構成されており、楽音データは、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格に基づいて構成され、その情報は少なくとも音階、音の強さ、音の長さ、音色等のデータを含むものとされる。また、歌詞データは、そのカラオケ曲の歌詞テロップをディスプレイ19(図1)に表示するための文字情報データとされる。
【0021】
一方、S10でステーション側端末30との接続が確認できなければ、S21においてステーション側端末30との接続ができていないことを示すメッセージをディスプレイ19に表示し、S22で所定時間(例えば3秒)その表示を継続した後、メインルーチンへリターンする。
【0022】
次に、図13のメインルーチンのS4において、「2」が選択された場合は情報の再生処理となり、S6に進んでサブルーチンSUB2をコールする。その内容を図15のフローチャートにより説明する。まずS30で、選択可能な情報項目を、図6に示すメインメニュー画面によりディスプレイ19に表示する。使用者はテンキー62(図2)により、所望の項目をその番号により選択する(S31)。選択が終了するとS33に進み、選択された情報項目に対応するサブメニューをディスプレイ19に表示する。図8は、情報項目として”観光案内”を選択した場合のサブメニューの例を示しており、ユーザに対して再生可能な”観光案内”に関する各種情報の項目が表示されている。使用者は番号入力により所望の項目を選択する(S34)。そして、S36において、選択された情報項目の再生処理が行われる。すなわち、記憶装置17から選択された情報のデータが読み出され、スピーカー20及びディスプレイ19による情報の再生を行う。再生処理が終了すれば、メインルーチンのS2へリターンする。
【0023】
ここで、S31において、図6のメインメニューで「3:カラオケ」が選択された場合は、図9に示したものと同様の形式によるカラオケ曲メニューが画面表示され、使用者は所望の曲を番号入力により選択することとなる。これにより、記憶装置17から選択された曲に対応する曲データが読み出され、それに基づいてカラオケ演奏が行われる。具体的には、図1において、D/A変換器20aに代えてMIDI規格対応のシンセサイザ等で構成される楽音合成部20cを、アンプ20bに代えてアンプミキサ20dをそれぞれ設け、さらにそのアンプミキサ20dにマイク20eを接続しておく。そして、その曲データのうち前述の楽音データに基づいて楽音合成部20cにより各楽器の演奏信号が合成され、これがアンプミキサ20dを介してスピーカ20からカラオケ演奏音として出力される。一方、歌詞データは表示制御部18に送られて映像信号に変換され、それに基づく歌詞テロップがディスプレイ19に視覚的に表示される。使用者は、その歌詞テロップを見ながら上記カラオケ演奏音に合わせてマイク20eにより歌唱するとともに、マイク20eから入力された歌声はアンプミキサ20dにおいてカラオケ演奏音とミキシングされ、スピーカ20から出力されることとなる。
【0024】
続いて、ステーション側端末30の作動について説明する。図16は、その処理のメインルーチンを示すフローチャートであって、まずS40で装置全体を初期化し、さらにS41でデジタル通信網3からの接続要求があればS42に進んで、ホストコンピュータ40から情報配信を受けるためのサブルーチンSUB3をコールする。図17はサブルーチンSUB3のフローチャートを示しており、S50で回線接続を行うとともに、S51で、接続した通信の相手がホストコンピュータ40であることを確認する。続いてS52では、ホストコンピュータ40から送信されてくるデータの受信を行い、受信データを例えばRAM32(図1)に一時保存する。そして、S53において、受信したデータを記憶装置37に書き込むとともに、S54で回線接続を切断して図16のメインルーチンにリターンする。
【0025】
一方、メインルーチンのS41においてデジタル通信網3からの接続要求がなく、かつS43において、自動車端末10から伝送ケーブル27(図1)を介した接続要求がなされていればS44に進み、自動車端末10との接続処理を行うとともに、該端末10にデータ送信を行うためのサブルーチンSUB4をコールする。図18は、サブルーチンSUB4のフローチャートを示しており、まずS60において自動車端末10との接続を確認する。確認が終了するとS61に進み、提供可能な全ての情報の情報項目を記憶装置37から読み出すとともに、これを図10に示す情報項目リストブロック70にまとめて自動車端末10へ送信する。
【0026】
次に、S62において、その送信に対する応答として使用者が選択した項目番号を受信すると、S63では、その番号で指定された項目に該当するデータを記憶装置37において検索し、その検索結果を図12に示す情報番号リストブロック90にまとめて自動車端末10へ送信する。そして、S64でその応答として、使用者が選択した情報番号を受信すると、S65において、受信した情報番号に対応する情報ブロック80を自動車端末10へ送信し、図16のメインルーチンにリターンする。その後メインルーチンではS41へ戻って以下同様の処理が繰り返されることとなる。
【0027】
