JP3583686B2 - タオル等の折り畳み方法及び装置 - Google Patents

タオル等の折り畳み方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばタオル等を折り畳んで御絞り等を作るためのタオル等の折り畳み方法及び装置に係り、さらに詳細には、タオル等を自動的に折り畳み、かつ御絞り状に巻込んだ後に自動的に包装することのできるタオル等の折り畳み方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば御絞り等を作る場合は、タオル等を適当に折り畳み、円形に巻き込んだ後に適宜フイルムによって包装している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように御絞り等を作る場合、従来はタオル等を2つ折りに折り畳むことを手作業的に行われており、その後に折り畳まれたタオル等を円形に巻き込むための巻込み装置へ供給し、この巻込み装置によって巻込んで包装装置に落下し、この包装装置によって御絞り等の包装を行っている。
【0004】
すなわち、従来はタオル等を折り畳む場合、その作業が手作業的に行われており、非能率的であると共に、手作業的であることにより折り畳み後の幅寸法が一定でなく、包装装置によって折り畳んだ後のタオルを包装しようとするとき、ときとして包装できないことがあるなどの問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、左右に広げられた状態で搬送コンベアに載置されたタオルを上記搬送コンベアにより後方向へ搬送するとき、上記タオルの左右両側を次第に持上げ、前記搬送コンベアとの間に前記タオルを挟み込むように上記搬送コンベアの上側に配置されたタオル押え上に前記タオルの持上げられた一辺側を一方の回転部材でもって折り畳むと共に、折り畳まれたタオルの上記一辺側上に前記タオルの持上げられた他片側を他方の回転部材によって重ねるように折り畳み、この折り畳まれたタオルを、上記一辺側及び他片側の折り畳み線に対して交差する方向の折り畳み線においてさらに折り畳む又は折り畳まれた前記タオルを巻くことを特徴とするものである
【0006】
また、左右に広げられた状態で載置されたタオルを後方向へ搬送する搬送コンベアと、当該搬送コンベアとの間にタオルを挾み込むように上記搬送コンベアの上側に配置されたタオル押えと、前記搬送コンベアによって搬送されるタオルの左右両側を次第に持上げて後方向へ搬送する左右の持上げ搬送コンベアと、前記一方の持上げ搬送コンベアと前記タオル押えとの間の高さ位置に配置され、前記タオルの一辺側を前記タオル押えの上側へ折り畳むための第1の折り畳み手段と、前記他方の持上げ搬送コンベアと前記タオル押えとの間の高さ位置に配置され、前記搬送コンベアによって搬送されるタオルの他辺側を前記一辺側に重ねるように折り畳むための第2の折り畳み手段と、上記第1,第2の折り畳み手段によって折り畳まれたタオルを巻くための巻込み装置又は前記折り畳まれたタオルをさらに折り畳むための第3の折り畳み手段と、を備えたことを特徴とするものである
【0007】
た、左右に広げられた状態で載置されたタオルを後方向へ搬送する搬送コンベアと、当該搬送コンベアとの間にタオルを挾み込むように上記搬送コンベアの上側に配置されたタオル押えと、前記搬送コンベアの左右両側に配置され、前記タオルの左右両側を次第に持上げる左右の持上げ搬送コンベアと、上記左右の持上げ搬送コンベアによって持上げられたタオルの一辺側及び他辺側を、前記タオル押えと左右の持上げ搬送コンベアとの間の高さ位置において前記タオル押え上に折り畳む左右の折り畳み手段と、折り畳まれたタオルを巻くための巻込み装置と、を備えたことを特徴とするものである
【0008】
また、上記タオル等の折り畳み装置において、巻込み装置によって巻かれたタオルを包装する包装装置を備えていることを特徴とするものである
【0009】
また、上記タオル等の折り畳み装置において、前記折り畳み手段は、前記タオル押えの上方位置に一部が重なるように突出した回転部材を備えていることを特徴とするものである
【0010】
また、上記タオル等の折り畳み装置において、タオルに殺菌流体を掛けるための殺菌流体供給部を備えていることを特徴とするものである
【0011】
【発明の実施の形態】
図1を参照するに、本実施の形態に係るタオル等の折り畳み装置1は、タオル(本例においては、例えば御絞り等に使用可能の布地を意味するものであり、タオルのみに限るものではない、以下同じ)を搬送し乍ら複重(本例においては3重)に折り畳む折り畳み作用部3と、折り畳まれたタオルを円形に巻き込むための巻込み装置5と、この巻込み装置5によって巻込まれたタオルを包装するための包装装置7とを備えている。
【0012】
より詳細には、折り畳み装置1は適宜構成の基台9を備えており、この基台9に前記包装装置7が設けられている。そして、上記基台9の上部前側に前記折り畳み作用部3が設けられており、この折り畳み作用部3の後側に、前記巻込み装置5が設けられている。
【0013】
前記折り畳み作用部3は、ブラケット11(図1参照)を介して前記基台9の上部前側に前下りに支持された前後方向に長い架台13を備えている。この架台13は、前後方向に長い左右のサイドプレート15を備えており、この左右のサイドプレート15の前端側および後端側にはそれぞれ左右方向に長いローラ17(図2参照)が回転自在に支持されている。そして、上記前後のローラ17の左右方向の中央部にはタオル19を後方向へ搬送するための搬送コンベアとしての搬送ベルト21が掛回してある。なお、搬送コンベアとしては、多数のローラを回転自在に備えたローラコンベアとすることも可能である。
【0014】
上記搬送ベルト21の左右両側には、載置されたタオル19の左右の両側を中央側へ重ねるように折り畳むべく、上記タオル19の後方向への搬送時に、上記タオル19の左右両側を次第に持上げるための左右の持上げ搬送コンベアとしての搬送ベルト23が配置してある。より詳細には、前記架台13には、後側が前記搬送ベルト21よりも次第に高くなるように傾斜した傾斜面25F,27Fを前側に備えた左右のガイドプレート25,27が設けてあり、前後の前記ローラ17に掛回した左右の前記持上げ搬送ベルト23の上部側が前記左右のガイドプレート25,27に案内支持されている。
【0015】
そして、前記搬送ベルト21によって後方向へ搬送されるタオル19を、上記搬送ベルト21との間に挾み込む作用をなす左右のタオル押え29が設けてある。より詳細には、前記搬送ベルト21の上方には、左右両端部を前記サイドプレート15に支持された左右方向に長い支持バー31が設けてあり、この支持バー31に前記左右のタオル押え29が左右方向に位置調節可能に支持されている。上記左右のタオル押え29は、図2に示すように、ほぼスキー形状に構成してあって後方向へ長く設けてある。
【0016】
前記タオル19の左右両側辺側を前記タオル押え29の中央部へ重ねるように折り畳むための左右の折り畳み手段として、前記搬送ベルト21の左右両側には、上記搬送ベルト21上へ1部分を大きく突出した左右の大径円板33L,33Rが回転自在に設けられている。
【0017】
より詳細には、上記左右の大径円板33L,33Rは、前記左右のガイドプレート25,27と左右のタオル押え29との間の高さ位置に配置してあって、前記架台13に回転自在に支持されている。上記左右の大径円板33L,33Rは、図2に示すように、前記左右のタオル押え29の上方位置に1部分が重なるように突出して位置するように大きく突出した態様であり、かつ左右の大径円板33L,33Rは前後方向(タオル19の移送方向)に位置をずらして配置してある。本例においては、右側の大径円板33Rよりも左側の大径円板33Lを後側に配置してあり、さらに搬送ベルト21を基準として、右側の大径円板33Rよりも左側の大径円板33Lをより高く配置してある。そして、上記左右の大径円板33L,33Rの前方位置において前記架台13に回転自在に支持された左右の小径円板35L,35Rと左右の大径円板33L,33Rにはそれぞれ左右のベルト37L,37Rが掛回してある。
【0018】
上記構成により、架台13に装着した操作盤39を操作して、架台13に装着したモータ(図示省略)を駆動して前後のローラ17を回転し、搬送ベルト21及び左右の持上げ搬送ベルト23を後方向へ走行駆動すると共に、架台13に装着したモータM1(図1参照)を駆動して左右の大径円板33L,33Rを、図2に示す矢印A方向に回転駆動する。
【0019】
上述のごとく搬送ベルト21及び持上げ搬送ベルト23を後方向へ走行駆動した状態にあるとき、図2に想像線で示すように、搬送ベルト21及び左右の持上げ搬送ベルト23の前側上部に広げた状態のタオル19を載置すると、タオル19は次第に後方向へ搬送されることになる。
【0020】