最後にホストコンピュータ40の作動について説明する。図19はその処理のメインルーチンのフローチャートを示しており、まずS70において装置全体の初期化を行う。次にS71で、入力部44(図1)等からの入力により新データの登録要求があればS72に進み、フロッピーディスクに記録されている新データをFDD43から読み出す。続いてS73において、その読み出されたデータを記憶装置47へ書き込む。そしてS74において、記憶装置47に記憶されているデータ供給ステーション25のリストを読み出す。同リストには、例えば全国各地に分散設置されている各データ供給ステーション25の電話番号や設置場所等のデータが収録されている。
【0028】
次にS75において、その読み出したデータ供給ステーション25のリストを参照し、新データが未配信であるステーション25を選択する。そしてS76において、その選択したステーション25へ該新データを配信するためのサブルーチンSUB5をコールする。図20はサブルーチンSUB5の処理内容を示すフローチャートであり、S80において、選択したステーション25の電話番号をダイアルし、そのステーション側端末30とデジタル通信網3を介した接続を行う。そして、S81でステーション側端末30との接続が確認されるとS82に進み、新データを収録した情報ブロック80(図11)を送信する。送信が終了するとS83に進んで、ステーション側端末30との接続を切断し、図19のメインルーチンへリターンする。そして、メインルーチンのS77で新データがまだ配信されていないステーション側端末30があるかを調べ、未配信なステーション側端末30があればS75の処理に戻る。また、全てのステーション側端末30へ配信が完了していればS78へ進み、記憶装置47へ記録した新データを削除する。削除が終了したら、S71へ戻って以下の処理を繰り返す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報提供システムの一構成例を示すブロック図。
【図2】その自動車端末装置の入力部の外観図。
【図3】自動車側コネクタ接続部と、それに対する接続コネクタを介した伝送ケーブルの接続態様を示す斜視図。
【図4】自動車端末のメインメニュー画面図。
【図5】同じく情報要求メニュー画面図。
【図6】同じく情報再生メニュー画面図。
【図7】情報要求サブメニューの一例を示す画面図。
【図8】情報再生サブメニューの一例を示す画面図。
【図9】情報要求サブメニューの別の例を示す画面図。
【図10】情報項目リストブロックの形式図。
【図11】情報ブロックの形式図。
【図12】情報番号リストブロックの形式図。
【図13】自動車端末の処理のメインルーチンの流れを示すフローチャート。
【図14】その第一のサブルーチンの流れを示すフローチャート。
【図15】同じく第二のサブルーチンの流れを示すフローチャート。
【図16】ステーション側端末の処理のメインルーチンの流れを示すフローチャート。
【図17】その第一のサブルーチンの流れを示すフローチャート。
【図18】同じく第二のサブルーチンの流れを示すフローチャート。
【図19】ホストコンピュータの処理のメインルーチンの流れを示すフローチャート。
【図20】そのサブルーチンの流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
10 自動車端末装置
15 有線通信I/F(自動車側データ受信手段)
16 自動車側コネクタ接続部(接続コネクタ部)
17 記憶装置(データ記憶手段)
25 データ供給ステーション
26 接続コネクタ(接続コネクタ部)
27 伝送ケーブル(有線伝送部)
30 ステーション側端末(データ受信端末)
40 ホストコンピュータ(データ配信元)
Claims (3)
- 自動車が一時的に立ち寄る場所に設けられたデータ供給ステーションと、
前記自動車に設けられて、前記データ供給ステーションからカラオケ演奏を行うための演奏データを受信する自動車側データ受信手段と、
同じく前記自動車に設けられ、その受信した前記演奏データを記憶するデータ記憶手段と、
同じく前記自動車に設けられた入力部と、
同じく前記自動車に設けられ、前記データ記憶手段から前記演奏データを読み出し、それに基づいて、カラオケ演奏音を出力し、歌詞テロップを視覚的に表示してカラオケ演奏を行うカラオケ演奏手段と、
を備え、
前記自動車側データ受信手段は、前記データ供給ステーションに対して提供可能な前記演奏データのリストを要求するコマンドを送信し、これに対応して前記データ供給ステーションから所望の演奏データを選択可能なリストブロックを受信し、当該リストブロックに基づいて前記入力部により選択された演奏データを前記データ供給ステーションから受信することを特徴とする自動車用情報提供システム。 - 前記データ供給ステーションは、前記自動車にエネルギーを補給するエネルギー補給所に設けられている請求項1記載の自動車用情報提供システム。
- 前記データ供給ステーションは、
データ配信元と有線又は無線で接続され、前記自動車に供給するためのデータの配信を該データ配信元から受けるデータ受信端末と、
その配信されたデータを、前記自動車側データ受信手段に伝送するための有線伝送部と、
その有線伝送部を、前記自動車側データ受信手段に対し着脱可能に接続する接続コネクタ部と、
を備えている請求項1又は2に記載の自動車用情報提供システム。
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