搬送ベルト21等によってタオル19が後方向へ搬送されると、タオル19の中央部付近はタオル押え29によって押えられ、かつタオル19の左右両側部は左右のガイドプレート25,27の傾斜面25F,27Fに沿って左右の持上げ搬送ベルト23によって次第に持上げられる。
【0021】
本例においては左側のガイドプレート25の傾斜面25Fよりも右側のガイドプレート27の傾斜面27Fの方が急傾斜であり、かつ左側の大径円板33Lよりも右側の大径円板33Rが前側に配置してあるので、タオル19が後方向へ搬送されるに従って、先ずタオル19の右辺側が右側のベルト37Rに接触し、右側のタオル押え29の右辺を折り畳み線の位置として右側のタオル押え29の上側へ折り畳まれる。次に、タオル19の左辺側が左側のベルト37Lに接触し、左側のタオル押え29における左辺を折り畳み線の位置として折り畳まれた右辺側の上に上記左辺側が重なるように折り畳まれることになる。
【0022】
次に、上述のように三重に折り畳まれたタオル19は巻込み装置5へ搬送されて円形状に巻込まれることになる。
【0023】
なお、上記説明においては、左右の大径円板33L,33Rに掛回した左右のベルト37L,37Rに接触することによってタオル19の左右両側辺がタオル押え29上に折り畳まれるように説明したが、左右の大径円板33L,33Rを例えば玉子形状あるいは長円形状,楕円形状などの適宜のカム状又は適宜のアーム形状の回転部材に形成し、この回転部材を矢印A方向に回転することにより、上記回転部材でもってタオル19の左右両側部をタオル押え29の上側へ折り畳む構成とすることも可能である。
【0024】
前述のごとく三重に折り畳まれたタオル19を巻込むための前記巻込み装置5の巻込み作用部分の構成は公知であるので、巻込み装置5の構成については概略的に説明する。
【0025】
前記巻込み装置5は、図1に示すように、前記架台13の後側で前記基台9上に設けられたケーシング41を備えた構成であって、このケーシング41内には、左右方向の水平な軸43を介して巻込みドラム45が回転自在に支持されており、この巻込みドラム45の上側周面から後側周面を覆うように巻込みマット47が円弧状に設けられている。なお、この巻込みマット47は前記巻込みドラム45の周面と適宜の間隔を保持した状態でもって巻込みドラム45に接近離反する方向へ移動可能なように柔軟にケーシング41に支持されているものである。
【0026】
そして、前記ケーシング41は、基台9に対して適宜方向へ傾斜可能に支持されており(図1には傾斜した状態が示してある)、基台9にはケーシング41を適宜に傾斜するために、例えば流体圧シリンダのごとき適宜の傾斜用アクチュエータ49が装着されている。常態においては、上記アクチュエータ49のピストンロッドが引き込まれて、巻込み装置5は傾斜されることなく水平に保持されているものである。そして、前記折り畳み作用部3から折り畳まれて搬出されたタオル19を巻込みドラム45と巻込みマット47との間に受け入れるように構成してある。
【0027】
上記構成により、ケーシング41に装着したモータM2を駆動して巻込みドラム45を図1に示す矢印B方向へ回転すると、前記折り畳み作用部3から搬出されたタオル19は矢印B方向へ移送され、巻込みドラム45と巻込みマット47との間において巻込み作用を受けて円形状に巻込まれ、巻込みドラム45の後側から下方向へ落下されることになる。
【0028】
すなわち、折り畳み作用部3において前述したごとく三重に折り畳まれたタオル19が巻込み装置5における巻込みドラム45の矢印B方向への回転により上方向へ移送され、その移送方向の先端部が巻込みマット47に接触すると、巻込みマット47は静止状態にあり、巻込みドラム45が回転状態にあるので、三重に折り畳まれた状態のタオル19は巻込みマット47の内面を転動する態様となって円形状に巻込まれ、次第に巻込みドラム45の後側へ移動して下方向に落下されるものである。
【0029】
前記巻込み装置5において円形状に巻かれたタオル19は前記包装装置7に落下され、この包装装置7においてフイルムによって包装されるものである。
【0030】
前記包装装置7は、ロール状に巻いた前後のフイルム51A,51Bを備えていると共に、円形状に巻かれたタオル19Rを図4に示すように内包した状態に前後のフィルム51A,51Bの左右両側部及び上側を融着するヒータ53A,53B,53Cを備えた前後のヒータユニット55A,55Bが備えられている。そして、前側のヒータユニット55Aは前後動自在かつ後側のヒータユニット55Bに当接整合自在に設けられている。なお、上側の前記ヒータ53C部分には、前後のフイルム51A,51Bの融着部を上下に切断分離するカッター57を備えている。
【0031】
より詳細には、後側の前記ヒータユニット55Bは前記巻込み装置5の下方位置において前記基台9に取付けてあり(取付構成は図示省略)、この後側のヒータユニット55Bと対向して設けられた前側の前記ヒータユニット55Aは、前記基台9に設けた前後方向の左右のガイド部材59(図2,図3参照)に前後動自在に支持された左右のスライダ61に左右両側部に支持されている。そして、上記スライダ61には、モータM3(図1参照)によって回転されるクランク円板63(図1参照)の偏心部に一端を枢支連結したコネクティングロッド65の他端部と枢支連結してある。
【0032】
したがって、モータM3によって前記クランク円板63を回転することにより、コネクティングロッド65を介してスライダ61がガイド部材59に沿って案内され、上記左右のスライダ61に左右両側を支持された前記前側のヒータユニット55Aが前後動されることになる。そして、前側のヒータユニット55Aが後方向へ移動し、後側のヒータユニット55Bとの間に挾み込んだ前後のフイルム51A,51Bの融着を行ってタオル19の包装を行うと共にカッター57によってタオル19を包装した部分を切断するものである。
【0033】
ロール状に巻かれた前側のフイルム51Aは、図3に概略的に示すように、前記基台9に支持された複数のガイドバー67A,67B,テンションバー69,送りローラ71A,71B及びガイドバー73A,73Bを経て、前記スライダ61に取付けたブラケット75に支持されたガイドバー77A,77Bに掛回してあり、そして、基台9に取付けたガイドバー79を経て前記前後のヒータユニット55A,55Bの間に至っている。
【0034】
ロール状に巻かれた後側のフイルム51Bは、前記基台9に支持されたガイドバー81,テンションバー83,送りローラ85A,85B及びガイドバー87を経て前後のヒータユニット55A,55Bの間に至っている。そして、前後のフイルム51A,51Bの先端部は前記ヒータ53Cによって融着してある。
【0035】
なお、前記前側の送りローラ71A,71Bおよび後側の送りローラ85A,85Bは、前記モータM3によって回転される駆動チエン89(図1参照)を介して前後のフイルム51A,51Bを互いに送り出すように連動回転されるものである。また、前後のヒータユニット55A,55Bに近接して配置した前後の前記ガイドバー79,87は同一高さに配置してあり、この前後のガイドバー79,87の間に、巻込まれたタオル19Rが前記巻込み装置5から落下されるものである。
【0036】
ところで、前側のヒータユニット55Aが後側のヒータユニット55Bから離反して前側へ移動した状態のときは、ブラケット75を介してガイドバー77A,77Bも後退位置から前方へ移動した状態にあって、前側フイルム51Aと後側フイルム51Bとの融着部(接合部)51Cを、前後のヒータユニット55A,55Bによる融着作用部(接合作用部)の中心位置(前後のガイドバー79と87との間の中心位置)から前方向へ引き寄せて、前側のガイドバー79に近接せしめた状態にある。
【0037】
前述のごとく前後のヒータユニット55A,55Bが前後に大きく離れた状態にあるとき、前記巻込み装置5から円形状に巻いたタオル19Rが落下されると、上記タオル19Rは、図3に示すように、前後のガイドバー79,87の間に落下され、前後のフイルム51A,51Bの接合部51Cより後側においてフイルム51Bに受けられる。
【0038】
その後、モータM3を駆動してクランク円板63を回転すると共に駆動チエン89を駆動すると、前後の送りローラ71A,71B;85A,85Bが回転されて前後のフイルム51A,51Bの送りが行われると共にクランク円板63の回転によってスライダ61が後方向へ移動される。
【0039】
この際、前後の送りローラ71A,71B;85A,85Bによる前後のフイルム51A,51Bの送り量は同一であるが、スライダ61が後方向へ移動することにより、ガイドバー77A,77Bが一体的に後方向へ移動し、前側のフイルム51Aが緩められる態様となるので、前後のフイルム51A,51Bの接合部51Cはタオル19Rの重量によって後側へ引かれる態様となると共に次第に下降する。したがって、タオル19Rは、図3に示す矢印C方向へ回転し、後側のフィルム51Bに対して相対的に前側へ転動する態様となって前後のフイルム51A,51Bの間を下降することになり、タオル19Rがほどけるようなことがなく、常に良好に巻いた状態を保持することができるものである。
【0040】
そして、前記接合部51Cが最下降した状態になると、前後のフイルム51A,51Bの間にタオル19Rを挾み込んだ状態でもって前後のフイルム51A,51Bが接触し、かつ後側のヒータユニット55Bに前側のヒータユニット55Bが接合して、ヒータ53A,53B,53Cによって前後のフイルム51A,51Bの左右両側部及びタオル19Rの上方部分が融着(接合)され、かつ上側の融着部分はカッター57によって切断される。
【0041】
その後、前記クランク円板63がさらに回転して前側のヒータユニット55Aが前方向へ移動すると、タオル19Rは包装された状態でもって落下される。また、送りローラ71A,71B;85A,85Bがさらに回転することによって前後のフイルム51A,51Bの送りがさらに継続されて同寸法の送りが行われるが、クランク円板63のさらなる回転によってスライダ61が前方向へ移動され、ブラケット75を介してガイドバー77A,77Bが前方向へ移動されることにより、前側のフィルム51Aを前側へ引くので、前後のフイルム51A,51Bの接合部51Cは前方向へ引き寄せられて、モータM3が停止されると、図3に示すごとき初期状態となるものである。
【0042】
以上のごとき説明より理解されるように、本実施の形態によれば、折り畳み作用部3における搬送ベルト21及び左右の持上げベルト23の前側上部にタオル19を広げて載置すると、搬送ベルト21によって後側へ搬送されると共に自動的にタオル19の折り畳みが行われ、そして巻込み装置5へ搬出されて三重に折り畳まれたタオル19の巻込みが自動的に行われて包装装置7のフイルム上に落下され、巻かれたタオル19Rの包装が自動的に行われるので、例えば御絞り等を容易に作ることができるものである。
【0043】
ところで、前述のごとくタオル19の折り畳みを行うに際し、殺菌性を有する流体、例えば酸性水をタオル19に噴霧することが望ましい。そこで、前記折り畳み作用部3においてタオル19を広げた状態で搬送ベルト21,左右の持上げ搬送ベルト23に載置する位置の上方位置には殺菌性の流体を噴霧するための噴霧装置91(図2参照)が設けてある。なお、この噴霧装置91は通常の噴霧装置と同一の構成で良いから、その構成についての詳細な説明は省略する。
【0044】
なお、前記説明においては、折り畳み作用部3でもって折り畳まれたタオル19を巻込み装置5において円形状に巻く場合について説明したが、図5に示すように、折り畳み作用部3におけるタオル19の折り畳み線に対して直交する方向の折り畳み線でもって折り畳むことも可能である。
【0045】
すなわち、図5に示すように、折り畳み作用部3の後方に、複数の搬送ベルト93A,93Bを設け、前後の搬送ベルト93A,93Bを矢印P,Q方向へ回動自在に設けて、折り畳み作用部3で折り畳まれて搬送されたタオル19を、上記搬送ベルト93A,93Bの中間位置を折り畳み線の位置として、例えば2つ折りに、又は2つ折りを繰り返すことによって4つ折り等に折り畳むことも可能である。
【0046】
また、タオル19を三重に折り畳む構成として、図6に示すように、タオル19を左右のタオル押え29上に折り畳むための左右のガイド部材95L,95Rを前後方向に位置をずらして前記左右のガイドプレート25,27の下面に取付けると共に、上記左右のガイド部材95L,95Rがタオル19を折り畳む作用をなす折畳み作用部97L,97Rを、後側ほど左右のタオル押え29上へ突出するように傾斜することが望ましいものである。なお、上記左右のガイド部材95L,95Rとしては板材あるいはパイプ、棒材でも良いが、前記折畳み作用部97L,97Rの傾斜を調節可能に設けることが望ましい。
【0047】
【発明の効果】
以上のごとき説明より理解されるように、本発明によれば、折り畳み装置における折り畳み作用部の搬送ベルト及び持上げ搬送ベルト上にタオルを広げた状態で載置すると、上記各搬送ベルトによってタオルが後方向へ搬送されると共に自動的に折り畳まれ、かつ巻込み装置へ搬送されて円形状に自動的に巻込まれ、さらに包装装置へ落下されて自動的に包装されるので、御絞り等を能率よく作ることができ、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタオル等の折り畳み装置の斜視説明図であって、巻込み装置を傾斜した状態で図示してある。
【図2】折り畳み作用部分の平面説明図である。
【図3】包装装置の概略的な斜視説明図である。
【図4】包装装置においてタオルを包装した状態を示す斜視説明図である。
【図5】巻込み装置に代って畳んだ状態のタオルをさらに折り畳む手段構成を示す作用説明図である。
【図6】タオルを折り畳む手段の別の形態を示す作用説明図である。
【符号の説明】
1 折り畳み装置
3 折り畳み作用部
5 巻込み装置
7 包装装置
9 基台
13 架台
17 前後のローラ
19 タオル
21 搬送ベルト
23 持上げ搬送ベルト
25 左ガイドプレート
27 右ガイドプレート
29 タオル押え
33L,33R 大径円板
35L,35R 小径円板
37L,37R ベルト
41 ケーシング
45 巻込みドラム
47 巻込みマット
49 傾斜用アクチュエータ
51A,51B 前後のフイルム
51C 融着部(接合部)
53A,53B,53C ヒータ
55A,55B ヒータユニット
57 カッター
63 クランク円板
65 コネクティングロッド
71A,71B, 送りローラ
77A,77B,79,87 ガイドバー
85A,85B 送りローラ
89 駆動チエン
91 噴霧装置

Claims (6)

  1. 左右に広げられた状態で搬送コンベアに載置されたタオルを上記搬送コンベアにより後方向へ搬送するとき、上記タオルの左右両側を次第に持上げ、前記搬送コンベアとの間に前記タオルを挟み込むように上記搬送コンベアの上側に配置されたタオル押え上に前記タオルの持上げられた一辺側を一方の回転部材でもって折り畳むと共に、折り畳まれたタオルの上記一辺側上に前記タオルの持上げられた他片側を他方の回転部材によって重ねるように折り畳み、この折り畳まれたタオルを、上記一辺側及び他片側の折り畳み線に対して交差する方向の折り畳み線においてさらに折り畳む又は折り畳まれた前記タオルを巻くことを特徴とするタオル等の折り畳み方法。
  2. 左右に広げられた状態で載置されたタオルを後方向へ搬送する搬送コンベアと、当該搬送コンベアとの間にタオルを挾み込むように上記搬送コンベアの上側に配置されたタオル押えと、前記搬送コンベアによって搬送されるタオルの左右両側を次第に持上げて後方向へ搬送する左右の持上げ搬送コンベアと、前記一方の持上げ搬送コンベアと前記タオル押えとの間の高さ位置に配置され、前記タオルの一辺側を前記タオル押えの上側へ折り畳むための第1の折り畳み手段と、前記他方の持上げ搬送コンベアと前記タオル押えとの間の高さ位置に配置され、前記搬送コンベアによって搬送されるタオルの他辺側を前記一辺側に重ねるように折り畳むための第2の折り畳み手段と、上記第1,第2の折り畳み手段によって折り畳まれたタオルを巻くための巻込み装置又は前記折り畳まれたタオルをさらに折り畳むための第3の折り畳み手段と、を備えたことを特徴とするタオル等の折り畳み装置。
  3. 左右に広げられた状態で載置されたタオルを後方向へ搬送する搬送コンベアと、当該搬送コンベアとの間にタオルを挾み込むように上記搬送コンベアの上側に配置されたタオル押えと、前記搬送コンベアの左右両側に配置され、前記タオルの左右両側を次第に持上げる左右の持上げ搬送コンベアと、上記左右の持上げ搬送コンベアによって持上げられたタオルの一辺側及び他辺側を、前記タオル押えと左右の持上げ搬送コンベアとの間の高さ位置において前記タオル押え上に折り畳む左右の折り畳み手段と、折り畳まれたタオルを巻くための巻込み装置と、を備えたことを特徴とするタオル等の折り畳み装置。
  4. 請求項2又は3に記載のタオル等の折り畳み装置において、巻込み装置によって巻かれたタオルを包装する包装装置を備えていることを特徴とするタオル等の折り畳み装置。
  5. 請求項2,3又は4に記載のタオル等の折り畳み装置において、前記折り畳み手段は、前記タオル押えの上方位置に一部が重なるように突出した回転部材を備えていることを特徴とするタオル等の折り畳み装置。
  6. 請求項2,3,4又は5に記載のタオル等の折り畳み装置において、タオルに殺菌流体を掛けるための殺菌流体供給部を備えていることを特徴とするタオル等の折り畳み装置。
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